JP2003088076A - 直流ブラシレスモーター - Google Patents

直流ブラシレスモーター

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JP2003088076A
JP2003088076A JP2001266360A JP2001266360A JP2003088076A JP 2003088076 A JP2003088076 A JP 2003088076A JP 2001266360 A JP2001266360 A JP 2001266360A JP 2001266360 A JP2001266360 A JP 2001266360A JP 2003088076 A JP2003088076 A JP 2003088076A
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rotor
brushless motor
permanent magnet
hole
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Ginju Ko
銀樹 洪
Keisho Ko
慶昇 洪
Sakoku In
佐國 尹
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Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd
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Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd
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    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ローターの起動が簡単になる直流ブラシレス
モーターを提供する。 【解決手段】 基座には貫通孔が穿設され、貫通孔の一
端には支持部12が設けられ、基座に設けられた二個隣
合せのコイルの間にも少なくとも一個の定位部材17が
設けられ、定位部材17は吸磁効果を有する金属の磁気
伝導材質により製造される。ローター2は回転軸21に
よって基座の支持部に回転できるように枢着され、ロー
ターにはNS磁極を有する環状永久磁石22が設けら
れ、環状永久磁石のNS磁極にはそれぞれ強磁ゾーンが
形成され、ローターの回転が止まった時、環状永久磁石
22の内の一個の強磁ゾーン222は基座の定位部材と
は互いに近寄って吸引し合うように形成されることによ
り、モーターの回転が止まった時、ローターが起動の死
角位置に停止するのを避けることができるように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流ブラシレスモ
ーターに関するもので、特にモーターのローターの回転
が止まった時、ローターは起動し易い位置に停止するこ
とができる直流ブラシレスモーターに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものにあっては、下記のよ
うなものになっている。
【0003】図9に示すアメリカ特許番号第4,89
9,075号「直流ブラシレスモーターのステータ」の
構造では、ブラシレス直流モーターのステータの各磁極
縁端9aから9dは板状に形成され、各磁極縁端9aか
ら9dには傾斜状の凹欠部92が前記磁極縁端の外縁に
ローターの回転方向の反対方向の隅に形成され、しかも
前記磁極縁端の傾斜状の凹欠部92は他に隣接した磁極
縁端の傾斜状の凹欠部92を有しない隅の方向へ向かう
ように構成されている。
【0004】図10に示す中華民国出願番号第8121
7854号「冷却扇風モーターステータの磁気集積ヨー
クの改良」の構造にあっては、上下磁気集積ヨーク8の
周縁には複数個の磁極片81が突設されると共に、磁極
片81の一辺には凹欠部82が形成されるように構成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した二つの発明に
おいて、傾斜状の凹欠部92と凹欠部82は、永久磁石
に対応することによって不均一な磁力が生じてモーター
の回転が止まる時、ローターが起動の死角位置に止まる
ため、モーターは再び起動することができないという問
題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みて発明
したものであって、その目的とするところは、モーター
のローターの回転が止まった時、ローターが起動の死角
位置に停止するのを避けることができるため、モーター
を再び回転させようとする時、ローターの起動が更に簡
単になる直流ブラシレスモーターを提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による直流ブラシレスモーターは、下記のよ
うになるものである。すなわち、本発明の直流ブラシレ
スモーターは、基座およびローターにより構成される。
前記基座には貫通孔が穿設され、貫通孔の一端には支持
部が設けられ、基座にはコイルとIC制御部材が設けら
れ、基座に設けられた二個の隣合せのコイルの間には少
なくとも一個の定位部材が設けられる。前記ローターに
は回転軸および基座のコイルに対応した環状永久磁石が
設けられ、環状永久磁石はNS磁極を有すると共に、N
S磁極にはそれぞれ強磁ゾーンが形成される。前記ロー
ターの回転が止まった時、ローターの環状永久磁石の内
の一個の強磁ゾーンは基座の定位部材とは互いに近寄っ
て吸引して定位するように形成される。
【0008】また、本発明の直流ブラシレスモーター
は、下記のように構成することもできる。 1.前記基座の貫通孔の他端には支持部材が設けられ、
支持部材にはローターの回転軸の一端が枢着するための
支持部が設けられる。 2.前記基座には少なくとも一個の定位孔が穿設され、
定位孔は定位部材を収容することができる。 3.前記IC制御素子は基座の二個の隣合せのコイルの
間に設けられる。 4.前記ローターには羽根が形成される。 5.前記基座には少なくとも一個以上の係止孔が穿設さ
れ、係止孔は支持部材に突設された係止部材が嵌合する
のに用いられる。 6.基座の外周壁にはケーシングが嵌設され、ケーシン
グには内周壁に突出した定位部材が突設される。 7.前記基座の外周壁には突出したリブが突設され、リ
ブによってケーシングがしまりばめの方式で固定するこ
とができる。 8.前記定位部材はケーシングの周壁から直接プレスに
よって形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、図面を参照して説明する。
【0010】
【実施例1】図1は本発明の実施例1による直流ブラシ
レスモーターの分解斜視図で、本実施例による直流ブラ
シレスモーターは、主に、基座1およびローター2など
の部材により構成される。
【0011】基座1は貫通孔11を有する框体で、貫通
孔11の一端には支持部12が設けられる。支持部12
は軸受けまたはブシュなどの部材からなることができる
ため、ローター2の回転軸21が回転するのを支持する
ことができる。基座1の周壁には偶数個のコイル13が
設けられ、コイル13はそれぞれ基座1の外周壁または
貫通孔11の内周壁に設けることができる。基座1には
従来の駆動回路、ホール誘導素子などのIC制御素子1
4が設けられる。IC制御素子14は基座1の隣合せの
二個コイル13の間に設けられると共に、IC制御素子
14と各コイル13の間には電気的な接続が形成され
る。また、ローター2が安定して回転するため、基座1
には他に支持部材15が固設され、支持部材15は基座
1に固定されることができる。最良な実施の形態とし
て、図1に示すように、支持部材15には係止部材15
1が突設され、係止部材151によって基座1の係止孔
16に直接嵌入することができ、さらに支持部材15に
は支持部152が設けられ、支持部152は軸受けまた
はブシュなどの部材からなることができる。本発明の特
徴として、基座1には少なくとも一個の定位部材17が
設けられ、定位部材17は吸磁効果を有する金属の磁気
伝導材質により製造される。定位部材17の形状は円
柱、方形柱または片状などの形状からなることができ
る。図1に示すように、定位部材17は基座1の形状の
対応した定位孔18に固定され、定位孔18は二個のコ
イル13の間に位置するように形成される。
【0012】ローター2には回転軸21が突設され、回
転軸21には環状永久磁石22が設けられ、ローター2
は回転軸21によって基座1と支持部材15に設けられ
た支持部12,152に回転することができるように枢
着される。環状永久磁石22はNS磁極を有すると共
に、環状永久磁石22そのものには少なくとも二個の境
界ゾーン221が形成される。境界ゾーン221の一辺
はN磁極で、他辺はS磁極である。さらにNS磁極には
それぞれ強磁ゾーン222が形成され、通常、強磁ゾー
ン222は二個境界ゾーン221の間の中間位置に位置
するように形成される。さらにローター2には羽根23
が形成されるため、ローター2は回転時において気体が
流動するのを駆動することができることにより、放熱器
が形成される。
【0013】図2は本発明の実施例1による直流ブラシ
レスモーターの組立てられた状態の平面断面図で、基座
1はそのものの周壁に偶数個のコイル13が設けられ
る。基座1の貫通孔11にはローター2が収容され、ロ
ーター2の回転軸21の両端はそれぞれ基座1および支
持部材15に設けられた支持部12,152に枢着され
る。そして、ローター2の環状永久磁石22は基座1に
設けられた各コイル13と対応するように形成されるた
め、IC制御素子14によってローター2の環状永久磁
石22の磁性の変化を検出して信号を出力することによ
り、各コイル13は異なる磁性を変換できる磁力を別々
に生じさせることができ、これにより、ローター2を回
転するように反発させることができる。ローター2の回
転が止まった時、環状永久磁石22のNS磁極の内の一
個の強磁ゾーン222は基座1に設けられた定位部材1
7と互いに近寄って吸引して定位するように形成される
ため、環状永久磁石22の各磁極の強磁ゾーン222は
基座1に固定された各コイル13とは遠く離れるように
ずらされ、即ち、環状永久磁石22の境界ゾーン221
をIC制御素子14に近づかずに対応させないようにす
る。これにより、ローター2が再び起動しようとする
時、IC制御素子14が環状永久磁石22の磁極性を検
出できないことにより起動できなくなることを避けるこ
とができ、さらにモーターを回転するように簡単に起動
させることができる。
【0014】
【実施例2】図3は本発明の実施例2による直流ブラシ
レスモーターの分解斜視図で、本実施例の直流ブラシレ
スモーターは、主に、基座3およびローター4などの部
材により構成される。
【0015】基座3は貫通孔31を有する框体で、貫通
孔31の一端には支持部32が設けられ、支持部32は
軸受けまたはブシュなどの部材からなることができるた
め、ローター4の回転軸41が回転するのを支持するこ
とができる。基座3の周壁には偶数個のコイル33が設
けられ、コイル33はそれぞれ基座3の外周壁または貫
通孔31の内周壁に設けられることができる。基座3に
は従来の駆動回路、ホール誘導素子などのIC制御素子
34が設けられる。IC制御素子34は基座3の隣合せ
の二個コイル33の間に設けられると共に、IC制御素
子34と各コイル33の間には電気による連接が形成さ
れる。また、ローター4が安定して回転するため、基座
3の他端には支持部材35が固設され、支持部材35に
は支持部351が設けられる。支持部材351は軸受け
またはブシュなどの部材からなることができる。本発明
の特徴として、基座3には少なくとも一個の定位部材3
6が設けられ、定位部材36は吸磁効果を有する金属の
磁気伝導材質により製造される。定位部材36の形状は
円形体、方形体または片状などの形状からなることがで
き、固定部材36はいかなる二個のコイル33の間に固
定するように形成される。
【0016】ローター4には回転軸41が突設され、回
転軸41には環状永久磁石42が設けられ、ローター4
は回転軸41によって基座3と支持部材35に設けられ
た支持部32,351に回転することができるように枢
着される。また、必要に応じて、回転軸41と支持部3
2,351の間には摩擦に強い材質から製造されるパッ
キンリング43が嵌設される。環状永久磁石42はNS
磁極を有すると共に、環状永久磁石42そのものには少
なくとも二個の境界ゾーン421が形成される。境界ゾ
ーン421の一辺はN磁極で、他辺はS磁極である。さ
らに、NS磁極にはそれぞれ強磁ゾーン422が形成さ
れ、通常、強磁ゾーン422は二個境界ゾーン421の
間の中間位置に位置するように形成される。
【0017】図4,5は本発明の実施例2による組直流
ブラシレスモーターの立てられた状態の正面断面図とそ
の5−5線に沿った断面図で、基座3そのものの周壁に
は偶数個のコイル33が設けられ、基座3の貫通孔31
にはローター4が収容される。ローター4の回転軸41
の両端はそれぞれ基座3および支持部材35に設けられ
た支持部32,351に枢着され、そしてローター4の
環状永久磁石42は基座3に設けられた各コイル33と
対応するように形成されるため、IC制御素子34によ
ってローター4の環状永久磁石42の磁性の変化を検出
して信号を出力することにより、各コイル33は異なる
磁性を変換できる磁力を別々に生じさせることができ、
それにより、ローター4を回転するように反発させるこ
とができる。ローター4の回転が止まった時、環状永久
磁石42のNS磁極の内の一個の強磁ゾーン422は、
基座3に設けられた定位部材36と互いに近寄って吸引
して定位するように形成されるため、環状永久磁石42
の各磁極の強磁ゾーン422は基座3に固定された各コ
イル33とは遠く離れるようにずらされ、即ち、環状永
久磁石42の境界ゾーン421をIC制御素子34に近
づかずに対応させないようにする。これにより、ロータ
ー4が再び起動しようとする時、IC制御素子34が環
状永久磁石42の磁極性を検出できないことにより、起
動できなくなることを避けることができ、さらにモータ
ーを回転するように簡単に起動させることができる。
【0018】
【実施例3】図6は本発明の実施例3による直流ブラシ
レスモーターの分解斜視図で、本実施例の直流ブラシレ
スモーターは、主に、基座5およびローター4などの部
材により構成される。
【0019】基座5は貫通孔51を有する框体で、貫通
孔51の一端には支持部52が設けられ、支持部52は
軸受けまたはブシュなどの部材からなることができるた
め、ローター4の回転軸41が回転するのを支持するこ
とができる。基座5の周壁には偶数個のコイル53が設
けられ、コイル53はそれぞれ基座5の外周壁または貫
通孔51の内周壁に設けられることができる。基座5に
は従来の駆動回路、ホール誘導素子などのIC制御素子
54が設けられ、IC制御素子54は基座5の隣合せの
二個コイル53の間に設けられると共に、IC制御素子
54と各コイル53の間には電気による連接が形成され
る。また、ローター4が安定して回転するため、基座5
の外周壁にはリブ57が突設され、リブ57によってケ
ーシング56がしまりばめの方式で基座5に嵌設された
時にコイル53またはIC制御素子54に触れるのを防
止することができ、ケーシング56の一端は基座5から
突き出て支持部材55と結合することができる。支持部
材55には支持部551が設けられ、支持部材551は
軸受けまたはブシュなどの部材からなることができる。
ケーシング56には少なくとも一個の定位部材561が
突設される。定位部材561は吸磁効果を有する金属の
磁気伝導材質により製造され、定位部材561の形状は
円形体、方形体または片状などの形状からなることがで
き、定位部材561はいかなる二個のコイル53の間に
固定するように形成される。本発明の特徴として、ケー
シング56は吸磁効果を有する金属の磁気伝導材質によ
り製造されると共に、定位部材561はケーシング56
から直接プレスによって内周壁に突出するように形成さ
れるため、定位部材561はケーシング56の内周壁よ
りさらにローター4の環状永久磁石42に近づくことに
より、比較的よい磁気誘導ゾーンが形成される。
【0020】ローター4には回転軸41が突設され、回
転軸41には環状永久磁石42が設けられる。ローター
4は回転軸41によって基座5と支持部材55に設けら
れた支持部52,551に回転することができるように
枢着される。環状永久磁石42はNS磁極を有すると共
に、環状永久磁石42そのものには少なくとも二個の境
界ゾーン421が形成される。境界ゾーン421の一辺
はN磁極で、他辺はS磁極である。さらにNS磁極には
それぞれ強磁ゾーン422が形成され、通常として強磁
ゾーン422は二個境界ゾーン421の間の中間位置に
位置するように形成される。
【0021】図7,8は本発明の実施例3による直流ブ
ラシレスモーターの組立てられた状態の正面断面図とそ
の8−8線に沿った断面図で、基座5そのものの周壁に
は偶数個のコイル53が設けられる。基座5の貫通孔5
1にはローター4が収容され、ローター4の回転軸41
の両端はそれぞれ基座5および支持部材55に設けられ
た支持部52,551に枢着され、そしてローター4の
環状永久磁石42は基座5に設けられた各コイル53と
対応するように形成される。これにより、IC制御素子
54によってローター4の環状永久磁石42の磁性の変
化を検出して信号を出力することによって、各コイル5
3は異なる磁性を変換できる磁力を別々に生じさせるこ
とができるため、ローター4を回転するように反発させ
ることができる。ローター4の回転が止まった時、環状
永久磁石42のNS磁極の内の一個の強磁ゾーン422
は基座5に設けられた定位部材561と互いに近寄って
吸引して定位するように形成されるため、環状永久磁石
42の各磁極の強磁ゾーン422は基座5に固定された
各コイル53とは遠く離れるようにずらされ、即ち、環
状永久磁石42の境界ゾーン421をIC制御素子54
に近づかせずに対応させないようにすることにより、ロ
ーター4が再び起動しようとする時、IC制御素子54
が環状永久磁石42の磁極性を検出できないことによ
り、起動できないことを避けることができ、さらにモー
ターを回転するように簡単に起動させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、基座のいかなる二個隣
合せのコイルの間にはそれぞれ定位部材とローターの磁
極性を検出できるIC制御素子が設けられ、ローターの
回転が止まった時、ローターの環状永久磁石の強磁ゾー
ンは定位部材と互いに近寄って吸引して定位するように
形成されることにより、ローターの環状永久磁石の境界
ゾーンはIC制御素子54に近づかずに対応しないよう
に形成されるため、ローター4が再び起動しようとする
時、IC制御素子が環状永久磁石の磁極性を検出できな
いことによって起動できないことを避けることができる
と共に、簡単に起動することができるという利点があ
る。
【0023】本発明は、その精神及び必須の特徴事項か
ら逸脱することなく他のやり方で実施することができ
る。従って、本明細書に記載した好ましい実施の形態は
例示的なものであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による直流ブラシレスモー
ターの分解斜視図である。
【図2】 本発明の実施例1による直流ブラシレスモー
ターの組立てられた状態の平面断面図である。
【図3】 本発明の実施例2による直流ブラシレスモー
ターの分解斜視図である。
【図4】 本発明の実施例2による直流ブラシレスモー
ターの組立てられた状態の正面断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿った断面図である。
【図6】 本発明の実施例3による直流ブラシレスモー
ターの分解斜視図である。
【図7】 本発明の実施例3による直流ブラシレスモー
ターの組立てられた状態の正面断面図である。
【図8】 図7の8−8線に沿った断面図である。
【図9】 従来技術の例を示す構造図である。
【図10】 従来技術の別の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基座 11 貫通孔 12 支持部 13 コイル 14 IC制御素子 15 支持部
材 151 係止部材 152 支持
部 16 係止孔 17 定位部
材 18 定位孔 2 ロータ
ー 21 回転軸 22 環状永
久磁石 221 境界ゾーン 222 強磁
ゾーン 23 羽根 3 基座 31 貫通孔 32 支持部 33 コイル 34 IC制
御素子 35 支持部材 351 支持部 36 定位部材 4 ロータ
ー 41 回転軸 42 環状永
久磁石 421 境界ゾーン 422 強磁
ゾーン 43 パッキンリング 5 基座 51 貫通孔 52 支持部 53 コイル 54 IC制
御素子 55 支持部材 551 支持部 56 ケーシング 561 定位部
材 57 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA01 BB01 BB05 CC03 CC07 DD01 EE01 EE13 5H604 BB01 BB10 BB14 BB17 CC04 CC12 5H622 AA01 CA01 CA05 QB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基座(1)およびローター(2)により
    構成される直流ブラシレスモーターであって、前記基座
    (1)には貫通孔(11)が穿設され、貫通孔(11)
    の一端には支持部(12)が設けられ、基座(1)には
    コイル(13)とIC制御部材(14)が設けられ、基
    座(1)に設けられた二個の隣合せのコイル(13)の
    間には少なくとも一個の定位部材(17)が設けられ、
    前記ローター(2)には回転軸(21)および基座
    (1)のコイル(13)に対応した環状永久磁石(2
    2)が設けられ、環状永久磁石(22)はNS磁極を有
    すると共に、NS磁極にはそれぞれ強磁ゾーン(22
    2)が形成され、前記ローター(2)の回転が止まった
    時、ローター(2)の環状永久磁石(22)の内の一個
    の強磁ゾーン(222)は基座(1)の定位部材(1
    7)とが互いに近寄って吸引して定位するように形成さ
    れることを特徴とする直流ブラシレスモーター。
  2. 【請求項2】 前記基座(1)の貫通孔(11)の他端
    には支持部材(15)が設けられ、支持部材(15)に
    はローター(2)の回転軸(21)の一端が枢着するた
    めの支持部(152)が設けられることを特徴とする請
    求項1記載の直流ブラシレスモーター。
  3. 【請求項3】 前記基座(1)には少なくとも一個の定
    位孔(18)が穿設され、定位孔(18)は定位部材
    (17)を収容することができることを特徴とする請求
    項1記載の直流ブラシレスモーター。
  4. 【請求項4】 前記IC制御素子(14)は基座(1)
    の二個の隣合せのコイル(13)の間に設けられること
    を特徴とする請求項1記載の直流ブラシレスモーター。
  5. 【請求項5】 前記ローター(2)には羽根(23)が
    形成されることを特徴とする請求項1記載の直流ブラシ
    レスモーター。
  6. 【請求項6】 前記基座(1)には少なくとも一個以上
    の係止孔(16)が穿設され、係止孔(16)は支持部
    材(15)に突設された係止部材(151)が嵌合する
    のに用いられることを特徴とする請求項2記載の直流ブ
    ラシレスモーター。
  7. 【請求項7】 基座(5)の外周壁にはケーシング(5
    6)が嵌設され、ケーシング(56)には内周壁に突出
    した定位部材(561)が突設されることを特徴とする
    請求項1記載の直流ブラシレスモーター。
  8. 【請求項8】 前記基座(5)の外周壁には突出したリ
    ブ(57)が突設され、リブ(57)によってケーシン
    グ(56)がしまりばめの方式で固定することができる
    ことを特徴とする請求項7記載の直流ブラシレスモータ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記定位部材(561)はケーシング
    (56)の周壁から直接プレスによって形成されること
    を特徴とする請求項7記載の直流ブラシレスモーター。
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