JPH0510905B2 - - Google Patents

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JPH0510905B2
JPH0510905B2 JP10851388A JP10851388A JPH0510905B2 JP H0510905 B2 JPH0510905 B2 JP H0510905B2 JP 10851388 A JP10851388 A JP 10851388A JP 10851388 A JP10851388 A JP 10851388A JP H0510905 B2 JPH0510905 B2 JP H0510905B2
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JP
Japan
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impeller
electromagnet
permanent magnet
detector
conductive
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Tadao Yamada
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TAIYO DENSAN KK
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TAIYO DENSAN KK
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、各種電子機器等に用いられるフア
ンモータに関するものである。
《従来の技術》 この種のフアンモータとしては、従来より例え
ば第6図に示すものが知られている それは、羽根車3をケーシング11の通風路8
内に設け、その裏面に駆動モータ9を固定して、
その回転軸9aに羽根車3を直結して回転するよ
うに構成されている。なお図中の符号15は駆動
モータ9及び羽根車3の支持用アームである。
《発明が解決しようとする課題》 上記従来例のものについては、次のような問題
点が指摘される。
(イ) 駆動モータ9の構造が複雑であるため、駆動
モータ9自体のフアンモータ全体に占めるコス
ト比率が高く、フアンモータのコスト低減を図
る上でネツクになつていること。
(ロ) 比較的大径の駆動モータ9が通風路8の中央
部を塞ぐため送風効率が低下すること。
(ハ) 回転軸9aの回転駆動力で羽根車3を回転す
る構造であるため、回転軸9a及びその支持部
の構造を機械的に強化する必要があり、これも
ケーシング11のコストアツプの要因となつて
いること。
(ニ) 羽根車3を回転させるのに駆動モータの通電
角が大きく、消費電力の低減を図ることができ
ないこと。
本発明は、上記(イ)〜(ニ)に指摘した課題を解決す
ることを目的とする。
《課題を解決するための手段》 本発明は上記課題を解決するために、下記のよ
うに構成される。
即ち、羽根車3の周縁部に複数個の永久磁石4
を所要の相対角度で配置して構成した回転子2
と、ケーシング11の内周部に1個以上の電磁石
5及び少なくとも1個の磁性体6を配置して構成
した固定子10とから成り、電磁石5の界磁コイ
ル5bに導電回路20を接続し、磁性体6を電磁
石5に対して所要の相対偏角位置Dに配置すると
ともに、羽根車3の永久磁石4が相対偏角位置D
の近傍にあることを検知して導電回路20を導通
させる検出器7をケーシング11の内周部に付設
し、導電回路20がオフ状態では羽根車3の永久
磁石4の吸引力が磁性体6及び電磁石5のコア5
aにそれぞれ作用して羽根車3を相対偏角位置D
側へ回転させ、導電状態では電磁石5の反発力が
永久磁石4に作用して羽根車3を正転させるよう
に構成したことを特徴とするものである。
《作用》 本発明では、従来例のような別個独立の駆動モ
ータを使用せずに、上記のように羽根車自体が回
転子として、ケーシング自体が固定子として機能
するように構成されている。
以下、説明の便宜上第1図及び第2図を引用し
て、その作用を説明する。
電源スイツチSがオフの状態では、羽根車3の
永久磁石4の吸引力が磁性体6及び電磁石5のコ
ア5aにそれぞれ作用し、羽根車3は永久磁石4
の各吸引力が釣り合う位置、つまり相対偏角位置
D側へ偏位した状態で停止している。
一方、羽根車3の永久磁石4が相対偏角位置D
の近傍にあるとき、検出器7が作動して導電回路
20を導通可能に閉じている。
この状態で電源スイツチSをオンすると、導電
回路20が導電状態になり、電磁石5によつて永
久磁石4が反発力を受け羽根車3は時計回り方向
(矢印A)へ正転する。永久磁石4が相対偏角位
置Dから遠ざかると、検出器7は導電回路20を
開き導電停止状態となるが、羽根車3は惰性によ
り回転するとともに、再び永久磁石4の吸引力が
磁性体6及び電磁石5のコア5aにそれぞれ作用
して、羽根車3を相対偏角位置D側へ回転させ
る。
以下同様にして、羽根車3は連続回転する。
このように、本発明では羽根車3は支軸17で
支持されているだけであり、回転駆動力を伝動す
るための回転軸は不要となる。
また、羽根車3を回転させるのに通電角が小さ
くてよい。つまり界磁コイルへの通電時間が短
く、消費電力も少なくてすむ。
《実施例》 以下、本発明の実際例について図面を引用して
説明する。
第1図は本発明に係るフアンモータの第1の実
施例を示し、上枠を取り外した状態を示す平面
図、第2図は第1図の−線矢視縦断面図であ
る。
これらの図において符号1はフアンモータ全体
を示し、このフアンモータ1は羽根車3の各羽根
の周縁部にそれぞれ永久磁石4を配置固定した回
転子2と、ケーシング11の内周部に3個の電磁
石5及び1個の磁性体6を所要位置に配置して構
成した固定子10とから成る。
ケーシング11は、ケース枠本体11Aに上枠
11Bを組み付け、ボルト19で固定して成り、
中央部に形成した通風路8内に羽根車3を配置
し、ケース枠本体11Aの4つのコーナには通風
路8の内周面へ臨ませて凹部12を形成し、それ
ぞれ電磁石5又は磁性体6を装着するように構成
されている。なお符号13は通風路8を形成する
内壁、符号14は外壁であり、これらの両壁1
3,14の間に電磁石5の導電回路20等の結線
が配線される。
ケース枠本体11A及び上枠11Bには、それ
ぞれ通風口中央部へ向けた4本の羽根車支持用ア
ーム15及び支軸用ボス16が一対に形成され、
上記羽根車3は一対のボス16,16で支持した
支軸17にボールベアリング18を介して回転自
在に支持されている。
上記電磁石5は、それぞれコア(鉄芯)5aに
界磁コイル5bを巻き付けて構成されており、界
磁コイル5bを直列にして導電回路20に接続さ
れている。
一方、磁性体6は、鉄片等の強磁性材料で形成
され、電磁石5の位置に対して正転(第1図上時
計回り)方向へその偏角θ≒5°だけ遍位させた相
対偏角位置Dへ配置してある。
また、磁性体6と一対に検知器7が組み付けら
れており、この検知器7は羽根車3の永久磁石4
が相対偏角位置Dの近傍にあることを検知して上
記導電回路20を導通させるものである。
この検知器7として耐久性、安定性、構造の簡
素化等を考慮すれば、ホール素子を使用するのが
望ましいが、これに限らず、リードスイツチや光
電スイツチ等を用いることができる。つまり、羽
根車3の永久磁石4が電磁石5に対して上記相対
偏角位置Dの近傍へ到達したときに導電回路20
を導通させるものであれば、多様な変更を加えて
実施することができる。
なお、導電回路20中の符号Eは電源、符号S
は必要に応じて付設される電源スイツチである。
上記実施例において、電源スイツチSがオフの
状態では、羽根車3は第1図に示す状態で停止し
ており、このとき、検知器7は導電回路20を導
電可能に閉じている。 この状態で電源スイツチ
Sをオンすると、界磁コイル5bに電流が流れ、
永久磁石4が磁界により反発力を受け羽根車3は
矢印A方向へ正転する。永久磁石4が相対偏角位
置Dから遠ざかると、検知器7が導電回路20を
開き、導電停止状態となるが、羽根車3は惰性に
より回転するとともに、再び、永久磁石4の吸引
力が磁性体6及び電磁石5のコア5aに作用し
て、羽根車3を相対偏角位置D側へ回転させる。
これにより羽根車3は連続回転することになる。
ちなみに、本実施例によれば、界磁コイル5bに
電流を流すべく、通電角は約10°に設定されてお
り、1.5Vの電池Eで4日間、連続回転すること
ができる。
第3図は本発明に係るフアンモータの第2の実
施例を示す平面図である。即ち、本実施例は2枚
羽根を有する羽根車3に2個の永久磁石4を設
け、ケーシング11の内周部に1個の電磁石5を
配置して構成した最も簡単なフアンモータであ
り、その他の点は、第1の実施例と同様に構成さ
れている。
第4図は本発明によるフアンモータの第3の実
施例を示す平面図である。本実施例は3枚羽根を
有する羽根車3に3個の永久磁石4を設けケーシ
ング11の内周部に2個の電磁石5を配置したも
のであり、その他の点は第1の実施例と同様に構
成されている。
第5図は本発明によるフアンモータの第4の実
施例を示す平面図であり、本実施例は第4図にお
いて電磁石5を1個取り除いて構成したものであ
る。
本発明は上記実施例に限るものではなく、多様
な変更を加えて実施し得ることは多言を要しな
い。
《発明の効果》 以上の説明で明らかなように、本発明によれば
次のような優れた効果を奏する。
(イ) 従来例のような別個独立の駆動モータを必要
としない。つまり、羽根車に永久磁石を設けて
回転子を構成し、ケーシングに電磁石と磁性体
及び検知器とを装着して固定子を構成した簡素
な構造であり、フアンモータの大幅なコスト低
減を図ることができる。
(ロ) 従来例のように通風口の中央部を大径の駆動
モータで塞ぐこともないので、送風効率が向上
する。
(ハ) 羽根車の支軸は従来例のように、回転駆動力
を伝動することなく単に羽根車を支持だけなの
で、回転軸及びその支持部の構造も機械的強度
をそれほど強化する必要がなく、ケーシングの
コスト低減を図ることができる。
(ニ) 羽根車を回転させるのに通電角を十分小さく
設定することができ、消費電力の大幅な低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフアンモータの第1の実
施例を示す平面図、第2図は第1図の−線矢
視縦断面図、第3図〜第5図はそれぞれ本発明に
係るフアンモータの第2〜第4の実施例を示す第
1図相当図、第6図は従来のフアンモータを示す
平面図である。 2……回転子、3……羽根車、4……永久磁
石、5……電磁石、5a……コア、5b……界磁
コイル、6……磁性体、7……検知器、10……
固定子、11……ケーシグ、20……導電回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 羽根車3の周縁部に複数個の永久磁石4を所
    要の相対角度で配置して構成した回転子2と、ケ
    ーシング11の内周部に1個以上の電磁石5及び
    少なくとも1個の磁性体6を配置して構成した固
    定子10とから成り、 電磁石5の界磁コイル5bに導電回路20を接
    続し、磁性体6を電磁石5に対して所要の相対偏
    角位置Dに配置するとともに、羽根車3の永久磁
    石4が相対偏角位置Dの近傍にあることを検知し
    て導電回路20を導通させる検出器7をケーシン
    グ11の内周部に付設し、 導電回路20がオフ状態では羽根車3の永久磁
    石4の吸引力が磁性体6及び電磁石5のコア5a
    にそれぞれ作用して羽根車3を相対偏角位置D側
    へ回転させ、導電状態では電磁石5の反発力が永
    久磁石4に作用して羽根車3を正転させるように
    構成したことを特徴とするフアンモータ。 2 導電回路20を導通させる検知器7をホール
    素子で構成し、当該ホール素子を上記相対偏角位
    置へ配置した請求項1に記載のフアンモータ。
JP10851388A 1988-04-30 1988-04-30 フアンモータ Granted JPH01278248A (ja)

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JP10851388A JPH01278248A (ja) 1988-04-30 1988-04-30 フアンモータ

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JPH01278248A JPH01278248A (ja) 1989-11-08
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WO2011042975A1 (ja) * 2009-10-08 2011-04-14 三菱電機株式会社 ファンモーター及びこれを備えた空気調和機

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DE102008049757A1 (de) * 2008-09-30 2010-04-01 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Gebläse mit Luftschaufeln
JP5763198B2 (ja) * 2011-08-05 2015-08-12 一位 中川 磁気駆動送風機又は発電機

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