JP2003086408A - チップ抵抗器の製造方法 - Google Patents

チップ抵抗器の製造方法

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JP2003086408A JP2001275611A JP2001275611A JP2003086408A JP 2003086408 A JP2003086408 A JP 2003086408A JP 2001275611 A JP2001275611 A JP 2001275611A JP 2001275611 A JP2001275611 A JP 2001275611A JP 2003086408 A JP2003086408 A JP 2003086408A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状寸法に誤差を生じない。 【解決手段】 絶縁性基板30の表面30A及び裏面3
0Bに対して一次スリット31及び二次スリット32を
形成するスリット形成工程を、一次スリット31に沿っ
て絶縁性基板30を分割する一次分割工程の直前に行
う。スリット形成工程では、レーザスクライバから発生
させられるレーザ光によって絶縁性基板30の表面30
A及び裏面30Bに一次スリット31及び二次スリット
32を形成する。レーザスクライバから発生させられる
レーザ光の波長を190nm〜360nmの範囲に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品として用
いられるチップ抵抗器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、チップ抵抗器は、例えば、図5
及び図6に示すようにして製造されるものであり、ま
ず、図5(a)に示すように、略等間隔かつ略平行な複
数の一次スリット11と、この一次スリット11に直交
して交差するとともに略等間隔かつ略平行な複数の二次
スリット12とが、表面10A及び裏面にそれぞれ形成
されて各区画領域に区画された絶縁性基板10を用意す
る。
【0003】次に、絶縁性基板10の裏面に、一次スリ
ット11に沿って、一次スリット11と二次スリット1
2とを跨ぐような帯状の裏電極を印刷して焼成し、か
つ、図5(b)に示すように、絶縁性基板10の表面1
0Aに、二次スリット12から離間するとともに一次ス
リット11を跨ぐようにして、隣接して対となる複数の
第一表電極14を印刷して焼成する。
【0004】そして、図5(c)に示すように、対とな
る第一表電極14,14の一部に積層する抵抗体15を
印刷して焼成し、次いで、図5(d)に示すように、こ
の抵抗体15を被覆するような一次保護膜16を印刷し
て焼成した後、図6(e)に示すように、一次保護膜1
6とともに抵抗体15をレーザ光によってトリミング
し、その抵抗値を調整する。
【0005】さらに、図6(f)に示すように、このト
リミングされた抵抗体15を一次保護膜16とともに被
覆するようにして、二次スリット12を跨ぐような帯状
の二次保護膜17を形成した後、図6(g)に示すよう
に、露出する第一表電極14を被覆するようにして、一
次スリット11に沿って、一次スリット11と二次スリ
ット12とを跨ぐような帯状の第二表電極18を形成す
る。
【0006】その後、図6(h)に示すように、一次ス
リット11に沿って絶縁性基板10を分割して短冊状と
し、その分割面である絶縁性基板10の端面にスパッタ
リングで端面電極を形成し、次いで、この短冊状に分割
された絶縁性基板10を二次スリット12に沿って分割
してチップ状としてから、端面電極,裏電極及び第二表
電極14を被覆するようにメッキを施してメッキ層を形
成することにより、チップ抵抗器が製造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、表面10A
及び裏面に、互いに直交して交差する一次スリット11
と二次スリット12とが形成された絶縁性基板10は、
図7に示すように、鋭い谷状の刃101が複数条形成さ
れた刃型100を、グリーンシートGの表面側及び裏面
側から押し当てて一次スリット11と二次スリット12
とを形成した後、このグリーンシートGを焼成すること
によって得られるものである。しかしながら、このよう
な一次スリット11及び二次スリット12を事前に形成
したグリーンシートGを焼成すると、図8に示すよう
に、これら一次スリット11及び二次スリット12に、
焼成時の収縮に起因する歪みが生じてしまうことにな
る。
【0008】そうすると、絶縁性基板10において、一
次スリット11及び二次スリット12によって区画され
て個々のチップ抵抗器となる各区画領域の形状にバラつ
きが生じ、その後の電極,抵抗体,保護膜などをスクリ
ーン印刷する工程で所定位置に印刷を行うことができな
いといった問題が生じる。このため、従来では、印刷に
用いられるスクリーンを多数用意して、この各区画領域
の形状寸法の誤差に対応したスクリーンを用いなけれ
ば、このような形状寸法に誤差の生じた絶縁性基板10
に対して正確に印刷を行うことができなかった。
【0009】また、最初から一次スリット11及び二次
スリット12が形成された絶縁性基板10に対して、上
述のように、電極,抵抗体,保護膜などを形成していく
と、例えば、一次スリット11に沿って絶縁性基板10
を分割するときには、図9(a)に示すように、この一
次スリット11を跨ぐようにして形成される第一表電極
14,第二表電極18や裏電極13が、毛細管現象によ
って、一次スリット11内に入り込んで堆積している状
態となり、さらに、例えば、二次スリット12に沿って
絶縁性基板10を分割するときには、図9(b)に示す
ように、この二次スリット12を跨ぐようにして形成さ
れる二次保護膜17(第二表電極18)や裏電極13
が、同じく毛細管現象によって、二次スリット12内に
入り込んで堆積している状態となってしまう。
【0010】そうすると、これら一次スリット11ある
いは二次スリット12に沿って絶縁性基板10を分割す
る際、図9に示すように、絶縁性基板10の表面10A
側に形成された一次スリット11あるいは二次スリット
12から、絶縁性基板10の裏面側に形成された一次ス
リット11あるいは二次スリット12に向かって生じて
いく亀裂がうまく誘導されず、分割面形状がいびつとな
り、形状寸法の精度を低下させてしまうことが多々あっ
た。
【0011】また、グリーンシートGに刃型100を押
し当てて一次スリット11及び二次スリット12を形成
しているから、図7における打点領域で示すように、こ
れら一次スリット11及び二次スリット12が形成され
る部分の密度が高くなり、この状態でグリーンシートG
が焼成されると、この密度の高い部分が高い硬度を呈す
ることとなって、絶縁性基板10の表面10A側に形成
された一次スリット11及び二次スリット12から生じ
る亀裂がうまく裏面側に誘導されない一因となり、これ
によっても、分割面形状が悪化して、形状寸法の精度低
下を招いてしまう。そして、形状寸法の精度に誤差が生
じた状態で形成されたチップ抵抗器は、最終工程におけ
るチェックで不良品とみなされ、歩留まりを大きく低下
させてしまう要因となっていた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、形状寸法に誤差の生じないチップ抵抗器の製造方法
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決して、
このような目的を達成するために、本発明は、グリーン
シートを焼成して絶縁性基板を製造する絶縁性基板製造
工程と、絶縁性基板の表面に少なくとも一対の表電極を
印刷・焼成する電極形成工程と、対となる表電極の一部
に積層する抵抗体を印刷・焼成する抵抗体形成工程と、
抵抗体をトリミングしてその抵抗値を調整する抵抗値調
整工程と、トリミングされた抵抗体を被覆する保護膜を
形成する保護膜形成工程と、絶縁性基板をこの絶縁性基
板に形成されたスリットに沿って分割する分割工程とを
備えたチップ抵抗器の製造方法であって、絶縁性基板に
スリットを形成するスリット形成工程を、絶縁性基板製
造工程よりも後に行うことを特徴とする。このような製
造方法では、絶縁性基板製造工程よりも後にスリット形
成工程を行うことから、グリーンシートを焼成して絶縁
性基板を製造する際、絶縁性基板を各区画領域に区画す
るスリットが形成されていないので、焼成時の収縮に起
因するスリットの歪みが生じない。これにより、後で形
成されるスリットで区画される絶縁性基板の各区画領域
の形状寸法の精度を向上させることが可能になる。
【0014】また、スリット形成工程を、電極形成工程
よりも後に行うならば、表電極を絶縁性基板の表面に印
刷するときに、この表面にはスリットが形成されていな
い状態となるので、表電極がスリット内に入り込んで堆
積することがなくなり、これにより、後で形成されるス
リットに沿って絶縁性基板を分割する際に、スリットか
ら生じる亀裂をうまく誘導することが可能となり、その
分割面形状を精度良く保つことができる。とくに、スリ
ット形成工程を、保護膜形成工程よりも後に行うなら
ば、表電極がスリット内に入り込んで堆積することがな
くなるとともに、保護膜がスリット内に入り込んで堆積
してしまうこともなくなり、このスリットに沿った絶縁
性基板の分割工程において、とくに精度の良い分割面形
状を得ることができる。
【0015】また、スリット形成工程では、レーザスク
ライバから発生させられるレーザ光によって絶縁性基板
にスリットを形成するようにすれば、グリーンシートに
対して刃型によってスリットを形成してから焼成するこ
とで得られる従来の絶縁性基板のように、スリットの形
成された部分の密度が高くなって高い硬度を呈すること
がなく、分割工程における絶縁性基板の分割をより円滑
に行って、分割面形状のさらなる精度向上を図ることが
できる。とくに、レーザスクライバから発生させられる
レーザ光を、その波長が360nm以下となるようにす
れば、例えば、発生させられるレーザ光の波長が106
4nmに設定された一般的なYAGレーザスクライバを
用いた場合のように、スリットを形成したい位置の周囲
にまで熱影響を与えてしまうことによる不具合が生じ
ず、しかも、鋭い断面形状のスリットを形成することが
できて、このスリットによる分割面形状の精度をより向
上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、添付
した図面を参照しながら工程順に説明する。 〔絶縁性基板製造工程〕平坦な略四角形平板状をなすグ
リーンシートを焼成することにより、図1(a)に示す
ように、例えばアルミナからなる絶縁性基板30を得
る。なお、図面における二点鎖線は、後の工程で一次ス
リット31が形成されるべき位置(一次スリット形成予
定位置31A)と、二次スリット32が形成されるべき
位置(二次スリット形成予定位置32A)を示すもので
ある。
【0017】〔電極形成工程〕絶縁性基板30の裏面に
対し、一次スリット形成予定位置31Aに沿って、一次
スリット形成予定位置31Aと二次スリット形成予定位
置32Aとを跨ぐようにして、裏電極としての例えばA
g−Pd系電極ペーストを帯状にスクリーン印刷し、さ
らに、図1(b)に示すように、絶縁性基板30の表面
30Aに対し、一次スリット形成予定位置31Aを跨
ぎ、かつ、この一次スリット形成予定位置31Aに直交
して交差する二次スリット形成予定位置32Aから離間
するようにして、第一表電極34としての例えばAg−
Pd系電極ペーストを複数対スクリーン印刷してから、
これら印刷されたAg−Pd系電極ペーストを例えば8
50゜Cで焼成することにより、第一表電極34及び裏
電極を形成する。なお、本実施形態では、裏電極を、絶
縁性基板30の裏面の一次スリット形成予定位置31A
に沿って帯状に印刷するようにしたが、第一表電極34
と同様にして、絶縁性基板30の裏面に対し、その一次
スリット形成予定位置31Aを跨ぎ、かつ、二次スリッ
ト形成予定位置32Aから離間するように印刷してもよ
い。
【0018】〔抵抗体形成工程〕図1(c)に示すよう
に、絶縁性基板30の表面30Aに形成された対となる
第一表電極34,34、すなわち、一次スリット形成予
定位置31Aと二次スリット形成予定位置32Aとによ
って矩形状に区画される一の区画領域内に設けられる第
一表電極34,34の一部に積層するように、例えばR
uO2系ペーストをスクリーン印刷して850゜Cで焼
成することにより抵抗体35を形成する。
【0019】〔一次保護膜形成工程〕図1(d)に示す
ように、抵抗体35を被覆するようにして、例えばガラ
スペーストをスクリーン印刷して600゜Cで焼成する
ことにより、一次保護膜36を形成する。この一次保護
膜36は、次の抵抗値調整工程におけるトリミング時の
レーザエネルギー等による抵抗体35へのダメージを軽
減するために形成されるものであり、場合によっては省
略することも可能である。
【0020】〔抵抗値調整工程〕プローブ装置を用い
て、対となる表電極34,34を接続する抵抗体35の
抵抗値を計測しながら、例えば波長1064nmのレー
ザ光を用いて、図2(e)に示すように、この抵抗体3
5を一次保護膜36とともに徐々にトリミングしてトリ
ミング溝35Aを形成してゆき、その抵抗値を調整す
る。
【0021】〔二次保護膜形成工程(保護膜形成工
程)〕図2(f)に示すように、トリミングされた抵抗
体35に対して、トリミング溝35A及び一次保護膜3
6の上から被覆し、かつ、二次スリット形成予定位置3
2Aを跨ぐように、例えばエポキシ系樹脂を帯状に塗布
して200゜Cで硬化させることにより、二次保護膜3
7(保護膜)を形成する。ここで、樹脂を硬化させる際
の温度が200゜Cに設定されていて、上記の裏電極,
第一表電極34,抵抗体35及び一次保護膜36を印刷
して焼成する際の温度よりも低くなっているのは、抵抗
値調整工程において抵抗値が調整された抵抗体35に、
熱影響による抵抗値の変動が生じてしまうのを防止する
ためである。
【0022】〔第二表電極形成工程〕図2(g)に示す
ように、絶縁性基板30の表面30Aに形成された第一
表電極34において、二次保護膜37によって被覆され
ていない露出部分を少なくとも被覆し、一次スリット形
成予定位置31Aに沿って、一次スリット形成予定位置
31Aと二次スリット形成予定位置32Aとを跨ぐよう
に、例えばAgを含む樹脂を帯状に塗布して200゜C
で硬化させることにより、第二表電極38を形成する。
この樹脂を硬化させる際の温度を200゜Cの低温に設
定したのも、上述したように、熱影響によって抵抗体3
5の抵抗値の変動が生じるのを防止するためである。ま
た、場合によっては、この第二表電極38は形成されて
いなくてもよい。
【0023】〔スリット形成工程〕図2(h)に示すよ
うに、絶縁性基板30の表面30A及び裏面における一
次スリット形成予定位置31Aと二次スリット形成予定
位置32Aとに対して、波長が190〜360nmの範
囲に設定された紫外線領域の固体レーザ光をレーザスク
ライバから発生させて照射することにより、一次スリッ
ト31及び二次スリット32を形成していく。ここで、
本実施形態では、上記のレーザ光についての照射条件等
は、例えば、以下のように設定されている。 ・出力 2W ・Q−rate 10kHz ・波長 266nm ・加工深さ(後述する。) 約50μm(表面) 約
25μm(裏面) ・加工速度 10mm/s ・スクライブ回数 2回(表面) 1回(裏面)
【0024】このとき、絶縁性基板30の表面30Aに
おける一次スリット形成予定位置31Aには、第二表電
極38、あるいは第一表電極34及び第二表電極38が
積層している状態となっているため、例えば、図2
(h)におけるA−A線断面では、図3(i)に示すよ
うに、第一表電極34及び第二表電極38がレーザ光に
よって切断されながら、絶縁性基板30の表面30Aに
対して断面U字溝状の一次スリット31が形成されてい
く。また、絶縁性基板30の表面30Aにおける二次ス
リット形成予定位置32Aには、二次保護膜37、ある
いは第二表電極38が積層している状態となっているた
め、例えば、図2(h)におけるB−B線断面では、図
3(j)に示すように、第二表電極38がレーザ光によ
って切断されながら、絶縁性基板30の表面30Aに対
して断面U字溝状の二次スリット32が形成されてい
く。
【0025】さらに、絶縁性基板30の裏面30Bにお
ける一次スリット形成予定位置31A、及び二次スリッ
ト形成予定位置32Aの一部には、裏電極33が積層さ
れた状態となっているため、図3(i),(j)に示す
ように、裏電極33がレーザ光によって切断されなが
ら、絶縁性基板30の裏面30Bに対して断面U字溝状
の一次スリット31及び二次スリット32が形成されて
いく。このようにして、略等間隔かつ略平行な複数の一
次スリット31と、この一次スリット31に直交して交
差するとともに略等間隔かつ略平行な複数の二次スリッ
ト32とが、絶縁性基板30の表面30A及び裏面30
Bに対して、それぞれ同一位置で形成される。
【0026】なお、絶縁性基板30の裏面30B側に形
成された一次スリット31及び二次スリット32より
も、表面30A側に形成された一次スリット31及び二
次スリット32の方が深く形成されており、本実施形態
においては、例えば、絶縁性基板30の厚みが200μ
m程度であるのに対し、絶縁性基板30の表面30A側
に形成された一次スリット31の深さが50μm程度と
なるとともに、これに対向して裏面30B側に形成され
た一次スリット31の深さが25μm程度となってお
り、また、絶縁性基板30の表面30A側に形成された
二次スリット32の深さが50μm程度となるととも
に、これに対向して裏面30B側に形成された二次スリ
ット32の深さが25μm程度となっている。
【0027】〔一次分割工程(分割工程)〕絶縁性基板
30の表面30A及び裏面30Bに形成された一次スリ
ット31に対してテンションを加えることで、図3
(i)に示すように、表面30A側の第一表電極34や
第二表電極38が堆積していない一次スリット31から
生じる亀裂が、裏面30B側の裏電極33が堆積してい
ない一次スリット31まで誘導されることにより、図3
(k)に示すように、一次スリット31に沿って短冊状
に分割された絶縁性基板30を得る。
【0028】〔端面電極形成工程〕短冊状となった絶縁
性基板30を複数積み重ね、この積み重ねられた絶縁性
基板30の端面、すなわち、一次スリット31による分
割面に対して、例えばCu−Ni系金属をスパッタリン
グすることによって、端面電極39を形成し、この端面
電極39が第二表電極38と裏電極33とを接続する。
【0029】〔二次分割工程(分割工程)〕端面電極3
9が形成された短冊状の絶縁性基板30の表面30A及
び裏面30Bに形成された二次スリット32に対してテ
ンションを加えることで、図3(j)に示すように、表
面30A側の二次保護膜37や第二表電極38が堆積し
ていない二次スリット32から生じる亀裂が、裏面30
B側の裏電極33が堆積していない二次スリット32ま
で誘導されることにより、図4(l)に示すように、二
次スリット32に沿って分割されてチップ状となった絶
縁性基板30を得る。
【0030】〔メッキ層形成工程〕図4(m)に示すよ
うに、チップ状となった絶縁性基板30の端面電極3
9,裏電極33及び第二表電極38とを被覆するよう
に、例えば、Niメッキを施した後、はんだあるいはす
ずメッキを施すことにより、端面電極39から裏面30
B側に位置する裏電極33及び表面30A側に位置する
第二表電極38まで廻り込むようなメッキ層40が形成
される。
【0031】そして、最後に形状の選別など各種のチェ
ックを行い、このチェックに合格したものが製品として
のチップ抵抗器となる。
【0032】以上説明したように、本実施形態によるチ
ップ抵抗器の製造方法では、絶縁性基板製造工程よりも
後にスリット形成工程を行うことにより、グリーンシー
トを焼成して絶縁性基板30を製造する際、この絶縁性
基板30を各区画領域に区画する一次スリット31及び
二次スリット32が形成されていないので、これら一次
スリット31及び二次スリット32に、焼成時の収縮に
起因する歪みをなくすことができる。すると、後の工程
で形成される一次スリット31及び二次スリット32に
よって区画される絶縁性基板30の各区画領域ごとの形
状寸法に誤差が生じるのを抑制でき、ひいては、従来の
ように多数のスクリーンを用意する必要をなくすことが
できる。
【0033】また、本実施形態では、スリット形成工程
を、第二表電極形成工程の直後、すなわち、1次分割工
程の直前に行うことから、電極形成工程における裏電極
33及び表電極34の印刷時には、この裏電極33が一
次スリット31及び二次スリット32内に入り込んで堆
積することがないとともに、表電極34が一次スリット
31内に入り込んで堆積することがなく、また、二次保
護膜形成工程における二次保護膜37の印刷時には、こ
の二次保護膜37が二次スリット32内に入り込んで堆
積してしまうことがなく、さらに、第二表電極形成工程
における第二表電極38の印刷時には、この第二表電極
38が一次スリット31及び二次スリット32内に入り
込んで堆積してしまうことがない。
【0034】これにより、スリット形成工程で形成され
た一次スリット31に沿って絶縁性基板30を分割する
一次分割工程では、内部に堆積物のない表面30A側の
一次スリット31から生じる亀裂を、同じく内部に堆積
物のない裏面30B側の一次スリット31まで断面直線
状をなすようにうまく誘導することができ、その一次ス
リット31による分割面形状の精度を良好に保つことが
可能になる。同様に、スリット形成工程で形成された二
次スリット32に沿って絶縁性基板30を分割する二次
分割工程においても、内部に堆積物のない表面30A側
の二次スリット32から生じる亀裂を、同じく内部に堆
積物のない裏面30B側の二次スリット32まで断面直
線状をなすようにうまく誘導することができ、その二次
スリット32による分割面形状の精度を良好に保つこと
が可能となる。
【0035】すると、チップ抵抗器を製造する際の最終
工程における形状の選別など各種のチェックにおいて
も、本実施形態によって製造されたチップ抵抗器は、そ
の優れた形状特性ゆえに不良品となる割合が少なくな
り、歩留まりを高く保つことができる。
【0036】また、とくに、絶縁性基板30の表面30
Aに形成された二次スリット32内に、二次保護膜37
が入り込んで堆積していないことから、この二次スリッ
ト32に沿って絶縁性基板30を分割したときに、従来
では、毛細管現象によって二次保護膜37が二次スリッ
ト32内に入り込んでしまって、二次スリット32によ
る分割面に二次保護膜37が付着して美観を損ねていた
のに対し、本実施形態では、二次スリット32による分
割面に二次保護膜37がまったく付着せず、外観を美麗
に保つことができる。
【0037】さらに、本実施形態では、スリット形成工
程で、一次スリット31及び二次スリット32を形成す
るために、固体レーザ光を発生させるレーザスクライバ
を用いているから、グリーンシートの状態で刃型によっ
て一次スリット及び二次スリットを形成してから焼成し
た従来の絶縁性基板のように、これらスリットの形成さ
れる部分の密度が上昇して高い硬度を呈することがなく
なり、一次スリット31及び二次スリット32に沿った
絶縁性基板30の分割時に無理な力が加わることがな
く、絶縁性基板30の分割をより円滑に行って、分割面
形状のさらなる精度向上を図ることができる。
【0038】とくに、レーザスクライバから発生させら
れる固体レーザ光の波長が190nm〜360nmの紫
外線領域の範囲に設定されていることから、例えば、発
生させられるレーザ光の波長が1064nmに設定され
た一般的なYAGレーザスクライバを用いた場合のよう
に、一次スリット形成予定位置31A及び二次スリット
形成予定位置32Aの周囲にまで熱影響を与えてしまう
ことがなくなり、不具合が生じることがない。
【0039】すなわち、本実施形態のように、第二表電
極形成工程の直後に、スリット形成工程を行うような場
合には、樹脂を塗布して硬化させることにより形成され
た二次保護膜37上にレーザ光を照射することになる
が、上述したような波長を有するレーザ光を用いると、
二次スリット形成予定位置32Aの周囲の樹脂が熱影響
によって炭化してしまうことがなく、この部分にメッキ
の付着するおそれをなくすことができる。また、このと
き、ガラスペーストを印刷して焼成することにより二次
保護層37を形成したのであれば、この二次保護層37
にクラックが生じるのを防止することができる。
【0040】さらに、例えば、絶縁性基板製造工程の直
後に、スリット形成工程を行うような場合には、上述し
たような波長のレーザ光を用いると、一次スリット形成
予定位置31A及び二次スリット形成予定位置32Aの
周囲に焦げ付きが生じるのを防止でき、また、電極形成
工程の直後に、スリット形成工程を行うような場合に
は、同じく上述したような波長のレーザ光を用いると、
裏電極33及び第一表電極34としての電極ペースト中
に含まれるガラス成分が表面に浮き出して、メッキ層が
付き難くなるのを防止できる。なお、波長が190nm
より小さいレーザ光を発生させるレーザスクライバを用
いようすると、このようなレーザスクライバは非常に高
価であるため、コスト面での問題が生じてしまう。
【0041】また、波長が190nm〜360nmの範
囲のレーザ光によって一次スリット31及び二次スリッ
ト32を形成すると、これら一次スリット31及び二次
スリット32の断面形状を鋭いU字溝状にすることが可
能となるので、上述したような効果とも相俟って、一次
スリット31及び二次スリット32による分割面形状の
精度をより向上させることができる。
【0042】なお、本実施形態においては、スリット形
成工程を、第二表電極形成工程と一次分割工程との間
で、絶縁性基板30の表面30A及び裏面30Bに一次
スリット31及び二次スリット32を形成する工程とし
て説明したが、これに限定されることなく、このスリッ
ト形成工程を、一次スリット形成工程と、二次スリット
形成工程とに分け、これら一次スリット形成工程と二次
スリット形成工程とを、それぞれ絶縁性基板製造工程よ
りも後、かつ、分割工程よりも前で任意に行うようにし
てもよい。さらには、スリット形成工程を、絶縁性基板
30の表面30A側に一次スリット31あるいは二次ス
リット32を形成する表面側スリット形成工程と、裏面
30B側に一次スリット31あるいは二次スリット32
を形成する裏面側スリット形成工程とに分け、これら表
面側スリット形成工程と裏面側スリット形成工程とを、
それぞれ絶縁性基板製造工程よりも後、かつ、分割工程
よりも前で任意に行うようにしてもよい。
【0043】例えば、絶縁性基板30の表面30A側に
一次スリット31を形成する表面側一次スリット形成工
程を、電極形成工程よりも後で行えば、表面30A側の
一次スリット31内に第一表電極34が入り込んで堆積
してしまうことがなく、第二表電極形成工程よりも後で
行えば、表面30A側の一次スリット31内に第一表電
極34及び第二表電極38が入り込んで堆積してしまう
ことがない。また、絶縁性基板30の表面30A側に二
次スリット31を形成する表面側二次スリット形成工程
を、二次保護膜形成工程よりも後で行えば、表面30A
側の二次スリット32内に二次保護膜37が入り込んで
堆積してしまうことがなく、第二表電極形成工程よりも
後で行えば、表面30A側の二次スリット31内に二次
保護膜37及び第二表電極38が入り込んで堆積してし
まうことがない。さらに、絶縁性基板30の裏面30B
側に一次スリット31,二次スリット32を形成する裏
面側一次スリット形成工程,裏面側二次スリット形成工
程を、電極形成工程よりも後で行えば、一次スリット3
1や二次スリット32内に、裏電極33が入り込んで堆
積してしまうことがない。これらを考慮して、表面側一
次スリット形成工程,表面側二次スリット形成工程,裏
面側一次スリット形成工程,裏面側二次スリット形成工
程を、絶縁性基板製造工程よりも後、かつ、分割工程よ
りも前で、それぞれ任意に行うようにしても構わない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、絶縁性基板製造工程よ
りも後にスリット形成工程を行うことから、グリーンシ
ートを焼成して絶縁性基板を製造する際、絶縁性基板を
各区画領域に区画するスリットが形成されていないの
で、このスリットに、焼成時の収縮に起因する歪みが生
じない。これにより、後で形成されるスリットで区画さ
れる絶縁性基板の各区画領域の形状寸法の精度を向上さ
せることが可能になるとともに、従来のように多数のス
クリーンを用意する必要をなくすことができる。また、
スリット形成工程を、保護膜形成工程よりも後に行うこ
とから、表電極や保護膜がスリット内に入り込んで堆積
することがなくなり、後で形成されるスリットに沿って
絶縁性基板を分割する際に、スリットから生じる亀裂を
うまく誘導することが可能となり、その分割面形状を精
度良く保つことができる。そうすると、チップ抵抗器を
製造する際の最終工程における形状の選別など各種のチ
ェックにおいても、本発明によって製造されたチップ抵
抗器は、その優れた形状特性ゆえに不良品が出にくく、
歩留まりを高く保つことができる。
【0045】また、スリット形成工程では、レーザスク
ライバから発生させられるレーザ光を用いて絶縁性基板
にスリットを形成するから、従来の絶縁性基板のよう
に、スリットの形成された部分の密度が高くなって高い
硬度を呈することがなく、分割工程における絶縁性基板
の分割をより円滑に行って、分割面形状のさらなる精度
向上を図ることができる。とくに、このレーザ光の波長
が360nm以下となるようにしたから、スリットを形
成したい位置の周囲にまで熱影響を与えてしまうことが
なくなって、これに起因する不具合が生じず、また、ス
リットの断面形状を鋭く形成することが可能となり、ス
リットによる分割面形状の精度をより向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態によるチップ抵抗器の製造方法
を工程順に示す平面説明図である。
【図2】 本実施形態によるチップ抵抗器の製造方法
を工程順に示す平面説明図である。
【図3】 本実施形態によるチップ抵抗器の製造方法
を工程順に示す断面及び平面説明図である。
【図4】 本実施形態によるチップ抵抗器の製造方法
を工程順に示す平面及び断面説明図である。
【図5】 従来のチップ抵抗器の製造方法を工程順に
示す平面説明図である。
【図6】 従来のチップ抵抗器の製造方法を工程順に
示す平面説明図である。
【図7】 従来の絶縁性基板を製造する工程を示す断
面説明図である。
【図8】 従来の絶縁性基板を製造する工程を示す平
面説明図である。
【図9】 従来のチップ抵抗器の製造方法における絶
縁性基板の分割の様子を示す断面説明図である。
【符号の説明】
30 絶縁性基板 30A 表面 30B 裏面 31 一次スリット 31A 一次スリット形成予定位置 32 二次スリット 32A 二次スリット形成予定位置 33 裏電極 34 第一表電極 35 抵抗体 36 一次保護膜 37 二次保護膜 38 第二表電極 39 端面電極 40 メッキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 英 北海道空知郡奈井江町字奈井江955−1 釜屋電機株式会社内 Fターム(参考) 5E032 BA07 BB01 CA02 CC03 CC06 CC16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリーンシートを焼成して絶縁性基板
    を製造する絶縁性基板製造工程と、 前記絶縁性基板の表面に少なくとも一対の表電極を印刷
    ・焼成する電極形成工程と、 前記対となる表電極の一部に積層する抵抗体を印刷・焼
    成する抵抗体形成工程と、 前記抵抗体をトリミングしてその抵抗値を調整する抵抗
    値調整工程と、 前記トリミングされた抵抗体を被覆する保護膜を形成す
    る保護膜形成工程と、 前記絶縁性基板をこの絶縁性基板に形成されたスリット
    に沿って分割する分割工程とを備えたチップ抵抗器の製
    造方法であって、 前記絶縁性基板に前記スリットを形成するスリット形成
    工程を、前記絶縁性基板製造工程よりも後に行うことを
    特徴とするチップ抵抗器の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチップ抵抗器の製造
    方法において、 前記スリット形成工程を、前記保護膜形成工程よりも後
    に行うことを特徴とするチップ抵抗器の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに
    記載のチップ抵抗器の製造方法において、 前記スリット形成工程では、レーザスクライバから発生
    させられるレーザ光によって前記絶縁性基板に前記スリ
    ットを形成することを特徴とするチップ抵抗器の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のチップ抵抗器の製造
    方法において、 前記レーザスクライバから発生させられるレーザ光は、
    その波長が360nm以下に設定されていることを特徴
    とするチップ抵抗器の製造方法。
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