JP2003081259A - 表示機能付包装箱 - Google Patents

表示機能付包装箱

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JP2003081259A
JP2003081259A JP2001278090A JP2001278090A JP2003081259A JP 2003081259 A JP2003081259 A JP 2003081259A JP 2001278090 A JP2001278090 A JP 2001278090A JP 2001278090 A JP2001278090 A JP 2001278090A JP 2003081259 A JP2003081259 A JP 2003081259A
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JP
Japan
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display
lid
opening
front wall
packaging box
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001278090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Nishikawa
洋一 西川
Rikako Tanaka
理香子 田中
Tomoko Ozawa
知子 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装用の箱を利用して、宣伝の表示を簡単に
行えるようにする。 【解決手段】 前壁1、一対の側壁2及び後壁3を連設
して底面を閉止し、天面から前壁1にかけて開口部9を
設け、この開口部9を覆う蓋を後壁3の上縁から延出し
た包装箱において、前壁1の下部に、押込部12から外
側へ延び、その両側端から上向きに延びる切目線13
と、この切目線13の上端から内側へ向かい開口部9へ
至る折目線14とに囲まれた表示板15を設ける。蓋を
開いて商品を陳列する際には、押込部12から切目線1
3を切断し、折目線14を軸に起こした表示板15を、
棚50のこぼれ止めバー51を跨がせることにより傾斜
状態で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品の包装及び
陳列に使用する紙箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】菓子等の商品を店頭で棚に載せて陳列す
る際には、販売促進を図るため、商品の宣伝を表示した
プレートを棚のこぼれ止めに取り付けることがある。こ
のような表示は、包装用の箱に商品を収納したまま、そ
の箱の蓋を開けて陳列する場合にも同様に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、表示用のプレートを別途用意してセットするに
は、手間やコストがかかるため、このような表示をしな
い店舗も多い。
【0004】そこで、この発明は、包装用の箱を利用し
て、宣伝の表示を簡単に行えるようにし、販売促進効果
を向上させることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、紙箱の前壁を切り起こし、又は、紙箱
の蓋を切り取ることにより表示板を形成し、棚のこぼれ
止めを活用して、表示板を保持することとしたのであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、この発明の第1実施形態を
図1乃至図3に基づいて説明する。
【0007】図1に示すブランクでは、前壁1の両側縁
に側壁2が連設され、一方の側壁2の外側縁には後壁3
が、他方の側壁2の外側縁には継代4がそれぞれ連設さ
れている。前壁1及び後壁3の下縁には底片5が、側壁
2の下縁には底板6がそれぞれ連設され、側壁2の上縁
には蓋受片7が、後壁3の上縁には蓋8がそれぞれ連設
されている。
【0008】前壁1には、天面側から開口部9が形成さ
れ、蓋8の先端側には、開口部9を覆う前覆板10が設
けられている。前壁1、側壁2、後壁3及び継代4の上
部には、ジッパ形の切離帯11が横断方向に設けられて
いる。
【0009】前壁1の下部には、弧状の押込部12から
外側へ延び、その両側端から上向きに延びるジッパ形の
切目線13と、この切目線13の上端から内側へ向かい
開口部9へ至る折目線14とに囲まれた表示板15が設
けられている。表示板15には、商品の宣伝が印刷され
ている。
【0010】このようなブランクを箱に組み立てるに
は、図2に示すように、前壁1、両側壁2及び後壁3を
筒状に折り曲げて継代4を後壁3に貼着し、底片5と底
板6とを貼り合わせ、底板6同士を噛み合わせて底面を
閉止する。その後、蓋受片7を内側へ折り曲げて蓋8を
閉じ、前覆板10を前壁1の両側部に貼り付ける。
【0011】そして、店頭で商品を陳列する際には、前
壁1から前覆板10を剥がして蓋8を開け、切離帯11
を切り取ってその上方を除去した後、図3に示すよう
に、押込部12から切目線13を切断し、折目線14を
軸に表示板15を起こす。
【0012】このとき、表示板15が棚50のこぼれ止
めバー51を跨ぐようにし、これにより、表示板15の
傾斜状態を維持する。
【0013】このように陳列すると、表示板15が見や
すい角度で保持されるので、優れた販売促進効果を得る
ことができ、陳列作業に手間やコストがかかることもな
い。
【0014】次に、この発明の第2実施形態を、図4乃
至図6に基づいて、上記第1実施形態と異なる部分を中
心に説明する。
【0015】この箱のブランクでは、図4に示すよう
に、蓋8に切取線20を基端とする表示部材21が設け
られ、この表示部材21には、切込22と折目線23を
境にして差込板24及び表示板25が順次配設されてい
る。表示板25には、商品の宣伝が印刷されている。
【0016】このブランクを箱に組み立てて封緘する際
には、図5に示すように、表示部材21を前壁1に貼り
付ける。
【0017】そして、店頭で商品を陳列する際には、前
壁1から表示部材21を剥がして蓋8を開け、切離帯1
1を切り取ってその上方を除去した後、切取線20を切
断して表示部材21を切り離す。
【0018】次いで、図6に示すように、差込板24を
折目線23を軸に下方へ折り曲げて箱内に差し込み、切
込22に前壁1の両側部を挿入して折目線23を開口部
9の下縁に沿わせる。
【0019】このとき、表示板25が棚50のこぼれ止
めバー51を跨ぐようにすると、表示板25の傾斜状態
が維持されるので、廃棄する部分を有効に利用しつつ、
優れた販売促進効果を得ることができる。
【0020】次に、この発明の第3実施形態を、図7乃
至図9に基づいて、上記第2実施形態と異なる部分を中
心に説明する。
【0021】この箱のブランクでは、図7に示すよう
に、蓋8に切取線30を基端とする表示部材31が設け
られ、この表示部材31には、縦方向に延びる2本の折
目線32を有する表示板33と、その基部両側から突出
する係合片34とが配設されている。係合片34には横
方向の折目線35が設けられ、表示板33には、折目線
32で仕切られた各部分にそれぞれ商品の宣伝が印刷さ
れている。
【0022】このブランクを箱に組み立てて封緘する際
には、図8に示すように、表示部材31を前壁1に貼り
付ける。
【0023】そして、店頭で商品を陳列する際には、前
壁1から表示部材31を剥がして蓋8を開け、切離帯1
1を切り取ってその上方を除去した後、切取線30を切
断して表示部材31を切り離す。
【0024】次いで、図9に示すように、表示板33の
両側部分を折目線32に沿って後方へ折り曲げ、係合片
34を折目線35沿いに屈曲させつつ、棚50のこぼれ
止め板52に設けられたレール53に係合させる。
【0025】このように表示部材31を棚50に取り付
けると、表示板33が正面及び両側面の三方に向くの
で、優れた販売促進効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明では、紙箱の前
壁を切り起こし、又は、紙箱の蓋を切り取ることにより
表示板を形成し、棚のこぼれ止めを活用して、表示板を
保持することとしたので、簡単な作業で、コストをかけ
ることなく、宣伝の表示を行うことができ、販売促進効
果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のブランクを示す図
【図2】同上の箱組み状態を示す斜視図
【図3】同上の陳列状態を示す斜視図
【図4】この発明の第2実施形態のブランクを示す図
【図5】同上の箱組み状態を示す斜視図
【図6】同上の陳列状態を示す斜視図
【図7】この発明の第3実施形態のブランクを示す図
【図8】同上の箱組み状態を示す斜視図
【図9】同上の陳列状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 前壁 2 側壁 3 後壁 8 蓋 9 開口部 12 押込部 13 切目線 14 折目線 15 表示板 20 切取線 21 表示部材 22 切込 23 折目線 24 差込板 25 表示板 31 表示部材 32 折目線 33 表示板 34 係合片 50 棚 51 こぼれ止めバー 52 こぼれ止め板 53 レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 知子 東京都千代田区内幸町1丁目1番7号 レ ンゴー株式会社東京本社内 Fターム(参考) 3E060 AA05 BA02 CB02 CB16 CB19 CB24 CE04 CE05 CE07 CE13 CE15 CE18 CE19 CE30 DA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前壁1、一対の側壁2及び後壁3を連設
    して底面を閉止し、天面から前壁1にかけて開口部9を
    設け、この開口部9を覆う蓋8を後壁3の上縁から延出
    した包装箱において、前壁1の下部に、横方向に延びて
    その両側端から上向きに延びる切目線13と、この切目
    線13の上端から内側へ向かう折目線14とに囲まれた
    表示板15を設け、蓋8を開いて商品を陳列する際に
    は、切目線13を切断し、折目線14を軸に起こした表
    示板15を、棚のこぼれ止めを跨がせることにより傾斜
    状態で保持することを特徴とする表示機能付包装箱。
  2. 【請求項2】 前壁1、一対の側壁2及び後壁3を連設
    して底面を閉止し、天面から前壁1にかけて開口部9を
    設け、この開口部9を覆う蓋8を後壁3の上縁から延出
    した包装箱において、蓋8に切取線20を基端とする表
    示部材21を設け、この表示部材21に、折目線23を
    境にして差込板24及び表示板25を順次配設し、蓋8
    を開いて商品を陳列する際には、切取線20を切断して
    表示部材21を切り離し、差込板24を折目線23を軸
    に下方へ折り曲げて箱内に差し込み、折目線23を開口
    部9の下縁に沿わせ、表示板25を棚のこぼれ止めを跨
    がせることにより傾斜状態で保持することを特徴とする
    表示機能付包装箱。
  3. 【請求項3】 前壁1、一対の側壁2及び後壁3を連設
    して底面を閉止し、天面から前壁1にかけて開口部9を
    設け、この開口部9を覆う蓋8を後壁3の上縁から延出
    した包装箱において、蓋8に切取線30を基端とする表
    示部材31を設け、この表示部材31に、縦方向に延び
    る折目線32を有する表示板33と、その基部両側から
    突出する係合片34とを配設し、蓋8を開いて商品を陳
    列する際には、切取線30を切断して表示部材31を切
    り離し、表示板33の両側部分を折目線32に沿って後
    方へ折り曲げ、係合片34を棚のこぼれ止めに設けられ
    たレールに係合させることにより、表示板33を棚から
    突き出した状態で保持することを特徴とする表示機能付
    包装箱。
JP2001278090A 2001-09-13 2001-09-13 表示機能付包装箱 Pending JP2003081259A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114991A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社クラウン・パッケージ ブランクシート、製函前ブランク及び包装箱

Citations (3)

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JPS5752419A (en) * 1980-09-11 1982-03-27 Tokyo Shibaura Electric Co Pressure cooker
JP2001180659A (ja) * 1999-12-22 2001-07-03 Rengo Co Ltd 表示具付き包装箱
JP2001213424A (ja) * 2000-01-31 2001-08-07 Toppan Printing Co Ltd 傾斜表示板付の紙箱

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