JP2009241958A - 包装展示兼用カートン - Google Patents

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JP2009241958A
JP2009241958A JP2008090752A JP2008090752A JP2009241958A JP 2009241958 A JP2009241958 A JP 2009241958A JP 2008090752 A JP2008090752 A JP 2008090752A JP 2008090752 A JP2008090752 A JP 2008090752A JP 2009241958 A JP2009241958 A JP 2009241958A
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Taiichiro Kobayashi
泰一郎 小林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】中の商品が邪魔になることなく、展示状態に組み立てることができるようにした包装展示兼用カートンを提供する。
【解決手段】前板3、一対の側板2及び後板1により周壁が形成され、その両側板2に切目線12が設けられ、切目線12の切断に伴いカートン上部を除去して商品を展示するようにした包装展示兼用カートンであって、カートン下部側の両側板2における上部に、内側に折り曲げることによってカートン内部に仕切を形成する仕切片が区画されている。カートン上部を除去する前か後で、仕切片17を押し込むことによってカートン内部に仕切が設けられるので、カートン上部を除去した展示状態において商品は仕切片17により前倒れが防止される。仕切片17の押込み時に、縦向きに並んだ商品とカートン側壁の隙間を通って折り曲げられ、中に商品が入っていても邪魔になることなく展示状態に組み立てることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、板紙で作成されるカートンの技術分野に属し、詳しくは、商品を保管・搬送するために用いられ、開封後は中の商品を展示するために用いられる包装展示兼用カートンに関する。
一般に、個包装された複数の商品を収納する板紙製のカートンは、スーパーやコンビニエンスストアなどの店頭まで商品の運搬に使用されるが、商品が取り出されて棚に並べられた後はそのままゴミとして捨てられている。一方、開封後に商品をカートンに入れたままで陳列して展示するタイプの包装展示兼用カートンも利用されている。
このような包装展示兼用カートンとして、スティック包装や薄物パウチなどの偏平細長状の商品を複数立てて陳列するタイプとして特許文献1に記載のものがある。これは、前板、一対の側板及び後板により周壁が形成され、その両側板に切目線が設けられ、切目線の切断に伴いカートン上部を除去して商品を展示するようにしたカートンにおいて、両側板に折目線を基端とする折込片を設けた構成としたものである。そして、商品の展示状態でこの折込片を内側に折り込むことで、折込片が反発して商品を押圧するようにし、それによって商品が少なくなったときに倒れるのを防止するようにしている。さらに、切目線を蛇行させることで、折込片の先端縁を波形状とし、その波形状のところに引っ掛かることで商品の転倒をより確実に防止している。
特開2001−354237号公報
上記した包装展示兼用カートンは、周壁の上部を除去した部位に折込片を設けたことにより、その折込片の押圧によって商品の転倒が防止されるので、整然とした展示ができるという利点がある。しかしながら、商品を両サイドの折込片で保持するためには、これらの折込片をそれぞれ90度以上内側に無理矢理折り込む必要があることから、中の商品が邪魔になって組み立てにくいという問題がある。したがって、収納する商品の幅よりも広いスペースを取らなければならず、空間率の高いカートンにならざるを得ない欠点を持っている。商品を一旦取り出して折込片を内側に折り曲げることも考えられるが、取り出した商品をまた入れなければならず、店頭ではとても面倒なことで実際的ではない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、中の商品が邪魔になることなく、展示状態に組み立てることができるようにした包装展示兼用カートンを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、前板、一対の側板及び後板により周壁が形成され、その両側板に切目線が設けられ、切目線の切断に伴いカートン上部を除去して商品を展示するようにした包装展示兼用カートンであって、カートン下部側の両側板における上部に、内側に折り曲げることによってカートン内部に仕切を形成する仕切片が区画されていることを特徴としている。
この構成からなる包装展示兼用カートンにおいて、仕切片を折り曲げるヒンジとなる罫線は仕切片の前板側に設けられていることが望ましい。
本発明の包装展示兼用カートンは、カートン上部を除去する前か後で、仕切片を押し込むことによってカートン内部に仕切が設けられるので、カートン上部を除去した展示状態において商品は仕切片により前倒れが防止される。仕切片は、その押込み時に、縦向きに並んだ商品とカートン側壁の隙間を通って折り曲げられ、中に商品が入っていても移動しやすいので邪魔になることなく展示状態に組み立てることができる。したがって、空間率の高いカートンにする必要がなく、カートンブランクも小さくて済む。
そして、仕切片のヒンジとなる罫線が仕切片の前板側に設けられることで、仕切片には板紙を曲げたときの反発力によって商品を後方向へ押しやる力が生じ、前倒れ防止がより効果的になる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る包装展示兼用カートンの一例を示す斜視図、図2は図1に示す包装展示兼用カートンを組み立てるブランクの展開図である。
図2のブランクは、板紙を打ち抜いて形成されたもので、図示のように、後板1、側板2、前板3、側板2、糊代片4がこの順で横方向に連設されている。また、後板1と前板3の下辺にはそれぞれ底片5が、両側板2の下辺にはそれぞれ底板6が連設され、後板1と前板3の上辺にはそれぞれ折込板7が、一方の側板2の上辺には蓋板8が連設されており、蓋板8の先端には差込片9が連設されている。
このブランクには、後板1を横断するとともに両方の側板2に繋がり、各側板2では前下がりに伸びる帯状のジッパー10が設けられている。側板2でのジッパー10は、連続したY字状の切込が連続した上側の切目線11と、破断方向後側が内向きに曲がった形状の切込が連続した下側の切目線12とで構成されており、後板1でのジッパー10は、T字が向き合った形状の摘み用切込13を中央に有しており、この切込13を取っ掛かりとしてジッパー10の破断除去を開始することができるようになっている。また、前板3にはジッパー10下側の切目線12に繋がる切目線14が横断状態で設けられ、糊代片4にはジッパー10上下の切目線11,12にそれぞれ繋がる切目線15,16が横断状態で設けられている。
側板2には、ジッパー10下側の切目線12に隣接して、それぞれに2つの仕切片17が区画されている。この仕切片17は、切目線12と2本の半切罫線a,bとで囲まれる三角状の折曲基部17aと、切目線12と半切罫線bとL字状の切目線cとで囲まれる平行四辺形状の折曲先端部17bとからなり、指先で押し込むと、切目線cのツナギが破断されて半切罫線aところをヒンジとして、半切罫線bのところを中間のヒンジとして内側に折れ曲がるようになっている。
図2のブランクを組み立てて図1に示す包装展示兼用カートンを形成するが、その手順は通常のカートンと同様である。まず、底板6の折返し部6aをそれぞれ底片5に貼り合わせるとともに、糊代片4を前板1に貼り合わせたサック貼り状態で折り畳む。そして、この折り畳んだブランクを起こすと、底板6の部分がオートロックされてカートンの底部が形成される。このように起函してから、個包装された複数個の商品を中に入れ、折込板7を折り込んでから、差込み片9をもう一方の側板2の内側面に差し込んで蓋板8を閉じることで組立を完了する。
図1の包装展示兼用カートンは、店頭等において開封してカートン上部を除去し、図3に示すように、中の商品Sが見える状態にして展示する。ここでは、6個の商品Sのうち後方の2個を図示している。このカートンの開封に際しては、ジッパー10を破断除去する。具体的には、後板1におけるT字が向き合った形状の切込13のところを取っ掛かりとして破断を始め、そのまま側板2における上下の切目線11,12を破断し、最後は前板3の切目線14を破断することで、ジッパー10とともにカートン上部を除去する。
このようにカートン上部を除去すると、切目線12から上部が除去されることにより、カートンは図4に示すように、残ったカートン下部にジッパー10の破断でギザギザとなった端縁が現れ、その一部に2つの仕切片17が前後に並んで露出する。そして、図5に示すように、仕切片17を内側に曲げるようにして指先で押し込むと、切目線cのツナギが破断されて半切罫線a,bのところで内側に折れ曲がり、その押し込んだ仕切片17によって内部に仕切が形成される。
商品Sは、カートン内部に突き出た仕切片17により左右から支持され、図3に示す如き展示状態において前倒れが防止される。この仕切片17の押込み操作に際しては、縦向きに並んだ商品Sと側板2の隙間を通って折り曲げられるので、中に商品が入ったままでも商品の動きがあるのでそれほど邪魔になることはない。なお、カートン上部を除去してから仕切片17を押し込むようにするのに限らず、カートン上部を除去する前に押し込むようにしても構わない。
また、この包装展示兼用カートンでは、仕切片17の前板3側にある半切罫線aが仕切片17を曲げるときのヒンジとなるので、仕切片17には板紙を曲げたときの反発力によって商品を後方向へ押しやる力が生じており、ヒンジとなる罫線を後板1側に設けるよりも前倒れ防止効果が大きい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による包装展示兼用カートンは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の例では、カートンの開封手段をジッパーとしたが、要はカートンの上部と下部が分離されて、残ったカートン下部に仕切片17が露出しさえすれば、どのような開封手段でも構わない。
また、上記の例では、ジッパーは後板から前板にかけて前下がりとしたが、水平もしくはそれに近い傾斜にしても構わない。要望に応じて適宜決めればよいことである。
本発明に係る包装展示兼用カートンの一例を示す斜視図である。 図1に示す包装展示兼用カートンを組み立てるブランクの展開図である。 図1に示す包装展示兼用カートンを展示状態で示す斜視図である。 図1に示す包装展示兼用カートンのカートン上部を除去した箱下部を示す斜視図である。 図4に示すカートン下部の仕切片を内側に押し込んだ状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 後板
2 側板
3 前板
4 糊代片
5 底片
6 底板
7 折込板
8 蓋板
9 差込板
10 ジッパー
11,12 切目線
13 切込
14,15,16 切目線
17 仕切片

Claims (2)

  1. 前板、一対の側板及び後板により周壁が形成され、その両側板に切目線が設けられ、切目線の切断に伴いカートン上部を除去して商品を展示するようにした包装展示兼用カートンであって、カートン下部側の両側板における上部に、内側に折り曲げることによってカートン内部に仕切を形成する仕切片が区画されていることを特徴とする包装展示兼用カートン。
  2. 仕切片を折り曲げるヒンジとなる罫線は仕切片の前板側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装展示兼用カートン。
JP2008090752A 2008-03-31 2008-03-31 包装展示兼用カートン Pending JP2009241958A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018100194A1 (fr) 2016-12-01 2018-06-07 Chevalier, Pierre Decoupes pour emballage primaire et/ou secondaire et/ou tertiaire et emballage obtenu avec de telles decoupes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018100194A1 (fr) 2016-12-01 2018-06-07 Chevalier, Pierre Decoupes pour emballage primaire et/ou secondaire et/ou tertiaire et emballage obtenu avec de telles decoupes
US10919677B2 (en) 2016-12-01 2021-02-16 Pierre Chevalier Cutouts for primary and/or secondary and/or tertiary packaging and packaging obtained with such cutouts

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