JP2003080140A - ロッド塗布装置及びロッド塗布方法 - Google Patents

ロッド塗布装置及びロッド塗布方法

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JP2003080140A
JP2003080140A JP2001271474A JP2001271474A JP2003080140A JP 2003080140 A JP2003080140 A JP 2003080140A JP 2001271474 A JP2001271474 A JP 2001271474A JP 2001271474 A JP2001271474 A JP 2001271474A JP 2003080140 A JP2003080140 A JP 2003080140A
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Hideaki Kominami
秀彰 小南
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドがウェブに接触した後は、短時間でウ
ェブの走行速度とロッドの回転速度を一致させ、ウェブ
の擦り傷の発生を防止することを課題とする。 【解決手段】 ウェブ12にロッド14を接触させて、
ロッド14を従動回転させることにより、ロッド14と
ウェブ12との間に形成される液溜まりの塗布液をウェ
ブ12に塗布する。ロッド14は、駆動モータ46で強
制回転され、ウェブ12に接触したときにウェブ12に
擦り傷をつけないように、駆動軸48に設けられたワン
ウエイクラッチ32によって駆動モータ46の回転力が
ロッド14に伝達され或は遮断される。このため、従来
の塗布装置と比較すると、リアルタイムで駆動モータ4
6からの回転力が遮断されるので、短時間でウェブ12
の走行速度とロッド14の回転速度が一致する。従っ
て、ウェブ12を高速で走行させても、ロッド14によ
る塗布中にウェブ12に擦り傷を発生させることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロッド塗布装置に
係り、特に、塗工用ロッドを用いてウェブ、例えば帯状
金属板に塗布液を転移させて塗布するロッド塗布装置及
びロッド塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブ面上に塗布液を塗布するロッド塗
布装置として、塗工用ロッドを走行するウェブに接触さ
せ、該塗工用ロッドにより塗布量を調節した塗布液をウ
ェブに塗布する方法がある。このロッド塗布方法は、極
めて簡単な構成で、しかも高速で薄い塗布層を形成する
ことができるという特徴を有するため、広く用いられて
いる。
【0003】このロッド塗布方法は、例えば特開昭53
─22543号公報や特開昭59─123568号公報
に記載されるように、塗工用ロッド(以下、単に「ロッ
ド」という)を走行するウェブに接触させると共に、ウ
ェブとロッドの接触部の直前に塗布液溜まりを形成し、
強制的にウェブの搬送方向へ回転させたロッドで塗布液
溜まりの塗布液を掻き上げてウェブに転移させて塗布す
るものである。
【0004】しかし、ロッドを強制的に回転させてウェ
ブと接触させても、ロッドの回転速度とウェブの走行速
度がうまく一致しないとウェブに擦り傷ができるという
欠点がある。
【0005】そこで、本出願人は、塗布時(従動回転
時)の10%以上の回転速度でロッドを強制的に回転さ
せ、ロッドがウェブと接触した後は、強制的な回転力の
伝達を遮断してロッドをウェブに対して従動回転させる
塗布装置を提案している(特開2000−107665
号参照)。
【0006】しかしながら、現実的には、コントローラ
から回転力遮断解除の指令が出て、実際に伝達遮断が完
了するまで一定の時間が掛かる。従って、ロッドがウェ
ブに接触して従動し始めるまでに時間が掛かり、ウェブ
の走行速度とロッドの回転速度が一致しない時間が長く
なり、生産効率があるレベル以上には向上しない。
【0007】また、ロッド従動回転中に、外乱によりロ
ッド回転抵抗が増大し、ロッドが回転停止すると、ウェ
ブに擦り傷が発生し続ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情を考慮して、ロッドがウェブに接触した後は、短時間
でウェブの走行速度とロッドの回転速度を一致させ、ウ
ェブの擦り傷が発生しないようにし、これにより生産効
率を向上させることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、塗工用ロッドを前記ウェブに対して接離させる昇降
手段を有し、走行するウェブに塗工用ロッドを接触させ
て従動回転させ、塗工用ロッドとウェブとの間に形成さ
れる液溜まりの塗布液をウェブに塗布するロッド塗布装
置において、回転力を発生する駆動手段と、前記駆動手
段の回転力を前記塗工用ロッドに伝達・遮断する伝達部
に設けられ、塗工用ロッドがウェブに接触して回転する
と空転して駆動手段の回転力を遮断するクラッチと、を
有することを特徴としている。
【0010】上記構成では、走行するウェブに塗工用ロ
ッドを接触させて、塗工用ロッドを従動回転させること
により、塗工用ロッドとウェブとの間に形成される液溜
まりの塗布液をウェブに塗布する。
【0011】この塗工用ロッドは、駆動手段によってウ
ェブに接触する前にウェブの走行方向に強制回転され、
ウェブに接触したときにウェブに擦り傷をつけないよう
に、伝達部に設けられたクラッチによって駆動手段の回
転力が塗工用ロッドに伝達され或は遮断される。
【0012】このクラッチは、塗工用ロッドがウェブに
接触して回転速度が大きくなると(従動)、メカ的に空
転して駆動手段の回転力を遮断する。このため、従来の
塗布装置と比較すると、リアルタイムで駆動手段からの
回転力が遮断されるので、短時間でウェブの走行速度と
塗工用ロッドの回転速度が一致する。
【0013】従って、ウェブを高速で走行させても、塗
工用ロッドによる塗布中にウェブに擦り傷を発生させる
ことがない。
【0014】また、昇降手段が、塗工用ロッドをウェブ
に接触させ、或は塗工用ロッドをウェブから離す。この
ため、ウェブの接合部が塗工用ロッドを通過する前に塗
工用ロッドをウェブから離し、接合部が通過したら塗工
用ロッドをウェブに接触させることができる。
【0015】これにより、ウェブの接合部が塗工用ロッ
ドに衝突して、塗工用ロッドに微振動等の外乱が発生し
て塗布液に泡の巻き込みが生じたり、泡がウェブの塗膜
面に転写されたり塗布液溜まりに泡が滞留してウェブの
塗膜面にスジが発生したりする塗布不良が発生しない。
【0016】請求項2に記載の発明は、前記クラッチ
が、前記駆動手段の回転力が伝達される軸部と、前記軸
部の周面に配置され前記塗工用ロッドと連結される外輪
と、前記軸部と前記外輪との間に配置され、軸部の回転
力を外輪へ伝達すると共に、外輪が軸部より速い回転速
度になると外輪を空転させるコロ手段と、で構成されて
いることを特徴としている。
【0017】上記構成では、塗工用ロッドがウェブに接
触し、軸部より速い回転速度となると、コロ手段によっ
て軸部の周面に配置された外輪が空転して、軸部からコ
ロ手段を通じて塗工用ロッドに伝達される回転力が遮断
され、塗工用ロッドがウェブと瞬時に従動回転する。
【0018】請求項3に記載の発明は、走行するウェブ
に塗工用ロッドを接触させて従動回転させ、塗工用ロッ
ドとウェブとの間に形成される液溜まりの塗布液をウェ
ブに塗布するロッド塗布方法において、塗工用ロッドを
ウェブの走行方向へ回転させた状態でウェブに接触さ
せ、駆動手段の回転力を塗工用ロッドに伝達・解除する
クラッチを空転させることで、駆動手段の回転力を遮断
して、塗工用ロッドをウェブの走行速度に従動回転させ
ることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本実施の形態
に係るロッド塗布装置について説明する。
【0020】図1〜図5に示すように、ロッド塗布装置
10は、走行するウェブ12の幅方向(ウェブ12に直
交する方向)に配設される円柱状のロッド14(一例と
して、ワイヤが外周面に巻かれている)を備えている。
このロッド14は、中央部にV字状の溝16が形成され
た支持ブロック18に全長に亘って回転可能に支持され
ている。これにより、ロッド14は自重による撓みが防
止されている。
【0021】また、ロッド14の両端部は、軸受け20
によって回転自在に軸支されており、ウェブ12と接触
することにより従動回転できるようになっている。
【0022】そして、ロッド14の回転によりワイヤで
形成された隙間が、後述する液溜まり24から所定量の
塗布液を持ち出して、ウェブ12に塗布液を塗布して塗
布層28を形成する構成である。
【0023】なお、ワイヤの材質は、金属であれば問題
はないが、特にステンレス鋼が優れている。ロッド14
の直径は、6〜25mmがよく、更に好ましくは6〜1
5mmであり、ロッド14の表面にワイヤーを巻いたも
の、ロッド14の表面に溝を刻設したもの、ロッド14
の表面が平滑なもの等を用いることができる。
【0024】一方、支持ブロック18は、リフター22
の上に載せられている。このリフター22が図3〜図5
に示す所定のタイミングで昇降して、ロッド14をウェ
ブ12に対して接離させる。また、リフター22には、
支持ブロック18と協働して液溜まり24を構成するL
型の堰部材26が配置されている。堰部材26の頂部と
ウェブ12との間には、メニスカスが形成されている。
【0025】堰部材26の下方には、液溜まり24へ塗
布液を送液する送液管が接続されている。堰部材26の
左側には、液溜まり24からオーバーフローした塗布液
を受けるオーバーフロー槽30が設けられている。
【0026】一方、軸受け20から突出したロッド14
の端部には、図6及び図7に示すワンウエイクラッチ3
2の外輪34が接続されている。外輪34には浸炭焼入
れが行われており、その内径面には、コロ36が食い込
む傾斜したカム面38が形成されている。
【0027】一方、コロ36とコロ36の間には、ケー
ジ40が設けられており、このケージ40に設けられた
板ばね42によって、コロ36が個々に支えられてい
る。これによって、全てのコロ36が常に同時に外輪3
4のカム面38に食い込むようになっている。
【0028】また、外輪34の内側には、軸部44が配
置されており、コロ36が軸部44と外輪34に保持さ
れる構成である。この軸部44は駆動モータ46の駆動
軸48と連結されており、駆動モータ46の回転力は、
軸部44、コロ36、及び外輪34を通じて、ロッド1
4に伝達される。
【0029】さらに、駆動モータ46は、信号ケーブル
を介してコントローラ50に接続されている。このコン
トローラ50は、リフター22の昇降タイミングを制御
すると共に、駆動モータ46をON─OFF制御する。
【0030】ここで、ワンウエイクラッチの機能を説明
する。
【0031】図6に示すように、軸部44が反時計回り
に回転すると、ケージ40に設けられた板ばね42の付
勢力でコロ36は軸部44側へ押出される。コロ36
は、外輪34のカム面38の噛み合い位置に進み、軸部
44と一体となって外輪34が回転する。
【0032】次に、外輪34が軸部44より速く、反時
計回りに回転すると、図7に示すように、軸部44は外
輪34から見ると相対的に時計回りに回転することにな
る。このため、コロ36が、軸部44から離れて外輪3
4は軸部44に対して空回りする。
【0033】次に、本形態のロッド塗布装置10の作用
について説明する。
【0034】コントローラー50は、ロッド塗布装置1
0の運転を開始する前は、リフター22のピストン54
を縮めて支持ブロック18を下降させ、ロッド14をウ
ェブ12から離間させている。
【0035】そして、駆動モータ46を駆動して、ワン
ウエイクラッチ32を介してロッド14を強制的に回転
させる。ここで、コントローラ50は、エンコーダ52
からの信号により回転数が所定値まで上がったことを確
認したら、リフター22のピストン54を伸長して支持
ブロック18を上昇させ、走行するウェブ12にロッド
14を接触させる。
【0036】これにより、ロッド14とウェブ12との
間に形成される液溜まり24の塗布液がウェブ12に塗
布される。
【0037】また、ロッド14がウェブ12に接触する
と、ロッド14の回転速度が上がり、ワンウエイクラッ
チ32が空転すると共に、短時間でロッド14はウェブ
12に従動回転する。このため、ウェブ12を高速で走
行させても、塗布中にロッド14によってウェブ12に
擦り傷を発生させることがない。
【0038】また、図4に示すように、ウェブ12同士
を接合する接合部12Aがロッド14を通過する時に
は、コントローラ50によりリフター22を制御して、
支持ブロック18を下降させて、接合部12Aがロッド
14を通過する前にロッド14をウェブ12から離間す
る。
【0039】これにより、ウェブ12の接合部12Aが
ロッド14に衝突して、ロッド14に微振動等の外乱が
発生して塗布液に泡の巻き込みが生じたり、泡がウェブ
12の塗膜面に転写されたり塗布液溜まりに泡が滞留し
てウェブ12の塗膜面にスジが発生したりする塗布不良
が発生しない。
【0040】そして、図5に示すように、ウェブ12の
接合部12Aが通過したらロッド14をウェブ12に再
接触させると共に、再接触させる前にはロッド14を強
制的に回転させてウェブ12に接触させるが、ロッド1
4がウェブ12に接触すると、ワンウエイクラッチ32
が空転するため、ロッド14はウェブ12に対して従動
回転する。
【0041】なお、ウェブ12の接合部12Aの通過後
にロッド14の強制回転を中止せず、次の接合部が通過
するまで強制回転させても構わない。
【0042】このように、本形態のロッド塗布装置10
は、ロッド14がウェブ12に接触した後は、ワンウエ
イクラッチ32の働きにより直ちにロッド14が従動回
転し始めるので、従来装置のように、コントローラーか
ら強制的な駆動伝達の遮断指令が出でロッドの強制的な
回転が解除されるタイプに比べて、ウェブに悪影響を与
える時間を短縮できる。
【0043】なお、本発明に使用される塗布液は特に限
定されないが、高分子化合物の水溶液または有機溶媒
液、顔料分散液、コロイド溶液等を使用することができ
る。また、塗布液の粘度も特に限定されないが、粘度が
低い方が適しており、100cp以下、好ましくは50
cp以下がよい。本発明に使用されるウェブ12とは、
金属、紙、プラスチックフイルム、レジンコーティッド
紙、合成紙等が含まれる。プラスチック材質は、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のビニ
ル重合体、6、6ナイロン、6ナイロン等のポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン2、6
ナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、セ
ルローストリアセテート、セルロールダイアセテート等
のセルロースアセテート等が使用される。また、レジン
コーティッド紙に用いる樹脂としては、ポリエチレンを
はじめとするポリオレフィンが代表的であるが、必ずし
もこれに限定されない。また、金属ウェブとしては、例
えばアルミニウム板がある。
【0044】
【実施例】実施例として本形態のロッド塗布装置を用
い、比較例として従来のロッド塗布装置を用い、表面粗
さの小さなウェブ12について塗布試験を行った。
【0045】また、稼動条件として、ロッド14を走行
するウェブ12に接触させる前に、駆動モータ46でロ
ッド14を強制的に順回転し、接触後は駆動モータ46
による強制回転を解除して、ロッドをウェブに従動回転
させた。
【0046】さらに、使用したウェブは、表面処理後の
表面粗さRa=0.50μmのアルミニウム支持体を用
い、ウェブの走行速度(ライン速度)を100m/分と
した。また、ウェブへの塗布液の塗布量が10cc/m
2 になるようにロッドの表面に巻いたワイヤ径、及びウ
ェブとロッドのラップ角度を調節した。
【0047】また、ロッドの直径は15mmのものを使
用した。すなわち、ロッドがウェブに従動回転するとき
の回転数は、2123rpmとなる。なお、ウェブに接
触させる前のロッドの回転数は、600rpmに設定し
た。
【0048】この結果、実施例の場合、図8の表に示す
ように、ロッドがウェブに接触して2123rpmの回
転数で従動回転するまでの時間は1秒であり、ロッドが
ウェブに接触した個所からロッドがウェブに従動回転す
るまので間のウェブの塗布面に擦り傷の発生は確認され
なかった。
【0049】一方、比較例の場合、図9の表に示すよう
に、ロッドがウェブに接触して、駆動モータの回転力を
遮断するまでに3秒かかり、ロッドが2123rpmの
回転数で従動回転するまでの時間はトータルで4秒を要
した。そして、ロッドがウェブに接触した個所からロッ
ドがウェブに従動回転するまので間のウェブの塗布面に
擦り傷の発生が確認された。
【0050】なお、図8及び図9の下方欄には、コント
ローラの動作態様が示されており、比較すれば判るよう
に、本実施例では、比較例のように、駆動伝達指令を出
す必要がなく、また、駆動遮断を確認する駆動伝達遮断
信号を出す必要もない。
【0051】さらに、本実施例では、比較例と同じよう
に、約3秒後ロッドの強制回転を停止しているが、次に
ロッド接触指令がくるまで、回転させても構わない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、表面粗さの小さなウェブの場合にもウェブを高速
走行させて塗布を行うことができ、しかも塗布中にウェ
ブに擦り傷を発生させることがない。従って、今まで不
良品として扱われていた部分が製品として出荷できるよ
うになり、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本形態に係るロッド塗布装置の正面図であ
る。
【図2】 本形態に係るロッド塗布装置の正面図であ
る。
【図3】 本形態に係るロッド塗布装置の動きを説明す
る側面図である。
【図4】 本形態に係るロッド塗布装置の動きを説明す
る側面図である。
【図5】 本形態に係るロッド塗布装置の動きを説明す
る側面図である。
【図6】 ワンウエイクラッチの一部断面図である。
【図7】 ワンウエイクラッチの一部断面図である。
【図8】 本形態に係るロッド塗布装置のタイムチャー
トである。
【図9】 従来のロッド塗布装置のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
22 リフター(昇降手段) 32 ワンウエイクラッチ(クラッチ) 34 外輪 36 コロ(コロ手段) 42 板ばね(コロ手段) 44 軸部 46 駆動モータ(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC22 AC72 AC88 AC93 AC94 CA47 DA04 DB07 DB18 DB33 DB36 DB37 DB38 DB40 DB48 DB53 EA07 EA10 4F040 AA22 AB04 AC01 BA29 CB11 CB13 CB18 CB35 CB40 4F042 AA22 BA05 BA08 DD03 DD09 DD10 DD18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗工用ロッドを前記ウェブに対して接離
    させる昇降手段を有し、走行するウェブに塗工用ロッド
    を接触させて従動回転させ、塗工用ロッドとウェブとの
    間に形成される液溜まりの塗布液をウェブに塗布するロ
    ッド塗布装置において、 回転力を発生する駆動手段と、 前記駆動手段の回転力を前記塗工用ロッドに伝達・遮断
    する伝達部に設けられ、塗工用ロッドがウェブに接触し
    て回転すると空転して駆動手段からの回転力を遮断する
    クラッチと、 を有することを特徴とするロッド塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチが、前記駆動手段の回転力
    が伝達される軸部と、前記軸部の周面に配置され前記塗
    工用ロッドと連結される外輪と、前記軸部と前記外輪と
    の間に配置され、軸部の回転力を外輪へ伝達すると共
    に、外輪が軸部より速い回転速度になると外輪を空転さ
    せるコロ手段と、で構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載のロッド塗布装置。
  3. 【請求項3】 走行するウェブに塗工用ロッドを接触さ
    せて従動回転させ、塗工用ロッドとウェブとの間に形成
    される液溜まりの塗布液をウェブに塗布するロッド塗布
    方法において、 塗工用ロッドをウェブの走行方向へ回転させた状態でウ
    ェブに接触させ、駆動手段の回転力を塗工用ロッドに伝
    達・遮断するクラッチを空転させることで、駆動手段の
    回転力を遮断して、塗工用ロッドをウェブの走行速度に
    従動回転させることを特徴とするロッド塗布方法。
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