JP4260199B2 - 間欠塗布方法及び間欠塗布装置 - Google Patents

間欠塗布方法及び間欠塗布装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4260199B2
JP4260199B2 JP2007099952A JP2007099952A JP4260199B2 JP 4260199 B2 JP4260199 B2 JP 4260199B2 JP 2007099952 A JP2007099952 A JP 2007099952A JP 2007099952 A JP2007099952 A JP 2007099952A JP 4260199 B2 JP4260199 B2 JP 4260199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
die
base material
coating die
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007099952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008253927A (ja
Inventor
忠弘 荻野
八郎 戸内
正紀 甲田
将詳 魚井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Ro Co Ltd filed Critical Chugai Ro Co Ltd
Priority to JP2007099952A priority Critical patent/JP4260199B2/ja
Priority to TW097109283A priority patent/TWI352625B/zh
Priority to KR1020080031052A priority patent/KR101420882B1/ko
Priority to CN2008100921186A priority patent/CN101279315B/zh
Publication of JP2008253927A publication Critical patent/JP2008253927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4260199B2 publication Critical patent/JP4260199B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/10Storage, supply or control of liquid or other fluent material; Recovery of excess liquid or other fluent material
    • B05C11/1002Means for controlling supply, i.e. flow or pressure, of liquid or other fluent material to the applying apparatus, e.g. valves
    • B05C11/1034Means for controlling supply, i.e. flow or pressure, of liquid or other fluent material to the applying apparatus, e.g. valves specially designed for conducting intermittent application of small quantities, e.g. drops, of coating material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0245Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to a moving work of indefinite length, e.g. to a moving web
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/26Processes for applying liquids or other fluent materials performed by applying the liquid or other fluent material from an outlet device in contact with, or almost in contact with, the surface

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

本発明は、走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布する間欠塗布方法及び間欠塗布装置に係り、特に、基材への塗布液の塗布を開始する塗布開始側の端面と、基材への塗布液の塗布を停止する塗布停止側の端面とが、基材に対して傾斜することなく垂直に形成されて、基材に対して塗布液を一定した均一の厚みで塗布できるようにした点に特徴を有するものである。
従来から、走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、上記の基材に塗布液を間欠的に塗布することが行われている。
そして、このようにシート状の基材に塗布液を間欠的に塗布するにあたり、従来においては、一般に、図1に示すように、基材1をバックアップローラ2に架け渡して走行させると共に、このように走行される基材1と塗布用ダイ10の先端面10aが所要間隔を介して対向するようにして、塗布用ダイ10をバックアップローラ2と対向する位置に設け、この塗布用ダイ10の先端面10aに設けられたスリット状の吐出口11から塗布液12を間欠的に吐出させて、上記の基材1に塗布液12を間欠的に塗布することが行われている。
また、上記のように塗布用ダイ10の先端面10aに設けられたスリット状の吐出口11から塗布液12を間欠的に吐出させるにあたっては、塗布液12を塗布用ダイ10に圧送する圧送ポンプ3と塗布用ダイ10との間に断続バルブ4を設け、この断続バルブ4を開閉させることにより、塗布用ダイ10に塗布液12を樹脂製の塗布液供給管13を通して間欠的に供給し、この塗布用ダイ10の先端面10aに設けられた吐出口11から塗布液12を間欠的に吐出させるようにしている。
しかし、このようにして塗布用ダイ10の先端面10aに設けられた吐出口11から塗布液12を間欠的に吐出させる場合、断続バルブ4を開けて吐出口11から塗布液12を吐出される塗布開始段階や、断続バルブ4を閉じて塗布液12の吐出を停止させる塗布停止段階において、上記の塗布液供給管13が膨らむこと等による圧力伝達遅れや残圧等により、塗布液12の吐出及び停止の応答性が悪く、塗布用ダイ10の吐出口11から吐出される塗布液12の吐出量は、図2に示すように、塗布開始段階においては徐々に増加する一方、塗布停止段階においては徐々に低下するようになる。
このため、上記のようにして走行する基材1に塗布液12を塗布した場合、図3に示すように、基材1に塗布された塗布液12の塗布開始側の端部及び塗布停止側の端部が傾斜した状態になり、基材1に対して塗布液12を一定した均一の厚みになるように塗布することができないという問題があった。
このため、近年においては、特許文献1に示されるように、上記の塗布用ダイと断続バルブとの間に設けた分岐配管に吸引用バルブと負圧タンクとを設け、基材への塗布液の塗布を停止させる際に、上記の断続バルブを閉じて塗布液の吐出を停止させると共に、上記の吸引用バルブを開けて塗布液を上記の負圧タンクに吸引させて、塗布液が基材に塗布されるのを抑制するようにしたものが提案されている。
しかし、この特許文献1に示されるものにおいては、基材に塗布液の塗布を開始させる塗布開始側の端部が傾斜した状態になるのを抑制することができず、また上記のようにした場合においても、吸引用バルブの応答性等が十分ではなく、塗布停止側の端部が依然として少し傾斜した状態になり、基材に対して塗布液を一定した均一の厚みに塗布することができなかった。
特開2001−179156号公報
本発明は、走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布する場合における上記のような問題を解決することを課題とするものであり、基材への塗布液の塗布を開始する塗布開始側の端面と、基材への塗布液の塗布を停止する塗布停止側の端面とが、基材に対して傾斜することなく垂直に形成されて、基材に対して塗布液を一定した均一の厚みに塗布できるようにすることを課題とするものである。
本発明の間欠塗布方法においては、上記のような課題を解決するため、走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布する間欠塗布方法において、上記の塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始する時点において、この塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させる工程と、この塗布用ダイの走行を停止させ又は塗布用ダイを基材と逆方向に走行させて、塗布用ダイから走行する基材に塗布液を塗布する工程と、この塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させる時点において、この塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させる工程とを有するようにした。
そして、この間欠塗布方法において、上記のように塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始させるにあたっては、塗布液の供給開始時点における塗布用ダイの走行速度を上記の基材と同速度にし、次第にこの塗布用ダイの走行速度を減速させることが好ましく、また上記の塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させるにあたっては、塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させる走行速度を加速させて、塗布液の供給停止時に、この塗布用ダイの走行速度を上記の基材と同じ速度にすることが好ましい。
また、この間欠塗布方法においては、上記の基材と塗布用ダイの先端面との間隔が、ビード形成時に基材の走行方向上流側よりも下流側が狭くなっていることが好ましい。
また、この間欠塗布方法においては、上記の基材をバックアップローラに架け渡して走行させ、このバックアップローラと対向する位置において上記の塗布用ダイから基材に塗布液を間欠的に塗布させることができ、この場合には、上記の塗布用ダイをその先端面がバックアップローラと対向するようにして放射方向に配置させ、この状態で、この塗布用ダイをバックアップローラの回転方向に沿って走行させるようにすることができる。
また、本発明の間欠塗布装置においては、上記のような課題を解決するため、走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布する間欠塗布装置において、上記の塗布用ダイを移送させる移送手段を設け、この移送手段による塗布用ダイの移送を制御手段によって制御し、塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始する時点においては、上記の塗布用ダイを基材と同方向に走行させ、塗布用ダイから基材に塗布液を塗布する時点においては、塗布用ダイの走行を停止又は基材と逆方向に走行させ、塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させる時点においては、塗布用ダイを基材と同方向に走行させるようにする。
本発明における間欠塗布方法及び間欠塗布装置においては、走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布するにあたり、上記のように塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始する時点においては、この塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させるようにしたため、塗布用ダイの吐出口から吐出される塗布液の吐出量が徐々に増加して安定するまでは、塗布用ダイが基材に沿って移動し、塗布用ダイと基材との相対速度が基材の走行速度よりも遅い状態で塗布されるため、塗布液の塗布を開始する塗布開始側の端部が傾斜するのが抑制される。
そして、塗布用ダイの吐出口から吐出される塗布液の量が安定した段階では、上記のように塗布用ダイの走行を停止させ又は塗布用ダイを基材と逆方向に走行させて、この塗布用ダイから走行する基材に塗布液を塗布することにより、塗布液が基材に一定した厚みで塗布されるようになる。
また、塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させる時点においては、この塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させるようにしたため、この塗布用ダイの吐出口から吐出される塗布液の吐出量が徐々に低下して吐出されなくなるまでは、塗布用ダイが基材に沿って移動し、塗布用ダイと基材との相対速度が基材の走行速度よりも遅い状態で塗布されるため、塗布液の塗布を停止する塗布停止側の端部が傾斜するのが抑制されるようになる。
この結果、本発明における間欠塗布方法及び間欠塗布装置においては、基材への塗布液の塗布を開始する塗布開始側の端面と、基材への塗布液の塗布を停止する塗布停止側の端面とが、基材に対して傾斜することなく垂直に形成されて、基材に対して塗布液を一定した均一の厚みで塗布できるようになる。
以下、この発明の実施形態に係る間欠塗布方法及び間欠塗布装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明に係る間欠塗布方法及び間欠塗布装置は下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
この実施形態においては、図4に示すように、基材1をバックアップローラ2に架け渡して走行させると共に、塗布用ダイ10を移送させる移送手段20を制御手段21によって制御し、塗布用ダイ10の先端面10aを下にした状態で、この塗布用ダイ10の先端面10aが上記のように走行される基材1と所要間隔を介した位置に導くと共に、この塗布用ダイ10をバックアップローラ2に架け渡されて円弧状になった基材1に沿うようにして、この基材1と同方向に走行させる。
そして、上記の塗布用ダイ10の走行速度が基材1の走行速度とほぼ同速度になった時点において、シリンジポンプ22により樹脂製の塗布液供給管13を通して塗布用ダイ10に塗布液12を供給し、図5(A)に示すように、塗布用ダイ10の先端面10aに設けられたスリット状の吐出口11から塗布液12を吐出させてビードを形成し、塗布用ダイ10の先端面10aを基材1に近接させて、塗布液12のビードを上記のように走行する基材1に接触させる。
そして、このように塗布液12のビードを走行する基材1に接触させた状態で、基材1に沿って走行する上記の塗布用ダイ10の走行速度を減速させ、シリンジポンプ22による塗布用ダイ10への塗布液12の供給が安定した段階で、図5(B)に示すように、この塗布用ダイ10の走行を停止させ、この塗布用ダイ10の吐出口11から塗布液12を走行する基材1に塗布させるようにする。
ここで、このようにして塗布用ダイ10の吐出口11から塗布液12を走行する基材1に塗布させる場合、図6に示すように、上記の基材1と塗布用ダイ10の先端面10aとの間隔が、基材1の走行方向上流側の間隔G1よりも下流側の間隔G2の方が若干狭くなっており、この狭くなった部分によって走行する基材1に塗布される塗布液12の厚みが規制され、基材1に塗布液12が一定した厚みで塗布されるようになる。また、基材1との間隔が広くなった基材1の走行方向上流側の部分においては、重力によって塗布液12の液溜り部分12aが充分に形成されるため、液切れや、かすれのない塗布が可能になる。
そして、このようにして走行する基材1に対して塗布液12を所定長さ塗布させた後、シリンジポンプ22による塗布用ダイ10への塗布液12の供給を停止させると共に、図5(C)に示すように、この塗布用ダイ10を基材1に沿って走行させ、この塗布用ダイ10の走行速度を加速させ、この塗布用ダイ10の走行速度が基材1の走行速度とほぼ同速度になった時点において、この塗布用ダイ10を上昇させて基材1から離隔させるようにする。
なお、上記の一連の動作における塗布液12の吐出量と、塗布用ダイ10の走行速度との関係は、図7に示す通りである。
このようにして走行する基材1に塗布液12を塗布させると、前記のように塗布液12の塗布を開始する塗布開始側の端部が傾斜するのが抑制されると共に、塗布液12の塗布を停止する塗布停止側の端部が傾斜するのも抑制され、図8に示すように、基材1に塗布された塗布液12の塗布開始側の端面12aと、塗布停止側の端面12bとが基材1に対して垂直に形成されるようになり、基材1に対して塗布液12が一定した均一の厚みで塗布されるようになる。
また、上記のように塗布用ダイ10を上昇させて基材1から離隔させた後は、この塗布用ダイ10を塗布開始位置に戻す途中において、この塗布用ダイ10を洗浄装置23に導き、この洗浄装置23により塗布用ダイ10の先端部を洗浄して、次の塗布を行うようにする。
ここで、このように塗布用ダイ10を上昇させて基材1から離隔させた後、この塗布用ダイ10を洗浄装置23によって洗浄している間に、基材1が走行されて、基材1に塗布液12が塗布されない部分が長くなるのを防止するため、この間における基材1の走行速度を減速させるようにしたり、複数の塗布用ダイ10を上記のように順々に移動させて、走行する基材1に対して順々に塗布液12を間欠的に塗布させるようにすることができる。また、上記の実施形態においては、図5(B)に示すように、この塗布用ダイ10の走行を停止させて塗布液12を基材1に塗布させるようにしたが、その動作スペースを確保するため、塗布用ダイ10を反対方向に走行させながら塗布を行うことも可能である。
なお、この実施形態においては、上記のように塗布用ダイ10の先端面10aを常に下にした状態で、この塗布用ダイ10を走行する基材1に沿うようにして基材1と同方向に走行させるようにしたが、塗布用ダイ10を配置させる状態はこのようなものに限定されない。
例えば、図9に示す実施形態のように、塗布用ダイ10を移送させる移送手段20として回動アーム20を上記のバックアップローラ2に設け、この回動アーム20の回動を制御手段21によって制御させると共に、バックアップローラ2から突出した回動アーム20のアーム部20aに、塗布用ダイ10をスライド可能に保持させて、この塗布用ダイ10をバックアップローラ2と対向するようにして放射方向に配置させ、この塗布用ダイ10の先端面10aをバックアップローラ2に架け渡されて走行される基材1に対向させるようにすることも可能である。
ここで、この実施形態においては、上記の塗布用ダイ10をスライドさせて、この塗布用ダイ10の先端面10aを、上記のように走行される基材1と所要間隔を介して対向する位置に導くと共に、上記の回動アーム20を回転させ、塗布用ダイ10の先端面10aを基材1と対向させた状態で、塗布用ダイ10を基材1に沿って走行させる。
そして、上記の回動アーム20による塗布用ダイ10の走行速度が基材1の走行速度とほぼ同速度になった時点において、シリンジポンプ22により塗布用ダイ10に塗布液12を供給し、図10に示すように、塗布用ダイ10の先端面10aに設けられたスリット状の吐出口11から塗布液12を吐出させてビードを形成し、塗布液12のビードを上記のように走行する基材1に接触させる。
そして、このように塗布液12のビードを走行する基材1に接触させた状態で、上記の回動アーム20の回転速度を遅くして、基材1に沿って走行する塗布用ダイ10の走行速度を減速させ、シリンジポンプ22による塗布用ダイ10への塗布液12の供給が安定した段階で、図11に示すように、回動アーム20の回転を停止させて塗布用ダイ10の走行を停止させ、この塗布用ダイ10の吐出口11から塗布液12を走行する基材1に塗布させるようにする。
このようにして走行する基材1に塗布液12を所定長さ塗布させた後、上記のシリンジポンプ22による塗布用ダイ10への塗布液12の供給を停止させると共に、図12に示すように、上記の回動アーム20を回転させて、塗布用ダイ10を基材1に沿って走行させ、この塗布用ダイ10の走行速度が基材1の走行速度とほぼ同速度になった時点において、この塗布用ダイ10を基材1から離隔させる方向にスライドさせるようにする。
このようにして走行する基材1に塗布液12を塗布させた場合にも、前記の実施形態の場合と同様に、塗布液12の塗布を開始する塗布開始側の端部が傾斜したり、塗布液12の塗布を停止する塗布停止側の端部が傾斜したりするのが抑制され、図8に示したように、基材1に塗布された塗布液12の塗布開始側の端面12aと塗布停止側の端面12bとが基材1に対して垂直に形成され、基材1に対して塗布液12が一定した均一の厚みで塗布されるようになる。
従来例の間欠塗布装置において、バックアップローラに架け渡して走行される基材に、塗布用ダイから塗布液を間欠的に塗布する状態を示した概略説明図である。 従来例において、塗布用ダイから吐出される塗液の吐出量の変化を示した図である。 従来例において、基材に塗布された塗布液の状態を示した概略側面図である。 本発明の一実施形態において、塗布用ダイが移動する工程を示した概略説明図である。 上記の実施形態において、塗布用ダイの走行速度が基材の走行速度とほぼ同速度になった時点で、塗布用ダイの先端面に設けられた吐出口から塗布液を吐出させてビードを形成した状態、塗布用ダイの走行を停止させて、塗布用ダイから塗布液を走行する基材に塗布させる状態、及び停止していた塗布用ダイを基材に沿って走行させ、塗布用ダイの走行速度が基材の走行速度とほぼ同速度になった時点で塗布用ダイを基材から離隔させる状態を示した概略説明図である。 上記の実施形態において、塗布用ダイから塗布液を走行する基材に塗布させる状態を示した拡大説明図である。 上記の実施形態において、塗布用ダイから吐出される塗布液の吐出量と、塗布用ダイの走行速度との関係を示した図である。 上記の実施形態において、基材に塗布された塗布液の状態を示した概略側面図である。 本発明の他の実施形態を示した概略説明図である。 上記の他の実施形態において、塗布用ダイの走行速度が基材の走行速度とほぼ同速度になった時点で、塗布用ダイの先端面に設けられた吐出口から塗布液を吐出させてビードを形成した状態を示した概略説明図である。 上記の他の実施形態において、塗布用ダイの走行を停止させて、塗布用ダイから塗布液を走行する基材に塗布させる状態を示した概略説明図である。 上記の他の実施形態において、停止していた塗布用ダイを基材に沿って走行させ、塗布用ダイの走行速度が基材の走行速度とほぼ同速度になった時点で塗布用ダイを基材から離隔させる状態を示した概略説明図である。
符号の説明
1 基材
2 バックアップローラ
10 塗布用ダイ
10a 先端面
11 吐出口
12 塗布液
12a 液溜り部分
13 塗布液供給管
20 移送手段(回動アーム)
20a アーム部
21 制御手段
22 シリンジポンプ
23 洗浄装置

Claims (8)

  1. 走行するシート状の基材に、塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布する間欠塗布方法において、上記の塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始する時点において、この塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させる工程と、この塗布用ダイの走行を停止させ又は塗布用ダイを基材と逆方向に走行させて、塗布用ダイから走行する基材に塗布液を塗布する工程と、この塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させる時点において、この塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させる工程とを有することを特徴とする間欠塗布方法。
  2. 請求項1に記載の間欠塗布方法において、上記の塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始する開始時点における塗布用ダイの走行速度を上記の基材と同速度にし、次第にこの塗布用ダイの走行速度を減速させることを特徴とする間欠塗布方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の間欠塗布方法において、上記の塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させるにあたり、塗布用ダイを上記の基材と同方向に走行させる走行速度を加速させて、塗布液の供給停止時に、この塗布用ダイの走行速度を上記の基材と同じ速度にすることを特徴とする間欠塗布方法。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の間欠塗布方法において、上記の基材と塗布用ダイの先端面との間隔が、基材の走行方向上流側よりも下流側が狭くなっていることを特徴とする間欠塗布方法。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の間欠塗布方法において、上記の基材がバックアップローラに架け渡されて走行され、このバックアップローラと対向する位置において上記の塗布用ダイから基材に塗布液を間欠的に塗布することを特徴とする間欠塗布方法。
  6. 請求項5に記載の間欠塗布方法において、上記の塗布用ダイの先端面がバックアップローラと対向するようにして放射方向に配置された状態で、この塗布用ダイがバックアップローラの回転方向に沿って走行されることを特徴とする間欠塗布方法。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の間欠塗布方法において、上記の塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させた後、この塗布用ダイの先端部を洗浄装置によって洗浄することを特徴とする間欠塗布方法。
  8. 塗布用ダイの先端面に設けられたスリット状の吐出口から塗布液を、走行するシート状の基材に間欠的に供給して、この基材に塗布液を間欠的に塗布する間欠塗布装置において、上記の塗布用ダイを移送させる移送手段が設けられ、この移送手段による塗布用ダイの移送を制御手段によって制御し、塗布用ダイから基材への塗布液の供給を開始する時点においては、上記の塗布用ダイを基材と同方向に走行させ、塗布用ダイから基材に塗布液を塗布する時点においては、塗布用ダイの走行を停止又は基材と逆方向に走行させ、塗布用ダイから基材への塗布液の供給を停止させる時点においては、塗布用ダイを基材と同方向に走行させることを特徴とする間欠塗布装置。
JP2007099952A 2007-04-06 2007-04-06 間欠塗布方法及び間欠塗布装置 Expired - Fee Related JP4260199B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007099952A JP4260199B2 (ja) 2007-04-06 2007-04-06 間欠塗布方法及び間欠塗布装置
TW097109283A TWI352625B (en) 2007-04-06 2008-03-17 Intermittent coating method and intermittent coati
KR1020080031052A KR101420882B1 (ko) 2007-04-06 2008-04-03 간헐 도포 방법 및 간헐 도포 장치
CN2008100921186A CN101279315B (zh) 2007-04-06 2008-04-03 间歇涂布方法和间歇涂布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007099952A JP4260199B2 (ja) 2007-04-06 2007-04-06 間欠塗布方法及び間欠塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008253927A JP2008253927A (ja) 2008-10-23
JP4260199B2 true JP4260199B2 (ja) 2009-04-30

Family

ID=39978069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007099952A Expired - Fee Related JP4260199B2 (ja) 2007-04-06 2007-04-06 間欠塗布方法及び間欠塗布装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4260199B2 (ja)
KR (1) KR101420882B1 (ja)
CN (1) CN101279315B (ja)
TW (1) TWI352625B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101791605B (zh) * 2010-03-12 2013-07-17 深圳市浩能科技有限公司 一种挤压涂布机实现间歇涂布的方式
JP5624444B2 (ja) 2010-12-02 2014-11-12 日東電工株式会社 塗布液の塗布方法及び塗布装置、並びに、塗布物の製造方法
CN103407053B (zh) * 2013-07-26 2016-08-10 暨南大学 智能滚筒式缝模涂布机
CN104384048B (zh) * 2014-11-21 2017-11-03 中航锂电(洛阳)有限公司 一种间歇涂布极耳涂胶装置及其涂胶机架
KR101877101B1 (ko) * 2015-07-28 2018-08-09 주식회사 엘지화학 전극 활물질 슬러리 코팅 장치 및 방법
CN108873609A (zh) * 2018-07-25 2018-11-23 朱浩东 光阻涂布设备
CN108672214A (zh) * 2018-07-25 2018-10-19 朱浩东 光学胶涂布设备
CN108873610A (zh) * 2018-07-25 2018-11-23 朱浩东 光阻涂布装置
CN108906472A (zh) * 2018-07-25 2018-11-30 朱浩东 光学胶涂布装置
CN108983561A (zh) * 2018-08-03 2018-12-11 深圳市华星光电技术有限公司 涂布口金组件及涂布口金系统
CN108816660A (zh) * 2018-08-04 2018-11-16 伍先春 光学胶涂布装置
CN108889536A (zh) * 2018-08-04 2018-11-27 伍先春 光学胶涂布装置
JP2020028863A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 東芝機械株式会社 間欠塗工方法および間欠塗工装置
CN109939897A (zh) * 2019-04-30 2019-06-28 江西鸿格科技有限公司 涂布机的精密挤出模头
CN112289964B (zh) * 2020-10-30 2022-09-27 合肥维信诺科技有限公司 显示基板的制备方法和显示面板的制备方法
KR102302666B1 (ko) * 2021-02-18 2021-09-16 최현준 디스플레이패널 보호필름 제조용 우레탄필름 제조방법
KR102302668B1 (ko) * 2021-02-18 2021-09-16 남상진 디스플레이패널 보호필름 제조용 우레탄필름 제조장치
CN114226164A (zh) * 2021-12-18 2022-03-25 惠州市信宇人科技有限公司 电极材料的涂布方法、精密程控式涂布供料的呑吐阀及其涂布头

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5773095A (en) * 1996-10-07 1998-06-30 Nordson Corporation Method for a reducing the stringing of adhesive from an applicator
JPH11244761A (ja) * 1998-03-06 1999-09-14 Asahi Chem Ind Co Ltd 塗工装置
US6811613B2 (en) * 2001-11-26 2004-11-02 Tokyo Electron Limited Coating film forming apparatus
JP2003181354A (ja) 2001-12-20 2003-07-02 Konica Corp 押出しコータ型塗布装置及び塗布方法
KR20040063031A (ko) * 2003-01-04 2004-07-12 삼성에스디아이 주식회사 다이 코팅 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008253927A (ja) 2008-10-23
CN101279315A (zh) 2008-10-08
TWI352625B (en) 2011-11-21
KR101420882B1 (ko) 2014-07-17
TW200920499A (en) 2009-05-16
CN101279315B (zh) 2013-01-16
KR20080091000A (ko) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4260199B2 (ja) 間欠塗布方法及び間欠塗布装置
US11484908B2 (en) Web lifter/stabilizer and method
TWI496621B (zh) 塗佈頭及其應用之佈漿機
JP2014057937A (ja) 間欠塗布装置
US20080029127A1 (en) Method of applying solution of oil repellent
CN108855778B (zh) 涂敷装置、涂敷方法和喷嘴
JP6098282B2 (ja) 間欠塗布装置及び間欠塗布方法
TWI313194B (en) Coating film forming method
CN108855719B (zh) 喷嘴清扫装置、涂敷装置和喷嘴清扫方法
CN108855720B (zh) 喷嘴清扫装置、涂敷装置和喷嘴清扫方法
KR100859082B1 (ko) 도포 방법
JP2007268377A (ja) ペースト塗布装置及びペースト塗布方法
JP7135015B2 (ja) 塗工装置および塗工方法
JP2008149223A (ja) 塗布装置
JP6355367B2 (ja) 塗布方法及び塗布装置
JP5710758B2 (ja) ポンプの流量制御方法および塗膜形成方法
JP2001179156A (ja) 吐出型塗工装置
KR100862054B1 (ko) 개선된 코팅액 펌핑장치 및 이를 구비한 슬릿 다이 및테이블 코팅 장치
JP3553527B2 (ja) カーテンコータ及びカーテンコート方法
JP6224967B2 (ja) 塗布装置および塗布方法
JP7312204B2 (ja) ノズル洗浄装置、ノズル洗浄方法および塗布装置
JP6960111B2 (ja) 塗工装置
JP2023128663A (ja) 塗布装置
JP2007144249A (ja) 材料塗布装置
KR20080000986A (ko) 포토레지스트 도포장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4260199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees