JP2003078431A - テレビジョンチューナのバンド切替回路 - Google Patents
テレビジョンチューナのバンド切替回路Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切替電圧発生回路の端子の数を減らし、同調
回路との接続のための配線を簡素化し、切替電圧発生回
路を構成する集積回路の小型化を図る。 【解決手段】 切替電圧発生回路１１には第一のスイッ
チトランジスタ１１ａと、第二のスイッチトランジスタ
１１ｂと、ベースが第二のスイッチトランジスタ１１ｂ
のベースに接続される第三のスイッチトランジスタ１１
ｃとを設け、ＵＨＦ帯のテレビジョン信号の受信時には
第一のスイッチトランジスタ１１ａをオフにすると共に
第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１１ｃを
オンにし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信時には
第一のスイッチトランジスタ１１ａをオンにすると共に
第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１１ｃを
オフにし、ローバンドのテレビジョン信号の受信時には
第一、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ａ、１
１ｂ、１１ｃをオフにした。
回路との接続のための配線を簡素化し、切替電圧発生回
路を構成する集積回路の小型化を図る。 【解決手段】 切替電圧発生回路１１には第一のスイッ
チトランジスタ１１ａと、第二のスイッチトランジスタ
１１ｂと、ベースが第二のスイッチトランジスタ１１ｂ
のベースに接続される第三のスイッチトランジスタ１１
ｃとを設け、ＵＨＦ帯のテレビジョン信号の受信時には
第一のスイッチトランジスタ１１ａをオフにすると共に
第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１１ｃを
オンにし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信時には
第一のスイッチトランジスタ１１ａをオンにすると共に
第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１１ｃを
オフにし、ローバンドのテレビジョン信号の受信時には
第一、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ａ、１
１ｂ、１１ｃをオフにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョンチ
ューナに適用されるバンド切替回路に関する。
ューナに適用されるバンド切替回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のテレビジョンチューナのバンド切
替回路を図３に示す。アンテナ端子３１に接続されたＶ
ＨＦアンテナ同調回路３２はその内部に設けられている
スイッチダイオード３２ａのオン又はオフによってＶＨ
Ｆ帯のハイバンドのテレビジョン信号又はローバンドの
テレビジョン信号に同調するように切り替えられる。
替回路を図３に示す。アンテナ端子３１に接続されたＶ
ＨＦアンテナ同調回路３２はその内部に設けられている
スイッチダイオード３２ａのオン又はオフによってＶＨ
Ｆ帯のハイバンドのテレビジョン信号又はローバンドの
テレビジョン信号に同調するように切り替えられる。
【０００３】ＶＨＦアンテナ同調回路３２の次段にはＶ
ＨＦ増幅器３３が設けられ、ＶＨＦ増幅器３３の次段に
はＶＨＦ段間同調回路３４が設けられる。ＶＨＦ段間同
調回路３４は複同調回路で構成され、内部にはスイッチ
ダイオード３４ａが設けられる。そして、ＶＨＦアンテ
ナ同調回路３２と同様に、スイッチダイオード３４ａの
オン又はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジ
ョン信号又はローバンドのテレビジョン信号に同調する
ように切り替えられる。なお、ＶＨＦアンテナ同調回路
３２におけるスイッチダイオード３２ａのカソードと、
ＶＨＦ段間同調回路３４におけるスイッチダイオード３
４ａのカソードとは図示しない抵抗によって直流的に接
地されている。
ＨＦ増幅器３３が設けられ、ＶＨＦ増幅器３３の次段に
はＶＨＦ段間同調回路３４が設けられる。ＶＨＦ段間同
調回路３４は複同調回路で構成され、内部にはスイッチ
ダイオード３４ａが設けられる。そして、ＶＨＦアンテ
ナ同調回路３２と同様に、スイッチダイオード３４ａの
オン又はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジ
ョン信号又はローバンドのテレビジョン信号に同調する
ように切り替えられる。なお、ＶＨＦアンテナ同調回路
３２におけるスイッチダイオード３２ａのカソードと、
ＶＨＦ段間同調回路３４におけるスイッチダイオード３
４ａのカソードとは図示しない抵抗によって直流的に接
地されている。
【０００４】ＶＨＦ段間同調回路３４の後段には図示し
ないＶＨＦ混合器等が設けられる。そして、ＶＨＦアン
テナ同調回路３２、ＶＨＦ増幅器３３、ＶＨＦ段間同調
回路３４、ＶＨＦ混合器等によってＶＨＦチューナ部が
構成される。
ないＶＨＦ混合器等が設けられる。そして、ＶＨＦアン
テナ同調回路３２、ＶＨＦ増幅器３３、ＶＨＦ段間同調
回路３４、ＶＨＦ混合器等によってＶＨＦチューナ部が
構成される。
【０００５】また、アンテナ端子３１にはＵＨＦアンテ
ナ同調回路３５が接続され、ＵＨＦアンテナ同調回路３
５の次段にはＵＨＦ増幅器３６が設けられる。ＵＨＦ増
幅器３６はＵＨＦ帯のテレビジョン信号を受信するとき
にのみ動作状態に切り替えられる。ＵＨＦ増幅器３６の
次段にはＵＨＦ段間同調回路３７が設けられる。ＵＨＦ
段間同調回路も複同調回路で構成される。ＵＨＦ段間同
調回路３７の後段には図示しないＵＨＦ混合器等が設け
られ、ＵＨＦアンテナ同調回路３５、ＵＨＦ増幅器３
６、ＵＨＦ段間同調回路３７、ＵＨＦ混合器等によって
ＵＨＦチューナ部が構成される。
ナ同調回路３５が接続され、ＵＨＦアンテナ同調回路３
５の次段にはＵＨＦ増幅器３６が設けられる。ＵＨＦ増
幅器３６はＵＨＦ帯のテレビジョン信号を受信するとき
にのみ動作状態に切り替えられる。ＵＨＦ増幅器３６の
次段にはＵＨＦ段間同調回路３７が設けられる。ＵＨＦ
段間同調回路も複同調回路で構成される。ＵＨＦ段間同
調回路３７の後段には図示しないＵＨＦ混合器等が設け
られ、ＵＨＦアンテナ同調回路３５、ＵＨＦ増幅器３
６、ＵＨＦ段間同調回路３７、ＵＨＦ混合器等によって
ＵＨＦチューナ部が構成される。
【０００６】ＶＨＦアンテナ同調回路３２とＶＨＦ段間
同調回路３４との同調周波数バンドの切り替えと、ＵＨ
Ｆ増幅器の動作切り替えとは切替電圧発生回路４１によ
って行われる。切替電圧発生回路４１は集積回路４０内
に構成される。集積回路４０内には切替電圧発生回路４
１の他にも発振回路やＰＬＬ回路等が構成されている
が、図示を省略している。
同調回路３４との同調周波数バンドの切り替えと、ＵＨ
Ｆ増幅器の動作切り替えとは切替電圧発生回路４１によ
って行われる。切替電圧発生回路４１は集積回路４０内
に構成される。集積回路４０内には切替電圧発生回路４
１の他にも発振回路やＰＬＬ回路等が構成されている
が、図示を省略している。
【０００７】集積回路４０には少なくとも切替電圧発生
回路４１に関係する四個の端子４０ａ、４０ｂ、４０
ｃ、４０ｄが設けられる。また、切替電圧発生回路４１
には独立した三個のスイッチトランジスタ４１ａ、４１
ｂ、４１ｃが設けられる。そして、各スイッチトランジ
スタ４１ａ、４１ｂ、４１ｃのコレクタが第一の端子４
０ａに接続される。第一の端子４０ａには電源電圧が供
給される。また、第一のスイッチトランジスタ４１ａの
エミッタが第二の端子４０ｂに接続され、第二のスイッ
チトランジスタ４１ｂのエミッタが第三の端子４０ｃに
接続され、第三のスイッチトランジスタ４１ｃのエミッ
タが第四の端子４０ｄに接続される。
回路４１に関係する四個の端子４０ａ、４０ｂ、４０
ｃ、４０ｄが設けられる。また、切替電圧発生回路４１
には独立した三個のスイッチトランジスタ４１ａ、４１
ｂ、４１ｃが設けられる。そして、各スイッチトランジ
スタ４１ａ、４１ｂ、４１ｃのコレクタが第一の端子４
０ａに接続される。第一の端子４０ａには電源電圧が供
給される。また、第一のスイッチトランジスタ４１ａの
エミッタが第二の端子４０ｂに接続され、第二のスイッ
チトランジスタ４１ｂのエミッタが第三の端子４０ｃに
接続され、第三のスイッチトランジスタ４１ｃのエミッ
タが第四の端子４０ｄに接続される。
【０００８】さらに、第二の端子４０ｂはＶＨＦアンテ
ナ同調回路３２におけるスイッチダイオード３２ａのカ
ソードとＶＨＦ段間同調回路３４におけるスイッチダイ
オード３４ａのカソードとに直流的に接続される。第三
の端子４０ｃはＶＨＦアンテナ同調回路３２におけるス
イッチダイオード３２ａのアノードとＶＨＦ段間同調回
路３４におけるスイッチダイオード３４ａのアノードと
に直流的に接続される。また、第四の端子４０ｄはＵＨ
Ｆ増幅器３５のバイアス電圧供給端に接続される。ま
た、集積回路４０の外部では抵抗４２とダイオード４３
との直列回路によって第三の端子４０ｃと第四の端子４
０ｄとが相互に接続されている。ダイオード４３はアノ
ードが第四の端子４０ｄ側、カソードが第三の端子４０
ｃ側となる向きに接続される。
ナ同調回路３２におけるスイッチダイオード３２ａのカ
ソードとＶＨＦ段間同調回路３４におけるスイッチダイ
オード３４ａのカソードとに直流的に接続される。第三
の端子４０ｃはＶＨＦアンテナ同調回路３２におけるス
イッチダイオード３２ａのアノードとＶＨＦ段間同調回
路３４におけるスイッチダイオード３４ａのアノードと
に直流的に接続される。また、第四の端子４０ｄはＵＨ
Ｆ増幅器３５のバイアス電圧供給端に接続される。ま
た、集積回路４０の外部では抵抗４２とダイオード４３
との直列回路によって第三の端子４０ｃと第四の端子４
０ｄとが相互に接続されている。ダイオード４３はアノ
ードが第四の端子４０ｄ側、カソードが第三の端子４０
ｃ側となる向きに接続される。
【０００９】各スイッチトランジスタ４１ａ、４１ｂ、
４１ｃのベースにはそれらを独立してオン又はオフとす
るためのハイレベル又はローレベルの制御電圧が印加さ
れる。制御電圧がハイレベルとなるか又はローレベルと
なるかは集積回路４０に入力されるチャンネル選局信号
によって決まり、いずれのスイッチトランジスタもハイ
レベルの制御電圧によってオンとなり、ローレベルの制
御電圧によってオフとなる。
４１ｃのベースにはそれらを独立してオン又はオフとす
るためのハイレベル又はローレベルの制御電圧が印加さ
れる。制御電圧がハイレベルとなるか又はローレベルと
なるかは集積回路４０に入力されるチャンネル選局信号
によって決まり、いずれのスイッチトランジスタもハイ
レベルの制御電圧によってオンとなり、ローレベルの制
御電圧によってオフとなる。
【００１０】図４は目的とするバンドに切り替えられる
ときの各スイッチトランジスタ４１ａ、４１ｂ、４１ｃ
のオン／オフの状態を示しているが、図中、ＴＲ１は第
一のスイッチトランジスタ４１ａ、ＴＲ２は第二のスイ
ッチトランジスタ４１ｂ、ＴＲ３は第三のスイッチトラ
ンジスタを示す。
ときの各スイッチトランジスタ４１ａ、４１ｂ、４１ｃ
のオン／オフの状態を示しているが、図中、ＴＲ１は第
一のスイッチトランジスタ４１ａ、ＴＲ２は第二のスイ
ッチトランジスタ４１ｂ、ＴＲ３は第三のスイッチトラ
ンジスタを示す。
【００１１】先ず、ＵＨＦバンドのテレビジョン信号を
受信するときは、第一及び第二のスイッチトランジスタ
４１ａ、４１ｂがオフ、第三のスイッチトランジスタ４
１ｃがオンとなる。すると、第四の端子４０ｄに電源電
圧が現れ、これが切替電圧となってＵＨＦ増幅器３６に
印加され、ＵＨＦ増幅器３６が動作状態となる。このと
き、抵抗４２、ダイオード４３を介してスイッチダイオ
ード３２ａ、３４ａのアノードにも切替電圧が供給され
るので、これらのスイッチダイオードがオンとなり、Ｖ
ＨＦアンテナ同調回路３２とＶＨＦ段間同調回路３４と
がＶＨＦ帯のハイバンドに同調するように切り替えられ
る。此によって各同調回路３２、３４からの妨害を回避
する。
受信するときは、第一及び第二のスイッチトランジスタ
４１ａ、４１ｂがオフ、第三のスイッチトランジスタ４
１ｃがオンとなる。すると、第四の端子４０ｄに電源電
圧が現れ、これが切替電圧となってＵＨＦ増幅器３６に
印加され、ＵＨＦ増幅器３６が動作状態となる。このと
き、抵抗４２、ダイオード４３を介してスイッチダイオ
ード３２ａ、３４ａのアノードにも切替電圧が供給され
るので、これらのスイッチダイオードがオンとなり、Ｖ
ＨＦアンテナ同調回路３２とＶＨＦ段間同調回路３４と
がＶＨＦ帯のハイバンドに同調するように切り替えられ
る。此によって各同調回路３２、３４からの妨害を回避
する。
【００１２】ＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジョン信号
を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ４１ａ
がオフ、第二のスイッチトランジスタ４１ｂがオン、第
三のスイッチトランジスタ４１ｃがオフとなる。する
と、電源電圧は第三の端子４０ｃに現れ、これが切替電
圧となって各スイッチダイオード３２ａ、３４ａのアノ
ードに供給され、これらがオンとなり、各同調回路３
２、３４はハイバンドに同調する。このとき、ダイオー
ド４３によってＵＨＦ増幅器３５への切替電圧の供給は
ストップされる。
を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ４１ａ
がオフ、第二のスイッチトランジスタ４１ｂがオン、第
三のスイッチトランジスタ４１ｃがオフとなる。する
と、電源電圧は第三の端子４０ｃに現れ、これが切替電
圧となって各スイッチダイオード３２ａ、３４ａのアノ
ードに供給され、これらがオンとなり、各同調回路３
２、３４はハイバンドに同調する。このとき、ダイオー
ド４３によってＵＨＦ増幅器３５への切替電圧の供給は
ストップされる。
【００１３】次に、ＶＨＦ帯のローバンドのテレビジョ
ン信号を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ
４１ａがオン、第二及び第三のスイッチトランジスタ４
１ｂ、４１ｃがオフとなる。すると、第二の端子４０ｂ
に電源電圧が現れ、これが切替電圧となって各スイッチ
ダイオード３２ａ、３４ａのカソードに供給され、これ
らはオフとなり、二つの同調回路３２、３４はローバン
ドに同調する。
ン信号を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ
４１ａがオン、第二及び第三のスイッチトランジスタ４
１ｂ、４１ｃがオフとなる。すると、第二の端子４０ｂ
に電源電圧が現れ、これが切替電圧となって各スイッチ
ダイオード３２ａ、３４ａのカソードに供給され、これ
らはオフとなり、二つの同調回路３２、３４はローバン
ドに同調する。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ＶＨＦ
アンテナ同調回路とＶＨＦ段間同調回路との同調バンド
の切替と、ＵＨＦ増幅器の動作切替とを切替電圧発生回
路によって行うが、スイッチダイオードのアノードとカ
ソードとに切替電圧を供給することから集積回路には切
替電圧発生回路に関係する四個の端子を設けている。こ
のため、各同調回路と集積回路との間の接続のための配
線が煩雑となっていた。また、集積回路は端子数が多い
ので、小型化が図れなかった。
アンテナ同調回路とＶＨＦ段間同調回路との同調バンド
の切替と、ＵＨＦ増幅器の動作切替とを切替電圧発生回
路によって行うが、スイッチダイオードのアノードとカ
ソードとに切替電圧を供給することから集積回路には切
替電圧発生回路に関係する四個の端子を設けている。こ
のため、各同調回路と集積回路との間の接続のための配
線が煩雑となっていた。また、集積回路は端子数が多い
ので、小型化が図れなかった。
【００１５】本発明では、切替電圧発生回路の端子の数
を減らし、同調回路との接続のための配線を簡素化し、
切替電圧発生回路を構成する集積回路の小型化を図るこ
とを目的とする。
を減らし、同調回路との接続のための配線を簡素化し、
切替電圧発生回路を構成する集積回路の小型化を図るこ
とを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する手
段として、本発明においては、アノードに電源電圧が印
加されたスイッチダイオードを有し、前記スイッチダイ
オードのオン又はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドま
たはローバンドに同調するように切り替えられるＶＨＦ
同調回路と、ＵＨＦ帯のテレビジョン信号を増幅するＵ
ＨＦ増幅器と、前記ダイオードをオン又はオフし、前記
ＵＨＦ増幅器に電源電圧を印加する切替電圧発生回路と
を備え、前記切替電圧発生回路にはエミッタが接地され
た第一のスイッチトランジスタと、コレクタに電源電源
電圧が印加された第二のスイッチトランジスタと、エミ
ッタが接地されると共にベースが前記第二のスイッチト
ランジスタのベースに接続される第三のスイッチトラン
ジスタとを設け、前記第一及び第三のスイッチトランジ
スタのコレクタを前記スイッチダイオードのカソードに
直流的に接続する共に、前記第二のスイッチトランジス
タのエミッタを前記ＵＨＦ増幅器に接続し、ＵＨＦ帯の
テレビジョン信号の受信時には前記第一のスイッチトラ
ンジスタをオフにすると共に前記第二及び第三のスイッ
チトランジスタをオンにし、ハイバンドのテレビジョン
信号の受信時には前記第一のスイッチトランジスタをオ
ンにすると共に前記第二及び第三のスイッチトランジス
タをオフにし、ローバンドのテレビジョン信号の受信時
には前記第一、第二及び第三のスイッチトランジスタを
オフにした。
段として、本発明においては、アノードに電源電圧が印
加されたスイッチダイオードを有し、前記スイッチダイ
オードのオン又はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドま
たはローバンドに同調するように切り替えられるＶＨＦ
同調回路と、ＵＨＦ帯のテレビジョン信号を増幅するＵ
ＨＦ増幅器と、前記ダイオードをオン又はオフし、前記
ＵＨＦ増幅器に電源電圧を印加する切替電圧発生回路と
を備え、前記切替電圧発生回路にはエミッタが接地され
た第一のスイッチトランジスタと、コレクタに電源電源
電圧が印加された第二のスイッチトランジスタと、エミ
ッタが接地されると共にベースが前記第二のスイッチト
ランジスタのベースに接続される第三のスイッチトラン
ジスタとを設け、前記第一及び第三のスイッチトランジ
スタのコレクタを前記スイッチダイオードのカソードに
直流的に接続する共に、前記第二のスイッチトランジス
タのエミッタを前記ＵＨＦ増幅器に接続し、ＵＨＦ帯の
テレビジョン信号の受信時には前記第一のスイッチトラ
ンジスタをオフにすると共に前記第二及び第三のスイッ
チトランジスタをオンにし、ハイバンドのテレビジョン
信号の受信時には前記第一のスイッチトランジスタをオ
ンにすると共に前記第二及び第三のスイッチトランジス
タをオフにし、ローバンドのテレビジョン信号の受信時
には前記第一、第二及び第三のスイッチトランジスタを
オフにした。
【００１７】また、前記第二のスイッチトランジスタの
コレクタを第一の抵抗を介して前記第一のスイッチトラ
ンジスタのコレクタに接続した、
コレクタを第一の抵抗を介して前記第一のスイッチトラ
ンジスタのコレクタに接続した、
【００１８】また、前記スイッチダイオードのアノード
とカソードとの間を第二の抵抗によって直流的に接続し
た。
とカソードとの間を第二の抵抗によって直流的に接続し
た。
【００１９】また、前記切替電圧発生回路を内部に構成
する集積回路を有し、前記集積回路には前記電源電圧が
供給される第一の端子と、前記第一のスイッチトランジ
スタのコレクタが接続される第二の端子と、前記第二の
スイッチトランジスタのエミッタが接続される第三の第
三の端子とを設け、前記第二のトランジスタのコレクタ
を前記集積回路内で前記第一の端子に接続した。
する集積回路を有し、前記集積回路には前記電源電圧が
供給される第一の端子と、前記第一のスイッチトランジ
スタのコレクタが接続される第二の端子と、前記第二の
スイッチトランジスタのエミッタが接続される第三の第
三の端子とを設け、前記第二のトランジスタのコレクタ
を前記集積回路内で前記第一の端子に接続した。
【００２０】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョンチューナの
バンド切替回路を図１に示す。アンテナ端子１に接続さ
れたＶＨＦアンテナ同調回路２は、直列接続された少な
くとも二つのインダクタンス素子２ａ、２ｂと、これら
に高周波的に並列接続されるバラクタダイオード２ｃ
と、二つのインダクタンス素子２ａ、２ｂの接続点にア
ノードが接続され、一方のインダクタンス素子２ｂに高
周波的に並列接続されるスイッチダイオード２ｄとを有
し、スイッチダイオード２ｄには一方のインダクタンス
素子２ｂを介して第二の抵抗２ｅが並列に接続される。
そして、スイッチダイオード２ｄのアノードには一方の
インダクタンス素子２ｂを介して電源電圧Ｂが印加され
る。
バンド切替回路を図１に示す。アンテナ端子１に接続さ
れたＶＨＦアンテナ同調回路２は、直列接続された少な
くとも二つのインダクタンス素子２ａ、２ｂと、これら
に高周波的に並列接続されるバラクタダイオード２ｃ
と、二つのインダクタンス素子２ａ、２ｂの接続点にア
ノードが接続され、一方のインダクタンス素子２ｂに高
周波的に並列接続されるスイッチダイオード２ｄとを有
し、スイッチダイオード２ｄには一方のインダクタンス
素子２ｂを介して第二の抵抗２ｅが並列に接続される。
そして、スイッチダイオード２ｄのアノードには一方の
インダクタンス素子２ｂを介して電源電圧Ｂが印加され
る。
【００２１】以上のように構成されたＶＨＦアンテナ同
調回路２はスイッチダイオード２ｄのオン又はオフによ
ってＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジョン信号又はロー
バンドのテレビジョン信号に同調するように切り替えら
れる。なお、同調周波数はバラクタダイオード２ｄのカ
ソードに供給される同調電圧によって設定される。
調回路２はスイッチダイオード２ｄのオン又はオフによ
ってＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジョン信号又はロー
バンドのテレビジョン信号に同調するように切り替えら
れる。なお、同調周波数はバラクタダイオード２ｄのカ
ソードに供給される同調電圧によって設定される。
【００２２】ＶＨＦアンテナ同調回路２の次段にはＶＨ
Ｆ増幅器３が設けられ、ＶＨＦ増幅器３の次段にはＶＨ
Ｆ段間同調回路４が設けられる。ＶＨＦ段間同調回路４
は複同調回路で構成され、詳細な図示は省略するが、Ｖ
ＨＦアンテナ同調回路２と同様に、アノードに電源電圧
が印加されたスイッチダイオード４ａを有し、これのオ
ン又はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジョ
ン信号又はローバンドのテレビジョン信号に同調するよ
うに切り替えられる。
Ｆ増幅器３が設けられ、ＶＨＦ増幅器３の次段にはＶＨ
Ｆ段間同調回路４が設けられる。ＶＨＦ段間同調回路４
は複同調回路で構成され、詳細な図示は省略するが、Ｖ
ＨＦアンテナ同調回路２と同様に、アノードに電源電圧
が印加されたスイッチダイオード４ａを有し、これのオ
ン又はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジョ
ン信号又はローバンドのテレビジョン信号に同調するよ
うに切り替えられる。
【００２３】ＶＨＦ段間同調回路４の後段には図示しな
いＶＨＦ混合器等が設けられる。そして、ＶＨＦアンテ
ナ同調回路２、ＶＨＦ増幅器３、ＶＨＦ段間同調回路
４、ＶＨＦ混合器等によってＶＨＦチューナ部が構成さ
れる。
いＶＨＦ混合器等が設けられる。そして、ＶＨＦアンテ
ナ同調回路２、ＶＨＦ増幅器３、ＶＨＦ段間同調回路
４、ＶＨＦ混合器等によってＶＨＦチューナ部が構成さ
れる。
【００２４】また、アンテナ端子１にはＵＨＦアンテナ
同調回路５が接続され、ＵＨＦアンテナ同調回路５の次
段にはＵＨＦ増幅器６が設けられる。ＵＨＦ増幅器６は
ＵＨＦ帯のテレビジョン信号を受信するときにのみ動作
状態に切り替えられる。ＵＨＦ増幅器６の次段にはＵＨ
Ｆ段間同調回路７が設けられる。ＵＨＦ段間同調回路７
も複同調回路で構成される。ＵＨＦ段間同調回路７の後
段には図示しないＵＨＦ混合器等が設けられ、ＵＨＦア
ンテナ同調回路５、ＵＨＦ増幅器６、ＵＨＦ段間同調回
路７、ＵＨＦ混合器等によってＵＨＦチューナ部が構成
される。
同調回路５が接続され、ＵＨＦアンテナ同調回路５の次
段にはＵＨＦ増幅器６が設けられる。ＵＨＦ増幅器６は
ＵＨＦ帯のテレビジョン信号を受信するときにのみ動作
状態に切り替えられる。ＵＨＦ増幅器６の次段にはＵＨ
Ｆ段間同調回路７が設けられる。ＵＨＦ段間同調回路７
も複同調回路で構成される。ＵＨＦ段間同調回路７の後
段には図示しないＵＨＦ混合器等が設けられ、ＵＨＦア
ンテナ同調回路５、ＵＨＦ増幅器６、ＵＨＦ段間同調回
路７、ＵＨＦ混合器等によってＵＨＦチューナ部が構成
される。
【００２５】ＶＨＦアンテ同調回路２とＶＨＦ段間同調
回路４との同調周波数バンドの切り替えと、ＵＨＦ増幅
器５の動作切り替えとは切替電圧発生回路１１によって
行われる。切替電圧発生回路１１は集積回路１０内に構
成される。集積回路１０内には切替電圧発生回路１１の
他にも発振回路やＰＬＬ回路等が構成されているが、図
示を省略している。
回路４との同調周波数バンドの切り替えと、ＵＨＦ増幅
器５の動作切り替えとは切替電圧発生回路１１によって
行われる。切替電圧発生回路１１は集積回路１０内に構
成される。集積回路１０内には切替電圧発生回路１１の
他にも発振回路やＰＬＬ回路等が構成されているが、図
示を省略している。
【００２６】集積回路１０には少なくとも切替電圧発生
回路１１に関係する三個の端子１０ａ、１０ｂ、１０ｃ
が設けられる。また、切替電圧発生回路１１にはＮＰＮ
型の三個のスイッチトランジスタ１１ａ、１１ｂ、１１
ｃが設けられる。第一のスイッチトランジスタ１１ａと
第三のスイッチトランジスタ１１ｃとの各エミッタは接
地され、互いのコレクタは第一の抵抗１１ｄによって接
続される。また、第二のスイッチトランジスタ１１ｂの
コレクタは集積回路１０内で第一の端子１０ａに接続さ
れる。第二のスイッチトランジスタ１１ｂのベースと第
三のスイッチトランジスタ１１ｃのベース同士は互いに
接続される。
回路１１に関係する三個の端子１０ａ、１０ｂ、１０ｃ
が設けられる。また、切替電圧発生回路１１にはＮＰＮ
型の三個のスイッチトランジスタ１１ａ、１１ｂ、１１
ｃが設けられる。第一のスイッチトランジスタ１１ａと
第三のスイッチトランジスタ１１ｃとの各エミッタは接
地され、互いのコレクタは第一の抵抗１１ｄによって接
続される。また、第二のスイッチトランジスタ１１ｂの
コレクタは集積回路１０内で第一の端子１０ａに接続さ
れる。第二のスイッチトランジスタ１１ｂのベースと第
三のスイッチトランジスタ１１ｃのベース同士は互いに
接続される。
【００２７】そして、第一の端子１０ａには電源電圧Ｂ
が印加され、第二の端子１０ｂはＶＨＦアンテナ同調回
路２におけるスイッチダイオード２ｄのカソードとＶＨ
Ｆ段間同調回路４におけるスイッチダイオード４ａのカ
ソードとに直流的に接続され、第三の端子１０ｃはＵＨ
Ｆ増幅器６のバイアス電圧供給端に接続される。
が印加され、第二の端子１０ｂはＶＨＦアンテナ同調回
路２におけるスイッチダイオード２ｄのカソードとＶＨ
Ｆ段間同調回路４におけるスイッチダイオード４ａのカ
ソードとに直流的に接続され、第三の端子１０ｃはＵＨ
Ｆ増幅器６のバイアス電圧供給端に接続される。
【００２８】第一のスイッチトランジスタ１１ａのベー
スと、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１
１ｃのベースとにはそれらをオン又はオフとするための
ハイレベル又はローレベルの制御電圧が印加される。制
御電圧がハイレベルとなるか又はローレベルとなるかは
集積回路１０に入力されるチャンネル選局信号によって
決まり、いずれのスイッチトランジスタもハイレベルの
制御電圧によってオンとなり、ローレベルの制御電圧に
よってオフとなる。
スと、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１
１ｃのベースとにはそれらをオン又はオフとするための
ハイレベル又はローレベルの制御電圧が印加される。制
御電圧がハイレベルとなるか又はローレベルとなるかは
集積回路１０に入力されるチャンネル選局信号によって
決まり、いずれのスイッチトランジスタもハイレベルの
制御電圧によってオンとなり、ローレベルの制御電圧に
よってオフとなる。
【００２９】図２は目的とするバンドに切り替えられる
ときの各スイッチトランジスタのオン／オフの切替状態
を示しているが、図中、ＴＲ１は第一のスイッチトラン
ジスタ１１ａ、ＴＲ２／ＴＲ３は第二のスイッチトラン
ジスタ１１ｂ及び第三のスイッチトランジスタ１１ｃを
示す。
ときの各スイッチトランジスタのオン／オフの切替状態
を示しているが、図中、ＴＲ１は第一のスイッチトラン
ジスタ１１ａ、ＴＲ２／ＴＲ３は第二のスイッチトラン
ジスタ１１ｂ及び第三のスイッチトランジスタ１１ｃを
示す。
【００３０】先ず、ＵＨＦバンドのテレビジョン信号を
受信するときは、第一及のスイッチトランジスタ１１ａ
がオフ、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、
１１ｃがオンとなる。すると、第三の端子１０ｃに電源
電圧が現れ、これが切替電圧となってＵＨＦ増幅器６に
印加され、ＵＨＦ増幅器６が動作状態となる。また、第
三のスイッチトランジスタ１１ｃがオンとなることでＶ
ＨＦアンテナ同調回路２におけるスイッチダイオード２
ｄとＶＨＦ段間同調回路４におけるスイッチダイオード
４ａとがオンとなる。オン電流は第一の抵抗１１ｄを流
れる。そして、各同調回路２、４はハイバンドに同調す
るように切り替えられる。此によって各同調回路２、４
からの妨害を回避する。
受信するときは、第一及のスイッチトランジスタ１１ａ
がオフ、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、
１１ｃがオンとなる。すると、第三の端子１０ｃに電源
電圧が現れ、これが切替電圧となってＵＨＦ増幅器６に
印加され、ＵＨＦ増幅器６が動作状態となる。また、第
三のスイッチトランジスタ１１ｃがオンとなることでＶ
ＨＦアンテナ同調回路２におけるスイッチダイオード２
ｄとＶＨＦ段間同調回路４におけるスイッチダイオード
４ａとがオンとなる。オン電流は第一の抵抗１１ｄを流
れる。そして、各同調回路２、４はハイバンドに同調す
るように切り替えられる。此によって各同調回路２、４
からの妨害を回避する。
【００３１】ＶＨＦ帯のハイバンドのテレビジョン信号
を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ１１ａ
がオン、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、
１１ｃがオフとなる。すると、ＶＨＦアンテナ同調回路
２におけるスイッチダイオード２ｄと、ＶＨＦ段間同調
回路４におけるスイッチダイオード４ａがオンとなり、
各同調回路２、４はハイバンドに同調するように切り替
えられる。但し、スイッチダイオード２ｄ、４ａに流れ
る電流は、第一のスイッチトランジスタ１１ａに流れる
ので、ＵＨＦバンド時に比べて大きくなり、スイッチダ
イオード２ｄ、４ａによるロスを少なくしている。一
方、第三の端子１０ｃには電源電圧が現れないので、Ｕ
ＨＦ増幅器６には切替電圧が供給されない。
を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ１１ａ
がオン、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、
１１ｃがオフとなる。すると、ＶＨＦアンテナ同調回路
２におけるスイッチダイオード２ｄと、ＶＨＦ段間同調
回路４におけるスイッチダイオード４ａがオンとなり、
各同調回路２、４はハイバンドに同調するように切り替
えられる。但し、スイッチダイオード２ｄ、４ａに流れ
る電流は、第一のスイッチトランジスタ１１ａに流れる
ので、ＵＨＦバンド時に比べて大きくなり、スイッチダ
イオード２ｄ、４ａによるロスを少なくしている。一
方、第三の端子１０ｃには電源電圧が現れないので、Ｕ
ＨＦ増幅器６には切替電圧が供給されない。
【００３２】ＶＨＦ帯のローバンドのテレビジョン信号
を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ１１
ａ、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１１
ｃが共にオフとなる。これによってＶＨＦアンテナ同調
回路２におけるスイッチダイオード２ｄと、ＶＨＦ段間
同調回路４におけるスイッチダイオード４ａがオフとな
り、各同調回路２、４はローバンドに同調するように切
り替えられる。また、ＵＨＦ増幅器６には切替電圧が供
給されない。スイッチダイオード２ｄがオフとなるとき
はそのアノードとカソードとの間は第二の抵抗２ｅによ
って同電位に保たれるので、オフ状態のスイッチダイオ
ード２ｄが不安定になることはない。ＶＨＦ段間同調回
路４におけるスイッチダイオード４ａも同様である。
を受信するときは、第一のスイッチトランジスタ１１
ａ、第二及び第三のスイッチトランジスタ１１ｂ、１１
ｃが共にオフとなる。これによってＶＨＦアンテナ同調
回路２におけるスイッチダイオード２ｄと、ＶＨＦ段間
同調回路４におけるスイッチダイオード４ａがオフとな
り、各同調回路２、４はローバンドに同調するように切
り替えられる。また、ＵＨＦ増幅器６には切替電圧が供
給されない。スイッチダイオード２ｄがオフとなるとき
はそのアノードとカソードとの間は第二の抵抗２ｅによ
って同電位に保たれるので、オフ状態のスイッチダイオ
ード２ｄが不安定になることはない。ＶＨＦ段間同調回
路４におけるスイッチダイオード４ａも同様である。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、切替電圧発生回路にはエミッタが接地された第一の
スイッチトランジスタと、コレクタに電源電源電圧が印
加された第二のスイッチトランジスタと、エミッタが接
地されると共にベースが第二のスイッチトランジスタの
ベースに接続される第三のスイッチトランジスタとを設
け、第一及び第三のスイッチトランジスタのコレクタを
スイッチダイオードのカソードに直流的に接続する共
に、第二のスイッチトランジスタのエミッタをＵＨＦ増
幅器に接続し、ＵＨＦ帯のテレビジョン信号の受信時に
は第一のスイッチトランジスタをオフにすると共に第二
及び第三のスイッチトランジスタをオンにし、ハイバン
ドのテレビジョン信号の受信時には第一のスイッチトラ
ンジスタをオンにすると共に第二及び第三のスイッチト
ランジスタをオフにし、ローバンドのテレビジョン信号
の受信時には第一、第二及び第三のスイッチトランジス
タをオフにしたので、切替電圧発生回路と同調回路のス
イッチダイオード、ＵＨＦ増幅器との間の接続が関すに
なる。
は、切替電圧発生回路にはエミッタが接地された第一の
スイッチトランジスタと、コレクタに電源電源電圧が印
加された第二のスイッチトランジスタと、エミッタが接
地されると共にベースが第二のスイッチトランジスタの
ベースに接続される第三のスイッチトランジスタとを設
け、第一及び第三のスイッチトランジスタのコレクタを
スイッチダイオードのカソードに直流的に接続する共
に、第二のスイッチトランジスタのエミッタをＵＨＦ増
幅器に接続し、ＵＨＦ帯のテレビジョン信号の受信時に
は第一のスイッチトランジスタをオフにすると共に第二
及び第三のスイッチトランジスタをオンにし、ハイバン
ドのテレビジョン信号の受信時には第一のスイッチトラ
ンジスタをオンにすると共に第二及び第三のスイッチト
ランジスタをオフにし、ローバンドのテレビジョン信号
の受信時には第一、第二及び第三のスイッチトランジス
タをオフにしたので、切替電圧発生回路と同調回路のス
イッチダイオード、ＵＨＦ増幅器との間の接続が関すに
なる。
【００３４】また、第二のスイッチトランジスタのコレ
クタを第一の抵抗を介して第一のスイッチトランジスタ
のコレクタに接続したので、第三のスイッチトランジス
タのオン時にスイッチダイオードに流す電流をＵＨＦ帯
のテレビジョン信号を受信するときに少なくし、ＶＨＦ
帯のハイバンドのテレビジョン信号を受信するときに多
くすることが出来る。
クタを第一の抵抗を介して第一のスイッチトランジスタ
のコレクタに接続したので、第三のスイッチトランジス
タのオン時にスイッチダイオードに流す電流をＵＨＦ帯
のテレビジョン信号を受信するときに少なくし、ＶＨＦ
帯のハイバンドのテレビジョン信号を受信するときに多
くすることが出来る。
【００３５】また、スイッチダイオードのアノードとカ
ソードとの間を第二の抵抗によって直流的に接続したの
で、スイッチダイオードがオフのときに、此が不安定と
なることがない。
ソードとの間を第二の抵抗によって直流的に接続したの
で、スイッチダイオードがオフのときに、此が不安定と
なることがない。
【００３６】また、切替電圧発生回路を内部に構成する
集積回路を有し、集積回路には電源電圧が供給される第
一の端子と、第一のスイッチトランジスタのコレクタが
接続される第二の端子と、第二のスイッチトランジスタ
のエミッタが接続される第三の第三の端子とを設け、第
二のトランジスタのコレクタを集積回路内で第一の端子
に接続したので、集積回路の端子数が少なくなり、これ
の小型化に有利となる。
集積回路を有し、集積回路には電源電圧が供給される第
一の端子と、第一のスイッチトランジスタのコレクタが
接続される第二の端子と、第二のスイッチトランジスタ
のエミッタが接続される第三の第三の端子とを設け、第
二のトランジスタのコレクタを集積回路内で第一の端子
に接続したので、集積回路の端子数が少なくなり、これ
の小型化に有利となる。
【図１】本発明のテレビジョンチューナのバンド切替回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
【図２】本発明のテレビジョンチューナのバンド切替回
路における切替状態図である。
路における切替状態図である。
【図３】従来のテレビジョンチューナのバンド切替回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図４】従来のテレビジョンチューナのバンド切替回路
における切替状態図である。
における切替状態図である。
１ アンテナ端子
２ ＶＨＦアンテナ同調回路
２ａ、２ｂ インダクタンス素子
２ｃ バラクタダイオード
２ｄ スイッチダイオード
２ｅ 第二の抵抗
３ ＶＨＦ増幅器
４ ＶＨＦ段間同調回路
４ａ スイッチダイオード
５ ＵＨＦアンテナ同調回路
６ ＵＨＦ増幅器
７ ＵＨＦ段間同調回路
１０ 集積回路
１０ａ 第一の端子
１０ｂ 第二の端子
１０ｃ 第三の端子
１１ 切替電圧発生回路
１１ａ 第一のスイッチトランジスタ
１１ｂ 第二のスイッチトランジスタ
１１ｃ 第三のスイッチトランジスタ
Claims (4)
- 【請求項１】 アノードに電源電圧が印加されたスイッ
チダイオードを有し、前記スイッチダイオードのオン又
はオフによってＶＨＦ帯のハイバンドまたはローバンド
に同調するように切り替えられるＶＨＦ同調回路と、Ｕ
ＨＦ帯のテレビジョン信号を増幅するＵＨＦ増幅器と、
前記ダイオードをオン又はオフし、前記ＵＨＦ増幅器に
電源電圧を印加する切替電圧発生回路とを備え、前記切
替電圧発生回路にはエミッタが接地された第一のスイッ
チトランジスタと、コレクタに電源電源電圧が印加され
た第二のスイッチトランジスタと、エミッタが接地され
ると共にベースが前記第二のスイッチトランジスタのベ
ースに接続される第三のスイッチトランジスタとを設
け、前記第一及び第三のスイッチトランジスタのコレク
タを前記スイッチダイオードのカソードに直流的に接続
する共に、前記第二のスイッチトランジスタのエミッタ
を前記ＵＨＦ増幅器に接続し、ＵＨＦ帯のテレビジョン
信号の受信時には前記第一のスイッチトランジスタをオ
フにすると共に前記第二及び第三のスイッチトランジス
タをオンにし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信時
には前記第一のスイッチトランジスタをオンにすると共
に前記第二及び第三のスイッチトランジスタをオフに
し、ローバンドのテレビジョン信号の受信時には前記第
一、第二及び第三のスイッチトランジスタをオフにした
ことを特徴とするテレビジョンチューナのバンド切替回
路。 - 【請求項２】 前記第二のスイッチトランジスタのコレ
クタを第一の抵抗を介して前記第一のスイッチトランジ
スタのコレクタに接続したことを特徴とする請求項１に
記載のテレビジョンチューナのバンド切替回路。 - 【請求項３】 前記スイッチダイオードのアノードとカ
ソードとの間を第二の抵抗によって直流的に接続したこ
とを特徴とする請求項１又は２に記載のテレビジョンチ
ューナのバンド切替回路。 - 【請求項４】 前記切替電圧発生回路を内部に構成する
集積回路を有し、前記集積回路には前記電源電圧が供給
される第一の端子と、前記第一のスイッチトランジスタ
のコレクタが接続される第二の端子と、前記第二のスイ
ッチトランジスタのエミッタが接続される第三の第三の
端子とを設け、前記第二のトランジスタのコレクタを前
記集積回路内で前記第一の端子に接続したことを特徴と
する請求項１乃至３のいずれかに記載のテレビジョンチ
ューナのバンド切替回路。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001268901A JP3847122B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | テレビジョンチューナのバンド切替回路 |
| EP02253918A EP1265360B2 (en) | 2001-06-08 | 2002-06-06 | Integrated television tuner with a band switching circuit |
| DE60222607T DE60222607T3 (de) | 2001-06-08 | 2002-06-06 | Integrierter Fernsehtuner mit Schaltungsanordnung zur Bereichsumschaltung |
| KR10-2002-0031863A KR100449647B1 (ko) | 2001-06-08 | 2002-06-07 | 텔레비전튜너 |
| CNB021231095A CN1222157C (zh) | 2001-06-08 | 2002-06-07 | 电视调谐器 |
| US10/165,684 US6900850B2 (en) | 2001-06-08 | 2002-06-07 | Television tuner having simplified wiring for interconnection and having miniaturized integrated circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001268901A JP3847122B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | テレビジョンチューナのバンド切替回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003078431A true JP2003078431A (ja) | 2003-03-14 |
| JP3847122B2 JP3847122B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=19094815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001268901A Expired - Fee Related JP3847122B2 (ja) | 2001-06-08 | 2001-09-05 | テレビジョンチューナのバンド切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3847122B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7352412B2 (en) | 2004-05-28 | 2008-04-01 | Alps Electric Co., Ltd | Miniaturized television tuner and television receiver including the same |
-
2001
- 2001-09-05 JP JP2001268901A patent/JP3847122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7352412B2 (en) | 2004-05-28 | 2008-04-01 | Alps Electric Co., Ltd | Miniaturized television tuner and television receiver including the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3847122B2 (ja) | 2006-11-15 |
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Legal Events
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