JP2003078395A - 正弦波発生回路及びこの正弦波発生回路を用いた振動子の駆動装置 - Google Patents
正弦波発生回路及びこの正弦波発生回路を用いた振動子の駆動装置Info
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Abstract
発生回路を提供する。 【解決手段】 制御信号D3のみをONすると、トラン
ジスタQ27がONに切り換わりコンデンサCが充電さ
れ、さらに制御信号D4をONにすると、トランジスタ
Q37がONに切り換わりコンデンサCが充電される。
また制御信号D1のみをONすると、トランジスタQ7
がONに切り換わりコンデンサCが放電し、さらに制御
信号D2をONにすると、トランジスタQ17がONに
切り換わりコンデンサCが放電する。前記制御信号D1
ないしD6を所定のタイミングで切り換えると、正弦波
出力Voを生成できるようになる。この際、前記充放電
電流の大きさを、温度センサ3の出力およびエミッタ面
積比の異なるトランジスタQ6、Q16、Q26および
Q36で設定する構成としたことにより、温度変動の影
響を受け難い精度の高い正弦波を生成することが可能と
なる。
Description
などの振動子を駆動するための駆動信号を生成する正弦
波発生回路に係わり、特に温度変化の影響を受けずに精
度の高い正弦波を生成できるようにした正弦波発生回路
及びこの回路を用いた振動子の駆動装置に関する。
示す回路構成図、同図Bは位相遅れの様子を示す図、図
5は従来の第2の正弦波発生回路における正弦波の生成
方法の概念を示し、V1,V2,V3は入力信号、Vo
は正弦波出力を示す図である。
手段A1に抵抗Ra,RbおよびコンデンサCa,Cb
を付加したいわゆる電圧ソース型のローパス・フィルタ
として構成されている。前記正弦波発生回路では、演算
増幅手段A1の非反転側の入力端子に矩形波状の基準信
号Vsが与えられると出力端子からは正弦波状の出力信
号Voが出力される。
波信号V1と、正方向のパルスについて源信号の立ち上
り時刻および立ち下がり時刻の両端から一定の時間だけ
パルス幅を狭めた第1の基準信号V2と、同様に負方向
のパルス幅を狭めた第2の基準信号V3の3種類の矩形
波が用意され、これらを公知の加算回路(図示せず)で
加算することにより、階段状の擬似的な正弦波出力Vo
を生成するというものである。
す正弦波発生回路では、ローパスフィルタが抵抗とコン
デンサとで構成されている。このため、回路周辺の温度
が変化すると抵抗の大きさが変動し、出力信号Voに波
形の崩れが生じたり、または図5Bに示すように温度変
化後の出力信号Vo′が、常温時の出力信号Voに対し
て位相の遅れが生じるという問題がある。特に位相差検
出型の角速度センサでは、基準信号と出力信号との間の
位相差に対する許容精度の幅が狭く、振動子の駆動信号
生成用の正弦波発生回路としては適するものではないと
いう問題がある。
波を加算して正弦波出力を疑似的な階段状の波形として
生成するものである。しかし、矩形波には立上がりエッ
ジと立下がりエッジとが必ず存在し、これらは分解能を
高めるほど多くなるという性質のものである。そして、
前記各エッジにおいてヒゲ状の高調波成分からなるノイ
ズNが発生し、他の回路部門にノイズNによる悪影響を
及ぼしやすいという問題がある。
のローパスフィルタに通すと、前記高調波成分を除去で
きるようになる。しかしながら、上述の温度変化に対す
る位相遅れの問題は解消されない。
ものであり、温度変動に対する影響を受けない正弦波発
生回路を提供することを目的としている。
いた振動子の駆動装置を提供することを目的としてい
る。
コンデンサと、前記コンデンサに所定の充電電流を与え
る充電部と、前記コンデンサから放電電流を放出させる
放電部と、前記充電電流の大きさを調整する充電電流調
整部と、前記放電電流の大きさを調整する放電電流調整
部と、前記コンデンサの電位が正弦波形状の出力信号と
なるように前記複数の電流調整部に制御信号を与える制
御信号生成手段と、を有する正弦波発生装置において、
前記充電電流の大きさ及び放電電流の大きさが、前記両
電流調整部に設けられたトランジスタのエミッタ電流比
により決定されることを特徴とするものである。
を組み合せてコンデンサの充放電を行なうことにより、
コンデンサの電位の勾配を調整して疑似的な正弦波を生
成するものである。前記コンデンサの充電電流および放
電電流の大きさが、トランジスタのエミッタ電流比、す
なわち前記カレントミラー回路を構成するトランジスタ
のエミッタ面積比やエミッタに接続される抵抗比で決定
される回路構成としたことにより、温度の影響を受ける
ことなく精度の高い充電電流および放電電流を生成でき
る。よって、温度変化に対するコンデンサの電位の勾配
の変動を防止することが可能となるため、精度の高い正
弦波を生成することができる。
ー回路からなり、前記トランジスタのエミッタ電流比
が、前記各カレントミラー回路の入力側と出力側に設け
られたトランジスタの数又はIC内のトランジスタのp
n接合部分のエミッタ面積比である。
ー回路からなり、前記トランジスタのエミッタ電流比
が、前記トランジスタのエミッタに接続される抵抗の比
により決定されるものである。
の入力側のトランジスタには、温度センサの出力に応じ
た定電流が与えられるものが好ましく、さらには温度セ
ンサの出力が、トランジスタのベース−エミッタ間電圧
であるものが好ましい。
流の温度変動を防止できるようになる。このため、カレ
ントミラー回路で生成される充電電流および放電電流の
温度変動を小さくできる。
位相の異なる出力信号を出力する振動子と、前記出力信
号の振幅極性に応じ前記両出力信号を二値信号に変換す
る二値化手段と、前記両二値信号間の位相差を比較して
差信号に対応するパルス信号を出力する位相差検出部
と、前記パルス信号から制御電圧を生成するローパスフ
ィルタと、前記制御電圧に応じた周波数で発振する電圧
制御発振器と、この電圧制御発振器から出力された基準
信号を分周して所定周波数の分周信号を生成する分周手
段と、前記分周信号から正弦波形状の前記振動子の駆動
信号を生成するドライブ手段と、からなる振動子の駆動
装置において、前記正弦波発生回路が、前記ドライブ手
段内に設けられており、前記分周手段から出力される分
周信号を基準に制御信号を生成し、この制御信号から前
記正弦波形状の駆動信号が生成されるものである。
して説明する。
示す回路構成図、図2は制御信号と正弦波出力信号との
タイミングチャート図である。
電部1、充電部2、温度センサ3、充放電用のコンデン
サC、クランプ手段4、バッファ手段5、可変電流源I
varおよび制御信号生成手段20などから構成されてい
る。
K2および放電電流調整部DC1、DC2とから構成さ
れている。また前記カレントミラー回路K1はトランジ
スタQ1,Q2,Q3,Q4およびQ5とから構成さ
れ、前記カレントミラー回路K2はトランジスタQ1
1,Q12,Q13,Q14およびQ15とから構成さ
れている。なお、カレントミラー回路K1ではトランジ
スタQ1,Q3およびトランジスタQ6が入力側、トラ
ンジスタQ2,Q4が出力側のトランジスタであり、カ
レントミラー回路K2ではトランジスタQ11,Q13
およびトランジスタQ16が入力側、トランジスタQ1
2,Q14が出力側である。
Q6とトランジスタQ60とからなるカレントミラー回
路から、放電電流調整部DC2はトランジスタQ16と
トランジスタQ60とからなるカレントミラー回路から
それぞれ構成されている。前記トランジスタQ6,Q1
6は、例えばIC回路内のpn接合部分のエミッタ面積
を前記トランジスタQ60の1/4,2/4に設定され
ている。あるいは、図1に示すように複数のトランジス
タの各共通端子どうしを互いに並列接続することによ
り、4ケからなるトランジスタQ60に対しトランジス
タを1ケ又は2ケとして、実質的にエミッタ面積比を1
/4,2/4とする構成であってもよい。
ランジスタQ6,Q16のエミッタ面積比は、1/4や
2/4に限られるものではなく、必要に応じて任意の組
み合わせが可能である。
タQ5およびカレントミラー回路K2のトランジスタQ
15の各コレクタ端子は、後述する制御信号生成手段2
0の後段に設けられた信号切換え用のトランジスタQ7
およびQ17のコレクタ端子にそれぞれ接続されてい
る。なお、前記トランジスタQ7およびQ17のベース
端子には、それぞれ制御信号D1,D2が入力される。
入力側に電流I1,I11が流れると、その出力部にも
同じ大きさのエミッタ電流I2,I12がそれぞれ流れ
る。
成である。すなわち、充電部2は、カレントミラー回路
K3およびK4と、充電電流調整部CC1およびCC2
とから構成されている。前記カレントミラー回路K3は
トランジスタQ21,Q22,Q23,Q24およびQ
25から構成され、カレントミラー回路K4はトランジ
スタQ31,Q32,Q33,Q34およびQ35から
構成されている。なお、カレントミラー回路K3ではト
ランジスタQ21,Q23,Q26が入力側、トランジ
スタQ22,Q24が出力側のトランジスタであり、カ
レントミラー回路K4ではトランジスタQ31,Q3
3,Q36が入力側、トランジスタQ32,Q34が出
力側である。
Q26とトランジスタQ60とからなるカレントミラー
回路で構成され、前記充電電流調整部CC2はトランジ
スタQ36とトランジスタQ60とからなるカレントミ
ラー回路から構成されている。
放電電流調整部DC1,DC2同様に、IC回路内のp
n接合部分のエミッタ面積を前記トランジスタQ60の
1/4,2/4に設定したものである。あるいは、図1
に示すように複数のトランジスタの共通端子どうしを互
いに並列接続することにより、4ケからなるトランジス
タQ60に対しトランジスタを1ケ又は2ケとすること
により、実質的にエミッタ面積比を1/4,2/4とす
る構成であってもよい。なお、前記トランジスタQ60
に対するトランジスタQ26,Q36のエミッタ面積比
は、1/4や2/4に限られるものではなく、必要に応
じて任意の組み合わせが可能である。
タQ25およびカレントミラー回路K4のトランジスタ
Q35の各コレクタ端子は、後述する制御信号生成手段
20の後段に設けられた信号切換え用のトランジスタQ
27およびQ37のコレクタ端子にそれぞれ接続されて
いる。前記トランジスタQ27およびQ37のベース端
子には、それぞれ制御信号D3,D4が入力される。
入力側に定電流I21,I31が流れると、その出力部
にも同じ大きさのエミッタ電流I22,I32がそれぞ
れ流れる。
Q17,Q27およびQ37のコレクタ端子(トランジ
スタQ5,Q15,Q25及びQ35のコレクタ端子)
には、プルアップ手段が接続されている。前記プルアッ
プ手段は、トランジスタQ71,Q72,Q73および
Q74とから構成される入力側のトランジスタと、トラ
ンジスタQ75からなる出力側のトランジスタとから構
成されたカレントミラー回路K6である。カレントミラ
ー回路K6の出力側には定電流源6が設けられている。
そして、入力側の各トランジスタQ7,Q17,Q27
およびQ37の各ベース端子にHレベル信号が与えら
れ、各トランジスタがON状態に設定されられると、こ
れらに対応するトランジスタQ5,Q15,Q25,Q
35のコレクタ電流を各トランジスタQ7,Q17,Q
27およびQ37で引き込むことができるようになって
いる。
いる。前記可変電流源Ivarは、基本的には温度変化の
影響を受けずに一定の電流を安定して供給可能な定電流
源であり、その入力電圧に応じた定電流を流すことが可
能な電流源である。可変電流源Ivarに入力される信号
としては温度センサ3の出力などであり、例えばトラン
ジスタのベース−エミッタ間電圧を利用することができ
る。このような温度センサ3を使用すると、温度変化に
応じて前記放電電流調整部DC1,DC2および充電電
流調整部CC1,CC2を構成するカレントミラー回路
の入力側のトランジスタQ60に流れ込む電流I0を温
度に応じて増減調整することができる。よって、各トラ
ンジスタQ6,Q16,Q26およびQ36に流れる定
電流I1,I11,I21およびI31の温度変動を防
止できるようになる。このため、カレントミラー回路K
1,K2の出力側に流れるエミッタ電流I2,I12、
およびカレントミラー回路K3,K4の出力側に流れる
エミッタ電流I22,I32の温度変動も抑制できる。
充電電流ICおよび放電電流IDの調整を行うカレントミ
ラー回路K5設けられている。前記カレントミラー回路
K5はトランジスタQ41,Q42およびQ43とから
構成されている。前記トランジスタQ42とトランジス
タQ43のベース端子どうしが接続され、この接続部に
トランジスタQ41のエミッタ端子が接続されている。
また前記トランジスタQ42のコレクタ端子とトランジ
スタQ41のベース端子とが接続され、トランジスタQ
43のコレクタ端子とグランドとの間にコンデンサCが
設けられている。なお、トランジスタQ41のコレクタ
端子は電源Vccに接続されている。
(トランジスタQ41のベース端子)には、前記放電部
1のカレントミラー回路K1,K2の出力部のトランジ
スタQ4,Q14のコレクタ端子がそれぞれ接続されて
いる。よって、前記放電部1のカレントミラー回路K
1,K2の出力部に流れるエミッタ電流I2,I12
が、カレントミラー回路K5のトランジスタQ42に流
れ込むことが可能とされている。
(コンデンサCの端子)には、前記充電部2のカレント
ミラー回路K3,K4の出力部のトランジスタQ24,
Q34のコレクタ端子がそれぞれ接続されている。よっ
て、前記放電部2のカレントミラー回路K3,K4の出
力部に流れるエミッタ電流I22,I32が、カレント
ミラー回路K5のトランジスタQ43およびコンデンサ
Cに流れ込むことが可能とされている。
タQ42にコレクタ電流が流れると、トランジスタQ4
3にも同じ大きさのコレクタ電流が流れる。
子(コンデンサC)には、クランプ手段4およびバッフ
ァ手段5が接続されている。前記クランプ手段4は、ト
ランジスタQ51とQ52とから構成されている。前記
トランジスタQ51とQ52は、それぞれNPN型およ
びPNP型のトランジスタからなり、各コレクタ端子ど
うし及びエミッタ端子どうしが互いに接続され、一方の
接続点4aには下限電圧源Vminに接続され、他方の接
続点4bは抵抗R11を介して前記トランジスタQ43
のコレクタ端子(コンデンサC)に接続されている。ま
たトランジスタQ51とQ52の各ベース端子には、後
述の制御信号生成手段20に接続され、それぞれ制御信
号D5,D6が入力される。
力インピーダンスを有するものであればよく、一般的に
演算増幅器を使用した電圧フォロアなどから構成されて
いる。そして、このバッファ手段5の出力端子OUTから
正弦波状の出力信号Voが出力される。なお、前記下限
電圧源Vminは、この正弦波発生回路の出力である正弦
波出力信号の下限側の電圧値である。
のフリップフロップや論理回路を組みあわせて構成され
ている。そして、図2に示すようにある基準信号Vsに
対して所定のタイミングからなる各制御信号D1,D
2,D3,D4,D5およびD6を生成する。前記制御
信号生成手段20において生成された各制御信号D1,
D2,D3,D4,D5およびD6は、前記トランジス
タQ7,Q17,Q27,Q37,Q51およびQ52
のベース端子にそれぞれ与えられる。
ついて説明する。 (充電時)先ず、時刻t0では、制御信号D5において
正論理のパルス信号が出力され、制御信号D6において
は負論理のパルス信号が出力される。これによりクラン
プ手段4のトランジスタQ51およびQ52が同時にO
N状態に設定される。
限電圧源Vminが接続されている。よって、前記コンデ
ンサCの電位Vcが前記下限電圧源Vminの電圧よりも
高い場合(Vc>Vmin)には、コンデンサCから抵抗
R11およびトランジスタQ51を介して下限電圧源V
minの方向に放電電流ID1が流れるため、、コンデンサ
Cの電位を下限電圧源Vminに設定される。また前記コ
ンデンサCの電位Vcが前記下限電圧源Vminの電圧よ
りも低い場合(Vc<Vmin)には、下限電圧源Vminか
らトランジスタQ25および抵抗R8を介してコンデン
サCの方向に充電電流IC1が流れるため、コンデンサC
の電位を下限電圧源Vminに設定される。すなわち、正
弦波出力Voの負方向の極値(電位Vc)が、下限電圧
源Vminよりも高い状態および低い状態のいずれにおい
ても、常に正弦波出力Voの負方向の極値を下限電圧源
Vminに設定することが可能とされている。
D3およびD4がLレベル信号に設定されているため、
トランジスタQ7,Q17、Q27およびQ37はすべ
てOFF状態である。よって、放電部1および充電部2
はともにOFF状態にあり、充電電流ICおよび放電電
流IDはともに遮断状態にある。このため、正弦波出力
Voは、下限電圧源Vminを基準に振幅として生成する
ことができ、常に正弦波出力Voを一定のダイナミック
レンジ内に納めることが可能となる。なお、前記放電電
流ID1又は充電電流IC1が流れるのときの時定数は、コ
ンデンサCの容量と抵抗R11との積C・R11となる
ため、抵抗R11を適度な大きさに設定しておくことに
より、瞬時にコンデンサCの電位を下限電圧源Vminに
設定することが可能である。
が制御信号D3のみをHレベル信号に切り換える。これ
により、トランジスタQ27のみがON状態に設定さ
れ、トランジスタQ7,Q17,Q37はOFF状態が
維持される。よって、充電部2のカレントミラー回路K
1,K2の各トランジスタがOFFの状態に設定され、
充電部2のカレントミラー回路K3のトランジスタQ2
5,Q21,Q23,Q26に定電流I21が流れる。
このとき、定電流I21の大きさは、温度センサ3によ
って設定された可変電流源Ivarから充電電流調整部C
C1のを構成するカレントミラー回路のトランジスタQ
26とトランジスタQ60とのエミッタ面積比によって
決定される。充電電流調整部CC1では、前記トランジ
スタQ60に対するトランジスタQ26のエミッタ面積
比は4:1であるので、トランジスタQ26にはトラン
ジスタQ60に流れる電流I0の1/4倍の定電流I2
1(=1/4×I0)が流れる。
流I1,I2が流れないため、カレントミラー回路K5
の全てのトランジスタQ41,Q42およびQ43がO
FF状態に設定される。またクランプ手段4のトランジ
スタQ51およびQ52もOFF状態に設定される。よ
って、前記エミッタ電流I22は、全てコンデンサCに
充電電流ICとして流れ込み、コンデンサCを充電しは
じめる。このため、図2の正弦波出力Voに示すよう
に、時刻t1から徐々にコンデンサCの電位が上昇しは
じめる。
波出力Voの勾配θ1は、コンデンサCの静電容量と単
位時間当たりの充電電流IC(充電電流の勾配)の大き
さにより定まるが、前記充電電流ICはカレントミラー
回路K3のエミッタ電流I22であるので、上記のよう
に温度センサ3の出力によって決定することができる。
そして、このような状態は次に制御信号D4が切り換わ
る時刻t2まで維持される。
号に切り換わるため、トランジスタQ27とトランジス
タQ37がともにON状態に設定させられる。よって、
充電部2のカレントミラー回路K4のトランジスタQ3
5のコレクタ電流がトランジスタQ37に引き込まれ、
入力側に定電流I31が流れ、これと等量のエミッタ電
流I32が出力側に流れる(I31=I32)。
タQ36(充電電流調整部CC2)とトランジスタQ6
0とからなるカレントミラー回路のエミッタ面積比によ
って決定される。すなわち、前記トランジスタQ60に
対するトランジスタQ36とのエミッタ面積比は4:2
であるので、トランジスタQ36にはカレントミラー回
路K3に比べ2倍の定電流I31(=2/4×I0)が
流れる。そして、コンデンサCの充電電流ICは、前記
カレントミラー回路K3のエミッタ電流I22とカレン
トミラー回路K4のエミッタ電流I32とを加算した電
流であり、これは制御信号D3のみを与えた場合の電流
(1/4×I0)の3倍の大きさの電流である(IC=I
22+I32=3/4×I0)。
Cで充電されるため、時刻t2以降の正弦波出力Voの
勾配θ2を時刻t1−t2間の勾配θ1に比べ3倍程度
大きく設定することができる(θ2>θ1)。そして、
正弦波出力Voは、次に制御信号D4がLレベルに切り
換わる時刻t3まで前記勾配θ2に基づいて生成され、
時刻t2−t3の間では、コンデンサCの電位が勾配θ
2にしたがって上昇する。
ル信号に切り換えられ、制御信号D3はHレベル信号が
維持される。よって、トランジスタQ27がON状態、
トランジスタQ37がOFF状態に設定され、この状態
は時刻t1−t2間の場合と同様となるので正弦波出力
Voの勾配をθ1に設定できる。そして、正弦波出力V
oは、次の時刻t4まで前記勾配θ1に基づいて生成さ
れる。よって、時刻t3−t4の間では、コンデンサC
の電位が勾配θ1にしたがって上昇する。
ル信号に切り換えられる。このため、トランジスタQ2
7及びQ37がともにOFF状態に切り換えられ、カレ
ントミラー回路K3及びk4のエミッタ電流I22及び
I32が遮断させられる。よって、コンデンサCに流れ
込む充電電流IC(エミッタ電流I22)がカットされ
るため、コンデンサCの電位VCは正弦波出力Voの最
大値であるVmax[V]に設定される。
1がLレベル信号からHレベル信号に切り換えられる。
このHレベル信号が放電部1のトランジスタQ7のベー
ス端子に与えられて、トランジスタQ7がON状態に切
り換えられる。よって、トランジスタQ5がON状態に
設定されるため、カレントミラー回路K1の入力側のト
ランジスタQ1,Q3およびQ6に定電流I1が流れ
る。
3と可変電流源Ivarにより設定され、放電電流調整部
DC1を構成するカレントミラー回路の入力側のトラン
ジスタQ60に与えられる。ここで、前記放電電流調整
部DC1のカレントミラー回路の入力側(Q60)と出
力側(Q6)のエミッタ面積比は4:1であるため、ト
ランジスタQ60に流れる電流をI0とすると、出力側
のトランジスタQ6に流れる電流I1はI1=1/4×
I0である。
のトランジスタQ2、Q4にエミッタ電流I2が流れる
が、このエミッタ電流I2の大きさは前記定電流I1と
同じ大きさである(I2=I1=1/4×I0)。
は、制御信号D2がLレベル信号であるため、トランジ
スタQ17がOFF状態である。よって、カレントミラ
ー回路K2全体がOFF状態にあり、定電流I11およ
びエミッタ電流I12はともに0である。よって、カレ
ントミラー回路K5のトランジスタQ42には、カレン
トミラー回路K1のエミッタ電流I2のみが流れる。
7に与えられる制御信号D3およびD4もLレベル信号
であるため、充電部2全体もOFF状態にある。よっ
て、充電部2のカレントミラー回路K3およびK4の出
力部に流れるエミッタ電流I22,I32も0であり、
コンデンサCに充電電流Icは流れない状態にある。
ミッタ電流I2が流れてトランジスタQ41がON状態
となるため、トランジスタQ43のベース端子にベース
電流Ibが流れ込みトランジスタQ43がON状態に設
定される。ところが、上述の通り充電電流IcはIc=
0であるため、コンデンサCに蓄積されていた電荷が、
前記トランジスタQ43を介して放出され、コンデンサ
CからトランジスタQ43の方向に放電電流IDが流れ
る。よって、時刻t5から徐々にコンデンサCの電位が
下降し始めるため、図2に示すように正弦波出力Voが
下降し始める。
の電位の勾配)θ3は、コンデンサCの静電容量と単位
時間当たりの放電電流ID(放電電流の勾配)の大きさ
により定まるが、前記放電電流IDはトランジスタQ4
3に流れ込むベース電流Ibの大きさに比例する。また
ベース電流Ib自体は、トランジスタQ41に流れ込む
ベース電流の大きさ、すなわち放電部1から出力される
エミッタ電流I2の大きさに依存する。さらにエミッタ
電流I2の大きさは、エミッタ電流I2の大きさを決定
するカレントミラー回路K1の入力側に流れる定電流I
1、さらには定電流I1の大きさを決定する放電電流調
整部DC1のカレントミラー回路の入力側のトランジス
タQ60と出力側のトランジスタQ6のエミッタ面積比
によって決定される。しかも放電電流調整部DC1のカ
レントミラー回路の入力側に流れる定電流I0は、可変
電流源Ivar、すなわち温度センサ3の出力により決定
できる。
は、温度センサ3の出力で決定することができ、従来の
ように電流調整用の抵抗RとコンデンサCの時定数RC
によって決定される構成ではない。よって、前記抵抗R
の大きさが温度変化に伴って変動した場合であっても、
放電電流IDが温度センサ3の出力以外の影響を受けて
温度変動するのを防止することが可能である。なお、前
記正弦波出力Voの勾配θ3は、次に制御信号D2が切
り換わる時刻t6まで維持される。よって、時刻t5−
t6間では、正弦波出力Voが勾配θ3にしたがうもの
となる。
いて制御信号D2がHレベル信号に切り換えられると、
トランジスタQ17がON状態に切り換えられる。これ
により、トランジスタQ15のコレクタ電流がトランジ
スタQ17に引き込まれるため、カレントミラー回路K
2の入力側に定電流I11が流れ、出力側にこれと同じ
大きさのエミッタ電流I12が流れる(I11=I1
2)。この際、入力側の定電流I11の大きさは、放電
電流調整部DC2を構成するカレントミラー回路の入力
側のトランジスタQ60と出力側のトランジスタQ16
とのエミッタ面積比により決定される。すなわち、トラ
ンジスタQ60に流れる電流をI0とすると、トランジ
スタQ16側に流れる電流値は、2/4×I0である。
そして、カレントミラー回路K5の入力部のトランジス
タQ42には、前記出力電流I11とエミッタ電流I1
2とを加算した定電流が流れるが、これは制御信号D1
のみを与えた場合の電流(1/4×I0)の3倍の大き
さの電流である(I2+I12=3/4×I0)。
のトランジスタQ43にも3倍のベース電流Ibが流す
ことができるため、コンデンサCの放電電流IDを3倍
の大きさに設定できる。このため、コンデンサCの電位
の勾配θ4を前記勾配θ3の3倍の傾きに設定すること
ができる。すなわち、図2に示すように、時刻t6以後
の正弦波出力Voの勾配θ4を前記勾配θ3に比べ3倍
程度大きく設定することができる。なお、前記勾配θ4
の状態は次に制御信号D2がLレベルに切り換わる時刻
t7まで維持される。
レベル信号に切り換えられると、前記トランジスタQ1
7がOFF状態に設定される。よって、前記時刻t5−
t6間同様の状態に設定されるため、正弦波出力Voの
勾配をθ3に戻すことができ、この状態が時刻t8まで
維持される。よって、時刻t7−t8の間では、コンデ
ンサCの電位が勾配θ3にしたがうものとなる。
に、正論理のパルス信号が制御信号D5として出力さ
れ、負論理のパルス信号が制御信号D6として出力され
る。これにより、正弦波出力Voが下限電圧源Vminに
設定される。
を、制御信号生成手段20による時間軸が正確な各制御
信号D1,D2,D3,D4,D5およびD6によって
生成することができる。しかも、前記充・放電電流の大
きさが、時定数CRで決定される構成ではないため、温
度変動に対する影響を受けにくい正弦波出力Voを生成
できる。すなわち、正弦波出力Voを、基準となる制御
信号に対して位相遅れのない波形とすることができる。
1のトランジスタQ6と充電電流調整部CC1のトラン
ジスタQ26のトランジスタQ60に対するエミッタ面
積が等しく、且つ放電電流調整部DC1のトランジスタ
Q16と充電電流調整部CC1のトランジスタQ36の
トランジスタQ60に対するエミッタ面積が等しいもの
が好ましい。このように設定すると、充電時および放電
時の充放電電流の勾配、すなわち正弦波出力Voの勾配
θ1とθ3および勾配θ2とθ4を等しくすることがで
きるため、均整のとれた正弦波を生成することが可能と
なる。
は、バッファ手段5を介して外部に出力される。そし
て、前記正弦波出力Voは、必要に応じ増幅手段を介し
て信号増幅がなされ、例えば角速度センサの振動子を駆
動するドライブ信号として使用される。
を示す回路構成図である。図3に示す正弦波発生回路
は、図1に示した正弦波発生回路において各カレントミ
ラー回路を構成しているトランジスタQ60,Q6,Q
16,Q26およびQ36のエミッタ端子とグランド間
に抵抗R21,R22,R23,R24およびR25を
挿入した回路構成である。
記抵抗R21に対する抵抗R22,R23,R24およ
びR25の各抵抗比によって前記コンデンサの充電電流
および放電電流の大きさを決定することができる。つま
り、トランジスタの出力電流はトランジスタのエミッタ
電圧によって算出できる。
ランジスタのベース・エミッタ間電圧Vbeで同一である
から、各エミッタにそれぞれ抵抗R21,R22,R2
3,R24およびR25を挿入すると、各カレントミラ
ー回路K1,K2、K3、K4を構成する出力側のトラ
ンジスタのエミッタ電流比(I2:I12:I22:I
32)は前記抵抗比で設定でき、この抵抗比によってコ
ンデンサーの充電電流および放電電流を設定できる。特
に、抵抗の温度特性の変化率がトランジスタのベース・
エミッタ間電圧Vbeの温度特性の変化率よりも小さい場
合、すなわちトランジスタのエミッタ電圧がベース・エ
ミッタ間電圧Vbeに支配されている場合に有効である。
れる電流が等しくなるように各抵抗のバランスをとった
状態で前記カレントミラー回路をIC化した場合、IC
化された抵抗の温度特性は同一であるため、カレントミ
ラー回路に接続された抵抗の温度特性はキャンセルさ
れ、抵抗比は変化せず、その結果カレントミラー回路の
出力電流比は変化しない。よって、温度変化があって
も、コンデンサーの充電電流および放電電流の大きさを
精度良く設定することができる。
に流れる電流の温度変動を防止できるようになる。よっ
て、カレントミラー回路で生成される充電電流および放
電電流の温度変動を小さくできる。
ても図1の正弦波発生回路同様に精度の高い正弦波を生
成することが可能である。
て、角速度センサ用の振動子の駆動装置の構成を示すブ
ロック図である。
(センサ)としての振動子51と、この振動子51を所
定の駆動周波数からなるドライブ信号SDで振動駆動さ
せるための駆動制御部50、振動子51から出力される
角速度の検出を行なうための検出制御部などから構成さ
れている。
又は静電容量型の振動子などであり、長手方向に延びる
振動子51の一方の先端には分岐形成された複数の振動
脚(例えば3脚)を有するものである。各振動脚の一方
(Y1側)の面内には、長手方向(Z方向)に延びる入
力電極aがそれぞれ形成されており、他方(Y2側)の
面内には一対の出力電極c,dが形成されている。前記
振動子51では、各振動脚の各入力電極aに前記ドライ
ブ信号SDがドライブ手段57より与えられると、振動
脚が並ぶ方向(X方向)に各振動脚が振動駆動させられ
る。この状態で前記振動子51が、長軸Oを中心とする
軸回りに置かれると、回転の大きさに応じて生じるコリ
オリ力により前記振動子51が振動方向(X方向)と直
交方向(Y方向)に撓み変形させられる。この変形によ
り、振動子51に形成されている他方の面に形成された
一対の出力電極c,dからそれぞれ位相の異なる出力信
号Sc,Sdが前記コリオリ力の大きさに応じ出力され
る。
値化手段52と、位相検出部53、ローパスフィルタ
(LPF)54,VCO(電圧制御発振器)55、分周
器56とからなるPLL(フェーズロックループ)とド
ライブ手段57により駆動される。前記ドライブ手段5
7から振動子51に正弦波状のドライブ信号SDが与え
られると、振動子51の検出電極c,dからも正弦波状
の出力信号Sc,Sdが出力される。そして、前記振動
子51が回転系に置かれると、前記出力信号ScとSd
との間には回転により生じたコリオリ力に相当する位相
差が発生する。
力信号(正弦波出力)Sc,Sdが所定のスレッショル
ド電圧を基準に二値信号Dc,Ddに変換される。
c,DdとVCO55から出力される基準信号Vsを分
周器56で分周した分周信号Vrとがそれぞれ位相比較
され、位相差をパルス状の差信号として出力する。前記
パルス状の差信号は、LPF54において直流化(積分
と高周波成分の遮断)され、VCO制御電圧としてVC
O55の制御端子(図示せず)に与えられる。VCO5
5は、一定の自走周波数を持ち、前記VCO制御電圧が
与えられると、前記VCO制御電圧に応じた発振周波数
を調整し、前記二値信号Dc,Ddの位相差に相当する
時間幅の中点にロックする基準信号Vsを出力する。こ
れにより、振動子51への入力信号であるドライブ信号
SDが、常に振動子51の正弦波状の出力信号(出力信
号ScとSdの位相差に相当する時間幅の中点)にロッ
クするように駆動される。
数を振動子51の駆動周波数まで分周した分周信号Vr
を生成する。また前記ドライブ手段57には上記図1に
示す正弦波発生回路および信号増幅部(図示せず)など
が設けられている。
rは、ドライブ手段57内の制御信号生成手段20に与
えられる。前記制御信号生成手段20では、前記分周信
号Vrから前記制御信号D1,D2,D3,D4,D5
およびD6を生成する。そして、上述のように正弦波発
生回路が正弦波出力Voを生成し、前記信号増幅部が前
記正弦波出力Voを増幅することによって振動子51を
駆動するドライブ信号SDが生成される。
号SDは、温度変動の影響の少ない精度の高い信号であ
るため、振動子51の出力信号Sc,Sd間に生じる位
相差に相当する時間幅を確実に検出することができるよ
うになる。そして、この位相差に相当する時間を積分平
滑することにより、精度の高い角速度出力を得ることが
できることが可能となる。 なお、上記においては正弦
波を生成する実施形態を示したが、制御信号生成手段の
制御信号を様々に組み合せることにより、その他の波形
(例えば三角波、台形波など)を任意の波形に生成する
ことも可能である。
制御で構成してもよい。この場合、ソフトウエアによ
り、任意に各制御信号を生成することが可能である。
の影響を小さくした精度の高い正弦波を生成することが
できる。
を使用することにより、振動子を高い精度で駆動するこ
とができる。よって、精度の高い角速度を得ることが可
能となる。
図、
ート図、
構成図、
サ用の振動子の駆動装置の構成を示すブロック図、
成図、同図Bは位相遅れの様子を示す図、
生成方法の概念を示し、V1,V2,V3は入力信号、
Voは正弦波出力を示す図、
Claims (6)
- 【請求項1】 充放電を行うコンデンサと、前記コンデ
ンサに所定の充電電流を与える充電部と、前記コンデン
サから放電電流を放出させる放電部と、前記充電電流の
大きさを調整する充電電流調整部と、前記放電電流の大
きさを調整する放電電流調整部と、前記コンデンサの電
位が正弦波形状の出力信号となるように前記複数の電流
調整部に制御信号を与える制御信号生成手段と、を有す
る正弦波発生装置において、 前記充電電流及び放電電流の大きさが、前記両電流調整
部に設けられたトランジスタのエミッタ電流比により決
定されることを特徴とする正弦波発生回路。 - 【請求項2】 前記両電流調整部がカレントミラー回路
からなり、前記トランジスタのエミッタ電流比が、前記
各カレントミラー回路の入力側と出力側に設けられたト
ランジスタの数又はIC内のトランジスタのpn接合部
分のエミッタ面積比である請求項1記載の正弦波発生回
路。 - 【請求項3】 前記両電流調整部がカレントミラー回路
からなり、前記トランジスタのエミッタ電流比が、前記
トランジスタのエミッタに接続される抵抗の比により決
定される請求項1記載の正弦波発生回路。 - 【請求項4】 前記各カレントミラー回路の入力側のト
ランジスタには、温度センサの出力に応じた定電流が与
えられる請求項1ないし3のいずれかに記載の正弦波発
生回路。 - 【請求項5】 温度センサの出力が、トランジスタのベ
ース−エミッタ間電圧である請求項4記載の正弦波発生
回路。 - 【請求項6】 角速度が与えられたときに互いに位相の
異なる出力信号を出力する振動子と、前記出力信号の振
幅極性に応じ前記両出力信号を二値信号に変換する二値
化手段と、前記両二値信号間の位相差を比較して差信号
に対応するパルス信号を出力する位相差検出部と、前記
パルス信号から制御電圧を生成するローパスフィルタ
と、前記制御電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発
振器と、この電圧制御発振器から出力された基準信号を
分周して所定周波数の分周信号を生成する分周手段と、
前記分周信号から正弦波形状の前記振動子の駆動信号を
生成するドライブ手段と、からなる振動子の駆動装置に
おいて、 前記正弦波発生回路が前記ドライブ手段に設けられてお
り、前記分周手段から出力される分周信号を基準に制御
信号を生成し、この制御信号から前記正弦波形状の駆動
信号が生成されるものである請求項1ないし5のいずれ
かに記載の正弦波発生回路を用いた振動子の駆動装置。
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