JPH03117026A - フィルタおよび位相同期ループ回路 - Google Patents
フィルタおよび位相同期ループ回路Info
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- JPH03117026A JPH03117026A JP1254587A JP25458789A JPH03117026A JP H03117026 A JPH03117026 A JP H03117026A JP 1254587 A JP1254587 A JP 1254587A JP 25458789 A JP25458789 A JP 25458789A JP H03117026 A JPH03117026 A JP H03117026A
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- filter
- resistor
- capacitor
- variable resistor
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はフィルタに関し、特に位相同期ループ回路(以
下PLL回路とする)等の自動制御系に用いられるフィ
ルタに関する。
下PLL回路とする)等の自動制御系に用いられるフィ
ルタに関する。
(従来の技術)
第2図はPLL回路のループフィルタとして用いられる
従来のフィルタの回路図である。本図において、11は
入力端子、12は出力端子、Roは抵抗器、R2は可変
抵抗器、Cはコンデンサであるにのフィルタでは、入力
端子11と出力端子12との間に抵抗器R1が接続して
あり、コンデンサCと可変抵抗器R2とを直列に接続し
てなる直列回路が出力端子12と接地との間に可変抵抗
器を接地側にして接続してある。このような回路構成の
フィルタでは可変抵抗器R2の抵抗値を変化させること
でフィルタの周波数特性や位相持性などを変化させてい
た。
従来のフィルタの回路図である。本図において、11は
入力端子、12は出力端子、Roは抵抗器、R2は可変
抵抗器、Cはコンデンサであるにのフィルタでは、入力
端子11と出力端子12との間に抵抗器R1が接続して
あり、コンデンサCと可変抵抗器R2とを直列に接続し
てなる直列回路が出力端子12と接地との間に可変抵抗
器を接地側にして接続してある。このような回路構成の
フィルタでは可変抵抗器R2の抵抗値を変化させること
でフィルタの周波数特性や位相持性などを変化させてい
た。
第3図は一般によく知られているPLL回路のブロック
図であり、本図において、21は基準周波数発生器、2
2は位相比較器、23はループフィルタ、24は電圧制
御発振器である。従来のPLL回路はそのループフィル
タ23として第2図に示したフィルタを用い、該フィル
タの可変抵抗器R2の抵抗値を変化させることによりフ
ィルタの周波数特性などを変化させて、P L L回路
の制御特性を調整していた。
図であり、本図において、21は基準周波数発生器、2
2は位相比較器、23はループフィルタ、24は電圧制
御発振器である。従来のPLL回路はそのループフィル
タ23として第2図に示したフィルタを用い、該フィル
タの可変抵抗器R2の抵抗値を変化させることによりフ
ィルタの周波数特性などを変化させて、P L L回路
の制御特性を調整していた。
(発明が解決しようとする課題)
第3図に示したPLL回路に用いられる電圧制御発振器
などはそれら各々の電気的特性にばらつきを持っている
(電圧制御発振器においてはその変調特性)から、PL
L回路を量産する場合にはそのPLL回路はループ制御
特性などにばらつきを持ったものになってしまう。また
、このPLL回路のような自動制御系の制御特性にはル
ープフィルタの周波数特性および位相特性が大きく影響
する。そこで第2図に示したフィルタをループフィルタ
とし用いる従来のPLL回路では、フィルタの可変抵抗
器R2の抵抗値を変化させてフィルタ自体の周波数特性
や位相特性を変化させて電圧制御発振器の変調特性のば
らつき等を吸収して量産される各PLL回路の制御特性
等のばらつきを防いでいた。ところがこのPLL回路の
ループフィルタつまり第2図に示すフィルタの調整は、
電圧制御発振器の出力信号の位相雑音特性などをモニタ
しながら行うものであり、このモニタには高度な測定技
術を要する。すると当然に高精度の測定器が必要となっ
たり、フィルタの調整時間か長くなったりしてフィルタ
の調整に大きな経費がかかって、結果としてPLL回路
が高価になっていた。以上のように従来のPLL回路の
ループフィルタに用いられるフィルタには解決すべき課
題があった。
などはそれら各々の電気的特性にばらつきを持っている
(電圧制御発振器においてはその変調特性)から、PL
L回路を量産する場合にはそのPLL回路はループ制御
特性などにばらつきを持ったものになってしまう。また
、このPLL回路のような自動制御系の制御特性にはル
ープフィルタの周波数特性および位相特性が大きく影響
する。そこで第2図に示したフィルタをループフィルタ
とし用いる従来のPLL回路では、フィルタの可変抵抗
器R2の抵抗値を変化させてフィルタ自体の周波数特性
や位相特性を変化させて電圧制御発振器の変調特性のば
らつき等を吸収して量産される各PLL回路の制御特性
等のばらつきを防いでいた。ところがこのPLL回路の
ループフィルタつまり第2図に示すフィルタの調整は、
電圧制御発振器の出力信号の位相雑音特性などをモニタ
しながら行うものであり、このモニタには高度な測定技
術を要する。すると当然に高精度の測定器が必要となっ
たり、フィルタの調整時間か長くなったりしてフィルタ
の調整に大きな経費がかかって、結果としてPLL回路
が高価になっていた。以上のように従来のPLL回路の
ループフィルタに用いられるフィルタには解決すべき課
題があった。
(課題を解決するための手段)
前述の課題を解決するために本発明が提供するフィルタ
は、入力端子と出力端子との間に接続してある第1の抵
抗器と、前記出力端子に一端が接続してあるコンデンサ
と、該コンデンサの他端と接地との間に接続してある可
変抵抗器と、前記コンデンサの他端に一端が接続してあ
る第2の抵抗器と、該第2の抵抗器の他端と接地との間
に正極を前記第2の抵抗器側にして接続してある直流電
圧源とからなることを特徴とする。
は、入力端子と出力端子との間に接続してある第1の抵
抗器と、前記出力端子に一端が接続してあるコンデンサ
と、該コンデンサの他端と接地との間に接続してある可
変抵抗器と、前記コンデンサの他端に一端が接続してあ
る第2の抵抗器と、該第2の抵抗器の他端と接地との間
に正極を前記第2の抵抗器側にして接続してある直流電
圧源とからなることを特徴とする。
さらに本発明が提供する位相同期ループ回路は、位相比
較器と電圧制御発振器とループフィルタとからなり、前
記位相比較器で入力信号と前記電圧制御発振器の出力と
の位相が比較されて前記位相比較器の出力で前記電圧制
御発振器の周波数が制御されるフィードバックループで
ある位相同期ループ回路であって、前記ループフィルタ
が前述のフィルタでなることを特徴とする。
較器と電圧制御発振器とループフィルタとからなり、前
記位相比較器で入力信号と前記電圧制御発振器の出力と
の位相が比較されて前記位相比較器の出力で前記電圧制
御発振器の周波数が制御されるフィードバックループで
ある位相同期ループ回路であって、前記ループフィルタ
が前述のフィルタでなることを特徴とする。
(実施例)
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
第1図は、本発明のP、L L回路のループフィルタに
′用いられるフィルタの一実施例を示す回路図である。
′用いられるフィルタの一実施例を示す回路図である。
本図において、11は入力端子、12は出力端子、R1
,R3は抵抗器、R2は可変抵抗器、Cはコンデンサ、
■は直流電圧源である。本実施例では、抵抗器R+が入
力端子11と出力端子12との間に接続してあり、コン
デンサCの一端は出力端子12に接続してあり、その他
端は抵抗器R5の一端に接続してあり、抵抗器R3の他
端は直流電圧源■の正極に接続してあり、その負極は接
地してあり、可変抵抗器R2がコンデンサCの他端と接
地との間に接続してある。このような回路構成の本実施
例では、伝達関数をF(S)とすると、F(S)は次式
で表わされる。
,R3は抵抗器、R2は可変抵抗器、Cはコンデンサ、
■は直流電圧源である。本実施例では、抵抗器R+が入
力端子11と出力端子12との間に接続してあり、コン
デンサCの一端は出力端子12に接続してあり、その他
端は抵抗器R5の一端に接続してあり、抵抗器R3の他
端は直流電圧源■の正極に接続してあり、その負極は接
地してあり、可変抵抗器R2がコンデンサCの他端と接
地との間に接続してある。このような回路構成の本実施
例では、伝達関数をF(S)とすると、F(S)は次式
で表わされる。
f旦 し、 τ +=R+C+
本実施例を第3図に示すPLL回路のループフィルタと
して用いるとする。ここで位相比較器22の変換利得を
にφ、電圧制御発振器24の変調利得をKvとすると、
このときのPLL回路の閉ループ伝達間数H(S)は次
式で表わされる。
して用いるとする。ここで位相比較器22の変換利得を
にφ、電圧制御発振器24の変調利得をKvとすると、
このときのPLL回路の閉ループ伝達間数H(S)は次
式で表わされる。
(2)
ω n :
自然周波数、ξ:ダンピング定数
・・・ (4)
電圧制御発振器24の変調利得Kvを測定すると、(3
)、 (4)式から適当なτ2が求められる。すると可
変抵抗器R2の値が決定して、コンデンサCと可変抵抗
器R2との接続点の直流電位が算出されることになる。
)、 (4)式から適当なτ2が求められる。すると可
変抵抗器R2の値が決定して、コンデンサCと可変抵抗
器R2との接続点の直流電位が算出されることになる。
このことは逆に可変抵抗器R2の値つまりコンデンサC
と可変抵抗器R2との接続点の直流電圧から電圧制御発
振器24の変調利得Kvが求められるということである
。このコンデンサCと可変抵抗器R2との接続点の直流
電圧は、該直流電圧を測定する回路を設けることによっ
て装置(PLL回路)の外部から簡単に測定できる。こ
の測定に用いる測定器は必ずしも高精度のものでなくて
もよいから、可変抵抗器R2の抵抗値の調整すなわち本
実施例のフィルタの特性の調整に要するコストは飛躍的
に低いものとなる。
と可変抵抗器R2との接続点の直流電圧から電圧制御発
振器24の変調利得Kvが求められるということである
。このコンデンサCと可変抵抗器R2との接続点の直流
電圧は、該直流電圧を測定する回路を設けることによっ
て装置(PLL回路)の外部から簡単に測定できる。こ
の測定に用いる測定器は必ずしも高精度のものでなくて
もよいから、可変抵抗器R2の抵抗値の調整すなわち本
実施例のフィルタの特性の調整に要するコストは飛躍的
に低いものとなる。
この実施例の採用によって安価なPLL回路を提供でき
る。
る。
(発明の効果)
以上に詳しく説明したように本発明によれば、自動制御
系をもつPLL回路のループフィルタなどに用いられる
フィルタを第1図に示す回路とすることによって、コン
デンサCと可変抵抗器R2との接続点の直流電圧から前
記PLL回路の制御特性を簡単に調整でき、ひいてはP
LL回路を安価に提供できる。本発明には、以上のよう
な効果がある。
系をもつPLL回路のループフィルタなどに用いられる
フィルタを第1図に示す回路とすることによって、コン
デンサCと可変抵抗器R2との接続点の直流電圧から前
記PLL回路の制御特性を簡単に調整でき、ひいてはP
LL回路を安価に提供できる。本発明には、以上のよう
な効果がある。
第1図は本発明のフィルタの一実施例を示す回路図、第
2図は従来のフィルタの回路図、第3図は位相同期ルー
プ回路(PLI−回路)のブロック図である。 11・・・入力端子、12・・・出力端子、21・・・
基準周波数発生器、22・・・位相比較器、23・・・
ループフィルタ、24・・・電圧制御発振器、R1,R
3・・・抵抗器、R2・・・可変抵抗器、C・・・コン
デンサ、■・・・直流電圧源。
2図は従来のフィルタの回路図、第3図は位相同期ルー
プ回路(PLI−回路)のブロック図である。 11・・・入力端子、12・・・出力端子、21・・・
基準周波数発生器、22・・・位相比較器、23・・・
ループフィルタ、24・・・電圧制御発振器、R1,R
3・・・抵抗器、R2・・・可変抵抗器、C・・・コン
デンサ、■・・・直流電圧源。
Claims (2)
- (1)入力端子と出力端子との間に接続してある第1の
抵抗器と、前記出力端子に一端が接続してあるコンデン
サと、該コンデンサの他端と接地との間に接続してある
可変抵抗器と、前記コンデンサの他端に一端が接続して
ある第2の抵抗器と、該第2の抵抗器の他端と接地との
間に正極を前記第2の抵抗器側にして接続してある直流
電圧源とからなることを特徴とするフィルタ。 - (2)位相比較器と電圧制御発振器とループフィルタと
からなり、前記位相比較器で入力信号と前記電圧制御発
振器の出力との位相が比較されて前記位相比較器の出力
で前記電圧制御発振器の周波数が制御されるフィードバ
ックループである位相同期ループ回路において、前記ル
ープフィルタが請求項1に記載のフィルタでなることを
特徴とする位相同期ループ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1254587A JP2811805B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | フィルタおよび位相同期ループ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1254587A JP2811805B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | フィルタおよび位相同期ループ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03117026A true JPH03117026A (ja) | 1991-05-17 |
JP2811805B2 JP2811805B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17267112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1254587A Expired - Fee Related JP2811805B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | フィルタおよび位相同期ループ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811805B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100736407B1 (ko) * | 2006-01-17 | 2007-07-09 | 삼성전자주식회사 | 락 타임과 주파수 에러를 감소시킬 수 있는 시그마-델타 프랙셔널-n 위상동기루프 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1254587A patent/JP2811805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100736407B1 (ko) * | 2006-01-17 | 2007-07-09 | 삼성전자주식회사 | 락 타임과 주파수 에러를 감소시킬 수 있는 시그마-델타 프랙셔널-n 위상동기루프 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2811805B2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |