JP2003077041A - 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム - Google Patents

自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム

Info

Publication number
JP2003077041A
JP2003077041A JP2001266304A JP2001266304A JP2003077041A JP 2003077041 A JP2003077041 A JP 2003077041A JP 2001266304 A JP2001266304 A JP 2001266304A JP 2001266304 A JP2001266304 A JP 2001266304A JP 2003077041 A JP2003077041 A JP 2003077041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
maintenance
maintenance information
holder
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001266304A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nakamura
雅昭 中村
Yukio Kimura
幸雄 木村
Hajime Fukao
一 深尾
Takanori Kanno
恭範 冠野
Yoshihiro Ito
伊藤  嘉浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2001266304A priority Critical patent/JP2003077041A/ja
Publication of JP2003077041A publication Critical patent/JP2003077041A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス作業を正確、かつ容易に実施可
能で、しかも容易にリサイクル化を図ること。 【解決手段】 キーボード32からの操作入力信号に応
じてメンテナンス情報の表示を行うメンテナンス表示装
置30の表示器31を、自動販売機の中扉17にネジ3
6によって締結している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機および
そのメンテナンスシステムに関するもので、より詳細に
は、保守や点検、あるいは分解や廃棄等の各種メンテナ
ンス作業を行うオペレータに対してメンテナンス情報を
提供するようにした自動販売機およびそのメンテナンス
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動販売機等の電子機器にお
いては、操作マニュアルやパーツリストが用意されてお
り、例えばこれらの操作マニュアルやパーツリスト等の
メンテナンス情報を参照することで保守や点検、あるい
は分解や廃棄等の各種作業を行うようにしている。ま
た、エラーが発生した場合には、表示板に表示されたエ
ラーコードに基づいて操作マニュアルに記載されている
エラー内容を認識し、これに対処することができるよう
になっている。
【0003】しかしながら、この種の操作マニュアルや
パーツリストは、すべての操作や部品に関する情報を網
羅するために分厚い冊子状になっているのが一般的であ
り、検索性に劣る等、取り扱い性の点で必ずしも好まし
いものとはいえない。特に、自動販売機の場合には、そ
の設置場所の大半が屋外であるため、操作マニュアルや
パーツリストを保管しておく場所の問題、あるいは風雨
等の天候の影響により、操作マニュアルやパーツリスト
の参照そのものが困難なこともある。
【0004】このため、自動販売機の多くは、操作マニ
ュアルやパーツリストの中から頻繁に必要となるメンテ
ナンス情報を抜粋した銘板を適用するようにしている。
この銘板は、任意の大きさを有した紙葉にメンテナンス
情報を記載したもので、メインドアの裏面や中扉等、メ
ンテナンス作業の際に視認できる位置に接着剤によって
貼り付けるようにしている。こうした自動販売機によれ
ば、作業の際に都度操作マニュアルやパーツリストを取
り扱うことなく、銘板を通じて所望のメンテナンス情報
を得ることができるため、正確なメンテナンス作業を容
易に実施することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地球温暖
化、化石燃料を含む天然資源枯渇、オゾン層破壊、水質
汚染、大気汚染等々、昨今の地球環境を考慮した場合、
自動販売機業界にあっても、他業界と同様に地球環境に
優しく、社会的存在価値の高い自動販売機を製造・販売
していくことが今後の重要な課題となる。
【0006】こうした地球環境に優しい自動販売機の製
造・販売を実現するためには、使用済みとなった自動販
売機の部品をリサイクルすることが考えられる。すなわ
ち、既に260万台もの自動販売機が普及している現状
では、これらが使用済みになった場合のリサイクルを積
極的に推し薦めていくことで、地球環境改善に大きく貢
献することができるはずである。
【0007】ここで、リサイクルを行う場合には、多数
の部品を材質毎に厳密に分別する必要がある。すなわ
ち、材質が混在している状態で部品のリサイクルを行っ
た場合には、当該リサイクルによって製造した部品に所
望の機能を期待することが困難となる。例えば、上述し
た自動販売機において、鋼板製のメインドアや中扉のリ
サイクルを行う場合には、紙葉である銘板を確実に剥が
す必要がある。
【0008】しかしながら、一度接着した銘板は、時間
の経過とともに剥がれ難い状態となる。しかも、銘板そ
のものが千切れやすい紙葉であるため、その剥離作業は
一層煩雑で困難なものとなる。これらの結果、自動販売
機の一般的な寿命とされている十数年後においては、銘
板を確実に剥がすことがきわめて困難となり、リサイク
ル化の大きな妨げとなる。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みて、メンテナン
ス作業を正確、かつ容易に実施可能で、しかも容易にリ
サイクル化を図ることのできる自動販売機およびそのメ
ンテナンスシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動販売機は、操作入力に応じてメン
テナンス情報の表示を行うメンテナンス表示手段を、取
り外し可能な取付手段によって取り付けたことを特徴と
する(請求項1)。
【0011】前記メンテナンス表示手段の表面は、透明
の防水シートによって覆うことが好ましい(請求項
2)。
【0012】また、本発明に係る自動販売機は、操作入
力に応じてメンテナンス情報の表示を行う端末表示装置
を備えることを特徴とする(請求項3)。
【0013】また、本発明に係る自動販売機は、メンテ
ナンス情報が記された銘板を保持するホルダを、取り外
し可能な取付手段によって取り付けたことを特徴とする
(請求項4)。
【0014】前記ホルダは、前記銘板を着脱可能に保持
するものであることが好ましい(請求項5)。また、前
記銘板を樹脂材によって構成した補助ホルダに収容さ
せ、この補助ホルダを通じて前記銘板のメンテナンス情
報を視認させるとともに、該補助ホルダを介して前記銘
板を前記ホルダに保持させたることが好ましい(請求項
6)。
【0015】また、本発明に係る自動販売機は、再剥離
性を有した粘着テープにより、メンテナンス情報が記さ
れた銘板を貼着したことを特徴とする(請求項7)。
【0016】また、本発明に係る自動販売機は、所定の
溶剤に対して溶解性を呈する接着剤により、メンテナン
ス情報が記された銘板を貼着したことを特徴とする(請
求項8)。
【0017】また、本発明に係る自動販売機のメンテナ
ンスシステムは、自動販売機のメンテナンスに必要とな
るメンテナンス情報を格納したサーバと、操作入力に応
じて前記サーバに格納されたメンテナンス情報を取得
し、かつ該取得したメンテナンス情報の表示を行う携帯
端末とを備えたことを特徴とする(請求項9)。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。
【0019】図1および図2は、本発明の実施の形態1
である自動販売機を示したものである。ここで例示する
自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の
商品を販売するためのもので、本体キャビネット1を備
えている。
【0020】本体キャビネット1は、複数の鋼板を適宜
組み合わせることによって構成したもので、前面が開口
した直方状を成している。この本体キャビネット1の内
部には、3つの独立した収容庫2a,2b,2cが並設
してある。これら収容庫2a,2b,2cは、飲料缶や
ペットボトルを所望の温度に維持した状態で収容するた
めのものである。各収容庫2a,2b,2cには、それ
ぞれの上方部にコラム状のラック3a,3b,3cが配
設してある一方、シュータ4によって区画される下方部
に熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器
(図示せず)の駆動により、ラック3a,3b,3cに
収容した飲料缶やペットボトルを所望の冷却温度、ある
いは加熱温度に維持することが可能である。
【0021】また、上記自動販売機には、本体キャビネ
ット1の一側縁部に内扉5およびメインドア6を支承さ
せてある。
【0022】内扉5は、本体キャビネット1に設けた収
容庫2a,2b,2cの前面を覆うに十分な大きさを有
したもので、鋼材によって構成してある。図示の例で
は、内扉5を上下に分割し、それぞれを個別に開閉でき
るようにしてある。
【0023】メインドア6は、本体キャビネット1の前
面開口を覆うに十分な大きさを有したもので、鋼材によ
り堅牢に構成してある。このメインドア6には、その表
面側にディスプレイウィンド7、選択ボタン8、硬貨投
入口9、紙幣挿入口10、一体表示器11、硬貨返却口
12、商品取出口13が設けてある。一方、メインドア
6の裏面側には、硬貨処理機14、硬貨回収箱15、紙
幣処理機16、中扉17、メインコントロールボックス
18が設けてある。
【0024】ディスプレイウィンド7は、中扉17に配
置した商品見本19、および電照板20を利用者に視認
させるための窓である。選択ボタン8は、利用者が購入
商品を選択するための押ボタンスイッチであり、ディス
プレイウィンド7を通じて視認される商品見本19毎に
用意してある。硬貨投入口9は、利用者が硬貨を投入す
るための開口である。この硬貨投入口9を通じて投入さ
れた硬貨は、硬貨処理機14においてその金種が識別さ
れ、その後、硬貨回収箱15に収容されることになる。
紙幣挿入口10は、利用者が紙幣を挿入するための開口
である。この紙幣挿入口10を通じて挿入された紙幣
は、紙幣処理機16においてその金種が識別されること
になる。また上記紙幣挿入口10は、紙幣処理機16に
おいて識別できなかった紙幣を返却するための機能も有
している。一体表示器11は、貨幣の投入金額、販売中
であるか否か、釣り銭があるか否か等、各種情報を利用
者に表示するためのものである。硬貨返却口12は、硬
貨処理機14において識別できなかった硬貨、あるいは
釣り銭となる硬貨を利用者に返却するための開口であ
る。商品取出口13は、ラック3a,3b,3cから払
い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
メインコントロールボックス18は、自動販売機の各種
制御を行う制御基板(図示せず)を収容した箱体であ
る。
【0025】一方、上記自動販売機には、メンテナンス
表示装置30を設けてある。このメンテナンス表示装置
30は、保守や点検、あるいは分解や廃棄等の各種作業
を行う場合に必要となるメンテナンス情報を表示するた
めのもので、図3に示すように、表示器31、キーボー
ド32、RAM33および表示制御部34を備えてい
る。
【0026】表示器31は、文字や画像等の情報を表示
するためのもので、例えば液晶表示器によって構成して
ある。この表示器31は、図2に示すように、中扉17
の表示窓17aに取り外し可能に取り付けてある。具体
的には、中扉17の前面側から表示器31を表示窓17
aに合致させた状態で配置し、さらに中扉17の前面側
に取付ブラケット35をネジ36で締結することによ
り、当該表示器31を中扉17に保持させてある。一般
に、自動販売機においては、対流の影響によって上方部
が高温となる。従って、表示器31の取付位置として
は、高温の影響を避けるべく可及的に低い位置であるこ
とが好ましい。表示器31の表示面は、防水シート37
によって覆ってある。この防水シート37は、透明の合
成樹脂によって成形したもので、中扉17の後面に設け
てある。この防水シート37に関しても、中扉17の後
面側に保持ブラケット38をネジ39で締結することに
よって取り外し可能に取り付けてある。RAM33は、
各種メンテナンス作業に応じた複数のメンテナンス情報
を予め格納する部分である。キーボード32は、例えば
図4に示すように、テンキー32aや機能キー32bを
有した入力手段である。このキーボード32は、信号ケ
ーブル32cを通じて表示制御部34に接続してあり、
テンキー32aや機能キー32bを通じた操作入力信号
を、この表示制御部34に出力することが可能である。
表示制御部34は、キーボード32から操作入力信号が
与えられた場合に、予めRAM33に格納したプログラ
ムやデータに応じて上述した複数のメンテナンス情報の
中から該当するものを選択し、当該選択したメンテナン
ス情報を表示器31に表示する部分である。例えば、メ
ンテナンス表示装置30のRAM33には、図5に示す
ように、階層式のメニューM 0,M1…が格納してあり、
キーボード32を操作することによって所望するメンテ
ナンス情報を選択すると、該当するメンテナンス情報が
表示器31に表示されることになる。
【0027】上記のように構成した自動販売機によれ
ば、保守や点検、あるいは分解や廃棄等の各種作業を行
う場合、キーボード32の操作によって所望するメンテ
ナンス情報を表示器31に表示させ、これを参照するこ
とができるため、正確なメンテナンス作業を容易に実施
することが可能になる。また、エラーが発生した場合に
は、エラーコードを表示器31に表示させることによっ
て容易にエラー内容を認識し、これに迅速に対応するこ
とができるようになる。これらのメンテナンス作業にお
いて所望するメンテナンス情報を表示させる操作は、上
述したように、階層メニューを順次辿っていけばよいた
め、分厚い冊子状の操作マニュアルやパーツリストを取
り扱う場合に比べて検索性にも優れる。また、表示器3
1の画面上においては、メンテナンス情報の拡大や縮
小、移動といった操作も可能となり、視認性も著しく向
上するようになる。さらに、表示器31の表面を防水シ
ート37によって覆うようにしているため、屋外での使
用が前提となる自動販売機にあっても、風雨等の天候の
影響を受けることなくメンテナンス情報を確実に視認す
ることが可能となる。
【0028】しかも、上述した表示器31および防水シ
ート37は、ネジ36,39の締結により中扉17に対
して取り外し可能に設けたものである。従って、自動販
売機のリサイクルに当たって部品を材質毎に分別する場
合には、ネジ36,39を弛緩させることで、中扉17
から表示器31および防水シート37をきわめて容易に
取り外すことができ、その作業を容易に、かつ確実に行
うことが可能となる。
【0029】なお、上述した実施の形態1では、中扉1
7に表示器31を設けるようにしているが、メインドア
6を開成した場合に容易に視認できる部位、例えば内扉
5に設けるようにしても構わない。
【0030】図6は、本発明の実施の形態2である自動
販売機を示したものである。ここで例示する自動販売機
は、実施の形態1と同様に、缶入り飲料やペットボトル
入り飲料等の商品を販売するためのもので、当該実施の
形態1とはメンテナンス情報を表示する方法のみが異な
っている。すなわち、先の実施の形態1では、中扉17
に設けたメンテナンス表示装置30の表示器31を通じ
てメンテナンス情報を表示するようにしていた。これに
対して、実施の形態2の自動販売機では、図4に示した
キーボード32を改良して図7に示すような端末表示装
置130を構成し、この端末表示装置130の表示部1
31を通じてメンテナンス情報を表示するようにしてい
る。
【0031】この端末表示装置130は、図8に示すよ
うに、上述した表示部131のほか、RAM132、入
力部133および端末表示制御部134を備えている。
RAM132は、各種メンテナンス作業に応じた複数の
メンテナンス情報を予め格納する部分である。入力部1
33は、テンキー133aや機能キー133bを備えた
入力手段である。この入力部133においてテンキー1
33aや機能キー133bを通じた操作入力信号は、端
末表示制御部134に与えられることになる。端末表示
制御部134は、入力部133から操作入力信号が与え
られた場合に、予めRAM132に格納したプログラム
やデータに応じて上述した複数のメンテナンス情報の中
から該当するものを選択し、当該選択したメンテナンス
情報を表示部131に表示する部分である。例えば、端
末表示装置130のRAM132には、図5に示したも
のと同様の階層式メニューが格納してあり、入力部13
3を操作することによって所望するメンテナンス情報を
選択すると、該当するメンテナンス情報が表示部131
に表示されることになる。なお、図中の符号135は、
端末表示装置130と自動販売機との間を連結しておく
ための連結索である。
【0032】上記のように構成した自動販売機によれ
ば、保守や点検、あるいは分解や廃棄等の各種作業を行
う場合、入力部133の操作によって所望するメンテナ
ンス情報を表示部131に表示させ、これを参照するこ
とができるため、正確なメンテナンス作業を容易に実施
することが可能になる。また、エラーが発生した場合に
は、エラーコードを表示部131に表示させることによ
って容易にエラー内容を認識し、これに迅速に対応する
ことができるようになる。これらのメンテナンス作業に
おいて所望するメンテナンス情報を表示させる操作は、
上述したように、階層メニューを順次辿っていけばよい
ため、分厚い冊子状の操作マニュアルやパーツリストを
取り扱う場合に比べて検索性にも優れる。
【0033】しかも、上述した自動販売機によれば、上
述した表示器31や銘板等、メンテナンス情報を表示す
るための手段を一切取り付ける必要がない。従って、自
動販売機のリサイクルに当たって部品を材質毎に分別す
る場合にあっても、その作業をきわめて容易に、かつ確
実に行うことが可能となる。但し、端末表示装置130
を適用する場合には、実施の形態1の表示器31に比べ
て表示部131の表示領域が限られるため、メンテナン
ス情報を簡略化することが好ましい。
【0034】図9および図10は、本発明の実施の形態
3である自動販売機を示したものである。ここで例示す
る自動販売機は、実施の形態1と同様に、缶入り飲料や
ペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもの
で、当該実施の形態1とはメンテナンス情報を表示する
方法のみが異なっている。すなわち、先の実施の形態1
では、メンテナンス表示装置30を通じてメンテナンス
情報を表示するようにしていた。これに対して、実施の
形態3の自動販売機では、内扉5にホルダ40を設け、
このホルダ40に銘板41を着脱可能に保持させるよう
にしている。
【0035】ホルダ40は、前面および上端が開放した
枠状を成すもので、内扉5の前面側にネジ42によって
取り外し可能に取り付けてある。また、このホルダ40
の下縁中央部には、着脱操作用の切欠40aを設けてあ
る。このホルダ40は、金属、あるいは合成樹脂等、任
意の材質で成形すればよい。
【0036】銘板41は、自動販売機の操作マニュアル
やパーツリストの中から頻繁に必要となるメンテナンス
情報を抜粋したものである。具体的には、矩形状を成す
紙葉の表面、あるいは表裏両面にメンテナンス情報を記
したものである。この銘板41は、補助ホルダである2
枚の透明樹脂板、例えばアクリル板43a,43bの間
に挟んだ状態で上述したホルダ40に収容してある。ア
クリル板43a,43bの間に挟んだ銘板41は、切欠
40aから指を差し入れ、ホルダ40に対してアクリル
板43a,43bを押し上げれば、当該アクリル板43
a,43bと共にホルダ40から容易に取り外すことが
可能であり、例えば、銘板41を交換することができる
ようになる。
【0037】上記のように構成した自動販売機によれ
ば、アクリル板43a,43b、さらにはホルダ40の
前面開口を通じて銘板41に記してあるメンテナンス情
報を参照することができるため、正確なメンテナンス作
業を容易に実施することが可能になる。また、エラーが
発生した場合にも、同様に、銘板41に記されたエラー
コードから、容易にエラー内容を認識し、これに迅速に
対応することができるようになる。この場合、作業の際
に都度操作マニュアルやパーツリストを取り扱う必要も
なく、メンテナンス作業の容易化を図ることができる。
さらに、2枚のアクリル板43a,43bの間に銘板4
1を保持させるようにしているため、屋外での使用が前
提となる自動販売機にあっても、風雨等の天候の影響を
受けることなくメンテナンス情報を確実に視認すること
が可能となる。
【0038】しかも、上述したホルダ40は、ネジ42
の締結により内扉5に対して取り外し可能に設けたもの
である。従って、自動販売機のリサイクルに当たって部
品を材質毎に分別する場合には、ネジ42を弛緩させる
ことで、内扉5からホルダ40をきわめて容易に取り外
すことができ、その作業を容易に、かつ確実に行うこと
が可能となる。
【0039】なお、上述した実施の形態3では、銘板4
1として紙葉にメンテナンス情報を記したものを適用し
ているが、直接合成樹脂板にメンテナンス情報を記した
ものを適用してもよい。この場合には、透明樹脂板によ
る補助ホルダを適用する必要はない。また、補助ホルダ
としてアクリル板43a,43bを例示しているが、透
明の樹脂板であれば、その他のものを適用してももちろ
ん構わない。さらに、ホルダ40を内扉5に設けるよう
にしているが、メインドア6を開成した場合に容易に視
認できる部位、例えば中扉17に設けるようにしても構
わない。
【0040】図11は、本発明の実施の形態4である自
動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売
機は、実施の形態1と同様に、缶入り飲料やペットボト
ル入り飲料等の商品を販売するためのもので、当該実施
の形態1とはメンテナンス情報を表示する方法のみが異
なっている。すなわち、先の実施の形態1では、メンテ
ナンス表示装置30を通じてメンテナンス情報を表示す
るようにしていた。これに対して、実施の形態4の自動
販売機では、内扉5に銘板41を直接貼着するようにし
ている。但し、銘板41を貼着するための手段として
は、再剥離性を有した両面粘着テープ50を用いるよう
にしている。この両面粘着テープ50は、図12に示す
ように、高密度の不織布を基材51とし、この基材51
の両面に感圧性を有したアクリル系接着剤52をコーテ
ィングしたものである。また、銘板41としては、従前
と同様に紙葉にメンテナンス情報を記したものを適用し
てもよいが、合成樹脂製の薄板にメンテナンス情報を記
したものを適用することが好ましい。
【0041】上記のように構成した自動販売機によれ
ば、内扉5に貼着した銘板41に記してあるメンテナン
ス情報を参照することができるため、正確なメンテナン
ス作業を容易に実施することが可能になる。また、エラ
ーが発生した場合にも、同様に、銘板41に記されたエ
ラーコードから、容易にエラー内容を認識し、これに迅
速に対応することができるようになる。この場合、作業
の際に都度操作マニュアルやパーツリストを取り扱う必
要もなく、メンテナンス作業の容易化を図ることができ
る。さらに、銘板41として、合成樹脂製の薄板にメン
テナンス情報を記したものを適用した場合には、屋外で
の使用が前提となる自動販売機にあっても、風雨等の天
候の影響を受けることなくメンテナンス情報を確実に視
認することが可能となる。
【0042】しかも、上述した銘板41は、高密度の不
織布を基材51とし、かつ再剥離性を有した両面粘着テ
ープ50を適用して内扉5に貼着してある。このため、
銘板41として紙葉にメンテナンス情報を記したものを
適用した場合であっても、当該両面粘着テープ50の再
剥離性により、当該銘板41、並びに両面粘着テープ5
0の双方が千切れることなく、容易に内扉5から剥がす
ことが可能である。従って、自動販売機のリサイクルに
当たって部品を材質毎に分別する場合にあっても、その
作業を容易に、かつ確実に行うことが可能となる。
【0043】なお、上述した実施の形態4では、銘板4
1を内扉5に貼着するようにしているが、メインドア6
を開成した場合に容易に視認できる部位、例えば中扉1
7に設けるようにしても構わない。
【0044】図13は、本発明の実施の形態5である自
動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売
機は、実施の形態1と同様に、缶入り飲料やペットボト
ル入り飲料等の商品を販売するためのもので、当該実施
の形態1とはメンテナンス情報を表示する方法のみが異
なっている。すなわち、先の実施の形態1では、メンテ
ナンス表示装置30を通じてメンテナンス情報を表示す
るようにしていた。これに対して、実施の形態5の自動
販売機では、内扉5に銘板41を直接貼着するようにし
ている。但し、銘板41を貼着するための手段として
は、所定の溶剤に対して良好な溶解性を呈する接着剤を
用いる。例えば、溶剤としてアセトン60を適用すると
ともに、接着剤としてアクリル系溶剤型接着剤61を適
用している。また、銘板41としては、従前と同様に紙
葉にメンテナンス情報を記したものを適用してもよい
が、合成樹脂製の薄板にメンテナンス情報を記したもの
を適用することが好ましい。
【0045】上記のように構成した自動販売機によれ
ば、内扉5に貼着した銘板41に記してあるメンテナン
ス情報を参照することができるため、正確なメンテナン
ス作業を容易に実施することが可能になる。また、エラ
ーが発生した場合にも、同様に、銘板41に記されたエ
ラーコードから、容易にエラー内容を認識し、これに迅
速に対応することができるようになる。この場合、作業
の際に都度操作マニュアルやパーツリストを取り扱う必
要もなく、メンテナンス作業の容易化を図ることができ
る。さらに、銘板41として、合成樹脂製の薄板にメン
テナンス情報を記したものを適用した場合には、屋外で
の使用が前提となる自動販売機にあっても、風雨等の天
候の影響を受けることなくメンテナンス情報を確実に視
認することが可能となる。
【0046】しかも、上述した銘板41は、アセトン6
0に対して良好な溶解性を呈するアクリル系溶剤型接着
剤61によって内扉5に貼着したものである。このた
め、銘板41として紙葉にメンテナンス情報を記したも
のを適用した場合であっても、例えば図14(a)〜図
14(c)に示すように、アクリル系溶剤型接着剤61
にアセトン60を吹き付ければ、当該アクリル系溶剤型
接着剤61が溶解し、途中で千切れることなく銘板41
を内扉5から容易に剥がすことが可能である。銘板41
として、合成樹脂製の薄板にメンテナンス情報を記した
ものを適用した場合には、アセトン60を内扉5との隙
間から順次滴下すれば、同様に、アクリル系溶剤型接着
剤61が溶解し、銘板41を内扉5から容易に剥がすこ
とが可能である。従って、自動販売機のリサイクルに当
たって部品を材質毎に分別する場合にあっても、その作
業を容易に、かつ確実に行うことが可能となる。
【0047】なお、上述した実施の形態5では、銘板4
1を内扉5に貼着するようにしているが、メインドア6
を開成した場合に容易に視認できる部位、例えば中扉1
7に設けるようにしても構わない。また、接着剤として
アクリル系溶剤型接着剤61を例示し、かつその溶剤と
してアセトン60を例示しているが、その他の組み合わ
せを適用してももちろん構わない。例えば、溶剤として
トルエンを用いるようにしても同様の作用効果を期待す
ることが可能である。
【0048】図15は、本発明の実施の形態6である自
動販売機のメンテナンスシステムを示したものである。
ここで例示するメンテナンスシステムは、缶入り飲料や
ペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機の
メンテナンスを行うためのもので、ネットワーク70に
接続したサーバ71と、無線携帯端末80とを備えて構
成してある。
【0049】サーバ71は、複数種の自動販売機に関わ
るメンテナンス情報を一元管理する部分であり、メンテ
ナンス情報データベース72を備えている。メンテナン
ス情報データベース72は、自動販売機のメンテナンス
作業に必要となるメンテナンス情報を、予め自動販売機
の種類毎、並びにメンテナンス作業項目毎にデータベー
ス化して格納した記憶手段である。
【0050】無線携帯端末80は、携帯可能な大きさの
端末装置であり、図16に示すように、入力部81、無
線通信処理部82、端末制御部83および表示部84を
備えて構成してある。入力部81は、テンキーや各種機
能キーを有した入力手段である。この入力部81の操作
入力信号は、端末制御部83に与えられることになる。
端末制御部83は、操作入力信号に応じたコマンドやデ
ータを、無線通信処理部82を通じて送信する一方、無
線通信処理部82を通じて受信したデータを適宜処理し
て表示部84に表示する部分である。この無線携帯端末
80は、メンテナンス作業を行うオペレータが常時携帯
するものである。
【0051】上記のように構成したメンテナンスシステ
ムでは、オペレータが無線携帯端末80から所定の情報
を入力すると、例えば自動販売機の型式、並びにメンテ
ナンス作業項目を入力すると、当該無線携帯端末80に
対して、サーバ71のメンテナンス情報データベース7
2から対応する自動販売機の対応するメンテナンス情報
が与えられることになる。サーバ71から取得したメン
テナンス情報は、端末制御部83によって表示部84に
表示され、オペレータが視認できるようになる。従っ
て、自動販売機に対面した状態で無線携帯端末80を操
作すれば、所望するメンテナンス情報を参照することが
できるようになり、正確なメンテナンス作業を容易に実
施することが可能になる。また、エラーが発生した場合
にも、同様に、無線携帯端末80の表示部84に対応す
る自動販売機のエラーコードを表示させることができる
ため、容易にエラー内容を認識し、これに迅速に対応す
ることができるようになる。この場合、作業の際に都度
操作マニュアルやパーツリストを取り扱う必要もなく、
メンテナンス作業の容易化を図ることができる。また、
サーバ71が備えるメンテナンス情報データベース72
を更新することにより、すべての自動販売機に対して更
新した内容のメンテナンス情報を表示することが可能と
なり、当該メンテナンス情報の保守・管理もきわめて容
易となる。
【0052】しかも、上述したメンテナンスシステムに
よれば、自動販売機に対して上述した銘板41や表示器
31等、メンテナンス情報を表示するための手段を一切
取り付ける必要がない。従って、自動販売機のリサイク
ルに当たって部品を材質毎に分別する場合にあっても、
その作業をきわめて容易に、かつ確実に行うことが可能
となるばかりか、既に設置されている既存の自動販売機
に対しても適用することができる。
【0053】なお、上述した実施の形態6では、携帯端
末として専用の無線携帯端末80を適用するようにして
いるが、携帯電話機80′を携帯端末として適用するこ
とも可能である。例えば、サーバ71のメンテナンス情
報データベース72をWEB形式で格納するとともに、
そのネットワーク70をインターネットに接続すれば、
携帯電話機80′のWEBブラウズ機能を利用して所望
するメンテナンス情報を表示することが可能になる。但
し、携帯電話機80′を携帯端末として用いる場合に
は、その表示部が限られた大きさであるため、メンテナ
ンス情報を適宜簡略化することが好ましい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る自
動販売機によれば、操作入力に応じてメンテナンス情報
の表示を行うメンテナンス表示手段を、取り外し可能な
取付手段によって取り付けるようにしているため、メン
テナンス表示手段を通じて表示されるメンテナンス情報
を参照しながら、メンテナンス作業を正確、かつ容易に
実施することが可能になる。しかも、リサイクルに当た
って部品を材質毎に分別する場合は、メンテナンス表示
手段を容易に取り外すことができるため、その作業を容
易に、かつ確実に行うことが可能となる。
【0055】また、請求項2に係る自動販売機によれ
ば、前記メンテナンス表示手段の表面を透明の防水シー
トによって覆っているため、屋外での使用であっても、
風雨等の天候の影響を受けることなくメンテナンス情報
を確実に視認させることが可能となる。
【0056】また、請求項3に係る自動販売機によれ
ば、操作入力に応じてメンテナンス情報の表示を行う端
末表示装置を備えるようにしているため、この端末表示
装置に表示されたメンテナンス情報を参照しながら、メ
ンテナンス作業を正確、かつ容易に実施することが可能
になる。しかも、自動販売機に対してメンテナンス情報
を表示するための手段を一切取り付ける必要がないた
め、自動販売機のリサイクルに当たって部品を材質毎に
分別する場合に、その作業をきわめて容易に、かつ確実
に行うことが可能となる。
【0057】また、請求項4に係る自動販売機によれ
ば、メンテナンス情報が記された銘板を保持するホルダ
を、取り外し可能な取付手段によって取り付けるように
しているため、ホルダに保持させた銘板を参照しなが
ら、メンテナンス作業を正確、かつ容易に実施すること
が可能になる。しかも、リサイクルに当たって部品を材
質毎に分別する場合には、ホルダを容易に取り外すこと
ができるため、その作業を容易に、かつ確実に行うこと
が可能になる。
【0058】また、請求項5に係る自動販売機によれ
ば、前記ホルダとして、前記銘板を着脱可能に保持する
ものを適用しているため、表示する銘板を容易に交換す
ることができる。
【0059】また、請求項6に係る自動販売機によれ
ば、前記銘板を樹脂材によって構成した補助ホルダに収
容させ、この補助ホルダを通じて前記銘板のメンテナン
ス情報を視認させるとともに、該補助ホルダを介して前
記銘板を前記ホルダに保持させるようにしているため、
屋外での使用であっても、風雨等の天候の影響を受ける
ことなくメンテナンス情報を確実に視認させることがで
きる。
【0060】また、請求項7に係る自動販売機によれ
ば、再剥離性を有した粘着テープにより、メンテナンス
情報が記された銘板を貼着しているため、貼着した銘板
を参照しながら、メンテナンス作業を正確、かつ容易に
実施することが可能になる。しかも、粘着テープの再剥
離性により、銘板を容易に剥がすことができるため、リ
サイクルに当たって部品を材質毎に分別する場合の作業
を容易に、かつ確実に行うことが可能になる。
【0061】また、請求項8に係る自動販売機によれ
ば、所定の溶剤に対して溶解性を呈する接着剤により、
メンテナンス情報が記された銘板を貼着しているため、
貼着した銘板を参照しながら、メンテナンス作業を正
確、かつ容易に実施することが可能になる。しかも、溶
剤によって接着剤を容易に溶解させることができるた
め、リサイクルに当たって部品を材質毎に分別する場合
の作業を容易に、かつ確実に行うことが可能になる。
【0062】また、請求項9に係る自動販売機のメンテ
ナンスシステムは、自動販売機のメンテナンスに必要と
なるメンテナンス情報を格納したサーバと、操作入力に
応じて前記サーバに格納されたメンテナンス情報を取得
し、かつ該取得したメンテナンス情報の表示を行う携帯
端末とを備えるようにしているため、携帯端末に表示さ
れたメンテナンス情報を参照しながら、メンテナンス作
業を正確、かつ容易に実施することが可能になる。しか
も、自動販売機に対してメンテナンス情報を表示するた
めの手段を一切取り付ける必要がないため、自動販売機
のリサイクルに当たって部品を材質毎に分別する場合
に、その作業をきわめて容易に、かつ確実に行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である自動販売機を示し
たもので、(a)は正面図、(b)は内部を開放した状
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した自動販売機の要部断面側面図であ
る。
【図3】図1に示した自動販売機に適用するメンテナン
ス表示装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示したメンテナンス表示装置の入力手段
であるキーボードを例示した概念図である。
【図5】図3に示したメンテナンス表示装置のメモリに
格納されたメニュー体系を例示する概念図である。
【図6】本発明の実施の形態2である自動販売機を示し
た斜視図である。
【図7】図6に示した自動販売機に適用する端末表示装
置を例示した概念図である。
【図8】図7に示した端末表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明の実施の形態3である自動販売機を示し
た斜視図である。
【図10】図9に示した自動販売機に適用される銘板、
補助ホルダおよびホルダの分解斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態4である自動販売機を示
した斜視図である。
【図12】図11に示した自動販売機の要部断面側面図
である。
【図13】本発明の実施の形態5である自動販売機を示
した斜視図である。
【図14】図13に示した自動販売機において銘板を剥
離する手順を示した断面側面図である。
【図15】本発明の実施の形態6である自動販売機のメ
ンテナンスシステムを示したブロック図である。
【図16】図15に示したメンテナンスシステムに適用
する携帯端末の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 本体キャビネット 2a,2b,2c 収容庫 3a,3b,3c ラック 4 シュータ 5 内扉 6 メインドア 7 ディスプレイウィンド 8 選択ボタン 9 硬貨投入口 10 紙幣挿入口 11 一体表示器 12 硬貨返却口 13 商品取出口 14 硬貨処理機 15 硬貨回収箱 16 紙幣処理機 17 中扉 17a 表示窓 18 メインコントロールボックス 19 商品見本 20 電照板 30 メンテナンス表示装置 31 表示器 32 キーボード 32a テンキー 32b 機能キー 32c 信号ケーブル 33 RAM 34 表示制御部 35 取付ブラケット 36 ネジ 37 防水シート 38 保持ブラケット 39 ネジ 40 ホルダ 40a 切欠 41 銘板 42 ネジ 43a,43b アクリル板 50 両面粘着テープ 51 基材 52 アクリル系接着剤 60 アセトン 61 アクリル系溶剤型接着剤 70 ネットワーク 71 サーバ 72 メンテナンス情報データベース 80 無線携帯端末 80′ 携帯電話機 81 入力部 82 無線通信処理部 83 端末制御部 84 表示部 130 端末表示装置 131 表示部 132 RAM 133 入力部 133a テンキー 133b 機能キー 134 端末表示制御部
フロントページの続き (72)発明者 深尾 一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 冠野 恭範 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 嘉浩 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA03 CB06 DE01 EA01 EB01 FB15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作入力に応じてメンテナンス情報の表
    示を行うメンテナンス表示手段を、取り外し可能な取付
    手段によって取り付けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンス表示手段の表面を透明
    の防水シートによって覆ったことを特徴とする請求項1
    に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 操作入力に応じてメンテナンス情報の表
    示を行う端末表示装置を備えることを特徴とする自動販
    売機。
  4. 【請求項4】 メンテナンス情報が記された銘板を保持
    するホルダを、取り外し可能な取付手段によって取り付
    けたことを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記ホルダは、前記銘板を着脱可能に保
    持するものであることを特徴とする請求項4に記載の自
    動販売機。
  6. 【請求項6】 前記銘板を樹脂材によって構成した補助
    ホルダに収容させ、この補助ホルダを通じて前記銘板の
    メンテナンス情報を視認させるとともに、該補助ホルダ
    を介して前記銘板を前記ホルダに保持させたことを特徴
    とする請求項4または5に記載の自動販売機。
  7. 【請求項7】 再剥離性を有した粘着テープにより、メ
    ンテナンス情報が記された銘板を貼着したことを特徴と
    する自動販売機。
  8. 【請求項8】 所定の溶剤に対して溶解性を呈する接着
    剤により、メンテナンス情報が記された銘板を貼着した
    ことを特徴とする自動販売機。
  9. 【請求項9】 自動販売機のメンテナンスに必要となる
    メンテナンス情報を格納したサーバと、 操作入力に応じて前記サーバに格納されたメンテナンス
    情報を取得し、かつ該取得したメンテナンス情報の表示
    を行う携帯端末とを備えたことを特徴とする自動販売機
    のメンテナンスシステム。
JP2001266304A 2001-09-03 2001-09-03 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム Pending JP2003077041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001266304A JP2003077041A (ja) 2001-09-03 2001-09-03 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001266304A JP2003077041A (ja) 2001-09-03 2001-09-03 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003077041A true JP2003077041A (ja) 2003-03-14

Family

ID=19092628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001266304A Pending JP2003077041A (ja) 2001-09-03 2001-09-03 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003077041A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111383384A (zh) * 2020-03-23 2020-07-07 深圳市新创造科技有限公司 冰淇淋自动售卖机

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124792A (ja) * 1990-09-17 1992-04-24 Hitachi Ltd 自動取引装置における係員操作ガイダンス表示方法及び係員操作ガイダンス制御装置
JPH08180252A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Kubota Corp 自動販売機の表示装置
JPH10228570A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Sanden Corp 自動販売機の商品サンプル表示装置
JPH11228921A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Fujimori Kogyo Kk 熱発泡型粘着シート及びその剥離方法
JP2000053710A (ja) * 1998-07-31 2000-02-22 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 接着剤組成物用ポリマー粒子、ポリマー粒子の製造方法、接着剤組成物及び接着フィルム
JP2000123235A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Toyo Commun Equip Co Ltd 自動販売機メンテナンスシステム
JP2000137852A (ja) * 1998-11-02 2000-05-16 Sanden Corp 自動販売機
JP2000322643A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機
JP2001027210A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Sekisui Jushi Co Ltd 取付部の構造

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124792A (ja) * 1990-09-17 1992-04-24 Hitachi Ltd 自動取引装置における係員操作ガイダンス表示方法及び係員操作ガイダンス制御装置
JPH08180252A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Kubota Corp 自動販売機の表示装置
JPH10228570A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Sanden Corp 自動販売機の商品サンプル表示装置
JPH11228921A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Fujimori Kogyo Kk 熱発泡型粘着シート及びその剥離方法
JP2000053710A (ja) * 1998-07-31 2000-02-22 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 接着剤組成物用ポリマー粒子、ポリマー粒子の製造方法、接着剤組成物及び接着フィルム
JP2000123235A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Toyo Commun Equip Co Ltd 自動販売機メンテナンスシステム
JP2000137852A (ja) * 1998-11-02 2000-05-16 Sanden Corp 自動販売機
JP2000322643A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機
JP2001027210A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Sekisui Jushi Co Ltd 取付部の構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111383384A (zh) * 2020-03-23 2020-07-07 深圳市新创造科技有限公司 冰淇淋自动售卖机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5267233B2 (ja) 自動販売機の表示装置
JP2008522299A (ja) 電子機器の回収方法及び装置
JP5358865B2 (ja) 表示端末装置
JP4743091B2 (ja) 自動販売機
US20030006969A1 (en) System for one-touch bible book selection and viewing
US5854474A (en) Electronic sign having automatic price display
CN101840607A (zh) 结帐终端装置
JP2003077041A (ja) 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム
JP4627157B2 (ja) Icタグ回収ボックス、及びキャンペーン受付システム
JP4684875B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2009042864A (ja) オーダリングシステム、電子明細書端末およびプログラム
JP5312395B2 (ja) 情報表示装置
JP2003288642A (ja) 電子棚札システム
US20140379518A1 (en) Localized library recommendation system
CA2280464A1 (en) System and method of simultaneously displaying prices in multiple currencies
US20070240199A1 (en) Identification Label
JP5018297B2 (ja) 自動販売機
JP5375287B2 (ja) 自動販売機
CN204759574U (zh) 一种自助购物机
WO2020189362A1 (ja) 表示制御装置、表示システム、表示制御方法、及び、記録媒体
JP5056477B2 (ja) 電子機器の押ボタン式キーボードスイッチ
JP4581069B2 (ja) 自動券売機のパネル
JP2008269245A (ja) 回収システム
JP2023145338A (ja) 分別式回収ボックス
JP2001255988A (ja) 商品販売登録データ処理装置および記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413