JP2001027210A - 取付部の構造 - Google Patents

取付部の構造

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JP2001027210A
JP2001027210A JP11198435A JP19843599A JP2001027210A JP 2001027210 A JP2001027210 A JP 2001027210A JP 11198435 A JP11198435 A JP 11198435A JP 19843599 A JP19843599 A JP 19843599A JP 2001027210 A JP2001027210 A JP 2001027210A
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JP
Japan
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hole
mounting
fitting
pin
base
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JP11198435A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Takamuro
和俊 高室
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】取付作業が容易であり、また廃棄時には取付部
材を取り外し、基体と取付部材とを分別してリサイクル
することが可能な取付部の構造を提供する。 【解決手段】基体1と取付部材2と取付部材2を基体1
に取付けるための取付ピン3とを有し、基体1及び取付
部材2は互いに連通する貫通孔11,24が貫通される
と共に取付ピン3が一方の貫通孔11より他方の貫通孔
24に挿入されて、取付部材2が基体1に取付けられ、
且つ取付ピン3は挿入側の貫通孔11を突き抜けて該貫
通孔11より抜脱させることができるようにする。取付
部材2を取り外す際は、挿入されている取付ピン3を、
挿入側の貫通孔11を突き抜けるまでさらに押し込め、
この貫通孔11より抜脱させることにより、容易に取り
外すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に道路付帯設備
における基体と取付部材との取付構造として好適な取付
部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば道路付帯設備として道路の
線形や中央線等を標示するための視線誘導標を道路の路
肩や中央分離帯等に立設された筒状の支柱等に取付ける
場合や防護柵を支持する筒状の支柱の上端にキャップを
取付ける場合の如く、取付作業が一方側からでないと行
えない場合に、これら視線誘導標やキャップの支柱への
取付けは、ブランンドリベットや接着剤等を用いて、又
は溶着や溶接によって取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
ブラインドリベットや接着剤等を用いた場合、又は溶着
や溶接の場合は、取付作業が容易ではなく、また取付部
材の取り外しが自由に行えないことから、リサイクル上
の問題もある。すなわち最近では廃棄時におけるリサイ
クルの要請が高まっているが、取付部材の取り外しが自
由に行えないと、廃棄時に基体と取付部材とをそれぞれ
分別してリサイクルすることが困難である。
【0004】そこで本発明は、上記の如き問題点を解消
し、取付作業が容易であり、また廃棄時には取付部材を
取り外し、基体と取付部材とを分別してリサイクルする
ことが可能な取付部の構造を提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る取付部の構造は、基体と取付部材と取付部材
を基体に取付けるための取付ピンとを有し、基体及び取
付部材は互いに連通する貫通孔が貫通されると共に取付
ピンが一方の貫通孔より他方の貫通孔に挿入されて、取
付部材が基体に取付けられ、且つ取付ピンは挿入側の貫
通孔を突き抜けて該貫通孔より抜脱させることができる
ようになされたことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、基体及び取付部材に貫通
された互いに連通する貫通孔の、一方の貫通孔より他方
の貫通孔に取付ピンを挿入することにより、取付部材を
基体に取付けることができるので、取付作業が一方側か
らでないと行えない場合であっても、取付作業が容易で
あり、又そのための専用設備も不要である。
【0007】さらに取付ピンは、挿入側の貫通孔を突き
抜けて該貫通孔より抜脱させることができるようになさ
れているので、取付部材を取り外す際は、挿入されてい
る取付ピンを、挿入側の貫通孔を突き抜けるまでさらに
押し込め、この貫通孔より抜脱させることにより、容易
に取り外すことができる。
【0008】なお、取付ピンを、さらに押し込むことに
より、挿入側の貫通孔を突き抜けて他方の貫通孔より抜
脱させることができるようにすれば、基体、取付部材、
取付ピンをバラバラに分離して取り外すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、具体的に説明する。
【0010】すなわち図1は本発明に係る取付部の構造
を支柱への視線誘導標の取付けに適用した場合の実施の
一形態を示す一部切欠正面図、図2は本発明に係る取付
部の構造に用いられる取付ピンの実施の各種形態を示す
斜視図、図3は本発明に係る取付部の構造に用いられる
取付ピンの実施の各種形態を示す平面図、図4は本発明
に係る取付部の構造を支柱へのキャップの取付けに適用
した場合の実施の一形態を示す一部切欠正面図である。
【0011】まず図1において、1は基体としての支
柱、2は取付部材としても視線誘導標、3は取付ピンで
ある。支柱1は筒状であって、その上端に側壁を貫通す
る貫通孔11が設けられ、視線誘導標2は誘導標本体2
1とその誘導標本体21に取付けられた反射体22とか
らなるものであって、誘導標本体21は下部に筒状の脚
部23が設けられ、さらに脚部23には前記支柱1の貫
通孔11に対応する貫通孔24が側壁を貫通して設けら
れている。
【0012】そして前記誘導標本体21の脚部23が支
柱1の上端に挿入されると共に、脚部23の貫通孔24
と支柱1の貫通孔11とが連通され、さらに取付ピン3
が支柱1の貫通孔11より脚部23の貫通孔24に挿入
されることにより、視線誘導標2が支柱1に取付けられ
ている。
【0013】なお、取付ピン3は、さらに押し込むこと
により、支柱1の貫通孔11を突き抜けて 脚部23の
貫通孔24より抜脱させることができるようになされて
おり、廃棄時において、支柱1と視線誘導標2とを分別
してリサイクルする場合、挿入された取付ピン3を脚部
23の貫通孔24を突き抜けるまでさらに押し込めて、
脚部23の筒内に抜脱させることにより、支柱1から視
線誘導標2を取り外すことができ、又視線誘導標2と取
付ピン3とを分離して取り外すことができるようになさ
れている。
【0014】前記取付ピン3は、脚部23の貫通孔24
を突き抜けるまで押し込めて抜脱できるように、径方向
に弾性を有するばね鋼からなる、一端から他端まで同径
の、例えば図2において(イ)に示される如きJIS−
B−2808に規定される長手方向にスリット31を有
するロール状のスプリングピンや、(ロ)に示される如
きそのスプリングピンのスリットが波形になされた波形
スリット32を有する波形スプリングピン、(ハ)に示
される如き薄板をロール状に複数回巻いたスパイロール
ピン等を使用することができる。
【0015】又容易に変形して脚部23の貫通孔24を
突き抜けるように、合成樹脂から形成した取付ピン3を
使用することもできる。取付ピン3を合成樹脂から形成
する場合は、図3に示される如く、径方向に弾力性を有
し且つ挿入時には縮径される抜け防止部33を先端に膨
出させ、基端には鍔状頭部34を形成し、この鍔状頭部
34を打ち込むことにより、支柱1の貫通孔11より脚
部23の貫通孔24に挿入できるようにすればよい。
【0016】この鍔状頭部34は、脚部23の貫通孔2
4を突き抜けるまで押し込めて支柱1から誘導標本体2
1を取り外す際、支柱1の貫通孔11を突き抜け、さら
に脚部23の貫通孔24を突き抜けて脚部23の筒内に
抜脱させることができるように、例えば、図3の(イ)
の如く容易に変形可能な薄い肉厚にするか、(ロ)の如
く中央部に凹み部35を形成し、その凹み部35によっ
て容易に変形するようにしておくか、(ハ)の如く凹み
部35に加えて鍔状頭部34の付け根を細くするか、
(ニ)の如く鍔状頭部34を略錐状としてもよい。
【0017】なおこの形態において、支柱1と誘導標本
体21とはポリエチレンの使用がリサイクル上好まし
く、さらに取付ピン3もポリエチレンで形成すれば、こ
の取付ピン3も同時にリサイクルできる。
【0018】次に図4に示された形態について説明す
る。この形態においては、基体としての支柱1の上端
に、取付部材としてのキャップ4が取付けられており、
前記支柱1とキャップ4には、互いに連通する貫通孔1
1,41がそれぞれ設けられ、前記図2〜3に例示され
た如き取付ピン3が、キャップ4の貫通孔41から支柱
1の貫通孔11に挿入されているものであり、前記取付
ピン3を押し込めることにより、支柱1の貫通孔11を
突き抜けて支柱1の筒内に抜脱させることができるよう
になされている。従って廃棄時等においては、取付ピン
3を押し込め、支柱1の貫通孔11を突き抜けて支柱1
の筒内に抜脱させることにより、支柱1からキャップ4
を取り外すことができる。
【0019】なお上記形態は、いずれも支柱1を基体と
して、その支柱1に対する取付けの場合であるが、どち
らを基体若しくは取付部材とするかは相対的なものであ
り、取付けられるべき部材の一方を基体とすれば、他は
取付部材と称呼される。又本発明に係る取付部の構造
は、上記形態に限定されるものでなく、例えば前記形態
における誘導標本体21への反射体22の取付けにも適
用でき、又道路付帯設備における各種部材の取付けに好
適であるが、道路付帯設備に限定されることもなく、特
に前記形態の如く取付作業が一方側からでないと行えな
い場合における任意の部材の取付けに幅広く適用される
ものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、基体及び取付部材に貫
通された互いに連通する貫通孔の、一方の貫通孔より他
方の貫通孔に取付ピンを挿入することにより、取付部材
を基体に取付けることができるので、取付作業が一方側
からでないと行えない場合であっても、取付作業が容易
であり、又そのための専用設備も不要である。
【0021】さらに取付ピンは、挿入側の貫通孔を突き
抜けて該貫通孔より抜脱させることができるようになさ
れているので、取付部材を取り外す際は、挿入されてい
る取付ピンを、挿入側の貫通孔を突き抜けるまでさらに
押し込め、この貫通孔より抜脱させることにより、容易
に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付部の構造を支柱への視線誘導
標の取付けに適用した場合の実施の一形態を示す一部切
欠正面図である。
【図2】本発明に係る取付部の構造に用いられる取付ピ
ンの実施の各種形態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る取付部の構造に用いられる取付ピ
ンの実施の各種形態を示す平面図である。
【図4】本発明に係る取付部の構造を支柱へのキャップ
の取付けに適用した場合の実施の一形態を示す一部切欠
正面図である。
【符号の説明】
1 支柱 11 貫通孔 2 視線誘導標 21 誘導標本体 22 反射体 23 脚部 24 貫通孔 3 取付ピン 31 スリット 32 波形スリット 33 抜け防止部 34 鍔状頭部 35 凹み部 4 キャップ 41 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D064 AA11 AA22 BA08 CA02 CA03 CA04 DB14 HA11 JA03 2E125 AA02 AA48 AA76 AB17 AC21 AF04 AG03 AG12 AG38 BB08 BB16 BB19 BB27 BD03 BE01 BE07 BF01 CA79 DA01 DA03 EA01 EA15 EA16 EA35 3J036 AA03 BA01 BA02 BB02 DB05 3J039 AA03 LA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と取付部材と取付部材を基体に取付
    けるための取付ピンとを有し、基体及び取付部材は互い
    に連通する貫通孔が貫通されると共に取付ピンが一方の
    貫通孔より他方の貫通孔に挿入されて、取付部材が基体
    に取付けられ、且つ取付ピンは挿入側の貫通孔を突き抜
    けて該貫通孔より抜脱させることができるようになされ
    たことを特徴とする取付部の構造。
  2. 【請求項2】 取付ピンは、挿入側の貫通孔を突き抜け
    て他方の貫通孔より抜脱させることができるようになさ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の取付部の構造。
JP11198435A 1999-07-13 1999-07-13 取付部の構造 Pending JP2001027210A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077041A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機および自動販売機のメンテナンスシステム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919613U (ja) * 1982-07-24 1984-02-06 積水樹脂株式会社 視線誘導標
JPS6291862U (ja) * 1985-11-29 1987-06-12
JPH0340388U (ja) * 1989-08-28 1991-04-18

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