JP2003076252A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003076252A JP2003076252A JP2001262601A JP2001262601A JP2003076252A JP 2003076252 A JP2003076252 A JP 2003076252A JP 2001262601 A JP2001262601 A JP 2001262601A JP 2001262601 A JP2001262601 A JP 2001262601A JP 2003076252 A JP2003076252 A JP 2003076252A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- image forming
- forming apparatus
- back surface
- image
- Prior art date
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置本体の背面を壁に接して設置しても排熱
手段(ファン)の排気効率やオプション基板等の設置効
率を低下させない画像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置本体1の背面に電装部(基板)と排
熱手段(ファン)を並列に設け、その背面を導電性の電
磁シールドリアカバーでカバーする構成とする。その
時、電装部のカバー613よりファンのカバー614の
方が一段低い(即ち装置本体側に近い)構成とする。ま
た、電装部のカバーとファンのカバーは一体構成とす
る。また、電装部とファンのカバーの段差部分にネット
ワークケーブルのコネクタを配置した。オプション基板
とファンを並列に配置することにより一体のリアカバー
を外すだけで電装部(オプション基板)の交換やファン
の交換が容易にできる。
手段(ファン)の排気効率やオプション基板等の設置効
率を低下させない画像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置本体1の背面に電装部(基板)と排
熱手段(ファン)を並列に設け、その背面を導電性の電
磁シールドリアカバーでカバーする構成とする。その
時、電装部のカバー613よりファンのカバー614の
方が一段低い(即ち装置本体側に近い)構成とする。ま
た、電装部のカバーとファンのカバーは一体構成とす
る。また、電装部とファンのカバーの段差部分にネット
ワークケーブルのコネクタを配置した。オプション基板
とファンを並列に配置することにより一体のリアカバー
を外すだけで電装部(オプション基板)の交換やファン
の交換が容易にできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ、MFP等の複合機等の画像形成装置に関
するものである。
ファクシミリ、MFP等の複合機等の画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成部と画像読取部とを複合
的に備えた画像形成装置が普及している。
的に備えた画像形成装置が普及している。
【0003】コピー・ファクシミリ・プリンタ機能を有
する画像形成装置、いわゆるマルチファンクションプリ
ンタ装置として知られる装置を例に説明する。
する画像形成装置、いわゆるマルチファンクションプリ
ンタ装置として知られる装置を例に説明する。
【0004】以前、マルチファンクションプリンタ装置
の電装部は装置背面または側面に広く配置されることが
多かったが、装置のスペース効率を上げ装置サイズをコ
ンパクトにする目的から、近年、シート材の排紙トレイ
や、原稿の積載、排紙トレイなどが筐体の幅の中に収ま
るように画像形成部としては機内排紙構造を採用し、画
像読取部としてはUターン排紙構造を採用することで、
画像形成部の背面に集中的に制御基板やファン等の電装
部を配置する装置構成が提案された。
の電装部は装置背面または側面に広く配置されることが
多かったが、装置のスペース効率を上げ装置サイズをコ
ンパクトにする目的から、近年、シート材の排紙トレイ
や、原稿の積載、排紙トレイなどが筐体の幅の中に収ま
るように画像形成部としては機内排紙構造を採用し、画
像読取部としてはUターン排紙構造を採用することで、
画像形成部の背面に集中的に制御基板やファン等の電装
部を配置する装置構成が提案された。
【0005】このような装置構成によれば、ユーザーに
とっては全ての操作を装置の前面から行うことが可能に
なり、さらにサービスマンにとっては装置背面側から集
中的に基板交換を行うことが可能となる。すなわち、操
作性及びサービス性の向上が共に図られる。
とっては全ての操作を装置の前面から行うことが可能に
なり、さらにサービスマンにとっては装置背面側から集
中的に基板交換を行うことが可能となる。すなわち、操
作性及びサービス性の向上が共に図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装置構成では、トレイ等が筐体の横方向に突き出さない
ので、装置を設置する時にスペース効率を上げるために
装置は背面側の壁につけて設置される場合が多い。
装置構成では、トレイ等が筐体の横方向に突き出さない
ので、装置を設置する時にスペース効率を上げるために
装置は背面側の壁につけて設置される場合が多い。
【0007】しかしながら、背面の制御基板やファン等
の電装部はそれと接するようにカバーするほぼ同一面の
リアカバーによってカバーせざるを得ないことから、フ
ァンと壁との距離を確保するためには、装置と壁との間
に一定の距離を確保しなければならないという問題があ
った。
の電装部はそれと接するようにカバーするほぼ同一面の
リアカバーによってカバーせざるを得ないことから、フ
ァンと壁との距離を確保するためには、装置と壁との間
に一定の距離を確保しなければならないという問題があ
った。
【0008】また、サービスマンによるオプション追加
時の基板交換に際し、以下の問題が生じる。
時の基板交換に際し、以下の問題が生じる。
【0009】サービスマンは、オプション追加時の基板
交換に際し、装置背面の電装部の基板交換作業ができる
位置まで装置を回転させ、複数のカバー類を取り外す。
装置背面に広く配置された回路基板を一旦取り外しオプ
ション基板を追加しネジ止め固定する。
交換に際し、装置背面の電装部の基板交換作業ができる
位置まで装置を回転させ、複数のカバー類を取り外す。
装置背面に広く配置された回路基板を一旦取り外しオプ
ション基板を追加しネジ止め固定する。
【0010】ところが、サービスマンがファンの交換作
業を行う際に、サービスマンは装置の背面に立って交換
作業ができる位置まで装置を回転させ複数の電磁波シー
ルド用カバーを外すが、ファンとオプションの通信/P
RINT回路基板が干渉しているとファンを外す前にオ
プションの通信/PRINT回路基板を一旦取り外す必
要が生じる。このため、サービスマンによるファンの交
換時、その効率が著しく低下するという問題があった。
業を行う際に、サービスマンは装置の背面に立って交換
作業ができる位置まで装置を回転させ複数の電磁波シー
ルド用カバーを外すが、ファンとオプションの通信/P
RINT回路基板が干渉しているとファンを外す前にオ
プションの通信/PRINT回路基板を一旦取り外す必
要が生じる。このため、サービスマンによるファンの交
換時、その効率が著しく低下するという問題があった。
【0011】また、装置を設置する時にスペース効率を
上げるために装置は背面側の壁につけて設置されると背
面側のファンは電装部のリアカバーとほぼ同一面に設け
られているのでファンの排気が壁に遮られ排気効率が著
しく低下するという問題があった。
上げるために装置は背面側の壁につけて設置されると背
面側のファンは電装部のリアカバーとほぼ同一面に設け
られているのでファンの排気が壁に遮られ排気効率が著
しく低下するという問題があった。
【0012】さらに、オプションの通信/PRINT回
路基板の下にファンが重なっていると、オプションの通
信/PRINT回路基板が組まれた状態ではファンにア
クセスできないため、ケーブルを接続できないという問
題があった。
路基板の下にファンが重なっていると、オプションの通
信/PRINT回路基板が組まれた状態ではファンにア
クセスできないため、ケーブルを接続できないという問
題があった。
【0013】また、ノイズ発生源であるファンと電装部
の回路基板とが広範囲に配置してあるため、ノイズをシ
ールドするシールド部材が複数必要となり対策部品コス
トが増加する。また、回路基板が広範囲に配置されてい
るとケーブルの全長が長くなるのでノイズが乗り易くな
り、ケーブルをアンテナにしてノイズが発生しやすいと
いう問題もあった。
の回路基板とが広範囲に配置してあるため、ノイズをシ
ールドするシールド部材が複数必要となり対策部品コス
トが増加する。また、回路基板が広範囲に配置されてい
るとケーブルの全長が長くなるのでノイズが乗り易くな
り、ケーブルをアンテナにしてノイズが発生しやすいと
いう問題もあった。
【0014】また、オプションの機能を追加したい使用
者は、回路基板が背面に広範囲に広がって配置されてい
るため、その基板よりもさらに装置背面側にオプション
の通信/PRINT回線基板を配置する空間が必要にな
り、コンパクトに配置することができないので装置の奥
行きが大きくなるという問題があった。
者は、回路基板が背面に広範囲に広がって配置されてい
るため、その基板よりもさらに装置背面側にオプション
の通信/PRINT回線基板を配置する空間が必要にな
り、コンパクトに配置することができないので装置の奥
行きが大きくなるという問題があった。
【0015】例えば特開平11−081378号公報に
記載されている装置のように、複数の回路基板を装置の
底面と背面に渡って広範囲に設ける方法も確かにある。
しかし、同公報記載のような装置構成を採用するために
は、底面と背面の両方にシールド部材が必要となるた
め、装置のコストが格段に上昇するという問題が新たに
生じてしまう。
記載されている装置のように、複数の回路基板を装置の
底面と背面に渡って広範囲に設ける方法も確かにある。
しかし、同公報記載のような装置構成を採用するために
は、底面と背面の両方にシールド部材が必要となるた
め、装置のコストが格段に上昇するという問題が新たに
生じてしまう。
【0016】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、装置本体の
背面を壁に接して設置しても排熱手段(ファン)の排気
効率やオプション基板等の設置効率を低下させない画像
形成装置を提供する。
たものであって、その目的とするところは、装置本体の
背面を壁に接して設置しても排熱手段(ファン)の排気
効率やオプション基板等の設置効率を低下させない画像
形成装置を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シート材上に画像を形成する画像形成部
を内蔵する筺体と、該筺体の背面に設けられた電装部
と、同じく該筺体の背面に前記電装部と隣り合うように
設けられ、同筺体の内部から外部へ熱気の排出を行う排
熱手段と、前記筺体の背面に取り付けられ、前記電装部
を覆って且つ通気性のある電装部カバーと、同じく前記
筺体の背面に取り付けられ、前記排熱手段を覆って且つ
通気性のある排熱手段カバーと、を有する画像形成装置
において、前記背面に略平行をなす前記電装部カバーの
カバー面が、同じく前記背面に略平行をなす前記排熱手
段カバーのカバー面よりも、当該画像形成装置の背面か
ら突出して形成されていることを特徴とする。
に、本発明は、シート材上に画像を形成する画像形成部
を内蔵する筺体と、該筺体の背面に設けられた電装部
と、同じく該筺体の背面に前記電装部と隣り合うように
設けられ、同筺体の内部から外部へ熱気の排出を行う排
熱手段と、前記筺体の背面に取り付けられ、前記電装部
を覆って且つ通気性のある電装部カバーと、同じく前記
筺体の背面に取り付けられ、前記排熱手段を覆って且つ
通気性のある排熱手段カバーと、を有する画像形成装置
において、前記背面に略平行をなす前記電装部カバーの
カバー面が、同じく前記背面に略平行をなす前記排熱手
段カバーのカバー面よりも、当該画像形成装置の背面か
ら突出して形成されていることを特徴とする。
【0018】また、前記電装部カバーのカバー面と、前
記排熱手段カバーのカバー面との差は、5mm以上であ
るのがよい。
記排熱手段カバーのカバー面との差は、5mm以上であ
るのがよい。
【0019】また、前記電装部カバー及び前記排熱手段
カバーの少なくとも一方は、装置背面側から交換可能な
電磁シールド材を備えるのがよい。
カバーの少なくとも一方は、装置背面側から交換可能な
電磁シールド材を備えるのがよい。
【0020】また、前記電装部カバーと前記排熱手段カ
バーとは一体に形成されているのがよい。
バーとは一体に形成されているのがよい。
【0021】また、前記画像形成部によって形成された
画像をシート材に定着させる定着部を覆う定着部カバー
を、当該画像形成装置の背面に有し、前記電装部カバー
のカバー面は、前記背面に略平行をなす前記定着部カバ
ーのカバー面に比し、当該画像形成装置の背面から突出
して形成されているのがよい。
画像をシート材に定着させる定着部を覆う定着部カバー
を、当該画像形成装置の背面に有し、前記電装部カバー
のカバー面は、前記背面に略平行をなす前記定着部カバ
ーのカバー面に比し、当該画像形成装置の背面から突出
して形成されているのがよい。
【0022】上記構成によれば、排熱手段の位置を電装
部と干渉しないように配置され、且つ、電装部カバーに
比べ、排熱手段カバーを装置本体に近い位置に配すると
いった構成が容易に構築されるため、画像形成装置本体
を壁に近づけて設置して場合であれ、排熱手段による排
熱効率を低下させることなく、当該画像形成装置の背面
に電装部を配置することができる。
部と干渉しないように配置され、且つ、電装部カバーに
比べ、排熱手段カバーを装置本体に近い位置に配すると
いった構成が容易に構築されるため、画像形成装置本体
を壁に近づけて設置して場合であれ、排熱手段による排
熱効率を低下させることなく、当該画像形成装置の背面
に電装部を配置することができる。
【0023】また、当該装置を壁に近づけて設置した場
合であれ、排熱手段と壁との間に一定の距離が確保でき
排気が壁で遮られることがないので、排熱手段の発する
騒音を抑制することができる。
合であれ、排熱手段と壁との間に一定の距離が確保でき
排気が壁で遮られることがないので、排熱手段の発する
騒音を抑制することができる。
【0024】また、排熱手段と(オプションとしての)
電装部とを共に画像形成装置の背面に配置することがで
きるため、ノイズの発生源である排熱手段とオプション
のシールド部材のサイズを最小化することができる。
電装部とを共に画像形成装置の背面に配置することがで
きるため、ノイズの発生源である排熱手段とオプション
のシールド部材のサイズを最小化することができる。
【0025】また、排熱手段と電装部とは画像形成装置
の背面において、干渉しない様に隣り合うように設けら
れるため、電装部を取り外すことなく排熱手段の交換
等、メンテナンス作業を行うことができる。
の背面において、干渉しない様に隣り合うように設けら
れるため、電装部を取り外すことなく排熱手段の交換
等、メンテナンス作業を行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置を複写装置
に適用した一実施の形態について説明する。
に適用した一実施の形態について説明する。
【0027】図1は、本実施の形態に係る複写機の主要
内部構造を示す側断面図であり、図2は、同複写機の外
観を示す斜視図である。
内部構造を示す側断面図であり、図2は、同複写機の外
観を示す斜視図である。
【0028】1は装置本体、2は原稿Dを複数枚積載し
て一枚ずつ搬送する原稿搬送部、3は原稿Dの画像情報
を読取る画像読取部、4はレーザービームプリンタから
なる画像形成部、5は表示部・入力キー等により構成さ
れる操作部、6は複数枚のシート材Sを収納し、一枚ず
つ搬送するカセット給紙部、7はMP(マルチペーパ
ー)給紙部、8は装置全体の制御部、9は電源である。
て一枚ずつ搬送する原稿搬送部、3は原稿Dの画像情報
を読取る画像読取部、4はレーザービームプリンタから
なる画像形成部、5は表示部・入力キー等により構成さ
れる操作部、6は複数枚のシート材Sを収納し、一枚ず
つ搬送するカセット給紙部、7はMP(マルチペーパ
ー)給紙部、8は装置全体の制御部、9は電源である。
【0029】装置本体1の上部に画像読取部3が設けら
れ、画像読取部3は画像形成部4を支持する筐体10
と、本体制御部51を支持する電装筐体11、および、
画像読取部3の右手前を支持する支柱401によって支
持されている。
れ、画像読取部3は画像形成部4を支持する筐体10
と、本体制御部51を支持する電装筐体11、および、
画像読取部3の右手前を支持する支柱401によって支
持されている。
【0030】画像読取部3の下方は排紙部12が設けら
れ、いわゆる機内排紙の構成をとっており、排紙部12
と画像読取部3は画像読取部3に設けられたリーダー底
板516で仕切られている。
れ、いわゆる機内排紙の構成をとっており、排紙部12
と画像読取部3は画像読取部3に設けられたリーダー底
板516で仕切られている。
【0031】(画像読取部)画像読取部3の上面には原
稿台ガラス501、流し読みガラス502、ジャンプ台
503が設けられている。画像読取部3の上部には原稿
圧着板504を備えた原稿搬送装部2が画像読取部3の
後方に図示しないヒンジを介して設けられている。原稿
搬送部2の開閉は、図示しない圧板開閉センサ26によ
り検知される。画像読取部3内には、画像読取手段であ
る密着型イメージセンサ506、キャリッジ507、ガ
イドシャフト508、タイミングベルト509、駆動プ
ーリ510、画像処理中継基板511を設け、オプショ
ンとして原稿サイズ検知センサ512を配置することが
可能である。
稿台ガラス501、流し読みガラス502、ジャンプ台
503が設けられている。画像読取部3の上部には原稿
圧着板504を備えた原稿搬送装部2が画像読取部3の
後方に図示しないヒンジを介して設けられている。原稿
搬送部2の開閉は、図示しない圧板開閉センサ26によ
り検知される。画像読取部3内には、画像読取手段であ
る密着型イメージセンサ506、キャリッジ507、ガ
イドシャフト508、タイミングベルト509、駆動プ
ーリ510、画像処理中継基板511を設け、オプショ
ンとして原稿サイズ検知センサ512を配置することが
可能である。
【0032】密着型イメージセンサ506は、図示しな
い一次元光電変換素子と、セルフォックレンズ(商標)
506aと、セルフォックレンズ(商標)506aの両
側に光源506bを配置し、それらを一つの筐体506
cに収めたデバイスである。
い一次元光電変換素子と、セルフォックレンズ(商標)
506aと、セルフォックレンズ(商標)506aの両
側に光源506bを配置し、それらを一つの筐体506
cに収めたデバイスである。
【0033】密着型イメージセンサ506はキャリッジ
507上に図示しないばねで弾性支持され、原稿台ガラ
ス501の方向に付勢され、原稿台ガラス501上に配
置した原稿Dまでの距離が焦点深度を外れないように一
定の距離を保っている。キャリッジ507は読取駆動モ
ータ513によって駆動されるタイミングベルト509
に接続され、密着型イメージセンサ506内の図示しな
い一次元光電変換素子に垂直なガイドシャフト508に
沿って画像読取部3内を往復運動する。
507上に図示しないばねで弾性支持され、原稿台ガラ
ス501の方向に付勢され、原稿台ガラス501上に配
置した原稿Dまでの距離が焦点深度を外れないように一
定の距離を保っている。キャリッジ507は読取駆動モ
ータ513によって駆動されるタイミングベルト509
に接続され、密着型イメージセンサ506内の図示しな
い一次元光電変換素子に垂直なガイドシャフト508に
沿って画像読取部3内を往復運動する。
【0034】密着型イメージセンサ506の位置は、ホ
ームポジションセンサ514の検知タイミングを基点と
してモータの回転周波数および回転時間により制御され
る。
ームポジションセンサ514の検知タイミングを基点と
してモータの回転周波数および回転時間により制御され
る。
【0035】原稿Dが原稿台ガラス501上に配置さ
れ、原稿圧着板504を備えた原稿搬送装部2が閉じら
れると、所定の開閉角度のタイミングで原稿サイズ検知
センサ512により原稿のサイズが検出される。
れ、原稿圧着板504を備えた原稿搬送装部2が閉じら
れると、所定の開閉角度のタイミングで原稿サイズ検知
センサ512により原稿のサイズが検出される。
【0036】コピーのスタートキー601aが押下され
ると、検出された原稿サイズと操作部5から入力された
変倍率の情報に従って所定のサイズのシート材が選択さ
れ、シート材Sの給紙動作が開始される。適切なサイズ
のシート材が存在しない場合には、その旨表示部602
に表示する。
ると、検出された原稿サイズと操作部5から入力された
変倍率の情報に従って所定のサイズのシート材が選択さ
れ、シート材Sの給紙動作が開始される。適切なサイズ
のシート材が存在しない場合には、その旨表示部602
に表示する。
【0037】スタートキー601aの押下後、シェーデ
ィングを行い、原稿先端から走査し、画像読取部3内に
設けた画像処理中継基板511でA/D変換が行われ、
装置本体の画像処理部52へ送られる。密着型イメージ
センサ506と画像処理中継基板511は図示しないフ
ラットケーブルで電気的に接続されている。
ィングを行い、原稿先端から走査し、画像読取部3内に
設けた画像処理中継基板511でA/D変換が行われ、
装置本体の画像処理部52へ送られる。密着型イメージ
センサ506と画像処理中継基板511は図示しないフ
ラットケーブルで電気的に接続されている。
【0038】走査が終わると読取駆動モータ513が逆
回転して密着型イメージセンサ506をもとの待機位置
に戻す。
回転して密着型イメージセンサ506をもとの待機位置
に戻す。
【0039】(原稿搬送部)次に、原稿搬送部2の構成
及び動作について説明する。
及び動作について説明する。
【0040】原稿載置台21には原稿Dの搬送方向と直
角方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ2
1aが設けられていて、前記スライダ21aによって原
稿載置台21上に積載された原稿Dの両サイドを揃える
ことが出来るようになっている。原稿積載台21上に原
稿Dを積載すると、原稿検知センサ21bで原稿の存在
が検知され、長さ検知センサ21cとスライダ21aの
移動量により検知する幅検知センサ21dにより、原稿
のサイズが検知され、装置本体1内の本体制御部51に
情報が渡され、操作部5から入力された変倍率に従って
所定のサイズのシート材が選択される。適切なサイズの
シート材が存在しない場合には、その旨表示部602に
表示する。
角方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ2
1aが設けられていて、前記スライダ21aによって原
稿載置台21上に積載された原稿Dの両サイドを揃える
ことが出来るようになっている。原稿積載台21上に原
稿Dを積載すると、原稿検知センサ21bで原稿の存在
が検知され、長さ検知センサ21cとスライダ21aの
移動量により検知する幅検知センサ21dにより、原稿
のサイズが検知され、装置本体1内の本体制御部51に
情報が渡され、操作部5から入力された変倍率に従って
所定のサイズのシート材が選択される。適切なサイズの
シート材が存在しない場合には、その旨表示部602に
表示する。
【0041】なお、原稿検知センサ21bが原稿を検知
しない場合には、静止読み側である原稿台ガラス501
上に原稿が配置されたものと判断して、密着型イメージ
センサ506は原稿台ガラス501側を走査する。
しない場合には、静止読み側である原稿台ガラス501
上に原稿が配置されたものと判断して、密着型イメージ
センサ506は原稿台ガラス501側を走査する。
【0042】操作部5上のスタートキー601aが押下
されると、密着型イメージセンサ506はシェーディン
グを行い、ジャンプ台503を挟んで原稿台ガラス50
1と反対側の流し読みガラス502の下方に移動し静止
する。
されると、密着型イメージセンサ506はシェーディン
グを行い、ジャンプ台503を挟んで原稿台ガラス50
1と反対側の流し読みガラス502の下方に移動し静止
する。
【0043】原稿載置台21上に積載した複数枚の原稿
Dを分離パッド22aと圧接した分離ローラ22bで1
枚ずつ分離し、原稿搬送ローラ22cにより、Uターン
通紙パス22dにて搬送される。
Dを分離パッド22aと圧接した分離ローラ22bで1
枚ずつ分離し、原稿搬送ローラ22cにより、Uターン
通紙パス22dにて搬送される。
【0044】さらに原稿Dが原稿先端検知センサ22f
を通過した後、給紙ローラ22e等で第一の画像読取部
515に搬送し、原稿先端が密着型イメージセンサ50
6が停止した画像読取位置に達するタイミングで原稿画
像を走査し始め、画像信号が画像処理中継基板511で
A/D変換が行われ、装置本体1の画像処理部52へ送
られる。
を通過した後、給紙ローラ22e等で第一の画像読取部
515に搬送し、原稿先端が密着型イメージセンサ50
6が停止した画像読取位置に達するタイミングで原稿画
像を走査し始め、画像信号が画像処理中継基板511で
A/D変換が行われ、装置本体1の画像処理部52へ送
られる。
【0045】第一の原稿読取部515では、原稿Dは原
稿押えローラ22gにより流し読みガラス502に近接
させつつ原稿Dの画像情報が読み取られる。
稿押えローラ22gにより流し読みガラス502に近接
させつつ原稿Dの画像情報が読み取られる。
【0046】原稿Dはジャンプ台503で流し読みガラ
ス502上面から掬い上げられ、原稿排紙ローラ22h
を経て原稿排紙トレイ23上に排出される。
ス502上面から掬い上げられ、原稿排紙ローラ22h
を経て原稿排紙トレイ23上に排出される。
【0047】原稿積載台21に積載されたすべての原稿
が読み終わり、原稿検知センサ21bが「原稿なし」を
検知すると、密着型イメージセンサ506はもとの待機
位置に戻る。
が読み終わり、原稿検知センサ21bが「原稿なし」を
検知すると、密着型イメージセンサ506はもとの待機
位置に戻る。
【0048】(カセット給紙部)カセット給紙部6は、
装置本体1に対して着脱可能なフィーダ部301と、フ
ィーダ部301に対して着脱可能な給紙カセット302
とで構成される。
装置本体1に対して着脱可能なフィーダ部301と、フ
ィーダ部301に対して着脱可能な給紙カセット302
とで構成される。
【0049】フィーダ部301は装置本体1を下から支
持するための構造体としての機能を有しており、複数の
フィーダ部を装置本体1の下方に接続することができ
る。
持するための構造体としての機能を有しており、複数の
フィーダ部を装置本体1の下方に接続することができ
る。
【0050】給紙カセット302はシート材束をピック
アップローラ303へ付勢するカセット中板304と、
ピックアップローラ303と協働してシート材の括りだ
し枚数を制限するための分離爪305と、シート材束の
幅方向を規制するサイド規制板305、シート材束の後
端を規制する後端規制板307から構成される。
アップローラ303へ付勢するカセット中板304と、
ピックアップローラ303と協働してシート材の括りだ
し枚数を制限するための分離爪305と、シート材束の
幅方向を規制するサイド規制板305、シート材束の後
端を規制する後端規制板307から構成される。
【0051】シート材Sは、紙サイズに合わせて移動可
能に装着されたサイド規制板305によって側端面を規
制されることにより、斜行や不送りの発生が防止される
ようになっている。
能に装着されたサイド規制板305によって側端面を規
制されることにより、斜行や不送りの発生が防止される
ようになっている。
【0052】画像は、給紙カセット302に積載された
シート材Sの下面側に記録される。また、シート材Sの
有無はカセットセンサ308により検出される。また、
上述した給紙カセット302は、本実施の形態では約5
00枚のシート材の積載が可能であり、装置本体1に対
して前面方向に引き出し可能(フロントローディング方
式)に構成されている。また、給紙カセット302に
は、種々のシート材サイズ(例えばA3,A4,A5,
B4,B5,レター,リーガルの7種類)のシート材が
積載可能となっている。
シート材Sの下面側に記録される。また、シート材Sの
有無はカセットセンサ308により検出される。また、
上述した給紙カセット302は、本実施の形態では約5
00枚のシート材の積載が可能であり、装置本体1に対
して前面方向に引き出し可能(フロントローディング方
式)に構成されている。また、給紙カセット302に
は、種々のシート材サイズ(例えばA3,A4,A5,
B4,B5,レター,リーガルの7種類)のシート材が
積載可能となっている。
【0053】給紙カセット302に積載されたシート材
Sはカセット中板304が中板ばね309によって上方
に付勢され、半円状のピックアップローラ303に圧接
され、カセット中板304の先端側に位置する分離爪3
05との協働で括り出される。
Sはカセット中板304が中板ばね309によって上方
に付勢され、半円状のピックアップローラ303に圧接
され、カセット中板304の先端側に位置する分離爪3
05との協働で括り出される。
【0054】装置本体1内の本体制御部51から、シー
ト材Sを括りだすトリガがかかると、ピックアップロー
ラ303は図示しないモータからの動力を受け、同じく
図示しない電磁クラッチによる動力の接続により、シー
ト材Sの括りだし動作を行う。
ト材Sを括りだすトリガがかかると、ピックアップロー
ラ303は図示しないモータからの動力を受け、同じく
図示しない電磁クラッチによる動力の接続により、シー
ト材Sの括りだし動作を行う。
【0055】括り出しで重送したシート材は給紙ローラ
310aとリタードローラ310bにより、1枚に分離
される。
310aとリタードローラ310bにより、1枚に分離
される。
【0056】給紙ローラ310aの下流にリトライセン
サ312と引き抜きローラ313が設けられており、ピ
ックアップローラ303を駆動するトリガがかかったあ
と、所定の時間を経てもシート材Sがリトライセンサ3
12で検出されないときには、制御部51は再度ピック
アップローラ303を回転させるトリガを発してシート
材Sの括り出し動作を行う。
サ312と引き抜きローラ313が設けられており、ピ
ックアップローラ303を駆動するトリガがかかったあ
と、所定の時間を経てもシート材Sがリトライセンサ3
12で検出されないときには、制御部51は再度ピック
アップローラ303を回転させるトリガを発してシート
材Sの括り出し動作を行う。
【0057】分離されたシート材Sは所定時間後にレジ
ストセンサ209により先端を検出される。給紙が開始
されてから所定時間以内にレジストセンサ209がシー
ト材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断し、操作
部5に表示を行うようになっている。
ストセンサ209により先端を検出される。給紙が開始
されてから所定時間以内にレジストセンサ209がシー
ト材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断し、操作
部5に表示を行うようになっている。
【0058】また、上述したカセット給紙部6と装置本
体1とが着脱可能であることは既述であるが、当該カセ
ット給紙部6と同様の構成を有する2段目以降のカセッ
ト給紙部6をさらに追加することが可能である。
体1とが着脱可能であることは既述であるが、当該カセ
ット給紙部6と同様の構成を有する2段目以降のカセッ
ト給紙部6をさらに追加することが可能である。
【0059】(MP給紙部)MP(マルチペーパー)給
紙部7は、MP給紙ローラ201、MP分離パッド20
2、MP中板203、MPトレイ204、MP延長トレ
イ205、MP中板バネ(図示せず)、シート材規制板
206を備えている。
紙部7は、MP給紙ローラ201、MP分離パッド20
2、MP中板203、MPトレイ204、MP延長トレ
イ205、MP中板バネ(図示せず)、シート材規制板
206を備えている。
【0060】このMP給紙部7からもシート材Sの搬送
は可能で、複数枚のシート材SはMPトレイ204上に
載置され、MP給紙ローラ201と分離パッド202と
の協働により本体内部のレジストローラ対210へ搬送
される。
は可能で、複数枚のシート材SはMPトレイ204上に
載置され、MP給紙ローラ201と分離パッド202と
の協働により本体内部のレジストローラ対210へ搬送
される。
【0061】MP給紙部7の使用時において、通常サイ
ズのシート材については開閉可能なMPトレイ204を
使用し、また、MPトレイ204に積載できないサイズ
のシート材についてはMP延長トレイ205を引き出す
ことにより、シート材の後端がMPトレイ204からは
み出して垂れ下がることを防止するようにしている。ま
た、MP中板203はMP中板バネしかくにより上方に
付勢されているが、当該MP中板203は待機状態では
カム(図示略)により押下げられているため、シート材
SをMP中板203に積載することが可能となってい
る。
ズのシート材については開閉可能なMPトレイ204を
使用し、また、MPトレイ204に積載できないサイズ
のシート材についてはMP延長トレイ205を引き出す
ことにより、シート材の後端がMPトレイ204からは
み出して垂れ下がることを防止するようにしている。ま
た、MP中板203はMP中板バネしかくにより上方に
付勢されているが、当該MP中板203は待機状態では
カム(図示略)により押下げられているため、シート材
SをMP中板203に積載することが可能となってい
る。
【0062】装置本体1の本体制御部51からMP給紙
の開始を指示する信号が出力された場合は、カム(図示
略)が回動し、MP中板203の押下げ解除により積載
されたシート材Sは半円状のMP給紙ローラ201に圧
接され、MP分離パッド202により摩擦片分離方式で
1枚ずつ分離され搬送される。分離されたシート材S
は、MP給紙ローラ201及びMP分離パッド202に
より圧接搬送が続行され、カセット給紙搬送路211と
合流し、レジストローラ対210に受け渡される。
の開始を指示する信号が出力された場合は、カム(図示
略)が回動し、MP中板203の押下げ解除により積載
されたシート材Sは半円状のMP給紙ローラ201に圧
接され、MP分離パッド202により摩擦片分離方式で
1枚ずつ分離され搬送される。分離されたシート材S
は、MP給紙ローラ201及びMP分離パッド202に
より圧接搬送が続行され、カセット給紙搬送路211と
合流し、レジストローラ対210に受け渡される。
【0063】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材SはMP給紙ローラ201
とMP分離パッド202によって圧接搬送し続け、レジ
ストローラ対210の圧接ニップ部Nに案内される。給
紙が開始されてから所定時間以内にレジストセンサ20
9がシート材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断
し、操作部5に表示を行うようになっている。
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材SはMP給紙ローラ201
とMP分離パッド202によって圧接搬送し続け、レジ
ストローラ対210の圧接ニップ部Nに案内される。給
紙が開始されてから所定時間以内にレジストセンサ20
9がシート材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断
し、操作部5に表示を行うようになっている。
【0064】(レジスト部)レジストローラ対210
は、シート材Sの先端がレジストローラ対210の圧接
ニップ部に到達した時点では回転停止状態に制御されて
いる。シート材Sの先端が回転停止状態にあるレジスト
ローラ対210の圧接ニップ部に突き当たって係止さ
れ、その後もMP給紙ローラ201もしくはカセット側
の引き抜きローラ313によるシート材Sの給送が行わ
れると、シート材Sにある程度のたわみループが形成さ
れるため、当該たわみループの反力でシート材Sの先端
辺が圧接ニップ部のニップ線にならって平行化されるこ
とにより、シート材Sの斜行が補正される。
は、シート材Sの先端がレジストローラ対210の圧接
ニップ部に到達した時点では回転停止状態に制御されて
いる。シート材Sの先端が回転停止状態にあるレジスト
ローラ対210の圧接ニップ部に突き当たって係止さ
れ、その後もMP給紙ローラ201もしくはカセット側
の引き抜きローラ313によるシート材Sの給送が行わ
れると、シート材Sにある程度のたわみループが形成さ
れるため、当該たわみループの反力でシート材Sの先端
辺が圧接ニップ部のニップ線にならって平行化されるこ
とにより、シート材Sの斜行が補正される。
【0065】(画像形成部)画像形成部13は、作像部
14と定着器15からなる。作像部14はレーザースキ
ャナ701とトナー一体型のプロセスカートリッジ70
2および、転写ローラ703からなり、プロセスカート
リッジ702内は感光ドラム702a、帯電ローラ70
2b、現像スリーブ702c、クリーニングブレード7
02d、トナーホッパー702e、カートリッジ筐体7
02fからなり、プロセスカートリッジ702は本体に
対して向かって左方向に着脱可能である。
14と定着器15からなる。作像部14はレーザースキ
ャナ701とトナー一体型のプロセスカートリッジ70
2および、転写ローラ703からなり、プロセスカート
リッジ702内は感光ドラム702a、帯電ローラ70
2b、現像スリーブ702c、クリーニングブレード7
02d、トナーホッパー702e、カートリッジ筐体7
02fからなり、プロセスカートリッジ702は本体に
対して向かって左方向に着脱可能である。
【0066】レーザースキャナ701は、レーザービー
ム発振器701a、ポリゴンミラー701b、折り返し
ミラー701cを備えており、レーザービーム発振器7
01aから変調信号を射出し、ポリゴンミラー701b
により感光体ドラム702aに走査光を照射し、折り返
しミラー701cにより走査光を反射する。
ム発振器701a、ポリゴンミラー701b、折り返し
ミラー701cを備えており、レーザービーム発振器7
01aから変調信号を射出し、ポリゴンミラー701b
により感光体ドラム702aに走査光を照射し、折り返
しミラー701cにより走査光を反射する。
【0067】(CRG)前記感光体ドラム702aは、
帯電ローラ702b、現像スリーブ702c、クリーニ
ングブレード702dと共に記録カートリッジ702の
内部に一体に組み込まれており、装置本体1に対して着
脱自在となっている。感光体ドラム702aの表面は帯
電ローラ702bにより均一に帯電され、その表面に図
示しないレーザービーム発振器からの走査光が照射され
ることにより潜像が形成され、当該潜像が現像スリーブ
702cから供給されるトナーにより顕像化されるよう
になっている。
帯電ローラ702b、現像スリーブ702c、クリーニ
ングブレード702dと共に記録カートリッジ702の
内部に一体に組み込まれており、装置本体1に対して着
脱自在となっている。感光体ドラム702aの表面は帯
電ローラ702bにより均一に帯電され、その表面に図
示しないレーザービーム発振器からの走査光が照射され
ることにより潜像が形成され、当該潜像が現像スリーブ
702cから供給されるトナーにより顕像化されるよう
になっている。
【0068】(定着部)作像部14の下流側のシート材
搬送経路には、熱定着器704、第一の排紙ローラ45
1が配置され、これらは定着部15を構成する。
搬送経路には、熱定着器704、第一の排紙ローラ45
1が配置され、これらは定着部15を構成する。
【0069】熱定着器704は熱定着ローラ704a、
加圧ローラ704b、加圧ローラ704bを熱定着ロー
ラ704aの方向へ付勢する加圧ばね(図示せず)、両
ローラの付勢圧を解除する定着解除レバー704c、そ
れらを支持する定着フレーム704dからなり、熱定着
ローラ704aの内部にはヒータ704eが設けられ、
熱定着ローラ704aの表面に接して温度検知センサ
(図示せず)が設けられている。
加圧ローラ704b、加圧ローラ704bを熱定着ロー
ラ704aの方向へ付勢する加圧ばね(図示せず)、両
ローラの付勢圧を解除する定着解除レバー704c、そ
れらを支持する定着フレーム704dからなり、熱定着
ローラ704aの内部にはヒータ704eが設けられ、
熱定着ローラ704aの表面に接して温度検知センサ
(図示せず)が設けられている。
【0070】レジストセンサ209の信号に基づいて所
定のタイミングでレジストローラ対210が駆動される
と、レジストローラ対210によりシート材Sが作像部
14に搬送される。所定のタイミングとは、感光体ドラ
ム702aに形成されたトナー像の先端とシート材Sの
先端が一致するようなタイミングである。
定のタイミングでレジストローラ対210が駆動される
と、レジストローラ対210によりシート材Sが作像部
14に搬送される。所定のタイミングとは、感光体ドラ
ム702aに形成されたトナー像の先端とシート材Sの
先端が一致するようなタイミングである。
【0071】シート材Sは、転写ローラ703により感
光体ドラム702a表面に形成されたトナー像が転写さ
れた後、シート材搬送部705に沿って搬送され、更に
熱定着器704によりトナー像が定着されてから、第一
の排紙ローラ451により第一の排紙トレイ452へ排
出される。
光体ドラム702a表面に形成されたトナー像が転写さ
れた後、シート材搬送部705に沿って搬送され、更に
熱定着器704によりトナー像が定着されてから、第一
の排紙ローラ451により第一の排紙トレイ452へ排
出される。
【0072】定着部15の後方には図示しないファンダ
クト17があり、図示しない冷却ファン16で装置内の
熱を外部へ逃がしている。
クト17があり、図示しない冷却ファン16で装置内の
熱を外部へ逃がしている。
【0073】(カバー)装置本体1にはカートリッジカ
バー212が開閉可能に設けられていて、MPトレイ2
04とカートリッジカバー212を開くことによって記
録カートリッジ702を装置本体1の外に引出して交換
できるようになっている。また、カートリッジカバー2
12にはインターロック機構が備わっており、カートリ
ッジカバー212が開いているか、記録カートリッジ7
02が装置本体1にセットされていない場合は画像形成
装置本体1が動作しないようになっている。
バー212が開閉可能に設けられていて、MPトレイ2
04とカートリッジカバー212を開くことによって記
録カートリッジ702を装置本体1の外に引出して交換
できるようになっている。また、カートリッジカバー2
12にはインターロック機構が備わっており、カートリ
ッジカバー212が開いているか、記録カートリッジ7
02が装置本体1にセットされていない場合は画像形成
装置本体1が動作しないようになっている。
【0074】また画像形成動作中にジャムが発生した場
合、フィーダカバー314、カートリッジカバー21
2、排紙カバー453のいずれかを開けることによって
内部に滞留しているシート材Sを取り出すことができる
ようになっている。
合、フィーダカバー314、カートリッジカバー21
2、排紙カバー453のいずれかを開けることによって
内部に滞留しているシート材Sを取り出すことができる
ようになっている。
【0075】(排紙部)定着後のシート材Sは第一の反
転パス454によって形成画像面を下にしながら3つの
ローラからなる第一の排紙ローラ451によって第一の
排紙トレイ452に排出される。3つの第一の排紙ロー
ラ451は、第一の反転パス454の外側に一つ、内側
に二つ設けられており、内側の二つのローラが外側の一
つのローラにそれぞれ付勢されている。シート材Sは外
側のローラの外周に沿いながら逆カール補正を受ける。
転パス454によって形成画像面を下にしながら3つの
ローラからなる第一の排紙ローラ451によって第一の
排紙トレイ452に排出される。3つの第一の排紙ロー
ラ451は、第一の反転パス454の外側に一つ、内側
に二つ設けられており、内側の二つのローラが外側の一
つのローラにそれぞれ付勢されている。シート材Sは外
側のローラの外周に沿いながら逆カール補正を受ける。
【0076】第一の排紙トレイ452にシート材Sが大
量に積載され、第一の満載検知センサ455で検知され
ると、操作部5に満載を表示して画像形成動作を停止す
る。
量に積載され、第一の満載検知センサ455で検知され
ると、操作部5に満載を表示して画像形成動作を停止す
る。
【0077】また、第一の排紙トレイ452の上方には
オプションで第二の排紙トレイ457を設けることも可
能である。
オプションで第二の排紙トレイ457を設けることも可
能である。
【0078】定着後のシート材Sを第二の排紙トレイ4
57に排出する場合には、排紙フラッパ456でシート
材Sの搬送方向を変え、第二の反転パス458と第二の
排紙ローラ459を経て第二の排紙トレイに排出され
る。第二の排紙ローラ459、第二の満載検知センサは
それぞれ第一の排紙ローラ451と第一の満載検知セン
サ455と同様の構成である。
57に排出する場合には、排紙フラッパ456でシート
材Sの搬送方向を変え、第二の反転パス458と第二の
排紙ローラ459を経て第二の排紙トレイに排出され
る。第二の排紙ローラ459、第二の満載検知センサは
それぞれ第一の排紙ローラ451と第一の満載検知セン
サ455と同様の構成である。
【0079】第二の排紙トレイ457が装着されている
場合には、第一の排紙トレイ452が満載になったとき
に画像形成動作を停止せずに第二の排紙トレイ457に
シート材Sを排出させることも可能である。
場合には、第一の排紙トレイ452が満載になったとき
に画像形成動作を停止せずに第二の排紙トレイ457に
シート材Sを排出させることも可能である。
【0080】また、本装置はコピー機能以外に、ファク
シミリ送受信機能、ネットワークプリント機能を有して
おり、第一の排紙トレイ452、第二の排紙トレイ45
7の出力用途を選択的に切り替えることが可能である。
シミリ送受信機能、ネットワークプリント機能を有して
おり、第一の排紙トレイ452、第二の排紙トレイ45
7の出力用途を選択的に切り替えることが可能である。
【0081】(制御系)図5は、本実施の形態に係るL
BPを使用した複写機の本体制御部51のブロック図で
ある。
BPを使用した複写機の本体制御部51のブロック図で
ある。
【0082】同図において53は複写機全体を制御する
CPUであり、MPU53a、MPU53aの制御プロ
グラム等を格納するROM53b、各種データ処理のワ
ークエリアや画像情報の一時的記憶部として使用される
RAM53c、画像の変倍、解像度変換等を行う画像処
理部52等により構成されている。
CPUであり、MPU53a、MPU53aの制御プロ
グラム等を格納するROM53b、各種データ処理のワ
ークエリアや画像情報の一時的記憶部として使用される
RAM53c、画像の変倍、解像度変換等を行う画像処
理部52等により構成されている。
【0083】またCPU53には公知の構成からなるカ
レンダ、時計機能などが備えられ、RAM53cのうち
ワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。
レンダ、時計機能などが備えられ、RAM53cのうち
ワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。
【0084】操作部5はテンキー601c、ファンクシ
ョンキー601d、ワンタッチキー601e、スタート
キー601a、ストップキー601b、エナジーセーバ
ーキー601f等の各種キースイッチ等からなる。表示
部602は各種メッセージの表示を行うLCD602a
と複数のLED602b、複写機モードとファクシミリ
送信モードを切り替えるモード切替キー601gからな
る。
ョンキー601d、ワンタッチキー601e、スタート
キー601a、ストップキー601b、エナジーセーバ
ーキー601f等の各種キースイッチ等からなる。表示
部602は各種メッセージの表示を行うLCD602a
と複数のLED602b、複写機モードとファクシミリ
送信モードを切り替えるモード切替キー601gからな
る。
【0085】画像読取部3は、読取モータ等の読取駆動
制御部54、画像の読取を行う読取センサ55、読取っ
た画像のシェーディングや2値化、エッジ強調、スムー
ジング等を行う読取画像処理部52、原稿検知等を行う
各種センサ56からなる。
制御部54、画像の読取を行う読取センサ55、読取っ
た画像のシェーディングや2値化、エッジ強調、スムー
ジング等を行う読取画像処理部52、原稿検知等を行う
各種センサ56からなる。
【0086】画像形成部4は電動式モータ等の駆動制御
部57、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等
を行う画像形成ユニット58、形成画像のスムージング
等を行う形成画像処理部64、シート材等の検知を行う
各種センサ62からなる。
部57、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等
を行う画像形成ユニット58、形成画像のスムージング
等を行う形成画像処理部64、シート材等の検知を行う
各種センサ62からなる。
【0087】本装置がファクシミリ送受機として機能す
る場合の制御系は以下のものから構成される。発呼、着
呼、画像データの符号化等を行う通信制御部63はMO
DEM、NCU等からなる接続部59を持ち、接続部5
9には通信網59a、ハンドセット59bが接続され
る。外部インタフェイス60はCPU53から直接デー
タの送受信を行うインタフェイスであり、例えばRS2
32C、SCSI、LAN、USB、IEEE139
4、赤外線等の回線を通じて装置外部のコンピュータや
周辺機器と接続することで装置を外部のコンピュータの
スキャナプリンタ等として使用したり、外部周辺機器に
対するホストとして機能する。
る場合の制御系は以下のものから構成される。発呼、着
呼、画像データの符号化等を行う通信制御部63はMO
DEM、NCU等からなる接続部59を持ち、接続部5
9には通信網59a、ハンドセット59bが接続され
る。外部インタフェイス60はCPU53から直接デー
タの送受信を行うインタフェイスであり、例えばRS2
32C、SCSI、LAN、USB、IEEE139
4、赤外線等の回線を通じて装置外部のコンピュータや
周辺機器と接続することで装置を外部のコンピュータの
スキャナプリンタ等として使用したり、外部周辺機器に
対するホストとして機能する。
【0088】HDD61は大容量の不揮発性メモリとし
て画像情報等の保存に使用される以上の構成により、原
稿の挿入、取り出し、シート材の取り出し、シート材カ
セットの引き出し、マルチ給紙部へのシート材のセット
及び操作部の操作をすべて装置前面方向から行うことが
可能であり良好な操作性を実現している。
て画像情報等の保存に使用される以上の構成により、原
稿の挿入、取り出し、シート材の取り出し、シート材カ
セットの引き出し、マルチ給紙部へのシート材のセット
及び操作部の操作をすべて装置前面方向から行うことが
可能であり良好な操作性を実現している。
【0089】次に、電気基板のレイアウトについて説明
する。図4において、装置背面側には電気基板をできる
だけ集中するように配置している。
する。図4において、装置背面側には電気基板をできる
だけ集中するように配置している。
【0090】これは電気基板が故障したときに容易にサ
ービスマンが交換できるようにサービス性を考慮したも
のである。また、電気基板を集中的に配置することによ
り基板間をつなぐケーブルをできるだけ短くしている。
これはケーブルをアンテナとして発生するノイズを防ぐ
狙いがある。
ービスマンが交換できるようにサービス性を考慮したも
のである。また、電気基板を集中的に配置することによ
り基板間をつなぐケーブルをできるだけ短くしている。
これはケーブルをアンテナとして発生するノイズを防ぐ
狙いがある。
【0091】640はプリンタ機能を拡張する電気基板
(プリンタボードと呼ぶ)であり、装置側面には外部イ
ンターフェース用のセントロコネクタ640aが設けら
れ、セントロコネクタ640aがカバーから露出してい
る。使用する場合には外部機器と接続するためのセント
ロケーブル640bが接続されている。
(プリンタボードと呼ぶ)であり、装置側面には外部イ
ンターフェース用のセントロコネクタ640aが設けら
れ、セントロコネクタ640aがカバーから露出してい
る。使用する場合には外部機器と接続するためのセント
ロケーブル640bが接続されている。
【0092】また、641はファクシミリの通信用の基
板(ファクシミリ通信ボードと呼ぶ)でPSTN回線用
の1回線ボードNCUを示す。ファクシミリ通信ボード
641はモジュラー基板642と同じ支持板金に保持さ
れている。モジュラー基板642に設けられた電話回線
と接続するためのモジュラコネクタ642aがリアカバ
ー611の穴から露出している。使用する場合には電話
回線と接続するためのモジュラーケーブル642bを接
続する。
板(ファクシミリ通信ボードと呼ぶ)でPSTN回線用
の1回線ボードNCUを示す。ファクシミリ通信ボード
641はモジュラー基板642と同じ支持板金に保持さ
れている。モジュラー基板642に設けられた電話回線
と接続するためのモジュラコネクタ642aがリアカバ
ー611の穴から露出している。使用する場合には電話
回線と接続するためのモジュラーケーブル642bを接
続する。
【0093】また、643はオプションの通信ボードで
PSTN回線用の2回線ボードやISDN回線用のボー
ドを示す。
PSTN回線用の2回線ボードやISDN回線用のボー
ドを示す。
【0094】また、9は電源で、装置側面には電源コー
ドと接続するための図示しないインレットが右カバーの
穴から露出している。
ドと接続するための図示しないインレットが右カバーの
穴から露出している。
【0095】また、622は本体制御基板で、それぞれ
の基板を制御する。
の基板を制御する。
【0096】また、装置背面の一番装置に近いほうに本
体制御基板622が配置されている。ファクシミリ通信
ボード641とモジュラー基板642は本体制御基板6
22に対して垂直方向に配置されている。プリンタボー
ド640は本体制御基板622に対して並列に配置され
ている。オプションの通信ボード643はプリンタボー
ド640の横で本体制御基板622の上に重なるように
配置されている。
体制御基板622が配置されている。ファクシミリ通信
ボード641とモジュラー基板642は本体制御基板6
22に対して垂直方向に配置されている。プリンタボー
ド640は本体制御基板622に対して並列に配置され
ている。オプションの通信ボード643はプリンタボー
ド640の横で本体制御基板622の上に重なるように
配置されている。
【0097】(本実施の形態に係る画像形成装置の機能
及びその効果等)図4に示すように、装置背面の一番装
置に近いほうに本体制御基板622が配置されている。
標準で最初から付いているファクシミリ通信ボード64
1とモジュラー基板642のユーザーが多数で、プリン
タボード640を付けるユーザーが次に多い。
及びその効果等)図4に示すように、装置背面の一番装
置に近いほうに本体制御基板622が配置されている。
標準で最初から付いているファクシミリ通信ボード64
1とモジュラー基板642のユーザーが多数で、プリン
タボード640を付けるユーザーが次に多い。
【0098】ファクシミリ通信ボード641はモジュラ
ー基板642と同じ支持板金に保持されているので同時
にユニット交換が容易であり本体制御基板622の端部
外側で本体制御基板622に対して垂直に配置してい
る。
ー基板642と同じ支持板金に保持されているので同時
にユニット交換が容易であり本体制御基板622の端部
外側で本体制御基板622に対して垂直に配置してい
る。
【0099】本体制御基板622とファクシミリ通信ボ
ード641はケーブルでつながるので垂直に配置するこ
とによりケーブル長を短くすることができ、かつ、本体
制御基板622とファクシミリ通信ボード641は重な
っていないので本体制御基板622に容易にアクセスで
きる。
ード641はケーブルでつながるので垂直に配置するこ
とによりケーブル長を短くすることができ、かつ、本体
制御基板622とファクシミリ通信ボード641は重な
っていないので本体制御基板622に容易にアクセスで
きる。
【0100】次にユーザーの多いプリンタボード640
は本体制御基板622に対して並列に隣接して配置して
いる。本体制御基板622とプリンタボード640はケ
ーブルでつながるので並列に隣接して配置することによ
りケーブル長を短くすることができ、かつ、本体制御基
板622とプリンタボード640は重なっていないので
本体制御基板622に容易にアクセスできる。
は本体制御基板622に対して並列に隣接して配置して
いる。本体制御基板622とプリンタボード640はケ
ーブルでつながるので並列に隣接して配置することによ
りケーブル長を短くすることができ、かつ、本体制御基
板622とプリンタボード640は重なっていないので
本体制御基板622に容易にアクセスできる。
【0101】また、本体制御基板622に容易にアクセ
スできるとファクシミリ通信ボード641やプリンタボ
ード640を外さなくてもROMの交換や本体制御基板
622の交換ができるのでサービスマンのサービス性が
著しく改善される。
スできるとファクシミリ通信ボード641やプリンタボ
ード640を外さなくてもROMの交換や本体制御基板
622の交換ができるのでサービスマンのサービス性が
著しく改善される。
【0102】また、ケーブル長を短くすることによりケ
ーブルをアンテナとする放射ノイズの発生を防ぐことが
できる。
ーブルをアンテナとする放射ノイズの発生を防ぐことが
できる。
【0103】また、ユーザーの少ないオプションの通信
ボード643はプリンタボード640の横で本体制御基
板622の上の空いたスペースに重なるように配置され
ている。これにより、装置の奥行きを増やすことなく効
率よくオプションが配置されることになる。
ボード643はプリンタボード640の横で本体制御基
板622の上の空いたスペースに重なるように配置され
ている。これにより、装置の奥行きを増やすことなく効
率よくオプションが配置されることになる。
【0104】また、図3(a)は装置背面から見た斜視
図で、図3(b)は装置の左側(L方向)から見た左側
面図を示す。リアカバー611はファクシミリ通信ボー
ド641やプリンタボード640のカバー部613より
ファン16のカバー部が一段低く構成されている。言い
換えると、ファン16のカバー部(カバー面)に比べ、
ファクシミリ通信ボード641やプリンタボード640
のカバー部(カバー面)613の方が、装置本体1の背
面から突出したかたちに形成されている。
図で、図3(b)は装置の左側(L方向)から見た左側
面図を示す。リアカバー611はファクシミリ通信ボー
ド641やプリンタボード640のカバー部613より
ファン16のカバー部が一段低く構成されている。言い
換えると、ファン16のカバー部(カバー面)に比べ、
ファクシミリ通信ボード641やプリンタボード640
のカバー部(カバー面)613の方が、装置本体1の背
面から突出したかたちに形成されている。
【0105】また、ファクシミリ通信ボード641やプ
リンタボード640のカバー部613よりファン16の
カバー部が一段低く構成されている下のスペースにネッ
トワークケーブルのセントロコネクタ640aを設けて
いる。また、リアカバー611はオプションのカバー部
613とリアカバー611は一体で構成されている。ま
たファン16は定着部15から発生する熱を排気するの
で定着部15と隣接している。
リンタボード640のカバー部613よりファン16の
カバー部が一段低く構成されている下のスペースにネッ
トワークケーブルのセントロコネクタ640aを設けて
いる。また、リアカバー611はオプションのカバー部
613とリアカバー611は一体で構成されている。ま
たファン16は定着部15から発生する熱を排気するの
で定着部15と隣接している。
【0106】これにより、設置スペースの省スペース化
の観点から装置背面を壁に近づけて設置しても壁との一
定の距離が確保できるので排気効率が低下することはな
い。
の観点から装置背面を壁に近づけて設置しても壁との一
定の距離が確保できるので排気効率が低下することはな
い。
【0107】また、排気を壁に遮られることはないので
ファンの騒音を抑制することができる。
ファンの騒音を抑制することができる。
【0108】このように、本実施の形態に係る画像形成
装置によれば、以下の作用効果が奏せられるようにな
る。
装置によれば、以下の作用効果が奏せられるようにな
る。
【0109】画像形成装置の背面に設けられたカバー部
のうち、ファクシミリ通信ボードやプリンタボード等を
覆うカバー部よりも、ファンのカバー部を一段低く構成
することにより、装置本体を壁に近づけて設置しても、
ファンと壁との間に一定の距離を確保できるので、排気
効率を低下させずに設置スペースの省スペース化に貢献
できる。
のうち、ファクシミリ通信ボードやプリンタボード等を
覆うカバー部よりも、ファンのカバー部を一段低く構成
することにより、装置本体を壁に近づけて設置しても、
ファンと壁との間に一定の距離を確保できるので、排気
効率を低下させずに設置スペースの省スペース化に貢献
できる。
【0110】また、使用者は装置の設置面積を小さくで
きるので使用者にとって設置の自由度が広がる。
きるので使用者にとって設置の自由度が広がる。
【0111】また、当該装置を壁につけて設置されても
ファンと壁と一定の距離を確保でき、ファンの排気が壁
で遮られないのでファンの騒音を低く抑えることができ
る。
ファンと壁と一定の距離を確保でき、ファンの排気が壁
で遮られないのでファンの騒音を低く抑えることができ
る。
【0112】また、電装部を集中させ、リアカバーのフ
ァクシミリ通信ボードやプリンタボードのカバー部より
ファンのカバー部は一段低く構成されているのでその下
のスペースにネットワークケーブルのセントロコネクタ
を配置しスペース効率を上げることにより装置のサイズ
をコンパクトにすることができる。
ァクシミリ通信ボードやプリンタボードのカバー部より
ファンのカバー部は一段低く構成されているのでその下
のスペースにネットワークケーブルのセントロコネクタ
を配置しスペース効率を上げることにより装置のサイズ
をコンパクトにすることができる。
【0113】当該装置のサイズをコンパクトにすること
により部品点数も少なくできコストも低く抑えることが
できる。
により部品点数も少なくできコストも低く抑えることが
できる。
【0114】さらに、ファクシミリ通信ボードやプリン
タボードとファンが干渉しないようにすることにより使
用者の多いファクシミリ通信ボードやプリンタボードを
外さなくてもファンの交換が容易にできるのでサービス
マンのサービス性が著しく改善される。
タボードとファンが干渉しないようにすることにより使
用者の多いファクシミリ通信ボードやプリンタボードを
外さなくてもファンの交換が容易にできるのでサービス
マンのサービス性が著しく改善される。
【0115】また、ノイズの発生源がある回路基板を集
中的に配置することができるのでノイズを抑える導電性
のあるシールド部材であるリアカバーはオプションのカ
バー部とファンのカバー部と一体で構成されることによ
りリアカバーの種類を減らし、リアカバーのサイズを最
適化できるのでコストを低く抑えることができる。
中的に配置することができるのでノイズを抑える導電性
のあるシールド部材であるリアカバーはオプションのカ
バー部とファンのカバー部と一体で構成されることによ
りリアカバーの種類を減らし、リアカバーのサイズを最
適化できるのでコストを低く抑えることができる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排熱手段の位置を電装部と干渉しないように配置され、
且つ、電装部カバーに比べ、排熱手段カバーを装置本体
に近い位置に配するといった構成が容易に構築されるた
め、画像形成装置本体を壁に近づけて設置して場合であ
れ、排熱手段による排熱効率を低下させることなく、当
該画像形成装置の背面に電装部を配置することができ
る。
排熱手段の位置を電装部と干渉しないように配置され、
且つ、電装部カバーに比べ、排熱手段カバーを装置本体
に近い位置に配するといった構成が容易に構築されるた
め、画像形成装置本体を壁に近づけて設置して場合であ
れ、排熱手段による排熱効率を低下させることなく、当
該画像形成装置の背面に電装部を配置することができ
る。
【0117】また、当該装置を壁に近づけて設置した場
合であれ、排熱手段と壁との間に一定の距離が確保でき
排気が壁で遮られることがないので、排熱手段の発する
騒音を抑制することができる。
合であれ、排熱手段と壁との間に一定の距離が確保でき
排気が壁で遮られることがないので、排熱手段の発する
騒音を抑制することができる。
【0118】また、排熱手段と電装部(或いはオプショ
ンとしての電装部)とを共に画像形成装置の背面に配置
することができるため、ノイズの発生源である排熱手段
とオプションのシールド部材のサイズを最小化すること
ができる。
ンとしての電装部)とを共に画像形成装置の背面に配置
することができるため、ノイズの発生源である排熱手段
とオプションのシールド部材のサイズを最小化すること
ができる。
【0119】また、排熱手段と電装部とは画像形成装置
の背面において、干渉しない様に隣り合うように設けら
れるため、電装部を取り外すことなく排熱手段の交換
等、メンテナンス作業を行うことができる。
の背面において、干渉しない様に隣り合うように設けら
れるため、電装部を取り外すことなく排熱手段の交換
等、メンテナンス作業を行うことができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構
成断面図。
成断面図。
【図2】同実施の形態に係る画像形成装置の外観斜視
図。
図。
【図3】(a)同実施の形態に係る画像形成装置を背面
から見たときの外観斜視図。 (b)同実施の形態に係る画像形成装置を左側面から見
たときの左側面図。
から見たときの外観斜視図。 (b)同実施の形態に係る画像形成装置を左側面から見
たときの左側面図。
【図4】同実施の形態に係る画像形成装置を背面から見
たときの外観斜視図(オプション通信ボードとプリンタ
ボードを配置した場合)。
たときの外観斜視図(オプション通信ボードとプリンタ
ボードを配置した場合)。
【図5】同実施の形態に係る画像形成装置のブロック
図。
図。
1 装置本体
2 原稿搬送部
3 画像読取部
4 画像形成部
5 操作部
6 カセット給紙部
7 MP給紙部
9 電源
10 筐体
11 電装筐体
12 排紙部
13 画像形成部
14 作像部
15 定着部
16 冷却ファン
17 ファンダクト
21 原稿積載台
51 本体制御部
52 読取画像処理部
53 CPU
53a MPU
53b ROM
53c RAM
54 読取駆動制御部
55 読取センサ
56 読取各種センサ
57 駆動制御部
58 画像形成ユニット
59 接続部
60 外部インターフェース
61 HDD
62 各種センサ
63 通信制御部
64 記録画像処理部
65 表示部
66 キー入力部
67 画像メモリ
611 リアカバー(電装部カバー及び排熱手段カバー
を一体として包含する) 613 リアカバーの電装カバー部(電装部カバー) 614 リアカバーのファンカバー部(排熱手段カバ
ー) 640 プリンタボード 640a セントロコネクタ 640b セントロケーブル 641 ファクシミリ通信ボード 642 モジュラー基板 642a モジュラーコネクタ 642b モジュラーケーブル 643 オプション通信ボード
を一体として包含する) 613 リアカバーの電装カバー部(電装部カバー) 614 リアカバーのファンカバー部(排熱手段カバ
ー) 640 プリンタボード 640a セントロコネクタ 640b セントロケーブル 641 ファクシミリ通信ボード 642 モジュラー基板 642a モジュラーコネクタ 642b モジュラーケーブル 643 オプション通信ボード
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 AQ06 AS02
BB11 CD09
2H027 JA11 JA20 JB12 JB13 JB15
JB17 JB30 JC08 JC18
2H071 AA26 AA42 DA12 DA31 DA34
EA04
5C062 AA02 AA05 AD06 BA00 BA07
Claims (5)
- 【請求項1】シート材上に画像を形成する画像形成部を
内蔵する筺体と、 該筺体の背面に設けられた電装部と、 同じく該筺体の背面に前記電装部と隣り合うように設け
られ、同筺体の内部から外部へ熱気の排出を行う排熱手
段と、 前記筺体の背面に取り付けられ、前記電装部を覆って且
つ通気性のある電装部カバーと、 同じく前記筺体の背面に取り付けられ、前記排熱手段を
覆って且つ通気性のある排熱手段カバーと、 を有する画像形成装置において、 前記背面に略平行をなす前記電装部カバーのカバー面
が、同じく前記背面に略平行をなす前記排熱手段カバー
のカバー面よりも、当該画像形成装置の背面から突出し
て形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 前記電装部カバーのカバー面と、前記排熱手段カバーの
カバー面との差は、5mm以上であることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
て、 前記電装部カバー及び前記排熱手段カバーの少なくとも
一方は、装置背面側から交換可能な電磁シールド材を備
えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】請求項1〜3のうち何れか1項に記載の画
像形成装置において、 前記電装部カバーと前記排熱手段カバーとは一体に形成
されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】請求項1〜4のうち何れか1項に記載の画
像形成装置において、 前記画像形成部によって形成された画像をシート材に定
着させる定着部を覆う定着部カバーを、当該画像形成装
置の背面に有し、 前記電装部カバーのカバー面は、前記背面に略平行をな
す前記定着部カバーのカバー面に比し、当該画像形成装
置の背面から突出して形成されていることを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262601A JP2003076252A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262601A JP2003076252A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003076252A true JP2003076252A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19089473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001262601A Withdrawn JP2003076252A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003076252A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016133709A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017209896A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
EP3835875A4 (en) * | 2018-08-09 | 2022-04-20 | Canon Kabushiki Kaisha | IMAGE FORMING DEVICE |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001262601A patent/JP2003076252A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016133709A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017209896A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
EP3835875A4 (en) * | 2018-08-09 | 2022-04-20 | Canon Kabushiki Kaisha | IMAGE FORMING DEVICE |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |