JP2003080797A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003080797A
JP2003080797A JP2001274058A JP2001274058A JP2003080797A JP 2003080797 A JP2003080797 A JP 2003080797A JP 2001274058 A JP2001274058 A JP 2001274058A JP 2001274058 A JP2001274058 A JP 2001274058A JP 2003080797 A JP2003080797 A JP 2003080797A
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board
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decorative sheet
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JP2001274058A
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Akihiro Asada
昭宏 朝田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品を共通化コストダウンを図り、また組立
性やサービス性を改善した画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本体制御基板622に接続されるPRI
NT回路基板640と、PRINT回路基板を支持固定
することが可能な板金ケース652と、PRINT回路
基板に接続し増設されるネットワーク基板と、を備えた
構造とし、板金ケース652は、ネットワーク基板64
4を支持固定するために、複数種類のネットワーク基板
に対応可能な着脱部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、プ
リンタ、ファクシミリ及びそれらの複合機(Multi
Function Peripheral:MFP)
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録部と画像読取部をもつ画
像形成装置として、近年普及しているコピー・ファクシ
ミリ・プリンタ機能をもったマルチファンクションプリ
ンタ装置を例に説明する。以前は、マルチファンクショ
ンプリンタ装置の電装部は装置背面又は側面に広く配置
されることが多かったが、近年、装置のスペース効率を
上げ装置サイズをコンパクトにする目的から、記録紙の
排紙トレイ、原稿の積載部等が筐体の幅の中に収まるよ
うに、画像記録部は機内排紙で画像読取部はUターン排
紙で画像記録部の背面に集中的に制御基板やファン等の
電装部を配置する構成の装置が提案されている。
【0003】これは、ユーザーはすべての操作を装置の
前面から行うことが可能となり、更に装置背面側から集
中的にサービスマンが基板交換を行うことが可能となる
ため、操作性とサービス性の向上を狙ったものである。
【0004】また、トレイなどが筐体の横方向に突き出
さないので、装置を設置する時にスペース効率を上げる
ために、装置は背面側の壁につけて設置される場合が多
くみられるようになった。
【0005】次にサービスマンのオプション追加時の基
板交換について説明する。
【0006】サービスマンは装置背面の電装部の基板交
換作業ができる位置まで装置を回転させ、複数のカバー
類を取り外す。装置背面に広く配置された回路基板を一
旦取り外しオプションの通信/PRINT回路基板を追
加しネジ止め固定する。
【0007】オプションのPRINT回路基板を支持す
る板金ケースと、オプションのPRINT回路基板に増
設することができる複数種類のネットワーク基板とは、
一方をPRINT回路基板に接続され、もう一方を一つ
の化粧板金に固定されることによりネットワーク基板は
固定されるため、PRINT回路基板を支持する板金ケ
ースとネットワーク基板を板金ケースに固定するための
化粧板金とは、それぞれ、ネットワーク基板の種類と同
じ種類だけ用意する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0009】サービスマンがオプションの通信/PRI
NT回路基板を追加し、交換作業を行う際に、サービス
マンは装置の背面に立って交換作業ができる位置まで装
置を回転させ、複数の電磁波シールド用カバーを外すこ
とになる。しかし、オプションのPRINT回路基板の
板金ケースと化粧板金がネットワーク基板の種類だけ存
在するので、板金ケースと化粧板金の種類が多く部品コ
ストが高くなるという問題があった。
【0010】また、サービスマンにとってオプションの
PRINT回路基板の板金ケースと化粧板金を交換する
時に生じる作業が煩雑で交換性が著しく損なわれるとい
う問題があった。
【0011】更には、ネットワーク基板を支持する化粧
板金は、基板の固定部とPRINT回路基板の板金ケー
スとの隙間をカバーするカバー部を一つの板金で構成し
なければならないため、形状に自由度がなく、PRIN
T回路基板の板金ケースとの隙間を無くすのは困難であ
る。そのため、PRINT回路基板の板金ケースと隙間
があると、異物が落下した場合、例えば、異物が回路に
触れることで、装置が誤動作を引き起こすという問題が
あった。
【0012】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、複数
種類のネットワーク基板に対しても、簡易な構成で、回
路基板の交換を可能とし、基板の交換時の作業性の向上
を実現可能な信頼性の高い画像形成装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、記録媒体に画像を形成する画像形
成手段を備えた画像形成装置において、前記画像形成手
段による画像形成動作を制御する本体制御基板と、該本
体制御基板に接続されるPRINT回路基板と、該PR
INT回路基板を支持固定することが可能な板金ケース
と、前記PRINT回路基板に接続し増設されるネット
ワーク基板と、を備え、前記板金ケースは、前記ネット
ワーク基板を支持固定するために、複数種類のネットワ
ーク基板に対応可能な着脱部を有することを特徴とす
る。
【0014】前記ネットワーク基板の種類に対応し、該
ネットワーク基板に設けられた第一の化粧板金と、該第
一の化粧板金と接合し、前記板金ケースの着脱部に固定
される第二の化粧板金と、を有することが好適である。
【0015】前記板金ケース、前記第一の化粧板金及び
前記第二の化粧板金は、導電性を有するシールド材であ
ることが好適である。
【0016】前記第二の化粧板金は、少なくとも一部が
前記板金ケースと密接していることが好適である。
【0017】前記第二の化粧板金は、前記ネットワーク
基板の動作状態を表す表示部を有することが好適であ
る。
【0018】前記第一の化粧板金又は前記第二の化粧板
金は、接合する際のビス近傍が開放部となるようビス穴
若しくは孔が設けられていることが好適である。
【0019】前記板金ケースは、複数種類の前記PRI
NT基板に対応可能な着脱部を有することが好適であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部
材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない
限り初めの説明と同様のものである。
【0021】図1は本実施の形態に係る画像形成装置の
概略断面図、図2は外観斜視図である。
【0022】1は装置本体、2は原稿Dを複数枚積載し
て一枚ずつ搬送する原稿搬送部、3は原稿Dの画像情報
を読取る画像読取部、4はレーザービームプリンタから
なる記録部、5は表示部・入力キー等により構成される
操作部、6は複数枚のシート材Sを収納し、一枚ずつ搬
送するカセット給紙部、7はMP(マルチペーパー)給
紙部、8は装置全体の制御部、9は電源である。
【0023】装置本体1の上部に画像読取部3が設けら
れ、画像読取部3は記録部4を支持する記録筐体10
と、本体制御部51を支持する電装筐体11、及び、画
像読取部3の右手前を支持する支柱401によって支持
されている。
【0024】画像読取部3の下方は記録排紙部12が設
けられ、いわゆる機内排紙の構成をとっており、記録排
紙部12と画像読取部3とは、画像読取部3に設けられ
たリーダ底板516で仕切られている。
【0025】(リーダ)画像読取部3の上面には原稿台
ガラス501、流し読みガラス502、ジャンプ台50
3が設けられている。
【0026】画像読取部3の上部には原稿圧着板504
を備えた原稿搬送部2が画像読取部3の後方に図示しな
いヒンジを介して設けられている。
【0027】原稿搬送部2の開閉は図示しない圧板開閉
センサにより検知される。画像読取部3内には、画像読
取手段である密着型イメージセンサ506、キャリッジ
507、ガイドシャフト508、タイミングベルト50
9、駆動プーリ510、画像処理中継基板511を設
け、オプションとして原稿サイズ検知センサ512を配
置することが可能である。
【0028】密着型イメージセンサ506は、図示しな
い一次元光電変換素子と、セルフォックレンズ(商標)
506aと、セルフォックレンズ506aの両側に光源
506bを配置し、それらを一つの筐体506cに収め
たデバイスである。
【0029】密着型イメージセンサ506はキャリッジ
507上に図示しないばねで弾性支持され、原稿台ガラ
ス501の方向に付勢され、原稿台ガラス501上に配
置した原稿Dまでの距離が焦点深度を外れないように一
定の距離を保っている。
【0030】キャリッジ507は読取駆動モータ513
によって駆動されるタイミングベルト509に接続さ
れ、密着型イメージセンサ506内の図示しない一次元
光電変換素子に垂直なガイドシャフト508に沿って画
像読取部3内を往復運動する。
【0031】密着型イメージセンサ506の位置は、ホ
ームポジションセンサ514の検知タイミングを基点と
してモータの回転周波数及び回転時間により制御され
る。
【0032】原稿Dが原稿台ガラス501上に配置さ
れ、原稿圧着板504を備えた原稿搬送装部2が閉じら
れると、所定の開閉角度のタイミングで原稿サイズ検知
センサ512により原稿のサイズが検出される。
【0033】コピーのスタートキー601a(図2参
照)が押下されると、検出された原稿サイズと操作部5
から入力された変倍率の情報に従って所定のサイズの記
録媒体、例えば記録紙が選択され、シート材Sの給紙動
作が開始される。適切なサイズの記録紙が存在しない場
合には、その旨表示部602に表示する。
【0034】スタートキー601aの押下後、シェーデ
ィングを行い、原稿先端から走査し、画像読取部3内に
設けた画像処理中継基板511でA/D変換が行われ、
装置本体の画像処理部52(図8参照)へ送られる。密
着型イメージセンサ506と画像処理中継基板511は
図示しないフラットケーブルで電気的に接続されてい
る。
【0035】走査が終わると読取駆動モータ513が逆
回転して密着型イメージセンサ506をもとの待機位置
に戻す。
【0036】(ドキュメントフィーダ)原稿搬送部2に
おける構成及び動作は以下の通りとなる。原稿載置台2
1には原稿Dの搬送方向と直角方向(原稿Dの幅方向)
にスライド可能なスライダ21aが設けられていて、前
記スライダ21aによって原稿載置台21上に積載され
た原稿Dの両サイドを揃えることができるようになって
いる。
【0037】原稿積載台21上に原稿Dを積載すると、
原稿検知センサ21bで原稿の存在が検知され、長さ検
知センサ21cとスライダ21aの移動量により検知す
る幅検知センサ21dにより、原稿のサイズが検知さ
れ、装置本体1内の本体制御部51に情報が渡され、操
作部5から入力された変倍率に従って所定のサイズの記
録紙が選択される。適切なサイズの記録紙が存在しない
場合には、その旨表示部602に表示する。
【0038】なお、原稿検知センサ21bが原稿を検知
しない場合には、静止読み側である原稿台ガラス501
上に原稿が配置されたものと判断して、密着型イメージ
センサ506は原稿台ガラス501側を走査する。
【0039】操作部5上のスタートキー601aが押下
されると、密着型イメージセンサ506はシェーディン
グを行い、ジャンプ台503を挟んで原稿台ガラス50
1と反対側の流し読みガラス502の下方に移動し静止
する。
【0040】原稿載置台21上に積載した複数枚の原稿
Dを分離パッド22aと圧接した分離ローラ22bで1
枚ずつ分離し、原稿搬送ローラ22cにより、Uターン
通紙パス22dにて搬送される。
【0041】更に原稿Dが原稿先端検知センサ22fを
通過した後、給紙ローラ22e等で第一の画像読取部5
15に搬送し、原稿先端が密着型イメージセンサ506
が停止した画像読取位置に達するタイミングで原稿画像
を走査し始め、画像信号が画像処理中継基板511でA
/D変換が行われ、装置本体1の画像処理部52へ送ら
れる。
【0042】第一の原稿読取部515では、原稿Dは原
稿押えローラ22gにより流し読みガラス502に近接
させつつ原稿Dの画像情報が読み取られる。
【0043】原稿Dはジャンプ台503で流し読みガラ
ス502上面から掬い上げられ、原稿排紙ローラ22h
を経て原稿排紙トレイ23上に排出される。
【0044】原稿積載台21に積載されたすべての原稿
が読み終わり、原稿検知センサ21bが「原稿なし」を
検知すると、密着型イメージセンサ506はもとの待機
位置に戻る。
【0045】(カセット)カセット給紙部6は、装置本
体1に対して着脱可能なフィーダ部301と、フィーダ
部301に対して着脱可能な給紙カセット302とで構
成される。
【0046】フィーダ部301は装置本体1を下から支
持するための構造体としての機能を有しており、複数の
フィーダ部を装置本体1の下方に接続することができ
る。
【0047】給紙カセット302は記録紙束をピックア
ップローラ303へ付勢するカセット中板304と、ピ
ックアップローラ303と協働して記録紙の括りだし枚
数を制限するための分離爪305と、記録紙束の幅方向
を規制するサイド規制板305、記録紙束の後端を規制
する後端規制板307から構成される。
【0048】シート材Sは、紙サイズに合わせて移動可
能に装着されたサイド規制板305によって側端面を規
制されることにより、斜行や不送りの発生が防止される
ようになっている。
【0049】画像は、給紙カセット302に積載された
シート材Sの下面側に記録される。また、シート材Sの
有無はカセットセンサ308により検出される。また、
上述した給紙カセット302は、本実施例では約500
枚のシート材の積載が可能であり、装置本体1に対して
前面方向に引き出し可能(フロントローディング方式)
に構成されている。また、給紙カセット302には、種
々のシートサイズ(例えばA3,A4,A5,B4,B
5,レター,リーガルの7種類)のシート材が積載可能
となっている。
【0050】給紙カセット302に積載されたシート材
Sはカセット中板304が中板ばね309によって上方
に付勢され、半円状のピックアップローラ303に圧接
され、カセット中板304の先端側に位置する分離爪3
05との協働で括り出される。
【0051】装置本体1内の本体制御部51から、シー
ト材Sを括りだすトリガがかかると、ピックアップロー
ラ303は図示しないモータからの動力を受け、同じく
図示しない電磁クラッチによる動力の接続により、シー
ト材Sの括り出し動作を行う。
【0052】括り出しで重送した記録紙は給紙ローラ3
10aとリタードローラ310bにより、1枚に分離さ
れる。
【0053】給紙ローラ310aの下流にリトライセン
サ312と引き抜きローラ313が設けられており、ピ
ックアップローラ303を駆動するトリガがかかった
後、所定の時間を経てもシート材Sがリトライセンサ3
12で検出されないときには、制御部51は再度ピック
アップローラ303を回転させるトリガを発してシート
材Sの括り出し動作を行う。
【0054】分離されたシート材Sは所定時間後にレジ
ストセンサ209により先端を検出される。給紙が開始
されてから所定時間以内にレジストセンサ209がシー
ト材Sの先端を検出しない場合はジャムと判断し、操作
部5に表示を行うようになっている。
【0055】また、上述したカセット給紙部6と装置本
体1とが着脱可能であることは既述であるが、当該カセ
ット給紙部6と同様の構成を有する2段目以降のカセッ
ト給紙部6を更に追加することが可能である。
【0056】(MP給紙部:マルチペーパー給紙部)M
P給紙部7は、MP給紙ローラ201、MP分離パッド
202、MP中板203、MPトレイ204、MP延長
トレイ205、MP中板バネ(図示せず)、シート規制
板206を備えている。
【0057】このMP給紙部7からもシート材Sの搬送
は可能で、複数枚のシート材SはMPトレイ204上に
載置され、MP給紙ローラ201と分離パッド202と
の協働により本体内部のレジストローラ対210へ搬送
される。
【0058】MP給紙部7の使用時において、通常サイ
ズの記録紙については開閉可能なMPトレイ204を使
用し、また、MPトレイ204に積載できないサイズの
記録紙についてはMP延長トレイ205を引き出すこと
により、記録紙の後端がMPトレイ204からはみ出し
て垂れ下がることを防止するようにしている。
【0059】また、MP中板203はMP中板バネによ
り上方に付勢されているが、当該MP中板203は待機
状態ではカム(図示せず)により押下げられているた
め、シート材SをMP中板203に積載することが可能
となっている。
【0060】装置本体1の本体制御部51からMP給紙
の開始を指示する信号が出力された場合は、カム(図示
せず)が回動し、MP中板203の押下げ解除により積
載されたシート材Sは半円状のMP給紙ローラ201に
圧接され、MP分離パッド202により摩擦片分離方式
で1枚ずつ分離され搬送される。
【0061】分離されたシート材Sは、MP給紙ローラ
201及びMP分離パッド202により圧接搬送が続行
され、カセット給紙搬送路211と合流し、レジストロ
ーラ対210に受け渡される。
【0062】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出した場合
は、この分離されたシート材SはMP給紙ローラ201
とMP分離パッド202によって圧接搬送し続け、レジ
ストローラ対210の圧接ニップ部Nに案内される。
【0063】給紙が開始されてから所定時間以内にレジ
ストセンサ209がシート材Sの先端を検出しない場合
はジャムと判断し、操作部5に表示を行うようになって
いる。
【0064】(レジスト)レジストローラ対210は、
シート材Sの先端がレジストローラ対210の圧接ニッ
プ部に到達した時点では回転停止状態に制御されてい
る。シート材Sの先端が回転停止状態にあるレジストロ
ーラ対210の圧接ニップ部に突き当たって係止され、
その後もMP給紙ローラ201若しくはカセット側の引
き抜きローラ313によるシート材Sの給送が行われる
と、シート材Sにある程度のたわみループが形成される
ため、当該たわみループの反力でシート材Sの先端辺が
圧接ニップ部のニップ線にならって平行化されることに
より、シート材Sの斜行が補正される。
【0065】(画像形成部)画像形成部13は、画像形
成手段である作像部14と、定着器15からなる。作像
部14は、例えば、レーザースキャナ701とトナー一
体型のプロセスカートリッジ702及び、転写ローラ7
03からなり、プロセスカートリッジ702内は感光ド
ラム702a、帯電ローラ702b、現像スリーブ70
2c、クリーニングブレード702d、トナーホッパー
702e、カートリッジ筐体702fからなり、プロセ
スカートリッジ702は本体に対して向かって左方向に
着脱可能な構成である。
【0066】レーザースキャナ701は、レーザービー
ム発振器(図示せず)、ポリゴンミラー701b、折り
返しミラー701cを備えており、レーザービーム発振
器から変調信号を射出し、ポリゴンミラー701bによ
り感光体ドラム702aに走査光を照射し、折り返しミ
ラー701cにより走査光を反射する。
【0067】(カートリッジ)前記感光体ドラム702
aは、帯電ローラ702b、現像スリーブ702c、ク
リーニングブレード702dと共に記録カートリッジ7
02の内部に一体に組み込まれており、装置本体1に対
して着脱自在となっている。感光体ドラム702aの表
面は帯電ローラ702bにより均一に帯電され、その表
面に図示しないレーザービーム発振器からの走査光が照
射されることにより潜像が形成され、当該潜像が現像ス
リーブ702cから供給されるトナーにより顕像化され
るようになっている。
【0068】(定着)作像部14の下流側のシート搬送
経路には、熱定着器704、第一の排紙ローラ451が
配置されている。
【0069】熱定着器704は熱定着ローラ704a、
加圧ローラ704b、加圧ローラ704bを熱定着ロー
ラ704aの方向へ付勢する加圧ばね(図示せず)、両
ローラの付勢圧を解除する定着解除レバー704c、そ
れらを支持する定着フレーム704dからなり、熱定着
ローラ704aの内部にはヒータ704eが設けられ、
熱定着ローラ704aの表面に接して温度検知センサ
(図示せず)が設けられている。
【0070】レジストセンサ209の信号に基づいて所
定のタイミングでレジストローラ対210が駆動される
と、レジストローラ対210によりシート材Sが作像部
14に搬送される。所定のタイミングとは、感光体ドラ
ム702aに形成されたトナー像の先端とシート材Sの
先端が一致するようなタイミングである。
【0071】シート材Sは、転写ローラ703により感
光体ドラム702a表面に形成されたトナー像が転写さ
れた後、シート搬送部705に沿って搬送され、更に熱
定着器704によりトナー像が定着されてから、第一の
排紙ローラ451により第一の排紙トレイ452へ排出
される。
【0072】定着部15の後方には図示しないファンダ
クト17があり、図示しない冷却ファン16で装置内の
熱を外部へ逃がしている。
【0073】(カバー)装置本体1にはカートリッジカ
バー212が開閉可能に設けられていて、MPトレイ2
04とカートリッジカバー212を開くことによって記
録カートリッジ702を装置本体1の外に引き出して交
換できるようになっている。また、カートリッジカバー
212にはインターロック機構が備わっており、カート
リッジカバー212が開いているか、記録カートリッジ
702が装置本体1にセットされていない場合は記録装
置本体1が動作しないようになっている。
【0074】また記録中にジャムが発生した場合、フィ
ーダカバー314、カートリッジカバー212、排紙カ
バー453のいずれかを開けることによって内部に滞留
しているシート材Sを取り出すことができるようになっ
ている。
【0075】(排紙)定着後のシート材Sは第一の反転
パス454によって記録画像面を下にしながら3つのロ
ーラからなる第一の排紙ローラ451によって第一の排
紙トレイ452に排出される。3つの第一の排紙ローラ
451は、第一の反転パス454の外側に一つ、内側に
二つ設けられており、内側の二つのローラが外側の一つ
のローラにそれぞれ付勢されている。シート材Sは外側
のローラの外周に沿いながら逆カール補正を受ける。
【0076】第一の排紙トレイ452にシート材Sが大
量に積載され、第一の満載検知センサ455で検知され
ると、操作部5に満載を表示して記録動作を停止する。
【0077】また、第一の排紙トレイ452の上方には
オプションで第二の排紙トレイ457を設けることも可
能である。
【0078】定着後のシート材Sを第二の排紙トレイ4
57に排出する場合には、排紙フラッパ456でシート
材Sの搬送方向を変え、第二の反転パス458と第二の
排紙ローラ459を経て第二の排紙トレイに排出され
る。第二の排紙ローラ459、第二の満載検知センサは
それぞれ第一の排紙ローラ451と第一の満載検知セン
サ455と同様の構成である。
【0079】第二の排紙トレイ457が装着されている
場合には、第一の排紙トレイ452が満載になったとき
に記録動作を停止せずに第二の排紙トレイ457にシー
ト材Sを排出させることも可能である。
【0080】また、本装置はコピー機能以外に、ファク
シミリ送受信機能、ネットワークプリント機能を有して
おり、第一の排紙トレイ452、第二の排紙トレイ45
7の出力用途を選択的に切り替えることが可能である。
【0081】(制御系)図8は本実施の形態に係る画像
形成装置の本体制御部51のブロック図である。図にお
いて53は画像形成装置としての複写機全体を制御する
CPUであり、MPU53a、MPU53aの制御プロ
グラム等を格納するROM53b、各種データ処理のワ
ークエリアや画像情報の一時的記憶部として使用される
RAM53c、画像の変倍、解像度変換等を行う読取画
像処理部52等により構成されている。
【0082】またCPU53には公知の構成からなるカ
レンダ、時計機能などが備えられ、RAM53cのうち
ワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情報等
の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテリー
バックアップによって停電等の不慮の障害から保護され
ている。
【0083】操作部5はスタートキー601a、ストッ
プキー、テンキー、ファンクションキー、ワンタッチキ
ー、エナジーセーバーキー等の各種キースイッチ等から
なる。表示部602は各種メッセージの表示を行うLC
Dと複数のLED、複写機モードとファクシミリ送信モ
ードを切り替えるモード切替キー601からなる。
【0084】画像読取部3は、読取モータ等の読取駆動
制御部54、画像の読取を行う読取センサ55、読取っ
た画像のシェーディングや2値化、エッジ強調、スムー
ジング等を行う読取画像処理部52、原稿検知等を行う
各種検知センサ56からなる。
【0085】記録部4は記録モータ等の記録駆動制御部
57、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等を
行う記録ユニット58、記録する画像のスムージング等
を行う記録画像処理部64、記録紙等の検知を行う各種
検知センサ62からなる。
【0086】本装置がファクシミリ送受機として機能す
る場合の制御系は以下のものから構成される。発呼、着
呼、画像データの符号化等を行う通信制御部63はMO
DEM、NCU等からなる接続部59を持ち、接続部5
9には通信網59a、ハンドセット59bが接続され
る。
【0087】外部インターフェース60は、CPU53
から直接データの送受信を行うインターフェースであ
り、例えばRS232C、SCSI、LAN、USB、
IEEE1394、赤外線等の回線を通じて装置外部の
コンピュータや周辺機器と接続することで装置を外部の
コンピュータのスキャナプリンタ等として使用したり、
外部周辺機器に対するホストとして機能する。
【0088】HDD61は大容量の不揮発性メモリとし
て画像情報等の保存に使用される。
【0089】以上により、原稿の挿入、取り出し、記録
紙の取り出し、記録紙カセットの引き出し、マルチ給紙
部への記録紙のセット及び操作部の操作をすべて装置前
面方向から行うことが可能であり良好な操作性を実現し
ている。
【0090】(電気基板)次に図3〜図6を参照して本
実施の形態に係る画像形成装置の電気基板のレイアウト
について説明する。図3は本実施の形態に係る画像形成
装置を背面から見たときの外観斜視図である。図4はオ
プション通信ボードとプリンタボードを配置した本実施
の形態に係る画像形成装置を背面から見たときの外観斜
視図である。図5はオプションネットワークボードを固
定する前の本実施の形態に係る画像形成装置を背面から
見たときの外観斜視図である。図6はオプションネット
ワークボードを固定した後の本実施の形態に係る画像形
成装置を背面から見たときの外観斜視図である。
【0091】図3〜図6において、装置背面側には電気
基板をできるだけ集中するように配置している。
【0092】これは電気基板が故障したときに容易にサ
ービスマンが交換できるようにサービス性を考慮したも
のである。また、電気基板を集中的に配置することによ
り基板間をつなぐケーブルをできるだけ短くしている。
これはケーブルをアンテナとして発生するノイズを防ぐ
狙いがある。
【0093】図3〜図6に示すように、640はプリン
タ機能を拡張するPRINT回路基板(以下プリンタボ
ードと呼ぶ)であり、装置側面には外部インターフェー
ス用のセントロコネクタ640aが設けられ、セントロ
コネクタ640aがカバーから露出している。使用する
場合には外部機器と接続するためのセントロケーブルが
接続されている。
【0094】また、641はファクシミリの通信用の基
板(以下ファクシミリ通信ボードと呼ぶ)でPSTN回
線用の1回線ボードNCUを示す。ファクシミリ通信ボ
ード641はモジュラー基板642と同じ支持板金に保
持されている。モジュラー基板642に設けられた電話
回線と接続するためのモジュラーコネクタ642aがリ
アカバー611の穴から露出している。使用する場合に
は電話回線と接続するためのモジュラーケーブルを接続
する。
【0095】また、643はオプションの通信ボードで
PSTN回線用の2回線ボードやISDN回線用のボー
ドを示す。また、9は電源で、装置側面には電源コード
と接続するための図示しないインレットが右カバーの穴
から露出している。また、622は本体制御基板で、そ
れぞれの基板を制御する。また、装置背面の一番装置に
近いほうに本体制御基板622が配置されている。
【0096】ファクシミリ通信ボード641とモジュラ
ー基板642は本体制御基板622に対して垂直方向に
配置されている。
【0097】プリンタボード640は本体制御基板62
2に対して並列に配置されている。オプションの通信ボ
ード643はプリンタボード640の横で本体制御基板
622の上に重なるように配置されている。
【0098】(本実施の形態の特徴について)以上の構
成において、図3〜図4に示すように、本体制御基板6
22は、装置背面の一番装置に近い場所に配置されてい
る。リアカバー611は、ファクシミリ通信ボード64
1やプリンタボード640のカバー部613より、ファ
ン16のカバー部614が一段低く構成されている。
【0099】また、ファン16のカバー部614の下の
スペースにネットワークケーブルのセントロコネクタ6
40aを設けている。
【0100】また、リアカバー611は、カバー部61
3と一体で構成されている。またファン16は定着部1
5から発生する熱を排気するので定着部15と隣接して
いる。
【0101】ここで、回路基板の装着状況について説明
すると、オプションをつけるユーザーの比率はファクシ
ミリ通信ボード641とモジュラー基板642のユーザ
ーが多数で、プリンタボード640を付けるユーザーが
次に多い。
【0102】ファクシミリ通信ボード641はモジュラ
ー基板642と同じ支持板金に保持されて通信ユニット
を構成しているので、ユニット交換を同時に、かつ、容
易に行うことができる。この通信ユニットは、本体制御
基板622の端部外側で本体制御基板622に対してそ
れぞれの基盤が垂直となるように配置されている。
【0103】本体制御基板622とファクシミリ通信ボ
ード641はケーブルでつながるので、垂直に配置する
ことによりケーブル長を短くすることができ、かつ、本
体制御基板622とファクシミリ通信ボード641は重
なっていないので、本体制御基板622に容易にアクセ
スできる。
【0104】次に、ユーザーの多いプリンタボード64
0は、板金ケース(以下PDLケースと呼ぶ)652に
ビス6本で固定され、本体制御基板622に対して並列
に隣接して配置している。本体制御基板622とプリン
タボード640は、ケーブルでつながるので、並列に隣
接して配置することによりケーブル長を短くすることが
でき、かつ、本体制御基板622とプリンタボード64
0は重なっていないので、本体制御基板622に容易に
アクセスできる。
【0105】本体制御基板622に容易にアクセスでき
ると、ファクシミリ通信ボード641やプリンタボード
640を外さなくても、ROMの交換や本体制御基板6
22の交換ができるので、サービスマンのサービス性が
著しく改善される。
【0106】ユーザーの少ないオプションの通信ボード
643は、プリンタボード640に並置し、かつ、本体
制御基板622に対向するスペースに配置されている。
【0107】図5は、オプションのネットワーク基板
(以下ネットワークボードと呼ぶ)644を追加する場
合、オプションネットワークボード644を固定する前
の本実施の形態に係る画像形成装置を背面から見たとき
の外観斜視図である。図6はオプションネットワークボ
ードを固定した後の本実施の形態に係る画像形成装置を
背面から見たときの外観斜視図である。図7は本実施の
形態に係る画像形成装置を背面から見たときのネットワ
ークボードの三面図である。
【0108】図5〜図7に示すように、ネットワークボ
ード化粧板金a645(第一の化粧板金)は、導電性の
ある板金で構成され、ネットワークボード644固定用
の曲げ部が2ヶ所設けられている。
【0109】ネットワークボード644はネットワーク
ボード化粧板金a645のこの曲げ部にビス2本で固定
されている。
【0110】ネットワークボード化粧板金b646(第
二の化粧板金)は、同様に導電性のある板金で構成さ
れ、ネットワークボード化粧板金a645を固定するた
めのビス穴が2ヶ所あり、ネットワークボード化粧板金
a645は、ネットワークボード化粧板金b646にビ
ス2本で固定されている。
【0111】ネットワークボード644上には、LAN
用コネクタ644bが、ある一定の隙間647をもって
ネットワークボードの化粧板金a645の角穴645a
から飛び出して設けられており、ネットワークボード化
粧板金b646には、その隙間をカバーする大きさでL
AN用コネクタ644bが飛び出すように角穴646a
を設けている。
【0112】また、ネットワークボード化粧板金b64
6はPDLケース652との隙間をカバーするような大
きさで構成されている。
【0113】また、ネットワークボード644上にはネ
ットワークボード644の動作状態を表示する5個のL
ED644cが設けられていて、5個のLEDが装置背
面側から見えるようにネットワークボード化粧板金a6
45にはその位置に5個のLEDの面積より大きい角穴
645bが設けられ、ネットワークボード化粧板金b6
46には5個の丸長穴646bが設けられている。
【0114】ネットワークボード化粧板金b646に
は、PDLケース652とビス3箇所で固定されるため
の3箇所の穴646cが設けられている。
【0115】ここで、複数種類のオプションのプリンタ
ボード640とネットワークボード644が存在するた
めに、ネットワークボード用コネクタ640cとプリン
タボード用コネクタ644a等のコネクタ位置が複数存
在しても、ネットワークボード化粧板金a645とネッ
トワークボード化粧板金b646の形状を変更すること
により、ネットワークボード化粧板金b646とPDL
ケース652との取付け形状を共通化することができ
る。従って複数種類のプリンタボード640とネットワ
ークボード644が存在してもPDLケース652は共
通化でき一種類で良い。これにより、部品コストの低減
に貢献できる。
【0116】例えば、複数のネットワークボード644
に対応した複数の異なるネットワークボード化粧板金a
645がネットワークボードに取り付けられている場
合、それぞれに対応した複数のネットワークボード化粧
板金b646をそれぞれのネットワークボード化粧板金
a645に接合する形状とする。
【0117】そして、PDLケース652はネットワー
クボード644の種類に応じて支持固定することが可能
な着脱部を有することで、PDLケース652は共通化
され、ネットワークボード化粧板金a645とネットワ
ークボード化粧板金b646を交換するだけで、ネット
ワークボードの増設、交換が可能となる。そのため、サ
ービスマンや使用者は、組立ての煩雑性を解消でき、サ
ービス性や操作性の改善に貢献できる。
【0118】着脱部のより具体的な構成としては、例え
ば、上記3箇所の穴646cの間隔が異なる、複数の種
類に対応できるよう、PDLケース652にあらかじめ
ネジ穴を余分に設け、適宜配列する構成や、ネットワー
クボード化粧板金b646の長さや大きさに応じて支持
固定部をスライドさせることが可能なスライド部を設け
る構成等である。
【0119】あるいは、種類の異なるネットワークボー
ド化粧板金b646は、少なくともPDLケースとの取
り付け部が共通化されている構成であり、前記ネットワ
ークボード化粧板金b646を着脱部としてもよい。
【0120】また、ネットワークボード化粧板金a64
5は、取付け用曲げ部やLANコネクタの角穴645a
やLED用の大きい角穴646a等穴が多く、形状の制
限が多いので、PDLケース652との隙間やLANコ
ネクタとの隙間647などをネットワークボード化粧板
金a645のみでカバーすることができない。
【0121】一方、ネットワークボード化粧板金b64
6は、ネットワークボード化粧板金a645とPDLケ
ース652と固定するためのビス穴等比較的穴が小さ
く、形状の自由度が高いので、PDLケース652との
隙間やLANコネクタとの隙間647などをネットワー
クボード化粧板金b646でカバーすることが容易にで
きる。
【0122】そのため、ネットワークボード644を増
設する場合、LANケーブルをLANコネクタ644b
に接続する必要があり、リアカバー611をつけた状態
でネットワークボード化粧板金b646は、リアカバー
611から外に露出するが、PDLケース652との隙
間やLANコネクタとの隙間647ができないので、異
物がその隙間から落下してネットワークボード644の
回路に触れ装置が誤動作するという怖れがなくなる。
【0123】また、PDLケース652との隙間やLA
Nコネクタとの隙間647がなくなると、シールド効果
がアップするので、ネットワークボード644から発生
するノイズを抑制することができる。
【0124】また、ネットワークボード化粧板金a64
5には、取付け用曲げ部やLANコネクタの角穴645
aやLED用の大きい角穴646aと穴が多いので、も
し1部品構成でネットワークボード化粧板金a645
に、LEDの644cの動作状態を印刷や刻印で表示す
るとすれば表示する面積が足りない。
【0125】一方ネットワークボード化粧板金b646
は、ネットワークボード化粧板金a645やPDLケー
ス652と固定するためのビス穴など比較的穴が小さ
く、形状の自由度が高いので、ネットワークボード化粧
板金b646にLED644cの動作状態を印刷や刻印
で表示する面積が十分確保できる。
【0126】また、ネットワークボード化粧板金b64
6は、制限が少なく形状の自由度が高いので、ネットワ
ークボード化粧板金a645やPDLケース652と固
定するためのビスを取り付ける部分の近傍を、ビスが取
り付けやすいように開放部となるよう自由に構成でき
る。
【0127】従って、装置の設置方法の想定によってビ
スを装置の背面側から留めたり天面側から留めたり構成
を選択できる。
【0128】また、図6に示すように、プリンタボード
640の上端部にはネットワークボード用コネクタ64
0cを設け、ネットワークボード644の下端部にはプ
リンタボード用コネクタ644aを設けているので、ネ
ットワークボード644はプリンタボード640の上方
に配置しコネクタ同士で接続される。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、板金ケ
ースに、ネットワーク基板を支持固定するために、複数
種類のネットワーク基板に対応可能な着脱部を有するこ
とで、PRINT回路基板を固定する板金ケースを一つ
に共通化できコストの低減に寄与すると共に、PRIN
T回路基板にネットワーク基板を増設する際に、板金ケ
ースを交換せずに簡易に作業を行うことができる。
【0130】また、着脱部を、ネットワーク基板に設け
られた第一の化粧板金と、該第一の化粧板金と接合し、
前記板金ケースに固定される第二の化粧板金により形成
することで、第二の化粧板金は板金ケースとの隙間を作
らないよう自由に形状を構成し、異物がその隙間から落
下してネットワークボードの回路に触れ装置が誤動作し
たりするという怖れがなくなる。
【0131】また、板金ケースに第二の化粧板金が隙間
がないように固定されることで、シールド効果がアップ
するのでネットワーク基板から発生するノイズが抑制さ
れ、他の電子機器がノイズの悪影響を受けることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の概略断面図
である。
【図2】本実施の形態に係る画像形成装置の外観斜視図
である。
【図3】本実施の形態に係る画像形成装置を背面から見
たときの外観斜視図である。
【図4】オプション通信ボードとプリンタボードを配置
した本実施の形態に係る画像形成装置を背面から見たと
きの外観斜視図である。
【図5】オプションネットワークボードを固定する前の
本実施の形態に係る画像形成装置を背面から見たときの
外観斜視図である。
【図6】オプションネットワークボードを固定した後の
本実施の形態に係る画像形成装置を背面から見たときの
外観斜視図である。
【図7】本実施の形態に係る画像形成装置を背面から見
たときのネットワークボードの三面図である。
【図8】本実施の形態に係る画像形成装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿搬送部 3 画像読取部 4 記録部 5 操作部 6 カセット給紙部 7 MP給紙部 9 電源 10 記録筐体 11 電装筐体 12 記録排紙部 13 画像形成部 14 作像部(画像形成手段) 15 定着部 21 原稿積載台 51 本体制御部 52 読取画像処理部 53 CPU 53a MPU 53b ROM 53c RAM 54 読取駆動制御部 55 読取センサ 56 読取各種センサ 57 記録駆動制御部 58 記録ユニット 59 接続部 60 外部インターフェース 61 HDD 62 記録各種センサ 63 通信制御部 64 記録画像処理部 65 表示部 66 キー入力部 67 画像メモリ 611 リアカバー 613 リアカバーの電装カバー部 614 リアカバーのファンカバー部 640 プリンタボード(PRINT回路基板) 641 ファクシミリ通信ボード 642 モジュラー基板 642a モジュラーコネクタ 642b モジュラーケーブル 643 オプション通信ボード 644 ネットワークボード(ネットワーク基板) 644a プリンタボード用コネクタ 644b LANコネクタ 644c LED 645 ネットワークボード化粧板金a(第一の化粧板
金) 645a 化粧板金aLANコネクタ角穴 645b 化粧板金aLED角穴 646 ネットワークボード化粧板金b(第二の化粧板
金) 646a 化粧板金bLANコネクタ角穴 646b 化粧板金bLED角穴 646c 化粧板金bPDLケース用穴、 652 PDLケース(板金ケース)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に画像を形成する画像形成手段を
    備えた画像形成装置において、 前記画像形成手段による画像形成動作を制御する本体制
    御基板と、 該本体制御基板に接続されるPRINT回路基板と、 該PRINT回路基板を支持固定することが可能な板金
    ケースと、 前記PRINT回路基板に接続し増設されるネットワー
    ク基板と、を備え、 前記板金ケースは、前記ネットワーク基板を支持固定す
    るために、複数種類のネットワーク基板に対応可能な着
    脱部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記ネットワーク基板の種類に対応し、該
    ネットワーク基板に設けられた第一の化粧板金と、 該第一の化粧板金と接合し、前記板金ケースの着脱部に
    固定される第二の化粧板金と、を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記板金ケース、前記第一の化粧板金及び
    前記第二の化粧板金は、導電性を有するシールド材であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記第二の化粧板金は、少なくとも一部が
    前記板金ケースと密接していることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記第二の化粧板金は、前記ネットワーク
    基板の動作状態を表す表示部を有することを特徴とする
    請求項2、3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記第一の化粧板金又は前記第二の化粧板
    金は、接合する際のビス近傍が開放部となるようビス穴
    若しくは孔が設けられていることを特徴とする請求項2
    乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記板金ケースは、複数種類の前記PRI
    NT基板に対応可能な着脱部を有することを特徴とする
    請求項2乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013210423A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置
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