JPH09200391A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09200391A
JPH09200391A JP8003835A JP383596A JPH09200391A JP H09200391 A JPH09200391 A JP H09200391A JP 8003835 A JP8003835 A JP 8003835A JP 383596 A JP383596 A JP 383596A JP H09200391 A JPH09200391 A JP H09200391A
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JP8003835A
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Inventor
Yoshiyuki Nakayama
佳行 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファクシリミ装置本体側において記録部を設け
る一方で、各種オプション装置を簡単な作業で装置本体
側に増設できるようにして、ファクシミリ装置に要求さ
れるあらゆるニーズに柔軟に対応することができ、かつ
本体側の外装カバーを共通化することによりコストダウ
ンを図る。 【解決手段】 画像記録部と原稿読取部を分離可能に構
成したファクシミリ装置であって、画像記録部を配設し
てなる装置本体1と、装置本体1の上面部位に配設され
る接続部15cと固定部150a、150bと、接続部
と固定部に対して接続と固定が行われる画像記録部4を
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に係り、特に発展性を備えるファクシミリ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は構造部品・駆動部品
・電装品等の構成要素を複雑に組み合わせ組立てから、
原稿読取部・画像記録部等を含む全ての構成を外装カバ
ーにより覆う構成である。
【0003】図を参照して述べると、図8は電子写真プ
ロセスによる記録部を内蔵したファクシミリ装置の外観
斜視図であって、このような電子写真プロセスによるフ
ァクシミリ装置は、従来より主流であった、サーマルラ
インヘッドを備える感熱記録部を有するファクシミリ装
置との比較において、感熱紙、感熱ロール紙に代えて安
価かつ入手が簡単な普通紙の使用ができる点において優
れることから、次第にファクシミリ装置の主流になりつ
つある。
【0004】このような電子写真プロセスによるファク
シミリ装置によれば、先ず、原稿面Ga(画像記録面)
を下にして順次搬送される原稿Gを読み取るための原稿
読取装置が操作部124の下方に配設されており、この
原稿Gを読み取るために、先ず、原稿台102上に1枚
又は複数の原稿Gの原稿面Gaを裏側(下側)にするよ
うにしてセットし、不図示の予備搬送ローラ及び予備搬
送押圧板とにより矢印方向に搬送し、さらに不図示の分
離ローラ対により1枚毎に分離した後に、搬送ローラ対
によりさらに搬送しつつ、不図示の押圧部及び重りロー
ラによって原稿Gを原稿読取センサの画像読取面に対し
て密着させるようにして搬送し、画像情報の読み取り動
作を行い、最後に装置の排出口の近傍に配設された搬送
ローラ対により原稿Gを排紙トレイ108に順次積載す
るように排出するように構成されている。
【0005】このようにして読み取られた原稿画像は、
電装部及び装置背面部上に設けられた制御手段により処
理され、電話回線を通じて相手方に発信する送信モード
としての機能を行うようにしている。
【0006】一方、電話回線を通じて画像情報が発信さ
れてきた場合に行われる受信モードは、受信した画像情
報を電装部及び装置背面部上の制御手段により以下のよ
うに処理されて画像形成工程によって可視像化が行われ
る。
【0007】先ず、装置下部において配設され、記録材
としての汎用サイズの記録シートPが積層収容されたカ
セット113内の記録シートPを、不図示の給紙ローラ
及び対向位置の分離部材の作用により1枚ずつ分離させ
て、搬送ローラとガイド部材により図示のように前方に
反転させ、電子プロセスによる画像形成部110におい
て、不図示の帯電部材により潜像担持体である感光ドラ
ムの表面を一様に帯電し、このドラム表面を光学手段に
より上記の画像情報に基づいて露光する。これにより、
感光ドラム110a上に静電潜像が形成されるので、現
像剤としてのトナー像を現像材担持体である現像スリー
プにより感光ドラム上の静電潜像に転移し、感光ドラム
上にトナー像を形成する状態にする。
【0008】次に、トナー像が形成された感光ドラム1
10aと転写ローラ110bとの圧接部に給送させる。
尚、カセット113は図示のように左側面下方において
矢印方向に着脱自在に設けられる。
【0009】次に、上述の感光ドラム110a上のトナ
ーを転写ローラ110bにより記録シートPに転写させ
てから、この記録シートPを下流の定着装置に搬送す
る。この定着装置では、記録シートP上に転写されたト
ナーを定着ローラと加圧ローラにより挟持搬送して、熱
と圧力により記録シートP上に定着して、この記録シー
トPを不図示の排紙ローラ対の搬送動作により、記録面
が表側になるようにして排紙トレイ115上に順次排紙
する。
【0010】以上の構成において、トナーの補給及び紙
詰まり発生の際には、外装を兼ねた原稿台102の上に
配設されている解除ボタン102cの押圧動作により、
不図示のカバー解除用のレバーが解除されて、原稿台1
02が矢印方向に自動的に解除されるようにして、内部
に側面からアクセス可能にして、記録シートの搬送路を
開放し、外部からトナーの補給や紙詰まりの処理がユー
ザでも簡単にできるように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来構成例によれば、原稿読取部をシート搬送方式また
はブック読取方式のどちらも装着可能なファクシミリ装
置として発展的に使用することは全く考慮されていな
い。したがって、もし仮に原稿読取部をシート搬送方式
またはブック(フラットベット式原稿読取り)方式のど
ちらも装着可能なファクシミリ装置として使用するため
には、ブック読取方式の原稿読取部と画像記録部間を物
理的に固定し、さらに、ケーブル等を配線し電気的な接
続を行ない、物理的・電気的な固定と接続をした後に、
全体を外装カバーで覆うようにすることが考えられる。
しかしながら、このようにして原稿読取部の組み替えを
行う作業は非常に大がかりとなるために、特に装置の使
用現場におけるユーザによる組み替えは不可能であるこ
とから、殆ど実施されていない。
【0012】また、もし仮に原稿読取部をシート搬送方
式またはブック読取方式のどちらも装着可能なファクシ
ミリ装置を実現するためには、シート搬送方式の原稿読
取部を備えたファクシミリ装置専用の外装カバーと、ブ
ック読取方式の原稿読取部を備えたファクシミリ装置専
用の2種類の外装カバーを別々に準備しなければならな
くなり、製造設備コストが単純に2倍になるという問題
点があり、実質上不可能であることから、ファクシリ装
置で扱える原稿はシートまたはブックのいずれかに通常
限定されていた。
【0013】また、上記のファクシミリ装置によれば記
録シートトレイ115と原稿排紙トレイ108を設置す
るための余分な設置スペースの確保が必要であり、しか
も記録シートPの記録面が上になって排紙トレイ115
上に順次排出されて積載されることから、記録済みの記
録シートをトレイから取出した後に、頁順を揃える作業
が必ず必要となる問題点があった。
【0014】また、上記のファクシミリ装置によれば、
操作パネルの表示器124aが最も奥側に配置せざるを
得ないことから、視認性が良くなく、また、装置左側面
において原稿、記録シートを取出す構成であるので操作
性はあまり良くないとも指摘されることがあった。
【0015】また、原稿読取部は操作パネル124の下
方に埋設されており、メンテナンス等において、外装カ
バーの全てを外さなければメンテナンス作業ができない
問題点も指摘されていた。
【0016】したがって、本発明は上述の問題点に鑑み
てなされたものであり、ファクシリミ装置本体側におい
て記録部を設ける一方で、各種オプション装置を簡単な
作業で装置本体側に増設できるようにして、ファクシミ
リ装置に要求されるあらゆるニーズに柔軟に対応するこ
とができ、かつ本体側の外装カバーを共通化することに
よりコストダウンを図ることができるファクシミリ装置
の提供を目的としている。
【0017】また、上記オプション装置類は装置本体側
の接続部乃至固定部を共通化することで、例えばシート
搬送方式の原稿読取部とブック読取方式の原稿読取部を
容易に付け替える事ができることを目的としている。
【0018】さらに、上記目的に加えて、余分な設置ス
ペースの確保が不要であり、しかも記録シートPの記録
面が下になって排紙トレイ上に順次排出されて積載され
るようにして、記録済みの記録シートをトレイから取出
した後に、頁順を揃える作業を不要にできるファクシミ
リ装置の提供を目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、画像記録部と
原稿読取部を分離可能に構成したファクシミリ装置であ
って、前記画像記録部を配設してなる装置本体と、前記
装置本体の上面部位に配設される接続部と固定部と、前
記接続部と前記固定部に対して接続と固定が行われる前
記画像記録部とを具備することを特徴としている。
【0020】また、画像記録部と原稿読取部を分離可能
に構成するために、前記画像記録部を配設してなる装置
本体と、前記装置本体の上面部位に配設される接続部と
固定部と、前記接続部と前記固定部に対して接続と固定
が行われる前記画像記録部とを備えるファクシミリ装置
であって、前記ファクシミリ装置の外装面を形成する筐
体と、前記筐体の前面の下方部位において前後方向に着
脱自在に配設されるとともに複数枚の記録シートを収容
した記録シート収納手段と、前記記録シート収納手段か
ら前記記録シートを1枚毎にピックアップし、前記筐体
内において略S字状の記録シート搬送経路を経て搬送を
行う記録シート搬送手段と、前記記録シート搬送手段の
下流に配設されるとともに前記筐体の上面部位に形成さ
れる記録シート排出部と、前記記録シート搬送手段の途
中に配設され、前記記録シート上面に対する所定記録を
行う記録手段と、前記記録シート排出部の略上方部位に
おいて配設され、原稿面を上にして載置される原稿を略
C字状に搬送して、前記記録シート排出部の略上方部位
に排出する原稿搬送路を有する原稿読取り手段とを具備
することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の各実施形態につい
て添付図面を参照して説明すると、図1はファクシミリ
装置全体の外観斜視図である。また、図2は図1のシー
ト搬送方式の原稿読取装置4を取り外した様子を示した
外観斜視図である。
【0022】先ず、図1において、装置本体1の上に原
稿読取装置4を接続した状態が示されている。装置本体
1の外装カバーは、受け部15aを介して左右部位に形
成された上面外装部15tと、後述するカートリッジを
交換する際に開放されるカバー15bと、右サイドカバ
ー15xと、左サイドカバー15yと、フロントカバー
125fと、図示しない背面カバーとで構成されてい
る。
【0023】これらのカバーの内、上面外装部15tに
は、図2に示したように、原稿シート搬送方式の原稿読
取部4と接続するための位置決めボス150aと取付け
穴150b、コネクタ接続部15cが夫々設けられてい
る。
【0024】装置本体1は、全体を外装カバーで被われ
ており、原稿読取部4と接続するための位置決めボス1
50a、取付け穴150b、コネクタ接続部15c部分
を除けば、完全に記録装置単体として完結しており、例
えば原稿読取りの機能を設ける必要のない受信専用のフ
ァクシミリ装置として単独で使用できるようにしてい
る。
【0025】また、位置決めボス150aと取付け穴1
50b、コネクタ接続部15cは上記の原稿シート搬送
方式の原稿読取部4と、ブック(フラットベット式原稿
読取り)方式の原稿読取部104と、ソータ装置204
を固定接続するために共通化設計がされている。
【0026】以上の構成において、原稿シート搬送式の
原稿読取部4側の不図示の位置決め穴、取付け穴、コネ
クタを上記の各位置決めボス150a、取付け穴150
b、コネクタ15cに合わせるように固定接続すること
により、送受信ができる通常のファクシミリ装置として
使用できるように構成されている。
【0027】次に、図1のX‐X矢視断面図である図3
と図4を参照してファクシミリ装置の全体構成の概略説
明をする。
【0028】先ず、図示のような外観の装置本体1上に
は原稿読み取り部4が後述するように簡単に着脱可能に
設けられており、原稿を載置する原稿トレイ2上の原稿
Gの原稿面Gaを上にしてセットしてから図中の破線矢
印方向に搬送して、原稿面Ga上の情報を読み取り、電
気信号に変換して、所定の記録系に送信し、原稿を読み
取った後順次積層する原稿排紙トレイ8上に原稿面Ga
が下になるように排出するように構成されている。
【0029】また、この原稿トレイ2には原稿Gの搬送
方向と直角方向にスライド可能なスライダ2aが設けら
れており、スライダ2aによって原稿トレイ2上に積載
された原稿Gの長手方向に沿う両サイドを揃える一方
で、原稿Gが長尺原稿の場合には、延長原稿トレイ2b
を約180度分装置手前に回動することによって、原稿
Gの後端部が原稿載置台2からはみ出して垂れ下がるこ
とを防止して、支障なく搬送できるようにしている。
【0030】一方、図3において、記録シートPはシー
トカセット13内に収容されており、1枚毎にピックッ
プされてから図中の破線矢印のような略逆「S」字状の
搬送経路により搬送され、その搬送途中において、画像
形成部において画像信号に応じてピックアップされた記
録シートPに画像が記録されてから、筐体15の受け部
15a上に順次、記録シートの記録面が下になって排紙
トレイ上に順次排出されて積載されるように構成されて
いる。
【0031】また、装置1の前方Fの上部部位には操作
パネル3が配設されており、操作性を良くするとととも
に、表示部3aが見やすくなるようにしている。
【0032】このシートカセット13は、装置本体1の
前方下方においてカセットオケ13a内にセットされる
ように、図中の矢印A方向に手動にて移動されて着脱自
在に設けられている。また、このシートカセット13内
において所定サイズ(A4、B5他)の複数枚の記録シ
ートPを収容しており、記録シートPの端部を給紙部3
0に送るようにしている。
【0033】一方、シートカセット13の上方部位に配
設される給紙部30の上方部位には図中の破線図示の画
像形成部10が配設されており、この画像形成部10の
さらに左隣りには、画像形成部10において記録シート
P上に記録されたトナー画像を定着させるための定着部
22が配置されている。また、レーザー光学部9は、画
像信号に応じて、レーザー光を画像形成部10の感光ド
ラム10a上に照射して、感光ドラム10a上に静電潜
像を形成するためのものであって、図示のように画像形
成部10と定着部22の間における上方の空間に配置さ
れている。
【0034】一方、原稿Gに記載された情報を読み取
り、電気信号に変換して、所定の記録系に送信する原稿
読み取り部4は、外装カバー15の上面外装部15t上
に固定される構成である。
【0035】この結果、原稿読み取り部4は、容易に上
面外装部15tから不図示の固定手段により固定かつ着
脱することができ、かつ原稿読取部4の電気的な信号の
制御は、コネクタ接続部15cを介して接続可能であ
る。上記のように原稿載置トレイ2上に原稿Gの原稿面
Gaを上にして複数枚が載置されて、サイドガイド2a
により幅方向を規制ガイドされた原稿Gは、給紙信号を
受けると、まず、リフタ5aが、リフタバネ5bにより
上方に向けて押し上げられて、原稿Gの先端部が、分離
ローラ5dに対して押圧される状態になり、矢印方向に
搬送されると共に、分離ローラ5dと対向位置に設けら
れており、分離押圧バネ5cにより分離ローラ5dに押
圧された状態に保持されている分離部材5cにより原稿
Gが1枚ずつ分離される。
【0036】このようにして、1枚毎に分離されて給送
された原稿Gは、下流の搬送ローラ18aと、バネによ
り圧接されたピンチローラ18cにより下方に向かうよ
うに搬送されて、アッパーカバー24及びミドルフレー
ム16により一体形成された搬送路により案内されて原
稿Gは反転される。このように搬送された原稿Gは、さ
らに下流側の搬送ローラ5fとバネにより圧接されたピ
ンチローラ5eにより搬送されて、重り用軸17により
下方に押圧された白色ポリエステルフィルムから構成さ
れた押圧部材6により、原稿面Gaが読み取りガラス7
aに対して押圧される状態になる。
【0037】このように搬送される原稿Gは、密着型イ
メージセンサ7のガラス7a上を通過する際にLED等
の発光部材からの光が照射されて、原稿面Gaからの反
射光がレンズを介して、CCD等の光電変換素子に結像
する。このようにして、原稿Gの原稿面Gaの画像が電
気信号に変換される。密着型イメージセンサ7は光源と
してのLEDアレイから原稿Gの画像上方面に光を照射
し、画像上方面を反射した反射光をセルフォックレンズ
(商標)でセンサ素子に結像して画像情報を読取るもの
である。
【0038】尚、本実施形態ではレンズとして短焦点結
像レンズを用いた密着型の読み取りセンサーを使用して
いる。以上のようにして読取センサーで読取られた原稿
Gは排出ローラ5h及びバネにより圧接されたピンチロ
ーラ5gにより、原稿排出トレイ8へ頁順に排出される
ように構成されている。
【0039】一方、原稿Gの紙詰まり発生時は、分離ロ
ーラ5d及び搬送ローラ18aを回動自在に支持したア
ッパーカバー24が、装置本体1の正面から見て、図中
の矢印方向に背面側に回転軸(図示せず)を中心に回転
して、アッパーカバー24とミドルフレーム16とで構
成される搬送路の殆どの部分を上方に全て開放する状態
にできる状態にする。また、ミドルフレーム16と読取
部等を支持しているアンダーフレーム26とで構成され
る搬送も同様に開放できるので、紙詰まりの処置が簡単
にできるようにしている。
【0040】次に、再度、図3において本実施形態で
は、記録部はレーザービームプリンターとして構成され
ている。このために、感光ドラム10aの周囲に配設さ
れた帯電器10bにより感光ドラム10aの表面を均一
に帯電し、レーザー光学部9により、レーザー光発生部
9kにおいてレーザースキャナ9のレーザービーム発振
器9kから変調信号を射出して、この変調ビームをポリ
ゴンミラー9aと2個の反射ミラー9cによって画像形
成部10の感光体ドラム10aに走査光を照射し、感光
体ドラム10a表面に画像情報を形成する。即ち、画像
信号に応じて、レーザー光を発生し、ポリゴンミラ9a
及び結像レンズ9d、2個の反射ミラー9cを介して、
感光ドラム10aに照射させて、矢印方向に回転する感
光ドラム10aを露光して静電潜像を形成する。
【0041】そして、潜像を現像部10cでトナータン
ク10e内のトナーによりトナー像として可視像化する
ように構成されている。さらに、トナー像は、感光ドラ
ム10aとこれに圧接する転写ローラ10f間に搬送さ
れてきた記録シートPに転写記録させる。また、トナー
転写後の感光ドラム10aは、クリーニング部材10d
によりクリーニングされる。
【0042】尚、感光ドラム10a、帯電器10b、現
像部10c、クリーニング部材10dは、破線図示の記
録カートリッジ10内において一体収納されており、こ
のカートリッジ19は、装置1の回転軸(図示せず)を
中心に回転して開閉可能な開閉部15bを通じて、装置
本体に対して、着脱可能になっている。この開閉部15
bは記録シートPが順次積層可能にされる排紙の受け部
15aを有する装置上面外装部15tの一部を面一に形
成している。
【0043】また、カートリッジのカバー15bにはイ
ンターロック機構が備わっており、カバー15bが開い
ているか、記録カートリッジ10が装置本体にセットさ
れていない場合は、記録装置本体1が作動しないように
なっている。また、記録カートリッジ10に設けたドラ
ム感光防止シャッター10kは装置本体1へのセットと
連動するようになっており、カバー15bを開いて記録
カートリッジ10を装置本体1へセットした時に初めて
シャッター10kが開くようにして感光体ドラム10a
の不必要な感光を防止する。
【0044】一方、給紙部30は、上述のように装置1
の底部であって、記録シートPを収容するシートカセッ
ト13の右上に配置されており、シートカセット13内
に積層収容された記録シートPは、給送ローラ30a及
びそれに圧接する分離部材30bにより最上層の記録シ
ートPから順次給送され、下流側に配置されたレジスト
センサS2により記録シートPの先端が検出され、レジ
ストローラ対28a、28bにより、記録シートPの斜
行補正がされた後に搬送ガイド124d、124cに沿
って反転されながら搬送され、搬送ローラ対124eに
咥え込まれるようになる。この時に、所定時間後にレジ
ストセンサーS2により先端を検出される。給紙が開始
されてから所定時間以内にレジストセンサS2が記録シ
ートPの先端を検出しない場合はジャム発生と判断し、
操作部3にその旨を表示する。
【0045】ここで、シートカセット13内に収納され
た記録シートPは、そのシートサイズに合わせて移動可
能に装着されたシート規制板13c、13dによって側
端面と後端面を規制されて斜行や不送りが発生しないよ
うになっている。また、記録シートPの有無は、カセッ
トセンサS1により検知される。このシートカセット1
3はシート積載可能枚数は最大約250枚であり、装置
本体1に対して前方向(矢印A)に引き出されるフロン
トローディング方式である。また、積載可能なシートサ
イズはA3、A4、A5、レター、リーガルの7種類で
ある。
【0046】即ち、給紙が開始されてから所定時間以内
にレジストセンサーS2が記録シートPの先端を検出し
た場合は、この分離された記録シートPは給紙ローラ3
0aと分離パッド30bによって圧接搬送し続け、レジ
ストローラ対28a、bの圧接ニップ部Nに案内され
る。
【0047】レジストローラ対28a、28bは上記の
シート材Pの先端がレジストローラ対の圧接ニップ部N
に到達した時点では回転停止状態となっており、記録シ
ートPの先端がこの回転停止状態のレジストローラ対2
8a、b間の圧接ニップ部Nに突き当たって受け止めら
れ、その後も給紙ローラ30aによる搬送動作がなされ
ることで、記録シートPにおいてある程度のたわみルー
プができ、そのたわみループの反力で記録シートPの先
端辺が圧接ニップ部Nのニップ線にならって平行化する
ことによりシート材Pの斜行が補正されるように構成さ
れている。次いで、所定の制御タイミングにてレジスト
ローラ対28a、bが駆動され、シートPが搬送され、
レジスト搬送ガイド124cと装置本体の骨格をなす本
体フレームの一部で構成されるシート搬送Uターンガイ
ド124d、装置本体に配置されたMPガイド125g
によって反転される。
【0048】さらに給送中の記録シートPは、転写前ロ
ーラ対124eに到達後も搬送され続け、TOPセンサ
S3により先端位置を検知され、感光体ドラム10aに
形成されたトナー像の先端と記録ートPの先端が一致す
るように給紙、画像出力タイミングを合わされた後、転
写ローラ10fと感光ドラム10aとの間に搬送され
る。尚、ダクト119はここに図示しないファンによっ
て空気を流すことによって記録装置本体1から発生した
熱により画像読取部が悪影響を受けたり、記録シートP
から蒸散した水蒸気が結露して記録シートP上に滴下す
ることを防いでいる。
【0049】一方、装置本体1の前面にはMP(マルチ
ペーパー)給紙部125が増設可能に設けられており、
操作パネル3の下方のフロントカバー122を取り外し
てMP(マルチペーパー)給紙部125を配置するよう
にしている。このMP給紙部125は、開閉可能なMP
トレイ125fを配置し、MPトレイ125fに積載し
きれないサイズの記録紙はMP延長トレイ125eを手
前側に引き出すことによって、記録シートPの後端がは
み出して垂れ下がることを防止している。MP中板12
5cは不図示のMP中板バネによって上方に付勢されて
いるが、不図示のカムによってMP中板125cは待機
状態では押下げられているため、記録シートPはMP中
板125c上に積載可能である。
【0050】上記構成において、ファクシミリ装置の制
御部21からMP給紙を開始するための信号が伝達され
ると、付図示のカムが回動して、MP中板125cの押
下げ解除により、積載された記録シートPは半円上のM
P給紙ローラ125aに対して圧接されて搬送されて、
MP分離パッド125bによって1枚ずつ分離(摩擦力
分離方式)搬送される。このようにして分離された記録
シートPは、所定時間後にTOPセンサーS3により先
端が検出される。給紙が開始されてから所定時間以内に
TOPセンサーS3が記録シートPの先端を検出しない
場合は、ジャム発生と判断して、操作部3にその旨の表
示を行なう。
【0051】給紙が開始されてから所定時間内にTOP
センサーS3が記録シートPの先端を検出した場合は、
MP給紙ローラ125aとMP分離パッド125dによ
って圧接搬送が継続され、転写前ローラ対124eに受
け渡される。
【0052】さらに給送中の記録シートPは転写前ロー
ラ対124eに到達後も搬送され続け、TOPセンサS
3により先端位置を検知され、感光体ドラム10aに形
成されたトナー像の先端と記録シートPの先端が一致す
るように給紙、画像出力タイミングを合わされた後に、
転写ローラ10fと感光体ドラム10aの間に搬送され
る。
【0053】MP給紙部125にはシートの傾きを矯正
するレジスト機能が設けられていないために、記録シー
トPはシートサイズに合わせて移動可能に装着されたシ
ート規制板125iによって側端面が規制されるように
して斜行や不送りが発生しないようにしている。また、
MP給紙部125において、記録シートPの有無はMP
センサS9により検知される。このMP給紙部125の
積載可能枚数は約100枚であり、MP給紙部125を
付けることにより給紙可能なシートサイズにハガキや、
名刺を加えることもできる。
【0054】さらにまた、上記のシートカセット13の
下方に、不図示の第2カセット給紙部乃至第3、第4の
カセット給紙部が配設される場合もあり、2段目カセッ
ト給紙部移行はそれぞれオプションとして分離、結合可
能になっており、装置全体のシート積載可能枚数は約2
50枚から約600枚まで可変することが可能になって
いる。
【0055】以上のようにして画像形成部10に搬送さ
れた記録シートPは、感光ドラム10aで形成された静
電潜像にトナーを付着させ、可視像化されたトナー像を
感光ドラム10aとそれに圧接する転写ローラ10fに
より、記録シートP上にトナーを転写させて、搬送ベル
ト11a,11bにより、下流側の定着部22へ搬送さ
れる。
【0056】尚、搬送ベルト11a,11bは、画像形
成部10と定着部22間よりも短いサイズの記録シート
Pを搬送するためのものである。トナー転写後の記録シ
ートPを、ヒータを内蔵した定着ローラ22aとこれに
圧接する加圧ローラ22b間を通る際に熱及び圧力を印
加して、トナー像を記録シートP上に完全に定着し、定
着ローラ22aと加圧ローラ22bのさらに下流側に配
置された記録シート排出センサーS4で記録シートPの
先端及び後端を検出して、上方に向かうように反転しな
がら、搬送ローラ24aとバネにより圧接されたバック
アップコロ24bヘ搬送され、最後に排紙ローラ14a
とバネにより圧接された排紙コロ14bにより、排紙受
け部15a上に排出する。尚、仕切り板33は熱の影響
がレーザー光学部9に及ぶことがないようにしている。
【0057】一方、排紙受け部15aは、図示のように
装置上面外装部15に形成されており、装置正面に向か
うにつれて、上方へ斜傾するように形成される一方、排
紙受け部15aにおいて、頁順に順次積載されるように
なっている。
【0058】尚、定着部22の下流側において記録シー
トを上方に向けて反転する搬送路は、定着排紙ガイド2
2c及び背面カバー12及び装置の筐体フレーム29の
一部、装置上面外接部15の一部から形成されている。
【0059】上記の構成において、記録シートPの紙詰
まり発生後の処理において、 (a)給紙部30から定着部22の間で紙詰まりが発生
した場合は、装置上面外装部15の一部である開閉部1
5bを開き、上述の一体型のカートリッジ10を外部に
取り出し、紙詰まりの処理をする。 (b)給紙部30と画像形成部10との間で紙詰まりが
生じた場合は、フロントカバー125f他を開き、紙詰
まりの処理を行う。 (c)定着部22より下流側で紙詰まりが発生した場合
は、排紙受け部15a側から紙詰まりした記録シートP
をひき出す。
【0060】尚、紙詰まりした記録シートPが、アコー
ディオン状にスタックしてしまい、排紙ローラ14aま
で達していない場合は、背面カバー12を矢印方向に開
くことにより紙詰まりの処理ができるように構成されて
いる。
【0061】一方、装置を制御するとともに電源部を含
む電装部21は、図示のように記録シートPを積層して
収納するシートカセット13の上方であって、記録シー
トPを反転させ、画像形成部10で記録シートPにトナ
ーを転写して、搬送ベルト11a,11bで定着部22
へ搬送する搬送路との間において配置されている。
【0062】この電装部21は、記録シートPの搬送制
御や読取部の制御、記録シートPにトナーを転写するた
めのプロセス制御等を制御するものであり、電装部21
のメンテナンスのために、ツマミ21aを回すことで固
定が解除されて矢印方向にスライド可能にして、容易に
メンテナンスが可能になるように構成されている。
【0063】また、装置を操作するための操作部3は、
装置の外装部15の手前側Fに配置されている。
【0064】尚、上記の説明では、電子プロセスによる
記録装置のみ述べたが、これに限定されず、例えばシリ
アル記録動作を行うインクジェット記録装置を記録装置
として使用することで、よりコンパクトかつ安価に構成
できることは言うまでもなく記録装置は種々の形式のも
のを適宜採用することができる。
【0065】上記の実施形態によれば装置筐体の設置面
積を小さくすることができるとともに、装置の小型化が
計れ、さらにまた、原稿及び記録用紙を頁順に積載する
ことにより、特に受信時において従来のようにメモリを
使用して頁順にする必要がなく、装置コストを抑えるこ
とができるようになる。
【0066】さらに、装置正面側に操作パネル3を配置
することにより表示部等が見やすくなることや、原稿の
載置台及び原稿載置台の下部に原稿排紙部、記録用紙の
排紙受け部を配置するとともに、装置上面外装部の用紙
排紙受け部の一部を開閉部を設けることにより、一体型
のトナーカートリッジの着脱や、紙詰まり等の処理の一
連の操作を全て装置正面側から操作することができる。
また、装置上部外装部に読取部を固定することにより、
容易に着脱することができ、メンテナンスや、組立性の
向上が計れるようになる。
【0067】次に、図5は重量のあるブック読取方式の
原稿読取部104を上面外装部15t上に設けた様子を
示した外観斜視図である。
【0068】本図において、この原稿読取部104は原
稿シート搬送式の読取部4と、極力同形状にするととも
に、少なくとも上記の位置決めボス150aと取付け穴
150b、コネクタ接続部15cに適合する共通化設計
がされている。さらに原稿読取部104は、重量のある
ブックを支え、原稿面を不図示の原稿台ガラスに押圧す
るための原稿押圧板105の開閉動作にも充分に耐えら
れるように、剛性を高めてあり、接続部についても同様
に高剛性に構成されている。
【0069】一方、図6は、例えば原稿読取りの機能を
設ける必要のない受信専用のファクシミリ装置として単
独で使用する場合に接続固定される所謂ビントレイを有
するソータ装置204の断面図である。即ち、受信専用
ファクシミリとして使用するために、受信装置としての
機能を充実させるとともに、PCインターフェースを有
することでプリンタとしても使用可能としたものであ
る。このソータ装置204も、同様に原稿シート搬送式
の読取部4と、極力同形状にするとともに、少なくとも
上記の位置決めボス150aと取付け穴150b、コネ
クタ接続部15cに適合する共通化設計がされている。
【0070】本図において、既に説明済みの構成には同
一符号を付して説明を割愛して述べると、上記の搬送ロ
ーラ14aと搬送コロ14bは受け部15aに記録済み
記録シートPを搬送するものであったが、この下流近傍
には図中の矢印方向に駆動される第1セレクタ212が
設けられており、適宜回動駆動することでシートを上方
に案内するようにして、上方部位に配設された第2セレ
クタ211に搬送するようにして、搬送ローラ207a
と搬送コロ207bとで挟まれる部位と、搬送ローラ2
08aと搬送コロ208bとで挟まれる部位に選択的に
記録済みシートを搬送するようにして、ビン205、2
06に排出するように構成されている。以上の構成にお
いて、受け部15aに対して矢印D1方向に、またビン
205とビン206に対して矢印D5、D6方向に記録
済みシートが夫々排出されるようにできる。
【0071】図7は、外装カバーに接続部を設けること
で可能となるバリエーションを示した模式図である。本
図において、(a)は原稿シート搬送式の原稿読取部4
を装置本体1上に設けたものであり、例えばこれを表示
仕様とする。
【0072】この標準仕様に対して(b)に示すブック
式の原稿読取部104をユーザ側で交換するためには、
原稿シート搬送式の原稿読取部4を取り外し、上記の位
置決めボス150aと取付け穴150b、コネクタ接続
部15を利用して、図示のようにセットすることで、ブ
ック原稿BGを扱うことができるようになる。
【0073】また、上記の標準仕様の原稿シート搬送式
の原稿読取部4を取り外し、上記の位置決めボス150
aと取付け穴150b、コネクタ接続部15を利用し、
(c)のようにセットすることで、ソータ装置204を
用いた受信専用ファクシミリ装置またはパソコンに接続
したプリンタとしての使用が可能となる。
【0074】一方、(d)に示したように、上記のMP
(マルチペーパー)給紙部125を予め装着した装置を
標準仕様装置として、ブック式の原稿読取部104また
はソータ装置204をユーザ側で適宜装着するようにも
できる。
【0075】以上のように、原稿読取装置の接続取付け
部を共通化することにより、シート搬送方式の原稿読取
部とブック読取方式の原稿読取部を容易に付け替える事
ができ、装置にいろいろなバリエーションができること
なる。換言すれば、製品のバリエーションを全て原稿読
取部のオプション設定にすることが可能になり、巾広い
ユーザーのニーズに対応することができる。また、ヘビ
ーデューティなユーザーの使用方として行なわれている
受信専用等の使用においても原稿読取部を取り外し、接
続部にビントレイを有するソータ装置204を接続可能
とする事で、より多くのニーズに対応することができ
る。さらに、外装カバー15をそれぞれの製品のバリエ
ーション毎に製造する必要がなく、カバーを樹脂成形す
る場合において、高価な樹脂射出成形型を夫々準備する
必要がなくなり、外装カバーのコストが1台分で済みコ
ストダウンができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシリミ装置本体側において記録部を設ける一方
で、各種オプション装置を簡単な作業で装置本体に増設
できるようにして、ファクシミリ装置に要求されるあら
ゆるニーズに柔軟に対応することができ、かつ本体側の
外装カバーを共通化することによりコストダウンを図る
ことができるファクシミリ装置を提供できる。
【0077】また、オプション装置類は、装置本体側の
接続部乃至固定部を共通化することで、例えばシート搬
送方式の原稿読取部とブック読取方式の原稿読取部、ソ
ータ装置を容易に付け替える事ができるファクシミリ装
置を提供できる。
【0078】そして、ファクシミリ装置の記録シートと
原稿用のトレイを設置するための余分な設置スペースの
確保が不要で、かつ記録シートの記録面が下になって排
紙トレイ上に順次排出されて積載するようにして、記録
シートトレイから取出した後に頁順を揃える作業を不要
にできるファクシミリ装置を提供できる。
【0079】また、加えて、操作パネルの操作性及び視
認性を向上できるファクシミリ装置を提供できる。
【0080】そして、原稿読取部及び記録シート搬送路
へのアクセスを簡単にして、メンテナンス等において、
外装カバーの全てを外さなくともメンテナンス作業が簡
単にできるファクシミリ装置を提供できる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態を示したファクシミリ装置の外観斜
視図である。
【図2】 図1のシート搬送式原稿読取装置4を外した
様子を示したファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図3】 図1のX‐X矢視断面図である。
【図4】 図1のX‐X矢視断面図であって、原稿読み
取り部4を示した図である。
【図5】 ブック式原稿読み取り部104を装着したフ
ァクシミリ装置の外観斜視図である。
【図6】 ソータ装置204の断面図である。
【図7】 オプション装置のバリエーションを示した模
式図である。
【図8】 従来例のファクシミリ装置の外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿台 3 操作パネル部 4 (シート搬送式)原稿読み取り部 5a リフタ 5b リフタバネ 5c 分離押圧バネ 5d 分離ローラ 5e ピンチローラ 5f 重り軸 5g ピンチローラ 5h 排紙ローラ 6 押圧部材 7 読取センサ 7a 読み取りガラス 8 原稿排出トレイ 9 レーザー光学部 9a ポリゴンミラ 9b ポリゴンモータ 9c 反射ミラー 9d 結像レンズ 10 画像形成手段 10a 感光ドラム 10b 帯電部材 10c 現像スリーブ 10d クリーニング部材 10f 転写ローラ 10e トナー収納部 12 背面カバー 13 記録シートカセット 13a カセットオケ 13b 中板 13c 押圧バネ 13d 後端規制板 14a 排紙ローラ 14b 排紙コロ 15t 装置上面外装部 15a 排紙受け部 21 電装部 22 定着手段 22a 定着ローラ 22b 加圧ローラ 104 (ブック式)原稿読み取り部 204 ソータ装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録部と原稿読取部を分離可能に構
    成したファクシミリ装置であって、 前記画像記録部を配設してなる装置本体と、 前記装置本体の上面部位に配設される接続部と固定部
    と、 前記接続部と前記固定部に対して接続と固定が行われる
    前記画像記録部とを具備することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体は前記画像記録部を全て覆
    うための外装カバーを備えてなり、 前記画像記録部で所定記録済みの記録シートを載置する
    載置台を介する左右上面部位において、前記接続部と前
    記固定部を配設することを特徴とする請求項1に記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿読取部は、シート搬送方式とブ
    ック読取方式それぞれの原稿読取部を組み替え可能にす
    るために、前記接続部と前記固定部とを共通化すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】 受信専用またはプリンタ装置としてファ
    クシミリ装置を使用するために、前記接続部と前記固定
    部と共通化したソータ装置を着脱可能にするとともに、
    前記画像記録部で所定記録済みの記録シートを各ビンに
    選択的に搬送する搬送機構を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 画像記録部と原稿読取部を分離可能に構
    成するために、前記画像記録部を配設してなる装置本体
    と、前記装置本体の上面部位に配設される接続部と固定
    部と、前記接続部と前記固定部に対して接続と固定が行
    われる前記画像記録部とを備えるファクシミリ装置であ
    って、 前記ファクシミリ装置の外装面を形成する筐体と、 前記筐体の前面の下方部位において前後方向に着脱自在
    に配設されるとともに複数枚の記録シートを収容した記
    録シート収納手段と、 前記記録シート収納手段から前記記録シートを1枚毎に
    ピックアップし、前記筐体内において略S字状の記録シ
    ート搬送経路を経て搬送を行う記録シート搬送手段と、 前記記録シート搬送手段の下流に配設されるとともに前
    記筐体の上面部位に形成される記録シート排出部と、 前記記録シート搬送手段の途中に配設され、前記記録シ
    ート上面に対する所定記録を行う記録手段と、 前記記録シート排出部の略上方部位において配設され、
    原稿面を上にして載置される原稿を略C字状に搬送し
    て、前記記録シート排出部の略上方部位に排出する原稿
    搬送路を有する原稿読取り手段とを具備することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記筐体の前面の上方部位においてファ
    クシミリの動作状態を表示するとともに所定モードを設
    定する操作パネル部を配設することを特徴とする請求項
    5に記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、帯電部材により潜像担
    持体である感光ドラムの表面を一様に帯電し、前記感光
    ドラムの表面を光学手段により画像情報に基づいて露光
    し、前記感光ドラム上に静電潜像を形成し、現像剤とし
    てのトナー像を現像材担持体である現像スリープにより
    感光ドラム上の静電潜像に転移し、前記感光ドラム上に
    トナー像を形成し、下流の定着部において定着するする
    ように構成される電子写真プロセス方式によることを特
    徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記電子写真プロセス方式による記録手
    段は、前記帯電部材と前記感光ドラムと、前記現像スリ
    ーブと前記トナーの貯蔵部を一体的に構成してなり、前
    記操作パネル部の奥側に配設される蓋部材を開閉または
    取りはずして交換可能に設けられることを特徴とする請
    求項6または請求項7に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記原稿読取り手段は、原稿面を上にし
    て複数分が載置される原稿を上から順に1枚毎にC字状
    に搬送して、前記原稿搬送路の下方部位に配設される密
    着式画像読取り手段により、原稿面の読取りを行い、原
    稿面を下にして順次排出するように構成されることを特
    徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記記録シート搬送手段の途中部位
    と、前記記録シート収納手段の略上方部位で挟まれる空
    間部位において、ファクシミリ装置全体の制御を司る電
    装部乃至制御手段を配設するとともに、前記筐体の背面
    から着脱可能に設けることを特徴とする請求項5に記載
    のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記筐体は、前記記録シート搬送経路
    に対して前面からアクセス可能にする前面カバーと、前
    記記録シート搬送経路に対して背面からアクセス可能に
    する背面カバーとを具備することを特徴とする請求項5
    に記載のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記前面カバーの部位において、前記
    記録シート搬送経路に合流するマルチシート搬送部を増
    設することを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002003680A1 (fr) * 2000-07-04 2002-01-10 Nec Corporation Télécopieur personnel
US7139506B2 (en) 2004-01-12 2006-11-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Multi-function office product
WO2009051227A1 (ja) * 2007-10-19 2009-04-23 Citizen Holdings Co., Ltd. 印刷装置

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