JP2003073073A - 油圧アクチュエータの遠隔制御装置 - Google Patents

油圧アクチュエータの遠隔制御装置

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JP2003073073A JP2001265134A JP2001265134A JP2003073073A JP 2003073073 A JP2003073073 A JP 2003073073A JP 2001265134 A JP2001265134 A JP 2001265134A JP 2001265134 A JP2001265134 A JP 2001265134A JP 2003073073 A JP2003073073 A JP 2003073073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作器で複数の油圧アクチュエータを連
動操作する場合に、油圧アクチュエータが適切に連動す
るよう制御でき、且つ意図的に特定の油圧アクチュエー
タの作動速度を変更可能とする。 【解決手段】 油圧アクチュエータ8、10、9、5を
制御するための遠隔操作可能な切換弁20、50、9
0、80と、油圧アクチュエータの作動の選択操作を行
う遠隔操作器70と、連動時の油圧アクチュエータの組
み合わせパターンと各組み合わせパターンにおける各切
換制御弁のメインスプールの所要変位量のデータを記憶
し、遠隔操作器70からの選択信号に基づいて、組み合
わせパターンに対応する各切換制御弁への基準操作信号
を出力すると共に、遠隔操作器70の特定油圧アクチュ
エータの選択スイッチのクリック操作で特定油圧アクチ
ュエータの切換制御弁への変速操作信号を出力する演算
部40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の油圧アクチ
ュエータを連動制御することのできる油圧アクチュエー
タの遠隔制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧駆動の機械設備では、油圧ア
クチュエータの制御を行う場合、油圧アクチュエータの
切換制御弁のメインスプールを、このメインスプールに
リンクを介して接続された操作レバーを用いて手動で作
動させる機側操作、若しくは、遠隔操作器を用いて作動
させる遠隔操作によって制御している。
【0003】このような油圧駆動の機械設備には、複数
の油圧アクチュエータを備え、これらの油圧アクチュエ
ータを連動制御しなければならないものがある。例え
ば、図7に示すような車両搭載型のクレーン1は、アウ
トリガ2を備えたベース4上にコラム6が旋回自在に設
けられ、このコラム6の上端部に伸縮するブーム7が起
伏自在に枢支されている。
【0004】コラム6にはウインチ11が設けられてお
り、このウインチからワイヤロープ12をブーム7の先
端部に導いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介
して吊荷用のフック13に掛回すことにより、フック1
3をブーム7の先端部から吊下している。このクレーン
1では、コラム6の旋回、ブーム7の起伏と伸縮、及び
ウインチ11の巻上巻下の作動を行うための油圧アクチ
ュエータとして、旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油
圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウイ
ンチ用油圧モータ10を備えており、これらを作業の内
容に応じて連動するよう制御する必要がある。
【0005】旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シ
リンダ9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウインチ
用油圧モータ10は、車両のエンジンで駆動される油圧
ポンプ(図示略)から切換制御弁装置3を介して圧油を
供給することにより作動する。油圧ポンプからの圧油の
吐出量は、エンジンの回転速度を上げるほど多くなる。
切換制御弁装置3は、各アクチュエータをそれぞれ制御
する複数の切換制御弁を連結して構成した多連結弁装置
であり、機側操作及び遠隔操作が可能となっている。
【0006】クレーン1を機側操作する場合には、切換
制御弁装置3を操作レバー18で切換操作する。複数の
油圧アクチュエータを連動制御するときには、対象とな
る各油圧アクチュエータを制御する切換制御弁のスプー
ルがそれぞれ接続されている各レバーを操作するが、こ
のとき切換制御弁装置3を通って各油圧アクチュエータ
に供給される圧油の量も、オペレータのレバー毎の細か
な操作によって微細に調整することが可能である。
【0007】よって、油圧アクチュエータの微細な動作
も自在に調整が可能であり、連動制御も比較的容易であ
る。エンジンの回転速度によって油圧ポンプからの圧油
の吐出量が変化しても自在に調整できる。これに対し、
クレーン1を遠隔操作する場合には、通常、切換制御弁
装置3を図8及び図9に示すような遠隔操作器70で切
換操作する。
【0008】遠隔操作器70には、ブーム7の起伏作動
を選択するためのブーム起伏用選択スイッチ71、ウイ
ンチ11の巻上巻下作動を選択するためのウインチ巻上
下用選択スイッチ72、ブーム7の伸縮作動を選択する
ためのブーム伸縮用選択スイッチ73、ブーム7の左右
への旋回作動を選択するための旋回用選択スイッチ7
4、クレーン1の各作動の速度を制御する速度レバー7
5が設けられており、各選択スイッチ71、72、7
3、74と速度レバー75の操作による油圧アクチュエ
ータの選択信号と速度レバーの引き代信号は、遠隔操作
器70から切換制御弁装置3に向けて無線送信される。
【0009】複数の油圧アクチュエータを連動制御する
ときには、対象となる各アクチュエータを制御する選択
スイッチを選択すると共に、速度レバー75を引いてエ
ンジン回転速度を制御し、油圧アクチュエータの作動速
度を調整する。しかし、遠隔操作器70には、4個の選
択スイッチ71、72、73、74に対して、速度レバ
ー75は1本だけしか設けられておらず、複数の選択ス
イッチが選択されたときでも、速度レバー75は共用す
るように構成している。
【0010】従って、単独の選択スイッチが選択された
ときには、単独のアクチュエータの作動を微細に調整す
ることができるが、複数の選択スイッチが選択されたと
きには、各アクチュエータの作動を個別に微細調整する
ことはできなかった。このように、複数の油圧アクチュ
エータを備えた油圧駆動の機械設備で、複数の油圧アク
チュエータを機側操作する場合には、各油圧アクチュエ
ータの操作レバーをそれぞれ細かく操作することによ
り、油圧源から各油圧アクチュエータへの圧油の供給量
を微細に調整することができる。
【0011】しかし、複数の油圧アクチュエータを遠隔
操作する場合には、遠隔操作器の選択スイッチを選択す
ることにより、各油圧アクチュエータを作動させること
はできるが、油圧源から各油圧アクチュエータへの圧油
の供給量を微細に調整することができず、複数の油圧ア
クチュエータを適切に連動させることができない。そこ
で、複数の油圧アクチュエータをそれぞれ制御するため
の複数のパイロット操作可能な切換制御弁と、油圧アク
チュエータの選択操作を行う遠隔操作器と、複数の油圧
アクチュエータを連動させるときの油圧アクチュエータ
の組み合わせパターンと各組み合わせパターンにおける
各切換制御弁のメインスプールの所要変位量のデータを
記憶し、遠隔操作器からの油圧アクチュエータの選択信
号に基づいて、選択された組み合わせパターンに対応す
る各切換制御弁へのパイロット操作信号を出力する演算
装置とを備えた油圧アクチュエータの制御装置が提案さ
れている(特願2001−135297号参照)。
【0012】この油圧アクチュエータの制御装置によれ
ば、遠隔操作器で複数の油圧アクチュエータの連動操作
を行う場合に、速度レバーが一本でも、それぞれの組み
合わせパターンに応じて複数の油圧アクチュエータを適
切に連動するよう制御することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
油圧アクチュエータの組み合わせパターンにおける各切
換制御弁のメインスプールの所要変位量のデータは、各
組み合わせパターンにおいて最適となるような値を与え
る関数式等によって、演算装置に予め記憶されているの
で、ある特定の油圧アクチュエータの作動速度を変更す
る必要が生じたとしても、オペレータが意図的に特定の
油圧アクチュエータの作動速度を変更することはできな
い。
【0014】本発明は、複数の油圧アクチュエータの遠
隔制御における上記問題を解決するものであって、遠隔
操作器で複数の油圧アクチュエータの連動操作を行う場
合に、速度レバーが一本でも複数の油圧アクチュエータ
が適切に連動するよう制御することができ、且つ必要に
応じてオペレータが意図的に特定の油圧アクチュエータ
の作動速度を変更することのできる油圧アクチュエータ
の遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の油圧アクチュエ
ータの遠隔制御装置は、複数の油圧アクチュエータをそ
れぞれ制御するための複数の遠隔操作可能な切換制御弁
と、油圧アクチュエータの作動の選択操作を行う遠隔操
作器と、複数の油圧アクチュエータを連動させるときの
油圧アクチュエータの組み合わせパターンと各組み合わ
せパターンにおける各切換制御弁のメインスプールの所
要変位量のデータを記憶し、遠隔操作器からの油圧アク
チュエータの選択信号に基づいて、選択された組み合わ
せパターンに対応する各切換制御弁への基準操作信号を
出力すると共に、遠隔操作器の特定油圧アクチュエータ
の選択スイッチのクリック操作により特定油圧アクチュ
エータの切換制御弁への変速操作信号を出力する演算部
とを備えることにより、上記課題を解決している。
【0016】この油圧アクチュエータの遠隔制御装置で
は、複数の油圧アクチュエータを連動制御する場合に
は、遠隔操作器で油圧アクチュエータの選択操作を行
う。すると、演算部が遠隔操作器からの油圧アクチュエ
ータの選択信号に基づいて、選択された油圧アクチュエ
ータの組み合わせパターンに対応する各切換制御弁への
基準操作信号を出力するため、各切換制御弁のメインス
プールが所要変位量だけ変位して、各油圧アクチュエー
タにはそれぞれ適正量の圧油が供給される。従って、複
数の油圧アクチュエータは適切に連動する。
【0017】複数の油圧アクチュエータの連動状態で、
特定油圧アクチュエータの作動速度のみを変更する必要
が生じた場合には、遠隔操作器で特定油圧アクチュエー
タの選択スイッチのクリック操作を行う。すると、演算
部がこのクリック操作信号により特定油圧アクチュエー
タの切換制御弁への変速操作信号を出力するため、特定
油圧アクチュエータの切換制御弁のメインスプールが変
位して、特定油圧アクチュエータへの圧油の供給量が変
化する。従って、必要に応じてオペレータが意図的に特
定の油圧アクチュエータの作動速度を変更することがで
きる。
【0018】特定油圧アクチュエータのメインスプール
の変位量が全開またはほぼ全開であるとき、遠隔操作器
の特定油圧アクチュエータの選択スイッチのクリック操
作により、演算部が、特定油圧アクチュエータの切換制
御弁への増速操作信号に代えて、選択されている他の油
圧アクチュエータの切換制御弁への減速操作信号を出力
するように構成すると、特定油圧アクチュエータの増速
余地がない状態では、選択スイッチのクリック操作によ
って、特定油圧アクチュエータが増速される代わりに、
他の油圧アクチュエータが減速される。従って、複数油
圧アクチュエータ間の作動バランスにおいて、相対的に
特定油圧アクチュエータが増速したのと同様な効果が得
られる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
すクレーン用の油圧アクチュエータの制御装置の構成
図、図2はブーム伸縮用油圧シリンダとウインチ用油圧
モータを連動させる場合の作動の説明図、図3〜図6は
連動制御のための関数式を示す図である。
【0020】クレーンの構成は、従来のものと同様であ
るので図7を参照し、同一の部分には同一の符号を付し
て説明する。クレーン1は、アウトリガ2を備えたベー
ス4上にコラム6が旋回自在に設けられ、このコラム6
の上端部に伸縮するブーム7が起伏自在に枢支されてい
る。コラム6にはウインチ11が設けられており、この
ウインチからワイヤロープ12をブーム7の先端部に導
いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介して吊荷
用のフック13に掛回すことにより、フック13をブー
ム7の先端部から吊下している。
【0021】クレーン1には、コラム6の旋回、ブーム
7の起伏と伸縮、及びウインチ11の巻上巻下の作動を
行うための油圧アクチュエータとして、旋回用油圧モー
タ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧
シリンダ8、及びウインチ用油圧モータ10を備えてい
る。旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ
9、ブーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウインチ用油圧
モータ10は、何れも車両のエンジンで駆動される油圧
ポンプ(図示略)から切換制御弁装置3を介して圧油を
供給することにより作動する。油圧ポンプからの圧油の
吐出量は、エンジンの回転速度を上げるほど多くなる。
【0022】切換制御弁装置3は、旋回用油圧モータ
5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用油圧シ
リンダ8、及びウインチ用油圧モータ10の各アクチュ
エータをそれぞれ制御するための旋回用油圧モータ切換
弁80、ブーム起伏用油圧シリンダ切換弁90、ブーム
伸縮用油圧シリンダ切換弁20、及びウインチ用油圧モ
ータ切換弁50を連結して構成した多連結弁装置であ
り、操作レバー18による機側操作及び遠隔操作器70
による遠隔操作が可能となっている。
【0023】遠隔操作器70は図8及び図9に示すもの
と同様であり、ブーム7の起伏作動を選択するためのブ
ーム起伏用選択スイッチ71、ウインチ11の巻上巻下
作動を選択するためのウインチ巻上下用選択スイッチ7
2、ブーム7の伸縮作動を選択するためのブーム伸縮用
選択スイッチ73、ブーム7の左右への旋回作動を選択
するための旋回用選択スイッチ74、クレーン1の各作
動の速度を制御する速度レバー75が設けられており、
各選択スイッチ71、72、73、74と速度レバー7
5の操作による油圧アクチュエータの選択信号と速度レ
バーの引き代信号は、遠隔操作器70から切換制御弁装
置3側の送受信機77に向けて無線送信される。
【0024】ブーム伸縮用油圧シリンダ切換弁20に
は、メインスプール21が内蔵されており、このメイン
スプール21は、左右のスプリング30で通常は中立位
置に保持されている。メインスプール21の一端はリン
クを介して操作レバー18と連結されている。他端には
メインスプール21を切換えるピストン22が設けられ
ている。
【0025】また、ブーム伸縮用油圧シリンダ切換弁2
0は、ピストン22の制御を行う電磁弁24、25と、
ピストン22の変位を検出する位置検出器23とを備え
ている。電磁弁24、25のソレノイド24S、25S
には、それぞれ演算部40からデジタル・アナログコン
バータ26、36を介して操作信号が送られる。位置検
出器23からは、アナログ・デジタルコンバータ29を
介して検出信号が演算部40に送られる。
【0026】電磁弁24、25は、油圧ポンプからパイ
ロット圧油が供給されるポートEが常時閉、タンクへ作
動油を戻すポートFが常時開となっており、ソレノイド
24S、又はソレノイド25Sに制御電流が入力される
と左右のスプール24R、又はスプール25Rが摺動
し、入力電流値によってEポートの開口量が制御でき
る。従って、ピストン22の左右の油室31、32への
パイロット圧油の供給が制御される。
【0027】油室31、32の何れか一方にパイロット
圧油が供給されると、メインスプール21が右又は左に
移動して、サービスポートB、又はサービスポートAと
ポンプポートPとを連通させるので、ブーム伸縮用油圧
シリンダ切換弁20は、伸油路14又は縮油路15に圧
油を供給して、ブーム伸縮用油圧シリンダ8を伸縮作動
させる。
【0028】ウインチ用油圧モータ切換弁50には、メ
インスプール51が内蔵されており、このメインスプー
ル51は、左右のスプリング30で通常は中立位置に保
持されている。メインスプール51の一端はリンクを介
して操作レバー18と連結されている。他端にはピスト
ン52が設けられている。また、ウインチ用油圧モータ
切換弁50は、ピストン52の制御を行う電磁弁54、
55と、ピストン52の変位を検出する位置検出器53
を備えており、電磁弁54、55のソレノイド54S、
55Sには、それぞれ演算部40からデジタル・アナロ
グコンバータ56、66を介して操作信号が送られる。
位置検出器53からは、アナログ・デジタルコンバータ
59を介して検出信号が演算部40に送られる。
【0029】電磁弁54、55も、油圧ポンプからパイ
ロット圧油が供給されるポートEが常時閉、タンクへ作
動油を戻すポートFが常時開となっており、ソレノイド
54S、又はソレノイド55Sに制御電流が入力される
と左右のスプール54R、又はスプール55Rが摺動
し、入力電流値によってEポートの開口量が制御でき
る。従って、ピストン52の左右の油室61、62への
パイロット圧油の供給が制御される。
【0030】油室61、62の何れか一方にパイロット
圧油が供給されると、メインスプール51が右又は左に
移動して、サービスポートB、又はサービスポートAと
ポンプポートPとを連通させるので、ウインチ用油圧モ
ータ切換弁50は、巻下油路16又は巻上油路17に圧
油を供給して、ウインチ用油圧モータ10を巻下巻上作
動させる。
【0031】ブーム起伏用油圧シリンダ切換弁90、旋
回用油圧モータ切換弁80も、ブーム伸縮用油圧シリン
ダ切換弁20及びウインチ用油圧モータ切換弁50と同
様の構成であるので詳細の説明は省略する。旋回用油圧
モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブーム伸縮用
油圧シリンダ8、及びウインチ用油圧モータ10の各ア
クチュエータは、クレーン1の作業の内容に応じて連動
するよう制御する必要がある。
【0032】例えば、ブーム7の先端とフック13との
間の距離Lを常に一定に保ちながらブーム7を伸長させ
る場合には、ブーム7の伸長作動に伴ってウインチ11
の巻下作動も必要なので、ブーム伸縮用油圧シリンダ8
と、ウインチ用油圧モータ10とを連動させなければな
らない。このような2つの油圧アクチュエータの組み合
わせパターンには、表1に示すような場合がある。
【0033】
【表1】
【0034】また、3つの油圧アクチュエータの組み合
わせパターンには表2、4つの油圧アクチュエータの組
み合わせパターンには表3に示すような場合がある。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】複数のアクチュエータを連動させる場合、
旋回用油圧モータ5、ブーム起伏用油圧シリンダ9、ブ
ーム伸縮用油圧シリンダ8、及びウインチ用油圧モータ
10の各アクチュエータは、それぞれ用途、容量、必要
作業スピードが異なるため、必要とする圧油量が異な
る。よって、複数のアクチュエータを適切に連動させる
には、連動するアクチュエータがそれぞれ必要とする作
業速度を得られるよう、各切換制御弁のサービスポート
A、Bの開口量を制御し、各アクチュエータに適正量の
圧油を供給することが必要となる。
【0038】遠隔操作で複数の油圧アクチュエータを連
動制御する場合には、遠隔操作器70の選択スイッチ7
1、72、73、74で必要な油圧アクチュエータを選
択し、速度レバー75を引く。この選択信号と速度レバ
ーの引き代信号は遠隔操作器70から送受信機77を経
て演算部40に送られる。演算部40には、表1、表
2、表3に示すようなアクチュエータの組み合わせパタ
ーンと、実際のクレーン連動作業によって得られた各組
み合わせパターンにおける各切換弁90、50、80、
20のメインスプールの所要変位量のデータが、各組み
合わせパターン毎に関数式として記憶されている。
【0039】操作を開始すると、演算部40は、初期化
された状態で遠隔操作器70からの油圧アクチュエータ
の選択信号と速度レバー75の引き代信号を読込み、そ
の信号に基づいて単独操作か連動操作かを判断し、連動
操作であれば選択された油圧アクチュエータの組み合わ
せパターンに対応する関数式を割り出して演算し、各切
換弁へ基準操作信号を出力する。同時に、車両のエンジ
ンの回転速度を制御するためのアクセル制御アクチュエ
ータ95にもアクセル開度制御信号を送る。なお、単独
操作の場合は関数式による演算は行わない。
【0040】ブーム7の先端とフック13との間の距離
Lを常に一定に保ちながらブーム7を伸長させる場合で
あれば、遠隔操作器70でブーム伸縮用選択スイッチ7
3を選択して伸長側に入れ、ウインチ巻上下用選択スイ
ッチ72を選択して巻下側に入れ、速度レバー75を引
く。この選択信号と速度レバー75の引き代信号は遠隔
操作器70から送受信機77を経て演算部40に送られ
る。演算部40は、選択信号からブーム伸縮用油圧シリ
ンダ8とウインチ用油圧モータ10の組み合わせパター
ンに対して、図3に示すようなブーム伸縮用油圧シリン
ダの伸長用関数式Fcとウインチ用油圧モータの巻下用
関数式Fwを割り出して引き代信号を代入し、最適なメ
インスプール21、51の変位量を演算して、ブーム伸
縮用油圧シリンダ切換弁20の電磁弁24とウインチ用
油圧モータ切換弁50の電磁弁54とへ基準操作信号を
出力する。
【0041】この基準操作信号によって、図2に示すよ
うに電磁弁24が切換えられ、ピストン22が所要変位
量だけ移動し、メインスプール21の変位で適正量の圧
油がブーム伸縮用油圧シリンダ8の伸油路14に供給さ
れ、ブーム伸縮用油圧シリンダ8が伸長するので、ブー
ム7が伸長する。同時に電磁弁54が切換えられ、ピス
トン52が所要変位量だけ移動し、メインスプール51
の変位で適正量の圧油がウインチ用油圧モータ10の巻
下油路16に供給され、ウインチ用油圧モータ10が巻
下側に回転してワイヤロープ12を繰出すので、フック
13の吊下長さLが一定に保持される。
【0042】演算部40は位置検出器23、53で検出
されて、フィードバックされた位置検出値と操作信号の
出力値とを比較して、ブーム伸長量に対するウインチ巻
下量が不足する状態であれば、ウインチ用油圧モータ切
換弁50の電磁弁54へ補正信号を送りウインチ巻下量
を増加させる。ブーム伸長量に対するウインチ巻下量が
過大な状態であれば、ウインチ用油圧モータ切換弁50
の電磁弁54へ補正信号を送りウインチ巻下量を減少さ
せる。従って、フック13の吊下長さLを一定に保持し
ながらブーム7を伸長させることができる。
【0043】このブーム伸縮用油圧シリンダ8とウイン
チ用油圧モータ10との連動作動中に、若干ウインチ1
1の巻下速度のみを増速させたいとき、オペレータは、
遠隔操作器70で巻下側に入れているウインチ巻上下用
選択スイッチ72を瞬時に中立に戻し再度巻下側に入れ
る所謂クリック操作を行う。このクリック操作によっ
て、演算部40は、ウインチ用油圧モータ切換弁50の
電磁弁54に増速操作信号を送り、メインスプール51
の変位量を大きくしてウインチ用油圧モータ10の巻下
油路16に供給される圧油の量を増加させ、ウインチ用
油圧モータ10の巻下側への回転速度を上げてワイヤロ
ープ12の繰出しを大きくする。
【0044】このとき、変速の大きさはクリック操作の
回数で設定することができ、図4に示すように、ウイン
チ用油圧モータ10の基準操作信号における巻下関数式
Fwが、1クリックで関数式Fwl に移行し、2クリッ
クすると関数式Fw2 に移行する。若干ウインチ11の
巻下速度のみを減速させたいときは、オペレータは、遠
隔操作器70で巻下側に倒しているウインチ巻上下用選
択スイッチ72を巻上側にクリック操作する。すると、
演算部40は、ウインチ用油圧モータ切換弁50の電磁
弁54に減速操作信号を送り、メインスプール51の変
位量を小さくしてウインチ用油圧モータ10の巻下油路
16に供給される圧油の量を減少させ、ウインチ用油圧
モータ10の巻下側への回転速度を下げてワイヤロープ
12の繰出しを少なくする。このとき巻下関数式Fwは
関数式Fw3 に移行する。
【0045】ブーム伸縮用油圧シリンダ8とウインチ用
油圧モータ10との連動作動中に、ウインチ用油圧モー
タ切換弁50のメインスプール51の巻下側への変位量
が最大又は最大に近い全開またはほぼ全開の状態で、ウ
インチ巻上下用選択スイッチ72を巻下側にクリック操
作すると、演算部40は、ウインチ用油圧モータ切換弁
50への増速操作信号に代えて、ブーム伸縮用油圧シリ
ンダ切換弁20への減速操作信号を出力する。
【0046】これにより、メインスプール21の変位量
を小さくしてブーム伸縮用油圧シリンダ8の伸長油路1
4に供給される圧油の量を減少させ、ブーム伸縮用油圧
シリンダ8の伸長速度を下げる。このときは、基準操作
信号における伸長用関数式Fcが、図5に示すように関
数式Fcl に移行する。従って、ブーム伸縮用油圧シリ
ンダ8とウインチ用油圧モータ10との間の作動バラン
スにおいて、相対的にウインチ用油圧モータ10が増速
したのと同様な効果が得られる。即ちクレーン1は、ブ
ーム7の伸長時にフック吊下長さLが徐々に長くなるよ
う作動することになる。
【0047】なお、ウインチ用油圧モータ切換弁50の
メインスプール51の巻下側への変位量が最大又は最大
に近い全開またはほぼ全開の状態でない場合に、オペレ
ータが遠隔操作器70で伸長側に入れているブーム伸縮
用選択スイッチ73を縮小側にクリック操作しても同様
な効果を得ることができる。このときは、伸長用関数式
Fcが、図6に示すように関数式Fcl に移行する。
【0048】このように、ウインチ巻上下用選択スイッ
チ72やブーム伸縮用選択スイッチ73のクリック操作
で作動速度の変更ができるので、遠隔操作器70に、別
途変速用の専用スイッチ等を設ける必要はない。基準操
作信号による連動状態からクリック操作により変速を行
ったとき、一旦作業を中断すると、所定時間経過後、演
算部40は初期状態にリセットされるので、作業を再開
するときには、改めて必要な操作を行う。
【0049】以上、ブーム伸縮用油圧シリンダ8の伸長
時のウインチ用油圧モータ10との連動制御に付いて説
明したが、ブーム伸縮用油圧シリンダ8の縮小時やその
他の表1に示される2つの油圧アクチュエータの組み合
わせパターン、表2、表3に示される3つの油圧アクチ
ュエータや4つの油圧アクチュエータの組み合わせパタ
ーンでも、同様に必要に応じてオペレータが意図的に特
定の油圧アクチュエータの作動速度を変更することがで
きる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の油圧ア
クチュエータの遠隔制御装置は、遠隔操作器で複数の油
圧アクチュエータの連動操作を行う場合に、複数の油圧
アクチュエータが適切に連動するよう制御することがで
き、且つ必要に応じてオペレータが意図的に特定の油圧
アクチュエータの作動速度を変更することができるの
で、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すクレーン用の油圧
アクチュエータの制御装置の構成図である。
【図2】ブーム伸縮用油圧シリンダとウインチ用油圧モ
ータを連動させる場合の作動の説明図である。
【図3】連動制御のための関数式の一例を示す図であ
る。
【図4】連動制御のための関数式の一例を示す図であ
る。
【図5】連動制御のための関数式の一例を示す図であ
る。
【図6】連動制御のための関数式の一例を示す図であ
る。
【図7】クレーンの構成図である。
【図8】遠隔操作器の正面図である。
【図9】遠隔操作器の側面図である。
【符号の説明】
1 クレーン 3 切換制御弁装置 5 旋回用油圧モータ 7 ブーム 8 ブーム伸縮用油圧シリンダ 9 ブーム起伏用油圧シリンダ 10 ウインチ用油圧モータ 11 ウインチ 12 ワイヤロープ 13 フック 20 ブーム伸縮用油圧シリンダ切換弁 21 メインスプール 22 ピストン 23 位置検出器 24、25 電磁弁 24S、25S ソレノイド 24R、25R スプール 40 演算部 50 ウインチ用油圧モータ切換弁 51 メインスプール 52 ピストン 53 位置検出器 54、55 電磁弁 54S、55S ソレノイド 54R、55R スプール 70 遠隔操作器 71 ブーム起伏用選択スイッチ 72 ウインチ巻上下用選択スイッチ 73 ブーム伸縮用選択スイッチ 74 旋回用選択スイッチ 75 速度レバー 77 送受信機 80 旋回用油圧モータ切換弁 90 ブーム起伏用油圧シリンダ切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F205 AA05 BA06 KA10 3H089 AA01 AA21 AA71 BB15 CC01 CC08 CC11 DB32 EE31 FF03 GG02 JJ01 3H106 DA02 DA32 DB32 DC09 EE02 EE03 FA02 FA03 FA07 FA08 FB03 FB04 FB07 KK03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧アクチュエータをそれぞれ制
    御するための複数の遠隔操作可能な切換制御弁と、油圧
    アクチュエータの作動の選択操作を行う遠隔操作器と、
    複数の油圧アクチュエータを連動させるときの油圧アク
    チュエータの組み合わせパターンと各組み合わせパター
    ンにおける各切換制御弁のメインスプールの所要変位量
    のデータを記憶し、遠隔操作器からの油圧アクチュエー
    タの選択信号に基づいて、選択された組み合わせパター
    ンに対応する各切換制御弁への基準操作信号を出力する
    と共に、遠隔操作器の特定油圧アクチュエータの選択ス
    イッチのクリック操作により特定油圧アクチュエータの
    切換制御弁への変速操作信号を出力する演算部とを備え
    たことを特徴とする油圧アクチュエータの遠隔制御装
    置。
  2. 【請求項2】 特定油圧アクチュエータのメインスプー
    ルの変位量が全開またはほぼ全開であるとき、遠隔操作
    器の特定油圧アクチュエータの選択スイッチのクリック
    操作により、演算部が、特定油圧アクチュエータの切換
    制御弁への増速操作信号に代えて、選択されている他の
    油圧アクチュエータの切換制御弁への減速操作信号を出
    力することを特徴とする請求項1記載の油圧アクチュエ
    ータの遠隔制御装置。
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