JPH0293103A - 制御機器の目標値設定制御装置 - Google Patents

制御機器の目標値設定制御装置

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JPH0293103A
JPH0293103A JP24672588A JP24672588A JPH0293103A JP H0293103 A JPH0293103 A JP H0293103A JP 24672588 A JP24672588 A JP 24672588A JP 24672588 A JP24672588 A JP 24672588A JP H0293103 A JPH0293103 A JP H0293103A
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溝渕 彰
Takashi Oshika
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば油圧式クレーン車の操作制御装置等制
御機器の目標値設定制御装置に関するものである。
(従来技術) 例えば特開昭55−21309号公報に示されているよ
うに、最近では油圧式クレーン等の作業車においても、
作業時の安全性の確保や作業能率向」−の観点から制御
対象である油圧シリンダ等のアクチュエータ部と該アク
チュエータ部の動作状態をコントロールする操作コント
ロール部とを距離的に隔離し、例えばワイヤレスノステ
ム(又はワイヤードシステム)で任意に遠隔操縦できる
ような構成が採用されるようになってきている。
このような遠隔操縦システムを採用した場合、例えば」
二足クレーン車のように目標とする制御対象(アクチュ
エータ部)が複数(例えば起伏シリンダ、巻き」−げモ
ータ、伸縮シリンダ、旋回モータなど)あると、それら
の各々を作動制御する作動制御手段も各制御対象毎の各
々に対応して設置しなければならず、さらに該作動制御
手段の制御目標値を設定する目標値設定操作手段も当然
各作動制御手段毎に設置されると言うのが、これまでの
通常の操作制御システムの構成であった。
しかし、そのような構成では、上述のようなリモートコ
ントロール方式を採用した場合にも操作用のリモートコ
ントローラの構成を著しく複雑で大型のものにするし、
コストも高くなる欠点がある。また、特にワイヤレスシ
ステムを採用した場合のラジコン側の消費電力が大きず
ぎてバッテリの寿命が短かくなるなどの問題も生じる。
このような事情から最近では、できるだけ装置の共用化
を図ろうとする開発努力が続けられており、例えば先に
提示した特開昭55−21309号公報に記載された従
来技術の発明セも、上記油圧式クレーンに於ける複数の
制御対象の一種である各油圧アクチュエータへの油圧回
路に、当該各油圧アクヂコエータに対応して動作選択用
ソレノイド弁を設け、さらにこれら各動作選択用ソレノ
イド弁への共通の油圧回路に単一の比例式ソレノイドリ
リーフ弁を設け、オイルポンプ吐出側の油圧、つまり作
動油の圧力を制御することによって各クレーン動作用ア
クヂュエータの動作速度を制御する構成を採用しており
、そのために動作速度制御操作用の「引き金」も単一の
もので足りるメリットを備えている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来技術の構成の場合、確かに動作油圧
制御用のリリーフ弁は単一のもので足りるし、又そのた
めの操作部としての「引き金」も単一のもので足りるが
、引き金とリリーフ弁の連動が常に−・定の関係を6っ
て行われるようになっている。すなわち動作選択用ソレ
ノイド弁によりとの油圧アクチュエータを選択した場合
であっても、引き金の操作量が一定であれば当該油圧ア
クチュエータの作動油の供給量(速度)か一義的に定ま
るものであり、引き金と油圧アクチコエータ速度との関
係を各油圧アクヂュエータ毎に任意に設定することがで
きなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、」1記のような問題を解決することを目的と
してなされたもので複数の制御対象を備え、該複数の制
御対象の内の個々の制御対象に対して共通の目標値設定
手段により任意の制御目標値を与えるようにしてなる制
御機器の目標値設定制御装置において、上記複数の制御
対象の各々に対応し、その動作特性に応した設定目標値
データを記憶した設定目標値記憶手段と、該設定目標値
記憶手段の上記制御対象に対応した設定目標値データを
選択する制御対象選択手段と、該制御対象選択手段によ
って選択された制御対象に対応する選択目標値データを
上記目標値設定手段の操作量に応じて読み出す目標値デ
ータ変換手段とを設けたことを特徴とするものである。
(作 用) 上記本発明の制御機器の目標値設定制御装置の構成では
、例えば複数の制御対象を備え、該複数の制御対象の内
の個々の制御対象に対して共通の目標値設定手段により
任意の制御目標値を与えるようにしてなる制御機器の目
標値設定制御装置において、上記複数の制御対象の各々
に対応し、その動作特性に応した設定目標値データを記
憶した設定目標値記憶手段と、該設定目標値記憶手段の
上記制御対象に対応した設定目標値データを選択する制
御対象選択手段と、該制御対象選択手段によって選択さ
れた制御対象に対応する選択目標値データを」二足目標
値設定手段の操作量に応じて読み出す目標値データ変換
手段とを設けて構成されているので、設定目標値記憶手
段の記憶データを適宜設定しておくことにより、制御対
象選択手段による制御対象の選択に応して目標値設定手
段の発生目標値が当該記憶データによって規定される所
定の関数関係に基いて変換され、制御対象に制御信号と
して人力される。
(発明の効果) 従って、本発明の制御機器の目標値設定制御装置によれ
ば、目標値の設定操作部が全ての制御対象に対して共通
な単一のもので足りることは勿論、制御対象毎に目標値
設定手段の操作量と制御対象の作動量との関係を最適な
ものに設定することができる。
その結果、操作能率も向」ニし、又装置の小型化が可能
で特にリモートコントロールシステムを採用した制御機
器に最適なものとなる。
(実施例) 第1図〜第5図は、本発明の実施例に係る油圧アクヂコ
エータ等制御機器の目標値設定制御装置を示している。
先ず第1図は、同実施例装置の制御ンステムの全体的な
構成を示すもので、図中符号IIは、例えばリモートコ
ントロール型油圧式クレーンの起伏フリツプである第1
の油圧アクチュエータを示しており、該油圧アクチクエ
ータ11は3位置方向切換弁21を介して第1のオイル
ポンプ(油圧ポンプ)5からの作動油が供給されるよう
になっている。また、符号]゛1は第1のオイルタンク
を示している。
上記3位置方向切換弁21は、システム制御用の第1の
コントロールシリンダ(リモートコントロールシリンダ
)41のスプール41Cの作動(後述)によって順方向
に作動油を供給する第1の位置21a、逆方向に作動油
を供給する第2の位置21b、作動油の供給を停止する
中立状態の第3の位置21Cの3つのスプールポジショ
ンに任意に切換え制御されるようになっており、例えば
順方向の第1の位置21aに切換えられた時には上記第
1の油圧アクチュエータ11の作動ロット11aが矢印
(イ)で示す伸長方向に作動する。また、逆方向の第2
の位置21bに切換えられた時には、同作動ロッドIl
aは上記順方向の場合とは逆の矢印(ロ)で示す収縮方
向に作動する。さらに、上記中立状態の第3の位置21
cに切換えられた場合には、そのまま中立状態(停止状
態)に保持される。
ところて、上記第1のコントロールシリンダ41は、そ
のピストン41dの位置を境として前後に画成された第
1の作動室41a及び第2の作動室41bを各々備えて
構成され、該第1及び第2の各作動室41a、41bに
はON、OFF駆動型の一対の電磁開閉弁71A、71
Bをそれぞれ介して第2のオイルポンプ6からのオイル
が供給されるようになっており、また同第1又は第2の
作動室41a、41b内のオイルがそれに対応して第2
のオイルタンク下2側に戻されるようになっている。上
記一対の電磁開閉弁71A、71Bは、それぞれコント
ロールシリンダ4の作動時においては相互に択一的な関
係でON、OFF作動するようになっており、先ずON
状態において上記第2のオイルポンプ6からのオイル供
給路を上記対応する作動室41a又は41bに連通せし
める一方、OFF状態において同作動室41a又は41
b(もちろん、相互のON又はOFFの関係は逆になる
)からのオイル排出路を上記第2のオイルタンク下2側
に連通せしめるようになっている。従って、上記第1の
コントロールシリンダ41は、原則的には上記電磁開閉
弁71A又は71BのON、OFF時間によって当該ピ
ストン4−1dの移動量、換言するとそのスプール41
cの作動ストローク量が決定されるようになっている。
一方、符号IOは、上記一対の電磁開閉弁71Δ、71
BのON、O1?F時間を任意に可変制御する最終的な
操作制御量信号EA、EBを出力する作動制御ユニット
である。該作動制御ユニットlOは、例えば8ビット程
度のマイクロコンピュータによって演算部(CPU)及
び複数のメモリ部(ROM及びRAM)を含んで構成さ
れており、その110部からは、先ず操作部(目標値設
定部)3で操作設定された制御目標値(最終的な油圧ア
クチュエータ11の目標作動量に応じた値)に対応する
制御信号E^+、Es+(E^2.E B 2・・)が
出力されるようになっている。
そして、該制御信号出力EA l、E B +によって
上記一対の電磁開閉弁71A、71Bが0N−OFF制
御されて上記コントロールシリンダ41のストローク量
が調整され、該調整量に応じて上記第1の油圧アクチュ
エータ11の作動量が目標値通りにコントロールされる
さらに本実施例の場合、上述の第1の油圧アクチュエー
タ11と並んで、更に第2の油圧アクチュエータ(巻き
上げモータ)12から第3の油圧アクチュエータ(ブー
ム伸縮シリンダ)13、第4の油圧アクチュエータ(旋
回モータ)14までの4組の油圧アクチュエータが各々
設置されており、それぞれに対して上述のものと全く同
様の電磁開閉弁(72A、72B)〜(74,A、74
B)、コントロールシリンダ42〜44、三位置方開切
換弁22〜24等を備えた第2〜第4の各アクチュエー
タ駆動制御部51〜54(第2図参照)が設(づられで
いる。
ところで、」1記作動制御ユニットlOは、例えば第2
図に示すように、上述した手元側操作部3の制御対象選
択手段8と目標値設定手段9との操作状態に対応して上
記第1〜第4の各々アクチュエータ駆動制御部51〜5
4に対し、当該選択された制御対象の当該設定された目
標値に対応した制御信号を任意に特性変換して出力する
ことができるように、例えば第1〜第4の設定目標値記
憶手段31〜34と、目標値データ変換手段3oとを備
えて構成されている。
上記第1〜第4の設定目標値記憶手段31〜34は、例
えば第3図(a)〜(d)に示すような第1〜第4の各
油圧アクチュエータ11〜14の各々の作動特性に対応
した設定目標値Y1〜Y4を記憶している。そして、」
1記目標値設定手段9からの入力量Xに応じて個々の油
圧アクチュエータ11〜14に適した設定すべき実目標
値Y、〜Y4を出力するようになっている。つまり、こ
の実目標値Y〜Y4は、第3図から明らかなように」1
記目標値設定手段9から供給される入力量Xをパラメー
タとして任意に決定される。そして、該入力量データX
に対する第3図(a)〜((I)の何れかの特性でのデ
ータ変換動作、換言すると制御対象に応じたデータ変換
動作は、上記目標値データ変換手段30に対する」1記
制御対象選択手段8の出力と上記目標値設定手段9の出
力との論理積条件によってなされ、同時に2以上又は全
ての制御対象の選択も可能となっている。
すなわち、」二足目標値データ変換手段3oは、先ず」
1記制御対象選択手段8の出力によって上記第3図(a
)〜(d)の各特性に対応した設定目標値記憶手段31
〜34の何れかを選択特定し、次に該特定された設定目
標値記憶手段31〜34から上記目標値設定手段9の出
力量Xに応じた実目標値Y、〜Y4を読み出し、対応す
る第1〜第4の油圧アクチュエータ駆動制御部51〜5
4に入力するようになっている。
上記本発明実施例の制御機器の目標値設定制御装置の構
成では、例えば複数の制御対象である第1〜第4の油圧
アクチュエータ11〜14を備え、該複数の制御対象で
ある第1〜第4の油圧アクチュエータ11〜14の内の
個々の油圧アクチュエータ(11、I 2.13.14
)に対して目標値設定手段9により任意の制御目標値を
与えるようにしてなる制御機器の目標値設定制御装置に
おいて、」1記複数の制御対象である第1〜第4の油圧
アクチュエータll−14の各々に対応し、その動作特
性に応じた設定目標値データY1〜Y4(第3図a−d
)を記憶した設定目標値記憶手段31〜34と、該設定
目標値記憶手段31〜34の中の金目標値を設定しよう
とする上記第1〜第4の油圧アクチュエータI+−14
に対応した特定の設定目標値記憶手段31〜34を選択
する制御対象選択手段8と、該制御対象選択手段8によ
って選択された現在目標値を設定しようとする第1〜第
4の油圧アクチュエータ11−14に対応する設定目標
値記憶手段31〜34から選択目標値データを上記目標
値設定手段9の設定量に応じて読み出す目標値データ変
換手段30とを設けて構成されており」二足操作部3の
制御対象選択手段8で先ず目的とする制御対象(7Ii
1壓アクチユエータ11〜14のうちのいずれか)を選
択し、一方向操作部3の目標値設定手段9で任意に制御
目標値を与えることにより、当該選択された制御対象に
応じた動作特性を記憶している認定目標値記憶手段(第
1〜第4の認定目標値記憶手段31〜34のうちのいず
れか)から目標値データ変換手段30によって設定され
るべき目標値データを読み出し、現在制御目標値を選択
した目的とする制御対象、すなわち上記第1〜第4の油
圧アクチュエータ駆動制御部51〜54のいずれかに出
力するようになっている。
従って、該本発明実施例の制御機器の目標値段定制御装
置によれば、目標値の設定操作部が全ての制御対象に対
して共通な単一のもので足りることは勿論、制御対象毎
に目標値設定手段9の操作量と制御対象の作動量との関
係を最適なものにすることができる。
すなわち、本発明の目標値設定制御装置によると、結局
人力目標値Xに対する出力目標値、つまり実目標値Y(
Y=Y、、Y2.Y、、Y4)が上記設定目標値記憶手
段31〜34のデータ変換テーブル(第3図(a)〜(
d)のマツプ)の特性設定によって決まることになる。
従って、当該特性の特にリニアな領域を制御上特に重要
な部分に対応付けて設定するようにすれば、該領域での
入力目標値の分解能を向上させることが可能となる。ま
た、同様な理由により、例えば入力目標値iを最大値i
(MAX)までは使用したくないような時などには、本
来の特性を中間値になまずことにより所望の上限値特性
にリミッタ−を掛けることができる。
なお、上記実施例の目標値設定制御装置の構成では、そ
のリモート制御システムが、ワイヤレス方式(ラジオコ
ントロール方式)であるか、又はワイヤード方式である
かは特に問題とはしていない。
しかし、最近では作業員単独でのトラックから離れた荷
役作業を可能とするために、FM電波採用のコードレス
送信機を使用したラジコン式のワイヤレスコントロール
システムも多くなってきている。従って、該場合には、
当該ワイヤレスコントロールシステム自体の特性なり技
術的な制約を考慮した上での設計も重要となってくる。
ワイヤレスコントロールシステムの場合、送信機側の構
成は所謂ハンドベルト機能を発揮させるために可能な限
り小型かつ低重量、低消費電力のものに設計する必要が
あり、しかも現在の汎用コストの範囲内で製品化しよう
とすると、どうしてもマイクロコンピュータ部の容量を
6ビツト程度の小さならので構成せざるを得ないケース
が生じる。
他方、このような場合でも受信機側本体部では通常通り
8ビツトの十分な容量のマイクロコンピュータの使用が
可能である。
つまり、このような場合には6ビツトで構成された送信
機からの信号を受信機側8ビツトの信号に対応させて分
解することが必要であり、しかも該分解に際して入力信
号と出力信号との間に最適の関係(変換特性)を持たせ
ることが重要となってくる。
ところが、本発明の場合であれば、該場合にも、例えば
送信機側6ビツト(26=64)の分解能に対応させて
8ビツト(28=256)の分解能の特性メモリを所望
の特性で設定するだけで容易に実現することができる。
例えば第1図に示ず3位置方向切換弁21〜24には、
同切換のストロークに対する開口面積の関係から切換え
始めには開口しない部分がある。また、一方一旦開口し
た後には、それ以上スプールを移動させても開口面積の
変化しない部分(つまり不感帯部分)を一般に設けてい
る。従って、この不感帯部分を利用して該部分に割当て
る6ビツト信号の分解能を粗くし、開口面積の変化する
部分を密とするようにすれば、その操作性にも影響を与
えないで済む。
さらに、また本発明は例えば小型クレーン車のオートア
クセルとの関係でも次のようなメリットを有している。
一般に、オートアクセル機能を備えた小型クレーン車で
は、例えば起伏ンリンダ等制御用の電磁開閉弁は、操作
レバーによる操作が所定操作量に達すると(例えば、そ
のポテンショメータの操作角度が30°に達すると)開
放状態のままとなり、更に操作レバーの操作量を大きく
して行くと(30°から最大値40°まて)、今度は車
両側エンジンのアクセル開度(TVO)を大きくしエン
ジン回転数(トルク)を高くするように作用する。
また、一方該オートアクセルシステムにおいては、ブー
ム旋回時には上記エンジン回転数の上限を抑制するよう
にコントロールされる。
上述のような各場合、例えば第4図(a)の特性のマツ
プ(伸縮のコントロールシリンダ特性)と第4図(b)
の特性のマツプ(伸縮のアクセルコントロール特性)、
又は第5図(a)の特性のマツプ(旋回のコントロール
シリンダの特性)と第5図(b)の特性のマツプ(旋回
のアクセルコントロール特性)とを各々図示の」こうに
組合せ、連続した制御特性としてスイッチングするよう
にすれば上記実施例の場合と全く同様に単一操作で目標
値設定することができる。
さらに、また上述のようなデータ変換システムを応用す
れば、オペレータの色々なりラス(初心者、中級者、」
二級者)の操作特性にマツチした操作し易い模範操作特
性を予じめ多数メモリして置き、ユーザのレベルに合っ
た操作特性を送信機側で選択できるようにすることも可
能である。
また、複数の制御対象の同時操作時には、選択されたも
のに応じて最も適切な特性を設定するようにし、操作性
を良好にすることも可能である。
例えば、2つの油圧アクチュエータを同時に動かそうと
する場合(伸縮シリングと起伏シリングを同時に動かす
場合など)、先の第1図に図示するように単一の油圧ポ
ンプでもって各油圧アクチュエータを動かそうとすると
、油圧ポンプからの供給流量は一定量であるため、同時
に動かそうとする当該2つの油圧アクチュエータのうち
作動圧が低い方にその供給流量のほとんどが供給されて
しまう。よって同時操作する時にはそれぞれid+圧ア
クチコエータを単独で作動させる時とは別にそれぞれの
油圧アクチュエータへ供給される油量を調整しながら操
作する必要がある。そこでこの供給される油量が調整さ
れるように各々の411圧アクチユエータには同時操作
される油圧アクチュエータによってこの最良の特性にな
るような特性マツプを用意しておけばよい。したがって
、制御対象選択手段8によって同時操作するために複数
個の油圧アクチュエータが選択された時には、それぞれ
の油圧アクチュエータを動かずための各コントロールシ
リングには個々に操作する時に選択される特性マツプと
は違う上述の特性マツプより出力され、最適な同時操作
が出来るようにすることも可能である。
また、上述したリモートコントロール用のコントロール
シリング41〜44並びに油圧アクチュエータ11〜1
4作動用の3位置方向切換弁21〜24などの各々は、
通常それぞれその制御対象の操作性に応じて個別に製作
(加工)されている。
つまり、一般に手動式の方向切換弁等で操作する時には
、その操作性を良くするために各切換弁のスプール毎に
、そのストローク量と開口面積との関係を制御対象の特
性に合せて最適となるように調整している(例えば一般
に旋回のスプールは伸縮等に対し、そのストローク量に
対して開口面積を少なくするように個別に加工されてい
る)。
しかし、上記本発明の構成を採用すれば、そのような場
合にも方向切換弁を共通なもの(スプールのストローク
と開口面積が同じ関係のもの)を使用することができ、
各油圧アクチュエータでの操作性の違いは上記コントロ
ールシリング41〜44のストローク量のみを調整して
行うことができる。換言すると、本発明の構成の場合、
各油圧アクチュエータに対する操作性はあくまでも設定
目標値記憶手段31〜34によりソフト的に簡単に調整
できる。従って、上記3位置方向切換弁21〜24を各
々共通化することが可能で、その結果、各別に製作する
場合に較へて低コストなものにすることができるメリッ
トがある。もちろん、このことはリモートコントロール
シリング41〜44についても全く同様である。
また、それと同時に上記設定目標値記憶手段31〜34
のデータ内容の変更のみで容易に油圧アクチュエータ1
1〜14の操作性を変更できるから、特性の設定変更も
極めて容易である(例えばROMの変換やRAMデータ
の書き換えなどにより)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る制御機器の目標値設定
制御装置の全体的なンステム構成を示す制御−油圧系統
図、第2図は、同要部の機能ブロック図、第3図(a)
〜(d)、第4図(a) 、 (b)、第5図(a) 
、 (b)は、各々同実施例装置の各データ変換部に於
けるデータ変換特性図である。 5・・・・・第1の油圧ポンプ 6・・・・・第2の油圧ポンプ 1 I ・ l 2 ・ 13 ・ 14 ・ 2 l ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 4 I ・ 42 ・ 43 ・ 44 ・ 5 I ・ 52 ・ 53 ・ 54 ・ ・第1の油圧アクチュエータ ・第2の油圧アクチュエータ ・第3の油圧アクチュエータ ・第4の油圧アクチュエータ ・第1の3位置方向切換弁 ・第2の3位置方向切換弁 ・第3の3位置方向切換弁 ・第4の3位置方向切換弁 ・第1のコントロールシリンダ ・第2のコントロールシリンダ ・第3のコントロールシリンダ ・第4のコントロールシリンダ ・第1の曲屈アクチュエータ 駆動制御部 ・第2の油圧アクチュエータ 駆動制御部 ・第3の油圧アクチュエータ 駆動制御部 ・第4の油圧アクチュエータ 駆動制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数の制御対象を備え、該複数の制御対象の内の個
    々の制御対象に対して共通の目標値設定手段により任意
    の制御目標値を与えるようにしてなる制御機器の目標値
    設定制御装置において、上記複数の制御対象の各々に対
    応し、その動作特性に応じた設定目標値データを記憶し
    た設定目標値記憶手段と、該設定目標値記憶手段の上記
    制御対象に対応した設定目標値データを選択する制御対
    象選択手段と、該制御対象選択手段によって選択された
    制御対象に対応する選択目標値データを上記目標値設定
    手段の操作量に応じて読み出す目標値データ変換手段と
    を設けたことを特徴とする制御機器の目標値設定制御装
    置。
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