JP2003070939A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッド及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量配分設計の自由度が高いヘッドを提供す
る。 【解決手段】 フェース部材と、このフェース部材を前
面に固着することにより内部に中空部iを形成するヘッ
ド本体とからなるゴルフクラブヘッドである。前記ヘッ
ド本体は、クラウン側の壁部7、ソール側の壁部9、及
び前記クラウン側の壁部7とソール側の壁部9との間を
継いでヒール側からトウ側に至るサイド側の壁部10か
らなる殻基体11に、該殻基体11の内部に突出するシ
ャフト差込用の筒部12を、該殻基体11の内面11a
から離して鋳造により一体成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計自由度を高め
うるゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製のゴルフクラブヘッドの製造方法
は、鋳造を主体としたもの、又は鍛造またはプレスフォ
ーミングなどの塑性加工を主体としたものに大別され
る。鋳造の場合、ヘッドを概ね2つのヘッド用部材に分
割(例えば図4)し、それぞれの部材の消失模型を作成
する。消失模型は、ワックスモデルとも呼ばれ、前記部
材形状のキャビティを有する射出成形装置にワックスを
射出して成形したものである。固化した消失模型は、射
出成形装置から取り出され、その表面には鋳型の原料と
なるスラリー状の耐火性材料を塗布した後、粗めの砂粒
(スタッコ)が付着される。そして、スラリー等を乾
燥、固化させるとともに、加熱して内部の消失模型を外
部に溶出(脱ろう)させる。これにより内部に消失模型
が占めていたキャビティを有する鋳型を製造しうる。そ
して、この該鋳型の中に溶融金属を流し込んで固化させ
た後、ショットブラスト、ハンマー等により鋳型を粉砕
することにより、ヘッド用部材が得られる。またヘッド
用部材を互いに接合することでヘッドが得られる。
【0003】他方、鍛造、プレスフォーミングなどの塑
性加工の場合、ヘッドを概ね3つ以上の部材に分割し、
夫々を金属板材等を鍛造、プレスフォーミングして所望
の部材形状に仕上げ、これらの各部材を溶接等により接
合してヘッドを製造する。なお2以上の部材のうち、一
部を鋳造で成形し、残りの部材に鍛造、プレスフォーミ
ング製品などを用いることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鍛造やプレスフォーミ
ングでは、部材の形状が複雑化すると加工困難となるた
め、鋳造に比べるとヘッドを構成する部材数が多くな
り、ひいては各部材を接合するための溶接箇所も多くな
る。接合箇所が多くなると、生産性が低下するほか、ヘ
ッドにとって非常に重要なロフト角、ライ角、フック角
といった角度やヘッド形状そのものにバラツキが生じや
すい。
【0005】一方、鋳造の場合には、使用できる材料が
制限されるものの、鍛造、プレスフォーミングなどに比
べると複雑な形状を一体に成形でき、接合箇所を少なく
でき、上記バラツキなどを防止できる。図12には、一
般的な消失模型mを示す。この例の消失模型mは、フェ
ース部材模型m1と、ヘッド本体模型m2とから構成さ
れている。ヘッド本体模型m2は、クラウン側の壁部m
2a、ソール側の壁部m2b、及び前記クラウン側の壁
部m2aとソール側の壁部m2bとの間を継いでヒール
側からトウ側に至るサイド側の壁部m2cからなる殻基
体meに、該殻基体内部に突出するシャフト差込用の筒
部m2dを一体に形成している。
【0006】またこのヘッド本体模型m2を成形する射
出成形装置は、例えば図13に示すように、上型a1と
下型a2とからなる金型aと、該金型aに位置決め配置
されかつ前記ヘッド基体模型m2の内面部分を成形する
組立中子bとからなる。組立中子bは、中子片b1ない
しb7を所定の順番で組み立てることにより、金型a内
に配置できかつ所定の順序で脱型しうる。
【0007】従来のヘッド本体模型m2は、筒部m2d
がその長さ方向に亘って殻基体meの内面と連結されて
いる。これは図14に示すように、ワックスを射出後、
中子片b1、b5、b2を〜の順で脱型可能とする
ためである。ヘッド本体模型m2において、筒部m2d
を殻基体meから離間させると、図15のように、中子
片b5が脱型し得ない。つまり、従来のヘッドでは消失
模型の製造に際しての制約のため、筒部m2dと殻基体
meとの間には、これらを連結するための連結部を必要
とする。このように、従来のヘッドは、前記連結部の重
量分が無駄に使用されており、その分、ヘッド体積や重
心位置などが制約を受け設計自由度を損ねていた。
【0008】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、フェース部材と、このフェース部材を
前面に固着することにより内部に中空部を形成するヘッ
ド本体とからなり、前記ヘッド本体は、クラウン側の壁
部、ソール側の壁部、及び前記クラウン側の壁部とソー
ル側の壁部との間を継いでヒール側からトウ側に至るサ
イド側の壁部からなる殻基体に、該殻基体内部に突出す
るシャフト差込用の筒部を、該殻基体の内面から離して
鋳造により一体成形することを基本として、設計自由度
を高めうるゴルフクラブヘッドを提供することを目的と
している。
【0009】また本発明は、消失模型を製造する工程に
おいて、消失模型を、第1の型により製造された第1の
消失模型と、この第1の消失模型とは別の第2の型によ
り製造された第2の消失模型とを固着する工程を含んで
製造することを基本として、複雑な消失模型でも容易に
成形でき、例えば殻基体の内面から筒部を離してヘッド
の製造に役立つゴルフクラブヘッドの製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、フェース部材と、このフェース部材を前面
に固着することにより内部に中空部を形成するヘッド本
体とからなり、前記ヘッド本体は、クラウン側の壁部、
ソール側の壁部、及び前記クラウン側の壁部とソール側
の壁部との間を継いでヒール側からトウ側に至るサイド
側の壁部からなる殻基体に、該殻基体内部に突出するシ
ャフト差込用の筒部を、該殻基体の内面から離して鋳造
により一体成形されてなることを特徴とするゴルフクラ
ブヘッドである。
【0011】また請求項2記載の発明は、フェース部材
と、このフェース部材を前面に固着することにより内部
に中空部を形成するヘッド本体とからなり、前記ヘッド
本体は、クラウン側の壁部、ソール側の壁部、及び前記
クラウン側の壁部とソール側の壁部との間を継いでヒー
ル側からトウ側に至るサイド側の壁部からなる殻基体
に、該殻基体内部に突出するシャフト差込用の筒部を、
少なくとも一部の離間部を残して該殻基体の内面と連結
片により連結して鋳造により一体成形されてなることを
特徴とするゴルフクラブヘッドである。
【0012】また請求項3記載の発明は、前記離間部の
長さが5〜30mmであることを特徴とする請求項2記載
のゴルフクラブヘッドである。
【0013】また請求項4記載の発明は、ゴルフクラブ
ヘッドを構成する少なくとも一つのヘッド用部材を鋳造
により製造するゴルフクラブヘッドの製造方法であっ
て、前記ヘッド用部材と同形状の消失模型を製造する消
失模型製造工程と、この消失模型から鋳型を製造して前
記ヘッド用部材を鋳造する鋳造工程とを含むとともに、
前記消失模型製造工程は、前記消失模型を、第1の型に
より製造された第1の消失模型と、この第1の消失模型
とは別の第2の型により製造された第2の消失模型とを
固着する工程を含んで製造することを特徴とする。
【0014】また請求項5記載の発明は、前記第1の消
失模型が、ヒール寄りに孔部を有するクラウン側の壁
部、ソール側の壁部、及び前記クラウン側の壁部と前記
ソール側の壁部との間を継いでヒール側からトウ側に至
るサイド側の壁部からなる殻基体模型であり、かつ前記
第2の消失模型が、前記殻基体模型の前記孔部に接続さ
れかつ殻基体模型の内部を殻基体模型の内面と離れての
びるシャフト差込用の筒部模型であることを特徴とする
請求項4記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
【0015】また請求項6記載の発明は、前記鋳造工程
は、鋳型の製造に際して、前記殻基体模型と前記筒部模
型とに、円柱状の鋳型材を挿入して固定することを特徴
とする請求項5記載のゴルフクラブヘッドの製造方法で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態のゴルフクラブヘ
ッドの正面図、図2は同平面図、図3は図2のA−A線
端面図、図4はヘッドの分解斜視図、図5は図1のB−
B線端面図をそれぞれ示す。図において、本実施形態の
ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということ
がある。)1は、ボールを打球する面であるフェース面
Fを外表面として具えるフェース部2と、前記フェース
面Fの上縁に連なりヘッド上面をなすクラウン部3と、
前記フェース面Fの下縁に連なりヘッド底面をなすソー
ル部4と、前記クラウン部3とソール部4との間を継ぎ
前記フェース面Fのトウ側縁tからバックフェースBを
通り前記フェース面Fのヒール側縁hへとのびるサイド
部5と、フェース部2とクラウン部3とサイド部4とが
交わるヒール側の交わり部の近傍に配されかつ図示しな
いシャフトの一端が装着されるネック部6とを具えたウ
ッド型のものが示されている。
【0017】また前記ヘッド1は、図4に示す如く、フ
ェース部2を有したフェース部材1aと、このフェース
部材1aを前面に固着することにより内部に中空部iを
形成しうるヘッド本体1bとから構成され、本例ではヘ
ッド1がこの2つの部品を溶接により接合してなる所謂
2ピースタイプ構造のものを例示する。
【0018】前記フェース部材1aは、本例ではフェー
ス部2の周囲にバックフェースB側へ小巾でのびる延長
部6を有する略お椀状のものが例示される。前記延長部
6は、例えばクラウン部3側へ小巾で張り出すクラウン
側の延長部6a、ソール部4側へ小巾で張り出すソール
側の延長部6b、サイド部5のトウ側へ小巾で張り出す
トウ側の延長部6c、又はサイド部5のヒール側へ小巾
で張り出すヒール側の延長部6dの1以上を含むのが望
ましい。このような延長部6は、フェース部材1aとヘ
ッド本体1bとの溶接部j(図2に鎖線で示す)をフェ
ース面Fの周縁からバックフェース側に遠ざけ、この部
分への打球時の衝撃力を緩和しヘッド耐久性を向上する
ほか、フェース面Fの周縁で溶接する場合に比してその
作業性を向上できる点で好ましいものとなる。なお延長
部6の幅は、例えば5〜35mm程度とするのが望まし
い。5mm未満では上記効果が得られ難く、逆に35mmを
超えるとフェース部2と延長部6とをプレスフォーミン
グ等の塑性加工により一体に形成するのが困難となる。
なおフェース部材1aにおいて延長部6を省略しても良
いのでは言うまでもない。
【0019】フェース部材1aを構成する材料は特に限
定されず、例えばアルミニウム合金、チタン合金、ステ
ンレスなどの各種の金属材料により形成することができ
る。好ましくは、冷間での鍛造やプレスフォーミングに
よる成形を可能とすることにより安価に製造できかつ強
度に優れるβ型チタン合金などが好ましい。β型チタン
合金としては、例えばTi−15V−3Cr−3Al−
3Sn、Ti−22V−4Al、Ti−15Mo−5Z
r−3Al、Ti−10V−2Fe−3Al、Ti−1
3V−11Cr−3Al、Ti−8Mo−8V−2Fe
−3Al、Ti−3Al−8V−6Cu−4Mo−4Z
r、Ti−11.5Mo−6Zr−4.5Sn、又はT
i−15Mo−5Zr等が挙げられる。
【0020】前記ヘッド本体1bは、その前面に前記フ
ェース部材1aが配される開口部Oを有し、この開口部
Oの周縁にフェース部材1aを合わせて溶接一体化され
る。ヘッド本体1bは、クラウン側の壁部7、ソール側
の壁部9、及び前記クラウン側の壁部7とソール側の壁
部9との間を継いでヒール側からトウ側に至るサイド側
の壁部10からなる殻基体11に、該殻基体11の内部
に突出するシャフト差込用の筒部12を鋳造により一体
成形している。前記クラウン側の壁部7にはフェース部
材1aのクラウン側の延長部6aが、前記ソール側の壁
部9にはフェース部材1aのソール側の延長部6bが、
前記サイド側の壁部10には前記フェース部材1aのト
ウ側の延長部6c、ヒール側の延長部6dがそれぞれ位
置合わせされかつ溶接により一体化される。
【0021】そして本実施形態のヘッド本体1bは、図
3に示すように、前記シャフト差込用の筒部12を、前
記殻基体11の内面11aから離してこの殻基体12に
一体成形することを特徴事項の一つとしている。従来の
鋳造により製造されたヘッド本体1bは、図13、図1
6に示したように、鋳造上の理由から、シャフト差込用
の筒部とヘッド本体の内面とが筒部の長さ方向に亘って
連続して一体化され、この部分に余分な重量が配されて
いた。
【0022】これに対して、本実施形態のヘッド本体1
bでは、シャフト差込用の筒部12を、該殻基体11の
内面11aから離した離間部14を設けて殻基体11に
一体成形することによって、余分な重量をヒール側から
排除でき、ヘッドの重量設計の自由度を高めうる。また
ヘッド本体1bは、鋳造により殻基体11にシャフト差
込用の筒部12を一体成形しているため、溶接等により
その都度接合するものに比してライ角などのヘッド諸角
度のバラツキが防止でき、寸法安定性に優れるヘッドを
製造するのに役立つ。またこのようなヘッド基体1bな
いしヘッド1では、筒部12と殻基体11との連結部分
が少ないため、鋳型から取り出したアズキャスト状態
で、殻基体11に対する筒部12の角度を微調節するこ
とが比較的容易に行え、ライ角などを個別に変化させる
ことも可能となる。
【0023】本例の筒部12は、具体的にはサイド側の
壁部10の内面とは実質的に接することなく、ネック部
6の内面に一体成形されている。これにより、図3に示
すように、離間部14の長さL1を大きく確保でき、従
来の無駄な重量をより多く削減することができる。削減
し得た重量は、例えばヘッド体積を大型化するために、
或いはヘッド重心を低くするためなどに用いることがで
きるため、ヘッドの設計自由度をより高め得る。
【0024】このようなヘッド本体2bは、鋳造可能な
材料であれば、特に限定はされないが、例えばアルミニ
ウム合金、チタン合金、ステンレスなどの金属材料が好
適である。本例ではTi−6Al−4Vのチタン合金が
採用され、例えばセラミックスシェルモールドを用いた
ロストワックス精密鋳造法によって一体成形される。
【0025】図6には、本発明の他の実施形態を示す。
本例のヘッド本体1bは、前記シャフト差込用の筒部1
2を、少なくとも一部に前記離間部14を残して該殻基
体11の内面11aと連結片13により連結して鋳造に
より一体成形されたものを示す。このようなヘッド本体
1bは、図3に示した態様に比べると離間部13の長さ
L1が小となるため、ヘッドの設計の自由度を高める効
果はやや劣るが、連結片13によって筒部12と殻基体
11とがより強固に結合されるため、ヘッドの耐久性を
向上できる。
【0026】図3、図6に示した、前記殻基体11の内
面11aと筒部12とが離間する離間部14の軸方向の
長さL1は、特に限定はされないが、好ましくは5〜4
0mm、より好ましくは20〜38mm、さらに好ましくは
30〜35mmとするのが望ましい。前記離間部14の長
さL1が5mm未満になると、ヒール側での無駄な重量を
削減する効果が小さくなる傾向がある。逆に前記長さL
1が大きくなると、耐久性をより高めるというメリット
が得られ難くなるおそれがある。
【0027】また連結片13を有する場合、その筒部1
2に沿った長さL2は、例えば5〜30mm、より好まし
くは7〜20mm、さらに好ましくは10〜15mmに設定
するのが望ましい。連結片13の長さL2が大きすぎる
と、上述のヘッドの設計自由度を高める効果が低下し、
逆に小さすぎてもこの形態における耐久性の向上という
メリットが得られ難くなるおそれがある。
【0028】また連結片13を有する場合、図7に示す
その厚さWは、例えば1〜5mm、より好ましくは1.5
〜4.0mm、さらに好ましくは2.5〜3.0mmとする
のが望ましい。前記厚さWが5mmを超えると、この連結
片13での重量が大となってヘッドの設計自由度が低下
する傾向があり、逆に小さすぎても強度を高める効果が
得られない傾向がある。
【0029】このようなヘッド本体1bは、従来と同
様、該ヘッド本体1b(ヘッド用部材)と同形状の消失
模型Mを製造し(消失模型製造工程)、この消失模型M
から鋳型を製造して該ヘッド本体1bを鋳造する(鋳造
工程)ことにより製造できる。また、図8に示すよう
に、消失模型Mを製造する際には、該消失模型Mを、第
1の型により製造された第1の消失模型M1と、この第
1の消失模型M1とは別の第2の型により製造された第
2の消失模型M2とを固着する工程を含んで製造する。
【0030】本実施形態では、前記第1の消失模型M1
が、前記ヘッド本体1bの殻基体11に相当する殻基体
模型15であり、かつ前記第2の消失模型M2が、ヘッ
ド本体1bのシャフト差込用の筒部12に相当する筒部
模型16からなるものを例示している。
【0031】殻基体模型15は、クラウン側の壁部M1
a、ソール側の壁部M1b、及び前記クラウン側の壁部
M1aと前記ソール側の壁部M1bとの間を継いでヒー
ル側からトウ側に至るサイド側の壁部M1cを有し、ク
ラウン側の壁部M1aのヒール寄りに孔部Hを有したネ
ック部M1dを有している。図9(a)に示すように、
殻基体模型15の内部にはシャフト差込用の筒部が形成
されていないため、従来の一般的な方法に従う射出成形
装置(第1の型)により容易に成形することができる。
また前記筒部模型16は、本例では内部に孔部16aを
有する円筒状をなし、図示しない第2の型を用いて射出
成形される。
【0032】図9(b)に示す如く、前記筒部模型16
は、その上端面を殻基体模型15の内面に固着される。
このとき、図10に拡大して示すように、筒部模型16
の上端部を係止し前記ネック部M1dの孔部Hと筒部模
型16の孔部16aとの軸中心線を整一させる係合部1
9を設けておくことにより、殻基体模型15と筒部模型
16とを精度良く位置合わせして固着するのに役立つ。
係合部19は、ソケット状など種々の形状で実施でき
る。また、殻基体模型15と筒部模型16との固着に
は、例えば接着剤を用いたり、あるいは両部材の固着部
をハンダごて等にて局部的に加熱し溶着一体化すること
もできる。これにより、筒部模型16は、殻基体模型1
5の前記孔部Hに接続されかつ殻基体模型15の内部か
ら離れた離間部14を有してを殻基体模型15の内面へ
とのびる。
【0033】次に、このような消失模型Mから鋳型Yを
製造する。鋳型Yの製造に際して、好ましくは、図9
(c)に示す如く、前記殻基体模型15と前記筒部模型
16とに、円柱状の鋳型材20を挿入し両部材の位置ず
れなどを防止することが望ましい。そして図11のよう
に、殻基体模型15と筒部模型16とを固着して形成さ
れた消失模型Mの表面に、鋳型原料となるスラリー状の
耐火性材料、砂粒を付着させかつ常法に従い固化させる
とともに、内部の消失模型Mを外部に溶出(脱ろう)さ
せ鋳型を製造しうる。なお図11には、溶融した消失模
型Mを排出し後に湯口となる部分を図示省略している。
【0034】次に、この鋳型Yの中に溶融金属を流し込
んで固化させた後、ショットブラスト、ハンマー等によ
り鋳型を粉砕することにより、図3或いは図6のように
離間部14を有するヘッド本体1bを鋳造できる。なお
フェース部材1aは、鋳造のみならず、プレスフォーミ
ング等で形成しうるのは言うまでもない。また上記各実
施例では、筒部11の下端がソール側の壁部9から離間
するものを示すが接しているものでも良い。
【0035】
【実施例】目標値として、ヘッド質量185g、ヘッド
体積360cm3 、フェース面から見たシャフト軸中心線
からヘッド重心までの距離である重心距離35mm、クラ
ウン部から見たリーディングエッジから重心までの距離
である重心深度35mm、およびヘッド重心からフェース
面におろした垂線の足の地面からの高さであるスイート
スポット高さ28mmのウッド型ゴルフクラブヘッドを試
作した。またヘッドは、ヘッド本体をTi−6Al−4
Vで鋳造するとともに、フェース部材にはTi−15V
−3Cr−3Al−3Snのプレス成形材を用い、両部
材を溶接により一体化した。
【0036】実施例1は図3に示す構造、実施例2は図
6に示す構造とし、いずれもヘッド本体の消失模型を、
シャフト差込用の筒部模型と殻基体模型とを別体で射出
成形した後、両者をハンダごてで溶着することにより一
体に形成した。なお実施例2の連結片の形状は幅3mm、
軸方向の長さ25mmとした。そして、この消失模型から
セラミックス製の鋳型を製造して、ヘッド本体を鋳造し
た。
【0037】一方、比較例1、2は、ヘッド本体の消失
模型を、殻基体と筒部模型とを同時にかつ一体的に成形
したもので、ヘッドの構成は図16に示すものである。
鋳型は、実施例と同様にセラミックス製のものとした。
なお比較例1では、重心位置を優先して目標値に合わせ
るとともに、比較例2では、ヘッド体積を優先して目標
値に合わせた。評価項目は、次の通りである。
【0038】<設計自由度>実施例、比較例の各ヘッド
の諸寸法を測定し、目標値に対する実測値の値を調べ
た。目標値に近いほど、設計自由度が高いと評価する。
【0039】<耐久性試験>各供試ヘッドにシャフトを
装着してスイングロボットに取り付けるとともに、ヘッ
ドスピード50m/sでゴルフボールを3000発づつ
試打し、打球後のフェース面の変形ないし損傷状態を調
べた。
【0040】<ヘッド角度のバラツキ>実施例、比較例
とも各10個づつヘッドを製造し、リアルロフト角(目
標9゜)、ライ角(目標56゜)、フック角(目標1.
0゜)の平均値を求めた。なおいずれも鋳造直後のアズ
キャスト状態で、ネック部に力を加え、設計値通りとな
るように角度調整を行った。各角度が目標値に近いほど
良好である。テストの結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】テストの結果、実施例1のものは、殻基体
と筒部との離間部の長さが大であるため、目標値通りの
ヘッドを製造でき、耐久性の面でも十分に満足のゆく結
果が得られた。また実施例2のものでは、離間部の長さ
が実施例1に比べると小さいため、重心距離、重心深度
は目標値よりもやや短くなったが、十分に実用レベルで
ある。なお実施例2では、ヘッド体積を優先して目標値
に近づけたため、フェース部の厚さが小となり、耐久試
験ではフェース面にやや凹みが見られたが十分に実用レ
ベルといえる。また実施例のものは、ヘッドのバラツキ
が小さいことが判る。
【0043】他方、比較例1は、離間部が無くこの部分
に多くの重量が配分されているため、限られたヘッド質
量の中で重心位置を優先するときには、ヘッド体積を小
さくせざるを得ないことが判る。なお本来ならヒール側
の重量が大かつヘッド全体が小さくなるため重心距離が
短くなるが、この例ではトウ側の各部の厚さを大として
重心位置を目標値に合わせた。このように、ヘッド質量
に制限を設けかつ重心位置を優先すると、ヘッド体積が
犠牲となる。
【0044】また比較例2も、離間部が無くこの部分に
多くの重量が配分されているため、限られたヘッド質量
の中でヘッド体積を優先するときには、重心位置、重心
深度が小さくならざるを得ないことが判る。またヘッド
体積を目標値に合わせるために、やや重くなりしかも各
部が薄肉となり、耐久性試験で良くない結果となった。
このように、ヘッド質量に制限を設けかつヘッド体積を
優先すると、重心距離などが犠牲となる。さらに比較例
1、2では、ヘッドのバラツキが大きいことも判る
【0045】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明で
は、ヘッドが、フェース部材と、このフェース部材を前
面に固着することにより内部に中空部を形成するヘッド
本体とからなり、ヘッド本体は、クラウン側の壁部、ソ
ール側の壁部、及び前記クラウン側の壁部とソール側の
壁部との間を継いでヒール側からトウ側に至るサイド側
の壁部からなる殻基体に、該殻基体内部に突出するシャ
フト差込用の筒部を、殻基体の内面から離して鋳造によ
り一体成形されているため、従来、この殻基体と筒部と
を該筒部の全長さに亘って継いでいた部分を不要としう
る。従って、その重量を他の部分に配分してヘッド重心
位置を変化させたり、或いはヘッド体積を大型化するな
ど、ヘッドの設計自由度を高めることができる。またヘ
ッド本体は、鋳造により殻基体にシャフト差込用の筒部
を一体成形しているため、溶接等により筒部を接合する
ものに比して、ライ角、ロフト角などのヘッド諸角度を
精度良く成形してバラツキを防止でき、寸法安定性に優
れるヘッドの提供に役立つ他、筒部と殻基体との調角も
比較的容易に行える。
【0046】また請求項2記載の発明のように、殻基体
に、該殻基体内部に突出するシャフト差込用の筒部を、
少なくとも一部の離間部を残して該殻基体の内面と連結
片により連結して鋳造により一体成形されているため、
従来、この殻基体と筒部とを該筒部の全長さに亘って継
いでいた部分を軽量化できる。従って、軽量化し得た重
量を他の部分に配分してヘッド重心位置を変化させた
り、或いはヘッド体積を大型化するなど、ヘッドの設計
自由度を高めることができる。また筒部の一部が殻基体
と連結片により連結される結果、請求項1の発明よりも
設計自由度は低くなるものの、筒部の強度などを向上し
うる点で好ましい。
【0047】また請求項3記載の発明のように、前記離
間部の長さを限定したことにより、ヘッドの設計自由度
と強度とのバランスを最適化しうる。
【0048】また請求項4記載の発明のように、ゴルフ
クラブヘッドを構成する少なくとも一つのヘッド用部材
を鋳造により製造するゴルフクラブヘッドの製造方法で
あって、鋳型を製造する際に用いる消失模型を、第1の
型により製造された第1の消失模型と、この第1の消失
模型とは別の第2の型により製造された第2の消失模型
とを固着して製造するときには、中子が抜けないような
内部構造を有する部材であっても2以上に分けて成形し
これを固着することで複雑な消失模型を形成でき、ひい
ては鋳造成形を可能としうる。
【0049】また請求項5記載の発明のように、前記第
1の消失模型が、ヒール寄りに孔部を有するクラウン側
の壁部、ソール側の壁部、及び前記クラウン側の壁部と
前記ソール側の壁部との間を継いでヒール側からトウ側
に至るサイド側の壁部からなる殻基体模型であり、かつ
前記第2の消失模型が、前記殻基体模型の前記孔部に接
続されかつ殻基体模型の内部を殻基体模型の内面と離れ
てのびるシャフト差込用の筒部模型であるときには、請
求項1又は請求項2に記載したような設計自由度の高い
ヘッドを製造することができる。
【0050】また請求項6記載の発明のように、前記鋳
造工程は、鋳型の製造に際して、前記殻基体模型と前記
筒部模型とに、円柱状の鋳型材を挿入し固定するときに
は、ことにより、殻基体模型と前記筒部模型との角度の
バラツキを減じることができるから、精度の高い消失模
型を製造でき、ひいてはバラツキの少ないヘッドの製造
にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの
正面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】図2のA−A線端面図である。
【図4】本実施形態のゴルフクラブヘッドの分解斜視図
である。
【図5】図1のB−B線端面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す図2のA−A線端
面相当図である。
【図7】そのC−C線端面図である。
【図8】消失模型の一例を示す斜視図である。
【図9】(a)〜(c)は、消失模型を作成する手順の
一例を示す断面図である。
【図10】殻基体と筒部との固着部を拡大した部分断面
図である。
【図11】本発明の製造方法に用いる鋳型の一例を説明
する断面図である。
【図12】従来の消失模型の一例を示す斜視図である。
【図13】従来の消失模型の成形装置である。
【図14】そのE−E断面図である。
【図15】他の成形装置の断面図である。
【図16】比較例のヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド 1a フェース部材 1b ヘッド本体 2 フェース部 3 クラウン部 4 ソール部 5 サイド部 6 ネック部 7 クラウン側の壁部 9 ソール側の壁部 10 サイド側の壁部 11 殻基体 12 筒部 M 消失模型 M1 第1の消失模型 M2 第2の消失模型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェース部材と、このフェース部材を前面
    に固着することにより内部に中空部を形成するヘッド本
    体とからなり、 前記ヘッド本体は、クラウン側の壁部、ソール側の壁
    部、及び前記クラウン側の壁部とソール側の壁部との間
    を継いでヒール側からトウ側に至るサイド側の壁部から
    なる殻基体に、該殻基体内部に突出するシャフト差込用
    の筒部を、該殻基体の内面から離して鋳造により一体成
    形されてなることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】フェース部材と、このフェース部材を前面
    に固着することにより内部に中空部を形成するヘッド本
    体とからなり、 前記ヘッド本体は、クラウン側の壁部、ソール側の壁
    部、及び前記クラウン側の壁部とソール側の壁部との間
    を継いでヒール側からトウ側に至るサイド側の壁部から
    なる殻基体に、該殻基体内部に突出するシャフト差込用
    の筒部を、少なくとも一部の離間部を残して該殻基体の
    内面と連結片により連結して鋳造により一体成形されて
    なることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  3. 【請求項3】前記離間部の長さが5〜30mmであること
    を特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 【請求項4】ゴルフクラブヘッドを構成する少なくとも
    一つのヘッド用部材を鋳造により製造するゴルフクラブ
    ヘッドの製造方法であって、 前記ヘッド用部材と同形状の消失模型を製造する消失模
    型製造工程と、 この消失模型から鋳型を製造して前記ヘッド用部材を鋳
    造する鋳造工程とを含むとともに、 前記消失模型製造工程は、前記消失模型を、第1の型に
    より製造された第1の消失模型と、この第1の消失模型
    とは別の第2の型により製造された第2の消失模型とを
    固着する工程を含んで製造することを特徴とするゴルフ
    クラブヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1の消失模型が、ヒール寄りに孔部
    を有するクラウン側の壁部、ソール側の壁部、及び前記
    クラウン側の壁部と前記ソール側の壁部との間を継いで
    ヒール側からトウ側に至るサイド側の壁部からなる殻基
    体模型であり、 かつ前記第2の消失模型が、前記殻基体模型の前記孔部
    に接続されかつ殻基体模型の内部を殻基体模型の内面と
    離れてのびるシャフト差込用の筒部模型であることを特
    徴とする請求項4記載のゴルフクラブヘッドの製造方
    法。
  6. 【請求項6】前記鋳造工程は、鋳型の製造に際して、前
    記殻基体模型と前記筒部模型とに、円柱状の鋳型材を挿
    入して固定することを特徴とする請求項5記載のゴルフ
    クラブヘッドの製造方法。
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