JP2003070098A - 複数のスピーカを有する放音設備のスピーカ点検方式 - Google Patents

複数のスピーカを有する放音設備のスピーカ点検方式

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JP2003070098A
JP2003070098A JP2001253321A JP2001253321A JP2003070098A JP 2003070098 A JP2003070098 A JP 2003070098A JP 2001253321 A JP2001253321 A JP 2001253321A JP 2001253321 A JP2001253321 A JP 2001253321A JP 2003070098 A JP2003070098 A JP 2003070098A
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Toshihisa Sasaya
俊久 笹谷
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点在する複数のスピーカを有する放音設備の
スピーカ点検方式に関し、フィルタ等を使用することな
く、簡素な構成で各スピーカの点検が可能となるように
する。 【解決手段】 警報装置1−1と複数のスピーカ1−
3,1−4とは、放音用のケーブル1−2及び戻りライ
ン1−5により接続され、警報装置1−1の音声発生器
1−11又は発信器1−12からのトーン信号を、各ス
ピーカ1−3,1−4とスピーカで放音し、該放音され
るトーン信号をトランス3次巻線Tr3により抽出し、
各スピーカ毎に異なるタイミングで動作するタイマー付
きリレー1−31,1−41,1−42の接点により、
戻りライン1−5を介して警報装置1−1に返送する。
警報装置1−1には、タイマー付きリレーを駆動する直
流電流を戻りライン1−5に給電するスイッチSW1
と、戻りライン1−5から返送されるトーン信号の有無
を検出する検波器1−15を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点在する複数のス
ピーカを有する放音設備のスピーカ点検方式に関する。
例えば、ダムの放流時などに下流領域に警報を発するた
めに、河川に沿って広い範囲に多数のスピーカを設置
し、サイレン又は音声メッセージ等の警報音を該多数の
スピーカから放音して事前に警戒を促すことが行われる
が、本発明はこのような場合等に使用される放音設備の
スピーカ点検方式に関する。
【0002】上記のような放音設備は、ダム下流の河川
に沿って数キロメートルにも亘る領域にケーブルを敷設
し、複数のスピーカを該ケーブルに接続し、遠隔から発
した警報音を点在する複数のスピーカから放音する有線
スピーカ延長方式によるものが多く用いられている。
【0003】このような警報音の放音設備は、実際のダ
ム放流時の警報音が確実に放音されるよう、平常時から
全スピーカを点検し、各スピーカから正常に警報音が放
音さるかどうかをチェックすることができ、ケーブル断
線等により放音されないスピーカを特定することができ
る点検監視手段を備えていなければならない。
【0004】ダムの放流時などに警報音を発する放音設
備は、広い領域に亘ってケーブルを敷設する必要がある
ことから、各スピーカの点検を行うための信号送受用の
ライン本数を極力削減することが、低コスト化のために
必要である。また、各スピーカは電源が供給されない場
所に設置される場合が多いため、各スピーカの点検監視
を無電源で行うことが要求されている。
【0005】
【従来の技術】図9に従来の放音設備のスピーカを点検
監視するための回路構成を示す。複数のスピーカから放
音する放音設備は、警報音発生元の警報装置9−1から
引延ばして敷設した放音用のケーブル9−2に、並列に
複数(図示の例では2個)のスピーカ9−3,9−4を
接続し、警報装置9−1から送出された警報音を各スピ
ーカ9−3,9−4から放音する。
【0006】警報装置9−1には、警報メッセージ等を
発生する音声発生器9−11と点検用のトーン信号を発
生する発振器9−12とを備え、音声発生器9−11及
び発振器9−12の各出力を混合するハイブリット回路
9−13と、ハイブリット回路9−13の出力を増幅す
る増幅器9−14とを備え、増幅器9−14から警報音
の増幅信号は放音用のケーブル9−2へ送出される。
【0007】放音用のケーブル9−2には複数のスピー
カ9−3,9−4が3巻線トランスを介して接続され
る。該3巻線トランスの1次巻線Tr1は放音用ケーブ
ル9−2を介して増幅器9−14側に接続され、2次巻
線Tr2はスピーカ側に接続される。3次巻線Tr3は
スピーカから放音されるトーン信号のピックアップ用に
挿入され、該3次巻線を用いて各スピーカ9−3,9−
4の放音の点検を行う。3次巻線のインピーダンスは挿
入損失が大きくならないよう、一般的に約0.5Ωとし
ている。
【0008】トーン信号ピックアップ用の3次巻線に
は、各スピーカ毎に異なる周波数のバンドパスフィルタ
9−31,9−41が接続され、該バンドパスフィルタ
9−31,9−41の出力信号は、各スピーカに共通の
戻りライン9−5を介して警報装置9−1に返送され
る。
【0009】警報装置9−1には戻りライン9−5から
入力される各スピーカ対応の周波数のトーン信号を分離
識別するバンドパスフィルタ9−15,9−16を備
え、該バンドパスフィルタ9−15,9−16の出力信
号を包絡線検波する検波器9−17,9−18を備え
る。
【0010】各スピーカ9−3,9−4の点検は、警報
装置9−1の発振器9−12から各スピーカに対応した
周波数のトーン信号を送出し、各スピーカのバンドパス
フィルタ9−31,9−41を通過して返送されるトー
ン信号を監視し、各スピーカ対応の周波数のトーン信号
が検波器9−17,9−18から検出されるか否かによ
り、各スピーカが正常か異常かを判定する。
【0011】このようなスピーカ点検方式によれば、各
スピーカへの放音信号を伝送する2線の放音用ケーブル
9−2と、点検用のトーン信号が返送される2線の戻り
ラインの合計4線の線路を用いて、各スピーカ9−3,
9−4毎の正常/異常の判定が可能な放音設備を構成す
ることができる。
【0012】図9に示した構成例は、2つのスピーカを
設置した放音設備の構成例であるが、同様にパラレルに
スピーカを継ぎ足すことにより、スピーカの増設が可能
である。但し、増設可能なスピーカの数は、スピーカ対
応の周波数の点検用トーン信号が分離識別可能な数に制
限される。
【0013】実際の警報音の放音時は、音声発生器9−
11からの音声メッセージをフルパワー(例えば100
W程度)で放音するが、点検時は騒音をなるべく出さな
いよう、発振器9−12から点検監視用のトーン信号を
1〜数w程度で送出する。
【0014】図10は従来の放音設備のスピーカ点検監
視の回路動作の例を示す。同図の(a)は増幅器9−1
4の電源オン・オフ、同図の(b)は第1のスピーカ9
−3に対応する周波数の第1の発振器のオン・オフ、同
図の(c)は第2のスピーカ9−4に対応する周波数の
第2の発振器のオン・オフ、同図の(d)は第1の発振
器からのトーン信号を検出する第1の検波器9−17の
出力、(e)は第2の発振器からのトーン信号を検出す
る第2の検波器9−18の出力のタイムチャートを示し
ている。
【0015】図10の動作例では、(d)に示すように
第1の検波器9−17から検出出力が得られることから
第1のスピーカ9−3は正常であると判定され、(e)
に示すように第2の検波器9−18から検出出力が得ら
れないことから第2のスピーカ9−4は異常であると判
定される。なお、上述の点検監視のシーケンス制御は、
警報装置9−1の図示省略のプロセッサ(CPU)によ
り行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のスピーカ点検方
式は、以下のような問題点があった。 (1)各スピーカ対応の周波数の発振器には出力歪みが
少なく周波数精度が高い発振器が要求される。これは、
バンドパスフィルタ、特にスピーカ側のバンドパスフィ
ルタ9−31,9−41は無電源で動作し、かつ低コス
トでなければならないことから、メカニカルフィルター
が好適に使用可能であるが、メカニカルフィルターは通
過帯域が狭いため、周波数精度の良い発振器を使用しな
ければならない。
【0017】そのため、警報装置9−1において音声発
生器9−11を発振器9−12の代わりに使用して装置
の簡素化(コストダウン化)を図ろうとすると、ディジ
タルIC等を使用した音声発生器9−11からの単一ト
ーン信号は歪みが多く、該トーン信号をバンドパスフィ
ルターに通した後の出力レベルが大きくばらつくため、
スピーカ点検時の誤判定が増大してしまう。
【0018】(2)スピーカ点検の際に大きいトーン信
号を放音しなければならず、騒音となる。点検用のトー
ン信号は各スピーカのバンドパスフィルタ等を通過する
際に大きく減衰するため、警報装置からは点検用のトー
ン信号を高いレべルで送出しなければならず、点検の際
に大きな騒音を伴うこととなる。
【0019】(3)増設可能なスピーカの数が制限され
る。各スピーカ対応に異なる通過周波数のバンドパスフ
ィルターが並列接続されるため、異なる通過周波数のバ
ンドパスフィルターを多数並列に接続すると相互の干渉
が増大し、点検用のトーン信号の分離識別ができなくな
り、使用するバンドパスフィルターにも依るが、設置可
能なスピーカの数はバンドパスフィルターの制約によっ
て最大6台程度に制限される。
【0020】(4)特殊なバンドパスフィルターを使用
しなければならない。前述のようにスピーカ側に無電源
で動作し、かつ低コストのメカニカルフィルター等を使
用しなければならないが、メカニカルフィルターは需要
が低下気味の傾向にあることなどから、安定した部品の
調達が困難になる危惧がある。
【0021】(5)実際の警報時の放音を確認すること
ができない。前述のスピーカ点検方式は、実際の警報音
の放音をチェックするものではなく、実際の警報音放音
の前又は後に点検用トーン信号により放音をチェック
し、該チェック結果により各スピーカの正常性を判定し
ているだけであり、実際の警報音が確実に放音されたか
どうかについて不安が残るばかりでなく、その前後に余
計な点検用のトーン信号が放音されてしまう。
【0022】本発明は、スピーカ側にメカニカルフィル
タ等のバンドパスフィルタを設けることなく簡素な構成
で各スピーカの点検が可能となるようにし、上記メカニ
カルフィルタ等のバンドパスフィルタを使用することに
より生ずる問題点を解消し、点検音の騒音を低下させ、
装置の低コスト化を図り、また、実際の警報音の放音を
確認することができる放音設備のスピーカ点検方式を提
供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の放音設備のスピ
ーカ点検方式は、(1)点在する複数のスピーカを有す
る放音設備において、各スピーカ毎に異なるタイミング
で動作するタイマー付きリレーの接点により、各スピー
カで放音されるトーン信号を、各スピーカに共通の戻り
ラインを介して音源装置側に返送する手段を各スピーカ
側に備え、前記音源装置側に、前記タイマー付きリレー
を駆動する直流電流を前記戻りラインに給電する手段
と、該タイマー付きリレーを駆動した時点から各スピー
カ毎のタイミングに同期して、前記戻りラインから返送
されるトーン信号の有無を検出する手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0024】また、(2)前記各タイマー付きリレー
は、他のタイマー付きリレーとの接点閉成動作タイミン
グの間に、接点が開放状態となるインターバル区間を設
けたことを特徴とする。
【0025】また、(3)点在する2つのスピーカを有
する放音設備において、互いに開閉動作が反対の切替え
リレーの接点により、各スピーカで放音されるトーン信
号を、各スピーカに共通の戻りラインを介して音源装置
側に返送する手段を各スピーカ側に備え、前記音源装置
側に、前記切替えリレーを駆動する直流電流を前記戻り
ラインに給電する手段と、該切替えリレーの駆動時及び
非駆動時の、前記戻りラインから返送されるトーン信号
の有無を検出する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】また、(4)点在する2つのスピーカを有
する放音設備において、直流給電線に互いに逆向きのダ
イオードを介して接続された切替えリレーの接点によ
り、各スピーカで放音されるトーン信号を、各スピーカ
に共通の戻りラインを介して音源装置側に返送する手段
を各スピーカ側に備え、前記音源装置側に、前記切替え
リレーを駆動する直流電流を前記戻りラインに極性を切
替えて給電する手段と、極性を切替えて各切替えリレー
をそれぞれ動作させたときの、前記戻りラインから返送
されるトーン信号の有無を検出する手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0027】また、(5)点在する複数のスピーカを有
する放音設備において、各スピーカ毎に異なるタイミン
グで動作するパルス歩進リレーの接点により、各スピー
カで放音されるトーン信号を、各スピーカに共通の戻り
ラインを介して音源装置側に返送する手段を各スピーカ
側に備え、前記音源装置側に、前記パルス歩進リレーを
歩進させる直流電流の断続パルスを前記戻りラインに送
出する手段と、該パルス歩進リレーの歩進に同期して、
前記戻りラインから返送されるトーン信号の有無を検出
する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0028】また、(6)前記各パルス歩進リレーの特
定の歩進位置はスピーカのトーン信号が入力されること
なく、無音が返送されるようにしたことを特徴とする。
また、(7)前記各スピーカで放音されるトーン信号の
位相を各スピーカ同士で互いに反転したトーン信号を、
各スピーカに共通の戻りラインを介して音源装置側に返
送する手段を各スピーカ側に備えたことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるタイマー付き
リレーを使用したスピーカ点検の回路構成を示す。同図
に示すように、警報音発生元の音源装置である警報装置
1−1から引延ばして敷設した放音用のケーブル1−2
に、並列に複数のスピーカ1−3,1−4を接続し、警
報装置1−1からケーブル1−2を介して送出された警
報音を各スピーカ1−3,1−4から放音する点は図9
の従来の構成と同様である。
【0030】また、警報装置1−1に、警報メッセージ
等を発生する音声発生器1−11とスピーカ点検用のト
ーン信号を発生する発振器1−12とを備え、音声発生
器1−11及び発振器1−12の各出力を混合するハイ
ブリット回路1−13と、ハイブリット回路1−13の
出力を増幅する増幅器1−14とを備え、増幅器1−1
4から警報音の増幅信号を放音用のケーブル1−2へ送
出する構成も従来と同様である。
【0031】但し、発振器1−12からは任意の周波数
(例えば425Hz)のトーン信号をスピーカ点検用に
送出する。この点検用のトーン信号の周波数は何ら制限
や制約がなく、スピーカで放音可能な周波数範囲内の周
波数であればどのような周波数であってもよい。
【0032】放音用のケーブル1−2には複数のスピー
カ1−3,1−4が3巻線トランスを介して接続される
点も従来と同様であり、その3次巻線Tr3はスピーカ
から放音されるトーン信号のピックアップ用に使用さ
れ、スピーカから放音されるトーン信号は、3次巻線か
ら各スピーカに共通の戻りライン1−5を介して警報装
置1−1に返送される。
【0033】3次巻線と戻りライン1−5との間にはタ
イマー付きリレー1−31,1−41,1−42の接点
が挿入され、第1のスピーカ1−3と第2のスピーカ1
−4は、それぞれスピーカ毎に異なるタイミングで開閉
するリレー接点によって、その3次巻線からの点検用ト
ーン信号を戻りライン1−5に送出する。
【0034】タイマー付きリレー1−31,1−41,
1−42には、警報装置1−1から戻りライン1−5を
介して直流電流が給電され、該直流電流の給電開始時か
らそれぞれ異なるタイミングで、そのリレー接点が開閉
される。タイマー付きリレー1−31,1−41,1−
42への直流電流の給電は、警報装置1−1内のスイッ
チSW1を閉成することによって行われる。
【0035】図1に示した構成例では、第1のスピーカ
1−3に対しては1つのタイマー付きリレー1−31に
より、戻りライン1−5へのトーン信号返送のタイミン
グを制御し、第2のスピーカ1−4に対しては2つのタ
イマー付きリレー1−41,1−42の組合わせによ
り、戻りライン1−5へのトーン信号の返送タイミング
を制御している。
【0036】なお、コンデンサC1〜C3は戻りライン
に重畳する直流電流がオーディオ回路側に流入するのを
防止するコンデンサであり、インダクタンスL1〜L3
はオーディオ信号がタイマー付きリレー用の直流回路に
流入するのを防止するチョークコイルである。
【0037】図2に前述の本発明によるタイマーを使用
したスピーカ点検の回路動作例を示す。同図の(a)は
増幅器1−14の電源のオン・オフ、同図の(b)は発
振器1−12のオン・オフ、同図の(c)はタイマー付
きリレーへの給電用のスイッチSW1のオン・オフ、同
図の(d)はタイマー(TM1)付きリレー1−31の
接点のオン・オフ、同図の(e)はタイマー(TM2)
付きリレー1−41の接点のオン・オフ、同図の(f)
はタイマー(TM3)付きリレー1−42の接点のオン
・オフ、同図の(g)は点検用トーン信号を検出する検
波器1−15の出力を示している。
【0038】図2に示す動作例は、増幅器1−14の電
源、発振器1−12及びタイマー付きリレーへの給電ス
イッチSW1をオン状態にした後、タイマー(TM1)
付きリレー1−31の接点が所定の時間(例えば1秒
間)後にオフ状態となるまで、第1のスピーカ1−3か
らのトーン信号が戻りライン1−5へ返送される。
【0039】そして、該所定時間(例えば1秒間)経過
後に、タイマー(TM1)付きリレー1−31の接点が
オフ状態となると同時にタイマー(TM2)付きリレー
1−41の接点がオン状態となった時点から、タイマー
(TM3)付きリレー1−42の接点が所定の時間(例
えば2秒間)経過後にオフ状態となるまで、第2のスピ
ーカ1−4からのトーン信号が戻りライン1−5へ返送
される。
【0040】警報装置1−1は、タイマー付きリレーへ
の給電スイッチSW1をオン状態にした時点からの経過
時間を測定し、該経過時間に対応(同期)した検波器1
−15の出力を監視することにより、どのスピーカが正
常か異常かを判定することができる。
【0041】図1は2個のスピーカを設置した構成例を
示しているが、開閉タイミングが異なる複数のタイマー
付きリレーを適宜組合わせることにより、3個以上の複
数のスピーカに対して各スピーカ毎に戻りライン1−5
へのトーン信号返送タイミングが異なるように制御する
ことにより、3個以上の多数のスピーカが設置可能であ
ることは言うまでもない。
【0042】図3は点検用トーン信号の返送タイミング
にインターバルを設けた実施形態を示す。同図の(a)
は4つのスピーカを備えた放音設備の概略構成を示す。
該放音設備は前述のようなタイマー付きリレー3−1〜
3−4の接点によって、各スピーカ毎に異なるタイミン
グで警報音発生元の音源装置3−5からのトーン信号を
戻りラインに返送し、検波器3−6による該トーン信号
の検波出力レベルを基に各スピーカの正常性を判定す
る。
【0043】しかし、上記の判定を行う際に、各スピー
カ毎の点検タイミング間に隙間(インターバル)が無
く、隣接する点検タイミングが連続していると、タイマ
ー付きリレー3−1〜3−4の何れかの接点がオフする
ことなくオン状態になったままとなる異常が発生した場
合、常に該異常接点によって戻りラインにトーンが返送
されるため、他に放音異常のスピーカがあったとしても
検出されず、全て正常と判定されてしまう。
【0044】そこで、図3(b)のタイムチャートに示
すように、各タイマー付きリレー3−1〜3−4の接点
の閉成タイミングt1〜t4の間に、接点が開放状態と
なるインターバル区間Tを挿入し、該インターバル区間
Tにはトーンが返送されないようにする。
【0045】従って、図の(b2)に示すように、各タ
イマー付きリレー3−1〜3−4の閉成タイミングt1
〜t4で所定レベル以上の検波出力が有り、かつ、イン
ターバル区間Tでは検波出力が出現しなければ、各スピ
ーカは正常であると判定することができる。
【0046】しかし、図の(b3)に示すように、各タ
イマー付きリレー3−1〜3−4の閉成タイミングt1
〜t4で所定レベル以上の検波出力が有っても、インタ
ーバル区間Tでも同様に検波出力が有る場合は、タイマ
ー付きリレー3−1〜3−4の接点が異常であるという
ことになり、スピーカの正常性確認ができないというこ
とが判明し、スピーカ点検の信頼性を向上させることが
できる。
【0047】図4は本発明による切替えリレーを使用し
たスピーカ点検の回路構成を示す。この実施形態は、図
1に示したタイマー付きリレーに代えて切替えリレー4
−1,4−2を使用し、該切替えリレー4−1,4−2
を該リレーへの給電用のスイッチSW1のオン・オフに
より切替えて、2つのスピーカの点検を行うようにした
ものである。他の構成は図1に示した構成と同様であ
り、同一の構成要素に同一符号を付し、重複した説明は
省略する。
【0048】図5に本発明による切替えリレーを使用し
たスピーカ点検の回路動作例を示す。同図の(a)は増
幅器1−14の電源のオン・オフ、同図の(b)は発振
器1−12のオン・オフ、同図の(c)は切替えリレー
への給電用のスイッチSW1のオン・オフ、同図の
(d)は切替えリレー4−1の接点のオン・オフ、同図
の(e)は切替えリレー4−2の接点のオン・オフ、同
図の(f)は点検用トーン信号を検出する検波器1−1
5の出力を示している。
【0049】図5に示す動作例は、増幅器1−14の電
源及び発振器1−12をオン状態として、切替えリレー
への給電スイッチSW1をオン状態にすると、給電スイ
ッチSW1をオン状態としている間、第1の切替えリレ
ー4−1の接点がオン状態となり、その間、第2の切替
えリレー4−2の接点はオフ状態となる。
【0050】そして、給電スイッチSW1をオフ状態に
すると、第1の切替えリレー4−1の接点がオフ状態と
なり、第2の切替えリレー4−2の接点がオン状態とな
る。従って、給電スイッチSW1をオン状態にすると、
第1のスピーカ1−3からのトーン信号が戻りライン1
−5へ返送され、第1のスピーカ1−3の正常性をチェ
ックすることができる。一方、給電スイッチSW1をオ
フ状態にすると、第2のスピーカ1−4からのトーン信
号が戻りライン1−5へ返送され、第2のスピーカ1−
4の正常性をチェックすることができる。
【0051】図6は本発明によるダイオードと切替えリ
レーを使用したスピーカ点検の回路構成を示す。この実
施形態は、図4に示した給電のオンオフにより切替えリ
レー4−1,4−2の接点を切替える構成に代えて、給
電極性によって切替わるようにダイオードD1,D2を
スピーカ側に備え、かつ、警報装置1−1側に給電極性
切替える極性切替えスイッチSW2を備えたものであ
る。
【0052】図7に本発明によるダイオードと切替えリ
レーを使用したスピーカ点検の回路動作例を示す。同図
の(a)は増幅器1−14の電源のオン・オフ、同図の
(b)は発振器1−12のオン・オフ、同図の(c)は
切替えリレーへの給電用のスイッチSW1のオン・オ
フ、同図の(d)は給電の極性切替えスイッチSW2の
オン・オフ、同図の(e)は切替えリレー6−1の接点
のオン・オフ、同図の(f)は切替えリレー6−2の接
点のオン・オフ、同図の(g)は点検用トーン信号を検
出する検波器1−15の出力を示している。
【0053】図7に示す動作例は、増幅器1−14の電
源及び発振器1−12をオン状態として、切替えリレー
への給電スイッチSW1をオン状態にすると、極性切替
えスイッチSW2がオフ状態の間、第1の切替えリレー
6−1の接点がオン状態となり、その間、第2の切替え
リレー6−2の接点はオフ状態となる。
【0054】そして、極性切替えスイッチSW2をオン
状態にすると、第1の切替えリレー6−1の接点がオフ
状態となり、第2の切替えリレー6−2の接点がオン状
態となる。従って、給電スイッチSW1をオンにした状
態で、極性切替えスイッチSW2がオフ状態の間、第1
のスピーカ1−3からのトーン信号が戻りライン1−5
へ返送され、一方、極性切替えスイッチSW2をオン状
態にすると、第2のスピーカ1−4からのトーン信号が
戻りライン1−5へ返送され、それぞれのスピーカの正
常性をチェックすることができる。
【0055】図8は本発明によるステッピングリレーを
使用したスピーカ点検の実施形態を示す。同図は4つの
スピーカを備えた放音設備への適用例を示す。該放音設
備の4つのスピーカは、ステッピングリレー8−1〜8
−4の接点によって、各スピーカ毎に異なるタイミング
で音源8−5からのトーンを戻りラインに返送し、検波
器8−6による該トーンの検波出力レベルを基に各スピ
ーカの正常性を判定する。
【0056】ステッピングリレー8−1〜8−4は、複
数の入力端子を有し、供給される直流電流の断続パルス
によって接続先の入力端子を切替えるパルス歩進リレー
であり、メカニカルなロータリ型のスイッチ又はリレー
回路等により構成することができる。
【0057】各スピーカ対応のステッピングリレー8−
1〜8−4は、それぞれ異なる入力端子の位置に、3次
巻線からのトーン信号が入力されるように接続してお
く。そして、音源装置8−5側に戻りラインに直流電圧
を重畳するスイッチ8−7を備え、戻りラインを介して
直流電圧の断続パルスが送出されるようにスイッチ8−
7を断続する。
【0058】該スイッチ8−7の断続パルスにより、次
々と各ステッピングリレー8−1〜8−4の入力端子位
置を歩進させ、スピーカ対応の3次巻線から戻りライン
に返送されるトーン信号を切り替える。こうすることに
より、音源装置8−5側にはスイッチ8−7の断続に応
じて戻りラインを介して各スピーカからのトーン信号が
返送されるので、該トーン信号を検波器8−6で検波す
ることにより、各スピーカ毎に正常か異常かを判定する
ことができる。
【0059】なお、ステッピングリレー8−1〜8−4
の動作不良によるスピーカ点検の誤判定を回避するた
め、或る特定の歩進位置の入力端子には何も接続せず、
該歩進位置からは無音が返送されるようにしておく。例
えば、スピーカが4つである場合、5番目(5パルス
目)の入力端子も用意しておき、もしもこの入力端子に
歩進した状態でトーン信号が返送された場合には、ステ
ッピングリレー8−1〜8−4の何れかが動作不良(歩
進しない又は接点溶着等の異常)を起こしていることに
なるので、スピーカの正常性確認ができないと判定し、
スピーカ点検の信頼性を向上させることができる。
【0060】更に、前述したタイマー付きリレーを使用
した実施形態、切替えリレーを使用した実施形態又はス
テッピングリレーを使用した実施形態において、各スピ
ーカ対応の3次巻線から抽出するトーン信号の極性を、
例えば1つおきに反転して戻りラインに送出されるよう
にしておく。
【0061】こうすることにより、上記リレーの不具合
等により、極性が反対の2つのトーン信号が同時に返送
された場合に、互いに打ち消し合ってトーンの検出レベ
ルが低下するので、リレーの不具合等によるスピーカ点
検の誤判定を回避するようになる。
【0062】また、前述したタイマー付きリレーを使用
した実施形態、切替えリレーを使用した実施形態又はス
テッピングリレーを使用した実施形態を組合わせること
により、点検可能なスピーカの設置数を増大させること
ができ、更に、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の
変形を行うことが可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各スピーカ毎に異なる周波数の点検用トーン信号を分離
するバンドパスフィルタを使用することなく、各スピー
カ毎に点検用のトーンの返送タイミングが異なるように
して各スピーカを点検する構成としたことにより、4線
の線路を敷設した放音設備によりスピーカを点検するこ
とができるとともに、点検用のトーンがバンドパスフィ
ルター等のレベル損失回路を通過しない分、点検音のト
ーンのレベルを低くすることができ、点検時の騒音を低
下させることができる。
【0064】また、点検用のトーン信号を送出する発振
器に正確な周波数信号を生成する精度の高い発振器を設
ける必要がなく、該発振器を音声発生器と兼用すること
もでき、装置の低コスト化を図ることができる。
【0065】また、従来は周波数分割できる数でスピー
カの数に制限があったのに対して、点検用のトーンの返
送タイミングが各スピーカ毎に異なるようにすれば良
く、返送タイミングの分割数には大きな制約はなく、ス
ピーカの増設が容易である。
【0066】また、メカニカルフィルター等の特殊な部
品が不要であり、リレー回路等の簡素な回路によって構
成することができる。また、従来はフィルター等の周波
数特性の影響が大きくその調整が煩雑であったのに対
し、本発明は点検用トーンの返送レベルの調整だけで良
く調整が容易である。更に、実際の警報音の放音を各ス
ピーカ毎に監視することができ、確実に警報音が放音さ
れたかを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタイマー付きリレーを使用したス
ピーカ点検の回路構成を示す図である。
【図2】本発明によるタイマー付きリレーを使用したス
ピーカ点検の回路動作例を示す図である。
【図3】本発明による点検用トーン信号返送タイミング
にインターバルを設けた実施形態を示す図である。
【図4】本発明による切替えリレーを使用したスピーカ
点検の回路構成を示す図である。
【図5】本発明による切替えリレーを使用したスピーカ
点検の回路動作例を示す図である。
【図6】本発明によるダイオードと切替えリレーを使用
したスピーカ点検の回路構成を示す図である。
【図7】本発明によるダイオードと切替えリレーを使用
したスピーカ点検の回路動作例を示す図である。
【図8】本発明によるステッピングリレーを使用したス
ピーカ点検の実施形態を示す図である。
【図9】従来の放音設備におけるスピーカ点検の回路構
成を示す図である。
【図10】従来の放音設備におけるスピーカ点検の回路
動作例を示す図である。
【符号の説明】
1−1 警報装置 1−11 音声発生器 1−12 発振器 1−13 ハイブリット回路 1−14 増幅器 1−15 検波器 1−2 放音用のケーブル 1−3,1−4 スピーカ 1−31,1−41,1−42 タイマー付きリレー 1−5 戻りライン Tr1,Tr2,Tr3 トランス1次、2次、3次巻
線 SW1 スイッチ L1,L2,L3 インダクタンス C1,C2,C3 コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点在する複数のスピーカを有する放音設
    備において、各スピーカ毎に異なるタイミングで動作す
    るタイマー付きリレーの接点により、各スピーカで放音
    されるトーン信号を、各スピーカに共通の戻りラインを
    介して音源装置側に返送する手段を各スピーカ側に備
    え、 前記音源装置側に、前記タイマー付きリレーを駆動する
    直流電流を前記戻りラインに給電する手段と、該タイマ
    ー付きリレーを駆動した時点から各スピーカ毎のタイミ
    ングに同期して、前記戻りラインから返送されるトーン
    信号の有無を検出する手段と、を備えたことを特徴とす
    る放音設備のスピーカ点検方式。
  2. 【請求項2】 前記各タイマー付きリレーは、他のタイ
    マー付きリレーとの接点閉成動作タイミングの間に、接
    点が開放状態となるインターバル区間を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の放音設備のスピーカ点検方
    式。
  3. 【請求項3】 点在する2つのスピーカを有する放音設
    備において、互いに開閉動作が反対の切替えリレーの接
    点により、各スピーカで放音されるトーン信号を、各ス
    ピーカに共通の戻りラインを介して音源装置側に返送す
    る手段を各スピーカ側に備え、 前記音源装置側に、前記切替えリレーを駆動する直流電
    流を前記戻りラインに給電する手段と、該切替えリレー
    の駆動時及び非駆動時の、前記戻りラインから返送され
    るトーン信号の有無を検出する手段と、を備えたことを
    特徴とする放音設備のスピーカ点検方式。
  4. 【請求項4】 点在する2つのスピーカを有する放音設
    備において、直流給電線に互いに逆向きのダイオードを
    介して接続された切替えリレーの接点により、各スピー
    カで放音されるトーン信号を、各スピーカに共通の戻り
    ラインを介して音源装置側に返送する手段を各スピーカ
    側に備え、 前記音源装置側に、前記切替えリレーを駆動する直流電
    流を前記戻りラインに極性を切替えて給電する手段と、
    極性を切替えて各切替えリレーをそれぞれ動作させたと
    きの、前記戻りラインから返送されるトーン信号の有無
    を検出する手段と、を備えたことを特徴とする放音設備
    のスピーカ点検方式。
  5. 【請求項5】 点在する複数のスピーカを有する放音設
    備において、各スピーカ毎に異なるタイミングで動作す
    るパルス歩進リレーの接点により、各スピーカで放音さ
    れるトーン信号を、各スピーカに共通の戻りラインを介
    して音源装置側に返送する手段を各スピーカ側に備え、 前記音源装置側に、前記パルス歩進リレーを歩進させる
    直流電流の断続パルスを前記戻りラインに送出する手段
    と、該パルス歩進リレーの歩進に同期して、前記戻りラ
    インから返送されるトーン信号の有無を検出する手段
    と、を備えたことを特徴とする放音設備のスピーカ点検
    方式。
  6. 【請求項6】 前記各パルス歩進リレーの特定の歩進位
    置はスピーカのトーン信号が入力されることなく、無音
    が返送されるようにしたことを特徴とする請求項5に記
    載の放音設備のスピーカ点検方式。
  7. 【請求項7】 前記各スピーカで放音されるトーン信号
    の位相を各スピーカ同士で互いに反転したトーン信号
    を、各スピーカに共通の戻りラインを介して音源装置側
    に返送する手段を各スピーカ側に備えたことを特徴とす
    る請求項1、3、4又は5の何れかに記載の放音設備の
    スピーカ点検方式。
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