JP3803075B2 - 防災監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信機からの端末アドレスの指定により感知器用中継器の呼出しを行って火災感知器の火災検出信号を含む端末情報を収集して監視し、更に受信機から引き出された電話回線の端末側の電話ジャックに電話器を選択的に挿入接続して通話連絡を可能とする防災監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、R型として知られた受信機と端末の間でアドレス指定による呼出で防災情報を収集して監視する防災監視システムとしては、例えば図7のものがある。
【0003】
図7において、100は受信機であり、受信機100から引き出された伝送路102に複数の感知器用中継器104を接続している。受信機100からの伝送路102は、電源線V、伝送線S、伝送コモン線SC、電話線Tとなる。
【0004】
感知器用中継器104からは複数の感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LCが引き出され、各感知器線L1〜Lnのそれぞれと感知器コモン線LCとの間にオン、オフ型の火災感知器106を接続している。
【0005】
更に感知器用中継器104が設置された端末側には電話ジャック108が設置されており、電話ジャック108の一端に受信機100からの電話線Tを接続し、電話ジャック108の他端からの電話コモン線TCは、感知器コモン線LCに接続している。
【0006】
受信機100は感知器用中継器104に設定した端末アドレスを指定した呼出コマンドを送信し、自己アドレスとの一致を判別した感知器用中継器104から火災感知器106の火災検出信号を含む端末情報を収集して監視している。
【0007】
また、端末の電話ジャック108に電話器110を挿入接続すると受信機100で通話呼出が行われ、受信機100に設けている電話ジャックに電話器を挿入接続すると、電話線Tと伝送コモン線SCを経由した通話回路が形成され、受信機100と端末側で通話連絡をとることができる。
【0008】
図8は、図7の感知器用中継器一台を例にとって内部回路を受信機と共に示している。感知機用中継器104は、伝送回路部112,CPU回路部114及び火災受信回路部116を備える。伝送回路部112は伝送線Sと伝送コモン線SCの間に印加された電源電圧を受けて動作し、この電源電圧に重畳されて送信される呼出信号を受信増幅してCPU回路部114に入力している。またCPU回路部114からの応答信号を電流信号に変換して受信機100に送信している。
【0009】
CPU回路部114は、呼出信号のアドレスと自己アドレスを比較して一致したときに、自己の呼出しと判別し、火災感知器106の火災検出信号を含む端末情報を受信機100に応答信号として送信させる。
【0010】
火災受信回路部116は、感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LCの間に接続した火災感知器106の火災検出による発報電流を受信し、回線単位に火災検出信号をCPU回路部11うに出力する。また火災受信回路部116は感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LCの間の断線検出も行っている。
【0011】
【特許文献1】
特開平4−348498号公報
【特許文献2】
特開平5−336261号公報
【特許文献3】
特開平9−81870号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の防災監視システムにおいては、電源線V、伝送線S及び電話線Tに対するコモン線を全て伝送コモン線SCとして一緒にしていたため、伝送線Sに対する伝送信号が電話の通話音に重畳し、非常に聞きづらかった。即ち、受信機と感知器用中継器の間のデータ伝送速度は、例えば1200bpsと比較的低速であり、この伝送速度では伝送パルスの主成分が音声周波数帯域に存在しており、伝送信号が電話の通話音に重畳し、非常に聞きづらい。
【0013】
また、感知器線L1〜Lnに外来ノイズが誘起されると伝送コモン線SCにも外来ノイズが誘起され、伝送にも悪影響を与える問題もあった。
【0014】
この対策として図9のように、伝送コモン線SCから電話線Tの電話コモンTCを分離することが考えられる。しかし、感知器線L1〜Lnに誘起された外来ノイズの伝送コモン線SCへの影響は依然として残っている。
【0015】
別の他の対策として図10のように、CPU回路部114と火災受信回路部116の間をフォトカプラ118で電気的に分離することも考えられる。しかし、フォトカプラ118は、1つの感知器回線につき例えば4個必要となり、標準的な感知器回線の数を8回線とすると32個ものフォトカプラが必要となり、回路規模が大きくなりすぎて採用することはできない。
【0016】
また図7の従来システムにあっては、感知器用中継器104の火災受信回路部116に内蔵した断線検出回路により感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LCの間の断線検出も行っており、この断線検出は線間電圧を所定の閾値電圧と比較して断線の有無を判断している。しかし、電話コモン線TCと感知器コモンLCを共用しているため、電話器110を使用している際に通話音が感知器回線に重畳され、特に断線検出は閾値がシビアなため、通話音が断線検出機能に悪影響を与え、断線誤検出を起こす恐れがあった。
【0017】
また、断線検出回路には、感知回線に加える電圧を変化させて断線検出を行っているものもあり、この場合には感知器回線の電圧変化によるノイズが通話音に重畳し、電話の通話音が聞き苦しい問題もあった。
【0018】
本発明は、伝送信号の通話信号への影響及び感知器回線の外来ノイズの伝送信号への影響を最小限の設備および回路構成で低減して信頼性を向上させる防災監視システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。
【0020】
本発明は、受信機から引き出された伝送路に対し複数の感知器用中継器を接続すると共に、感知器用中継器から引き出された感知器回線に火災感知器を接続し、受信機からの端末アドレスの指定により感知器用中継器の呼出しを行って火災感知器の火災検出信号を含む端末情報を収集して監視し、更に受信機から引き出された電話回線の端末側の電話ジャックに電話器を選択的に挿入接続して通話連絡を可能とする防災監視システムを対象とする。
【0021】
このような防災監視システムにつき、本発明は、受信機からは伝送路として、伝送線、伝送コモン線、電源線、電話線、電源線と電話線に対するコモン線が引き出され、感知器用中継器は、伝送回路部、CPU回路部及び火災受信回路部で構成され、伝送回路部とCPU回路部との間を上り信号と下り信号を電気的に分離してやり取りするフォトカプラで結合し、伝送回路部に受信機からの伝送線と伝送コモン線を接続し、CPU回路部及び火災受信回路部側に受信機からの電源線とコモン線を接続し、更に受信機からの電話線を電話ジャックの一端に接続すると共に電話ジャックの他端からの電話コモン線を受信機からのコモン線に接続したことを特徴とする。
【0022】
このように感知器用中継器における伝送回路部とCPU回路部との間をフォトカプラで結合して電気的に分離することで、フォトカプラの数が最小限で済み、受信機に対する伝送線側と火災感知器に対する感知器回線側が分離されたことで、伝送信号が電話線に重畳されることはなく、外来ノイズが伝送信号に悪影響を与えることもない。
【0023】
本発明の防災監視システムにあっては、受信機からの伝送回線に感知器用中継器が例えば数百台接続されている。このため受信機からの呼出信号の場合、呼出信号に同期して全ての感知器用中継器に分離用に設けたフォトカプラのLEDが一斉に点灯し消灯する。このため伝送線の電流が大きく変化する。伝送線には線路抵抗があるため、これにより伝送線の電圧が変化する。この線路電圧の変動は伝送信号に同期しているため、伝送信号が変化したことになり、伝送の信頼性が損なわれる。
【0024】
そこで本発明は、感知器用中継器の伝送回路部として、伝送線と伝送コモン線の間に受信機から電源電圧に重畳して送信された呼出信号を受信増幅してフォトカプラの発光部を駆動する増幅器と、呼出信号が重畳された伝送線と伝送コモン線の線間電圧を電源として定電流を出力する定電流回路と、定電流回路の定電流出力を一定の電源電圧に変換して増幅器に印加する定電圧回路とを備えたことを特徴とする。
【0025】
これにより伝送回路部のフォトカプラを発光駆動する増幅器には、定電流回路から定電流出力に基づく一定の電源電圧が供給されるので、伝送信号によりフォトカプラのLEDが点灯し消灯しても、伝送線の電流は変化せず、伝送信号に影響を与えない。
【0026】
本発明の防災監視システムに於いて、感知器用中継器は、感知器回線の断線を検出する断線検出回路を備え、受信機は、端末側の電話ジャックに対する電話器の挿入接続を検出する挿入検出部と、挿入検出部の挿入検出出力が得られている間、感知器用中継器の断線検出回路の動作を停止させる制御信号を送信する伝送回路部とを備えたことを特徴とする。
【0027】
このように電話ジャックに電話器が挿入されると、受信機で電話器挿入が検出されて感知器用中継器に感知器回線の断線検出動作を停止させることができ、電話による通話時に、通話音が断線検出機能に悪影響を与えることが無く、同時に、
断線検出のための感知器回線の電圧変化が通話音に悪影響を与えない。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の防災監視システムのシステム構成の説明図である。図1において、本発明の防災監視システムは、管理人室などに設置された受信機1から警戒区域に対し伝送路2として、電源線V、伝送線S、伝送コモン線SC、電話線T及びコモン線Cを引き出している。ここでコモン線Cは、電源線Vと電話線Tに対するコモン線となる。
【0029】
受信機1から引き出された伝送路2に対しては感知器用中継器3が複数台設置されている。本発明の防災監視システムにあっては、受信機1は感知器用中継器3に設定した端末アドレスの指定により呼出しなどのコマンドを送信して応答情報を受信しており、受信機1に対しては端末アドレスの設定可能数分だけの感知器用中継器3を接続することができ、大規模な防災監視システムにあっては受信機1に対し数百台といった感知器用中継器3が接続される。
【0030】
感知器用中継器3からは複数の感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LCが引き出され、各感知器線L1〜Lnとの感知器コモン線LCとの間にオン、オフ型の火災感知器4を接続している。
【0031】
なお、この例では、感知器線L1〜Lnのそれぞれに1台の火災感知器4を接続した場合を例にとっているが、必要に応じて複数台の火災感知器4が各感知器線ごとに接続される。また、感知器線L1〜Lnの終端には断線検出のための終端器を接続するが、これは省略している。
【0032】
一方、感知器用中継器3が設置されている警戒区域には、受信機1と現場との間で通話連絡を行うため電話ジャック5が設けられている。この電話ジャック5は具体的には、警戒区域に設置されている火災発信機などに設けられることになる。
【0033】
電話ジャック5の一端には受信機1から引き出された電話線Tが接続され、電話ジャック5の他端は電話コモン線TCにより感知器用中継器3から引き出された感知器コモン線LCに接続され、この感知器コモン線LCには受信機1から引き出されたコモン線Cが接続される。
【0034】
ここで、複数の感知器用中継器3のうち一番上の感知器用中継器3に対応して設けた電話ジャック5に対し、電話器6をそのプラグにより挿入接続しており、電話ジャック5に対する電話器6の挿入接続により、受信機1からの電話線Tと電話コモン線TC、コモン線LC及び感知器コモン線Cを経由した通話回路が形成され、受信機1において通話呼出しが行われ、これに対し受信機1に設けている後の説明で明らかにする電話ジャックに対し電話器を挿入接続することで、端末側の電話器6との間で通話連絡を行うことができる。
【0035】
図2は図1の感知器用中継器3の1つを取り出して受信機1と共に示した本発明の実施形態のブロック図である。図2において、受信機1には、監視制御部7、伝送回路部8、操作表示部9、電話回路部10、電話ジャック11が設けられる。電話ジャックに対しては、通話の際には電話器12が挿入接続される。
【0036】
一方、感知器用中継器3には伝送回路部13、CPU回路部14及び火災受信回路部15が設けられる。本発明の感知器用中継器3にあっては、伝送回路部13とCPU回路部14との間の下り信号と上り信号のやり取りについて、フォトカプラ16,17を設け、電気的に分離している。
【0037】
フォトカプラ16,17は、発光部となるLED16a,17aと受光部となるフォトトランジスタ16b,17bを備えている。フォトカプラ16は伝送回路部13からCPU回路部14に信号を伝送する下り信号用である。またフォトカプラ17はCPU回路部14から伝送回路部13に信号を伝送する上り信号用である。
【0038】
伝送回路部13に対する電源供給は、伝送線Sと伝送コモン線SCにより行われている。このため伝送線Sと伝送コモン線Cの間には、電源電圧と同時に伝送回路部8からの下り信号及び伝送回路部13からの上り信号が重畳されることになる。
【0039】
ここで受信機1の伝送回路部8からの下り信号は、電源線を兼ねる伝送線Sと伝送コモン線SC間に電圧信号として重畳させている。また感知器用中継器3の伝送回路部13から受信機1に対する上り信号は、伝送線Sと伝送コモン線SC間に流れる線路電流を変化させることで送信している。
【0040】
受信機1の伝送回路部8は、通常監視状態にあっては、感知器用中継器3の端末アドレスを順番に指定した呼出コマンドを含む呼出信号を送信しており、この呼出信号は感知器用中継器3の伝送回路部13で受信され、フォトカプラ16を介してCPU回路部14に入力される。
【0041】
CPU回路部14は受信した呼出信号から呼出アドレスを抽出して、予め設定された自己アドレスと比較し、アドレス一致を判別したときに、そのときの感知器用中継器3における状態信号をフォトカプラ17を介して伝送回路部13に出力し、伝送回路部13より線路電流の変化として受信機1に送出する。
【0042】
受信機1からの呼出信号に対する感知器用中継器3の応答信号としては、例えば8ビットの応答データ中の特定のビットに対応して、正常、障害、火災などの検出状態を設定し、対応する状態ビットを立てることで応答信号を受信機に返す。
【0043】
また火災検出時にあっては、受信機1に火災割込信号を送出し、受信機1において火災割込処理を行わせる。即ち受信機1は、感知器用中継器3から火災割込信号の受信すると、火災を検出している感知器用中継器3のアドレスを検索するためのアドレス検索処理を実行して、火災を検出した感知器用中継器3を特定し、特定したアドレスの感知器用中継器3に対し継続的に呼出信号を送って火災検出情報の応答を得るようになる。
【0044】
更に受信機1の伝送回路部8にあっては、感知器用中継器3に対する呼出信号の転送と並行して、一定周期例えば1秒間隔で断線検出制御信号を送信しており、この断線検出制御信号を受けてCPU回路部14は、火災受信回路部15に感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LC間の断線検出動作を行わせる。この断線検出動作による検出結果は、断線検出処理が終了した後の次の呼出信号に対する応答信号により送り返される。
【0045】
受信機1の監視制御部7は、伝送回路部8により感知器用中継器3との間の伝送制御で得られた感知器用中継器3に関する情報に基づいて、火災受信処理や障害発生処理などの監視制御を行う。この監視制御部7に対しては操作表示部9が設けられており、火災表示や障害表示に加え、それぞれの表示に必要な操作入力を行うようにしている。
【0046】
更に電話回路部10は、端末側の電話ジャック5に図示のように電話器6が挿入接続されると、このとき電話線Tとコモン線C間に流れる電流を検出して通話接続を認識し、監視制御部7に電話器挿入接続を通知して通話呼出動作を行わせる。
【0047】
通話呼出しがあったならば、管理者は受信機1に設置されている電話器12を取り出して電話ジャック11に接続することで、端末側の電話器6との間で通話を行うことができる。
【0048】
図3は図2の感知器用中継器3の各回路部の詳細を示した回路ブロック図である。図3において、伝送回路部13には受信回路18と送信回路19が設けられている。受信回路18にはフォトカプラ16のLED16aが設けられ、受信機から伝送された呼出信号によりLED16aを発光駆動し、CPU回路部14側のフォトトランジスタ16bをオンオフ制御する。
【0049】
また送信回路19にはフォトカプラ17が設けられ、CPU回路部14からの応答信号によりLED17aの発光駆動によるフォトトランジスタ17bのオンオフを受けて伝送線Sと伝送コモン線SCの線路電流を変化させることで、応答信号を受信機1に送出する。
【0050】
CPU回路部14には、CPU20、受光回路21、発光回路22、メモリ23、断線監視制御部24、A/D変換器25及び定電圧回路30が設けられている。このCPU回路部14のCPU20を含む各回路部は、受信機からの電源線Vで供給されたコモン線Cとの間の電源電圧を定電圧回路30に入力し、例えばCPU20に対しては5ボルトの電源電圧を出力し、一方、火災受信回路部15側には例えば20ボルトの電源電圧を出力している。
【0051】
CPU20に対する呼出信号は、フォトカプラ16を介して、受光te\21で受光された信号が入力する。メモリ23には感知器用中継器3に予め割り当てられた端末アドレスが保存されており、CPU20は呼出信号から抽出したアドレスとメモリ23の受光アドレスとを比較して受信機の呼出しを判別する。
【0052】
またCPU20は、例えば1分間隔で受信機から断線検出制御信号を受信すると、断線監視制御部24を駆動し、火災受信回路部15側の感知器線L1〜Lnごとに設けている回線受信回路26に内蔵している断線検出回路の検出動作を行わせる。
【0053】
またCPU20はA/D変換器25に、火災受信回路部15に設けている感知器線L1〜Lnの回線受信回路26で検出した線路電流の変換電圧を並列的に入力しており、この入力を周期的にサンプリングしてCPU20に取り込んでいる。
【0054】
また断線監視制御部24を動作させた断線検出タイミングにあっては、回線受信回路部26の断線検出回路を動作させていることから、このときA/D変換器25でサンプリングされる線路電流の変換電圧は断線検出状態を表わすことになる。
【0055】
この図3の実施形態に示すような各回路部を備えた図2の感知器用中継器3を受信機1に接続した本発明の防災監視システムにあっては、感知器用中継器3において伝送回路部13とCPU回路部14の間がフォトカプラ16,17による結合で電気的に分離されているため、伝送線Sと伝送コモン線SC間に伝送される呼出信号(下り信号)及び応答信号(上り信号)の伝送パルスが例えば1200bpiのデータ伝送速度となることで、電話器6における可聴周波数帯域にあっても、電気的には分離されているために伝送パルスによる伝送ノイズ音が電話器6,12の通話音に重畳することはない。
【0056】
逆に、火災受信回路部15から引き出された感知器線L1〜Lnに外来ノイズが重畳しても、感知器コモン線LCと伝送コモン線SCは電気的に分離されているため、感知器線L1〜Lnに重畳した外来ノイズが伝送線Sと伝送コモン線SC側に重畳し、外来ノイズによって呼出信号や応答信号の伝送信号が悪影響を受けることはない。
【0057】
更に、フォトカプラ16,17で伝送回路部13とCPU回路部14との間を電気的に分離したことに伴い、受信機1から電源線Vと電話線Tに対するコモン線Cを新たに引き出して感知器用中継器3におけるCPU回路部14側に接続しているが、このコモン線Cについて、火災感知器4側については感知器コモン線LCをそのまま使用している。
【0058】
このため、新たに受信機から引き出したコモン線Cは感知器用中継器3までで済み、火災感知器4側への引出しは不要となり、受信機1からの伝送路2に新たにコモン線Cを1本追加することになっても、図9のように電話線Tに対し電話コモン線TCを完全に分離した場合に比べると、増設に伴う規模及び工数を十分に低減でき、この結果、既存の火災報知設備であっても本発明を適用することが比較的容易にできる。
【0059】
図4は図3の感知器用中継器3の伝送回路部13に設けている受信回路18の実施形態を示した回路図である。図2のような本発明の防災監視システムにあっては、感知器用中継器3の伝送回路部13とCPU回路部14との間にフォトカプラ16,17を設けたため、図1において受信機1に対し感知器用中継器3が例えば数百台接続されるような場合を考えると、受信機1からの呼出信号(下り信号)に同期して、伝送回路部13に設けているフォトカプラ16のLED16aが呼出信号に同期して一斉に点灯、消灯することになる。
【0060】
このような感知器用中継器3の伝送回路部13におけるフォトカプラ用のLEDの一斉動作により、伝送線Sと伝送コモン線SCに流れる伝送電流が大きく変化することになる。そして伝送線Sと伝送コモン線SCには線路抵抗があるため、この線路抵抗によりフォトカプラのLEDが一斉にオン、オフすることによる電流変化で伝送線Sと伝送コモン線SC間の電圧が大きく変化する。
【0061】
伝送回路部13は伝送線Sと伝送コモン線SC間の電源電圧の供給を受けて動作しているため、フォトカプラのLEDの一斉動作により線路電流が変化して線間電圧が変わると、電源電圧が大きく変動することとなり、伝送回路部13に設けている増幅器などの動作特性が変化し、伝送信号を正しく受信できなくなることで、信頼性が損なわれる恐れがある。
【0062】
そこで図4の伝送回路部13の受信回路18にあっては、ツェナーダイオードZD1、抵抗R1,R2及びトランジスタQ1により定電流回路を構成し、伝送線Sと伝送コモン線SC間の電圧がフォトカプラのLEDの駆動でパルス的に変動しても、常にトランジスタQ1のコレクタより一定電流を出力するようにしている。
【0063】
トランジスタQ1のコレクタには、定電圧回路として機能するツェナーダイオードZD2が接続されており、定電流出力はツェナーダイオードZD2のツェナー電圧で決まる一定電圧に変換され、増幅器27に一定の電源電圧を供給することになる。
【0064】
増幅器27の入力には伝送線Sが接続されており、伝送線Sの電圧に重畳された呼出信号を増幅し、フォトカプラ16のLED16aを発光駆動している。このLED16aの増幅器27による発光駆動の際の消費電流は、トランジスタQ1を含む定電流回路の定電流出力であり、このためLED16aをオン、オフ駆動しても、伝送線Sと伝送コモン線SCに流れる電流は一定電流である。
【0065】
このため多数の感知器用中継器3で呼出信号に同期してフォトカプラのLEDを発光駆動しても線路電流は変動せず、このため電源電圧として使用される線路電圧も変動がなく、受信回路18の増幅器27は安定して呼出信号を受信増幅して、フォトカプラ16を介してCPU回路部14に出力することができる。
【0066】
図5は本発明による防災監視システムの他の実施形態であり、この実施形態にあっては、端末側の電話ジャックに対する電話器6の挿入接続を受信機側で検出した際に、感知器用中継器における感知器回線の断線検出動作を停止させるようにしたことを特徴とする。
【0067】
図5の防災監視システムにおいて本発明にあっては、フォトカプラ16,17により電気的に分離されたCPU回路部14及び火災受信回路部15側の感知器コモン線LCに電話ジャック5からの電話コモン線TCを接続して共用しており、このため電話ジャック5に電話器6を挿入接続して受信機1の電話器12との間で通話を行った場合、通話信号によって火災感知器4側の感知器コモン線LCが変動し、感知器線L1〜Lnの断線検出は厳格に閾値を設定して線路電流を判断しているため、通話信号による変動で断線誤検出を起こす恐れがある。
【0068】
一方、通話側から見ると、図3に示したように、火災受信回路部15に設けている回線受信回路26はCPU回路部14の断線監視制御部24からの制御を受けて例えば1分間隔ごとに断線検出動作を行っている。この断線検出動作としては、通常監視状態における感知器線L1〜Lnの線路電圧20ボルトを例えば35ボルトという高い電圧に変化させた状態で、終端器を流れる線路電流を監視し、断線の有無を判断するようにしている。
【0069】
このため断線検出時にあっては、パルス的に感知器線L1〜Lnの電圧が変化することで電話コモン線TCを感知器コモン線LCに共用していることで、断線検出動作に伴うノイズが通話信号に重畳し、通話が聞き取りづらいという問題を起こしている。
【0070】
そこで図5の実施形態にあっては、受信機1に挿入検出部28を設け、挿入検出部28で端末の電話ジャック5に対する電話器6の挿入接続を検出した場合、伝送回路部8に挿入検出を通知し、これを受けて伝送回路部8は感知器用中継器3に対する断線検出制御信号の伝送を停止するようにしている。
【0071】
このため、電話器6を電話ジャック5に接続して受信機1の電話器12と通話を行っている間、伝送回路部8から感知器用中継器3に対し断線検出信号は出力されず、火災受信回路部15において感知器線L1〜Lnと感知器コモン線LC間の断線検出は行われないため、通話信号によって断線検出が悪影響を受けることがなく、同時に断線検出によるノイズがなくなることで、通話が聞き取りづらくなることを防ぐことができる。
【0072】
図6は図5の受信機1の伝送回路部8における伝送処理のフローチャートである。伝送回路部8にあっては、ステップS1で端末アドレスを順次指定しながら呼出コマンドを入れた呼出信号を送信して、アドレス一致が得られた感知器用中継器3からの応答信号を受信している。
【0073】
この呼出応答の間で一定時間例えば1秒を経過すると、ステップS2で断線検出タイミングが判別され、ステップS3で挿入検出部28による電話器の挿入検出の有無をチェックする。電話器6の電話ジャック5に対する挿入がない場合には、ステップS4で断線検出制御信号を送信して、感知器用中継器3で断線検出動作を行わせる。
【0074】
一方、断線検出タイミングで電話器の挿入接続を検出した場合には、ステップS4の断線試験信号の送信をスキップする。これによって、通話中は感知器用中継器3において断線検出動作は行われないことになる。
【0075】
続いてステップS5で火災割込みをチェックしており、火災割込みを検出すると、ステップS6で火災検出中の感知器用中継器のアドレスを特定するアドレス検索処理を行う。そしてステップS7で、アドレスを特定した火災検出中の感知器用中継器に対し継続的に呼出信号を送ってデータ検出処理を行う。この伝送回路部8による火災検出データの検出処理を受けて、受信機1の監視制御部7は火災判断と火災警報表示を行うことになる。
【0076】
ステップS8で、その後、火災が消火して監視員による復旧操作が行われると、火災復旧が判別され、一連の処理を終了し、ステップS9で受信機が停止でなければ、再びステップS1に戻り、火災監視を再開することになる。
【0077】
なお上記の実施形態は、受信機1からの伝送路2に感知器用中継器3のみを設けた防災監視システムを例にとっているが、この感知器用中継器3以外に、必要に応じて感知器用中継器3と同じデータ伝送機能を備えたアナログ火災感知器や防火戸や防排煙などを制御する制御用中継器を接続するようにしてもよい。
【0078】
また上記の実施形態にあっては、感知器用中継器3の火災受信回路部15側に設ける断線検出回路として、受信機からの断線検出制御信号により周期的に駆動されて断線検出時に感知器回線の電圧を変化させて断線検出する例を示すものであったが、受信機1からの制御によらず継続的に断線監視を行っている断線検出回路であってもよい。
【0079】
更に上記の実施形態にあっては、感知器用中継器側で火災を検出した際に受信機に対し火災割込みを行い、火災割込みに基づいて火災検出を行った感知器用中継器を特定するアドレス検索を行う場合を例にとっているが、これに限定されず、通常の呼出信号の応答に優先して火災信号を送出する方式であれば、適宜の伝送を行うことができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、受信機からの伝送路に接続している感知器用中継器における伝送回路とCPU回路との間をフォトカプラで結合して電気的に分離し、同時に受信機からの伝送路についても伝送回路側とCPU回路側を分離したことで、感知器用中継器に使用するフォトカプラの数が必要最小限で済み、受信機に対し伝送線側と感知器回線及び電話回線側が分離されたことで、伝送信号によるノイズが電話線に重畳することにより通話が聞き取りづらくなる問題を解消でき、同時に感知器回線側の外来ノイズが伝送線側に重畳しないことから、外来ノイズによる伝送信号に対する悪影響を防止できる。
【0081】
また感知器用中継器の伝送回路部にフォトカプラを設けたことで、受信機に対し接続している多数の感知器用中継器に対する呼出信号でフォトカプラのLEDが一斉に駆動されて、これにより伝送回線の線路電流が大きく変動し、伝送回路部の電源電圧となる線路電圧も変動するが、本発明にあっては、感知器用中継器の伝送回路部の受信側に定電流回路を設け、定電流回路の出力で受信増幅器に対する電源供給を行って呼出信号によりフォトカプラのLEDを駆動するため、フォトカプラのLEDを駆動しても受信機からの伝送回線の電流は変動せず、フォトカプラのLEDの一斉駆動により伝送信号に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0082】
更に本発明にあっては、端末側の電話ジャックに電話器が挿入されると、受信機側で電話器挿入接続を検出して感知器用中継器に感知器回線の断線検出動作を停止させるため、通話時の断線検出によるノイズの混入を防ぐと同時に、通話信号による感知器回線の電圧変動で、断線検出のためにシビアな閾値を設定している場合の断線誤検出を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示したシステム構成の説明図
【図2】図1の感知器用中継器の1つを例にとって受信機と共にその実施形態を示したブロック図
【図3】図2の感知器用中継器における各回路部の実施形態を示したブロック図
【図4】本発明の感知器用中継器における伝送回路部の受信回路の実施形態の回路図
【図5】電話器挿入を検出して感知器用中継器で断線検出を停止させる本発明の防災監視システムの説明図
【図6】図5の実施形態における受信機伝送回路部の処理動作のフローチャート
【図7】従来の防災監視システムの説明図
【図8】図7の感知器用中継器の1つを例にとって受信機と共に回路構成を示したブロック図
【図9】電話線と電話コモン線を分離した防災監視システムの説明図
【図10】感知器用中継器でCPU回路部と火災受信回路部との間をフォトカプラにより電気的に分離した防災監視システムの説明図
【符号の説明】
1:受信機
2:伝送路
3:感知器用中継器
4:火災感知器
5,11:電話ジャック
6,12:電話器
7:監視制御部
8,13:伝送回路部
9:操作表示部
10:電話回路部
14:CPU回路部
15:火災受信回路部
16,17:フォトカプラ
16a,17a:LED
16b,17b:フォトトランジスタ
18:受信回路
19:送信回路
20:CPU
21:受光回路
22:発光回路
23:メモリ
24:断線監視制御部
25:A/D変換器
26:回線受信回路
27:増幅器
28:挿入検出部
30:定電圧回路

Claims (3)

  1. 受信機から引き出された伝送路に対し複数の感知器用中継器を接続すると共に、前記感知器用中継器から引き出された感知器回線に火災感知器を接続し、前記受信機からの端末アドレスの指定により前記感知器用中継器の呼出しを行って前記火災感知器の火災検出信号を含む端末情報を収集して監視し、更に前記受信機から引き出された電話回線の端末側の電話ジャックに電話器を選択的に挿入接続して通話連絡を可能とする防災監視システムに於いて、
    前記受信機からは前記伝送路として、伝送線、伝送コモン線、電源線、電話線、前記電源線と電話線に対するコモン線が引き出され、
    前記感知器用中継器は、伝送回路部、CPU回路部及び火災受信回路部で構成され、前記伝送回路部とCPU回路部との間を上り信号と下り信号を電気的に分離してやり取りするフォトカプラで結合し、前記伝送回路部に受信機からの伝送線と伝送コモン線を接続し、前記CPU回路部及び火災受信回路部側に前記受信機からの電源線とコモン線を接続し、更に前記受信機からの電話線を前記電話ジャックの一端に接続すると共に電話ジャックの他端からの電話コモン線を前記受信機からのコモン線に接続したことを特徴とする防災監視システム。
  2. 請求項1記載の防災監視システムに於いて、前記感知器用中継器の伝送回路部は、
    前記伝送線と伝送コモン線の線路間に前記受信機から電源電圧に重畳して送信された呼出信号を受信増幅して前記フォトカプラの発光部を駆動する増幅器と、前記呼出信号が重畳された前記伝送線と伝送コモン線の線路電圧を電源として定電流を出力する定電流回路と、
    前記定電流回路の定電流出力を一定の電源電圧に変換して前記増幅器に印加する定電圧回路と、
    を備えたことを特徴とする防災監視システム。
  3. 請求項1記載の防災監視システムに於いて、
    前記感知器用中継器は、前記感知器回線の断線を検出する断線検出回路を備え、
    前記受信機は、端末側の前記電話ジャックに対する電話器の挿入接続を検出する挿入検出部と、前記挿入検出部の挿入検出出力が得られている間、前記感知器用中継器の断線検出回路の動作を停止させる制御信号を送信する伝送回路部とを備えたことを特徴とする防災監視システム。
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