JP2003066585A - 感光材料分別装置 - Google Patents

感光材料分別装置

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JP2003066585A
JP2003066585A JP2001253010A JP2001253010A JP2003066585A JP 2003066585 A JP2003066585 A JP 2003066585A JP 2001253010 A JP2001253010 A JP 2001253010A JP 2001253010 A JP2001253010 A JP 2001253010A JP 2003066585 A JP2003066585 A JP 2003066585A
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Tamotsu Sakai
保 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の分別単位である顧客単位に分別して印
画紙を載置するバケットに収納袋を同時に収納すること
で、別の場所に移動せずにその場で収納袋に収納する作
業を行うことのできる簡易的な感光材料分別装置の提
供。 【解決手段】 感光材料処理装置で完成後のペーパーP
を排出位置から落下位置まで搬送するベルトコンベア2
6と、間欠的に循環駆動される複数のバケット28上に
ペーパーPを落下させ所定の分別単位に分別載置するバ
ケット循環駆動手段27と、分別載置の終了を検出する
検出手段と、収納袋Fを1枚毎にベルトコンベア26上
に送り出す第2の搬送手段70とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料分別装置
に係り、特に完成後の印画紙を収納する収納袋を供給す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感光材料分別装置によれば、感光
材料処理装置で完成後の印画紙をベルト式コンベア装置
の上に落下し、コンベアベルトが方向転換する落下地点
まで搬送し、循環駆動される複数のバケット上に落下さ
せて、所定の分別単位である顧客単位に分別して載置
し、バケット上において積載状態となっている印画紙を
外部に取り出した後に、収納袋に入れ、顧客に代金引換
で手渡すようにしている。このように印画紙を収納袋に
入れることは以外と面倒なことから、例えば特開平10
−319565号公報に開示される印画紙の自動袋詰め
のための装置が提案されている。また、特開平6−38
632号公報には、印画紙を収納袋に袋詰めした後に、
収納袋の厚さに変動があっても正常に送り出すように構
成された装置が提案されている。
【0003】一方、上記の従来の感光材料分別装置とし
ては、特開平10−194579、特開平10−194
580号の各公報に開示されるように、感光材料処理装
置の印画紙排出口の近傍に固定される基部の上方部位で
回動軸支される第1の軸体と、下方部位で回動軸支され
るとともに間欠駆動される第2の軸体間において無端状
態で張架されるチェーンを設け、このチェーンに対して
バケットの略中央部位を固定するようにして構成されて
おり、バケット内において整理された分別単位である1
オーダーごとの印画紙をバケットから取り出し、別の場
所で収納袋に収納するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た印画紙の自動袋詰めのための装置によれば、収納袋を
回転式に設け、印画紙を傾斜して袋詰めを行うための機
構が必要となることからかなり大掛かりとなり、かつ設
置のための場所が必要とすることから処理枚数の大きな
場合に使用が限定されるものであった。
【0005】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、所定の分別単位である顧客単位
に分別して印画紙を載置するバケットに収納袋を同時に
収納することで、別の場所に移動せずにその場で収納袋
に収納する作業を行える簡易的な感光材料分別装置の提
供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、感光材料処理
装置において完成後の印画紙を排出位置から落下位置ま
で搬送する第1の搬送手段と、間欠的に循環駆動される
複数のバケット上に印画紙を前記落下位置から落下させ
所定の分別単位に分別載置するバケット循環駆動手段と
を備えた感光材料分別装置であって、前記分別載置の1
オーダー分の終了が検出されると、前記検出に応じて印
画紙を収納するための収納袋を1枚毎に前記第1の搬送
手段上に送り出す第2の搬送手段と、前記検出手段と前
記第2の搬送手段に接続されて前記送り出しの制御を司
る制御手段とを具備することを特徴としている。
【0007】また、前記第2の搬送手段は、前記収納袋
を1枚毎に起立状態で保持するとともに、前記第1の搬
送手段の上流側の上方で前記仕切り板を方向転換させ前
記送り出しのための落下を行う複数の仕切り部材と、前
記仕切り部材を略水平方向に循環駆動する循環手段とか
ら構成されることを特徴としている。
【0008】そして、前記仕切り部材が前記循環手段の
上面側に位置する往路において起立させ、底面側に位置
する復路において前記仕切り部材を循環駆動方向と逆方
向に倒すように保持する保持手段を設けたことを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
【0010】先ず、図1は感光材料処理装置1の全体構
成の要部を示すために筐体2に対して着脱自在に設けら
れるカバーを全て取り外して示した正面図である。尚、
図1では印画紙P(ぺーパーPとも呼ぶ)の処理を行な
う場合について述べる。
【0011】さて、図1において装置1は紙面の表裏方
向に極力偏平に構成されており、設置後の占有面積を取
らないようにする一方で、前面側から主要な各部分に簡
単にアクセスできるように配慮されている。
【0012】先ず、印画紙焼付面となる発色乳剤面側を
外側にして巻かれたロールペーパーRPは、所定幅寸法
(例えば、89mm幅)の連続した長尺ロールとしてコ
アに捲回されており、かつ光を完全に遮断した遮光状態
にされてペーパーマガジン3内で回転自在かつ着脱でき
るように内蔵されている。これらのペーパーマガジン
3、3は、装置1を正面から見て左側下方に位置する左
右収納部に図示のように同時あるいはいずれか一方に装
填可能に設けられている。この装填操作のために、各ペ
ーパーマガジン3は、前方から引き出し可能にされて取
り出し可能にされており、かつ装填してから奥側に移動
することで図示の所定位置にセットできるように構成さ
れている。また、これらのペーパーマガジン3、3は図
示のように左右収納部のいずれにも収容できるように、
図示のように左右対称の形状に形成されるとともに、表
裏面の両方の壁面に取出し及び装填用のハンドル(不図
示)が夫々設けられている。
【0013】また、内蔵されたロールペーパーPをマガ
ジン3の外部に向けて矢印方向に排出する際に自動的に
開口部を開く自動開閉機構が設けられており、ペーパー
マガジン3の右収納部とペーパーマガジン3の左収納部
のどちらか一方あるいは双方に同時に装填した場合に、
同じように自動開閉するように構成されている。このよ
うにしてペーパーマガジン3の構成部品の共通化を図る
とともに、使用者は左右収納部への装填を意識せずにサ
イズの異なるペーパーを使用頻度に応じて使えるように
して使い勝手を向上させている。
【0014】これらのペーパーマガジン3の開口部の近
傍には夫々カッターユニット4が配設されている。この
カッターユニット4は、ペーパーマガジン3の開口部か
ら送り出された直後のロールペーパーRPを露光する前
に所望のカットサイズに切断するために設けられてお
り、各カッターユニット4により所定のカットサイズに
切断されたペーパーPであって画像形成前のペーパーP
は、暗箱7の底面部位に配設された露光テーブル5の露
光位置に順次送られるように構成されている。この搬送
のために露光テーブル5には切断後のペーパーPの裏面
を走行面で吸引して搬送し、露光位置まで搬送するため
の吸着搬送機構が内臓されている。この吸着搬送機構
は、ペーパーPを一時的に露光位置に吸着保持する機能
に加えて回転する回転機能を有している。
【0015】以上のようにして、露光の準備が整うと、
露光部6に対してフィルムFを順次駒送りして、ズーム
レンズ等からなる光学系9を自動または手動で調整して
所望のサイズの像をペーパーP上に結像して露光する。
さらに、上記の回転機能は、吸引パッドによりパーパー
Pを吸引した後に90度旋回することで、異なるサイズ
のペーパーの露光を行うように構成されている。
【0016】この露光後に、ペーパーPは搬送部10に
向けて矢印D1方向に搬送されて、途中位置で、大判ペ
ーパーであるか否かの判断が行われてから、下流方向に
搬送される。ここで、ペーパーサイズが小型(例えば、
幅89×長さ127mm)の時は、振り分け装置12に
より左右に振り分けて搬送するようにして、下流側の第
2の部屋14に設けられた各処理液槽16内を2列で搬
送する。このように2列で搬送することで、処理速度を
アップできる。また、パノラマ写真(幅89×長さ25
4mm)のように縦長の場合も、同じように2列で搬送
できるようにしている。
【0017】一方、露光部6に装填されるフィルムFの
搬送方向に対して直交するように露光を行いたい場合に
は、上記の回転機能により吸着保持されているパーパー
Pを90度分旋回して露光する。このようにして、同一
種類の幅寸法のペーパーのままで、複数の種類の異なる
サイズのペーパーの露光処理を行えるように構成されて
いる。
【0018】以上説明した左右収納部と、暗室7と露光
テーブル5と搬送部10は処理液槽16に貯められた各
処理液が温度上昇などで気化して発生したガスの影響を
受けないように形成された第1の部屋13の内部に配設
されている。このために、第1の部屋13は、上記の第
2の部屋14との間に仕切り壁11を設けて、この仕切
り壁11に設けられた開口部に配設されたシャッター装
置15の蓋部材の開閉動作を行うことで、パーパーPを
図中の矢印D2方向に搬送するときのみ、蓋部材を開く
ようにして気化ガスまたは水蒸気が第2の部屋14から
第1の部屋3に進入しないようにしている。また、第1
の部屋13の内圧を第2の部屋14以上に維持すること
で、シャッター装置15の蓋部材が開いている状態でも
気化ガスが進入しないようにして万全を尽くしている。
【0019】なお、以上のカッターユニット4と露光テ
ーブル5と搬送部10はいずれも筐体2の手前に簡単に
引き出せるように構成されており、ペーパージャム解除
及び各種点検作業が簡単に行えるように構成されてい
る。
【0020】シャッター装置15を矢印D2方向に通過
したぺーパーPは、搬送ラック装置17により搬送さ
れ、露光後のペーパーPの現像処理を処理液槽16内で
矢印D3方向となるように方向転換して送る途中で現像
処理が行われる。この搬送ラック装置17は、筐体にお
いて開閉自在に設けられる不図示の天井部材を開いた後
に、図示のように各処理液槽16中に個別に内臓さられ
ており、搬送ラック17の搬送ローラに付着した処理液
の固化成分等を定期的に除去する清掃作業を行うとき
に、上方に移動して、外部に取り出すことができるよう
に設けられている。また、各搬送ラック17は、共通の
駆動モータ20からウォームギアを用いた動力伝達機構
を介して動力伝達されることで、搬送ラック17の搬送
ローラが同期駆動されることで速度差無く搬送できるよ
うに構成されている。
【0021】この搬送ラック17による搬送動作によ
り、ペーパーPの先端が案内装置18により案内されて
矢印D4方向に向かう方向転換が行われて、漂白定着を
行う次の処理液層16に送られる。その後、図示のよう
に搬送されて、最後に安定処理を行う処理液槽16を出
てから矢印D5方向に方向転換するように案内されて、
乾燥装置22に送り込まれる。この乾燥装置22は、破
線図示のように搬送する途中で、ペーパーPの乳剤面へ
の温風吹き付けをノズルを介して行ない乾燥させた後
に、上方に向けて搬送する。
【0022】この乾燥装置22の上方には、分岐点に配
設されたセレクタ24によりサイズ毎に搬送するサイズ
分別装置23が設けられており、このサイズ分別装置2
3により、例えば4つ切りの大型サイズのペーパーPを
上方の固定トレー25に排出する一方で、8つ切りの大
サイズのペーパーPと小サイズのサービス版サイズのペ
ーパーPを第1の搬送装置であるベルトコンベア26上
に排出する。
【0023】このベルトコンベア26上に排出されたペ
ーパーPは、紙面手前側に搬送されて、やがてベルトコ
ンベア26の落下位置から下方に落下し、下方に設けら
れたバケット循環駆動手段27の循環駆動されるバケッ
ト28上に所定の顧客単位で載置されるように構成され
ている。
【0024】このバケット循環駆動手段27は図示のよ
うに紙面前方に向けて展開するように回動軸支される多
数のバケット28を循環駆動するように構成されてい
る。
【0025】以上の工程を経て、完成後のペーパーPの
乳剤面を上にして最終的に装置1の外部に排出するよう
に構成されている。
【0026】一方、上記の各処理液槽16の下方部位に
は、着脱自在に設けられる容器内に上記の各処理液の濃
縮液を収納した容器29が設けられ、この下方の補充用
の補充タンク19に供給可能にするとともに水タンク2
1から水の供給を不図示のポンプ及び配管で行うことで
補充タンク19内の処理液の濃度を一定にできるように
構成されている。これらへのアクセスは、前面のカバー
(不図示)のみを開くことで、簡単にできるので日常必
要となる作業が全て前面からできるように配慮されてい
る。また、処理液の補充用の補充タンク29が下方側に
設けられており、これらのタンクに対して予め容器に貯
蔵された各種濃縮処理液を導入するために、開口部をシ
ール部材で密閉するとともに開口部を下にして図示のよ
うにセットされる。また、現像液と定着液と安定液を個
別に貯蔵した補充タンク29は、一つの箱体に収納され
ており、これを感光材料処理装置の前面から着脱するよ
うにして、不図示の開栓装置が上方に移動されて容器の
各開口部を覆うシールを穿孔して、開栓装置に連結され
たチューブからタンク19内に原液を供給するように構
成されている。
【0027】また、乾燥装置22の下方の空間を占める
筐体2内には電源部が設けられるとともに、この電源部
の上には上記の各処理液槽16及び後述する種々の制御
を司るためのCPU等からなる制御部100が配設され
ており、各搬送路に配された、感光紙の走行状態を検出
する複数の光電センサー等の検出手段の検出信号により
装置全体の搬送系の制御を行うように構成されている。
【0028】そして、完成されたペーパーPは、ベルト
コンベア26の落下位置から下方に落下されるので、落
下されたペーパーを、循環駆動される複数のバケット2
8の最上位置に所定の分別単位となる顧客毎に載置する
とともに収納袋を同時に載置するように構成されてい
る。
【0029】図2は、図1の感光材料分別装置の要部で
あるバケット循環駆動手段27と第1の搬送装置である
ベルトコンベア26と収納袋Fを送り出す第2の搬送装
置70を示した右側面図である。本図おいて、既に説明
済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割
愛すると、図中のハッチングで示した基部71には、従
動ローラ35と駆動ローラ36とが回動自在に夫々軸支
されており、これらの間にベルト37を張架しており、
駆動ローラ36がモータM1の駆動に伴い矢印方向に駆
動されることで、ベルト37上に排出されたペーパーP
を従動ローラ35側の落下位置へ送り出すように構成さ
れている。
【0030】また、バケット循環駆動手段27は、装置
1の筐体に対して不図示のヒンジを用いて回動可能に固
定されている基部41に設けられている。また、ベルト
コンベア26と、バケット28の間には図示のように大
きな落差があることから、その間にスロープ部材50が
図示のようにバケット28をまたいで不図示のアームに
より両支持状態で支持されており、バケット28の動き
に干渉しないように、かつまた実線と破線図示の位置の
間で駆動可能に設けられている。
【0031】一方、上記の基部41には側壁部38が固
定されており、ベルトコンベア26から送り出されて矢
印方向に落下したペーパーPの先端側を一旦受け止める
ことで、載置位置に停止しているバケット28中にペー
パーを載置するようにしている。
【0032】バケット28の循環機構は、基部41の上
方部位において不図示の左右一対の軸受で軸支された第
1の軸体42に固定された一対の第1のスプロケット4
3と、基部41の下方部位において不図示の左右一対の
軸受で軸支された第2の軸体45に固定された一対の第
2のスプロケット48と、この第2のスプロケット48
を駆動するために破線図示のギア47を介して動力伝達
するギアードモータ46と、第1のスプロケット43と
第2のスプロケット48に噛合する一対の無端チェーン
49と、この無端チェーン49に固定される複数のバケ
ット28とから構成されており、ギアードモータ46を
間欠駆動することで、バケット28を矢印方向に間欠的
に駆動するように構成されている。
【0033】複数のバケット28は、上記の一対の無端
チェーン49を構成する一対のチェーン駒49aの取付
部49bに対して固定される取付基部28aと、この取
付基部28aに対して付勢力を印加されて回動自在に軸
支されるとともに、図示のように水平面に対して上向き
の10度前後の所定角度θの位置で停止する中間バケッ
ト部28bと、この中間バケット部28bに対して付勢
力を印加されて回動自在に軸支され、上記の所定角度θ
の位置で停止する先端バケット部28cとから構成され
ており、先端バケット28cの先端部分が図中の二点鎖
線で示す軌跡となるように折り畳むように循環駆動され
るように設けられている。
【0034】このように循環駆動することで、特に図示
の上方の矢印方向に移動するときの専有面積を極力小さ
くしている。また、ベルトコンベア26の従動ローラ3
5の下方から二点鎖線で示す軌跡までの距離も小さくし
て落差を極力少なく設定可能にしている。さらに、ベル
トコンベア26のベルト37面とバケット28の間には
図示のように落差がある。この落差のために、スロープ
部材50を固定式とした場合には、ペーパーPに発生す
るカールによりスロープ部材50上を滑らかに滑ること
ができなくり、バケット28上で反転してしまい、整頓
性が悪くなる。また、この状態から続いてペーパーPを
落下させるとバケット28上においてランダムに載置さ
れてしまうこととなる。
【0035】そこで、図示のようにバケット28に向け
て傾斜したスロープ部材50を実線図示の案内位置か
ら、ベルトコンベア30の下方の破線図示の待機位置に
複合軌跡を描いて駆動するようにして、バケット28上
の反転防止を行ない整頓性を確保するように構成されて
いる。上記のバケットを構成する中間バケット部28b
上には大小サイズのペーパーの整頓を行うためのストッ
パー部材60が固定されている。
【0036】次に、図3(a)はベルトコンベア26と第
2の搬送装置70の外観斜視図であり、図3(b)は(a)
のX-X線矢視断面図である。本図において、既に説明
済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割
愛すると、ベルトコンベア26の固定のための基部71
は筐体2に対する片支持状態で固定されている。また、
この基部71の背後には基部72が固定されており、こ
の基部72を収納袋Fの送り出しを行う第2の搬送装置
70の取付基部としている。図2に図3を参照して、基
部72の上には板部材73、73が対向配置して固定さ
れており、これらの板部材73、73間の空間部分にお
いて多数の仕切り部材75を図2の矢印方向に回動する
ように設けている。このように多数の仕切り部材75を
回動可能にするために、図2においてエンドレスのアタ
ッチメント付きチェーン78をスプロケット77と駆動
スプロケット76間で張設して設けており、駆動スプロ
ケット76がモータM2により駆動されることで仕切り
部材75を矢印方向に方向転換するように駆動すること
で、仕切り部材75間にセットされた収納袋Fを図示の
ようにベルトコンベア26のベルト37上に自重で落下
させるように構成されている。
【0037】図4(a)は、第2の搬送装置70の立体分
解図であり、(b)は完成後の外観斜視図である。
【0038】本図において、板部材73には図示のよう
な円弧形状部分を有したガイド部材80が夫々固定され
ている。また、上記の各スプロケット76、77は軸体
に固定されており、これらの軸体を板部材73に固定さ
れた不図示の軸受で回動自在に軸支する一方で、駆動ス
プロケット76の軸体の端部には歯付きプーリ82が固
定されており、板部材73の内側に固定された破線図示
のモータM2の出力軸に固定された歯付きプーリとの間
に歯付きベルト81を張設してモータM2への通電にと
もない駆動スプロケット76の駆動を行うことで、図4
(b)に図示のようにアタッチメント付きチェーン78に
固定された仕切り部材75をガイド部材80上で摺接し
て案内して矢印方向に駆動することで、図2に図示のよ
うに収納袋Fを送り出すようにしている。
【0039】続いて、図5(a)は第2の搬送装置70の
駆動スプロケット76の様子を示した正面図であり、
(b)は(a)のX-X線矢視断面図である。本図におい
て、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附
して説明を割愛すると、アタッチメント付きチェーン7
8にはアタッチメント部78aが所定間隔で一体形成さ
れており、このアタッチメント部78aに対して保持部
材85が固定されている。この保持部材85は図5(b)
に図示のように上記のガイド部材80上を摺動するよう
に案内されるとともに、軸支部85aにおいて上記の仕
切り部材75が起立状態になる不図示のトーションバネ
を設けている。この結果、仕切り部材75がアッタチメ
ント付きチェーン78の上面側に位置する往路において
起立させ、底面側に位置する復路において仕切り部材7
5が循環駆動方向と逆方向に倒すように保持するように
して、ベルトコンベア26に対する落差を少なくしてい
る。
【0040】以上のように仕切り部材75の間において
収納袋Fをセットできるので、離れた場所からも在庫を
確認できるので管理が簡単になる利点もある。
【0041】図6は、以上のように構成される第2の搬
送装置の動作説明のフローチャートである。図6に図2
を参照して、先ずステップS1において、モータM1へ
の連続通電によりベルトコンベア26の矢印方向の駆動
が行われて完成後のペーパーPの送り出しの準備が整
い、ステップS2に進み顧客の1オーダー分の枚数のペ
ーパーPが最上位置のバケット28上に載置されたこと
が制御装置100に接続される上記の検出手段によりス
テップS3で検出されると、ステップS4においてモー
タM2への通電が行われて仕切り部材75の矢印方向の
駆動が行われてステップS5でベルトコンベア26上に
収納袋Fが送り出されるまで実施され、送り出しが終了
したときにステップS6でモータM2への通電を終え
る。一方、ベルトコンベア26のモータM1は連続通電
されており、収納袋Fをバケット28上に1オーダ分の
ペーパーPとともに載置する。以上で1オーダ分のペー
パーPと収納袋Fのバケット28上への送り出しを終了
し、ステップS7でモータ41の間欠通電を行い次のバ
ケット28が落下位置に移動した時点で終える。
【0042】このようにして、1オーダ分のペーパーP
と収納袋Fとが同じバケット28上に載置されるので、
オペレータは同時に把持して外部に取り出すことがで
き、その場で収納袋に入れることができる。以降、同じ
作業を繰り返し実行する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の分別単位である顧客単位に分別して印画紙を載置
するバケットに収納袋を同時に収納することで、別の場
所に移動せずにその場で収納袋に収納する作業を行うこ
とのできる簡易的な感光材料分別装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光材料分別装置の全体構成の要部を示す正面
図である。
【図2】図1の右側面図であり、バケット循環駆動手段
27と第1の搬送装置と第2の搬送装置の要部を示した
図である。
【図3】(a)はベルトコンベア26と第2の搬送装置7
0の外観斜視図であり、(b)は(a)のX-X線矢視断面
図である。
【図4】第2の搬送装置70の立体分解図であり、(b)
は完成後の外観斜視図である。
【図5】(a)は第2の搬送装置70の駆動スプロケット
76の様子を示した正面図であり、(b)は(a)のX-X
線矢視断面図である。
【図6】第2の搬送装置の動作説明のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 感光材料処理装置 2 筐体 17 搬送ラック 18 案内装置 20 駆動モータ 22 乾燥装置 23 サイズ分別装置 25 固定トレー 26 ベルトコンベア(第1の搬送装置) 27 バケット循環駆動手段 28 バケット 70 第2の搬送装置 73 板部材 75 仕切り部材 76 駆動スプロケット 77 スプロケット 78 アタッチメント付きチェーン 80 ガイド部材 F 収納袋 P 印画紙(ペーパー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料処理装置において完成後の印画
    紙を排出位置から落下位置まで搬送する第1の搬送手段
    と、間欠的に循環駆動される複数のバケット上に印画紙
    を前記落下位置から落下させ所定の分別単位に分別載置
    するバケット循環駆動手段とを備えた感光材料分別装置
    であって、 前記分別載置の1オーダー分の終了が検出されると、 前記検出に応じて印画紙を収納するための収納袋を1枚
    毎に前記第1の搬送手段上に送り出す第2の搬送手段
    と、 前記検出手段と前記第2の搬送手段に接続されて前記送
    り出しの制御を司る制御手段とを具備することを特徴と
    する感光材料分別装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の搬送手段は、 前記収納袋を1枚毎に起立状態で保持するとともに、前
    記第1の搬送手段の上流側の上方で前記仕切り板を方向
    転換させ前記送り出しのための落下を行う複数の仕切り
    部材と、 前記仕切り部材を略水平方向に循環駆動する循環手段と
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の感光
    材料分別装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材が前記循環手段の上面側
    に位置する往路において起立させ、底面側に位置する復
    路において前記仕切り部材を循環駆動方向と逆方向に倒
    すように保持する保持手段を設けたことを特徴とする請
    求項2に記載の感光材料分別装置。
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