JP2935184B1 - 写真焼付処理装置の搬送手段 - Google Patents

写真焼付処理装置の搬送手段

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JP2935184B1
JP2935184B1 JP14165198A JP14165198A JP2935184B1 JP 2935184 B1 JP2935184 B1 JP 2935184B1 JP 14165198 A JP14165198 A JP 14165198A JP 14165198 A JP14165198 A JP 14165198A JP 2935184 B1 JP2935184 B1 JP 2935184B1
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Abstract

【要約】 【課題】 所定サイズに予め切断された印画紙を露光部
に搬送し、露光後に、複数の処理槽を設けた下流側に搬
送するための搬送手段を備えた写真焼付現像装置におい
て、露光部における露光枚数が処理槽の処理能力枚数以
上となる場合に必要となるバッファ機能を備えるととも
に、処理槽での処理が可能となったときに、すみやかに
処理槽に搬送できる搬送手段の提供。 【解決手段】 所定サイズに予め切断された印画紙を露
光部に搬送し、露光後に、複数の処理槽を設けた下流側
に搬送するための搬送部10を備えた写真焼付現像装置
であって、搬送路に沿って複数分が設けられるととも
に、搬送のための駆動力をモータ55から得る搬送ロー
ラ31、32…42と、駆動力を断続するクラッチ56
と、最下流側に配設され印画紙の通過状態を検出するセ
ンサS1とから構成される搬送部10と、露光部におけ
る露光枚数が前記処理槽の処理能力枚数以上であるかを
検出する計測部4aと、モータ55とクラッチの通電制
御で動力伝達を行なうことで印画紙を順次送り出すよう
に制御する制御ユニット100を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真焼付処理装置の
搬送手段に係り、特に印画紙を所定サイズに切断した後
に、所定処理液体を貯蔵した処理槽に順次搬送し、乾燥
後に外部に排出するように構成された搬送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】写真完成後の所定サイズに予め切断され
た印画紙(以下ペーパーと呼ぶ)の乳剤面上に露光焼付
けを行った後に、プロセッサーと呼ばれる現像、漂白、
水洗用の処理液体を内蔵した処理槽内を順次通過させて
から、乾燥後に外部に排出するように構成された写真焼
付現像装置を、本願出願人は種々実用化している。
【0003】このように所定サイズに切断する方式の写
真焼付現像装置としては、例えば、米国特許番号5、3
07、114号に開示の写真焼付現像装置が知られてい
る。この開示では、ペーパーマガジン内で光を遮断して
内蔵された連続するロールペーパー状のペーパーをカッ
ターユニットにより、所望のカットサイズに予め切断
し、その後に、ペーパーの乳剤面を上にして露光焼付け
部に搬送し、スキャナーにセットされたフィルムにより
所望のサイズに露光焼付けした後に、下流側に搬送し
て、現像、漂白、水洗用の処理液体を内蔵した処理槽中
を順次搬送させた後に、乾燥して外部に排出する構成が
提案されている。そして、この装置は、所望サイズに露
光する際に、露光焼付け部においてペーパーを回転する
必要のある場合にはペーパーを90度回転してから露光
焼き付けする機能と、フィルムの現像を行う機能を一体
的に備えたものである。
【0004】一方、所望のカットサイズに予め切断さ
れ、露光後のペーパーを左右の2列に振り分ける搬送機
構を備えることで、現像、漂白、水洗用の処理液体を内
蔵した処理槽内を2列で順次通過させることで、処理能
力を2倍近くまで向上した写真焼付現像装置を本願出願
人は実用化しているが、このような処理能力を高めた写
真焼付現像装置によれば、露光装置で露光されたペーパ
ーを速やかに処理槽に搬送することが必要となる。
【0005】また、露光装置によりペーパーの乳剤面上
に露光焼付けを行なう時間に比べて、現像、漂白、水洗
用の処理液体を内蔵した処理槽内を順次通過する時間
は、より長いことから、露光装置で露光されるペーパー
枚数が処理槽で処理されるペーパー枚数より上まる状態
になった場合には、露光後のペーパーを待機させるバッ
ファ機能を設ける必要がある。
【0006】例えば、本願出願人は特公平1−4197
9号において、露光装置と処理槽の間において連続する
ロールペーパー状のペーパーをループを形成するように
ストックするためのストッカーを設けることで、露光装
置から送り出されるロールペーパーの送り出し速度が、
処理槽の処理能力よりも早い場合にストッカーに貯える
ようにしたバッファー機能を設けることを提案してい
る。また、特開昭55−90298号公報の「帯状材料
の切断装置」によれば、露光及び処理後にプリント処理
がされたロールペーパーを所定サイズに切断するため
に、バッファー機能をロールペーパー供給手段とカッタ
ー装置の間に設けることで、切断速度とプリント処理さ
れたロールペーパーの送り出し速度の差を吸収する技術
が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
各公報は、いずれも連続するロールペーパー状のペーパ
ーをストックするバッファ機能であるために、上記のよ
うにロールペーパー状のペーパーを所定サイズに予め切
断した後に、ペーパーの乳剤面を上にして暗室に搬送し
露光焼付けを行った後に設けられるべきバッファ機能と
は大きく異なるものである。
【0008】具体的には、連続するロールペーパーにバ
ッファ機能を具備させるためには、上記の各公報に見ら
れるようにロールペーパーの前後をローラで保持し、た
るみを持たせるようにして、速度差を吸収するようにす
れば良いが、所定サイズに切断されたペーパーはたるみ
によるバッファ機能に依存することはできない。また、
上述のように露光装置で露光されたペーパーを2列に振
り分けた後に速やかに処理槽に搬送することは、たるみ
に依存するバッファ機能を備えた搬送機構では到底実現
できない。
【0009】一方、ペーパーを2列に振り分ける機能を
備え、かつ上記のバッファ機能を備えた搬送機構を露光
装置と処理槽の間に配設することは、写真焼付現像装置
全体の空間的な制約からかなり困難であるし、かつまた
各部位へのアクセスが必要となる保守作業をさらに考慮
に入れるとますます実現が困難である。
【0010】したがって、本発明は上述した問題点に鑑
みてなされたものであり、所定サイズに予め切断された
印画紙を露光部に搬送し、露光後に、複数の処理槽を設
けた下流側に搬送するための搬送手段を備えた写真焼付
現像装置において、露光部における露光枚数が処理槽の
処理能力枚数以上となる場合に必要となるバッファ機能
を備えるとともに、処理槽での処理が可能となったとき
に、すみやかに処理槽に搬送できる写真焼付処理装置の
搬送手段の提供を目的としている。
【0011】また、上記目的に加えて、搬送手段の搬送
路長さをより長くすることで、より多くの印画紙をスト
ックすることができる写真焼付処理装置の搬送手段の提
供を目的としている。
【0012】そして、上記目的に加えて、搬送手段の搬
送路へのアクセスを容易にすることで、メンテナンス作
業を容易にすることができる写真焼付処理装置の搬送手
段の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、所定サイズに
予め切断された印画紙を露光部に搬送し、前記露光部で
の露光後に、これを処理する処理槽を設けた下流側へと
搬送する搬送手段であって、前記露光部から前記処理槽
の導入口の間を結ぶ搬送路と、前記搬送路に沿って複数
分が設けられるとともに、前記搬送のための駆動力をモ
ータから得る搬送ローラと、前記駆動力を断続するクラ
ッチと、最下流側に配設され印画紙の通過状態を検出す
る検出器とから構成されることを特徴としている。
【0014】また、前記搬送手段と、前記露光部におけ
る露光枚数が前記処理槽の処理能力枚数以上であるかを
判断する判断手段と、前記判断手段により、前記露光枚
数が前記処理槽の処理能力枚数以上であると判断される
と、前記検出器からの検出に応じて、前記クラッチへの
所定通電により前記モータからの動力伝達を解除するこ
とで、処理槽に近い下流側の搬送ローラから順次印画紙
を保持するとともに、所定時間経過後に前記クラッチへ
の所定通電により前記モータからの動力伝達を行なうこ
とで、印画紙を順次送り出すように制御する制御手段と
を具備することを特徴としている。
【0015】また、搬送長さを長くするために前記搬送
路を略「N」字形状に設けることを特徴としている。
【0016】また、前記搬送手段は、前記写真焼付現像
装置の前面側から出し入れ可能な基部に設けられること
を特徴としている。
【0017】そして、前記搬送手段は、斜め下方に向か
う前記搬送路途中において印画紙を左右2列に振り分け
るための振分け機構を配設するとともに、前記基部を、
前記露光部に近い上流側基部と前記振分け機構を配設し
た下流側基部とから分離構成することで、独立して前記
前面側から出し入れ可能、かつ全ての搬送路部位へ外部
から接近可能に構成することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施形態に
ついて添付の各図面を参照して述べる。
【0019】先ず、図1は写真焼付現像装置1の全体構
成の要部を示すために筐体2に対して着脱自在に設けら
れるカバーを全て取り外して示した外観斜視図であり、
オプション設定される左側のペーパーマガジン左収納部
を増設した様子を示しており、また完成後の写真の排出
部については省略して示してある。この装置1は紙面表
裏方向に極力偏平に構成することで、設置後の占有面積
を取らないようにする一方で、前面から主要な各部分に
簡単にアクセスできるようにしている。
【0020】この結果、特に我が国における狭い店内等
において壁面に対してかなり近接するように装置1を設
置した場合であっても、日常行われるべき種々の作業で
ある処理液の交換乃至補充の際に、簡単に使用できるよ
うにするとともに、装置1の背面に対するアクセスが極
力不要になるようにしている。
【0021】また、このペーパーマガジン左収納部は、
装置1の側面から分離可能に取付けられるものであり、
カッターユニット4とともに増設できるようにして、図
示のように2個のペーパーマガジン3を同時に装填可能
にしている。このようにして、より需要の高い使用頻度
となった場合には、ペーパーマガジン3を適宜増設でき
るようにして、右側のペーパーマガジン右収納部のみを
配設した状態で納入設置された写真焼付現像装置1を、
最初にラボや写真館等に導入しておき、導入後の使用頻
度とパノラマ写真を含むペーパーの消費量に基づき、適
宜ペーパーマガジン左収納部を増設可能にしている。
【0022】一方、写真焼付面側に発色乳剤を予め塗設
した印画紙(以下ペーパーと呼ぶ)は、所定幅寸法(例
えば、89mm幅)の連続した長尺ロールペーパーとし
て捲回状態で、かつ光を完全に遮断した状態にされてペ
ーパーマガジン3内において回転自在になるようにして
内蔵されている。このペーパーマガジン3は、左右のペ
ーパーマガジン左収納部とペーパーマガジン右収納部に
対して共通に使用できるようにするために、図示のよう
に左右対称の形状に構成されるとともに、表裏面の両方
の壁面において取出し装填用のハンドル(不図示)が夫
々設けられている。また、内蔵のロールペーパーPをマ
ガジン3の外部に矢印P1方向に排出する際の開口部の
自動開閉機構が設けられており、ペーパーマガジン右収
納部とペーパーマガジン左収納部のいずれにマガジンを
挿入した場合でも同じように自動的に開閉するようにし
て構成部品の共通化を図るとともに使い勝手を向上させ
ている。
【0023】また、これらのペーパーマガジン3に近接
して設けられるカッターユニット4は、連続搬送される
ペーパーPを焼付け前に所望サイズに切断するためのも
のであり、このカッターユニット4により所定のカット
サイズに切断されたペーパーPは、先ず暗箱7内に設け
られた露光焼付テーブル5上において搬送ベルト12に
よる吸引動作及び搬送動作により搬送されて、一時的に
吸着固定されて、焼付けのための準備が整い、スキャナ
ー6に対してフィルムFを順次駒送りして、ズームレン
ズ等からなる光学系13を自動または手動にて調整して
所望のサイズの像をペーパーP上に結像して焼付けるよ
うに構成されている。 さらに、露光焼付テーブル5の
略中央にはペーパー回転機構11が設けられており、吸
引パッド8によりパーパーPを吸引後に矢印P2方向に
90度回転可能にしている。
【0024】より詳しくは、カッターユニット4で切断
されたペーパーPはテーブル5上に穿設された多数の孔
部の吸着作用により隙間なくテーブル側に吸引される。
焼き付け後に、ペーパーPは搬送部10に向けて搬送さ
れて図中の矢印P3の位置で、大判PLであるか否かの
判断がされた後に、下流方向に搬送される。ここで、ペ
ーパーサイズが小型(127×89mm)の時は、左右
に振り分けて搬送するようにして、処理槽16内を2列
になるように搬送する。このように2列で搬送するよう
にして、処理速度をアップできるようにしている。ま
た、パノラマ写真(254×89mm)のように縦長の
場合も同じように2列で搬送できるようにしている。
【0025】一方、フィルムスキャナー6に装填される
フィルムの搬送方向に対して直交するように焼付けを行
いたい場合には、吸引パッド8を90度分回動駆動して
焼付けを行えるようにして、同一種類のペーパーのまま
で、複数種類の異なるサイズを全て焼付け処理できるよ
うに構成されている。
【0026】この焼付け動作の後に、カッターユニット
4の上方に配設された搬送部10に向けてパーパーPを
搬送するために、搬送路選択機構9が動作して、ペーパ
ーPを搬送部10に向けて搬送して、矢印P3、P4、
P5、P6、P7方向に順次搬送し、処理槽側に搬送す
る。この搬送部10にはペーパー搬送途中において挨拶
文等を写真に焼付けるためのグリーティングユニット
(不図示)が簡単に着脱自在になるように設けられてい
る。このために、搬送部10へは頻繁にアクセスする必
要があり、搬送部10は後述するように筐体2の手前に
簡単に引き出せるように構成されている。
【0027】また、この搬送部10の下流側には焼付け
後のペーパーの現像、漂白、水洗を順次行うための処理
槽16が図示のように階段状に設けられており、処理槽
16の間に設けられた反転ロール(不図示)により方向
転換して乾燥ユニット21に送り込むようにして乾燥後
に、最終的に装置1の外部に排出するように構成されて
いる。
【0028】処理槽16の中段の下方部位には処理液の
補充用の補充タンク15が設けられる一方で、タンクの
下方のドレイン14を介して使用済みの処理液を回収で
きるようにして、前面のカバー(不図示)のみを開くこ
とで、日常必要となる作業が全てできるように配慮され
ている。
【0029】そして、乾燥ユニット21の下方の空間を
占める筐体2内には電源部が設けられるとともに、この
電源部の上には上記の処理槽16及び後述するバッファ
機能に関係する種々の制御を行うためのプロセッサー制
御ユニット100が配設されており、上記の暗箱7の左
側面に固定されたペーパー搬送を司る主制御ユニットと
の間で種々の制御データの交換を行いつつ装置全体の制
御を行うように構成されている。
【0030】次に、図2は、図1の搬送部10の正面図
である、また図3は図1の搬送部10の正面図である。
図2及び図3において、既に説明済みの構成には同一符
号を付して説明を割愛して述べると、筐体2は水平基部
2aとこの水平基部2aから垂直に延設される垂直基部
2b、2cとから構成されており、これら基部で囲まれ
る空間内において搬送部10を前面から取り出し可能に
している。
【0031】このように前面から引き出すときに、搬送
部10は、かなりの重量があるので手前方向に移動した
後に、片支持状態で移動状態を保持できるようにして、
後述の印字ヘッドのインクリボン交換作業や上記のグリ
ーティングユニットを含む各ユニットを交換する作業を
簡単にできるようにしている。
【0032】また、搬送部10は、上流側搬送部24と
下流側搬送部27に分離して構成するとともに、図示の
ように搬送路が略「N」字形状になるようにして、搬送
長さを長くして、より多くの枚数のペーパーをストック
できるようにしている。
【0033】上流側搬送部24は、2枚のサイドプレー
ト26で挟まれる空間部位において各ローラを設ける一
方で、モータ、クラッチを外側に固定している。同様に
下流側搬送部27は、2枚のサイドプレート27で挟ま
れる空間部位において各ローラを設ける一方で、モー
タ、クラッチを外側に固定している。
【0034】各サイドプレート26、27には、上記の
垂直基部2b、2cに固定されるスライダーベース22
により前後方向に案内されるスライダー23が固定され
ており、上流側搬送部24と下流側搬送部27とを個別
に手前側に引き出せるようにするとともに、手前方向に
移動した後に、片支持状態で移動状態を保持できるよう
に構成されている。
【0035】上記の搬送路選択機構9は、ドライブロー
ラ30とこのローラ30とつれ回りするアイドルローラ
28と、ソレノイド機構から構成されており、露光部か
ら搬送されるペーパーPを上流側搬送部24のドライブ
ローラ31とこのローラ31とつれ回りするアイドルロ
ーラ28に導入させる。この下流側には、ドライブロー
ラ32とこのローラ32とつれ回りするアイドルローラ
28が設けられており、ローラ31とローラ32の間で
保持されたパーパー裏面への印字ヘッドによる記録をす
るようにしている。
【0036】このローラ32の下流側には、ドライブロ
ーラ33とこのローラ33とつれ回りするアイドルロー
ラ28が設けられており、上記のグリーティグユニット
を配設可能にしている。ローラ33の下流側には、ドラ
イブローラ34とこのローラ34とつれ回りするアイド
ルローラ28が設けられ、さらに下流側には、図示のよ
うに大径のドライブローラ35とこのローラ35とつれ
回りするように設けられるベルト40が設けられてお
り、ペーパーPを下方に反転する。
【0037】次に、下流側搬送部25には、振分け機能
と搬送を行なう一対のドライブローラ36と、ドライブ
ローラ37とが設けられており、後述の振分けを行なっ
た後に、下流側の大径のドライブローラ38とこのロー
ラ38とつれ回りするように設けられるベルト40の間
に送り込み上方に反転させる。このドライブローラ38
の下流側には、ドライブローラ39とこのローラ39と
つれ回りするアイドルローラ28が設けられている。こ
のローラ39の下流側には、ドライブローラ40とこの
ローラ40とつれ回りするアイドルローラ28が設けら
れ、さらに下流側には、ドライブローラ41とこのロー
ラ41とつれ回りするアイドルローラ28が設けられて
おり、さらに下流側には、ドライブローラ42とこのロ
ーラ42とつれ回りするアイドルローラ28が設けられ
ており、下流側の大径のドライブローラ43とこのロー
ラ43とつれ回りするように設けられるベルト40の間
にペーパーを送り出すように構成されている。
【0038】続いて、図3において、各ローラの間には
ガイトプレート50が設けられており、ローラ間の案内
を行なうようにしている。また、上記のベルト40はベ
ルトローラ45により張設されており、反転機能を行な
えるようにしている。
【0039】以上のように各ローラを配設することで、
図3において、「N」字状の搬送路により距離L1+L
2+L3+L4+L5+L6+L7+L8の長さのペー
パー搬送路を実現して、後述するローラ配設本数をより
多くして、ローラによるペーパーの保持で行われるスト
ック機能を確保できるようにしている。
【0040】図4、図5は、搬送部の各ローラを駆動す
るために設けられるモータとクラッチのブロック図であ
る。両図において、図2、図3で既に説明済みの構成部
品については同様の符号を附して説明を割愛すると、ド
ライブローラ30はモータ55からベルト52を介して
動力が伝達され、モータ55は制御ユニット100に接
続されるドライバー101からの駆動信号により駆動さ
れるように構成されている。また、ドライブローラ31
と32には共通のモータ55からベルト52を介して動
力が伝達されるとともに、ドライブローラ32には電磁
クラッチ56が設けられており、ドライブローラ32へ
の動力伝達を切る状態にできるようにしている。このド
ライブローラ31と32を駆動する共通モータ55は制
御ユニット100に接続されるドライバー101からの
駆動信号により駆動されるように構成されている。下流
側のドライブローラ33と34、35は共通のモータ5
5からベルト52を介して動力が伝達されるとともに、
ドライブローラ33と34、35には電磁クラッチ56
が設けられており、各ドライブローラ33、34、35
への動力伝達を切る状態にできるようにしている。これ
らのドライブローラ33、34、35を駆動する共通モ
ータ55は制御ユニット100に接続されるドライバー
101からの駆動信号により駆動されるように構成され
ている。以上が上流側搬送部24の概略構成である。
【0041】次に、この上流側搬送部24と分離構成さ
れる下流側搬送部24について述べると、振分け機構の
ドライブローラ36と37はモータ55からベルト52
を介して動力が伝達され、このモータ55は制御ユニッ
ト100に接続されるドライバー101からの駆動信号
により駆動されるように構成されている。
【0042】また、ドライブローラ38と39、40、
41には共通のモータ55からベルト52を介して動力
が伝達されるとともに、ドライブローラ38、39、4
0、41には電磁クラッチ56が設けられており、ドラ
イブローラ38、39、40、41への動力伝達を切る
状態にできるようにしている。これらのドライブローラ
38、39、40、41を駆動する共通モータ55は制
御ユニット100に接続されるドライバー101からの
駆動信号により駆動されるように構成されている。その
下流側のドライブローラ42はモータ55からベルト5
2を介して動力が伝達されるとともに、電磁クラッチ5
6が設けられており、振分け機構により千鳥状に搬送さ
れるペーパーを揃えるようにしている。
【0043】また、最下流側のドライブローラ43は、
処理槽16の各ローラを駆動するモートルから動力を得
るようにして、同期速度で搬送するようにしている。
【0044】ペーパーの先端と後端を検出するセンサS
1、S2がローラ43とローラ42の間と、ローラ36
とローラ35の間に配設されており、ペーパーの検出を
リアルタイムで検出可能にしている。
【0045】一方、図5において、カッターユニット4
には切断した回数を計測するカウンタ4aが制御ユニッ
ト100に接続されるようにして設けられており、その
後の露光回数を切断の回数で代用することで制御ユニッ
ト100に計測値を入力するようにしている。
【0046】次に、図6は図2のイ−イ線矢視断面図で
ある。本図において、既に説明済みの構成部品について
は同様の符号を附して説明を割愛して、主にモータ55
とクラッチ56とベルト52の配設状態を述べると、上
流側搬送部24を装置1に装填したときに装置奥側とな
るサイドプレート26側面上において、2個のモータ5
5がブラケットにより固定されている。また、サイドプ
レート26で軸支されるローラ軸にはプーリと電磁クラ
ッチ56が同軸上に図示のように固定されている。ま
た、最上流側のドライブローラ31を駆動するモータ5
5は、図示のようにサイドプレート26の手前側の下方
に固定されている。また、各ローラには溝部が形成され
ており、搬送を確実に行なえるようにしている。以上の
構成において、矢印P3方向に搬送されてくるペーパー
Pは略中央に位置する状態で各ローラ31、32、3
3、34、25により上方に搬送されて、ローラ35に
より矢印P4方向に反転されて、下流側搬送部25に送
られる。
【0047】続いて、図7は図2のロ−ロ線矢視断面図
である。本図において、既に説明済みの構成部品につい
ては同様の符号を附して説明を割愛して、主に振分け機
構の構成について述べると、下流側搬送部25を装置1
に装填したときに装置奥側となるサイドプレート27側
面上にはモータ55が出力軸がサイドプレート27と平
行になるようにブラケットで固定されている。このモー
タ55の出力軸に固定されるプーリと対向するサイドプ
レート27の内側に固定されるプラケットにより回転自
在に設けられたアイドラー53の間にはベルト52が張
設されており、途中部位がキャリッジ60に対してブラ
ケット52aにより固定されている。キャリッジ60
は、上記のドライブローラ36、37に対して回転力を
伝達するとともに長手方向に案内する上下のシャフト5
4により左右方向(矢印H)に移動可能に案内されてお
り、モータ55の駆動にともない左右に移動するように
構成されている。また、上下のシャフト54の一端には
プーリが固定されており、モータ55からの駆動力をベ
ルト52を介して伝達するようにしている。
【0048】以上の構成において、上流側搬送部24の
ドライブローラ35(二点鎖線図示)により反転されて
矢印P4方向に搬送されてくるペーパーPはキャジッジ
60が図示のように中央に位置する状態でローラ36に
より搬送されて、その後左右に振り分けられて矢印P5
方向に搬送されて、ローラ38により矢印P6方向に反
転されて上方に向かう。
【0049】続いて、図8は図2のハ−ハ線矢視断面図
である。本図において、既に説明済みの構成部品につい
ては同様の符号を附して説明を割愛して述べると、下流
側搬送部25を装置1に装填したときに装置奥側となる
サイドプレート27側面上にはモータ55がブラケット
で固定されており、ベルト52により各ローラ38、3
9、40、41に動力伝達を行なう一方で、電磁クラッ
チ56のオンオフにより各ローラの駆動及び停止を行な
うようにしている。同様に装置手前側になるサイドプレ
ート27にはモータ55が固定されており、ベルト52
によりローラ42Aとローラ42Bへの動力伝達を行な
うようにしている。ここで、ローラ42Aとローラ42
Bは夫々駆動可能にするとともに、電磁クラッチ56の
オンオフにより各ローラの駆動及び停止を個別に行なう
ことで、図示のように左右平行にペーパーPa、Pbが
位置するようにしている。このために、ローラ42Aと
ローラ42Bとは軸受27A、27Bにより一端が軸支
され、かつまた動力伝達軸51によりローラ42Bへの
動力伝達を個別に行なえるように構成される。
【0050】そして、下流側搬送部25の最下流側に位
置するローラ43は、処理槽16の各ローラを駆動する
モートルから動力を得るようにして矢印P7方向に反転
して搬送するときに、処理槽の搬送速度に同期して搬送
するように構成される。
【0051】以上説明の構成において、装置1の起動後
に処理増の能力以上に露光が進み、処理槽搬送前に露光
後のペーパーを搬送部10において待機させておくため
に、図9のフローチャートで述べる処理が制御ユニット
100において実行される。すなわち、ステップS1に
おいて、例えばカッターユニット4による切断枚数から
露光枚数が処理槽16の能力以上となると判断される
と、ステップS2に進みペーパーのバッファ機能である
ストック処理を行なう。この処理後に、所定時間が経過
して処理槽16での処理受け付けが可能となることがス
テップS3で判断されるとステップS4のペーパー排出
処理に進みローラ43に向けてローラ42から送り出さ
れる。
【0052】一方、ステップS1において、露光が処理
槽の処理能力以下である場合には上記の処理を行なわず
通常の搬送を行なう。
【0053】ステップS2のペーパーのストック処理
は、モータ55を所定速度で駆動した状態にしておき、
電磁クラッチのオンオフにより各ローラにより保持する
ように行なわれ、具体的には一枚目のペーパーのペーパ
ー先端がセンサS1で検出されると電磁クラッチ56へ
の通電によりローラ42A、Bのいずれかがスルーダウ
ンで停止され、停止後にすぐにモータ55をプロセッサ
ースピードで駆動して、センサS1を抜けるまで駆動す
る。このとき、一枚目のペーパーがS1を抜けるまで2
枚目のペーパーはローラー41に入れない。二枚目のペ
ーパーをペーパー先端がローラー41の手前10mmのと
ころで停止させ、停止後に電磁クラッチ56をオフさせ
て、そのままの状態を保持する。また、三枚目のペーパ
ーをペーパー先端がローラー40の手前10mmのところ
で停止させるために、停止後に電磁クラッチ56をオフ
にしてそのままの状態を保持する。また、四枚目のペー
パーをペーパー先端がローラー39の手前10mmのとこ
ろで停止させるために電磁クラッチ56をオフにする。
そのままの状態を保持する。五枚目のペーパーをペーパ
ー先端がローラー34の手前10mmのところで停止。停
止後に電磁クラッチ56をオフしてそのままの状態を保
持する。以下前のペーパーが詰まっていれば上記の動作
を繰り返す。
【0054】また、ステップS4のペーパーの吐き出し
処理は、一枚目のペーパー後端がS1を抜けたらモータ
55を停止させ、ペーパーの保持されているローラの電
磁クラッチ56をオンさせ、ローラ42のモータ55を
通常スピードで駆動する。続いて、二枚目のペーパー先
端がS1で検出されるとスルーダウンで停止して、一枚
目の後端がS1を抜けた後に、約870ms以上経過して
いればローラ42のモータ55をプロセッサースピード
で駆動させ、以下一枚目のペーパー後端がS1を抜けた
らモータ55を停止させる動作を行う。
【0055】3枚目以降のペーパーは110mmの移動で
各ローラー手前10mmで停止させ、二枚目がペーパー後
端がS1を抜けたらモータ55を停止させる動作を行う
動作を完了したらローラ42のモータ55を通常スピー
ドで駆動する動作を行う。これ以後上記の動作をくりか
えす。
【0056】以上の動作は一例に過ぎず、他にも各ロー
ラを駆動制御する方法があるが、要するに、露光部にお
ける露光枚数が処理槽の処理能力枚数以上となる場合に
必要となるバッファ機能において、下流側のローラから
順次駆動停止制御を行なうようにして、ローラによる露
光済みのペーパーのストックを行ない、かつまたすみや
かに搬送することができるので、処理枚数に変動があっ
ても無駄のない処理を行なうようにできる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定サイズに予め切断された印画紙を露光部に搬送し、
露光後に、複数の処理槽を設けた下流側に搬送するため
の搬送手段を備えた写真焼付現像装置において、露光部
における露光枚数が処理槽の処理能力枚数以上となる場
合に必要となるバッファ機能を備えるとともに、処理槽
での処理が可能となったときに、すみやかに処理槽に搬
送できる写真焼付処理装置の搬送手段を提供できる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】 写真焼付現像装置1の全体構成の要部を示す
ために筐体2に対して一部着脱自在に設けられるカバー
を全て取り外して示し、オプションとして設定されたペ
ーパーマガジン左収納部を増設した様子を示した正面図
である。
【図2】 図1の搬送部10の正面図である。
【図3】 図1の搬送部10の正面図である。
【図4】 搬送部10のブロック図である。
【図5】 搬送部10のブロック図である。
【図6】 図2のイ−イ線矢視断面図である。
【図7】 図2のロ−ロ線矢視断面図である。
【図8】 図2のハ−ハ線矢視断面図である。
【図9】 制御ユニットによる制御フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 写真焼付現像装置 2 筐体 24 上流側搬送部 25 下流側搬送部 32 ドライブローラ 28 アイドルローラ 55 モータ 56 電磁クラッチ 100 制御ユニット S1 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−329884(JP,A) 実開 平2−132227(JP,U) 実開 平5−9725(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32 G03B 27/46 G03D 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズに予め切断された印画紙を露
    光部に搬送し、前記露光部での露光後に、これを処理す
    る処理槽を設けた下流側へと搬送する搬送手段であっ
    て、 前記露光部から前記処理槽の導入口の間を結ぶ搬送路
    と、前記搬送路に沿って複数分が設けられるとともに、
    前記搬送のための駆動力をモータから得る搬送ローラ
    と、前記駆動力を断続するクラッチと、最下流側に配設
    され印画紙の通過状態を検出する検出器とから構成され
    ることを特徴とする写真焼付処理装置の搬送手段。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段と、 前記露光部における露光枚数が前記処理槽の処理能力枚
    数以上であるかを判断する判断手段と、 前記判断手段により、前記露光枚数が前記処理槽の処理
    能力枚数以上であると判断されると、前記検出器からの
    検出に応じて、前記クラッチへの所定通電により前記モ
    ータからの動力伝達を解除することで、処理槽に近い下
    流側の搬送ローラから順次印画紙を保持するとともに、
    所定時間経過後に前記クラッチへの所定通電により前記
    モータからの動力伝達を行なうことで、印画紙を順次送
    り出すように制御する制御手段とを具備することを特徴
    とする請求項1に記載の写真焼付処理装置の搬送手段。
  3. 【請求項3】 搬送長さを長くするために前記搬送路を
    略「N」字形状に設けることを特徴とする請求項1に記
    載の写真焼付処理装置の搬送手段。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、前記写真焼付現像装置
    の前面側から出し入れ可能な基部に設けられることを特
    徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の写
    真焼付処理装置の搬送手段。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、斜め下方に向かう前記
    搬送路途中において印画紙を左右2列に振り分けるため
    の振分け機構を配設するとともに、 前記基部を、前記露光部に近い上流側基部と前記振分け
    機構を配設した下流側基部とから分離構成することで、
    独立して前記前面側から出し入れ可能、かつ全ての搬送
    路部位へ外部から接近可能に構成することを特徴とする
    請求項2に記載の写真焼付処理装置の搬送手段。
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