JP2003173011A - 感光材料分別装置 - Google Patents

感光材料分別装置

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JP2003173011A
JP2003173011A JP2001373226A JP2001373226A JP2003173011A JP 2003173011 A JP2003173011 A JP 2003173011A JP 2001373226 A JP2001373226 A JP 2001373226A JP 2001373226 A JP2001373226 A JP 2001373226A JP 2003173011 A JP2003173011 A JP 2003173011A
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Japan
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photosensitive material
belt conveyor
paper
belt
photographic
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JP2001373226A
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Umehiko Honda
梅彦 本田
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客単位に印画紙を分別載置することがで
き、かつ印画紙の印画面を上にして写真を取り出す感光
材料分別装置を提供する。 【解決手段】 印画形成後に印画面Paを下にして排出
される所定サイズの印画紙Pを排出するために、印画面
Paを下にして印画紙を外部に排出する搬送手段と、排
出の方向に直交する直交方向に連続搬送する第1のベル
トコンベア30と、印画紙の反転を行ない印画面Paを
上にする反転装置31と、印画紙が所定枚数になるまで
停止し、所定枚数になると駆動する間欠駆動を行う第2
のベルトコンベア32を備える感光材料分別装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光材料分別装置
に係り、例えば、顧客が注文した写真を注文単位に分別
して排出する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光材料である印画紙(以
下、ペーパーPともいう)を、その乳剤面上に露光焼付
けを行った後に、プロセッサーと呼ばれる現像、漂白定
着、安定用の処理液体を内蔵した処理液槽内を順次通過
させ、乾燥後に得られた感光材料を外部に排出するよう
に構成された感光材料処理装置が実用化されている。
【0003】こうした感光材料処理装置は、長尺のロー
ルペーパーを予め所定サイズに切断したペーパーを搬送
し、暗室内で露光した後に処理液槽内を順次通過させ、
乾燥後に印画形成された感光材料を外部に排出するよう
に構成されている。そして、顧客が注文した写真を注文
単位に分別して送り出す分別機能を備えている機種も実
用化されている。
【0004】図を参照して従来の感光材料処理装置につ
いて簡単に述べると、図8(a)は、従来の感光材料処理
装置の一部を破断して示した図であり、(b)は上記の分
別機能を備えた感光材料処理装置の一部を破断して示し
た図である。
【0005】図示のように、暗室内で露光した後に処理
液槽内を順次通過するときに、ペーパーPの印画面Pa
を図示のようにして搬送し、乾燥した後にペーパーPの
印画面Paを上にして外部に排出するように構成されて
いる。
【0006】即ち、図8(a)に図示のように、ペーパー
Pを上方まで搬送してから、斜め下方に向けて排出する
ことで印画面Paが上になるようにしてぺーパーPを取
り出せるようにしている。あるいは、図8(b)に図示の
ように、ペーパーPをサイズごとに分別してから上下の
搬送路で夫々搬送し、排出することで印画面Paが上に
なるようにペーパーPを排出し、ベルトコンベア上に落
下させる。その後、コンベアベルトが方向転換する落下
地点まで搬送し、循環駆動される複数のバケット上に落
下させることで、所定の分別単位である顧客単位に分別
載置し、ペーパーPを外部に取り出せるように構成され
ている。
【0007】一方、特開平11−349198号公報に
は、シートの印画面Paが上になるようにしてシートを
取り出すために、シートの反転を行う機構を備えた写真
処理装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(a)で説明した感光材料処理装置によれば、設置床面か
らの高さ寸法Hが必要となる。また、図8(b)で説明し
た感光材料処理装置によれば、分別載置のための装置を
配設するために、図示の幅寸法Wが必要となる。
【0009】一方、上記公報によれば、シートの印画面
Paが上になるようにして写真を取り出すために、シー
トの反転を行った後に、上下方向に搬送駆動される複数
のバケットを備えた分別載置装置に対して分別載置して
シートを取り出すものであるので、この分別載置装置分
のコストがアップする。
【0010】したがって、本発明は上記の事情に問題点
に鑑みて成されたものであり、感光材料を顧客単位に分
別載置することができ、かつ感光材料の印画面を上にし
て写真を取り出すことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、印画形成後に
印画面を下にして排出される所定サイズの感光材料を排
出する感光材料分別装置であって、前記印画面を下にし
て感光材料を外部に排出する搬送手段と、前記排出され
た感光材料を載置して、前記排出の方向に直交する直交
方向に連続搬送する第1のベルトコンベアと、前記連続
搬送される感光材料の表裏を反転し、前記印画面を上に
する反転手段と、感光材料が所定枚数になるまで停止
し、前記所定枚数になると前記直交方向に駆動する間欠
駆動を行う間欠駆動手段を有する第2のベルトコンベア
と、を備えることを特徴としている。
【0012】また、前記搬送手段は、感光材料処理装置
の天井面側に指向するように感光材料を単列状態または
複列状態で排出するとともに、前記第1のベルトコンベ
ア上に前記排出された感光材料を落下させるように構成
されることを特徴としている。
【0013】また、前記第2のベルトコンベアは、前記
天井面の上方に設置され、かつ前記第1のベルトコンベ
アの下方部位または上方部位に配設されることで、前面
側に感光材料を送り出すように構成されることを特徴と
している。
【0014】また、前記反転手段は、前記第1のベルト
コンベアの一方の回転軸支部において追動駆動するよう
に張設状態にされるベルト体から構成されることを特徴
としている。
【0015】また、前記反転手段は、前記第1のベルト
コンベアの端部まで案内し、前記第2のベルトコンベア
に向けて搬送する途中で表裏反転を行うガイド部材から
構成されることを特徴としている。
【0016】また、前記第1のベルトコンベアと、前記
第2のコンベアを駆動するモータを共通にし、前記モー
タと前記第2のベルトコンベアの間の動力伝達系の間に
前記間欠駆動を行うクラッチを設けることを特徴として
いる。
【0017】また、前記所定サイズの大きさに対応し
て、前記第1のベルトコンベアを正逆方向に駆動制御す
る制御手段を備えることを特徴としている。
【0018】そして、本発明の感光材料分別装置は、感
光材料処理装置から排出される感光材料が載置され、こ
れを一枚づつ順次搬送する第1の搬送手段と、前記第1
の搬送手段により搬送される感光材料が積載され、所定
量の感光材料が積載されると、これを搬送する第2の搬
送手段と、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段と
の間に設けられ、前記第1の搬送手段から前記第2の搬
送手段へ渡される前記感光材料の表裏を反転する反転手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
【0020】先ず、図1は感光材料処理装置(以下に、
装置1とも言う)の全体構成の要部を示すために筐体2
に対して着脱自在に設けられるカバーを全て取り外して
示した正面図である。
【0021】本図において装置1は、紙面の表裏方向に
極力偏平になるように構成されており、設置後に占有面
積を占めないようにする一方で、前面側から主要な各部
分に簡単にアクセスできるように配慮されている。ま
た、ペーパーPの印画面となる発色乳剤面側を外側にし
て巻かれたロールペーパーRPは、所定幅寸法(例え
ば、89mm幅)の連続した長尺ロールとして、コアに
捲回され、かつ光を完全に遮断した遮光状態でペーパー
マガジン3内で回転自在に設けられており、暗室内で不
図示の蓋を開けることでロールペーパーRPを着脱可能
に内蔵している。
【0022】このペーパーマガジン3は、前方から手前
側に引き出し可能に設けられており、かつ装填後に奥側
に移動することで図示の所定位置にセットできるように
構成されている。また、このペーパーマガジン3にはハ
ンドル(不図示)が設けられている。
【0023】さらに、内蔵されたロールペーパーRPを
マガジン3の外部に向けて矢印方向に排出する際に、自
動的に連通開口部を開くための自動開閉機構(不図示)
が設けられており、ペーパーマガジン3の開口部を自動
開閉して図示のように供給できるように構成されてい
る。
【0024】このペーパーマガジン3の開口部の近傍に
はカッターユニット4が配設されている。このカッター
ユニット4は、ペーパーマガジン3の開口部から送り出
された直後のロールペーパーRPを露光する前に所望の
カットサイズに切断するために設けられており、カッタ
ーユニット4により所定のカットサイズに切断されたペ
ーパーPは、暗箱7の底面部位に配設された露光テーブ
ル5の露光位置に順次送られるように構成されている。
【0025】この搬送のために露光テーブル5には切断
後のペーパーPの裏面を走行面で吸引して搬送し、露光
位置まで搬送するための吸着搬送機構が内蔵されてい
る。この吸着搬送機構は、ペーパーPを一時的に露光位
置に吸着して不動状態で保持する機能に加えて90度分
の回転を行うための回転機能が備わっている。
【0026】以上のようにして、露光の準備が整うと、
露光部6に対してフィルムFを順次駒送りして、ズーム
レンズ等からなる光学系9を自動または手動で調整して
所望のサイズの像をペーパーP上に結像して露光する。
さらに、上記の回転機能は、吸引パッドによりパーパー
Pを吸引した後に90度旋回することで、複数の種類の
サイズの露光を行えるように構成されている。
【0027】この露光後に、ペーパーPは搬送部10に
向けて矢印D1方向に搬送され、途中位置で、大判ペー
パーであるか否かの判断が行われてから、下流方向に搬
送される。ここで、ペーパーサイズが小型(例えば、1
27×89mm)の時は、振り分け装置12により左右
に振り分けて2列で搬送して、下流側の第2の部屋14
に設けられた各処理液槽16内を2列状態で搬送する。
【0028】このように2列で搬送することで、処理速
度をアップできる。また、パノラマ写真(254×89
mm)のように縦長の場合も、同じように2列で搬送で
きるようにしている。
【0029】一方、露光部6に装填されるフィルムFの
搬送方向に対して直交するように露光を行いたい場合に
は、上記の回転機能により吸着保持されているパーパー
Pを90度分旋回して露光する。このようにして、同一
種類の幅寸法のペーパーのままで、複数の種類の異なる
サイズのペーパーの露光処理を行えるように構成されて
いる。
【0030】以上説明した暗室7と露光テーブル5と搬
送部10は処理液槽16に貯められた各処理液が温度上
昇などで気化して発生したガスの影響を受けないように
形成された第1の部屋13の内部に配設されている。
【0031】このために、この第1の部屋13は、第2
の部屋14との間に仕切り壁11を設けており、この仕
切り壁11に設けられた連通開口部に配設された感光材
料搬送装置15による搬送動作により、パーパーPを図
中の矢印D2方向に搬送するとともに、連通開口部を常
時塞ぐようにして、例えば処理液槽16内に貯められた
処理液の気化ガスが、第2の部屋14から第1の部屋1
3に進入しないように構成されている。さらに、第1の
部屋13の内圧を第2の部屋14以上に維持すること
で、気化ガスが暗室側に進入しないようにして、万全を
尽くしている。
【0032】なお、以上のカッターユニット4と露光テ
ーブル5と搬送部10と、感光材料搬送装置15は工具
類を使用せずに筐体2の手前側に簡単に引き出せるよう
に構成されており、ペーパージャム解除及び各種点検作
業が簡単に行えるように配慮されている。
【0033】この感光材料搬送装置15を、矢印D2方
向に通過した後にぺーパーPは、搬送ラック装置17に
より下流側に向けて搬送されることで、露光後のペーパ
ーPの現像処理が行われる。具体的には、処理液槽16
内で矢印D3方向に方向転換して送る途中で現像処理が
行われる。この搬送ラック装置17は、筐体2に対して
開閉自在に設けられた天井部材29を上方に大きく開い
た後に、図示のように各処理液槽16中に個別にセット
できるように構成されている。そして、各搬送ラック1
7の搬送ローラに付着した処理液の固化成分等を定期的
に除去するための清掃作業を行うときには、搬送ラック
17を上方に移動してから外部に取り出すことができる
ように構成されている。
【0034】また、各搬送ラック17は、共通の破線図
示の駆動モータ20からウォームギア又はチェーンなど
を用いた動力伝達機構を介して動力伝達されることで、
搬送ラック17の各搬送ローラが同期して駆動され、搬
送ローラに速度差が発生しないように構成されている。
【0035】この搬送ラック17による搬送動作でペー
パーPの先端が各処理液槽の間の上方に配設された案内
装置18で案内されて、矢印D4方向に向かう方向転換
が行われて、漂白定着を行う次の処理液槽16に送られ
る。その後、図示のように搬送されて、最後に安定処理
を行う処理液槽16を出てから矢印D5方向に方向転換
するように案内されて、乾燥装置22に送り込まれる。
【0036】この乾燥装置22は、破線図示のように搬
送する途中で、ペーパーPの印画面Paへの温風吹き付
けをノズルを介して行なうことで乾燥を行い、その後上
方に向けて搬送する。
【0037】この乾燥装置22の上方には、印画面を下
にしてペーパーPを外部に排出する搬送手段である方向
転換ローラ23と、この方向転換ローラ23に追動する
アイドルローラ24と、駆動ローラ25とこの駆動ロー
ラ25に追動するアイドルローラ24が配設されてお
り、各ローラ間で形成されるニップ部において搬送する
ことで、乾燥後のペーパーPの印画面Paを下にして排
出するように構成されている。
【0038】すなわち、以上の工程を経て、印画面Pa
を下にして完成後のペーパーPを最終的に感光材料処理
装置1の外部に排出するように構成されている。
【0039】また、乾燥装置22の下方の空間を占める
筐体2内には電源部が設けられるとともに、この電源部
の上には上記の各処理液槽16及び後述する制御を行う
ためのプロセッサーの制御部100が配設されており装
置全体の制御を行うように構成されている。
【0040】以上のように印画面Paを下にして排出さ
れたペーパーPは、この排出の方向に直交する直交方向
に連続駆動される第1のベルトコンベア30上に落下さ
れた後に、反転装置31で表裏の反転が行われて印画面
を上にしてから、第2のベルトコンベア32上に落下さ
せる。
【0041】この第2のベルトコンベア32は、表裏反
転されたペーパーPが、例えば、1オーダー分の所定枚
数になるように積載されるまで停止した状態を維持し、
所定枚数になると図面の紙面の表側に駆動する間欠駆動
を行う間欠駆動手段を有している。
【0042】図2は、図1のX-X線矢視図である。本
図において、既に説明済みの構成部品については同様の
符号を附して説明を割愛すると、上記の駆動ローラ25
とアイドルローラ24は、天井部材29の天井面29a
側に指向するようにペーパーPを図示のように複列状態
で排出することで、第1のベルトコンベア30上に落下
させる。また、大判サイズの場合には、単列状態でこの
第1のベルトコンベア30上に落下されて、ペーパーP
の裏面Pbが上になってトレー33上に落下するように
搬送される。
【0043】一方、通常サイズのペーパーPは、第1の
ベルトコンベア30の一方の回転軸支部において追動駆
動するように張設状態にされるベルト体から構成される
反転装置31により案内されて、印画面Paが上になっ
た状態で、第2のベルトコンベア32上に落下される。
【0044】図3は、第1のベルトコンベアと反転装置
の構成例を示した立体分解図であって、第2のベルトコ
ンベアについても略同様に構成されることから、図3で
代表して各ベルトコンベアの構成について述べる。
【0045】先ず、第1のベルトコンベア30は、左右
のベース35、36を基部としており、これらのベース
に設けられた軸受において、ベルトローラ37と駆動ベ
ルトローラ38を軸支しており、これらのローラ間でエ
ンドレスのベルト40を張設状態で設けている。駆動ベ
ルトローラ38の芯金には歯付きプーリ41が固定され
ており、ベース35に固定されたステッピングモータ4
4の出力軸に固定された歯付きプーリ43との間に張設
された歯付きベルト42により駆動力を駆動ベルトロー
ラ38に対して伝達可能にしている。この構成により、
ステッピングモータ44の正逆方向の駆動に伴い、ベル
ト40を図中の矢印D1、D2方向に駆動することで、
上記のペーパーPの搬送を行うように構成されている。
【0046】一方、反転装置31は、上記のベース3
5、36に設けられた軸受で回動自在に軸支される3本
のベルトローラ45により、図示のように内周面が案内
されるエンドレスのベルト46を、上記のベルト40を
介在した状態で駆動ベルトローラ38に対して当接する
ように設けられている。
【0047】以上の構成により、ステッピングモータ4
4への通電により、ベルト40が矢印D2方向に移動さ
れると、ベルト40とベルト46との間でペーパーPを
挟むことで下方に向けて案内する途中で反転を行うこと
で、上記の第2のベルトコンベア32上にペーパーPを
載置する。
【0048】次に、図4(a)、(b)は、図1のX-X線
矢視図であって、上記の反転装置31の別構成を示すと
ともに、第1、第2のベルトコンベアが上下方向に異な
る位置に配設される様子を示した図である。本図におい
て、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附
して説明を割愛すると、先ず、図4(a)において、第1
のベルトコンベア30の駆動ベルトローラ38の上には
ベルト40を介在して駆動される駆動ローラ48が設け
られており、ニップ部においてペーパーPを挟み矢印D
2方向に搬送してから、2枚のガイド部材49間で形成
される空間部位に案内し、この部位で方向転換を行い、
駆動ローラ50、51の間のニップ部で搬送して、第2
のベルトコンベア32上に載置するように構成されてい
る。
【0049】一方、図4(b)と図5の立体分解図を参照
して、第1のベルトコンベア30の上方に第2のベルト
コンベア32が配置されており、矢印方向にペーパーP
をガイド部材49で案内する途中で表裏反転を行い第2
のベルトコンベア32上に載置するように構成されてい
る。
【0050】このために、図5に図示のようにステッピ
ングモータ44の出力軸に固定された歯付きプーリ43
と上記の駆動ベルトローラ38のプーリとの間に張設さ
れた歯付きベルト42と、駆動ローラ48に固定された
歯付きプーリと駆動ローラ50に固定された歯付きプー
リと、歯付きベルト42とによりステッピングモータ4
4の駆動力を駆動ローラ48、50、51に対して伝達
可能に構成されている。
【0051】以上のように、反転装置31は、第1のベ
ルトコンベア30の端部である駆動ベルトローラ38の
部位までペーパーPを案内し、第2のベルトコンベア3
2に向けて搬送する途中で表裏反転を行うようにしてい
る。
【0052】第1のベルトコンベア30と、第2のコン
ベア32を駆動するステッピングモータ44を共通にす
ることで、コストダウンを実現できる。
【0053】図6は、第1のベルトコンベア30と、第
2のコンベア32を駆動するステッピングモータ44を
共通にする様子を示したブロック図である。
【0054】本図において、既に説明済みの構成部品に
ついては同様の符号を附して説明を割愛する。
【0055】第1のベルトコンベア30の駆動ベルトロ
ーラ38と第2のベルトコンベア32の駆動ベルトロー
ラ138を同じステッピングモータ44で駆動するため
に、ステッピングモータ44と第2のベルトコンベア3
2の駆動ベルトローラ138の間の動力伝達系の間に間
欠駆動を行うクラッチ50が接続されている。また、ペ
ーパーPの所定サイズの大きさの検出結果に対応して、
第1のベルトコンベア30を正逆方向に駆動制御するよ
うにしている。
【0056】図7は、図6の構成の制御例を示した動作
説明のフローチャートである。図6にこの図7を参照し
て、先ずステップS1において、搬送手段による搬送途
中でペーパーサイズの判定が行われる。この判定でペー
パーPが大判サイズであるとの判定がなされると、ステ
ップS3に進みステッピングモータ44を逆方向に駆動
するための通電が行われて、裏面Pbを上にしたままで
トレー33方向にペーパーPを矢印D1方向に搬送す
る。このとき、クラッチ50は切れている。
【0057】また、ステップS2で大判サイズではない
と判断されるとステップS4に進み、ステッピングモー
タ44を順方向に駆動するための通電が行われて、反転
装置31に向けて矢印D2方向に搬送し、印画面Paを
上にして第2のベルトコンベア32上に載置する。これ
に続き、ステップS5でペーパーPの枚数の計測を行
い、ステップS6で顧客の注文単位である1オーダ分の
反転が終了したか否かを判断して、1オーダ分の反転が
終了したと判断されるとステップS7においてクラッチ
50への通電が行われ、ステップS8で間欠駆動が終了
して、第2のベルトコンベア32が取り出し可能な位置
まで移動する時点まで通電する。
【0058】また、ステップS6で顧客の注文単位であ
る1オーダ分の反転が終了していないと判断されると、
ステップS4に戻り、ステップS5、6を繰り返し実行
することで、1オーダ分の載置を待つ。
【0059】以上のように構成された装置を上記のよう
に制御することで、大掛かりな分別載置装置を使用しな
くとも分別排出を行えるようになる。また、天井部材2
9の天井面29a上の空間を有効利用することで、図1
に示したように、設置床面からの高さ寸法Hを少なくで
き、かつまた分別載置のための装置を配設する必要がな
いので幅寸法Wを少なくできるので小型に構成すること
ができ、しかもペーパーPの印画面を上にしてペーパー
Pを取り出すことができるようになる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客単位にペーパーPを分別載置することができ、かつ
ペーパーPの印画面を上にしてペーパーPを取り出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光材料処理装置1の全体構成の要部を示した
正面図である。
【図2】図1のX-X線矢視図である。
【図3】第1のベルトコンベアと反転装置の構成例を示
した立体分解図である。
【図4】(a)、(b)は、図1のX-X線矢視図であっ
て、反転装置31の別構成を示すとともに、第1、第2
のベルトコンベアが上下方向に異なる位置に配設される
様子を示した図である。
【図5】図4(b)の構成の立体分解図である。
【図6】第1のベルトコンベア30と、第2のコンベア
32を駆動するステッピングモータ44を共通にする様
子を示したブロック図である。
【図7】図6の構成の制御例を示した動作説明のフロー
チャートである。
【図8】(a)は、従来の感光材料処理装置の一部を破断
して示した図、(b)は分別機能を備えた感光材料処理装
置の一部を破断して示した図である。
【符号の説明】
1 感光材料処理装置 2 筐体 3 ペーパーマガジン 4 カッターユニット 5 露光テーブル 6 露光部 7 暗室 10 搬送部 11 仕切り壁 12 振り分け装置 13 第1の部屋 14 第2の部屋 15 感光材料搬送装置 16 処理液槽 17 搬送ラック 22 乾燥装置 29 天井部材 29a 天井面 30 第1のベルトコンベア 31 反転装置 32 第2のベルトコンベア 33 トレー 35、36 ベース 37 ベルトローラ 38 駆動ベルトローラ 40 ベルト 44 ステッピングモータ 46 ベルト 49 ガイド部材 P ペーパー(印画紙) Pa 印画面 Pb 裏面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印画形成後に印画面を下にして排出され
    る所定サイズの感光材料を排出する感光材料分別装置
    であって、 前記印画面を下にして感光材料を外部に排出する搬送手
    段と、 前記排出された感光材料を載置して、前記排出の方向に
    直交する直交方向に連続搬送する第1のベルトコンベア
    と、 前記連続搬送される感光材料の表裏を反転し、前記印画
    面を上にする反転手段と、 感光材料が所定枚数になるまで停止し、前記所定枚数に
    なると前記直交方向に駆動する間欠駆動を行う間欠駆動
    手段を有する第2のベルトコンベアと、を備えることを
    特徴とする感光材料分別装置 。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は、感光材料処理装置の天
    井面側に指向するように感光材料を単列状態または複列
    状態で排出するとともに、前記第1のベルトコンベア上
    に排出された前記感光材料を落下させるように構成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の感光材料分別装置
  3. 【請求項3】 前記第2のベルトコンベアは、前記天井
    面の上方に設置され、かつ前記第1のベルトコンベアの
    下方部位または上方部位に配設されることで、前面側に
    感光材料を送り出すように構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の感光材料分別装置 。
  4. 【請求項4】 前記反転手段は、前記第1のベルトコン
    ベアの一方の回転軸支部において追動駆動するように張
    設状態にされるベルト体から構成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の感光材料分別装置 。
  5. 【請求項5】 前記反転手段は、前記第1のベルトコン
    ベアの端部まで案内し、前記第2のベルトコンベアに向
    けて搬送する途中で表裏反転を行うガイド部材から構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の感光材料分別
    装置 。
  6. 【請求項6】 前記第1のベルトコンベアと、前記第2
    のコンベアを駆動するモータを共通にし、前記モータと
    前記第2のベルトコンベアの間の動力伝達系の間に前記
    間欠駆動を行うクラッチを設けることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の感光材料分別装置
  7. 【請求項7】 前記所定サイズの大きさに対応して、前
    記第1のベルトコンベアを正逆方向に駆動制御する制御
    手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    か1項に記載の感光材料分別装置 。
  8. 【請求項8】 感光材料処理装置から排出される感光材
    料が載置され、これを一枚づつ順次搬送する第1の搬送
    手段と、 前記第1の搬送手段により搬送される感光材料が積載さ
    れ、所定量の感光材料が積載されると、これを搬送する
    第2の搬送手段と、 前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間に設け
    られ、前記第1の搬送手段から前記第2の搬送手段へ渡
    される前記感光材料の表裏を反転する反転手段と、を備
    えたことを特徴とする感光材料分別装置 。
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