JP2001290255A - 感光材料の排出装置 - Google Patents

感光材料の排出装置

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JP2001290255A
JP2001290255A JP2000106921A JP2000106921A JP2001290255A JP 2001290255 A JP2001290255 A JP 2001290255A JP 2000106921 A JP2000106921 A JP 2000106921A JP 2000106921 A JP2000106921 A JP 2000106921A JP 2001290255 A JP2001290255 A JP 2001290255A
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Yoshiaki Arai
義明 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の挟持部と第2の挟持部間の距離を感光
材料である印画紙の搬送方向に沿う全長以内に設定し
て、外部に高速で排出するように構成するときに、構成
部品点数を少なくでき、かつ機構的にシンプルにできる
感光材料の排出装置の提供。 【解決手段】 搬送速度を増速して排出するために、共
通の駆動モータから動力伝達されて回動駆動される下方
ローラ25と、これに追動することで第1の挟持部を形
成して、第1の搬送速度V1を得る回転部材44と、駆
動モータにより回動駆動されるとともに、第2の追動ロ
ーラ43との間の第2の挟持部を形成して、第2の搬送
速度V2で排出を行なう排出ローラ42とから構成し、
第1の挟持部と第2の挟持部を距離L分離間して配設す
るとともに、第1の搬送速度V1と第2の搬送速度V2
間の速度差を吸収する滑りクラッチ38を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光材料の排出装置
に係り、特に感光材料である印画紙を所定サイズに切断
した後に、所定処理液体を貯蔵した各処理槽に順次搬送
し、乾燥後に完成写真を外部に高速で排出するように構
成された写真処理装置に適用される技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】所定サイズに予め切断された印画紙の乳
剤面上に露光焼付けを行った後に、プロセッサーと呼ば
れる現像、漂白、水洗用の処理液体を内蔵した処理槽内
を順次通過させてから、乾燥後に外部に排出するように
構成された写真処理装置が種々実用化されている。
【0003】このように所定サイズに切断する方式の写
真処理装置としては、例えば、米国特許番号5、30
7、114号に開示の装置が知られている。この開示で
は、ペーパーマガジン内で光を遮断して内蔵された連続
するロールペーパー状のペーパーをカッターユニットに
より、所望のカットサイズに予め切断し、その後に、ペ
ーパーの乳剤面を上にして露光部に搬送し、スキャナー
にセットされたフィルムにより所望のサイズに露光した
後に、下流側に搬送して、現像、漂白、水洗用の処理液
体を内蔵した処理槽中を順次搬送させた後に、乾燥して
外部に排出するように構成されている。そして、この装
置は、所望サイズに露光する際に、露光焼付け部におい
てペーパーを回転する必要のある場合にはペーパーを9
0度回転してから露光焼き付けする機能と、フィルムの
現像を行う機能を一体的に備えたものである。
【0004】一方、所定サイズに切断された印画紙を、
所定処理液体を貯蔵した各処理槽に順次搬送し、乾燥後
に外部に高速で排出するためには、駆動モータから動力
伝達されて回動駆動される回転ローラに追動する追動ロ
ーラとの間で第1のニップ部を形成するとともに、高速
で回動駆動される高速回転ローラに追動する追動ローラ
との間で第2のニップ部を形成しておき、第2のニップ
部で高速で排出するように構成されている。そして、第
1のニップ部と第2のニップ部間の距離を、印画紙の搬
送方向に沿う全長以内に設定することで、第1のニップ
部から第2のニップ部に受け渡すことで高速で排出する
ことが可能となるが、このように構成するためには第1
のニップ部と第2のニップ部における搬送速度差を吸収
させるために動力伝達系に一方向クラッチを設けるとと
もに、回転ローラと高速回転ローラを個別に駆動する駆
動モータが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように第1のニップ部と第2のニップ部間の距離を、印
画紙の搬送方向に沿う全長以内に設定する排出機構は、
回転ローラと高速回転ローラを個別に駆動する駆動モー
タと、一方向クラッチが必要となるので部品点数が増
え、機構的にもかなり複雑となり調整時間を要するなど
の問題があった。したがって、本発明は上述した問題点
に鑑みてなされたものであり、第1の挟持部と第2の挟
持部間の距離を感光材料である印画紙の搬送方向に沿う
全長以内に設定して、外部に高速で排出するときに、部
品点数を少なくすることができ、かつ機構的にシンプル
に構成することができる感光材料の排出装置の提供を目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、搬送方向に沿
う所定全長を有する感光材料を搬送路に沿って上流から
下流に向けて搬送し、搬送速度を増速して排出する搬送
手段を備えた感光材料の排出装置であって、前記搬送手
段を、共通の駆動モータから動力伝達されて回動駆動さ
れる回転ローラと、前記回転ローラに追動することで第
1の挟持部を形成して、第1の搬送速度を得る第1の追
動ローラと、前記第1の搬送速度よりも大きくするため
の動力伝達手段を介して前記駆動モータにより回動駆動
されるとともに、第2の追動ローラとの間の第2の挟持
部を形成して、第2の搬送速度で排出を行なう排出ロー
ラとから構成し、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部
を前記所定全長以下に離間して配設するとともに、前記
動力伝達手段において、前記第1の搬送速度と前記第2
の搬送速度の間の速度差を吸収するための滑りクラッチ
手段を設けることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
【0008】先ず、図1は写真処理装置1の全体構成の
要部を示すために筐体2に対して着脱自在に設けられる
カバーを全て取り外して示した外観斜視図であり、オプ
ション設定される左側のペーパーマガジン左収納部を増
設した様子を示してある。この装置1は紙面表裏方向に
極力偏平に構成することで、設置後の占有面積を取らな
いようにする一方で、前面から主要な各部分に簡単にア
クセスできるようにしている。
【0009】このペーパーマガジン左収納部は、装置1
の側面から分離可能に取付けられるものであり、カッタ
ーユニット4とともに増設できるようにして、図示のよ
うに2個のペーパーマガジン3、3を同時に装填可能に
している。このようにペーパーマガジン3を適宜増設で
きるようにして、右側のペーパーマガジン右収納部のみ
を配設した状態で納入設置された写真処理装置1を最初
に導入設置しておき、導入後の使用頻度とパノラマ写真
を含む印画紙の消費量に基づき、適宜ペーパーマガジン
左収納部を増設可能にしている。
【0010】一方、写真焼付面側に発色乳剤を予め塗設
した印画紙Pは、所定幅寸法(例えば、89mm幅)の
連続した長尺ロールペーパーとして捲回され、かつ光を
完全に遮断した状態にされてペーパーマガジン3内で回
転自在に内蔵されている。このペーパーマガジン3は、
左右のペーパーマガジン左収納部とペーパーマガジン右
収納部に対して共通に使用できるようにするために、図
示のように左右対称の形状に構成されるとともに、表裏
面の両方の壁面において取出し装填用のハンドル(不図
示)が夫々設けられている。また、内蔵のロールペーパ
ーをマガジン3の外部に矢印P1方向に排出する際の開
口部の自動開閉機構が設けられており、ペーパーマガジ
ン右収納部とペーパーマガジン左収納部のいずれにマガ
ジンを挿入した場合でも同じように自動的に開閉するよ
うにして構成部品の共通化を図るとともに、使い勝手を
向上している。
【0011】また、これらのペーパーマガジン3に近接
して設けられるカッターユニット4は、連続搬送される
印画紙Pを露光前に所望サイズに切断するためのもので
あり、このカッターユニット4により所定のカットサイ
ズに切断された印画紙Pは、先ず、暗箱7内に設けられ
た露光テーブル5上において搬送ベルト12による吸引
動作及び搬送動作により搬送されて、一時的に吸着固定
されて、露光準備が整い、スキャナー6に対してフィル
ムFを順次駒送りして、ズームレンズ等からなる光学系
13を自動または手動にて調整して所望のサイズの像を
印画紙P上に結像して露光するように構成されている。
さらに、露光焼付テーブル5の略中央には印画紙回転機
構11が設けられており、吸引パッド8によりパーパー
Pを吸引した後に矢印P2の方向に90度旋回可能にし
ている。
【0012】より詳しくは、カッターユニット4で切断
された印画紙Pはテーブル5上に穿設された多数の孔部
の吸着作用により隙間なくテーブル側に吸引される。露
光後に、印画紙Pは搬送部10に向けて搬送されて、図
中の矢印P3の位置で、大判印画紙PLであるか否かの
判断がされ、この後に、下流方向に搬送される。ここ
で、印画紙サイズが小型(127×89mm)の時は、
左右に振り分けて搬送するようにして、処理槽16内を
2列になるように搬送する。このように2列で搬送する
ようにして、処理速度をアップできるようにしている。
また、パノラマ写真(254×89mm)のように縦長
の場合も、同じように2列で搬送できるようにしてい
る。
【0013】一方、フィルムスキャナー6に装填される
フィルムFの搬送方向に対して直交するように露光を行
いたい場合には、吸引パッド8を90度分旋回駆動して
露光を行えるようにして、同一種類の印画紙のままで、
複数種類の異なるサイズを全て露光処理できるように構
成されている。
【0014】この露光動作の後に、カッターユニット4
の上方に配設された搬送部10に向けて印画紙Pを搬送
するために、搬送路選択機構が動作して、印画紙Pを搬
送部10に向けて搬送し、矢印P3、P4、P5、P
6、P7方向に順次搬送し、処理槽側に搬送する。この
搬送部10には印画紙搬送途中において挨拶文等を写真
に露光するためのグリーティングユニット(不図示)が
簡単に着脱自在になるように設けられている。このため
に、搬送部10へは頻繁にアクセスする必要があるの
で、搬送部10は筐体2の手前側に向けて簡単に引き出
せるように構成されている。
【0015】また、この搬送部10の下流側には露光後
の印画紙の現像、漂白、水洗を順次行うための破線図示
の各処理槽16が図示のように階段状に設けられてお
り、各処理槽16の間に設けられた反転ロール(不図
示)により矢印方向に方向転換するとともに、一点鎖線
で示す無端チェーン18から動力を得るように構成され
たラックユニット(不図示)により印画紙を槽の底面近
くまで搬送し、上方に搬送する途中で所定の処理を行な
い、乾燥ユニット21に送り込み、乾燥後に、最終的に
装置1の外部の上方トレイ19と下方トレイ20にサイ
ズ別に排出するように構成されている。このようにサイ
ズ別に排出するために、乾燥ユニット21の上方には、
サイズ毎に印画紙の搬送経路を決定するセレクター23
が設けられており、搬送経路の下流側において上方ロー
ラ24と下方ローラ25とが駆動されるとともに、排出
ローラ(不図示)により高速で排出口26から矢印P
8,P9方向に搬送するように構成されている。
【0016】一方、各処理槽16の下方部位には前面の
カバー(不図示)のみを開くことで、交換可能な処理液
補充用の容器15が設けられており、さらに容器15の
下方には補充タンク14が設けられており補充タンク1
4で処理液を希釈して得られた希釈処理液を上記の各処
理槽16に供給するように構成されている。
【0017】そして、乾燥ユニット21の下方の空間を
占める筐体2内には電源部が設けられるとともに、この
電源部の上には上記の各処理槽16及びバッファ機能に
関係する種々の制御を行うためのプロセッサー制御ユニ
ット22が配設されており、上記の暗箱7の左側面に固
定された印画紙搬送を司る主制御ユニット(不図示)と
の間で種々の制御データの交換を行いつつ装置全体の制
御を行うように構成されている。
【0018】次に、図2は、図1の下方ローラ25周辺
の正面図である。本図において、図1で既に説明済みの
構成には同一符号を付して説明を割愛して述べると、図
中の斜線で示した基部において共通の駆動モータ29が
固定されており、この駆動モータ29の出力軸には一点
鎖線図示のモータギア30が固定されており、このモー
タギア30の斜め左下方には第1ギア31が噛合してい
る。また、このモータギア30の右側には第7ギア51
が噛合しており、駆動モータ29を上記の上方ローラ2
4(不図示)と下方ローラ25と排出ローラ42とを駆
動するための共通の駆動源としている。
【0019】すなわち、排出ローラ42への動力伝達系
は、上記の第1ギア31に噛合する第2ギア32と、こ
の第2ギア32に噛合する一点鎖線で図示される小径ギ
ア部を一体的に設けた第3ギア33と、この第3ギア3
3の一点鎖線で図示される大径ギア部に噛合する第4ギ
ア34と、この第4ギア34に一体的に固定される歯付
きプーリ35と、この歯付きプーリ35の歯部と歯付き
プーリ37の歯部との間に張設されるとともにテンショ
ナーで弛みが防止された無端の歯付きベルト36と、歯
付きプーリ37から滑りクラッチ38を介して動力伝達
されるように軸体46で軸支される第5ギア39と、こ
の第5ギア39に噛合する第6ギア40と、この第6ギ
ア40に噛合する一点鎖線鎖線図示の第7ギア41と、
この第7ギアを固定した排出ギア42とから構成されて
おり、この排出ギア42に対して第2の追動ローラ43
が付勢状態で追動可能に設けられており、第2の挟持部
をローラ42、43間の接触面において形成して搬送力
を得るようにして、ガイド62に沿って搬送される印画
紙Pを排出口26を介して上記の矢印P9方向に高速度
(第2の搬送速度)で排出するように構成されている。
【0020】一方、下方ローラ25への動力伝達系は、
上記の第1ギア31に噛合する第8ギア51と、この第
8ギア51に固定された歯付きプーリ52と、下方ロー
ラ25の側面側に固定されている歯部との間に張設され
る歯付きベルト53とから構成されるとともに、この歯
付きベルト53を図示のようにテンショナー54と、歯
付きプーリ55他を介して張設することにより、ガイド
56に沿って印画紙Pを駆動する駆動ローラ60と、上
記の上方ローラ24への動力伝達を行なうように構成さ
れている。
【0021】また、無端ベルト45が第1の追動ローラ
である回転部材44と回転部材58間に図示のように張
設されており、無端ベルト45の一部が下方ローラ25
の外周面25aに密着することで、下方ローラ25が矢
印方向に回動駆動されるのにともない印画紙Pを挟持状
態で搬送して、上記の回転部材44との間の第1の挟持
部において第1の搬送速度でガイド62側に送り出すよ
うにしている。
【0022】以上の動力伝達系において、共通の駆動モ
ータ29から排出ローラ42による搬送速度が下方ロー
ラ25による搬送速度より高くなるようにして高速度で
排出できるようになるが、印画紙Pの搬送方向に沿う全
長は、上記の第1の挟持部と第2の挟持部間の距離L以
上となるように設定されている。このために、第1の挟
持部における第1の搬送速度と、第2の挟持部における
第2の搬送速度間の速度差を吸収しないと、引っ張り力
が印画紙Pに作用することになる。
【0023】そこで、上記の滑りクラッチ38は、排出
ローラ42と第2の追動ローラ43間における第2の挟
持状態で発生する搬送力が、第1の追動ローラである回
転部材44と下方ローラ25の外周面25a間における
第1の挟持状態で発生する搬送力以下の状態では滑りを
発生するように構成されている。
【0024】図3は、滑りクラッチ38を設けた動力伝
達系の外観斜視図である、また、図4(a)は図3のX
−X線矢視断面図である。さらに、図4(b)は図4
(a)のX−X線矢視断面図である。
【0025】両図において既に説明済みの構成部品につ
いては同様の符号を附して説明を割愛すると、滑りクラ
ッチ38は、第5ギア39に内蔵固定されるアウターレ
ース47と、軸体46に固定されるインナーレース50
とから構成されており、図4(b)に図示のようにイン
ナーレース50とアイターレース47の間にはフリクシ
ョンを与える部材48が設けられており、バネ49によ
る圧縮状態で内蔵されている。
【0026】以上の構成により、フリクションを与える
部材48とインナーレース50との摩擦力で伝達可能な
設定負荷以上の負荷が加わると、部材48が滑り、イン
ナーレース50とアウターレース47が独立して回転す
るとともに、設定負荷以上の負荷が解除されると、イン
ナーレース50とアウターレース47が一体で回転する
ように構成されていることにより、回転負荷の増加に伴
い速度差が吸収されることとなる。
【0027】図5は、以上説明した排出機構の動作説明
図であり、上記の第1の挟持部と第2の挟持部間の距離
L以上の全長を有する印画紙Pが、第1の挟持部におけ
る第1の搬送速度V1と、第2の挟持部における第2の
搬送速度V2で搬送される様子を示している。
【0028】この状態において、速度差V2>V1に設
定されているが、第1の挟持部による引張り力により負
荷が増大し、印画紙Pの搬送速度は滑りクラッチ38に
より速度差が吸収され第1の搬送速度V1に維持される
こととなる。この第1の挟持部による引張り力が解除さ
れ、第2の挟持部における第2の搬送速度V2による搬
送に受け継がれると、滑りクラッチ38が一体で回転す
るので、高速の第2の搬送速度V2にて排出される。
【0029】尚、本発明は、以下に説明する実施形態に
限定されず、請求の範囲に規定される構成は全て含ま
れ、また、上記の滑りクラッチの構成についても種々の
構成が可能となることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の挟持部と第2の挟持部間の距離を感光材料である
印画紙の搬送方向に沿う全長以内に設定して、外部に高
速で排出するように構成するときに、構成部品点数を少
なくでき、かつ機構的にシンプルにできる感光材料の排
出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置1の全体構成の要部を示す正面図
である。
【図2】図1の下方ローラ周辺の正面図である。
【図3】滑りクラッチ38を設けた動力伝達系の外観斜
視図である。
【図4】(a)は図3のX−X線矢視断面図、(b)は
図4(a)のX−X線矢視断面図である。
【図5】排出機構の動作説明図である。
【符号の説明】
1 写真処理装置 2 筐体 25 下方ローラ 29 駆動モータ(共通の駆動モータ) 30 モータギア 38 滑りクラッチ 42 排出ローラ 43 第2の追動ローラ 44 回転部材(第1の追動ローラ) P 印画紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向に沿う所定全長を有する感光材
    料を搬送路に沿って上流から下流に向けて搬送し、搬送
    速度を増速して排出する搬送手段を備えた感光材料の排
    出装置であって、 前記搬送手段を、 共通の駆動モータから動力伝達されて回動駆動される回
    転ローラと、 前記回転ローラに追動することで第1の挟持部を形成し
    て、第1の搬送速度を得る第1の追動ローラと、 前記第1の搬送速度よりも大きくするための動力伝達手
    段を介して前記駆動モータにより回動駆動されるととも
    に、第2の追動ローラとの間の第2の挟持部を形成し
    て、第2の搬送速度で排出を行なう排出ローラとから構
    成し、 前記第1の挟持部と前記第2の挟持部を前記所定全長以
    下に離間して配設するとともに、 前記動力伝達手段において、前記第1の搬送速度と前記
    第2の搬送速度の間の速度差を吸収するための滑りクラ
    ッチ手段を設けることを特徴とする感光材料の排出装
    置。
JP2000106921A 2000-04-07 2000-04-07 感光材料の排出装置 Withdrawn JP2001290255A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010321A1 (fr) * 2006-07-20 2008-01-24 Star Micronics Co., Ltd. Dispositif d'empilage de cartes

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WO2008010321A1 (fr) * 2006-07-20 2008-01-24 Star Micronics Co., Ltd. Dispositif d'empilage de cartes

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