JP2003065864A - 摩擦力測定装置 - Google Patents

摩擦力測定装置

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JP2003065864A
JP2003065864A JP2001259305A JP2001259305A JP2003065864A JP 2003065864 A JP2003065864 A JP 2003065864A JP 2001259305 A JP2001259305 A JP 2001259305A JP 2001259305 A JP2001259305 A JP 2001259305A JP 2003065864 A JP2003065864 A JP 2003065864A
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藤夫 浜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンリングとシリンダ間に発生する摩擦
力を精度よく、簡便に測定でき、しかも比較的高回転時
の摩擦力も測定でき、かつ、小型化できる摩擦力測定装
置を提供する。 【解決手段】 ピストンリング25,26,27を装着
したピストン24がシリンダ1内をクロススライダクラ
ンク機構により往復動するように構成する。シリンダ1
はクランクケース9にロードワッシャ7を介して支持
し、ピストン24を往復動させた時にピストンリング2
5,26,27とシリンダ1間に発生する摩擦力がシリ
ンダ1を介してロードワッシャ7にかかるようにする。
ロードワッシャ7に予め所定荷重をかけるプリローディ
ングボルト14を有する。シリンダを天板にロードセル
を介して吊持し、ピストンを往復動させた時にピストン
リングとシリンダ間に発生する摩擦力がシリンダを介し
てロードセルにかかるようにすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンリングと
シリンダ間に発生する摩擦力を精度よく、簡便に測定で
きる摩擦力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用エンジンにおいては低燃費
の要求がますます強くなってきており、低燃費を達成す
るための手段の1つとして、ピストンリングとシリンダ
間の摩擦力の低減が求められる。そのために、ピストン
リングとシリンダ間の摩擦力を精度よく測定することが
必要になる。この摩擦力を測定する装置として、一般的
なクランク機構を使用した摩擦力測定装置が知られてい
る。また、クロスヘッド形の機構を使用した測定装置も
考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
なクランク機構の摩擦力測定装置では、ピストンスラッ
プにより、ピストンとシリンダ間に発生する摩擦力も含
んだ測定になることから、ピストンリングとシリンダ間
に発生する摩擦力を精度よく測定することは困難であっ
た。一方、クロスヘッド形の機構の測定装置はピストン
スラップを発生しないが、装置が大きくなること、高回
転には不向きなこと、ピストンやシリンダの脱着に時間
がかかることなどの問題点があり、実用的なものは得ら
れていない。
【0004】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その課題は、ピストンリングとシリンダ間に発生す
る摩擦力を精度よく、簡便に測定でき、しかも比較的高
回転時の摩擦力も測定でき、かつ、小型化できる摩擦力
測定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次の手段を採る。すなわち、本発明は、
ピストンリングを装着したピストンをシリンダ内で往復
動させ、前記ピストンリングとシリンダ間に発生する摩
擦力を測定する摩擦力測定装置において、前記ピストン
がクロススライダクランク機構によりシリンダ内を往復
動するように構成されていることを特徴とする。
【0006】前記クロススライダクランク機構は、前記
ピストンに連結されているピストンロッドと、ピストン
ロッドに連結され、クランクケース内に往復動可能に支
持されているスライダフレームと、スライダフレームの
運動方向に対して直角方向に移動可能にスライダフレー
ムの窓孔に装着されているスライダと、スライダが回転
可能に装着されているクランクシャフトとを備えてい
る。
【0007】本発明の摩擦力測定装置は、ピストンがシ
リンダ内をクロススライダクランク機構により往復動す
ることにより、ピストンスラップによるピストンとシリ
ンダとの直接接触がないので、ピストンとシリンダとの
摺動による摩擦力を生じない。このため、ピストンリン
グとシリンダ間に発生する摩擦力を精度よく測定するこ
とができる。従って、本発明の摩擦力測定装置は、低摩
擦材料、表面処理、表面性状の開発やピストンリングと
シリンダの低摩擦の組合せの選定等に有効な摩擦力測定
装置となる。
【0008】ピストンスラップがない機構には大型船用
エンジンに用いられているクロスヘッド形があるが、ク
ロススライダクランク機構を使用した本発明の摩擦力測
定装置は小型で、比較的高回転も可能である。
【0009】摩擦力を測定する機構としては、前記ピス
トンをシリンダ内で往復動させた時にピストンリングと
シリンダ間に発生する摩擦力がシリンダを介して力セン
サに作用し、この力センサで前記摩擦力を検出するよう
に構成される。
【0010】この摩擦力を測定する機構においては、前
記シリンダがクランクケースに力センサを介して支持さ
れ、前記ピストンをシリンダ内で往復動させた時に前記
ピストンリングとシリンダ間に発生する摩擦力が前記シ
リンダを介して前記力センサにかかるように構成するの
が好ましい。この場合、前記力センサに予め所定荷重を
かけるプリロード手段を備えているのが好ましい。
【0011】上記摩擦力測定機構は次のように構成する
のも好ましい。すなわち、前記シリンダが支持部材に力
センサを介して吊持されており、前記ピストンをシリン
ダ内で往復動させた時に前記ピストンリングとシリンダ
間に発生する摩擦力が前記シリンダを介して前記力セン
サにかかるように構成する。
【0012】前記ピストンはピストンロッドにねじで直
接結合、あるいはボルト又はナットで結合されているの
が好ましい。このように構成することにより、ピストン
とピストンロッドとを容易に分解できるため、作業性の
向上を図れる。
【0013】ピストンとピストンロッドの結合は、例え
ば次のようにして行われる。(1)ピストンロッドの端
面にねじ孔を形成し、ピストンに形成されているボルト
孔にボルトを通して締結する。(2)ピストンロッドの
端部の外周にねじを形成し、この端部にピストンのロッ
ド孔を挿通し、ナットで締結する。(3)ピストンロッ
ドの端部の外周にねじを形成し、ピストンにねじ孔を形
成し、ピストンとピストンロッドを直接結合する。
【0014】前記ピストンをシリンダ内で往復動させた
時に生じるクランクケース内の圧力変動が前記シリンダ
の下面に影響するのを防止する手段が設けられているの
が好ましい。例えば、シリンダの内周側とクランクケー
ス側をOリング手段によってシールし、クランクケース
内の圧力変動がシリンダの下面に及ばないようにする。
【0015】摩擦力測定時、ピストンの往復動によるク
ランクケース内の圧力変動が若干発生する。しかし、上
記により、クランクケース内の圧力変動による力がシリ
ンダの下面にかからなくなり、クランクケース内圧変動
による影響を受けずに、より精度の高い測定が可能にな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図4を参照して説明する。
【0017】シリンダ1は、ライナホルダ2の内周にシ
リンダライナ3を装着している。ライナホルダ2は肉厚
の円筒体で、上面の内周側に段差部を全周にわたって有
している。シリンダライナ3はライナホルダ2の内周に
嵌入されており、鍔部がライナホルダ2の上面の段差部
で支持され、ヘッドプレート4でライナホルダ2に固定
されている。ヘッドプレート4はライナホルダ2と略同
一の内外径を有している環状のプレートで、ボルト5で
ライナホルダ2の上面に固定されることにより、シリン
ダライナ3をライナホルダ2に固定する。図2におい
て、6はノックピンである。
【0018】シリンダ1は、ライナホルダ2の軸方向の
中間部の外周に鍔部2aを有しており、この鍔部2aの
下に配置されたロードワッシャ7を介してアッパープレ
ート8に支持されている。アッパープレート8はクラン
クケース9の上面にボルト10で固定されており、クラ
ンクケース9の上面開口部を閉塞している。
【0019】ロードワッシャ7は、水晶圧電式の力セン
サであり、アッパープレート8の上面に円周方向に等間
隔をおいて3個配置されている。ロードワッシャ7には
中央部にスリーブ11が嵌め込まれており、スリーブ1
1がライナホルダ2の鍔部2aの下面とアッパープレー
ト8の上面とに形成されている円形凹部12,13に挿
入されることにより、ロードワッシャ7は各位置に位置
決めされている。
【0020】14はプリローディングボルトで、ロード
ワッシャ7に予め所定荷重をかけるために設けられてい
る。プリローディングボルト14は例えばJIS B0
101の伸びボルトが使用される。プリローディングボ
ルト14はライナホルダ2の鍔部2aに形成されている
貫通孔15とスリーブ11を挿通し、アッパープレート
8に形成されているねじ孔16に螺着されている。
【0021】シリンダ1は、ライナホルダ2の下面にボ
ルト17で固定された円環18を有しており、シリンダ
1の下部は、アッパープレート8の上面に形成されてい
る円形凹部19に挿入されている。シリンダ1の円環1
8の底面とアッパープレート8の円形凹部19の底面と
の間は所定の隙間を有しており、また、シリンダ1の外
周面とアッパープレート8の円形凹部19の内周面との
間も所定の隙間を有している。
【0022】アッパープレート8の円形凹部19の底面
はシリンダ1の内周より内側部分が僅かに突出した円形
の突底部20を構成しており、その突底部20の外周に
Oリング溝21が形成されている。円環18はシリンダ
ライナ3と同一の内径を有しており、シリンダライナ3
と同心に固定されている。上記Oリング溝21にOリン
グ22が装着されて、アッパープレート8の突底部20
の外周と円環18の内周とがシールされている。23
は、アッパープレート8に複数、形成されている貫通孔
で、シリンダ1内とクランクケース9内とが貫通孔23
によって連通されている。
【0023】後述するピストン24の往復動により、ク
ランクケース9内の圧力変動が若干発生する。しかし、
本実施形態においては、上記Oリング22のシールによ
り、シリンダ1の下面がクランクケース9の内圧変動に
よる影響を受けるのが防止される。また、本実施形態に
おいて、シリンダライナ3の下端はライナホルダ2の下
端より上方位置にあり、円環18の上面との間に隙間が
あるが、円環18はシリンダライナ3と同一の内径を有
し、同心に固定されているため、シリンダライナ3の下
面と円環18の上面にかかる圧力が相殺されるので、シ
リンダ1がクランクケース9の内圧変動による影響を受
けるのが防止される。
【0024】なお、本実施形態では、ライナホルダ2の
下面に円環18を取り付けたが、これに限ることはな
く、シリンダ1とアッパープレート8との間でOリング
によるシールを行えればよい。従って、例えば、ライナ
ホルダ2と円環18とを一体に形成することもできる。
あるいは、シリンダライナ3を下方に延ばし、シリンダ
ライナ3の内周面がアッパープレート8の突底部20の
Oリング溝21に装着されているOリング22によりシ
ールされるようにすることもできる。
【0025】シリンダ1内にはピストン24が挿入され
ており、ピストン24の外周面に形成されている3本の
リング溝にそれぞれトップリング25、セカンドリング
26、及びオイルリング27が装着され、シリンダ1の
内周と摺動するようになっている。ピストン24にはピ
ストンロッド28が連結されており、ピストン24はク
ロススライダクランク機構によってシリンダ1内を往復
動するように構成されている。
【0026】ピストンロッド28は中空ロッドで、先端
部は閉塞されて肉厚に形成されており、中央部にねじ孔
29を軸方向に有している。ピストン24は底面の中央
部に円形凹部30を有しており、その円形凹部30がピ
ストンロッド28の先端部に挿入されて、ピストンロッ
ド28の先端部に保持される。そして、ピストン24の
中央部に形成されているボルト孔31にボルト32が挿
通され、ピストンロッド28のねじ孔29に螺着される
ことによって、ピストン24がピストンロッド28に固
定されている。ピストンロッド28はシリンダ1内を延
びて、アッパープレート8に形成されている貫通孔33
に装着されているブシュ34を挿通し、下端に形成され
ている鍔部28aが後述するスライダフレーム43の上
面にボルト35で固定されている。
【0027】クランクケース9内にはクランクシャフト
36がピストン24の運動方向(以下、上下方向とす
る。)に対して直角方向に配されて両端部をベアリング
37,38によって回転自在に支持されている。クラン
クシャフト36は一端がクランクケース9から外側に突
出しており、図示外の駆動源によって回転駆動されるよ
うに構成されている。
【0028】クランクシャフト36はクランクケース9
内に一対のクランクアーム39を有しており、一対のク
ランクアーム39間のクランクピン40にスライダ41
が回転可能に取り付けられている。スライダ41はクラ
ンクシャフト36方向に見て略正方形形状のブロック体
で、上下に二分割されており、中央部に形成されている
ピン孔の内周にメタル42が固定されて、クランクピン
40に回転自在に組み付けられている。
【0029】スライダ41の周囲にはスライダフレーム
43が配置されている。スライダフレーム43はクラン
クシャフト36方向に見て横長の長方形形状の枠体であ
り、横長の長方形の窓孔44は高さがスライダ41の高
さと略同じで、横幅はスライダ41の横幅よりも長い寸
法を有している。このスライダフレーム43の窓孔44
にクランクピン40に取り付けられているスライダ41
が窓孔44内をピストン24の運動方向に対して直角方
向(以下、左右方向とする。)に摺動可能に装着されて
いる。
【0030】スライダフレーム43はクランクケース9
内を上下方向に往復動可能に一対のガイド棒45,46
によって支持されている。一対のガイド棒45,46は
クランクケース9内を上下方向に延びてクランクケース
9にボルト47で固定されており、スライダフレーム4
3の長手方向における両端部に上下方向に形成されてい
るガイド棒挿通孔48をそれぞれ挿通している。スライ
ダフレーム43は一対のガイド棒挿通孔48の各上下端
部にそれぞれブシュ49,50を装着して有しており、
各ガイド棒45,46がブシュ49,50を挿通してい
る。
【0031】51はクランク角度センサ、52はクラン
クシャフト36の端部に取り付けられている角度板であ
り、クランクシャフト36と一緒に回転する角度板52
の指示角度をクランク角度センサ51が読み取ることに
より、クランク角度が検出される。
【0032】上記クロススライダクランク機構には潤滑
油路が適宜形成されており、適切に潤滑されるように構
成されている。
【0033】以下、上記摩擦力測定装置の作用を説明す
る。
【0034】ピストン24の上方はヘッドプレート4の
孔を通して大気に開放されている。また、ロードワッシ
ャ7には予め所定の荷重がプリローディングボルト14
によってかけられている。この状態で、ピストン24が
クロススライダクランク機構によりシリンダ1内を往復
動する。すなわち、クランクシャフト36が図示外の駆
動源によって回転駆動されると、クランクピン40に装
着されたスライダ41がクランクシャフト36の中心回
りに円軌道を描いて移動する。この際、スライダ41は
スライダフレーム43の窓孔44内を摺動し、これに伴
ってスライダフレーム43は上下方向(ピストン24の
運動方向)に直線運動を行う。その結果、スライダフレ
ーム43に連結固定されているピストンロッド28を介
してピストン24がシリンダ1内を往復運動する。この
ときにピストンリング25,26,27とシリンダ1間
に発生する摩擦力がシリンダ1を介してロードワッシャ
7にかかるので、摩擦力を測定できる。
【0035】そして、クランク角度センサ51によりク
ランク角度が検出されるので、クランク角度と摩擦力と
の関係が分かるようになっている。
【0036】なお、ピストン24の往復動により、クラ
ンクケース9内の圧力変動が若干発生するが、Oリング
22のシールにより、シリンダ1の下面にクランクケー
ス9の内圧による力がかからないため、クランクケース
9内の圧力変動が摩擦力に与える影響を防止できる。更
に、本実施形態においては、円環18がシリンダライナ
3と同一の内径を有し、同心に固定されているため、シ
リンダライナ3の下面と円環18の上面にかかる圧力が
相殺され、クランクケース9内の圧力変動が摩擦力に与
える影響を防止できる。
【0037】そして、ピストン24はクロススライダク
ランク機構により往復動されるので、ピストンスラップ
を生じない。そのため、ピストン24とシリンダ1との
摺動がないので、ピストンリング25,26,27とシ
リンダ1間に発生する摩擦力を精度よく測定できる。
【0038】ピストンリング25,26,27等を交換
する際は、ピストン24がピストン24の頂面側から挿
入されたボルト32でピストンロッド28に締結されて
いるので、ピストン24の交換作業を容易に行える。
【0039】次に、本発明の別の実施形態を図5〜図8
を参照して説明する。
【0040】シリンダ1は、シリンダライナ3で構成さ
れ、上面にヘッドプレート4が固定されている。ヘッド
プレート4はシリンダライナ3の上端の鍔部と略同一の
外径を有している円形のプレートで、シリンダライナ3
の上面にボルト5で固定されている。ヘッドプレート4
には厚さ方向に貫通孔60が円周方向に等間隔をおいて
複数個形成されており、これらの貫通孔60によってシ
リンダ1内とシリンダ1外とが連通されている。
【0041】ロードセル7は、ひずみゲージ式の力セン
サであり、ヘッドプレート4の上面に1個、同心に配置
固定されている。このロードセル7の上面は取付部材6
1によって天板62に固定されている。天板62は水平
に配置された支持部材で、左右に立設されている一対の
支柱63の上端部に水平に架設されている。
【0042】従って、シリンダ1は、支持部材である天
板62にロードセル7を介して吊持されている。
【0043】クランクケース9の上面にはアッパープレ
ート8がボルト10で固定されており、シリンダ1の下
端部は、アッパープレート8の上面に形成されている円
形凹部19に挿入されている。シリンダ1の底面とアッ
パープレート8の円形凹部19の底面との間は所定の隙
間を有しており、また、シリンダ1の外周面とアッパー
プレート8の円形凹部19の内周面、及び後述するベア
リング支持プレート64の内周面との間も所定の隙間を
有している。23は、アッパープレート8に複数、形成
されている貫通孔で、シリンダ1内とクランクケース9
内とが貫通孔23によって連通されている。
【0044】ベアリング支持プレート64は環状のプレ
ートで、アッパープレート8の上面にボルト65で固定
されており、シリンダ1の下部が挿通している。
【0045】ベアリング66は、円周方向に等間隔をお
いて4個設けられている。これらのベアリング66は、
水平軸を有しており、シリンダ1の外周面に接触するよ
うにして、ベアリング支持プレート64に固定支持され
たベアリング取付部材67により所定高さ位置に保持さ
れている。シリンダ1はこれらの4個のベアリング66
で外周が支持されることにより、シリンダ1の振れが防
止される。
【0046】シリンダ1は、シリンダライナ3の上端鍔
部の外周面にボルト68で固定された回り止め部材69
を有している。回り止め部材69は下方に延びており、
シリンダ1の鍔部よりも下方に回り止め部69aを有し
ている。シリンダ1の円周方向において、回り止め部材
69の回り止め部69aの両側にベアリング70が一対
配置されている。これらのベアリング70は、水平軸を
有しており、回り止め部69aの側面に接触するように
して、ベアリング支持プレート64に固定支持されたベ
アリング取付部材71により所定高さ位置に保持されて
いる。これらの2個のベアリング70が回り止め部材6
9を挟むことにより、シリンダ1の回転防止が図られ
る。
【0047】シリンダ1内にはピストン24が挿入され
ており、ピストン24の外周面に形成されている3本の
リング溝にそれぞれトップリング25、セカンドリング
26、及びオイルリング27が装着され、シリンダ1の
内周と摺動するようになっている。ピストン24にはピ
ストンロッド28が連結されており、ピストン24はク
ロススライダクランク機構によってシリンダ1内を往復
動するように構成されている。
【0048】ピストンロッド28はロッド部材72と、
ロッド部材72が挿通している中空ロッド部材73とで
構成されている。中空ロッド部材73はシリンダ1内を
延びて、アッパープレート8に形成されている貫通孔3
3に装着されているブシュ34を挿通し、下端部がスラ
イダフレーム43に固定されている。スライダフレーム
43は上面に上方に突出した円形の突出部74を有して
おり、その突出部74の外周に中空ロッド部材73の下
端部が挿入している。中空ロッド部材73内を挿通する
ロッド部材72は、下端部の外周にねじ75が形成され
ており、下端部がスライダフレーム43の上面の突出部
74に形成されているねじ孔76に螺着されることによ
ってスライダフレーム43に固定されている。ロッド部
材72は、中空ロッド部材73の上端を貫通して上方に
突出しており、その上端部の外周にねじ77が形成され
ている。
【0049】ピストン24は底面の中央部に環状の突出
部78を有しており、その突出部78がピストンロッド
28の中空ロッド部材73の上端部に挿入されて、ピス
トンロッド28の先端部に保持される。そして、ピスト
ン24の中央部に形成されているロッド孔79をピスト
ンロッド28のロッド部材72が挿通してピストン24
の上面から突出しており、その上端部の外周のねじ77
にナット80が締結されることによって、ピストン24
がピストンロッド28に固定されている。ピストン24
の上方のヘッドプレート4は下面の中央部にピストンロ
ッド28の先端部とナット80が挿入可能な円形凹部4
aを有している。
【0050】クランクケース9内の機構は前記実施形態
と同じであり、以下説明する。
【0051】クランクケース9内にはクランクシャフト
がピストン24の運動方向(以下、上下方向とする。)
に対して直角方向に配されて両端部をベアリングによっ
て回転自在に支持されている。クランクシャフトは一端
がクランクケース9から外側に突出しており、図示外の
駆動源によって回転駆動されるように構成されている。
【0052】クランクシャフトはクランクケース9内に
一対のクランクアームを有しており、一対のクランクア
ーム間のクランクピン40にスライダ41が回転可能に
取り付けられている。スライダ41はクランクシャフト
方向に見て略正方形形状のブロック体で、上下に二分割
されており、中央部に形成されているピン孔の内周にメ
タル42が固定されて、クランクピン40に回転自在に
組み付けられている。
【0053】スライダ41の周囲にはスライダフレーム
43が配置されている。スライダフレーム43はクラン
クシャフト方向に見て横長の長方形形状の枠体であり、
横長の長方形の窓孔44は高さがスライダ41の高さと
略同じで、横幅はスライダ41の横幅よりも長い寸法を
有している。このスライダフレーム43の窓孔44にク
ランクピン40に取り付けられているスライダ41が窓
孔44内をピストン24の運動方向に対して直角方向
(以下、左右方向とする。)に摺動可能に装着されてい
る。
【0054】スライダフレーム43はクランクケース9
内を上下方向に往復動可能に一対のガイド棒45,46
によって支持されている。一対のガイド棒45,46は
クランクケース9内を上下方向に延びてクランクケース
9にボルト47で固定されており、スライダフレーム4
3の長手方向における両端部に上下方向に形成されてい
るガイド棒挿通孔48をそれぞれ挿通している。スライ
ダフレーム43は一対のガイド棒挿通孔48の各上下端
部にそれぞれブシュ49,50を装着して有しており、
各ガイド棒45,46がブシュ49,50を挿通してい
る。
【0055】本実施形態においても、クランク角度セン
サと、クランクシャフトの端部に取り付けられている角
度板が設けられており、クランクシャフトと一緒に回転
する角度板の指示角度をクランク角度センサが読み取る
ことにより、クランク角度が検出されるようにされてい
る。また、上記クロススライダクランク機構には潤滑油
路が適宜形成されており、適切に潤滑されるように構成
されている。
【0056】以下、上記摩擦力測定装置の作用を説明す
る。
【0057】ピストン24の上方はヘッドプレート4の
貫通孔60を介して大気に開放されている。
【0058】ピストン24がクロススライダクランク機
構によりシリンダ1内を往復動する。すなわち、クラン
クシャフトが図示外の駆動源によって回転駆動される
と、クランクピン40に装着されたスライダ41がクラ
ンクシャフトの中心回りに円軌道を描いて移動する。こ
の際、スライダ41はスライダフレーム43の窓孔44
内を摺動し、これに伴ってスライダフレーム43は上下
方向(ピストン24の運動方向)に直線運動を行う。そ
の結果、スライダフレーム43に連結固定されているピ
ストンロッド28を介してピストン24がシリンダ1内
を往復運動する。このときにピストンリング25,2
6,27とシリンダ1間に発生する摩擦力がシリンダ1
を介してロードセル7にかかるので、摩擦力を測定でき
る。
【0059】そして、クランク角度センサによりクラン
ク角度が検出されるので、クランク角度と摩擦力との関
係が分かるようになっている。
【0060】そして、ピストン24はクロススライダク
ランク機構により往復動されるので、ピストンスラップ
を生じない。そのため、ピストン24とシリンダ1との
摺動がないので、ピストンリング25,26,27とシ
リンダ1間に発生する摩擦力を精度よく測定できる。
【0061】なお、本実施形態においても、クランクケ
ース9内の圧力変動がシリンダ1の下面に影響するのを
防止する手段が設けられているのが望ましい。
【0062】ピストンリング25,26,27等を交換
する際は、ピストン24がピストン24の頂面側に配置
するナット80でピストンロッド28に締結されている
ので、ヘッドプレート4、ロードセル7及び取付部材6
1をシリンダ1と天板62から取り外すことによって、
ピストン24を容易に交換できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の摩擦力測定
装置によれば、ピストンリングとシリンダ間に発生する
摩擦力を精度よく、簡便に測定でき、しかも比較的高回
転時の摩擦力も測定でき、かつ、小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す左側面断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態の一部分を示す左側面拡大
断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す一部破断平面図であ
る。
【図5】本発明の別の実施形態を示す正面断面図であ
る。
【図6】本発明の別の実施形態を示す一部断面正面図で
ある。
【図7】本発明の別の実施形態を示す平面図である。
【図8】本発明の別の実施形態を示し、天板と取付部材
を取り除いた平面図である。
【符号の説明】
1・・シリンダ、2・・ライナホルダ、2a・・鍔部、
3・・シリンダライナ、4・・ヘッドプレート、4a・
・円形凹部、5・・ボルト、6・・ノックピン、7・・
ロードワッシャ(ロードセル)、8・・アッパープレー
ト、9・・クランクケース、10・・ボルト、11・・
スリーブ、12,13・・円形凹部、14・・プリロー
ディングボルト、15・・貫通孔、16・・ねじ孔、1
7・・ボルト、18・・円環、19・・円形凹部、20
・・突底部、21・・Oリング溝、22・・Oリング、
23・・貫通孔、24・・ピストン、25・・トップリ
ング、26・・セカンドリング、27・・オイルリン
グ、28・・ピストンロッド、28a・・鍔部、29・
・ねじ孔、30・・円形凹部、31・・ボルト孔、32
・・ボルト、33・・貫通孔、34・・ブシュ、35・
・ボルト、36・・クランクシャフト、37,38・・
ベアリング、39・・クランクアーム、40・・クラン
クピン、41・・スライダ、42・・メタル、43・・
スライダフレーム、44・・窓孔、45,46・・ガイ
ド棒、47・・ボルト、48・・ガイド棒挿通孔、4
9,50・・ブシュ、51・・クランク角度センサ、5
2・・角度板、60・・貫通孔、61・・取付部材、6
2・・天板、63・・支柱、64・・ベアリング支持プ
レート、65・・ボルト、66・・ベアリング、67・
・ベアリング取付部材、68・・ボルト、69・・回り
止め部材、69a・・回り止め部、70・・ベアリン
グ、71・・ベアリング取付部材、72・・ロッド部
材、73・・中空ロッド部材、74・・突出部、75・
・ねじ、76・・ねじ孔、77・・ねじ、78・・突出
部、79・・ロッド孔、80・・ナット。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンリングを装着したピストンをシ
    リンダ内で往復動させ、前記ピストンリングとシリンダ
    間に発生する摩擦力を測定する摩擦力測定装置におい
    て、前記ピストンがクロススライダクランク機構により
    シリンダ内を往復動するように構成されていることを特
    徴とする摩擦力測定装置。
  2. 【請求項2】 前記クロススライダクランク機構が、前
    記ピストンに連結されているピストンロッドと、ピスト
    ンロッドに連結され、クランクケース内に往復動可能に
    支持されているスライダフレームと、スライダフレーム
    の運動方向に対して直角方向に移動可能にスライダフレ
    ームの窓孔に装着されているスライダと、スライダが回
    転可能に装着されているクランクシャフトとを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の摩擦力測定装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンをシリンダ内で往復動させ
    た時に前記ピストンリングとシリンダ間に発生する摩擦
    力がシリンダを介して力センサに作用し、この力センサ
    で前記摩擦力を検出するように構成されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の摩擦力測定装置。
  4. 【請求項4】 前記シリンダはクランクケースに力セン
    サを介して支持され、前記ピストンをシリンダ内で往復
    動させた時に前記ピストンリングとシリンダ間に発生す
    る摩擦力が前記シリンダを介して前記力センサにかかる
    ように構成されていることを特徴とする請求項3記載の
    摩擦力測定装置。
  5. 【請求項5】 前記力センサに予め所定荷重をかけるプ
    リロード手段を備えていることを特徴とする請求項4記
    載の摩擦力測定装置。
  6. 【請求項6】 前記シリンダは支持部材に力センサを介
    して吊持されており、前記ピストンをシリンダ内で往復
    動させた時に前記ピストンリングとシリンダ間に発生す
    る摩擦力が前記シリンダを介して前記力センサにかかる
    ように構成されていることを特徴とする請求項3記載の
    摩擦力測定装置。
  7. 【請求項7】 前記ピストンはピストンロッドにねじで
    直接結合、あるいはボルト又はナットで結合されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の摩擦
    力測定装置。
  8. 【請求項8】 前記ピストンをシリンダ内で往復動させ
    た時に生じるクランクケース内の圧力変動が前記シリン
    ダの下面に影響するのを防止する手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の摩擦
    力測定装置。
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