JP2003060901A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003060901A JP2001248849A JP2001248849A JP2003060901A JP 2003060901 A JP2003060901 A JP 2003060901A JP 2001248849 A JP2001248849 A JP 2001248849A JP 2001248849 A JP2001248849 A JP 2001248849A JP 2003060901 A JP2003060901 A JP 2003060901A
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正己 樋口
Moriyuki Koike
守幸 小池
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俊介 渡辺
Hiroomi Motohashi
弘臣 本橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度の読取り動作により、画像に欠けのない
適正な画像データを生成することにより、用紙指定変倍
による画像形成を行う。 【解決手段】 指定された用紙サイズとシートスルー方
式で原稿画像を読取り、その読取り動作に伴い検出され
る原稿サイズを用いて、縦、横の変倍率を算出し(S1
3)、いずれか小さい方を変倍率として決定する。変倍
率の計算・決定の際、決定した変倍率により形成した画
像により余白が生じるかをチェックし、生じる場合に警
告表示するとともに印刷中断を指示できるようにし(S
15,16)、ユーザーの意図しない画像の形成を防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿画
像に電気的に変倍処理を行い、得た画像データに基づい
て用紙へ画像形成を行う画像形成装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置等)であり、シートスルー方式で
原稿画像を読み取る動作とともに検出した原稿サイズと
指示された用紙サイズから算出した縦、横倍率によっ
て、最適な変倍率の画像を形成することが可能な前記画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を給送しながら原稿画像を読み取
る、いわゆるシートスルー(或いはADF:自動原稿給
紙装置)読み取り方式により読み取った画像データに基
づいて用紙へ画像形成を行う複写機、ファクシミリ装置
等の画像形成装置において、変倍を行う場合に、これま
では、予め変倍率が確定した状態で読みとりを行う必要
があった。複写機のコピーモードとして知られている用
紙指定変倍モード(サイズを指定した用紙に適した倍率
で原稿にコピー動作を行う)において、読み取り時に変
倍率を確定しておくための方法として、一つは、ADF
の原稿載置部(トレイ)に原稿サイズを検知するセンサ
を設け、読み取り時に載置部に原稿を載せたときにサイ
ズを検知する方法である。この方法によれば、ADF読
み取りを行う前に原稿のサイズを知り、変倍率を確定で
きる。ところで、シートスルー読み取り方式では、トレ
イに載置した原稿束から一枚ずつ取り出した複数枚の原
稿を連続して読み取る動作を行うが、複数枚の原稿束に
対して、トレイに設けたセンサによりサイズを検知する
場合、センサの構成上、原稿束の最大サイズが検知され
ることになる。同一サイズの原稿の束であれば、検知し
たサイズで確定した変倍率により全ての原稿を処理をし
ても、問題は起きない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サイズ
の異なる原稿が混在する原稿束の場合は、原稿束の最大
サイズで確定してしまうと、異なるサイズの原稿に対し
ては最適な変倍率の読み取りができなくなる。そこで、
サイズの異なる原稿が混在する原稿束に対しても適切な
変倍率を確定するために、もう一つの方法を併用する。
この方法は、原稿を読み取りながら原稿サイズをチェッ
クするという動作による。具体化手段としては、ADF
により定速で給送される原稿を検知するセンサを搬送路
に設け、原稿の給送動作によりセンサを動作させること
により、原稿画像を読み取る動作と伴に原稿サイズを検
知する。このようなセンサにより給送中に検知した原稿
サイズが、先に変倍率の確定に用いた最大サイズと異な
ると、同時に読み取っている原稿画像は最適変倍率によ
るデータとならない。よって、この場合は、同時に読み
取った原稿読み取り画像データは採用できない。結果的
に、このときの原稿の給送は、適正な倍率を確定するた
めに、原稿画像の読み取りに先立って原稿サイズを検知
するだけのために給送動作を行ったことになり、原稿サ
イズを検知した後に原稿を読み取り開始位置まで戻し
て、改めて原稿画像の読みとりを行うという動作を必要
とした。
【0004】このように、従来の用紙指定変倍モードに
より、異なるサイズが混在する原稿の連続読み取りを行
う場合のサイズが小さい原稿、或いは原稿載置部で原稿
のサイズチェックができないような原稿に対して、最適
な変倍率で読み取りができなかったり、再読み取りを必
要とし、装置のパフォーマンスを低下させていた。本発
明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、原稿画像の読み取りとその読み取
り動作に伴い原稿サイズの検出を行うことが可能な読み
取り手段により用紙指定変倍の読み取りが可能な機能を
備えた画像形成装置において、種々のサイズの原稿に対
して再読み取りを行わなくても一度の読み取り動作によ
り、適正な倍率の画像データを生成し、生成した画像デ
ータにより画像形成を行うことを可能とする高パフォー
マンスの画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
画像の読み取りと該読み取り動作に伴い原稿サイズの検
出を行うことが可能な原稿読み取り・原稿サイズ検出手
段と、読み取った原稿画像データを蓄積する手段と、画
像を形成するための用紙サイズを指定する手段と、検出
された原稿サイズと指定された用紙サイズから原稿に対
する用紙の縦倍率及び横倍率をそれぞれ算出し、小さい
方の倍率を最大値として、画像形成条件として原稿画像
に対する変倍率を決定する変倍率決定手段と、決定され
た変倍率に従い蓄積された原稿画像データに基づいて画
像を形成する手段を備えたことを特徴とする画像形成装
置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記変倍率決定手段は、検出さ
れた原稿サイズと指定された用紙サイズから原稿の縦横
比及び用紙の縦横比をそれぞれ算出し、縦横比が原稿と
用紙で正か逆かにより、変倍率決定の成立又は不成立の
判断を可能にしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された画像形成装置において、前記変倍率決定手段によ
る決定内容を提示し、外部操作により決定内容に従う動
作を中断するか否かを指示する手段、を備えたことを特
徴とするものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載された
画像形成装置において、前記動作の中断を原稿の読み取
り及び読み取った原稿画像データの蓄積に対して指示し
ないようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。ここで示す実施例
は、画像形成装置としてのデジタル複写機に適用した例
を示すものである。図1は、本発明の実施例に係わるデ
ジタル複写機の全体構成を概略図として示す。図1を参
照し、本機の装置構成及び動作を、原稿の読み取り、読
み取った画像データの処理、処理後のデータによる画像
形成、という原稿のコピー作成動作に沿って、以下に説
明する。自動原稿送り装置(以下「ADF」と記す)1
に設けた原稿台に原稿束を載置し、ユーザにより操作部
30(図2参照)のプリントキー34が押下されると、
シートスルー(ADF)方式の読み取りのために、読み
取り位置に原稿を一枚ずつ給送するADF1の動作が始
まる。
【0010】図2は、図1のADF1の詳細を示す。図
2を参照すると、ADF1は、プラテン624の上方に
原稿給紙トレイ620と原稿排出トレイ623とを上下
2段に配置し、原稿を反転させるための反転経路を設け
るために、反転トレイ621を原稿給紙トレイ620と
原稿排出トレイ623との間に設ける。原稿給紙トレイ
620には、原稿セットを検知する原稿セットセンサ6
93、原稿を給紙口まで移動させる底板ソレノイド69
2、給紙ベルトを駆動するための給紙クラッチ634を
備える。原稿セットセンサ693は透過型センサで、原
稿で押し上げられたフィラーで原稿の存在を検知する。
反転切り替え爪630は、原稿読取位置632から搬送
される原稿を反転トレイ621に搬送するか、原稿排出
トレイ623に排出するかの選択をする。反転切り替え
爪630はソレノイドで動作させる。原稿の搬送を制御
するためにセンサを3つ設けてあり、それぞれ、レジス
トセンサ601、排紙センサ602、反転トレイセンサ
603である。この3つのセンサはフィルタ付きの反射
型センサである。ステッピングモータ(図示せず)を2
つ持ち、一つは反転給紙モータ(正転、逆転可能)で、
搬送ベルト610、分離ローラ611、反転ローラ61
5を駆動し、もう一つは搬送モータ(1方向のみ)で、
プルアウトローラ612、補助ローラ613、排紙ロー
ラ614を駆動する。反転ローラ615にはトルクリミ
ッタを設けてあり、原稿が回転方向に逆らって動く場合
にも対応可能とする。読み取り位置632の原稿画像
は、露光ランプ、ミラー、結像レンズからなる読み取り
光学系と結像位置に設けたCCDラインイメージセンサ
で構成する読み取りユニット50(図1)により画像信
号に変換される。読み取り位置で原稿は一定速度で搬送
を制御され、つまり原稿読み取り面の副走査(CCDの
主ライン走査に対し)を行う。サイズ検知センサ群65
0とレジストセンサ601により、原稿サイズの検知を
行う。搬送方向のサイズはレジストセンサ601の通過
時間を測定することによって計測し(読み取り動作状態
では定速搬送されるので)、搬送方向に直角の方向のサ
イズは、同方向に複数並んだサイズセンサ群650の検
知信号により計測する。
【0011】図3は、図1の装置においてユーザが指令
入力を行うために設けられた操作部30を示す。操作部
30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリ
ア/ストップキー33、プリントキー34、モードクリ
アキー35、初期設定キー38があり、液晶タッチパネ
ル31には、各種機能キー37、部数、画像形成装置の
動作状態等の装置状態を示すメッセージなどが表示され
る。図4は、操作部30(図3)の液晶タッチパネル3
1の表示の一例を示す。オペレータが液晶タッチパネル
31に表示されたキーにタッチする事で、選択された機
能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定
しなければならない場合(例えば、変倍であれは変倍値
等)は、キーにタッチする事で、詳細機能の設定画面が
表示される。このように、液晶タッチパネル31は、ド
ット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグ
ラフィカルに行う事が可能である。図4において左上
は、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッ
セージを表示するメッセージエリア、その右は、セット
した枚数を表示するコピー枚数表示部、その下の画像濃
度を自動的に調整する自動濃度キー、転写紙を自動的に
選択する自動用紙選択キー、倍率を等倍にセットする等
倍キー、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指
定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理
を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部
ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、拡大/縮小
倍率をセットする変倍キー、両面/分割モードを設定す
る両面/分割キー、集約モードを設定する集約キー、指
定したサイズの用紙に変倍処理した画像を印刷するモー
ドを設定する用紙指定変倍キーである。
【0012】図1に戻り、原稿読み取りから、画像の書
き込みまでの本実施例のデジタル複写機の動作をより詳
細に説明する。この動作は、読み取りユニット50と書
き込みユニット57での動作が中心である。ここでは、
読み取りユニット50は、固定原稿読み取り(ブック読
み取り)方式にも対応することができるようにコンタク
トガラス6に載置した固定原稿を読み取る走査光学系を
備える。走査光学系は、露光ランプ51、第1ミラー5
2、レンズ53、CCDイメージセンサ54等で構成さ
れている。ただし、シートスルー読み取り時には、走査
光学系は図2の読み取り位置632に固定させ、ADF
1により給送される原稿を読み取る。書き込みユニット
57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラ
ー60により構成され、レーザ出力ユニット58の内部
には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータに
よって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラ
ー)が装備されている。レーザ出力ユニット58より照
射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏
向され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返さ
れ、感光体15面上に集光結像する。偏向されたレーザ
光は感光体15が回転する方向と直行する方向(主走査
方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ
64より出力された画像信号のライン単位の記録を行
う。感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の
周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画
像(静電潜像)が形成される。書き込みユニット57か
ら出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15を主
走査を伴い照射すると同時に、感光体15の一端近傍の
受光位置に設けたビームセンサ(図示せず)を照射する
ことにより、主走査同期信号を発生する。この主走査同
期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの
制御、および後述する画像信号の入出力を行うための制
御信号の生成を行う。
【0013】次に、読み取りユニット50で読み取った
画像信号から、書き込みユニット57に入力する画像デ
ータを生成するまでの本実施例における画像処理ユニッ
ト(IPU)を中心にした画像データの処理について、
詳細に説明する。図5は画像処理ユニット(IPU)の
回路構成のブロック図を示す。読み取りユニット50で
は、露光ランプ51により照射される原稿からの反射光
を、CCDイメージセンサ54にて光電変換する。イメ
ージセンサ54から出力される原稿画像信号をA/Dコ
ンバータ61にてデジタル信号に変換した後、シェーデ
ィング補正部62及びMTF補正、γ補正部63にて各
補正が施される。セレクタ64では、画像信号の送り先
を、変倍部71又は画像メモリコントローラ65へその
切り替えが行われる。変倍部71を経由した画像信号は
変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に
送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64
間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。また、図5には特に明示していないが、IPUは、
読み取りユニット50から入力される画像データ以外に
もネットワークを介して外部のホスト機から供給される
画像データ、例えば、PC等のデータ処理装置から出力
され、本機のプリンタ機能を利用して生成された画像デ
ータも処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を
行う機能を有している。IPUは、画像メモリコントロ
ーラ65等への設定や、読み取りユニット50、書き込
みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプロ
グラムやデータを格納するROM69、RAM70を備
えている。また、CPU68は、メモリコントローラ6
5を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み
出しを行う。また、CPU68は、上述の操作部30と
の間で行うデータ、即ち操作部30で入力された指令デ
ータ或いは指令に応答してCPU68からオペレータに
伝えるデータの転送をI/Oポート67を介して行う。
【0014】ここで、図6を用いて、セレクタ64にお
いて操作される1ページ分の画像信号のタイミングにつ
いて説明する。図6において、/FGATEはフレーム
ゲート信号であり、1ページの画像データの副走査方向
の有効期間を表している。/LSYNCは1ライン毎の
主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所
定クロックで、画像信号が有効となる。/LGATEは
ラインゲート信号であり、主走査方向の画像信号が有効
であることを示す信号である。これらの信号は、画素ク
ロック(画素同期信号)VCLKに同期しており、VC
LKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデ
ータが送られてくる。図5の画像処理部(IPU)は、
画像入力、出力それぞれに対して別個の/FGATE、
/LSYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有
しており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能に
なる。
【0015】図7を用いて、図5における画像メモリコ
ントローラ65と、画像メモリ66の詳細を説明する。
画像メモリコントローラ65は、入力データセレクタ1
01、画像合成部102、1次圧縮/伸長部103、出
力データセレクタ104、2次圧縮/伸長部105のブ
ロックを有している。各ブロックへの制御データの設定
はCPU68より行われる。図5に示されるアドレス、
データは画像データを扱うための信号を示しており、C
PU68に接続されるデータ、アドレスは図示していな
い。画像メモリ66は、1次記憶装置106および2次
記憶装置107からなる。1次記憶装置106は、入力
画像データの転送速度に略同期してメモリへのデータ書
き込み、または画像出力時のメモリからのデータ読み出
しが高速に行えるように、例えばDRAM等の高速アク
セスが可能なメモリを使用する。
【0016】また、1次記憶装置106は、処理を行う
画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像
データの入出力を同時に実行可能な構成(画像メモリコ
ントローラ65とのインターフェース部)をとってい
る。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれ
ぞれ並列に実行可能にするために画像メモリコントロー
ラ65とのインターフェースにリード用とライト用の二
組のアドレス・データ線で接続されている。これにより
エリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画
像を出力(リード)するという動作が可能になる。2次記
憶装置107は、入力された画像の合成、ソーティング
を行うためにデータを保存しておく大容量のメモリであ
る。1次、2次記憶装置とも、高速アクセス可能な素子
を使用すれば、1次、2次の区別なくデータの処理が行
え、制御も比較的簡単になるが、DRAM等の素子は高
価なため、2次記憶装置107にはアクセス速度はそれ
ほど速くないが、安価で、大容量の記録媒体を使用し、
入出力データの処理を一次記憶装置106を介して行う
構成になっている。上述のような画像メモリーの構成を
採用することにより、大量の画像データの入出力、保
存、加工等の処理が可能な画像形成装置を安価、かつ比
較的簡単な構成で実現することが可能になる。
【0017】次に、画像メモリコントローラ65の動作
の概略を説明する。 <1> 画像入力(画像メモリ66への保存) 入力データセレクタ101は複数のデータの中から、画
像メモリ66(1次記憶装置106)への書き込みを行
う画像データの選択を行う。入力データセレクタ101
によって選択された画像データは、画像合成部102に
供給され、既に画像メモリに保存されているデータとの
合成を行う。画像合成部102によって処理された画像
データは、1次圧縮/伸長部103によりデータを圧縮
し、圧縮後のデータを1次記憶装置106に書き込む。
1次記憶装置106に書き込まれたデータは、必要に応
じて2次圧縮/伸長部105で更に圧縮を行った後に2
次記憶装置107に保存される。 <2> 画像出力(画像メモリ66からの読み出し) 画像出力時は、1次記憶装置106に記憶されている画
像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次
記憶装置106に格納されている場合には、1次圧縮/
伸長部103で1次記憶装置106の画像データの伸長
を行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入
力データとの画像合成を行った後のデータを出力データ
セレクタ104で選択し、出力する。画像合成部102
は、1次記憶装置106のデータと、入力データとを合
成(画像データの位相調整機能を有する)し、合成後の
データの出力先の選択(画像出力、1次記憶装置106
へのライトバック、両方の出力先への同時出力も可能)
等の処理を行う。出力対象となる画像が1次記憶装置1
06に格納されていない場合には、2次記憶装置107
に格納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸長
部105で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装置
106に書き込んでから、画像出力動作を行う。
【0018】図1に戻り、書き込み以降の画像形成部に
ついて説明すると、潜像を担う感光体15は現像ユニッ
ト27を通過することによって潜像にトナーを付着さ
せ、トナー像が形成される。トナー像を保持する感光体
15の回転と等速で搬送ベルト16によって転写紙を搬
送しながら、転写紙に感光体15上のトナー像を転写す
る。第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積
載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装
置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユ
ニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送
される。転写後のトナー像を担った転写紙は、その後、
定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット1
8によって排紙トレイ120に排出される。
【0019】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニ
ット111にストックする。その後、両面給紙ユニット
111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像
されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット
111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪11
2を今度は下側にセットし、排紙トレイ104に導く。
この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙
ユニット111は使用される。感光体15、搬送ベルト
16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニ
ット27はメインモータ(図示せず)によって駆動さ
れ、各給紙装置11〜13はメインモータの駆動力を各
々給紙クラッチ(図示せず)によって伝達し駆動され
る。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動力を中間
クラッチ(図示せず)によって伝達し駆動される。
【0020】次に、上記したデジタル複写機において、
用紙指定変倍処理を可能にした画像形成動作に係わる実
施例を示す。この実施例においては、指定したサイズの
用紙に、読み取った様々なサイズの原稿の画像を欠ける
ことがない状態で印刷するようにして、用紙を最大限に
利用できる変倍率を決定し、決定した変倍率で画像形成
を行うようにする。そのために、ここでは、シートスル
ー方式の読み取り動作とともに検出される原稿サイズを
用いて、縦、横の変倍率を算出し、上記変倍率を決定す
る。また、このとき、決定した変倍率により形成した画
像によって余白を生じる場合をチェックすることができ
るようにし、チェック結果を知ったユーザーが画像形成
動作を中断する処理を行うことができるようにするもの
である。こうした動作を、上記デジタル複写機では、操
作部30の設定画面(図4)における用紙指定変倍キー
を押下し、用紙サイズを指定することにより起動する。
動作は、複写機全体を制御するシステムコントローラに
よって実行され、ここではCPU68により行うことが
可能である。
【0021】図8は、本実施例の画像形成動作のフロー
チャートを示す。図8を参照して、本実施例の動作につ
いて説明すると、この処理は、用紙指定変倍キーの操作
により、用紙指定変倍モードの処理が設定され、プリン
トキーが押下されると始動し、ADF1の原稿トレイに
載置された原稿をフィードインする(S11)。ADF
の搬送動作の間に、ADF読み取り位置で原稿画像の読
み取りを行うとともに、この読み取り動作のために定速
で搬送される原稿の送り方向のサイズが端部の通過時間
(レジストセンサ601による検知)から求められ、
又、横方向のサイズ(幅)がサイズセンサ650により
検知される(S12)。次に、用紙指定変倍モードの設
定操作時に指定された用紙サイズと原稿読み取り動作に
伴って検出された原稿サイズから、変倍率を計算する
(S13)。ここでは、変倍率の算出に加えて、余白の
チェックを行う。
【0022】余白のチェック結果により処理を分岐する
ので、余白があるか否かを調べ(S14)、余白がな
い、即ち同一サイズか相似形(縦と横の倍率が等しい)
の場合には、そのまま算出した変倍率を設定値として決
定して、適用する。一方、余白がある場合、余白が生じ
る旨の警告を提示、例えば、図9に示すように、操作画
面に、「原稿の縦横比が異なるため余白ができます。」
といった表示を行う(S15)。この後、警告表示を見
たユーザーが、ユーザー所望のコピーが得られないと判
断する場合に、処理を中断することができるようにす
る。手順としては、警告表示画面に「コピーを継続しま
すか。」というメッセージとともに、「中断」するか、
動作を継続し「コピーする」かを選択するために表示さ
れたキー(図9)の押し下げの有無をチェックする(S
16)。ここで、中断キーが押下された場合、中断処理
を行い(S19)、リターンさせる。コピーを継続する
キーが選択された場合には、余白無し(ステップS14
-NO)の場合と同様に、先のステップで算出した変倍率
を設定値として決定して印刷を実行する(S17)。決
定した変倍率は、上記実施例の複写機においては、IP
Uの変倍部71に設定され、変倍部71は書き込みユニ
ット57に送る画像信号を変倍率に合せて拡大縮小す
る。以上のフローを原稿毎に行うので、一つの原稿の印
刷が終了した後、最終原稿まで印刷を終えたかを確認し
て(S18)、確認後にリターンさせる。なお、上記の
フローにおいては、ステップS16の中断キー押し下げ
の有無のチェック結果を待って、印刷処理へ移行するフ
ローとして示したが、印刷処理を始動させ印刷処理中
に、中断キーをチェックするようにしても構わない。
【0023】ここで、図8のフローに示した変倍率計算
ステップ(ステップS13)の実施例を詳細に説明す
る。この実施例では、変倍率を、検出された原稿の縦、
横のサイズと指定された用紙の縦、横のサイズから原稿
に対する用紙の縦倍率及び横倍率をそれぞれ算出し、小
さい方の倍率を最大値として、それ以下の変倍率(最大
値が用紙を最大限に利用できる最適値となる)を決定す
る。また、変倍率の決定に加え、決定した変倍率により
余白が生じるか否かの決定状態をチェックする。図10
は、本実施例に係わる変倍率計算のフローを示す。図1
0を参照すると、先ず、用紙指定変倍モードの設定操作
時に指定された用紙サイズと、ステップS12(図8)
で原稿読み取り動作に伴って検出された原稿サイズか
ら、縦変倍率(=転写紙縦長さ/原稿縦長さ)と横変倍
率(=転写紙横長さ/原稿横長さ)を算出する(S2
1,22)。次いで、算出した縦変倍率と横変倍率とが
等しくないか、即ち縦変倍率≠横変倍率であるか、否か
(つまり、用紙と原稿が同一或いは相似であるか)をチ
ェックし(S23)、等しい場合、この変倍率を設定値
として用いて形成される画像に欠けが生じることが無
い。この場合、転写紙縦長さ/原稿縦長さとして変倍率
を決定し、この設定によると余白をなくすこともできる
ので、この決定状態を「成功」とする(S24)。な
お、転写紙縦長さ/原稿縦長さを最大値として、これ以
下の値を設定すれば、画像に欠けが生じることが無い。
【0024】縦変倍率と横変倍率が等しくない場合(S
23-YES)、小さい方の倍率を設定値として用いない
と、形成される画像に欠けが生じることになるので、次
いで、どちらが小さいか、即ち縦変倍率>横変倍率であ
るか、否かをチェックする(S25)。縦変倍率が小さ
い場合(S25-NO)、縦変倍率を設定値として用いて
形成される画像に欠けが生じることが無いので、転写紙
縦長さ/原稿縦長さとして変倍率を決定するが、この設
定によると横方向に余白を生じることになるので、この
決定状態を「余白あり」とし(S26)、リターンさせ
る。一方、横変倍率が小さい場合(S25-YES)、横変
倍率を設定値として用いて形成される画像に欠けが生じ
ることが無いので、転写紙横長さ/原稿横長さとして変
倍率を決定するが、この設定によると縦方向に余白を生
じることになるので、この決定状態を「余白あり」とし
(S27)、リターンさせる。なお、いずれの場合も決
定した倍率を最大値として、これ以下の値を設定すれ
ば、画像に欠けが生じることが無い。
【0025】次いで、図8のフローに示した変倍率計算
ステップ(ステップS13)の他の実施例を示す。この
実施例では、上記実施例と変倍率を決定する過程は変わ
らないが、決定状態の判断を異にしている。この実施例
では、余白が生じても、その程度が著しくない場合に
は、決定状態を「余白あり」としない、と判断する。即
ち、原稿の縦横比と用紙の縦横比の関係により判断し、
縦横比の関係が逆の場合に、程度が著しいと考えられる
ので、決定状態を「余白あり」とし、正の場合に、「余
白あり」としないようにする。図11は、本実施例に係
わる変倍率計算のフローを示す。図11を参照すると、
先ず、用紙指定変倍モードの設定操作時に指定された用
紙サイズと、ステップS12(図8)で原稿読み取り動
作に伴って検出された原稿サイズから、縦変倍率(=転
写紙縦長さ/原稿縦長さ)と横変倍率(=転写紙横長さ
/原稿横長さ)を算出する(S31,32)。次いで、
算出した縦変倍率と横変倍率とが等しくないか、即ち縦
変倍率≠横変倍率であるか、否か(つまり、用紙と原稿
が同一或いは相似であるか)をチェックし(S33)、
等しい場合、この変倍率を設定値として用いて形成され
る画像に欠けが生じることが無い。この場合、転写紙縦
長さ/原稿縦長さとして変倍率を決定し(S34)、こ
の設定によると余白をなくすこともできるので、この決
定状態を「成功」とし(S35)、リターンさせる。
【0026】縦変倍率と横変倍率が等しくない場合(S
33-YES)、小さい方の倍率を設定値として用いない
と、形成される画像に欠けが生じることになるので、次
いで、どちらが小さいか、即ち縦変倍率>横変倍率であ
るか、否かをチェックする(S36)。縦変倍率が小さ
い場合(S36-NO)、縦変倍率を設定値として用いて
形成される画像に欠けが生じることが無いので、転写紙
縦長さ/原稿縦長さとして変倍率を決定する(S3
7)。一方、横変倍率が小さい場合(S36-YES)、横
変倍率を設定値として用いて形成される画像に欠けが生
じることが無いので、転写紙横長さ/原稿横長さとして
変倍率を決定する(S38)。縦変倍率≠横変倍率のと
き、上記のように決定した倍率によると余白が生じてい
るので、倍率を決定した後、余白の程度を判断するため
に、原稿の縦横比と用紙の縦横比の関係が正であるか逆
であるかを判断する。
【0027】先ず、(原稿縦サイズ>原稿横サイズ)か
つ(転写紙縦サイズ>転写紙横サイズ)であるか否かを
判断し(S39)、正の関係にある場合(S39-YES)
には、余白の程度は著しくなく、決定状態を「成功」と
して(S35)、リターンさせる。逆の関係にある場合
(S39-NO)には、縦長である場合に対する決定状態
は「余白あり」となるが、横長である場合の判断をして
いないので、同様に、(原稿縦サイズ<原稿横サイズ)
かつ(転写紙縦サイズ<転写紙横サイズ)であるか否か
を判断し(S40)、正の関係にある場合(S40-YE
S)には、余白の程度は著しくなく、決定状態を「成
功」として(S35)、リターンさせる。横長に対して
も、逆の関係にある場合(S40-NO)には、間違いな
く余白の程度が著しいと判断されるので、決定状態は
「余白あり」として(S41)、リターンさせる。
【0028】図11に示したフローにより、図8のステ
ップS13における変倍率計算を行い、変倍率の決定に
伴って、決定状態が「余白あり」であるか否かという判
断結果を得る。図8のフローでは、決定状態の判断結果
に従って、「余白あり」の警告表示をステップS15で
行うが、判断結果は、余白の程度が著しい場合であり、
その中には、ユーザーの設定ミスにより起きたものが入
っている場合も考えられ、縦横の設定を変更することに
より是正できるので、この時の警告表示を図9と異なる
メッセージにより伝えることが望ましい。図12は、こ
の場合の操作画面を示す。図12に示すように、操作画
面に、例えば「原稿と用紙の縦横が逆です。」といった
メッセージの表示を行うことにより、明らかにその状況
を知らせることが可能になる。
【0029】次いで、図8のフローに示した中断処理ス
テップ(ステップS19)の実施例を示す。この実施例
では、変倍率の決定状態が「余白あり」の場合に、図9
或いは図12に示した警告メッセージを表示した操作画
面において、操作を可能とした中断キーの押し下げ時
に、行うコピー動作の中断処理である。ここでは、原稿
読み取りを完了した画像データに対して、印刷処理を行
う過程の中断を行うもので、中断キーの操作がどのよう
なタイミングで行われても、対応できるようにしてい
る。図13は、本実施例の中断処理のフローを示す。図
13を参照すると、まず、印刷処理中であるか否かをチ
ェックし(S51)、印刷中である場合、印刷を停止さ
せ(S52)、中断した画像形成部等を初期状態に復帰
させる。一方、印刷中ではない場合、ステップS52の
停止処理はしないで、待機している印刷ジョブをキャン
セルする(S53)。なお、印刷ジョブのキャンセル
は、印刷中のジョブに対しても行う。ジョブのキャンセ
ルを行った後、リターンさせる。以上のようにして、変
倍率の決定状態が「余白あり」の場合に、指示操作に従
って、要求に適わない印刷の中断をすることを可能にし
たことにより、ユーザーの意志を反映させることができ
る。
【0030】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 原稿読み取り動作に伴い検出された原稿サイズと指定さ
れた用紙サイズから原稿に対する用紙の縦倍率及び横倍
率をそれぞれ算出し、小さい方を画像形成時の原稿画像
に対する変倍率として決定するようにしたので、一度の
読み取り動作により、画像に欠けのない画像データを生
成し、適正な画像形成を行うことができる。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、原稿の縦横比及び用紙の縦
横比をそれぞれ算出し、縦横比が原稿と用紙で正か逆か
により、生じる余白の程度を判断し、著しい場合にのみ
動作の中断等の対応をとり、例えばAB系列とインチ系
列の用紙間の違いで、著しい余白が生じない場合には、
警告表示等の不要な動作を行わないようにすることで、
装置のパフォーマンスを向上させることが可能になる。 (3) 請求項3の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、余白が生じる場
合、その程度を含め変倍率の決定内容として提示するよ
うにし、外部操作により決定内容に従う動作を中断する
か否かを指示可能としたので、ユーザーの意図しない画
像形成動作が行われるのを防ぐことができる。 (4) 請求項4の発明に対応する効果 上記(3)の効果に加えて、読み取り画像を蓄積するま
での処理までは完了させるようにするので、蓄積画像に
対して設定を変更して画像形成動作を継続させる場合
に、生産性を落とすことなく画像形成動作を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わるデジタル複写機の全
体構成を概略図として示す。
【図2】 図1のデジタル複写機の自動原稿送り装置
(ADF)の詳細を示す。
【図3】 図1のデジタル複写機の操作部の一例を示
す。
【図4】 図3の操作部に備えた液晶タッチパネルの表
示の一例を示す。
【図5】 図1のデジタル複写機における画像処理ユニ
ット(IPU)の回路構成のブロック図を示す。
【図6】 1ページ分の画像に関連する画像データおよ
び制御信号のタイムチャートを示す。
【図7】 図5における画像メモリコントローラと、画
像メモリの詳細を示す。
【図8】 用紙指定変倍処理を可能にした画像形成動作
のフローの一例を示す。
【図9】 変倍率計算結果による警告画面表示の一例を
示す。
【図10】 図8の変倍率計算(S13)処理の詳細フ
ローの一例を示す。
【図11】 図8の変倍率計算(S13)処理の詳細フ
ローの他の例を示す。
【図12】 変倍率計算結果による警告画面表示の他の
例を示す。
【図13】 図8の中断処理(S19)処理の詳細フロ
ーの一例を示す。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、 6…コンタク
トガラス、15…感光体、 17
…定着ユニット、27…現像ユニット、
30…操作部、31…液晶タッチパネル、
50…読み取りユニット、51…露光ランプ、
54…CCDイメージセンサ、57…書き
込みユニット、 58…レーザ出力ユニッ
ト、68… CPU、 65…画像
メモリコントローラ、66…画像メモリ、
71…変倍部、620…原稿給紙トレイ
601…レジストセンサ、632…原稿読み取り
位置、 650…サイズセンサ群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 守幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 (72)発明者 渡辺 俊介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 (72)発明者 本橋 弘臣 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 Fターム(参考) 2C087 AA03 BB01 BB10 CA03 CB02 5B057 AA11 BA02 BA26 CD05 CE08 CH11 CH18 DA15 DA16 5C076 AA13 AA21 AA37 BA05 CB02 CB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像の読み取りと該読み取り動作に
    伴い原稿サイズの検出を行うことが可能な原稿読み取り
    ・原稿サイズ検出手段と、読み取った原稿画像データを
    蓄積する手段と、画像を形成するための用紙サイズを指
    定する手段と、検出された原稿サイズと指定された用紙
    サイズから原稿に対する用紙の縦倍率及び横倍率をそれ
    ぞれ算出し、小さい方の倍率を最大値として、画像形成
    条件として原稿画像に対する変倍率を決定する変倍率決
    定手段と、決定された変倍率に従い蓄積された原稿画像
    データに基づいて画像を形成する手段を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、前記変倍率決定手段は、検出された原稿サイズと
    指定された用紙サイズから原稿の縦横比及び用紙の縦横
    比をそれぞれ算出し、縦横比が原稿と用紙で正か逆かに
    より、変倍率決定の成立又は不成立の判断を可能にした
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された画像形成装
    置において、前記変倍率決定手段による決定内容を提示
    し、外部操作により決定内容に従う動作を中断するか否
    かを指示する手段、を備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された画像形成装置にお
    いて、前記動作の中断を原稿の読み取り及び読み取った
    原稿画像データの蓄積に対して指示しないようにしたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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