JP2003056650A - チェーン - Google Patents

チェーン

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JP2003056650A
JP2003056650A JP2001242516A JP2001242516A JP2003056650A JP 2003056650 A JP2003056650 A JP 2003056650A JP 2001242516 A JP2001242516 A JP 2001242516A JP 2001242516 A JP2001242516 A JP 2001242516A JP 2003056650 A JP2003056650 A JP 2003056650A
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chain
rollers
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誠 金平
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智之 佐治
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Tsubakimoto Chain Co
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G39/00Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors 
    • B65G39/10Arrangements of rollers
    • B65G39/20Arrangements of rollers attached to moving belts or chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/06Driving-chains with links connected by parallel driving-pins with or without rollers so called open links
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C21/00Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement

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  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラとブシュの間、またはローラとピンの
間に複数のころを配置したチェーンであって、スラスト
荷重性能が高く、軽量化が可能で、レールなどのガイド
の簡素化が可能で、スプロケットとの噛み合い時のロー
ラの摩耗が少なく、搬送物やアタッチメントに制約がな
く、ローラの回転が円滑なチェーンを提供する。 【解決手段】 ローラ35とブシュ33の間に複数のこ
ろ34を配置したチェーン31において、内リンクプレ
ート32の内側面とローラ35の端面との間にスラスト
軸受板38がぞれぞれ配置され、ローラ35の外径が内
リンクプレート32及び外リンクプレート36の幅より
も小さく、かつローラ35が内リンクプレート32及び
外リンクプレート36の幅の投影面積内に収まるように
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラとブシュの
間、またはローラとピンの間に複数のころを配置したチ
ェーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チェーンとして、例えば、特開昭
62−4122号公報(特公平4−78523号公報)
には、ころ軸受を組み込んだチェーンが開示されてい
る。図17は特開昭62−4122号公報(特公平4−
78523号公報)に開示されたチェーンの断面図であ
る。
【0003】図17に示すチェーン1は、平行に離間す
る一対の内リンクプレート2,2が中空円筒状のブシュ
3によって連結されている。ブシュ3の外周面には複数
のころ4が配置され、複数のころ4を囲んで一対の内リ
ンクプレート2,2間にローラ5が装着されている。ロ
ーラ5の両端部には内向きのつば5aが一体的に形成さ
れ、この内向きのつば5a,5a間に複数のころ4が収
容される凹部5bが形成されており、これら内向きのつ
ば5a,5aにより複数のころ4が保持・案内されてい
る。また、一対の内リンクプレート2,2の外側には平
行に離間する一対の外リンクプレート6,6が配置さ
れ、一対の外リンクプレート6,6はブシュ3を貫通す
るピン7によって連結されている。また、図17に示す
ように、チェーン1は、一対の内リンクプレート2,2
の内側面とローラ5の端面との間にスラスト軸受板8,
8がぞれぞれ配置されている。そして、スラスト軸受板
8はブシュ3の外周面に遊嵌されている。図17に示す
ように、スラスト軸受板8は板状のリング体であり、フ
ッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、含油焼結金
属、セラミック等の低摩擦性でかつ耐摩耗性に優れた材
料を用いて形成されている。さらに、チェーン1は、図
17に示すように、ローラ5の外径が内リンクプレート
2及び外リンクプレート6の幅よりも大きく構成されて
いる。また、スラスト軸受板8の外径は内リンクプレー
ト2及び外リンクプレート6の幅よりも小さく形成され
ている。
【0004】また、従来、別のチェーンとして、図20
に示すチェーンがある。図20はこの別の従来のチェー
ンの断面図である。
【0005】図20に示すチェーン11は、平行に離間
する一対の内リンクプレート12,12が中空円筒状の
ブシュ13によって連結されている。ブシュ13の外周
面には一対の内リンクプレート12,12間に円筒状の
ローラ15が回転自在に装着されている。また、一対の
内リンクプレート12,12の外側には平行に離間する
一対の外リンクプレート16,16が配置され、一対の
外リンクプレート16,16はブシュ13を貫通するピ
ン17によって連結されている。そして、このチェーン
11においては、ローラ15とブシュ13とで滑り軸受
を構成している。また、ローラ15の外径は内リンクプ
レート12及び外リンクプレート17の幅よりも小さく
構成されている。
【0006】また、従来、さらに別のチェーンとして、
例えば、特開平11−82491公報には、複合転がり
軸受を組み込んだチェーンが開示されている。図21は
特開平11−82491公報に開示されたチェーンの断
面図である。
【0007】図21に示すチェーン21は、平行に離間
する一対の内リンクプレート22,22が中空円筒状の
ブシュ23によって連結されている。ブシュ23の外周
面には保持器付き転動体24が配置され、保持器付き転
動体24を囲んで一対の内リンクプレート22,22間
に円筒状のローラ25が装着されている。保持器付き転
動体24は、図22に示すように、円筒状の保持器24
aと転動体としてのころ24bと玉24cとから構成さ
れており、ころ24bが保持器24aの窓孔24d内に
収納され、さらに玉24cがころ24bの両端部で保持
器24aの窓孔24d内に収納されている。また、一対
の内リンクプレート22,22の外側には平行に離間す
る一対の外リンクプレート26,26が配置され、一対
の外リンクプレート26,26はブシュ23を貫通する
ピン27によって連結されている。また、ローラ25の
外径は内リンクプレート22及び外リンクプレート26
の幅よりも小さく構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に示すチェーン1は、次のような問題点がある。 (1)ローラ5及びころ4の寸法が大きいため、チェー
ン1自体の質量が増加する。これに伴い走行時のチェー
ン1の所要動力が大きくなる。 (2)ローラ5の外径が内リンクプレート2及び外リン
クプレート6の幅よりも大きいために、図18に示すよ
うに、チェーン1の走行時にローラ5が単にレールR1
上に乗っかって走行するので、チェーン1が蛇行しやす
い。このチェーン1の蛇行を防止するためには、図19
に示すように、レールR2にローラ5をガイドする凹部
を設ける必要がある。しかし、レールR2に凹部を設け
ることは非常に手間がかかり、コストアップになる。 (3)チェーン1に装着されているローラ5には内向き
のつば5aが一体的に形成されており、この内向きのつ
ば5aを形成するためには凹部5bを切削・研削加工に
より形成する必要がある。しかし、この凹部5bの切削
・研削加工に非常に手間がかかり、生産性が低く、コス
トアップになる。 (4)ローラ5の外径が大きいために、スプロケットと
の噛み合い時に、衝撃や摩耗が生じやすい。 (5)内リンクプレート2及び外リンクプレート6より
突出したローラ5の部分にアタッチメントや搬送物が干
渉する場合がある。 (6)ころ4はブシュ3とローラ5間に複数個配置され
ているが、ローラ5にスラスト荷重(軸方向の荷重)が
加わると複数個のころ4にスキュー(ころが正規の自転
軸に対して傾くこと)が生じ、ころ4が摩耗したり、ロ
ックして動かなくなり、ローラ5の円滑な回転を阻害す
る。
【0009】また、図20に示すチェーン11は、次の
ような問題点がある。 (1)ローラ15とブシュ13の間にはころが配置され
ていないので、ローラ15とブシュ13は滑り接触であ
るため、ローラ15とブシュ13の間に常に給油する必
要があり、メンテナンスに工数を要する。 (2)ローラ15とブシュ13は滑り接触であるため、
ローラ15とブシュ13とが滑り摩耗により発熱し、チ
ェーン11及び搬送部に発熱による悪影響を与える。 (3)ローラ15とブシュ13は滑り接触であるので摩
擦係数が高く、走行時のチェーン11の所要動力を大き
くする必要がある。 (4)チェーン11にスラスト荷重が加わると、ローラ
15の端面と内リンクプレート12の内側面が摺動し、
大きな摩耗が生じる。強度メンバーである内リンクプレ
ート12が摩耗し、厚みが薄くなることで破断強度が低
下し、最悪、破断する可能性もある。
【0010】また、図21に示すチェーン21は、次の
ような問題点がある。 (1)チェーン21にスラスト荷重が加わると、ローラ
25の端面と内リンクプレート22の内側面が摺動し、
大きな摩耗が生じる。強度メンバーである内リンクプレ
ート22が摩耗し、厚みが薄くなることで破断強度が低
下し、最悪、破断する可能性もある。 (2)スラスト荷重が加わると、ころ24bの端面側に
ある玉24cのみが荷重を受けることになり、応力が高
くなって急速に摩耗が進行する。 (3)ころ24bに加えてころ24bの両端に玉24c
を配置しているため、部品点数が増加し、コストアップ
になり、また、組立性が非常に悪い。
【0011】そこで、本発明は、ローラとブシュの間、
またはローラとピンの間に複数のころを配置したチェー
ンであって、スラスト荷重性能が高く、軽量化が可能
で、レールなどのガイドの簡素化が可能で、スプロケッ
トとの噛み合い時のローラの摩耗が少なく、搬送物やア
タッチメントに制約がなく、ローラの回転が円滑なチェ
ーンを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明のチェーンは、ローラとブシュ
の間に複数のころを配置したチェーンにおいて、内リン
クプレートの内側面と前記ローラの端面との間にスラス
ト軸受板がそれぞれ配置され、前記ローラの外径が前記
内リンクプレート及び外リンクプレートの幅よりも小さ
く、かつ前記ローラが前記内リンクプレート及び前記外
リンクプレートの幅の投影面積内に収まるように構成さ
れているものである。
【0013】請求項2記載の発明のチェーンは、ローラ
とピンの間に複数のころを配置したチェーンにおいて、
内リンクプレートの内側面と前記ローラの端面との間に
スラスト軸受板がそれぞれ配置され、前記ローラの外径
が前記内リンクプレート及び外リンクプレートの幅より
も小さく、かつ前記ローラが前記内リンクプレート及び
前記外リンクプレートの幅の投影面積内に収まるように
構成されているものである。
【0014】請求項3記載の発明のチェーンは、ローラ
とブシュの間に複数のころを配置したチェーンにおい
て、内リンクプレートの内側面と前記ローラの端面との
間に前記複数のころを回転自在に保持する保持部を有す
る略リング状の保持器がそれぞれ配置され、前記ローラ
の外径が前記内リンクプレート及び外リンクプレートの
幅よりも小さく、かつ前記ローラが前記内リンクプレー
ト及び前記外リンクプレートの幅の投影面積内に収まる
ように構成されているものである。
【0015】請求項4記載の発明のチェーンは、ローラ
とピンの間に複数のころを配置したチェーンにおいて、
内リンクプレートの内側面と前記ローラの端面との間に
前記複数のころを回転自在に保持する保持部を有する略
リング状の保持器がそれぞれ配置され、前記ローラの外
径が前記内リンクプレート及び外リンクプレートの幅よ
りも小さく、かつ前記ローラが前記内リンクプレート及
び前記外リンクプレートの幅の投影面積内に収まるよう
に構成されているものである。
【0016】請求項5記載の発明のチェーンは、請求項
1〜4のいずれか1項に記載のチェーンにおいて、複数
のころがクラウニングころまたはリリーフエンドころの
いずれかで構成されているものである。
【0017】
【作用】内リンクプレートの内側面とローラの端面との
間にスラスト軸受板または略リング状の保持器がぞれぞ
れ配置されているから、ローラの回転時に、ローラにス
ラスト荷重が負荷されると、このスラスト荷重はスラス
ト軸受板または略リング状の保持器を介して内リンクプ
レートで受け止められる。スラスト荷重を受けるスラス
ト軸受板または略リング状の保持器はスラスト荷重を受
ける面積が広いので、スラスト荷重性能が高い。
【0018】また、ローラの外径が内外リンクプレート
の幅より小さく構成されているから、対向する内リンク
プレート間にレールを配置することができ、レールなど
のガイドの簡素化が可能である。また、ローラが内外リ
ンクプレートより突出していないため、搬送物やアタッ
チメントが干渉するおそれがない。さらに、ローラの小
型化により軽量化が可能となり、スプロケットとの噛み
合い時のローラの摩耗が減少する。
【0019】また、複数のころがクラウニングころまた
はリリーフエンドころのいずれかで構成されている場合
には、ころの両端部に生じる応力集中が緩和され、ロー
ラのより円滑な回転が確保できるとともに、スラスト及
びラジアル負荷能力が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1を図1,
2,3を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
1に係るチェーンの断面図である。図2は図1における
X−X線断面図である。図3は図1に示すチェーンに使
用されるスラスト軸受板の斜視図である。
【0021】図1に示すチェーン31は、平行に離間す
る一対の内リンクプレート32,32が中空円筒状のブ
シュ33によって連結されている。ブシュ33の外周面
には複数のころ34が配置され、複数のころ34を囲ん
で一対の内リンクプレート32,32間に円筒状のロー
ラ35が装着されている。図2に示すように、複数のこ
ろ34は保持器を用いない総ころ形で配置されている。
また、一対の内リンクプレート32,32の外側には平
行に離間する一対の外リンクプレート36,36が配置
され、一対の外リンクプレート36,36はブシュ33
を貫通するピン37によって連結されている。
【0022】また、図1に示すように、チェーン31
は、一対の内リンクプレート32,32の内側面とロー
ラ35の端面との間にスラスト軸受板38,38がぞれ
ぞれ配置されている。そして、スラスト軸受板38はブ
シュ33の外周面に遊嵌されており、スラスト軸受板3
8の内側面は複数のころ34の端面と対向している。図
3に示すように、スラスト軸受板38は板状のリング体
であり、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、含
油焼結金属、セラミック等の低摩擦性でかつ耐摩耗性に
優れた材料を用いて形成されている。さらに、チェーン
31は、図1,2に示すように、ローラ35の外径が内
リンクプレート32及び外リンクプレート36の幅より
も小さく、かつローラ35が内リンクプレート32及び
外リンクプレート36の幅の投影面積内に収まるように
構成されている。したがって、ローラ35は内リンクプ
レート32及び外リンクプレート36の幅(すなわち高
さ)より突出しない。また、スラスト軸受板38の外径
はローラ35の外径と略同径に形成されている。
【0023】図1に示すチェーン31によれば、一対の
内リンクプレート32,32の内側面とローラ35の端
面との間にスラスト軸受板38,38がぞれぞれ配置さ
れている。そこで、ローラ35にスラスト荷重が負荷さ
れると、このスラスト荷重はスラスト軸受板38を介し
て内リンクプレート32で受け止められる。スラスト荷
重を受けるスラスト軸受板38はスラスト荷重を受ける
面積が広いので、スラスト荷重性能が高い。したがっ
て、図20,21に示す従来のチェーン11,21のよ
うに、ローラ15,25にスラスト荷重が負荷されたと
き、ローラ15,25の端面と内リンクプレート12,
22の内側面が摺動し、大きな摩耗が生じるようなこと
はない。
【0024】また、図1に示すチェーン31によれば、
ローラ35の外径が内リンクプレート32及び外リンク
プレート36の幅よりも小さく構成されているため、図
17に示す従来のチェーン1よりも軽量であり、搬送に
必要な所要動力の低減が可能である。また、ローラ35
とブシュ33との間にころ34が配置されているため、
図20に示す従来のチェーン11よりもローラ35の回
転抵抗が少なく、チェーン31の走行抵抗が減少する。
また、ローラ35の外径が内リンクプレート32及び外
リンクプレート36の幅よりも小さく、かつローラ35
が内リンクプレート32及び外リンクプレート36の幅
の投影面積内に収まるように構成されているため、対向
する内リンクプレート32,32間にレールRを配置す
ればよく、図17に示す従来のチェーン1よりもレール
Rなどのガイドの簡素化が可能である。また、図17に
示す従来のチェーン1よりもローラ35の外径が小さ
く、また、図20に示す従来のチェーン11よりもロー
ラ35の回転がスムーズなため、スプロケットとの噛み
合い時のローラ35の摩耗が減少する。また、図17に
示す従来のチェーン1よりも小形化したローラ35によ
る質量低減のため、また、図20に示す従来のチェーン
11よりもローラ35の回転がスムーズなため、走行時
の低騒音化が可能である。また、図17に示す従来のチ
ェーン1ではローラ5が内外リンクプレート2,6より
突出している部分があるため、この部分に搬送物やアタ
ッチメントが干渉するおそれがあったが、チェーン31
ではローラ35が内外リンクプレート32,36より突
出していないため、搬送物やアタッチメントが干渉する
おそれがなく、搬送物やアタッチメントに制約がない。
また、図20に示す従来のチェーン11よりもローラ3
5の回転が常に円滑となるため、チェーン31のシャク
リ現象が生じなくなり、円滑な搬送ができる。
【0025】さらに、図1に示すチェーン31によれ
ば、複数のころ34は保持器を用いない総ころ形で配置
されているため、ころ34の数が多くなり、ころ34に
加わるラジアル荷重は分散し、それに伴い転動時のロー
ラ35の上下動が減少する。このため、搬送時の搬送物
の上下動が減少し、位置決め精度が良い搬送が可能とな
る。
【0026】本発明の実施の形態2を図4,5,6を参
照して説明する。図4は本発明の実施の形態2に係るチ
ェーンの断面図である。図5は図4に示すチェーンに使
用される保持器付きころの斜視図である。図6は図4に
示すチェーンに使用されるスラスト軸受板の斜視図であ
る。
【0027】図4に示すチェーン41は、平行に離間す
る一対の内リンクプレート42,42が中空円筒状のブ
シュ43によって連結されている。ブシュ43の外周面
には保持器付きころ44が配置され、保持器付きころ4
4を囲んで一対の内リンクプレート42,42間に円筒
状のローラ45が装着されている。図5に示すように、
保持器付きころ44は円筒状の保持器44aと複数のこ
ろ44bとから構成されており、ころ44bはそれぞれ
保持器44aの窓孔内に回転自在に保持されている。ま
た、一対の内リンクプレート42,42の外側には平行
に離間する一対の外リンクプレート46,46が配置さ
れ、一対の外リンクプレート46,46はブシュ43を
貫通するピン47によって連結されている。
【0028】また、図4に示すように、チェーン41
は、一対の内リンクプレート42,42の内側面とロー
ラ45の端面との間にスラスト軸受板48,48がぞれ
ぞれ配置されている。そして、スラスト軸受板48はブ
シュ43の外周面に遊嵌されており、スラスト軸受板4
8の内側面は保持器付きころ44の円筒状の保持器44
aの端面と対向している。図6に示すように、スラスト
軸受板48も板状のリング体であり、フッ素樹脂、ポリ
アミド樹脂等の合成樹脂、含油焼結金属、セラミック等
の低摩擦性でかつ耐摩耗性に優れた材料を用いて形成さ
れている。さらに、チェーン41は、図4に示すよう
に、ローラ45の外径が内リンクプレート42及び外リ
ンクプレート46の幅よりも小さく、かつローラ45が
内リンクプレート42及び外リンクプレート46の幅の
投影面積内に収まるように構成されている。したがっ
て、ローラ45は内リンクプレート42及び外リンクプ
レート46の幅(すなわち高さ)より突出しない。ま
た、スラスト軸受板48の外径はローラ45の外径と略
同径に形成されている。
【0029】図4に示すチェーン41によれば、ころ4
4bはそれぞれ保持器44aの窓孔内に回転自在に保持
されているから、ころ44bのスキューが防止される。
【0030】そして、その他の点は、図1に示すチェー
ン31と略同様であり、作用・効果も略同様であるか
ら、その他の説明は省略する。
【0031】本発明の実施の形態3を図7,8,9を参
照して説明する。図7は本発明の実施の形態3に係るチ
ェーンの断面図である。図8は図7におけるY−Y線断
面図である。図9は図7に示すチェーンに使用される略
リング状の保持器を示し、(A)はその側面図、(B)
はその正面図である。
【0032】図7に示すチェーン51は、平行に離間す
る一対の内リンクプレート52,52が中空円筒状のブ
シュ53によって連結されている。ブシュ53の外周面
には複数のころ54が配置され、複数のころ54を囲ん
で一対の内リンクプレート52,52間に円筒状のロー
ラ55が装着されている。図7,8に示すように、複数
のころ54は後述する略リング状の保持器59によって
それぞれが回転自在に保持されている。また、一対の内
リンクプレート52,52の外側には平行に離間する一
対の外リンクプレート56,56が配置され、一対の外
リンクプレート56,56はブシュ53を貫通するピン
57によって連結されている。
【0033】また、図7に示すように、チェーン51
は、一対の内リンクプレート52,52の内側面とロー
ラ55の端面との間に略リング状の保持器59,59が
ぞれぞれ配置されている。図9(A),(B)に示すよ
うに、略リング状の保持器59はころ54の端部をそれ
ぞれを回転自在に保持する複数のポケット59aと外周
部にフランジ部59bを備えている。そして、略リング
状の保持器59はブシュ53の外周面に遊嵌されてい
る。したがって、略リング状の保持器59のフランジ部
59bは一対の内リンクプレート52,52の内側面と
ローラ55の端面との間にぞれぞれ位置しており、略リ
ング状の保持器59のポケット59aが複数のころ54
の端部をそれぞれ回転自在に保持している。また、略リ
ング状の保持器59はフッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の
合成樹脂、含油焼結金属、セラミック等の低摩擦性でか
つ耐摩耗性に優れた材料を用いて形成されている。さら
に、チェーン51は、図7,8に示すように、ローラ5
5の外径が内リンクプレート52及び外リンクプレート
56の幅よりも小さく、かつローラ55が内リンクプレ
ート52及び外リンクプレート56の幅の投影面積内に
収まるように構成されている。したがって、ローラ55
は内リンクプレート52及び外リンクプレート56の幅
(すなわち高さ)より突出しない。また、略リング状の
保持器59の外径(フランジ部59bの外径)はローラ
55の外径と略同径に形成されている。
【0034】図7に示すチェーン51によれば、一対の
内リンクプレート52,52の内側面とローラ55の端
面との間に略リング状の保持器59,59がぞれぞれ配
置されている。そこで、ローラ55にスラスト荷重が負
荷されると、このスラスト荷重は略リング状の保持器5
9を介して内リンクプレート52で受け止められる。ス
ラスト荷重を受ける略リング状の保持器59はスラスト
荷重を受ける面積が広いので、スラスト荷重性能が高
い。したがって、図20,21に示す従来のチェーン1
1,21のように、ローラ15,25にスラスト荷重が
負荷されたとき、ローラ15,25の端面と内リンクプ
レート12,22の内側面が摺動し、大きな摩耗が生じ
るようなことはない。さらに、ローラ55が回転する
時、ローラ55の内周面に接するころ54が自転して転
がり接触が生じる。このころ54の自転によってころ5
4を保持する略リング状の保持器59はブシュ53の廻
りを回転する。略リング状の保持器59の回転方向はロ
ーラ55の回転方向と同じであるが、その回転数はロー
ラ55の回転数より少ない。したがって、略リング状の
保持器59はローラ55の回転よりも減速されて回転す
るため、ローラ55がスラスト荷重を受けた場合に、略
リング状の保持器59と内リンクプレート52との摺動
速度は遅くなる。このため、略リング状の保持器59と
内リンクプレート52との摩耗が抑制できる。
【0035】また、図7に示すチェーン51によれば、
ローラ55の外径が内リンクプレート52及び外リンク
プレート56の幅よりも小さく構成されているため、図
17に示す従来のチェーン1よりも軽量であり、搬送に
必要な所要動力の低減が可能である。また、ローラ55
とブシュ53との間にころ53が配置されているため、
図20に示す従来のチェーン11よりもローラ55の回
転抵抗が少なく、チェーン51の走行抵抗が減少する。
また、ローラ55の外径が内リンクプレート52及び外
リンクプレート56の幅よりも小さく、かつローラ55
が内リンクプレート52及び外リンクプレート56の幅
の投影面積内に収まるように構成されているため、対向
する内リンクプレート52,52間にレールRを配置す
ればよく、図17に示す従来のチェーン1よりもレール
Rなどのガイドの簡素化が可能である。また、図17に
示す従来のチェーン1よりもローラ55の外径が小さ
く、また、図20に示す従来のチェーン11よりもロー
ラ55の回転がスムーズなため、スプロケットとの噛み
合い時のローラ55の摩耗が減少する。また、図17に
示す従来のチェーン1よりも小形化したローラ55によ
る質量低減のため、また、図20に示す従来のチェーン
11よりもローラ55の回転がスムーズなため、走行時
の低騒音化が可能である。また、図17に示す従来のチ
ェーン1ではローラ5が内外リンクプレート2,6より
突出している部分があるため、この部分に搬送物やアタ
ッチメントが干渉するおそれがあったが、チェーン51
ではローラ55が内外リンクプレート52,56より突
出していないため、搬送物やアタッチメントが干渉する
おそれがなく、搬送物やアタッチメントに制約がない。
また、図20に示す従来のチェーン11よりもローラ5
5の回転が常に円滑となるため、チェーン51のシャク
リ現象が生じなくなり、円滑な搬送ができる。
【0036】さらに、図7に示すチェーン51によれ
ば、複数のころ54の端部はポケット59aによってそ
れぞれ回転自在に保持しているから、ころ54のスキュ
ーが防止される。
【0037】本発明の実施の形態4を図10,11,1
2を参照して説明する。図10は本発明の実施の形態4
に係るチェーンの断面図である。図11は図10に示す
チェーンに使用される略リング状の保持器を示し、
(A)はその側面図、(B)はその正面図である。図1
2は図10に示すチェーンに使用される分離板の斜視図
である。
【0038】図10に示すチェーン61は、平行に離間
する一対の内リンクプレート62,62が中空円筒状の
ブシュ63によって連結されている。ブシュ63の外周
面には複数のころ64が左右2列に配置され、この左右
2列の複数のころ64を囲んで一対の内リンクプレート
62,62間に円筒状のローラ65が装着されている。
図10に示すように、この左右2列の複数のころ64は
後述する略リング状の保持器69によってそれぞれが回
転自在に保持されている。また、一対の内リンクプレー
ト62,62の外側には平行に離間する一対の外リンク
プレート66,66が配置され、一対の外リンクプレー
ト66,66はブシュ63を貫通するピン67によって
連結されている。左右2列の各列のころ長さは左右同じ
であってもよく、また、左右の列で異なっていてもよ
い。また、左右2列のころ列の間には、隣り合う列のこ
ろの端部が相互に干渉しないように、ブシュ63の外周
面にリング状の分離体60が配置されている。この分離
体60は、図12に示すように、板状のリング体であ
り、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、含油焼
結金属、セラミック等の低摩擦性でかつ耐摩耗性に優れ
た材料を用いて形成されている。
【0039】また、図10に示すように、チェーン61
は、一対の内リンクプレート62,62の内側面とロー
ラ65の端面との間に略リング状の保持器69,69が
ぞれぞれ配置されている。図11(A),(B)に示す
ように、略リング状の保持器69はころ64の端部をそ
れぞれを回転自在に保持する複数のポケット69aと外
周部にフランジ部69bを備えている。そして、略リン
グ状の保持器69はブシュ63の外周面に遊嵌されてい
る。したがって、略リング状の保持器69のフランジ部
69bは一対の内リンクプレート62,62の内側面と
ローラ65の端面との間にぞれぞれ位置しており、略リ
ング状の保持器69のポケット69aが複数のころ64
の端部をそれぞれ回転自在に保持している。また、略リ
ング状の保持器69はフッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の
合成樹脂、含油焼結金属、セラミック等の低摩擦性でか
つ耐摩耗性に優れた材料を用いて形成されている。さら
に、チェーン61は、図10に示すように、ローラ65
の外径が内リンクプレート62及び外リンクプレート6
6の幅よりも小さく、かつローラ65が内リンクプレー
ト62及び外リンクプレート66の幅の投影面積内に収
まるように構成されている。したがって、ローラ65は
内リンクプレート62及び外リンクプレート66の幅
(すなわち高さ)より突出しない。また、略リング状の
保持器69の外径(フランジ部69bの外径)はローラ
65の外径と略同径に形成されている。
【0040】図10に示すチェーン61によれば、左右
の略リング状の保持器69は、それぞれ左右のころ列の
ころ64の端部を保持するものであるから、左右の略リ
ング状の保持器69は完全に独立し、個別に回転でき
る。また、左右のころ列の間には分離体60を配置して
いるから、左右のころ群が相互に干渉せず、より一層確
実にローラ65の回転が持続できる。これによって、ロ
ーラ65に非常に大きなスラスト荷重が加わり、一方の
略リング状の保持器69がローラ65の端面と内リンク
プレート62の内側面間で圧縮され、回転しにくくなっ
た場合でも、ローラ65に加わるラジアル荷重は他方の
略リング状の保持器69が案内するころ64によって支
持され、ローラ65の円滑な回転運動が持続できる。
【0041】そして、その他の点は、図7に示すチェー
ン51と略同様であり、作用・効果も略同様であるか
ら、その他の説明は省略する。
【0042】本発明の実施の形態5を図13を参照して
説明する。図13は本発明の実施の形態5に係るチェー
ンの走行時の断面図である。
【0043】図13に示すチェーン71は、平行に離間
する一対の内リンクプレート72,72が中空円筒状の
ブシュ73によって連結されている。ブシュ73の外周
面には複数のころ74が配置され、複数のころ74を囲
んで一対の内リンクプレート72,72間に円筒状のロ
ーラ75が装着されている。図13に示すように、複数
のころ74は後述する略リング状の保持器79によって
それぞれが回転自在に保持されている。また、一対の内
リンクプレート72,72の外側には平行に離間する一
対の外リンクプレート76,76が配置され、一対の外
リンクプレート76,76はブシュ73を貫通するピン
77によって連結されている。
【0044】また、図13に示すように、チェーン71
は、一対の内リンクプレート72,72の内側面とロー
ラ75の端面との間にぞれぞれ略リング状の保持器7
9,79が配置されている。略リング状の保持器79に
ついては詳細に図示されていないが、図9(A),
(B)に示す略リング状の保持器59と略同様の形状を
しており、ころ74の端部をそれぞれを回転自在に保持
する複数のポケット(不図示)と外周部にフランジ部7
9bを備えている。略リング状の保持器79が図9
(A),(B)に示す略リング状の保持器59と比較し
て相違する点は、略リング状の保持器79はその外径
(フランジ部79bの外径)がローラ75の外径より大
きく構成されていることである。ただし、その外径(フ
ランジ部79bの外径)の上限は内リンクプレート72
及び外リンクプレート76の幅と同一がそれ以下でなけ
ればならない。そして、略リング状の保持器79はブシ
ュ73の外周面に遊嵌されている。したがって、略リン
グ状の保持器79のフランジ部79bは一対の内リンク
プレート72,72の内側面とローラ75の端面との間
にぞれぞれ位置しており、略リング状の保持器79のポ
ケット(不図示)が複数のころ74の端部をそれぞれ回
転自在に保持している。また、略リング状の保持器79
はフッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂、含油焼結
金属、セラミック等の低摩擦性でかつ耐摩耗性に優れた
軸受材を用いて形成されている。さらに、チェーン71
は、図13に示すように、ローラ75の外径が内リンク
プレート72及び外リンクプレート76の幅よりも小さ
く、かつローラ75が内リンクプレート72及び外リン
クプレート76の幅の投影面積内に収まるように構成さ
れている。したがって、ローラ75は内リンクプレート
72及び外リンクプレート76の幅(すなわち高さ)よ
り突出しない。
【0045】図13に示すチェーン71によれば、左右
一対の略リング状の保持器79のフランジ部79bの外
径がローラ75の外径より大きく構成されているので、
チェーン71は、ローラ75より突出した対向する左右
一対のフランジ部79b,79bの内側面間でレールR
によって案内される。したがって、チェーン71は安定
した走行が可能となる。その際、レールRの側面は略リ
ング状の保持器79のフランジ部79bの内側面と摺動
し、内リンクプレート72の内側面と摺動しないから、
内リンクプレート72の摩耗を抑制できる。また、チェ
ーン71にスラスト荷重が加わるとローラ75と内リン
クプレート72間に位置する略リング状の保持器79が
荷重を受けてこれらと摺動する。さらに、ローラ75に
スラスト荷重が負荷されたとき、このスラスト荷重は略
リング状の保持器79を介して内リンクプレート72が
受け止める。その際、フランジ部79bの外径がローラ
75の外径より大きく構成されているので、略リング状
の保持器79の内リンクプレート72側の面積が大きい
ため、内リンクプレート72との接触面積が増加し、ス
ラスト荷重性能が高くなる。
【0046】そして、その他の点は、図7に示すチェー
ン51と略同様であり、作用・効果も略同様であるか
ら、その他の説明は省略する。
【0047】本発明の実施の形態6を図14,15,1
6を参照して説明する。図14は本発明の実施の形態6
に係るチェーンの断面図である。図15は図14におけ
るZ−Z線断面図である。図16は図14に示すチェー
ンに使用される略リング状の保持器を示し、(A)はそ
の側面図、(B)はその正面図である。
【0048】図14に示すチェーン81は、図7に示す
チェーン51と比較してブシュを使用しないチェーン
(ブシュレスチェーン)である点で相違している。すな
わち、図14に示すチェーン81は、平行に離間する一
対の内リンクプレート82,82にピン87が貫通して
遊嵌され、ピン87の外周面には複数のころ84が配置
され、複数のころ84を囲んで一対の内リンクプレート
82,82間に円筒状のローラ85が装着されている。
図14,15に示すように、複数のころ84は後述する
略リング状の保持器89によってそれぞれが回転自在に
保持されている。また、一対の内リンクプレート82,
82の外側には平行に離間する一対の外リンクプレート
86,86が配置され、一対の外リンクプレート86,
86はピン87によって連結されている。
【0049】また、図14に示すように、チェーン81
は、一対の内リンクプレート82,82の内側面とロー
ラ85の端面との間に略リング状の保持器89,89が
ぞれぞれ配置されている。図16(A),(B)に示す
ように、略リング状の保持器89はころ84の端部をそ
れぞれを回転自在に保持する複数のポケット89aと外
周部にフランジ部89bを備えている。そして、略リン
グ状の保持器89はピン87の外周面に遊嵌されてい
る。したがって、略リング状の保持器89のフランジ部
89bは一対の内リンクプレート82,82の内側面と
ローラ85の端面との間にぞれぞれ位置しており、略リ
ング状の保持器89のポケット89aが複数のころ84
の端部をそれぞれ回転自在に保持している。また、略リ
ング状の保持器89はフッ素樹脂、ポリアミド樹脂等の
合成樹脂、含油焼結金属、セラミック等の低摩擦性でか
つ耐摩耗性に優れた材料を用いて形成されている。さら
に、チェーン81は、図14,15に示すように、ロー
ラ85の外径が内リンクプレート82及び外リンクプレ
ート86の幅よりも小さく、かつローラ85が内リンク
プレート82及び外リンクプレート86の幅の投影面積
内に収まるように構成されている。したがって、ローラ
85は内リンクプレート82及び外リンクプレート86
の幅(すなわち高さ)より突出しない。また、略リング
状の保持器89の外径(フランジ部89bの外径)はロ
ーラ85の外径と略同径に形成されている。
【0050】図14に示すチェーン81は、ブシュを使
用しないいわゆるブシュレスチェーンである。したがっ
て、ブシュがないだけ部品点数が減るため一層軽量化が
可能である。
【0051】そして、その他の点は、図7に示すチェー
ン51と略同様であり、作用・効果も略同様であるか
ら、その他の説明は省略する。
【0052】なお、前記本発明の実施の形態6において
は、略リング状の保持器89を使用しているが、この略
リング状の保持器89に替えて、スラスト軸受板を使用
することももちろん可能である。
【0053】また、前記本発明の実施の形態1〜6にお
いては、ローラの外径が内リンクプレート及び外リンク
プレートの幅よりも小さく、かつローラが内リンクプレ
ート及び外リンクプレートの幅の投影面積内に収まるよ
うに構成されているため、ローラ内径とブシュ外径また
はピン外径との隙間は必然的に小さくなり、ころ径に対
してころ長さが長くなる傾向にある。このため、ころの
両端部に応力が集中しやすく、ころの両端部が摩耗しや
すくなる。そこで、ころの両端部に応力が集中するのを
防止するために、前記本発明の実施の形態1〜6におい
て使用する複数のころがクラウニングころまたはリリー
フエンドころのいずれかで構成されていることが好まし
い。クラウニングころとは、ころの外径面がころの中心
軸を含む平面において、連続したわずかな凸の曲率をも
っているころのことである。また、リリーフエンドころ
とは、ころの外径面の両端部の直径をわずがに修正した
ころ、すなわち、ころの転動面の両端部分を滑らかにわ
ずかにテーバ状に逃がしたころのことである。クラウニ
ングころまたはリリーフエンドころのいずれかを使用す
ることにより、ころの両端部に生じる応力集中が緩和さ
れ、ローラのより円滑な回転が確保できるとともに、ス
ラスト及びラジアル負荷能力が向上し、チェーンとして
の積載容量が増加し、より大きなチェーンの代替として
使用できる。その結果、搬送に必要な所要動力の低減が
可能である。
【0054】また、前記本発明の実施の形態3〜6にお
いて使用する略リング状の保持器はいずれも、ころの端
部をそれぞれを回転自在に保持する複数のポケットを備
えている。しかし、請求項3,4記載の発明においては
略リング状の保持器が複数のポケットを備えるものに限
定されるものではなく、ころの端部をそれぞれ回転自在
に保持する複数の突起を備える略リング状の保持器であ
ってもよく、この場合には、この突起によって保持され
る凹部がころの端部に形成されている必要がある。
【0055】
【発明の効果】請求項1,2,3,4,5記載の発明
は、次のような効果を奏する。 (1)一対の内リンクプレートの内側面とローラの端面
との間にスラスト軸受板または略リング状の保持器がぞ
れぞれ配置されている。そこで、ローラにスラスト荷重
が負荷されると、このスラスト荷重はスラスト軸受板ま
たは略リング状の保持器を介して内リンクプレートで受
け止められる。スラスト荷重を受けるスラスト軸受板ま
たは略リング状の保持器はスラスト荷重を受ける面積が
広いので、スラスト荷重性能が高い。したがって、図2
0,21に示す従来のチェーンのように、ローラにスラ
スト荷重が負荷されたとき、ローラの端面と内リンクプ
レートの内側面が摺動し、大きな摩耗が生じるようなこ
とはない。 (2)ローラの外径が内リンクプレート及び外リンクプ
レートの幅よりも小さく構成されているため、図17に
示す従来のチェーンよりも軽量であり、搬送に必要な所
要動力の低減が可能である。 (3)ローラとブシュとの間にころが配置されているた
め、図20に示す従来のチェーンよりもローラの回転抵
抗が少なく、チェーンの走行抵抗が減少する。 (4)ローラの外径が内リンクプレート及び外リンクプ
レートの幅よりも小さく、かつローラが内リンクプレー
ト及び外リンクプレートの幅の投影面積内に収まるよう
に構成されているため、対向する内リンクプレート間に
レールを配置すればよく、図17に示す従来のチェーン
よりもレールなどのガイドの簡素化が可能である。 (5)図17に示す従来のチェーンよりもローラの外径
が小さく、また、図20に示す従来のチェーンよりもロ
ーラの回転がスムーズなため、スプロケットとの噛み合
い時のローラの摩耗が減少する。 (6)図17に示す従来のチェーンよりも小形化したロ
ーラによる質量低減のため、また、図20に示す従来の
チェーンよりもローラの回転がスムーズなため、走行時
の低騒音化が可能である。 (7)図17に示す従来のチェーンではローラが内外リ
ンクプレートより突出している部分があるため、この部
分に搬送物やアタッチメントが干渉するおそれがあった
が、本発明のチェーンではローラが内外リンクプレート
より突出していないため、搬送物やアタッチメントが干
渉するおそれがなく、搬送物やアタッチメントに制約が
ない。 (8)図20に示す従来のチェーンよりもローラの回転
が常に円滑となるため、チェーンのシャクリ現象が生じ
なくなり、円滑な搬送ができる。
【0056】さらに、請求項5記載の発明は、複数のこ
ろがクラウニングころまたはリリーフエンドころのいず
れかで構成されているので、前記効果に加えて、ころの
両端部に生じる応力集中が緩和され、ローラのより円滑
な回転が確保できるとともに、スラスト及びラジアル負
荷能力が向上し、チェーンとしての積載容量が増加し、
より大きなチェーンの代替として使用できる。その結
果、搬送に必要な所要動力の低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るチェーンの断面
図である。
【図2】 図1におけるX−X線断面図である。
【図3】 図1に示すチェーンに使用されるスラスト軸
受板の斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るチェーンの断面
図である。
【図5】 図4に示すチェーンに使用される保持器付き
ころの斜視図である。
【図6】 図4に示すチェーンに使用されるスラスト軸
受板の斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るチェーンの断面
図である。
【図8】 図7におけるY−Y線断面図である。
【図9】 図7に示すチェーンに使用される略リング状
の保持器を示し、(A)はその側面図、(B)はその正
面図である。
【図10】 本発明の実施の形態4に係るチェーンの断
面図である。
【図11】 図10に示すチェーンに使用される略リン
グ状の保持器を示し、(A)はその側面図、(B)はそ
の正面図である。
【図12】 図10に示すチェーンに使用される分離板
の斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態5に係るチェーンの走
行時の断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態6に係るチェーンの断
面図である。
【図15】 図14におけるZ−Z線断面図である。
【図16】 図14に示すチェーンに使用される略リン
グ状の保持器を示し、(A)はその側面図、(B)はそ
の正面図である。
【図17】 従来のチェーンの断面図である。
【図18】 図17に示すチェーンの走行時の概略説明
図である。
【図19】 図17に示すチェーンのさらに別の走行時
の概略説明図である。
【図20】 別の従来のチェーンの断面図である。
【図21】 さらに別の従来のチェーンの断面図であ
る。
【図22】 図21に示すチェーンに使用される保持器
付き転動体の斜視図である。
【符号の説明】
31,41,51,61,71,81・・・チェーン 32,42,52,62,72,82・・・内リンクプ
レート 33,43,53,63,73,・・・ブシュ 34,54,64,74,84・・・ころ 44・・・保持器付きころ 44a・・・円筒状保持器 44b・・・ころ 35,45,55,65,75,85・・・ローラ 36,46,56,66,76,86・・・外リンクプ
レート 37,47,57,67,77,87・・・ピン 38,48・・・スラスト軸受板 59,69,79,89・・・略リング状の保持器 59a,69a,89a・・・ポケット 59b,69b,79b,89b・・・フランジ部 60・・・分離板 R・・・レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 19/26 F16C 19/26 33/34 33/34 Fターム(参考) 3F033 GB01 GC03 GC08 GD04 GE05 3F034 MA04 MA10 MB05 MC01 3J011 AA01 BA09 DA01 KA03 MA01 PA01 SB19 SC03 SC04 SD01 3J101 AA13 AA24 AA32 AA34 AA42 AA54 AA62 AA72 AA73 BA34 BA50 BA53 BA54 BA56 BA77 EA33 EA36 EA41 EA75 FA01 FA31 FA41 FA51 GA41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラとブシュの間に複数のころを配置
    したチェーンにおいて、内リンクプレートの内側面と前
    記ローラの端面との間にスラスト軸受板がそれぞれ配置
    され、前記ローラの外径が前記内リンクプレート及び外
    リンクプレートの幅よりも小さく、かつ前記ローラが前
    記内リンクプレート及び前記外リンクプレートの幅の投
    影面積内に収まるように構成されていることを特徴とす
    るチェーン。
  2. 【請求項2】 ローラとピンの間に複数のころを配置し
    たチェーンにおいて、内リンクプレートの内側面と前記
    ローラの端面との間にスラスト軸受板がそれぞれ配置さ
    れ、前記ローラの外径が前記内リンクプレート及び外リ
    ンクプレートの幅よりも小さく、かつ前記ローラが前記
    内リンクプレート及び前記外リンクプレートの幅の投影
    面積内に収まるように構成されていることを特徴とする
    チェーン。
  3. 【請求項3】 ローラとブシュの間に複数のころを配置
    したチェーンにおいて、内リンクプレートの内側面と前
    記ローラの端面との間に前記複数のころを回転自在に保
    持する保持部を有する略リング状の保持器がそれぞれ配
    置され、前記ローラの外径が前記内リンクプレート及び
    外リンクプレートの幅よりも小さく、かつ前記ローラが
    前記内リンクプレート及び前記外リンクプレートの幅の
    投影面積内に収まるように構成されていることを特徴と
    するチェーン。
  4. 【請求項4】 ローラとピンの間に複数のころを配置し
    たチェーンにおいて、内リンクプレートの内側面と前記
    ローラの端面との間に前記複数のころを回転自在に保持
    する保持部を有する略リング状の保持器がそれぞれ配置
    され、前記ローラの外径が前記内リンクプレート及び外
    リンクプレートの幅よりも小さく、かつ前記ローラが前
    記内リンクプレート及び前記外リンクプレートの幅の投
    影面積内に収まるように構成されていることを特徴とす
    るチェーン。
  5. 【請求項5】複数のころがクラウニングころまたはリリ
    ーフエンドころのいずれかで構成されていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチェーン。
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