JP2003055589A - 水性マゼンタインク組成物及びインクジェット記録方法 - Google Patents

水性マゼンタインク組成物及びインクジェット記録方法

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JP2003055589A
JP2003055589A JP2001249451A JP2001249451A JP2003055589A JP 2003055589 A JP2003055589 A JP 2003055589A JP 2001249451 A JP2001249451 A JP 2001249451A JP 2001249451 A JP2001249451 A JP 2001249451A JP 2003055589 A JP2003055589 A JP 2003055589A
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anthrapyridone
compound
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salt
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JP2001249451A
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Junko Yoshioka
純子 吉岡
Hiroyuki Matsumoto
弘之 松本
Yasuo Murakami
靖夫 村上
Yasuo Shirasaki
康夫 白崎
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェット記録に適する色相と鮮明性を有
し、且つ記録物の堅牢度が強いマゼンタ色の化合物およ
び水性インク組成物の提供。 【解決手段】下記式(1) 【化1】 で表されるアントラピリドンジスルホン酸又はその塩及
びC.I.Acid Red 289を含有することを
特徴とする水性マゼンタインク組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性マゼンタインク
組成物及びそれを用いたインクジェット記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタによる記録方法
としてはインクの各種吐出方式が開発されているが、い
ずれもインクの小滴を発生させ、これを種々の被記録材
料(紙、フィルム、布帛等)に付着させ記録を行うもの
である。インクジェットプリンタによる記録方法は、記
録ヘッドと被記録材料とが接触しない為、音の発生がな
く、またプリンタの小型化、高速化、カラー化が容易と
いう特長の為、近年急速に普及し、今後も大きな伸長が
期待されている。コンピュータのカラーディスプレイ上
の画像又は文字情報をインクジェットプリンタにより、
カラ−で記録するには、一般にはイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のイ
ンクによる減法混色で表現される。CRTディスプレイ
等のR,G,Bによる加法混色画像を出来るだけ忠実に
減法混色画像により再現するには、使用する色素、中で
もYMCのインクに使用される色素にはできるだけYM
Cそれぞれの標準((社団法人)日本印刷産業機械工業
会発行の「Japan Color」)に近い色相を有し、且つ鮮
明であることが望まれる。又、インク組成物は長期の保
存に対し安定であり、又プリントした画像の濃度が高
く、しかも耐水性、耐光性や自然暴露耐性等の堅牢度に
優れていることが求められる。自然暴露耐性とは、光や
空気中の窒素及びイオウの酸化ガス、オゾン等のガスに
対する複合耐性である。本発明はこのうちマゼンタイン
クに関するものである。
【0003】インクジェットプリンタの用途はOA用小
型プリンタから産業用の大型プリンタまで拡大されてお
り、耐水性及び耐光性等の堅牢性がこれまで以上に求め
られている。耐水性についてはカチオン系ポリマー、多
孔質シリカ、アルミナゾル、特殊セラミックスなどのイ
ンク中の色素を吸着し得る無機又は有機の微粒子をPV
A樹脂などとともに紙の表面にコーティングすることに
より大幅に改良されつつある。既にインクジェットプリ
ント用の各種コート紙が市販されている。しかし、耐光
性については大幅に改良させる技術は確立されておら
ず、特にYMCKの4原色のうちマゼンタの色素はもと
もと耐光性が弱いものが多く、その改良が重要な課題と
なっている。
【0004】インクジェット記録用水溶性インクに用い
られるマゼンタの色素骨格としては、特開昭54−89
811、特開平8−60053及び同8−143798
等にみられるキサンテン系と、特開昭61−6256
2、同62−156168、特開平3−203970、
特開平7−157698及び特公平7−78190等に
みられるH酸アゾ系が代表的である。H酸アゾ系につい
ては色相は良いものがあるが、耐光性及び鮮明性が劣
る。特開平3−203970のようにこのタイプでは鮮
明性及び耐光性の優れたマゼンタ染料も開発されている
が、銅フタロシアニン系に代表されるシアン染料やイエ
ロー染料など他の色相の染料に比べ耐光性は依然劣る水
準である。
【0005】さらに鮮明性及び耐光性の優れるマゼンタ
の色素骨格としては特開昭57−195775、特開昭
59−74173及び特開平2−16171及び等にみ
られるアントラピリドン系のものが知られているが、色
出し範囲の広さ、色相、鮮明性、耐光性、耐水性及び溶
解安定性のすべてを満足するものは得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インクジェ
ット記録に適する色相と鮮明性を有し、且つ記録物の堅
牢度が強いマゼンタの水性インク組成物及びそれに適す
るマゼンタ色素を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記した課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に至った
ものである。即ち本発明は、
【0008】(1)色素成分として、式(1)
【0009】
【化3】
【0010】で表されるアントラピリドンジスルホン酸
又はその塩及びC.I.Acid Red 289を含
有することを特徴とする水性マゼンタインク組成物、
(2)色素成分として、式(2)
【0011】
【化4】
【0012】で表されるアントラピリドン化合物をスル
ホン化して得られる、式(2)で表されるアントラピリ
ドン化合物のジスルホン酸体もしくはその塩及び式
(2)で表されるアントラピリドン化合物モノスルホン
酸体もしくはその塩を含有する色素混合物、及びC.
I.Acid Red 289を含有することを特徴と
する水性マゼンタインク組成物、(3)色素成分とし
て、(1)又は(2)記載のアントラピリドン骨格を有
する化合物とC.I.Acid Red 289を重量
比において、アントラピリドン骨格を有する化合物:
C.I.Acid Red 289=99:1から1
0:90の割合で含有する(1)又は(2)記載の水性
マゼンタインク組成物、(4)色素成分として、(1)
又は(2)記載のアントラピリドン骨格を有する化合物
とC.I.Acid Red 289を重量比におい
て、アントラピリドン骨格を有する化合物:C.I.A
cid Red 289=98:2から20:80の割
合で含有する(1)、(2)又は(3)記載の水性マゼ
ンタインク組成物、(5)(2)に記載の式(2)で表
されるアントラピリドン化合物をスルホン化して得られ
る、式(2)で表されるアントラピリドン化合物のジス
ルホン酸体もしくはその塩及び式(2)で表されるアン
トラピリドン化合物モノスルホン酸体もしくはその塩を
含有する色素混合物において、高速液体クロマトグラフ
ィー(HPLC)による面積比で、該色素混合物中の式
(2)で表されるアントラピリドン化合物のジスルホン
酸体もしくはその塩の含有量が85%以上であり、式
(2)で表されるアントラピリドン化合物のモノスルホ
ン酸体もしくはその塩の含有量が10%以下(HPLC
による面積比)である(2)、(3)又は(4)に記載
の水性マゼンタインク組成物、(6)水及び有機溶剤を
含有することを特徴とする(1)ないし(5)に記載の
水性マゼンタインク組成物、(7)インクジェット記録
用である(1)ないし(6)に記載の水性マゼンタイン
ク組成物、(8)インク滴を記録信号に応じて吐出させ
て被記録材に記録を行うインクジェット記録方法におい
て、マゼンタインクとして(1)ないし(7)のいずれ
か一項に記載の水性マゼンタインク組成物を使用するこ
とを特徴とするインクジェット記録方法、(9)被記録
材がポリアミド基を含有する繊維材料であり、且つイン
クを付与した後に該繊維材料を熱処理することを特徴と
する(8)に記載のインクジェット記録方法、(10)
被記録材が情報伝達用シートである(8)に記載のイン
クジェット記録方法、(11)情報伝達用シートが表面
処理されたシートである(10)に記載のインクジェッ
ト記録方法、(12)(1)ないし(7)のいずれか一
項に記載の水性マゼンタインク組成物を含む容器が装填
されたインクジェットプリンタ、に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の水性マゼンタインク組成
物の色素成分として含有される前記式(1)で表される
アントラピリドンジスルホン酸又はその塩は、例えば前
記式(2)で表される化合物を発煙硫酸を含む硫酸中で
スルホン化することにより得られる。硫酸中の発煙硫酸
の濃度は5〜12重量%、好ましくは6〜10重量%で
ある。反応温度は通常0〜60℃、好ましくは10〜3
0℃である。また反応時間は反応温度により変わるが通
常5分〜20時間、好ましい態様においては30分〜5
時間である。このスルホン化反応の進行状況は、高速液
体クロマトグラフィー(HPLC)によって確認が可能
である。
【0014】本発明のインク組成物を調製するにあたっ
ては、前記式(2)で表される化合物のジスルホン酸体
は、必ずしも、純粋でなくても使用可能である。即ち、
前記式(2)で表される化合物をスルホン化することに
より得られる色素混合物であって、前記式(2)で表さ
れる化合物のジスルホン酸体を主成分とし、且つ前記式
(2)で表される化合物のモノスルホン酸体等を含有し
ていてもよい。このような色素混合物は、例えば、前記
式(2)で表される化合物を発煙硫酸を含む硫酸中でス
ルホン化することにより得られる。硫酸中の発煙硫酸の
濃度は5〜12重量%、好ましくは6〜10重量%であ
る。反応温度は通常0〜60℃、好ましくは10〜30
℃である。また反応時間は通常5分〜20時間で、スル
ホン化の度合いを高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)による面積比で、式(2)の化合物がなくなり、か
つモノスルホン酸体が10%以下程度になった時点で終
了させる。反応終了後、反応液を氷水中にあけ、塩析、
濾過、乾燥することにより、目的のジスルホン酸体もし
くはその塩を主成分として含む色素混合物が得られる。
このようにして得られたジスルホン酸体もしくはその塩
は主として式(1)で表されるアントラピリドンジスル
ホン酸もしくはその塩からなっている。
【0015】また、得られた色素混合物に含まれる他の
成分としては式(2)の化合物のモノスルホン酸体もし
くはその塩及び無機塩等が挙げられる。インク製造時の
容易さ(例えば液濾過性)やインクの経時安定性、記録
物の鮮明性等の点から、モノスルホン酸体の含有量が少
ない方が好ましく、その含有量は、例えば高速液体クロ
マトグラフィーによる面積比で、モノスルホン酸体もし
くはその塩が10%以下(0%も含む)、好ましくは5
%以下、さらに好ましくは2%以下、特に好ましくは1
%以下程度である。又前記式(2)で表される化合物の
ジスルホン酸体もしくはその塩は、高速液体クロマトグ
ラフィーによる面積比で、85%以上、好ましくは90
%以上、より好ましくは92%以上、特に好ましくは9
5%以上である。尚、高速液体クロマトグラフィー(H
PLC)の条件は、カラム;Inertsil ODS-2(内径6m
m、長さ150mm I,D,(InternalDiameter))、移動
相;アセトニトリル:0.05重量%リン酸二水素アンモニ
ウム=40:60(重量%)、流速;0.8ml/min、温度;40
℃、検出器;UV-254nmの条件で測定した。
【0016】前記式(2)で表されるアントラピリドン
化合物のジスルホン酸体もしくはその塩としては、前記
式(1)で表される本発明の化合物(式(1)で表され
るアントラピリドンジスルホン酸又はその塩)が製造の
し易さ、インク組成物への適性等から好ましい。
【0017】本発明の水性マゼンタインク組成物は、色
素成分として、前記式(1)で表される化合物もしくは
その塩、あるいは式(2)で表されるアントラピリドン
化合物をスルホン化して得られる式(2)で表されるア
ントラピリドン化合物のジスルホン酸体もしくはその塩
及び式(2)で表されるアントラピリドン化合物モノス
ルホン酸体もしくはその塩を含有する色素混合物(以
下、単に「本発明のアントラピリドン骨格を有する化合
物」という。)及びC.I.Acid Red289を
混合することによって得られる。本発明のアントラピリ
ドン骨格を有する化合物とC.I.Acid Red
289の含有比率の目安は、例えば重量比において、本
発明のアントラピリドン骨格を有する化合物:C.I.
AcidRed 289=99:1から10:90、好
ましくは98:2から20:80、より好ましくは9
0:10から40:60、更に好ましくは80:20か
ら50:50である。
【0018】本発明の水性インク組成物中の色素成分
は、それぞれ遊離酸の形で、あるいはその塩の形で存在
しうる。塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、アルキルアミン塩、アルカノールアミン塩または
アンモニウム塩として使用できる。好ましくはアンモニ
ウム塩;ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のア
ルカリ金属塩;モノエタノールアミン塩、ジエタノール
アミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノ
ールアミン塩、ジイソプロパノールアミン塩、トリイソ
プロパノールアミン塩等のアルカノールアミン塩等があ
げられる。また、それらの塩は例えば、ナトリウム塩の
場合、反応液に食塩を加えて、塩析、濾過することによ
りナトリウム塩が得られる。更にナトリウム塩を水に溶
解し、酸を加えて酸性で結晶を析出させた後、濾過し、
遊離酸の形で色素成分のケーキを得る。次いで、その遊
離酸の形の色素成分を水に溶解又は懸濁し、目的の塩に
対応する塩基、例えばアミン類、Na以外のアルカリ金
属化合物等を添加、溶解することにより各々の塩の溶液
が得られる。この溶液から、それぞれの塩を、常法によ
り、析出、濾過、乾燥することにより、ナトリウム塩以
外の塩を得ることが出来る。
【0019】本発明の水性インク組成物は、前記した色
素成分を水又は水性溶媒(水溶性有機溶剤含有水)に溶
解したものである。この水性インク組成物をインクジェ
ットプリンタ用のインクとして使用する場合、色素成分
は金属陽イオンの塩化物、硫酸塩等の無機物の含有量が
少ないものを用いるのが好ましく、その含有量の目安は
例えば、塩化ナトリウムと硫酸ナトリウムの総含有量と
して、色素成分中に1重量%以下、好ましくは0.5重
量%以下である。又、本発明の水性インク組成物のpH
は6〜11が好ましい。
【0020】無機塩の含有量は、例えばCl-及びSO4
2-はイオンクロマトグラフ法、重金属類は原子吸光法又
はICP(Inductively Coupled Plasma)発光分析法で、
Ca 2+及びMg2+についてはイオンクロマトグラフ法、
原子吸光法、ICP発光分析法にて測定される。
【0021】本発明のインク組成物に用いる色素成分と
して、より無機塩含量の少ない色素成分とするには、必
要に応じて、例えば逆浸透膜による通常の方法又は本発
明の色素成分の乾燥品あるいはウェットケーキ、好まし
くはウェットケーキを、溶媒中、例えば含水低級アルコ
ール好ましくはメタノール及び水の混合溶媒中で撹拌処
理し、次いで濾過、乾燥する方法で脱塩処理すればよ
い。
【0022】本発明の水性インク組成物は水を媒体とし
て調製され、色素成分は該水性インク組成物中に、好ま
しくは0.1〜20重量%、より好ましくは1〜10重
量%、更に好ましくは2〜8重量%程度含有される。本
発明の水性インク組成物にはさらに水溶性有機溶剤を約
60重量%以下、好ましくは約50重量%以下、より好
ましくは約40重量%以下、更に好ましくは約30重量
%以下含有していてもよく、下限は0%でもよいが、一
般的には約5重量%以上であり、より好ましくは10重
量%以上であり、10〜30重量%がもっとも好まし
い。また本発明の水性インク組成物はインク調製剤を0
〜10重量%程度、好ましくは5重量%以下含有してい
ても良い。以上の成分以外の残部は水である。
【0023】水溶性有機溶剤としては、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、イソブタノール、第二ブタノール、第三ブタ
ノール等のC1 〜C4 アルカノール;N,N−ジメチル
ホルムアミド又はN,N−ジメチルアセトアミド等の低
級カルボン酸’(モノ又はジ)低級アルキルアミド;ε
−カプロラクタム、N−メチルピロリジン−2−オン等
のラクタム類、好ましくは4員環ないし8員環のラクタ
ム類;尿素、1,3−ジメチルイミダゾリジン−2−オ
ン又は1,3−ジメチルヘキサヒドロピリミド−2−オ
ン等の環式尿素好ましくは5ないし6員環の環式尿素;
アセトン、メチルエチルケトン、2−メチル−2−ヒド
ロキシペンタン−4−オン等の直鎖の炭素鎖の長さが炭
素数4ないし7のケトン又はケトアルコール;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル、好ましくは5な
いし6員環の環状エーテル;エチレングリコール、1,
2−又は1,3−プロピレングリコール、1,2−又は
1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキシレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、チオジグリコール、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のC
2〜C6アルキレン単位を有するモノー、オリゴー又はポ
リアルキレングリコール又はチオグリコール;グリセリ
ン、ヘキサン−1.2.6−トリオール等のポリオール
(好ましくは炭素鎖の炭素数が3ないし6のトリオー
ル);エチレングリコールモノメチルーエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等の
多価アルコール(好ましくはエチレングリコールもしく
はポリエチレングリコール)のC1〜C4アルキルエーテ
ル;γーブチロラクトン又はジメチルスルホキシド等が
あげられる。これらの水溶性有機溶剤の中には染料溶解
助剤としての機能を有するものもある。
【0024】これらの水溶性有機溶剤は2種以上併用し
ても良い。これらのうち、好ましいものとしては、例え
ばN−メチルピロリジン−2−オン、C2〜C6アルキレ
ン単位を有するモノ、ジ又はトリアルキレングリコール
(好ましくはモノ、ジ又はトリエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール)、ジメチルスルホキシド等が挙
げられ、特に、N−メチルピロリジン−2−オン、ジエ
チレングリコール、ジメチルスルホキシドの使用が好ま
しい。
【0025】インク調製剤としては、上記の水、色素成
分及び水性有機溶媒以外の全ての成分が挙げられ、例え
ば防腐防黴剤、pH調整剤等の通常インク調製時に添加
されうるものを使用することが出来る。防腐防黴剤とし
ては、例えばデヒドロ酢酸ソーダ、ソルビン酸ソーダ、
2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、安
息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム
等があげられる。pH調整剤としては、調合されるイン
クに悪影響を及ぼさずに、インクのpHを6〜11の範
囲に制御できるものであれば任意の物質を使用すること
ができる。その例として、ジエタノールアミン、トリエ
タノールアミンなどのアルカノールアミン、水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカ
リ金属元素の水酸化物、水酸化アンモニウム、あるいは
炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのア
ルカリ金属の炭酸塩などが挙げられる。キレート試薬と
しては、例えばエチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ニ
トリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシチルエチレンジア
ミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナ
トリウム、ウラミル二酢酸ナトリウムなどがあげられ
る。防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸
ナトリウム、チオグルコール酸アンモン、ジイソプロピ
ルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトー
ル、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライトなどがあ
げられる。
【0026】本発明のインク組成物は、蒸留水等不純物
を含有しない水に、本発明の色素及び必要により、上記
水溶性有機溶剤、インク調製剤等を添加混合することに
より調製される。また、水と上記水溶性有機溶剤、イン
ク調製剤等との混合物に本発明の染料を添加、溶解して
もよい。また必要ならインク組成物を得た後で濾過を行
い、狭雑物を除去してもよい。
【0027】本発明のインクジェット記録方法において
使用される被記録材の具体例としては例えば紙、フィル
ム等の情報伝達用シートが挙げられる。情報伝達用シー
トについては、表面処理されたもの、具体的にはこれら
の基材にインク受容層を設けたものが好ましい。インク
受容層には、例えば上記基材にカチオン系ポリマーを含
浸あるいは塗工することにより、また多孔質シリカ、ア
ルミナゾルや特殊セラミックス等のインク中の色素を吸
収し得る無機微粒子をポリビニルアルコールやポリビニ
ルピロリドン等の親水性ポリマーと共に上記基材表面に
塗工することにより設けられる。このようなインク受容
層を設けたものは通常インクジェット専用紙(フィル
ム)、光沢紙(フィルム)等と呼ばれ、例えばピクトリ
コ(旭硝子(株)製)、カラーBJペーパー、カラーB
Jフォトフィルムシート、プロフェッショナルフォトペ
ーパー(いずれもキヤノン(株)製)、カラーイメージ
ジェット用紙(シャープ(株)製)、スーパーファイン
専用光沢フィルム、PM写真用紙(エプソン(株)
製)、ピクタファイン(日立マクセル(株)製)等とし
て市販されている。なお、普通紙にも利用できることは
もちろんである。
【0028】また繊維についてはナイロン、絹及びウー
ル等のポリアミド繊維が好ましく、不織布や布状のもの
が好ましい。これらの繊維については、本発明のインク
組成物を該繊維に付与、好ましくはインクジェット方法
により付与した後、湿熱(例えば約80〜120℃)あ
るいは乾熱(例えば約150〜180℃)の固着工程を
加えることで該繊維内部に色素を染着させることがで
き、鮮明性、耐光性及び耐洗濯性に優れた染色物を得る
ことができる。
【0029】本発明のインクジェット記録方法で、被記
録材に記録するには、例えば上記の水性マゼンタインク
組成物を含有する容器をインクジェットプリンタにセッ
トし、通常の方法で前記したような被記録材に記録すれ
ばよい。インクジェットプリンタとしては、例えば機械
的振動を利用したピエゾ方式のプリンタや加熱により生
ずる泡を利用したバブルジェット(R)方式のプリンタ
等があげられる。
【0030】本発明のインクジェット記録方法では、上
記の水性マゼンタインク組成物はイエローインク組成
物、シアンインク組成物、必要に応じ、ブラックインク
組成物と併用される。
【0031】本発明のインクジェット記録方法におい
て、マゼンタインクに濃淡インクを用いる場合、濃色イ
ンクに本発明のアントラピリドン骨格を有する化合物及
びC.I.Acid Red 289を含有する水性マ
ゼンタインク組成物(本発明の水性マゼンタインク組成
物)を、淡色インクに本発明のアントラピリドン骨格を
有する化合物を含有する水性マゼンタインク組成物を用
いることもできる。
【0032】本発明の水性インク組成物は、鮮明で、彩
度が高いマゼンタ色であり、他のイエロー、シアンのイ
ンクと共に用いる事で、広い可視領域の色調を色出しす
る事ができ、かつ耐光性及び耐水性の優れた既存のイエ
ロー、シアン、ブラックと共に用いることで耐光性及び
耐水性に優れた記録物を得ることができる。
【0033】
【実施例】以下に本発明を更に実施例により具体的に説
明する。尚、本文中「部」及び「%」とあるのは、特別
の記載のない限り重量基準である。
【0034】実施例1 (1)インクの調製 下記表1に記載の組成の液体を調製し、0.45μmの
メンブランフィルターで濾過する事により本発明の水性
インク組成物を得た。 このインク組成物のPHは10
であった。
【0035】
【0036】(2)インクジェットプリント インクジェットプリンター(NEC社製 PICTY1
00L)を用いて、市販の普通紙(キヤノン(株)製
PB PAPER)と色素受容層を有する光沢紙(キヤ
ノン社製 プロフェッショナルフォトペーパー)にベタ
柄の帯状データをプリントした。
【0037】(3)記録画像の色相・鮮明性 記録紙を測色機(GRETAG社製 SPM50)を用
いて測色し、L*、a*、b*値を算出した。さらに、鮮
明性C*=((a*2+(b*21/2で評価した。結果
を表4に示す。
【0038】(4)記録画像の耐光性試験 カーボンアークフェードメーター(スガ試験機(株)
製)を用い、記録紙にカーボンアークを20時間照射し
た。照射前後の変化を上記の測色システムを用いて照射
前後の色差(ΔE)を測定した。結果を表4に示す。
【0039】実施例2 下記表2に記載の組成の液体を調製し実施例1の(1)
〜(4)と同様にしてインクを作製、試験した。この色
素濃度はプリント濃度が同等になるように調整したもの
である。結果を表4に示す。
【0040】 表2(インク組成物) 式(1)で表される化合物 2.25部 C.I.Acid Red 289 0.25部 水 74.7部 アンモニア水 2.8部 N−メチルピロリジン−2−オン 5.0部 ジエチレングリコール 5.0部 グリセリン 5.0部 尿素 5.0部 計 100.0部
【0041】実施例3 下記表3に記載の組成の液体を調製し実施例1の(1)
〜(4)と同様にしてインクを作製、試験した。この色
素濃度はプリント濃度が同等になるように調整したもの
である。結果を表4に示す。
【0042】 表3(インク組成物) 式(1)で表される化合物 0.75部 C.I.Acid Red 289 0.75部 水 74.7部 アンモニア水 2.8部 N−メチルピロリジン−2−オン 5.0部 ジエチレングリコール 5.0部 グリセリン 5.0部 尿素 5.0部 計 100.0部
【0043】比較例1 インク組成物として、実施例1の式(1)で表される化
合物を1.5部及びC.I.Acid Red 289
を0.5部用いる代わりに式(1)で表される化合物を
3.0部用いる以外は実施例1の(1)〜(4)と同様
にしてインクを作製、試験した。この色素濃度はプリン
ト濃度が同等になるように調整したものである。結果を
表4に示す。
【0044】比較例2 インク組成物として、実施例1の式(1)で表される化
合物を1.5部及びC.I.Acid Red 289
を0.5部用いる代わりに、C.I.AcidRed
289を1.0部用いる以外は実施例1の(1)〜
(4)と同様にしてインクを作製、試験した。この色素
濃度はプリント濃度が同等になるように調整したもので
ある。結果を表4に示す。
【0045】 表4 色相・鮮明性 耐光堅牢度 a* 値 b*値 C* 値 ΔE 実施例1 普通紙 63.0 −11.9 64.1 9.3 光沢紙 82.7 −11.9 83.5 6.4 実施例2 普通紙 60.0 −10.9 61.0 7.8 光沢紙 81.3 −10.4 81.7 5.3 実施例3 普通紙 66.7 −12.1 67.8 10.3 光沢紙 84.1 −13.1 85.1 8.6 比較例1 普通紙 55.5 − 9.5 56.3 5.9 光沢紙 79.5 −10.5 80.2 5.2 比較例2 普通紙 70.6 −13.1 71.8 13.4 光沢紙 85.1 −13.7 86.2 10.1
【0046】表4より、実施例1、2、3は色相、鮮明
性に優れていることがわかる。また、耐光堅牢度も良好
である。比較例1は耐光堅牢度は優れているが、鮮明性
に欠け、特に普通紙においてくすんだ画像になる。さら
にカラーバリューが低い為にインク組成物中の色素分を
増やさなければならない、という欠点がある。比較例2
は非常に鮮明なマゼンタであるが、耐光堅牢度が弱い。
【0047】
【発明の効果】本発明のインク組成物をインクジェット
記録用のマゼンタインクとして使用した印刷面は鮮明で
理想に近いマゼンタ色であり、他のイエロー、シアンの
インクと共に用いる事で、広い可視領域の色調を色出し
する事ができる。また、本発明のインク組成物は耐光性
に優れており、イエロー、シアン及びブラック染料と共
に用いることで高画質で耐光性に優れたインクジェット
記録が可能であり、情報記録紙、特にインク受容層を有
する情報記録紙に対してその効果が顕著に現れる。更
に、本発明の水性インク組成物は長期間保存後の結晶析
出、物性変化(粘度や表面張力等の経時変化)、pH変
動、色変化等もなく、貯蔵安定性の良好なものである。
従って、本発明の化合物はインクジェット記録用のマゼ
ンタインクに非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 3/24 D06P 5/00 111A 5/00 111 5/20 C 5/20 B41J 3/04 101Y Fターム(参考) 2C056 FC01 2H086 BA01 BA53 BA55 BA62 4H057 AA02 BA02 BA22 DA01 DA21 DA22 FA17 GA06 HA01 JA10 JB03 4J039 BC03 BC17 BC54 BC67 BC74 BC77 BE12 CA03 CA06 EA15 EA21 EA34 EA35 EA36 FA03 GA24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色素成分として、式(1) 【化1】 で表されるアントラピリドンジスルホン酸又はその塩及
    びC.I.Acid Red 289を含有することを
    特徴とする水性マゼンタインク組成物。
  2. 【請求項2】色素成分として、式(2) 【化2】 で表されるアントラピリドン化合物をスルホン化して得
    られる、式(2)で表されるアントラピリドン化合物の
    ジスルホン酸体もしくはその塩及び式(2)で表される
    アントラピリドン化合物モノスルホン酸体もしくはその
    塩を含有する色素混合物、及びC.I.Acid Re
    d 289を含有することを特徴とする水性マゼンタイ
    ンク組成物。
  3. 【請求項3】色素成分として、請求項1又は2記載のア
    ントラピリドン骨格を有する化合物とC.I.Acid
    Red 289を重量比において、アントラピリドン
    骨格を有する化合物:C.I.Acid Red 28
    9=99:1から10:90の割合で含有する請求項1
    又は2記載の水性マゼンタインク組成物。
  4. 【請求項4】色素成分として、請求項1又は2記載のア
    ントラピリドン骨格を有する化合物とC.I.Acid
    Red 289を重量比において、アントラピリドン
    骨格を有する化合物:C.I.Acid Red 28
    9=98:2から20:80の割合で含有する請求項
    1、2又は3記載の水性マゼンタインク組成物。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の式(2)で表されるアン
    トラピリドン化合物をスルホン化して得られる、式
    (2)で表されるアントラピリドン化合物のジスルホン
    酸体もしくはその塩及び式(2)で表されるアントラピ
    リドン化合物モノスルホン酸体もしくはその塩を含有す
    る色素混合物において、高速液体クロマトグラフィー
    (HPLC)による面積比で、該色素混合物中の式
    (2)で表されるアントラピリドン化合物のジスルホン
    酸体もしくはその塩の含有量が85%以上であり、式
    (2)で表されるアントラピリドン化合物のモノスルホ
    ン酸体もしくはその塩の含有量が10%以下(HPLC
    による面積比)である請求項2、3又は4に記載の水性
    マゼンタインク組成物。
  6. 【請求項6】水及び有機溶剤を含有することを特徴とす
    る請求項1ないし5に記載の水性マゼンタインク組成
    物。
  7. 【請求項7】インクジェット記録用である請求項1ない
    し6に記載の水性マゼンタインク組成物。
  8. 【請求項8】インク滴を記録信号に応じて吐出させて被
    記録材に記録を行うインクジェット記録方法において、
    マゼンタインクとして請求項1ないし7のいずれか一項
    に記載の水性マゼンタインク組成物を使用することを特
    徴とするインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】被記録材がポリアミド基を含有する繊維材
    料であり、且つインクを付与した後に該繊維材料を熱処
    理することを特徴とする請求項8に記載のインクジェッ
    ト記録方法。
  10. 【請求項10】被記録材が情報伝達用シートである請求
    項8に記載のインクジェット記録方法。
  11. 【請求項11】情報伝達用シートが表面処理されたシー
    トである請求項10に記載のインクジェット記録方法。
  12. 【請求項12】請求項1ないし7のいずれか一項に記載
    の水性マゼンタインク組成物を含む容器が装填されたイ
    ンクジェットプリンタ。
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