JP2003054654A - 電子レンジ用紙カップおよびその製造方法 - Google Patents
電子レンジ用紙カップおよびその製造方法Info
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Abstract
る内容物の吹き零れを防止した電子レンジ用紙カップを
提供することにある。 【解決手段】本発明は、巻き回して筒状に形成された胴
部材と、外周縁部を折り曲げて屈曲部が形成された底部
材とからなり、前記屈曲部を前記胴部の下端部を折り返
した折り返し部と前記胴部とで挟み込んで接合して糸じ
り部を形成してなる紙カップであって、前記糸じり部の
下部分が内側に折り曲げられて折り曲げ部が形成され、
前記底部材の底面部の内側中央部に内側に向かって凸形
状の円形の凸状部が設けられていることを特徴とする電
子レンジ用紙カップおよびその製造方法であり、前記折
り曲げ部と前記底面部との空間の間隙幅が最大部位にお
いて5mm以下であることを特徴としている。
Description
する紙カップに関するものである。
用、即席食品用などに紙カップが広く使用されている。
また、一般的ではないものの、飲料や惣菜などの入った
紙カップを直接電子レンジを利用し、加熱調理すること
も行なわれている。
物を入れて電子レンジで加熱調理した場合、紙カップの
底の糸じり部に焦げを生じる場合があるという問題があ
る。その原因は、つぎのように考えられる。紙の材料の
パルプのセルロースは基本的には電子レンジのマイクロ
波を吸収する。従って、紙の重なる部分では、紙厚が増
し発熱量が増す。しかし、表面積は小さく熱の放出量が
少なく、発生した熱を蓄積することになり、温度が上昇
し、焦げを発生させる原因となっている。ただし、内容
物がある場合には、紙に発生し蓄積された熱が内容物に
奪われるため焦げが発生しにくくなる。また、糸じり部
の内外の両側からマイクロ波が照射されることも、焦げ
を発生させる原因となっている。つまり、通常の紙カッ
プでは、図8に示すように、胴部材1と底部材2の接合
部位として糸じり部3を持つ構造であるため、この糸じ
り部3は、内容物に触れることななく、畜熱されやす
く、内外の両側からマイクロ波が照射さるために焦げが
生じやすい。
11541号公報において、糸じり部を設けない形状の
電子レンジ用紙カップが開示されている。実際に、図9
に示すような糸じり部を設けない形状の電子レンジ用紙
カップでは、焦げの発生は見られない。
糸じり部を設けない電子レンジ用紙カップでは、胴部材
1と底部材2の接合部が糸じり部を設けた場合と比べて
不十分であり、内容物によっては、洩れが生じるという
問題がある。
品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時
に、洩れることなく、紙カップのどの部分にも焦げが発
生しない電子レンジ用紙カップを提供する。
すべく検討した結果、第一の発明は、巻き回して筒状に
形成された胴部材と、外周縁部を折り曲げて屈曲部が形
成された底部材とからなり、前記屈曲部を前記胴部の下
端部を折り返した折り返し部と前記胴部とで挟み込んで
接合して糸じり部を形成してなる紙カップであって、前
記糸じり部の下部分が内側に折り曲げられて折り曲げ部
が形成され、前記底部材の底面部の内側中央部に内側に
向かって凸形状の凸状部が設けられていることを特徴と
する電子レンジ用紙カップであり、前記折り曲げ部と前
記底面部との空間の間隙幅が最大部位において5mm以
下であることを特徴としている。
胴部材を形成し、底部材の外周縁部を折り曲げて屈曲部
を形成し、前記屈曲部を前記胴部材の胴部の下端部を折
り返した折り返し部と前記胴部とで挟み込んで接合して
糸じり部を形成し、前記糸じり部の下部分を内側に折り
曲げて折り曲げ部を形成し、同時に、プレス型の圧締部
にはエアー逃げ孔を設けずに、受け部を中空筒形状とし
てエアー逃げ孔を設けることにより、前記底部材の底面
部の内側中央部に内側に向かって凸形状の凸状部を形成
することを特徴とする電子レンジ用紙カップの製造方法
である。
部分を内側に折り曲げた折り曲げ部を形成し、かつ、底
面部の内側中央部に内側に向かって凸形状の凸状部を設
けることにより、紙カップの中に、飲料や即席食品など
の内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、内容
物の洩れることがなく、紙カップのいずれの部分にも焦
げを発生させることのない電子レンジ用紙カップを得る
ことができる。
発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
ップについて説明する。一般的な紙カップaは、図8に
示すように、底部材2の外周縁部を下方へ屈曲して屈曲
部22とし、その屈曲部22を胴部材1の下端部を内側
に折り込んだ折り返し部12と胴部11の下端部とで挟
んで加熱圧着して接合して形成されている。この接合部
分を糸じり部3と称し、底部材2の底面部21を上げ底
にしている。この糸じり部3の一部に、電子レンジ内で
畜熱し、焦げを生じる。
プの実施の形態の一実施例を示している。電子レンジ用
紙カップAは、一般的な紙カップと同様に、胴部材1と
底部材2とからなり、胴部材1と底部材2との接合部で
ある糸じり部3を有している。この糸じり部3の下部分
を、内側に折り曲げて折り曲げ部3aとし、底部材2の
底面部21との間に空間Oを有する形状としている。
なわち、折り曲げ部3aの幅hは、図2−aの部分拡大
図に示すように、糸じり部3の幅Hの1/2〜3/4の
範囲とする。また、図2−bに示すように、折り曲げ部
3aと底部材2の底面部21との空間Oの間隙幅oは、
最大部位で5mm以下が好ましく、さらに好ましくは3
mm以下である。5mm以上になると、焦げを生じる危
険度が高くなる。
限定されるものではないが、略90度が好ましい。
示すような円弧状に折り曲げた形状、あるいは、図3−
aに示すような直線状の形状がある。また、図3−bに
示すような直線状の折り曲げ部3aの先端部を底面部2
1側に直角に折り曲げた形状、図3−cに示すような折
り曲げ部3aの先端部を底面部21側に円弧状に折り曲
げた形状とすることもできる。さらに、図3−d、e、
f、gに示すように、折り曲げ部3aの先端で底面部2
1を支える形状とすることができる。
では、図1に示すように、底面部21の内側中央部に内
側に向かって凸形状の円形の凸状部21aを設けてい
る。この凸状部21aを底面部21の中央に設けること
によって、電子レンジ用紙カップAの中に内容物を入れ
て電子レンジで使用する時に、底面部21において、電
子レンジ用紙カップAの内側に向かって凸形状であった
凸状部21aの形状が逆転して外側に向かって凸形状と
なり、電子レンジ用紙カップAの糸じり部3の焦げの発
生をより少なくする効果を有するものとなっている。こ
の凸状部21aは円弧状に形成され、特に形状は限定さ
れるものではないが、その最大高さdは、0.2mm以
上であることが好ましい。
カップの製造方法について説明する。
り曲げ部3aを形成する前の紙カップaは、一般的な紙
カップの形状であり、図4に示すような胴部材ブランク
10と底部材ブランク20とから、紙カップ成型機で成
型される。一般的に、胴部材ブランク10は、あらかじ
め前工程で打ち抜かれたものを使用し、底部材ブランク
20は、紙カップ成型機上で打ち抜かれる。
20とを使用して紙カップaを作製する工程を簡単に説
明すると、まず、胴部材ブランク10を筒状に貼り合わ
せるために、胴部材ブランク10の貼り合わせ部を熱風
で予熱し、表面の樹脂を溶融させる。つぎに、胴部材ブ
ランク10を胴巻き型(マンドレル)に巻き付け、圧着
し、筒状の胴部材1に貼り合わせる。つづいて、筒状の
胴部材1を、あらかじめ打ち抜き、紙皿状に成形された
底部材ブランク20をのせたマンドレルに嵌め込み、同
時に、筒状の胴部材1および底部材ブランク20の接着
部分の樹脂を熱風で予熱する。そして、筒状の胴部材1
の下端を内側に折り返し、底部材ブランク20の下方に
折り曲げた外周縁を挟み込んで圧着し、糸じり部3を形
成して胴部材1と底部材2とを接合する。さらに、筒状
の胴部材1の上端を外側にカールし、トップカール部1
3を形成し、図8に示すような紙カップaの成形が完成
する。
製造方法では、この紙カップaの糸じり部3の下部を内
側に折り曲げて折り曲げ部3aを形成する、この工程
は、まず、図5−aに示すような方法で、糸じり部3を
の下部を内側に30度以上倒し込む。つぎに、図5−
b、図5−cに示すような方法で、上下からの熱プレス
あるいは超音波溶着で倒し込まれた折り曲げ部3aを押
しつぶすようにして円弧状に形成する。この時、図5−
dに示すように、プレス型Pの圧締部Rにはエアー逃げ
孔を設けずに、受け部Qを中空円筒形状としてエアー逃
げ孔を設けることにより、内圧の増加と共に底部材2の
底面部21の内側中央部に内側に向かって凸形状である
円形の凸状部21aを形成することができる。そして、
底面部21の内側中央部にこの凸状部21aを設けるこ
とによって、電子レンジ用紙カップAの中に内容物を入
れて電子レンジで使用する時に、底面部21において内
側に向かって凸形状であった凸状部21aの形状が逆転
して外側に向かって凸形状となり、電子レンジ用紙カッ
プAの糸じり部3の焦げの発生の危険性をより少なくす
る効果を持たせることができる。
使用する材料の構成は、紙を主強度材とし、最内層に熱
可塑性樹脂を有することを基本としている。例えば、紙
層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/
ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂層/紙層/
ポリエチレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポ
リプロピレン樹脂層などが挙げられる。
適性の良いカップ原紙を使用することが好ましい。坪量
は、とくに限定されないが、紙カップ成形適性上、15
0〜300g/m2 の範囲がより好ましい。
の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、ま
た、熱シールにより胴部の貼り合わせ、そして胴部と底
部の接着を可能にする機能を持っている必要がある。具
体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、エチレン・酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。
厚さとしては、15〜60μmの範囲が好ましい。これ
らの熱可塑性樹脂は、押し出し加工あるいはラミネート
加工によって、最内層に形成される。
プを電子レンジで使用した時、内容物が加熱されている
ため直接手で持ちにくく、より断熱性の優れた電子レン
ジ用紙カップが必要となる。従って、断熱性を付与する
ために、上述の電子レンジ用紙カップAの胴部の外周に
断熱カバー4を巻き込んだ形態の図6に示すような電子
レンジ用紙カップA′とすることもできる。
に電子レンジ用紙カップAの胴部11の外面に密着して
取り付けた形状とする他に、断熱カバー4のカバー胴部
41の上端部を内側へカールしてカバー上カール部42
a(図7−a)あるいは上端部を内側へ折り返してカバ
ー上屈曲部42b(図7−b)を形成した形状とするこ
とができる。また、断熱カバー4のカバー胴部41の下
端部を内側へカールしてカバー下カール部43a(図7
−c)あるいは下端部を内側へ折り返してカバー下屈曲
部43b(図7−d)を形成した形状とすることができ
る。さらに、断熱カバー4のカバー胴部41の上端部に
カバー上カール部42aあるいはカバー上屈曲部42b
を形成すると共に、下端部にカバー下カール部43aあ
るいはカバー下屈曲部43bを形成した形状とすること
ができる。この形状にすることによって、電子レンジ用
紙カップAの胴部11と断熱カバー4のカバー胴部41
間に、カバー上カール部42aあるいはカバー下カール
部43aの径、あるいはカバー上屈曲部42bあるいは
カバー下屈曲部43bの厚さに相当する間隔を有する空
隙5が形成されるので、電子レンジ用紙カップA′の上
下方向の全長にわたって断熱性を確保することができる
ものである。
プAの胴部11の外周に取り付けるが、外周全面に取り
付ける必要はなく、電子レンジ用紙カップAの胴部11
の上下方向の長さより短くして、胴部11の外面の上部
に取り付けることもできる。
熱性を有する材料であり、例えば、板紙、片段ボール
紙、段ボール紙、エンボス加工紙、発泡加工紙などを使
用することができる。
マニラボール、アイボリー等の表面が平滑な板紙であ
り、厚さは200〜400g/m2の範囲が好ましい。
の種類があるが、紙カップ本体a巻き付けるという点か
ら、柔軟性のあるF段あるいはE段が好ましい。また、
片面のライナーがない、いわゆる片面段ボールでもよ
く、段加工した中芯を外面に出して使用してもよい。さ
らに、波型に段加工をした段ボールも使用することがで
きる。
は異なり、中芯紙に点状模様、格子模様などの1〜2m
mの深さのエンボス加工を行い、ライナー紙と貼り合わ
せたものである。ライナー紙は片面あるいは両面に貼り
合わせることができる。中芯紙は100〜180g/m
2の範囲で、ライナー紙は200〜270g/m2の範囲
で使用することができる。また、段ボールと同様に、断
熱効果があり、表面のライナー紙に絵柄などを印刷を施
こすことにより、意匠性を高めることができる。
性樹脂層/紙層/熱可塑性樹脂層という構成が基本とな
っている。具体的には、発泡する低密度ポリエチレン樹
脂層/コート紙/低密度ポリエチレン樹脂と高密度ポリ
エチレン樹脂との混合樹脂層の構成の積層体などが使用
される。電子レンジ用紙カップAに巻き込む場合には、
発泡した樹脂層を表面にしても良く、あるいは発泡しな
い樹脂層を表面にしてもよい。
インスタントラーメンなどの温める即席食品用の容器、
あるいはコーヒー、紅茶、スープなどの熱い飲料用の容
器である。
いて実施例をあげて、さらに具体的に説明する。
の実施例として、図1に示す電子レンジ用紙カップAを
作製した。まず、胴部材1には、表面からカップ原紙2
80g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成
の材料を、底部材2には、表面からカップ原紙255g
/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成の材料
を使用して、図4のような胴部材ブランク10を打ち抜
き工程で作製し、この胴部材ブランク10をマンドレル
に巻き付け、筒状の胴部材1を形成した。つぎに、一般
的な紙カップ成形機で、胴部材1の下方から底部材ブラ
ンク20を嵌め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材
1の下端部を内側に折り返して折り返し部12として図
8に示すような紙カップaを作製した。つづいて、つぎ
の工程で、糸じり部3の下部分を内側に折り曲げ、外側
に膨らむ円弧状の折り曲げ部3aを形成し、同時に、プ
レス型Pの受け部Qに中空円筒形の形状のものを使用し
て、底面部21の内側中央部に内側に向かって凸形状の
円形の凸状部21aを設けて電子レンジ用紙カップAを
作製した。
は、紙カップaの糸じり部3の下部分を内側に円弧状に
折り曲げ、かつ、底面部21の内側中央部に内側に向か
って凸形状の円形の凸状部21aを設けることにより、
電子レンジ用紙カップAの中に内容物を入れて電子レン
ジで使用する時に、底面部21において内側に向かって
凸形状の凸状部21aの形状が逆転して外側に向かって
凸形状となり、電子レンジ用紙カップAの糸じり部の焦
げの発生の危険性を極めて少なくなり、内容物を入れ、
電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部3に焦げを発
生させることがなかった。
を円弧状に内側に折り曲げた折り曲げ部を形成し、か
つ、底面部の内側中央部に内側に向かって凸形状の円形
の凸状部を設けた本発明の電子レンジ用紙カップを使用
して、種々の内容物を収納し、実際に電子レンジで使用
して評価した結果を表1にまとめて示している。 評価方法:紙カップに水200mlを加えて紙カップの
変化を確認する。 ○:変色および焦げの発生なし △:変色あり ×:焦げが発生
は、紙カップの糸じり部の下部分を内側に折り曲げた折
り曲げ部が形成され、かつ、底面部の内側中央部に内側
に向かって凸形状の凸状部が設けられていることによっ
て、電子レンジ用紙カップの中に内容物を入れて電子レ
ンジで使用する時に、底面部において、内側に向かって
凸形状の凸状部の形状が逆転して外側に向かって凸形状
となり、電子レンジ用紙カップの糸じり部の焦げの発生
の危険性が極めて少ない電子レンジ用紙カップとなって
いる。
の製造方法では、紙カップの糸じり部の下部分を内側に
折り曲げて折り曲げ部を形成すると同時に、プレス型の
圧締部にはエアー逃げ孔を設けずに、受け部を中空筒形
状としてエアー逃げ孔を設けることにより、内圧の増加
と共に底部材の底面部の内側中央部に内側に向かって凸
形状である凸状部を容易に形成することができるという
効果を有している。
態の一実施例を示す部分切り欠け断面図である。
態の一実施例の部分拡大断面図である。
態の折り曲げ部の他の例を部分拡大断面図である。
ランクおよび底部材ブランクを示す展開図である。
工程を示す図である。
ーを巻き付けた状態を示す部分切り欠け断面図である。
ーを巻き付けた状態の胴部の例を示す部分断面図であ
る。
る。
け断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 巻き回して筒状に形成された胴部材と、
外周縁部を折り曲げて屈曲部が形成された底部材とから
なり、前記屈曲部を前記胴部の下端部を折り返した折り
返し部と前記胴部とで挟み込んで接合して糸じり部を形
成してなる紙カップであって、 前記糸じり部の下部分が内側に折り曲げられて折り曲げ
部が形成され、前記底部材の底面部の内側中央部に内側
に向かって凸形状の凸状部が設けられていることを特徴
とする電子レンジ用紙カップ。 - 【請求項2】 前記折り曲げ部と前記底面部との空間の
間隙幅が最大部位において5mm以下であることを特徴
とする請求項1に記載する電子レンジ用紙カップ。 - 【請求項3】 巻き回して筒状の胴部材を形成し、底部
材の外周縁部を折り曲げて屈曲部を形成し、前記屈曲部
を前記胴部材の胴部の下端部を折り返した折り返し部と
前記胴部とで挟み込んで接合して糸じり部を形成し、前
記糸じり部の下部分を内側に折り曲げて折り曲げ部を形
成し、同時に、プレス型の圧締部にはエアー逃げ孔を設
けずに、受け部を中空筒形状としてエアー逃げ孔を設け
ることにより、前記底部材の底面部の内側中央部に内側
に向かって凸形状の凸状部を形成することを特徴とする
電子レンジ用紙カップの製造方法。
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