JPS61115832A

JPS61115832A - 容器底部のシ−ル構造

Info

Publication number: JPS61115832A
Application number: JP23793084A
Authority: JP
Inventors: 安藤　綽英
Original assignee: Sekisui Plastics Co Ltd
Current assignee: Sekisui Kasei Co Ltd
Priority date: 1984-11-12
Filing date: 1984-11-12
Publication date: 1986-06-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉この発明は容器底部のシール４１η造に関し、より詳し
くは、側壁材に底板を組合せた熱【ＩＴ塑性樹脂シート
製容器における、底板取付は部のシール構　−造に関す
る。

く背與及び従来技術〉従来より、カップ容器等の、熱可塑性樹脂シート製の容
器とじＣは、筒状の側壁材に底板を１医合するか、又Ｇ
Ｊ薄い偏平な底板を接合したものが１間供されている。

ところが、上記底板を嵌合した容’ａＧよ勿論、底板を
接合した容器であっても、側壁材と底板との気密性が不
充分であり、そのままでは液状物、練り状物、粉状物等
の収納に適さないものである。

このため、上記液状カゴの包装に際しＣは、これらを合
成樹脂シート又はフィルムによる密し１貸内に収納した
上で上記容器内に収納りる必要があり、包装の手間が面
倒であるとともに、包装コストが高くつくという問題が
あった。

く目的〉この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、気
密性が良好で、液状物、練り状物、粉状物等の収納に好
適な容器底部のシール構造を提ｆＪｊすることを目的と
する。

〈構成〉上記目的を達成するためのこの発明の容器底部のシール
ＭＡ　’ｌｊｉの構成としては、熱可塑性樹脂シートか
らなる側壁材の端部ど、熱可塑性樹脂シー１へからなる
周枠付ぎ底板の周枠端部とを、相互に熱融着さけて内方
へカールさせてなることを特徴どするｂのて゛ある。

〈実施例〉次いで、この発明の実施例について図を参照しながら以
下に説明する。

第１図は熱可塑性樹脂シート製容器（八）の底部を示す
断面図である。

一１二記容器の側壁材（１）としては、発泡倍率２〜５
倍程度の熱可塑性樹脂発泡シート、好ましくは、発泡ポ
リプロピレンシート、発泡ポリエチレンシート等のポリ
オレフィン系樹脂による柔軟な発泡シートを、円形、邦
円形等の環状に曲げてその側端部同士を熱融着して得ら
れる平行筒体又はテーバ付き筒体であり、一方、上記側
壁材（１）の端部（１０）内周に嵌入されている底板（
′２Ｊとしては、側壁材（１）と同様な熱可塑性樹脂発
泡シートぐ形成された平板状のものであり、その周囲に
は、周枠（２０）を有している。

そしで、上記側壁材端部（１０）と底板周枠（２０）と
【、Ｌ、少なくとも先端部において、好ましくは先端部
から５〜１０ｍｍの幅で相互に熱融着されているととも
に、熱融着部（ａ）及びその近傍が内方にカールされて
いる。

以上の構成であれば、側壁材（１）と底板（２）とを確
実に密着させることができるので、容３　（八）底部の
良好な気密性を確保でき、従って液状物笠をそのまま収
納できることになる。

上述した容器（＾）底部のシール構造としては、側壁材
端部（１０）と底板周枠（２０）とを、それぞれの先端
を揃えて突き合ｔ！（第２図参照）、相互の突き合せ先
端、好ましくは突き合せ先端から５〜１０ｍｍ幅を互い
に重ね合せた上で、８０℃〜２２０℃に加熱して熱融香
しだ後（第３図参照）、熱融谷部（ａ）及びその近傍を
、８０℃〜１６０℃の加熱下で、抑圧金型等にてカーリ
ングすることによって得られるものである（第４図参照
）。この際、第５図に示すように、カールさせた先端部
又はその付近を、底板（′２Ｊに対して当接させる方が
底板（ａ位置が安定するので好ましい。

なお、上記シール構造を採用する容器としては、側壁剤
（１）の上端を外方又は内方にカールして口縁部として
ｈ’＋ｉ成し、この口縁部に蓋を嵌合したり、アルミシ
ート、合成樹脂シート等でシールしたり、又は、ビリキ
、アルミ製シーマ−利用にて巻き締めしたりすることが
考えられる。

一方、側壁材（１）及び底板（′２Ｊの素材としては、
容器（Ａ）の内側に相当する面に、気体不透過性の熱可
塑性樹脂フィルムを積層した複層の発泡シートを用いる
ごともでき、このほか、発泡シートに代えて非発泡シー
トを用いることもできる。

さらに、側壁材（１）としては、少なくとも端部’　　
　（１０）が筒状であれば、Ｌ部は四角形等の枠状体の
ものｅあってもよく、このほか、この発明の容器底部の
シール構造としてはその要旨を変更しない範囲で秤々の
設計変更を施ザことができる。

く効果〉以上のように、この発明の容器底部のシール構造とｌノ
で【、１、熱可塑性樹脂シートからなる側壁材の端部ど
、熱ｉｉｉ塑性樹脂シートからなる周枠付さ底板の周枠
端部とを、相互に熱融着ざＵｏでカールざＶているので
、両者を確実に密着さけることができ、容器底部の気密
性を良好に確保でさることになる。

このため、液状物、練り状物、粉状物等をそのまま収納
してら、容器底部からこれら収納物が漏れ出る心配がな
いので、密封袋にいらいち収納する従来における面倒な
手間を省略でさ、従って、上記液状物等の包装の簡素化
、包装」ストの低減化に貢献できることになる。

また、カールによって容器底部の強度を向上させること
ができる（よか、外観も良好にＣきる等、種々優れた効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示すものであり、第１図は要部
断面図、第２図〜第５図は製造ＳＶ程を示す要部断面図
である。（１）・・・側壁材　　　　（１０）・・・側壁材の端
部（２）・・・底板　　　　　（２０）・・・底板の周
枠（Ａ）・・・容器第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】１、熱可塑性樹脂シートからなる側壁材の端部と、熱可塑性樹脂シートからなる周枠付き底板の周枠端部とを、相互に熱融着させて内方へカールさせてなることを特徴とする容器底部のシール構造。