JPH0511184Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0511184Y2 JPH0511184Y2 JP1988075205U JP7520588U JPH0511184Y2 JP H0511184 Y2 JPH0511184 Y2 JP H0511184Y2 JP 1988075205 U JP1988075205 U JP 1988075205U JP 7520588 U JP7520588 U JP 7520588U JP H0511184 Y2 JPH0511184 Y2 JP H0511184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging
- inner bag
- packaging container
- bag
- wall member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 22
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 claims description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はドラム缶等を外装体とし、その中に内
袋として複数枚の合成樹脂フイルムよりなる包装
袋を収納した包装容器に関する。
袋として複数枚の合成樹脂フイルムよりなる包装
袋を収納した包装容器に関する。
（従来の技術）
従来よりドラム缶等を外装体とし、その中に内
袋として例えば二枚の合成樹脂フイルムを重ね合
わせた包装材料で形成された二重袋が収納されて
いる包装容器が化学薬品、塗料、食品等の液体容
器として広く使用されている。しかし、従来のこ
の種の包装容器においては外装体であるドラム缶
の上端内面と内袋の上部にヘツドスペースが生
じ、特に輸送時に内容液が動くことにより、内袋
の上部がドラム缶上端内面とこすれたり、ドラム
缶上部側壁面と内袋の上部折れ曲がり部がこすれ
たり、内袋自体の皺による折り曲げにより、内袋
にピンホールが発生し、内容品が漏れる等の欠点
があつた。すなわち、図面について説明すると第
３図のようにドラム缶５の内袋として二重袋６を
収納し、これに内容液４を入れるとその上面には
ヘツドスペース３を生ずる。そして、輸送時に内
容液が移動することにより、内袋の上面や上部折
れ曲がり部に突起２が形成され、その形成された
突起２はドラム缶の上端内面や上部側壁面或はフ
イルム同志がこすれてピンホールを発生し、内容
品が漏れる等の欠点を生ずるのである。
袋として例えば二枚の合成樹脂フイルムを重ね合
わせた包装材料で形成された二重袋が収納されて
いる包装容器が化学薬品、塗料、食品等の液体容
器として広く使用されている。しかし、従来のこ
の種の包装容器においては外装体であるドラム缶
の上端内面と内袋の上部にヘツドスペースが生
じ、特に輸送時に内容液が動くことにより、内袋
の上部がドラム缶上端内面とこすれたり、ドラム
缶上部側壁面と内袋の上部折れ曲がり部がこすれ
たり、内袋自体の皺による折り曲げにより、内袋
にピンホールが発生し、内容品が漏れる等の欠点
があつた。すなわち、図面について説明すると第
３図のようにドラム缶５の内袋として二重袋６を
収納し、これに内容液４を入れるとその上面には
ヘツドスペース３を生ずる。そして、輸送時に内
容液が移動することにより、内袋の上面や上部折
れ曲がり部に突起２が形成され、その形成された
突起２はドラム缶の上端内面や上部側壁面或はフ
イルム同志がこすれてピンホールを発生し、内容
品が漏れる等の欠点を生ずるのである。
（解決しようとする課題）
本考案者は上記の欠点を解決するために種々検
討した結果、内袋の多重袋の間に空気を封入し外
装体の内面に密着させておくことにより上記の欠
点を改善しうることを見出し、本考案を完成した
もので、本考案の目的は内袋からの漏れをなくし
た包装容器を提供するにある。
討した結果、内袋の多重袋の間に空気を封入し外
装体の内面に密着させておくことにより上記の欠
点を改善しうることを見出し、本考案を完成した
もので、本考案の目的は内袋からの漏れをなくし
た包装容器を提供するにある。
（課題を解決するための手段）
すなわち、本考案は外装体中に複数枚の合成樹
脂フイルムを重ね合わせた包装材料からなる胴壁
部材、上端板及び下端板の上下端板の周縁部と胴
壁部材の周縁部を熱接着して形成した包装袋を内
袋として収納した包装容器において、該包装袋の
包装材料間に空気を封入するための空気封入口を
形成したことを特徴とする包装容器である。
脂フイルムを重ね合わせた包装材料からなる胴壁
部材、上端板及び下端板の上下端板の周縁部と胴
壁部材の周縁部を熱接着して形成した包装袋を内
袋として収納した包装容器において、該包装袋の
包装材料間に空気を封入するための空気封入口を
形成したことを特徴とする包装容器である。
以下、本考案の包装容器を図面に示す一実施例
に基づいて具体的に説明する。
に基づいて具体的に説明する。
第１図は本考案の包装容器の縦断面図、第２図
は本考案の包装容器に使用する内袋の縦断面図で
ある。図面において、胴壁部材６、上端板７及び
下端板８はそれぞれ二重の合成樹脂フイルム包装
材料６０と６１，７０と７１及び，８０と８１か
らなつている。胴壁部材６の上端部と上端板７の
周縁部、胴壁部材６の下端部と下端板８の周縁部
はそれぞれ熱接着され熱接着部９が形成されてい
るが、上端板７及び胴壁部材６の最外層を形成す
る合成樹脂フイルム７０，６０には空気封入口１
０が形成されている。そして、空気封入口１０は
弁付きであるのが望ましく、包装容器の使用に際
しては、空気封入口１０を通じて上端部７及び胴
壁部材６の合成樹脂フイルム間、すなわち、７
０，７１間及び６０，６１間に空気が封入され、
外装体であるドラム缶５の内面に密着させる。
は本考案の包装容器に使用する内袋の縦断面図で
ある。図面において、胴壁部材６、上端板７及び
下端板８はそれぞれ二重の合成樹脂フイルム包装
材料６０と６１，７０と７１及び，８０と８１か
らなつている。胴壁部材６の上端部と上端板７の
周縁部、胴壁部材６の下端部と下端板８の周縁部
はそれぞれ熱接着され熱接着部９が形成されてい
るが、上端板７及び胴壁部材６の最外層を形成す
る合成樹脂フイルム７０，６０には空気封入口１
０が形成されている。そして、空気封入口１０は
弁付きであるのが望ましく、包装容器の使用に際
しては、空気封入口１０を通じて上端部７及び胴
壁部材６の合成樹脂フイルム間、すなわち、７
０，７１間及び６０，６１間に空気が封入され、
外装体であるドラム缶５の内面に密着させる。
以上の実施例においては二重フイルムの包装材
料を使用した包装容器を開示したが、包装材料と
しては二重フイルム以外にも複数枚の合成樹脂フ
イルムやその他のフイルム材料を重ねあわせたも
のを使用することができ、また、空気封入口は下
端板と胴壁部材とに、或は上下端板と胴壁部材と
の両方に設けても良い。
料を使用した包装容器を開示したが、包装材料と
しては二重フイルム以外にも複数枚の合成樹脂フ
イルムやその他のフイルム材料を重ねあわせたも
のを使用することができ、また、空気封入口は下
端板と胴壁部材とに、或は上下端板と胴壁部材と
の両方に設けても良い。
（効果）
本考案の包装容器は、空気封入により内袋外面
が外装体内面に密着するので、内袋上部にヘツド
スペースを生じることがない。従つてヘツドスペ
ースから派生するピンホールの発生がないので、
従来品のような内容品の漏れを回避することがで
きる。
が外装体内面に密着するので、内袋上部にヘツド
スペースを生じることがない。従つてヘツドスペ
ースから派生するピンホールの発生がないので、
従来品のような内容品の漏れを回避することがで
きる。
第１図は本考案の包装容器の縦断面図、第２図
は本考案の包装容器のに使用する内袋の縦断面図
であり、第３図は従来の包装容器の縦断面図を示
す。 ３……ヘツドスペース、２……上端板の突起
部、４……内容品、５……ドラム缶、６……胴壁
部材、６０……胴壁外層フイルム、６１……胴壁
内層フイルム、７……上端板、７０……上端板の
外層フイルム、７１……上端板の内層フイルム、
８……下端板、９……熱接着部、１０……空気封
入口。
は本考案の包装容器のに使用する内袋の縦断面図
であり、第３図は従来の包装容器の縦断面図を示
す。 ３……ヘツドスペース、２……上端板の突起
部、４……内容品、５……ドラム缶、６……胴壁
部材、６０……胴壁外層フイルム、６１……胴壁
内層フイルム、７……上端板、７０……上端板の
外層フイルム、７１……上端板の内層フイルム、
８……下端板、９……熱接着部、１０……空気封
入口。
Claims (1)
- 外装体中に複数枚の合成樹脂フイルムを重ね合
わせた包装材料からなる胴壁部材、上端板及び下
端板の上下端板の周縁部と胴壁部材の端部を熱接
着して形成した包装袋を内袋として収納した包装
容器において、該包装袋の包装材料間に空気を封
入するための空気封入口を形成したことを特徴と
する包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988075205U JPH0511184Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988075205U JPH0511184Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01179832U JPH01179832U (ja) | 1989-12-25 |
| JPH0511184Y2 true JPH0511184Y2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=31300276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988075205U Expired - Lifetime JPH0511184Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0511184Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3013170B1 (ja) * | 1998-08-19 | 2000-02-28 | 旭東フィルム工業株式会社 | ドラム缶内装袋とその製造方法 |
| JP2001219965A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-14 | Kansai Paint Co Ltd | 液体収納用内袋及びそれを用いた複合容器 |
| JP4191432B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2008-12-03 | 繁樹 森 | 廃化学物質類・有害廃棄物質類等の梱包方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5668416A (en) * | 1979-07-10 | 1981-06-09 | Unarco Industries | Outdoor barbeque grill |
| JPH0349037B2 (ja) * | 1984-09-11 | 1991-07-26 | Nissan Motor |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3049037U (ja) * | 1997-11-19 | 1998-05-29 | 正儀 阪田 | レーザ付き水平器 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP1988075205U patent/JPH0511184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5668416A (en) * | 1979-07-10 | 1981-06-09 | Unarco Industries | Outdoor barbeque grill |
| JPH0349037B2 (ja) * | 1984-09-11 | 1991-07-26 | Nissan Motor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01179832U (ja) | 1989-12-25 |
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