JPS5936424Y2 - レトルト二重袋 - Google Patents
レトルト二重袋Info
- Publication number
- JPS5936424Y2 JPS5936424Y2 JP1979113451U JP11345179U JPS5936424Y2 JP S5936424 Y2 JPS5936424 Y2 JP S5936424Y2 JP 1979113451 U JP1979113451 U JP 1979113451U JP 11345179 U JP11345179 U JP 11345179U JP S5936424 Y2 JPS5936424 Y2 JP S5936424Y2
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- JP
- Japan
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- heat
- film layer
- retort
- bag
- sealable film
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレトルト二重袋に関する。
この二重袋は、とくに従来実現していなかった大型のも
のに適している。
のに適している。
食品を包装した後加熱殺菌して保存性を高めたレトルト
食品が普及したが、内容量がたとえば５ｉたばそれ以上
といった大型のものは、業務用を中心に需要はあるにも
かかわらず、実用されていない。
食品が普及したが、内容量がたとえば５ｉたばそれ以上
といった大型のものは、業務用を中心に需要はあるにも
かかわらず、実用されていない。
その主な理由は、大型のものほど、輸送時に屈曲部分に
ピンホールが発生して内容物が漏れたり雑菌が侵入した
りする釦それが大きいことである。
ピンホールが発生して内容物が漏れたり雑菌が侵入した
りする釦それが大きいことである。
本考案はこの対策として二重袋の採用を提案するもので
あって、本考案のレトルト二重袋は、図面にその→りの
断面を示すように、基材フィルム層３とそれにドライラ
ミネートしたヒートシール性フィルム層４とからなる外
側シート７トよび上記ヒートシール性フィルム層４とヒ
ートシール可能なフィルム層５を有する内側シート８を
重ねて所要部分をヒートシール９して製した袋１であっ
て、外側シート７と内側シート８との間にはシールする
部分をのぞいて剥離剤層１０を施してなるものである。
あって、本考案のレトルト二重袋は、図面にその→りの
断面を示すように、基材フィルム層３とそれにドライラ
ミネートしたヒートシール性フィルム層４とからなる外
側シート７トよび上記ヒートシール性フィルム層４とヒ
ートシール可能なフィルム層５を有する内側シート８を
重ねて所要部分をヒートシール９して製した袋１であっ
て、外側シート７と内側シート８との間にはシールする
部分をのぞいて剥離剤層１０を施してなるものである。
外側シート７０基材フイルム層３の材料としては、強靭
なプラスチック、たとえばポリエチレンテレフタレート
、延伸ナイロン、延伸ポリプロピレンなどが適当である
。
なプラスチック、たとえばポリエチレンテレフタレート
、延伸ナイロン、延伸ポリプロピレンなどが適当である
。
これとドライラミネートして用いるヒートシール性フィ
ルム層４は、高密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレ
ンなどが好適である。
ルム層４は、高密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレ
ンなどが好適である。
内側シート８を形成するヒートシール性フィルム層５は
、内容物と接触しても差支えなく、かつ上記のヒートシ
ール性フィルム層４とヒートシール可能なものであって
、同様な材料を使用する。
、内容物と接触しても差支えなく、かつ上記のヒートシ
ール性フィルム層４とヒートシール可能なものであって
、同様な材料を使用する。
剥離剤には、消化綿糸コーティング系や種々の離型剤な
ど、要するに上記のヒートシール性フィルム層の加熱加
圧下における相互熱融着を防ぐ能力のあるものを用いる
。
ど、要するに上記のヒートシール性フィルム層の加熱加
圧下における相互熱融着を防ぐ能力のあるものを用いる
。
通常のレトルト条件、たとえば１２０’Ｃで３０分間と
いった加熱を加えると、包装袋内部の圧力はかなり高く
なり、袋の破裂を防ぐには外部からもこれに対抗する圧
力を加えなければならず、剥離剤がないと、上記したよ
うな材料からなる内外面シートは熱融着してしまう。
いった加熱を加えると、包装袋内部の圧力はかなり高く
なり、袋の破裂を防ぐには外部からもこれに対抗する圧
力を加えなければならず、剥離剤がないと、上記したよ
うな材料からなる内外面シートは熱融着してしまう。
剥離剤の適用は、通常の印刷技術に従えばよく、二重袋
を形成するためヒートシールする部分は、たとえば光電
管マークをつけておくなどして印刷を抜けばよい。
を形成するためヒートシールする部分は、たとえば光電
管マークをつけておくなどして印刷を抜けばよい。
なお、図では剥離剤の層１０を外側シート７の内側に施
した例を示したが、内側シート８の外面に施してもよし
ことはもちろんである。
した例を示したが、内側シート８の外面に施してもよし
ことはもちろんである。
本考案に従ってレトルト袋を二重に構成すれば、輸送時
の振動による内容物の揺れが与えるくりかえし応力とか
、外部たとえばカートンとの接触などのピンホール発生
原因が内側および外側シートに分散吸収され、包装袋の
特定個所に応力が集中することが少なくなる。
の振動による内容物の揺れが与えるくりかえし応力とか
、外部たとえばカートンとの接触などのピンホール発生
原因が内側および外側シートに分散吸収され、包装袋の
特定個所に応力が集中することが少なくなる。
これが、本考案により耐ピンホール性が向上する理由と
考えられる。
考えられる。
（従って、内外両シートの間は、単に剥離剤の存在によ
り一体化していないだけでなく、若干の空気を含んだク
ッション構造にすると一層効果的である。
り一体化していないだけでなく、若干の空気を含んだク
ッション構造にすると一層効果的である。
）二重袋にすれば、内外いずれかのシートにピンホール
が発生しても、直ちに内容物が外に漏れることは防げる
。
が発生しても、直ちに内容物が外に漏れることは防げる
。
コノように本考案のレトルト二重袋はピンホールの発生
を防止したので、従来は断念していた大型のレトルト包
装袋の使用が可能になる。
を防止したので、従来は断念していた大型のレトルト包
装袋の使用が可能になる。
本考案には多くの態様が考えられ、たとえば、内外両シ
ートは前述した機能を有する限り他の任意の材料を組み
合わせて多層構成にすることができる。
ートは前述した機能を有する限り他の任意の材料を組み
合わせて多層構成にすることができる。
印刷を施すには、両シートの間にあるいずれかの面が適
当である。
当である。
また、上記の包装袋の構成はいわゆるバッグ・イン・ボ
ックス型の包装に利用するのも好適であって、袋に栓を
することのできる開口部を設けておき、カートンにその
１寸収容するか、あらかじめ、または開封使用時に開口
部をカートンにとりつけるなど任意の使い方ができる。
ックス型の包装に利用するのも好適であって、袋に栓を
することのできる開口部を設けておき、カートンにその
１寸収容するか、あらかじめ、または開封使用時に開口
部をカートンにとりつけるなど任意の使い方ができる。
内側シートを高密度ポリエチレン製とすれば清涼飲料水
の容器として使えるし、茶やコーヒーをいれた液または
濃縮液を容れるなどの用途もある。
の容器として使えるし、茶やコーヒーをいれた液または
濃縮液を容れるなどの用途もある。
図面は本考案のレトルト二重袋の一例の断面を模式的に
示した図である。 １・・・二重袋、３・・・基材フィルム層）７・・・外
側シート、４・・・ヒートシール性フィルム層）７・・
・外側シート、５・・・ヒートシール性フィルム層＝８
・°°内側シート、１０・・・剥離剤層。
示した図である。 １・・・二重袋、３・・・基材フィルム層）７・・・外
側シート、４・・・ヒートシール性フィルム層）７・・
・外側シート、５・・・ヒートシール性フィルム層＝８
・°°内側シート、１０・・・剥離剤層。
Claims (3)
- （１）基材フィルム層３とそれにドライラミネートした
ヒートシール性フィルム層４とからなる外側シート７お
よび上記ヒートシール性フィルム層４とヒートシール可
能なフィルム層５を有する内側シート８を重ねて所要部
分をヒートシール９して製した袋１であって、外側シー
ト７と内側シート８との間にはシールする部分を除いて
剥離剤層１０を施しであるレトルト二重袋。 - （２）基材フィルム層３がポリエチレンテレフタレート
、延伸ナイロンまたは延伸ポリプロピレンからえらんだ
ものであり、ヒートシール性フィルム層４および５が高
密度ポリエチレンまたは無延伸ポリプロピレンからえら
んだものであることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第１項のレトルト二重袋。 - （３）栓をすることができる開口部をそなえていて、バ
ッグ・イン・ボックス型の包装を形成するに適した実用
新案登録請求の範囲第１項または第２項のレトルト二重
袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979113451U JPS5936424Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | レトルト二重袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979113451U JPS5936424Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | レトルト二重袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632052U JPS5632052U (ja) | 1981-03-28 |
| JPS5936424Y2 true JPS5936424Y2 (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=29345743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979113451U Expired JPS5936424Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | レトルト二重袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936424Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024071586A1 (ko) * | 2022-09-28 | 2024-04-04 | 문정주 | 식품 살균 및 보존 방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5715180U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-26 | ||
| JPS59110579U (ja) * | 1983-01-15 | 1984-07-25 | 竹中 賢明 | 潜行翼つき投げ釣りおもり |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP1979113451U patent/JPS5936424Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024071586A1 (ko) * | 2022-09-28 | 2024-04-04 | 문정주 | 식품 살균 및 보존 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632052U (ja) | 1981-03-28 |
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