JP2554882B2 - 保香性能に優れた性質を有する積層材 - Google Patents

保香性能に優れた性質を有する積層材

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば容器胴部,容器底材,容器蓋材,包
装袋等に使用される積層材に関するものである。
〔従来の技術〕
各種液状の飲食品,茶葉,香辛料等を収容する容器の
容器胴部,容器底材,容器蓋材をはじめ包装袋等に使用
される従来の積層材は、その両表面層がポリオレフイン
系樹脂層で構成されており、これらのポリオレフイン系
樹脂層による熱接着性能を利用して各種形状の容器や包
装袋に成形されるものが一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記従来の両表面層がポリオレフイン系樹
脂層で構成されている積層材を、例えば、容器胴部,容
器底材,容器蓋材等として使用した容器や包装袋は、前
記積層材を得る際のポリオレフイン系樹脂層の形成時や
該積層材による容器や包装袋の成形時に、ポリオレフイ
ン系樹脂が熱分解を受けて脂肪族炭化水素等の揮発性成
分を生成することとなり、この揮発性成分が容器や包装
袋内に収容されている内填物内に移行する結果、内填物
に変味や異臭が発生するという弊害を有するばかりでな
く、前記積層材におけるポリオレフイン系樹脂層は、内
填物中の着香成分を吸着し易かつたりあるいは透過し易
かつたりするため、内填物の風味が変化して損なわれ易
いという欠点をも有する。
ポリオレフイン系樹脂層の有する前述の欠点を改善す
るために、揮発性物質の発生が少なく、しかも保香性の
良好なポリエチレンテレフタレート樹脂層が内面層とな
るようにして具備されている積層材が提案されている
が、ポリエチレンテレフタレート樹脂層の単独層では、
熱封着強度および衝撃強度が弱く実用化が困難であつ
た。
また、特開昭60−48344号公報には、ヒートシール層
としてポリオレフイン系樹脂層が積層されているポリエ
ステルフイルムを用いる事により、耐衝撃性が向上する
旨が記載されているが、ポリオレフイン系樹脂層とポリ
エステルフイルムとの間の接着強度が不十分なため、十
分な効果が得られていないのが実情である。
これに対して、本発明は、前記従来の両表面層がポリ
オレフイン系樹脂層で構成されている積層材や、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂の単独層を具備する包装材、
更には、ポリオレフイン系樹脂層が積層されているポリ
エステルフイルムをヒートシール層とする積層材等の具
備する欠点を悉く解消するもので、積層材によつて得ら
れる容器や包装袋内の内填物に変味や異臭が発生するよ
うなことが無く、かつ、従来の前記積層材に適用される
熱圧接着成形と全く同様の成形手段によつて、すなわち
積層材中の樹脂層が具備する熱接着能を利用する成形手
段によつて、十分な熱接着強度を有する各種容器や包装
袋等に成形され得る性質を有する積層材を提供するもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の保香性能に優れた性質を有する積層材は、包
装材用基材と、該包装材用基材の片面に貼着されている
熱可塑性樹脂層とからなるもので、前記熱可塑性樹脂層
が、40℃以上のガラス転移温度を有している線状飽和ポ
リエステル樹脂層と、前記線状飽和ポリエステル樹脂層
に接着性ポリオレフイン系樹脂による接着剤層によつて
貼着されているエチレン−α・オレフイン共重合体によ
るポリオレフイン系樹脂層とからなる積層樹脂層であ
り、該積層樹脂層のうちの線状飽和ポリエステル樹脂層
面が積層材の最外層となるようにして前記包装材用基材
に積層されているものである。
本発明の積層材の一方の最外層を構成している線状飽
和ポリエステル樹脂層は、該ポリエステル樹脂層を構成
しているポリエステル樹脂のガラス転移温度未満の温度
で優れた保香性能を奏するものであるため、容器内や包
装袋内の内填物は通常40℃未満の雰囲気中に置かれるの
が普通であることとの関係において、該ポリエステル樹
脂層が前記雰囲気中で優れた保香性能を奏し得るよう
に、40℃以上のガラス転移温度を有する線状飽和ポリエ
ステル樹脂で構成されているものである。
尚、前記一方の最外層を構成している線状飽和ポリエ
ステル樹脂層におけるポリエステル樹脂は、本発明の積
層材によつて得られる容器や包装袋における熱接着部に
優れた熱接着強度が得られるという関係から、できるだ
け低結晶性の樹脂が使用されていることが好ましい。前
記一方の最外層を構成するガラス転移温度が40℃以上の
線状飽和ポリエステル樹脂は、例えば、エチレングリコ
ール,プロピレングリコール,1,4−ブタンジオール,1,4
−ジシクロヘキサンジメタノール等のアルコール成分
と、アジピン酸,セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸
や、テレフタル酸,イソフタル酸,ジフエニルカルボン
酸等の芳香族ジカルボン酸によるジカルボン酸成分、具
体的には、エチレングリコールとテレフタル酸,エチレ
ングリコールとイソフタル酸とテレフタル酸,1,4−ジシ
クロヘキサンジメタノールとイソフタル酸とテレフタル
酸,プロピレングリコールとイソフタル酸とテレフタル
酸等の共縮合重合体が利用し得るが、酸成分中の脂肪族
ジカルボン酸成分が10重量%以上になる共縮合体の場合
には、この共重合体による飽和ポリエステル樹脂層は、
この保香性能が低下する傾向を有しているので好ましく
ない。
本発明の積層材中の前記積層樹脂層において、接着剤
層として使用される接着性ポリオレフイン系樹脂は、例
えば、ポリエチレン,エチレン−α・オレフイン共重合
体,ポリプロピレン,ポリブテン,ポリイソプチレンの
ごときポリα−オレフイン、およびポリブタジエン,ポ
リイソプレンのごときポリジオレフインあるいはこれら
の共重合体等をはじめ、エチレンと、例えばカルボン
酸,カルボン酸塩,カルボン酸無水物,カルボン酸エス
テル,カルボン酸アミドないしイミド,アルデヒド,ケ
トン等に基づくカルボニル 基を単独で、或いはシアノ(−C≡N)基;ヒドロキシ
基;エーテル基;オキシラン 環等との組合せで有するエチレン系不飽和単量体の1種
又は2種以上との共重合体等であり、具体的には、 A.エチレン系不飽和カルボン酸: アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸、5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボン酸等 B.エチレン系不飽和無水カルボン酸: 無水マレイン酸、無水シトラコン酸、5−ノルボルネン
−2,3−ジカルボン酸無水物、テトラヒドロ無水フタル
酸等 C.エチレン系不飽和エステル: アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、マレイン酸モノ又はジエチル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、γ−ヒドロキシメタクリ
ル酸プロピル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、β−
N−エチルアミノエチルアクリレート等 D.エチレン系不飽和アミドないしイミド: アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイミド等 E.エチレン系不飽和アルデヒドないしケトン: アクロレイン、メタクロレイン、ビニルメチルケトン、
ビニルブチルケトン等 のエチレン系不飽和単量体が使用され、なかでも、エチ
レン系不飽和カルボン酸或いはエチレン系不飽和無水カ
ルボン酸が特に好適に使用される。
前記積層樹脂層は、前述のガラス転移温度が40℃以上
の線状飽和ポリエステル樹脂層と、エチレン−α・オレ
フイン共重合体によるポリオレフイン系樹脂層とが、前
述の接着性ポリオレフイン系樹脂による接着剤層で貼着
されているものであるが、前記線状飽和ポリエステル樹
脂層に貼着される前記エチレン−α・オレフイン共重合
体によるポリオレフイン系樹脂層は、衝撃強度が高く、
しかも熱接着性能に優れた性質を有するものであるた
め、前記積層樹脂層においては、衝撃強度の低い線状飽
和ポリエステル樹脂層か衝撃強度の高い前記エチレン−
α・オレフイン共重合体によるポリオレフイン系樹脂層
でカバーされる結果、前記積層樹脂層によつて得られる
熱接着部が、衝撃強度においてもまた熱接着強度におい
ても、極めて優れた性質を発揮するものである。
尚、前記エチレン−α・オレフイ共重合体によるポリ
オレフイン系樹脂層は、例えば、ブテン・1,ペンテン・
1,ヘキセン・1,メチルブテン・1等のα・オレフイン類
を使用したエチレン−α・オレフイン共重合体で形成さ
れるものである。
本発明の積層材は、前記ガラス転移温度が40℃以上の
線状飽和ポリエステル樹脂層と接着性ポリオレフイン系
樹脂による接着剤層とエチレン−α・オレフイン共重合
体によるポリオレフイン系樹脂層とからなる積層樹脂層
が包装材用基材に貼着されているものであるが、包装材
用基材面と前記積層樹脂層における前記ポリオレフイン
系樹脂層との間の接着は、ポリオレフイン系樹脂層の有
する熱接着能で貼着されたり、あるいは該ポリオレフイ
ン系樹脂層の表面を酸化させることにより例えばAl箔と
は直接貼着されたり、更にはイソシアネート系接着剤等
で貼着されるものでもある。この積層樹脂層が積層され
る包装材用基材は、例えば、スタンドパウチ等の軟包装
容器用の積層材にする場合には、一般的に、Al箔と二軸
延伸ポリエステルフイルムや二軸延伸ポリプロピレンフ
イルム等との積層シートであり、また、ゲーブルトツプ
型紙容器やブリツク型紙容器等の容器用積層材にする場
合には、一般的に、Al箔,紙層,ポリオレフイン系樹脂
層等で構成されている積層シートが使用される。
〔実施例〕
以下、本発明の保香性能に優れた性質を有する積層材
の具体的な構成を図示実施例を以つて説明する。
実施例1 第1図において符号1で表示される本発明の保香性能
に優れた性質を有する積層材の1実施例品は、厚さ12μ
の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム層2と
厚さ9μのAl箔3との積層シートからなる包装材用基材
4に対して、符号8で表示される積層樹脂層が積層され
ているものであり、前記積層樹脂層8は、ガラス転移温
度81℃の線状飽和ポリエステル樹脂〔イーストマンコダ
ツク(株)製:PETG6763〕で形成されている厚さ15μの
ポリエステル樹脂層5と、エチレン−ペンテン・1共重
合体〔三井石油化学(株)製:ウルトゼツクス2021L〕
による厚さ40μのポリオレフイン系樹脂層6とを、接着
性ポリオレフイン系樹脂〔三菱化成(株)製:ノバテツ
ク AP AX−133E〕による厚さ15μの接着剤層7で接着
して得られたものであり、前記包装材用基材4と積層樹
脂層8とは、前記基材4におけるAl箔3面と前記積層樹
脂層8におけるポリオレフイン系樹脂層6面とが、イソ
シアネート系接着剤層9によつて接着・積層されている
ものである。
比較例1 厚さ12μの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイ
ルム厚と厚さ9μのAl箔との積層シートからなる包装材
用基材に対して、該基材のAl箔面に、イソシアネート系
接着剤を利用して、エチレン−ペンテン・1共重合体
〔三井石油化学(株)製:ウルトゼツクス2021L〕によ
る厚さ70μのポリオレフイン系樹脂層を形成することに
より、比較のための積層材〔A〕を得た。
比較例2 実施例1で利用した包装材用基材4と同一構成の包装
材用基材に対して、該基材のAl箔面に、イソシアネート
系接着剤を利用して、ガラス転移温度81℃の線状飽和ポ
リエステル樹脂〔イーストマンコダツク(株)製:PETG
6763〕による厚さ70μのポリエステル樹脂層を形成する
ことにより、比較のための積層材〔B〕を得た。
比較例3 実施例1で利用した包装材用基材4と同一構成の包装
材用基材に対して、該基材のAl箔面に、イソシアネート
系接着剤を利用して、ガラス転移温度81℃の線状飽和ポ
リエステル樹脂〔イーストマンコダツク(株)製:PETG
6763〕による厚さ15μのポリエステル樹脂層と、接着性
ポリオレフイン系樹脂〔三菱化成(株)製:ノバテツク
AP AX−133E〕による厚さ55μの接着剤層との積層樹
脂層を、該積層樹脂層におけるポリエステル樹脂層が最
外層となるようにして接着,積層することにより、比較
のために積層材〔C〕を得た。
比較例4 実施例1で利用した包装材用基材4と同一構成の包装
材用基材に対して、該基材のAl箔面にイソシアネート系
接着剤を利用して、ガラス転移温度81℃の線状飽和ポリ
エステル樹脂〔イーストマンコダツク(株)製:PETG 67
63〕による厚さ15μとポリエステル樹脂層と、エチレン
−酢酸ビニル共重合体〔住友化学工業(株)製:エバテ
ート D3022,酢酸含有量6%〕による厚さ55μのポリオ
レフイン系樹脂層との積層樹脂層を、該積層樹脂層にお
けるポリエステル樹脂層が最外層となるようにして接
着,積層することにより、比較のための積層材〔D〕を
得た。
〔実験〕
前記した本発明の積層材の実施例品及び比較のための
積層材のそれぞれを使用して、内部にオレンジジュース
200mlが内填されている170mm×130mmの密封包装袋を、
各積層材の包装材用基材面が外側表面となるようにして
作製した。尚、密封包装袋は、袋の内周面層同士をヒー
トシールによつて接着したもので、積層材の四周縁辺を
前記ヒートシールすることによつて得られたものであ
る。
前記オレンジジュースが内填されている各密封包装袋
を1.2mの高さから床に落下させた際に、該密封袋に発生
する損傷の程度によつて、前記密封包装袋の耐衝撃性を
調査し、また、各密封袋を40℃の雰囲気中に1週間放置
した後に開封し、内部のオレンジジュースの風味の官能
テストを実施することにより、内填物であるオレンジジ
ュース中に保持されている揮発性成分の有・無を調査
し、前記各密封包装袋の保香性能を比較した。
結果を第1表に表示する。
〔発明の作用及び効果〕 本発明の保香性能に優れた性質を有する積層材は、40
℃以上のガラス転移温度を有している線状飽和ポリエス
テル樹脂で構成されている飽和ポリエステル樹脂層と、
エチレン−α・オレフイン共重合体によるポリオレフイ
ン系樹脂層とが、接着性ポリオレフイン系樹脂による接
着剤層で貼着されることによつて形成される積層樹脂層
が、各種の包装材用基材に対して、前記積層樹脂層にお
ける飽和ポリエステル樹脂層が最外層となるようにして
積層,貼着されているものであつて、各種容器や包装袋
等に成形される際には前記積層材における包装材用基材
側が外周面層となるようにして、すなわち、前記積層材
における積層樹脂層側が内周面層となるようにして、利
用されるものである。
然して、前記構成からなる本発明の積層材において
は、該積層材における飽和ポリエステル樹脂層が、該飽
和ポリエステル樹脂層を構成している樹脂のガラス転移
温度未満の温度で極めて良好なる保香性能を発揮するも
のであり、且つ前記飽和ポリエステル樹脂層とエチレン
−α・オレフイン共重合体によるポリオレフイン系樹脂
層とは、両者の間に介在している接着性ポリオレフイン
系樹脂による接着剤層で強固,一体に貼着されているも
ので、前記積層材による包装袋や各種の容器には、極め
て優れた耐衝撃性が得られるものである。
本発明の前記積層材を使用して得られる包装袋や容器
に具備される前述の優れた耐衝撃性はヒートシール強
度,衝撃強度の弱い飽和ポリエステル樹脂層に加えられ
た衝撃力が、接着性ポリオレフイン系樹脂による接着剤
層によつてスムーズに高引張弾性を有するすなわち耐衝
撃力の強いエチレン−α・オレフイン共重合体によるポ
リオレフイン系樹脂受層に伝達され、該層における高引
張弾性率による高度な衝撃吸収力で緩和される作用が奏
されるためである。尚、本発明の積層材で利用されてい
るエチレン−α・オレフイン共重合体によるポリオレフ
イン系樹脂層は、オレフイン系樹脂の中でも極めて強度
の高い耐衝撃力を有しているものであり、この性質が、
本発明の積層材によつて得られた包装袋や容器に優れた
ヒートシール強度,衝撃強度をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の保香性能に優れた性質を有する積層材の1
実施例品を示す模型断面図である。 1:積層材、4:包装材用基材、5:40℃以上のガラス転移温
度を有している線状飽和ポリエステル樹脂による飽和ポ
リエステル樹脂層、6:エチレン−α・オレフイン共重合
体によるポリオレフイン系樹脂層、7:接着性ポリオレフ
イン系樹脂による接着剤層、8:積層樹脂層。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】40℃以上のガラス転移温度を有している線
    状飽和ポリエステル樹脂による飽和ポリエステル樹脂層
    と、前記飽和ポリエステル樹脂層に接着性ポリオレフイ
    ン系樹脂による接着剤層によつて貼着されているエチレ
    ン−α・オレフイン共重合体によるポリオレフイン系樹
    脂層とからなる積層樹脂層が、包装材用基材に対して、
    前記飽和ポリエステル樹脂層が最外層となるようにして
    積層されていることを特徴とする保香性能に優れた性質
    を有する積層材。
  2. 【請求項2】接着性ポリオレフイン系樹脂による接着剤
    層が、カルボニル基を含有するエチレン系不飽和単量体
    をポリオレフイン系樹脂の主鎖または側鎖に導入して得
    られたポリオレフイン系樹脂による接着剤層である特許
    請求の範囲第1項記載の保香性能に優れた性質を有する
    積層材。
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