JP2000185743A - バッグインボックス用内袋 - Google Patents

バッグインボックス用内袋

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JP2000185743A
JP2000185743A JP10360879A JP36087998A JP2000185743A JP 2000185743 A JP2000185743 A JP 2000185743A JP 10360879 A JP10360879 A JP 10360879A JP 36087998 A JP36087998 A JP 36087998A JP 2000185743 A JP2000185743 A JP 2000185743A
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bag
inner bag
spout
film
bib
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JP10360879A
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English (en)
Inventor
Eiichi Hosokawa
栄一 細川
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容量が2 〜20l のバッグインボックス用内
袋(BIB用内袋) の注出口と反対側の隅の部分は、段ボー
ル箱との摩擦や振動により局部的に大きな衝撃力が加わ
る等の点でピンホールが発生し易く、液漏れの原因とな
る。 【解決手段】 二枚の柔軟性フィルムの四方をシール
し、キャップ4 付きの注出口3 を上側フィルム21に設け
たたBIB 用内袋において、注出口3 と反対側で横シール
部11と縦シール部12が交差している二箇所の隅に、丸み
のあるコーナシール部13を設ける。BIB 用内袋の隅の部
分を丸くすることにより、隅への衝撃力が緩和され、ピ
ンホールの発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牛乳、クリーム、
果汁、酒、清涼飲料水等の液状食品、固形物入り液状食
品、又は液状の薬品等を充填するときに使用するバッグ
インボックス用内袋の改良に関するもので、流通時にけ
る内袋のピンホールの発生や破袋を防止したものであ
る。即ち、内容量が2〜20lで、液体を充填するため
の注出口を有するバッグインボックス用内袋は、流通時
において、隅の部分にピンホールが発生して液漏れの原
因となるが、内袋の隅の部分のシール形状を改良するこ
とにより、ピンホールの発生を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体の大形容器としては1斗缶等
の缶が多く使用されていたが、容器の廃棄処理の観点か
ら廃棄処理し易いバッグインボックスへの切替えが進ん
でいる。バッグインボックス(以下BIBと記載する)
は、プラスチック製のバッグに内容物を充填するための
注出口を取り付け、その注出口から内容物を充填した後
に、注出口にキャップをして段ボール箱に入れて流通す
るものである。そのプラスチック製のバッグ(以下BI
B用内袋と記載する)は、多くは2枚のプラスチックフ
ィルム(二重袋の場合は4枚、三重袋の場合は6枚)を
重ね合わせて、その四方をシールして袋形状とし、その
袋に内容物を充填するための注出口を取り付けたもので
ある。そして、その内容量は、2〜20lのものが多く
使用されているが、段ボール箱の代わりにプラスチック
製の箱を用いて、内容量を50〜200lにした大型の
BIB用内袋も使用されている。また、プラスチック製
又は金属製のコンテナーを用いて、そのBIB用内袋と
して200〜1200lの大型ガゼット袋も使用されて
いる。
【0003】また、BIBのような大形容器の場合、容
器に内容物を充填してから加熱殺菌すると、加熱殺菌に
長時間を要し、内容物が加熱により変質して食品として
価値を失うものもあるので、長期保存を目的とする場合
は、バッグの殺菌と内容物の殺菌を別々に行い、加熱に
よる内容物の変質を防止した無菌充填方法が採用されて
いる。そのため、牛乳、クリーム、果汁等を業務用等で
大形容器で長期保存を必要とする場合は、無菌充填した
BIB内袋が多く使用されている。また、自社内の工場
間輸送やヘビーユーザ向けには、輸送効率や作業効率の
観点からバルク輸送が一般的に行われており、これらの
用途には、無菌充填した300〜1200lの大型のB
IB用内袋が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】BIBの場合、ボック
スに紙製の段ボールを使用するため、強度的な問題があ
り、通常、2〜20lのBIB用内袋が多く使用されて
いる。BIB用内袋は、2枚のプラスチックフィルム
(二重袋の場合は4枚、三重袋の場合は6枚)を重ね合
わせて、図7に示すように、縦シール部12と横シール
部11を形成して四方シールの袋2とし、その袋2の上
側のフィルムに内容物を充填するための注出口3をヒー
トシールし、注出口3付きのBIB用内袋1としたもの
である。しかし、BIB用内袋は多くは5〜20lの液
体を充填して、段ボール箱に入れるので、BIB用内袋
の隅の部分にピンホールが発生し、液漏れの原因とな
る。特に、注出口3の反対側の両方の隅の部分(縦シー
ル部12と横シール部11に囲まれた部分)にピンホー
ルが発生し易い。
【0005】注出口3の反対側の両方の隅の部分にピン
ホールが発生し易い原因としては、BIB用内袋に内容
物を充填して段ボール箱に入れる場合、注出口3の反対
側を下にし、注出口3を上にして、段ボール箱に落下し
て入れるので、その隅の部分が段ボール箱に擦られると
同時に、注出口3の反対側の隅の部分に局部的に力が加
わるために、ピンホールが発生するものと考えられる。
また、輸送時も、段ボール箱の底にある注出口3の反対
側の隅の部分には局部的に力が加わり易く、また、段ボ
ール箱との摩擦力も大きくなるため、ピンホールが発生
し易いものと考えられる。
【0006】また、BIB用内袋の別の態様として、図
8に示すように、内容物を取り出したとき、残留量を少
なくする目的で、BIB用内袋の四隅に三角形状のコー
ナシール部14を設けたものがある。しかし、上記BI
B用内袋でも、注出口3の反対側の隅の部分のピンホー
ルを防止することはできない。
【0007】
【課題を解決するための手段】BIB用内袋の隅の部分
のシール形状を以下のようにすることにより、ピンホー
ルの発生を防止した。二枚又は二枚以上の柔軟性フィル
ムの周縁をシールしてなる包装袋の上側フィルムにキャ
ップ付き注出口を取り付けたバッグインボックス用内袋
において、前記内袋が四方をシールした四角形状の袋で
あり、且つ縦シールと横シールが交差して形成される隅
の部分に、丸みのあるコーナシール部を形成したことを
特徴とするバッグインボックス用内袋とした。また、前
記注出口が、前記内袋の一側縁の近傍に設けられてお
り、該注出口と反対側の二隅の部分に、丸みのあるコー
ナシール部を形成したことを特徴とするバッグインボッ
クス用内袋とした。尚、丸みのあるコーナシール部と
は、図1(a)に示すように、コーナシール部13の内
側(内容物に接する側)の形状が、円弧のように丸みを
帯びた形状で、袋の内側に湾曲した形状を示すものであ
る。
【0008】そして、前記丸みのあるコーナシール部を
形成した内袋が、プラスチックフィルム、又はアルミニ
ウム箔とプラスチックフィルムの積層体からなり、又は
プラスチックフィルム、及びアルミニウム箔とプラスチ
ックフィルムの積層体からなる二重袋、又は三重袋から
なることを特徴とするバッグインボックス用内袋とし
た。そして、前記丸みのあるコーナシール部を形成した
内袋が、キャップ付き注出口及び取出口を有することを
特徴とするバッグインボックス用内袋とした。また、前
記注出口が、スパウトと中栓からなり、スパウトと中栓
は嵌合させることにより密封できる形状をしており、該
スパウトと中栓は内袋を構成する上下の柔軟性フィルム
の相対する位置で互いに嵌合できるようにヒートシール
されていることを特徴とするバッグインボックス用内袋
とした。
【0009】即ち、本発明のBIB用内袋は、二枚の柔
軟性フィルム(二重袋の場合は4枚、三重袋の場合は6
枚)の四方をシールした四角形状の注出口付きのBIB
用内袋であって、縦シールと横シールが交差して形成さ
れる隅の部分に丸みのあるコーナシール部を形成して、
ピンホールの発生を防止したものである。特に、図1
(a)に示すように、注出口3が、四方シールした袋2
の一方の側縁(図1(a)においては横シール部11)
の近傍に設けられている場合は、該注出口3と反対側の
二隅(横シール部11aと縦シール部12に囲まれた隅
の二箇所の部分)に丸みのあるコーナシール部13を形
成することにより、BIB用内袋にピンホールが発生す
ることを防止したものである。
【0010】そして、本発明のBIB用内袋は、フィル
ム構成として、内面はヒートシール性のあるポリオレフ
ィン系フィルムを用い、表面には耐衝撃性のある二軸延
伸ナイロンフィルムを用いた。また、ガスバリヤー性の
ある袋として、アルミニウム箔とプラスチックフィルム
の積層体を使用した。更に、上記プラスチックフィルム
及び、アルミニウム箔とプラスチックフィルムの積層体
を組み合わせて、二重袋、又は三重袋のBIB用内袋を
作製し、これに丸みのあるコーナシール部13を形成し
て、各種用途に対応した耐ピンホール性のあるBIB用
内袋を作製した。
【0011】また、BIB用内袋として、注出口の他に
取出口を取り付けて、内容物が取り出し易いようにした
BIB用内袋にも、丸みのあるコーナシール部を形成し
てピンホールの発生を防止した。更に、無菌チャンバー
なしで内容物を無菌充填できるBIB用内袋として、注
出口が、スパウトと中栓からなり、スパウトと中栓は嵌
合させることにより密封できる形状をしており、該スパ
ウトと中栓は内袋を構成する上下の柔軟性フィルムに嵌
合できるようにヒートシールされているBIB用内袋が
あるが、このBIB用内袋にも、丸みのあるコーナシー
ル部を形成してピンホールの発生を防止した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にしながら本発
明を詳細に説明する。図1は本発明のBIB用内袋の一
例を示した模式図であって、(a)図は模式平面図であ
り、(b)図は注出口部分を示した模式断面図である。
図2は本発明のBIB用内袋の別の態様を示した模式平
面図と模式断面図である。図3は本発明のBIB用内袋
に設けるコーナシール部の形状を示した図である。図4
は注出口と取出口を有するBIB用内袋の模式平面図と
模式断面図である。図5はBIB用内袋の取出口へホー
スを取り付けるときの説明図である。図6は本発明のB
IB用内袋の更に別の態様を示した説明図である。図7
は従来のBIB用内袋の模式平面図であり、図8は従来
のBIB用内袋の四隅に三角形状のコーナシール部を設
けたときの模式平面図である。図9及び図10は本発明
のBIB用内袋を作製するときの説明図である。図11
及び図12は注出口及び取り出し口を有するBIB用内
袋を作製するときの説明図である。
【0013】本発明のBIB用内袋は、図1(a)に示
すように、注出口3を取り付けた上側フィルムと下側フ
ィルムを重ね合わせ、その四方をヒートシールして縦シ
ール部12と横シール部11を形成した後に、丸みのあ
るコーナシール部13を形成して、耐ピンホール性のあ
るBIB用内袋1としたものである。注出口3を上側フ
ィルムに取り付ける方法としては、図1(b)に示すよ
うに、上側フィルムの注出口3の取り付け位置に孔を開
け、その孔に注出口3を上側フィルム21の内側から挿
入して、注出口3のフランジ31の外側に上側フィルム
21の内面(図1(b)においては下側)をヒートシー
ルして固定し、更にその注出口3にキャップ4を被せて
密封状態にする。また、本発明のBIB用内袋は、図2
に示すように、BIB用内袋1の四隅に丸みのあるコー
ナシール部13を形成して、耐ピンホール性のあるBI
B用内袋1とすることもある。
【0014】しかし、多くのBIB用内袋は、図1
(a)に示すように、注出口3は横シール部11の近傍
に取り付けられており、注出口3から内容物を充填した
後、キャップをして密封したBIB用内袋1は、コンベ
アーで送られて注出口3の反対側から段ボール箱に入れ
られる。コンベアーで送られたBIB用内袋は、コンベ
アーの下にある段ボール箱に落下して入れられるので、
注出口3と反対側(図1(a)においては横シール部1
1a側)のBIB用内袋の隅の部分には、落下の際に局
部的に大きな力が加わると共に、隅の部分は折り曲げら
れて段ボール箱に擦られので、ピンホールが発生し易
い。また、注出口3と反対側のBIB用内袋の隅の部分
は、段ボール箱の底の部分に存在するので、輸送中にお
いも、内容物の重圧が加わり、又振動等により衝撃を受
けた場合は、その隅の部分には大きな力が加わると共
に、段ボール箱の底部又は側壁との摩擦により、ピンホ
ールが発生し易くなると考えられれる。
【0015】即ち、BIB用内袋に内容物を充填して、
段ボール箱詰めして、バッグインボックス(BIB)と
して流通した場合、ピンホールは注出口3と反対側のB
IB用内袋の隅の部分に90〜98%の割合で発生し、
注出口3と同じ側の隅の部分には僅かに発生するだけで
ある。そのため、本発明においては、注出口3と反対側
のBIB用内袋の隅の部分に、丸みのあるコーナシール
部を形成して、ピンホールの発生を防止するようにし
た。勿論、BIB用内袋の四隅にコーナシール部を形成
すれば、ピンホールの防止はより効果的である。しか
し、BIB用内袋の四隅にコーナシール部を形成するに
は、二隅にコーナシール部を形成するのに比較してシー
ル型が一つ増えるので、コスト的に不利となる。
【0016】BIB用内袋のピンホールを防止する方法
として、BIB用内袋を構成するフィルムを厚くするこ
とにより、ピンホールの発生を防止することはできる
が、フィルムを厚くすることは、コストの上昇につなが
り、現状ではフィルムの厚さをできるだけ薄くする傾向
にある。そのため、フィルムの厚さを薄くしてもピンホ
ールの発生しないBIB用内袋が要望され、種々検討し
た結果、ピンホールの発生し易い隅の部分に丸みのある
コーナシール部を設けることにより、ピンホールの発生
を効率よく防止することができた。即ち、公知の方法に
より、図1(a)に示すように、縦シール部12及び横
シール部11を形成して、BIB用内袋とした後、ピン
ホールの発生し易い二隅に、ヒートシール盤を用いて丸
みのあるコーナシール部13を形成するだけで、ピンホ
ールの発生を防止することができる。そのため、特別な
装置を必要とせず、従来の製袋機にコーナシール部の形
状に合わせたヒートシール盤を取り付けるだけで目的は
達成されるので、従来と殆ど同じコストで生産できる。
【0017】ピンホールを防止するための丸みのあるコ
ーナシール部13の形状は、図3(a)に示すように、
内側に湾曲した円弧状のものが使用される。そして、円
弧の半径(R)は2〜100mmの範囲でピンホールの
発生を抑制する効果はあるが、20〜30mmがより効
果的である。円弧の半径(R)が大き過ぎると、内容量
がその分少なくなると共に、ヒートシール盤が大きくな
るのでコスト的に不利となる。従って、袋の大きさに対
応してRの大きさを決める必要がある。また、Rが小さ
過ぎると、ピンホールの抑制効果を発揮できなくなる。
特に袋が大きくなるとピンホールの防止効果がなくな
る。従って、袋の大きさに対応してRの大きさを決める
必要があるが、内容量が5〜20lの場合は、20〜3
0mmのRが好適である。
【0018】丸みのあるコーナシール部の形状は、円弧
に限らず、丸みを帯びた形状で、内側に湾曲した形状で
あれば、種々の形状のものが使用できる。例えば、図3
(b)に示すように、コーナシール部13の内側の湾曲
した曲線13aが縦シール部12の内側と接する点A
と、縦シール部12の内側と横シール部11の内側が交
差した点Cからの距離、即ちA−C間の距離が、コーナ
シール部の内側の湾曲した曲線13aが横シール部11
の内側と接する点Bと縦シール部12の内側と横シール
部11の内側が交差した点Cからの距離、即ちB−C間
の距離よりかなり大きくした形状、又は図3(c)に示
すように、前記B−C間の距離が、A−C間の距離より
大きな曲線にすることもできる。この場合も、A−C間
又はB−C間の距離は20〜30mmの範囲が好適であ
る。更に、図3(d)に示すように、コーナシール部1
3の形状を、内側に湾曲した帯状の形状にすることもで
きる。帯状の幅は5〜10mmとして、内容物を入れて
輸送したとき、破損しないようにする必要がある。その
帯状の形状は、上記のように、円弧等の各種の形状をと
ることができる。
【0019】上記のように作製したBIB用内袋1は、
キャップをして密封した状態で内容物の充填用に供され
る。即ち、通常の用途に使用する場合は、密封したBI
B用内袋1は段ボール箱に入れられてユーザーに供給さ
れるが、無菌充填に使用する場合は、密封したBIB用
内袋1は電子線、γ線、又はエチレンオキサイドガスで
殺菌した後、ユーザーに供給される。
【0020】また、本発明のBIB用内袋に設けられる
コーナシール部は、図4(a)に示すように、注出口3
と取出口5を有するBIB用内袋にも利用される。即
ち、注出口3と取出口5を有するBIB用内袋は、図4
(a)に示すように、注出口3は袋の上部に、取出口5
は袋の下部に設けられており、その取出口5が取り付け
られている側の二隅にコーナシール部13を設けること
により、ピンホールの発生が防止される。
【0021】また、注出口3及び取出口は、図4(b)
及び(c)に示すように、前述のBIB用内袋と同様
に、上側フィルム21に取り付けられているが、取出口
5は、その形状が注出口と異なり、先端が取り出し用の
ホースが接続できるように細くなっているのが特徴であ
る。そして、取出口5の先端には、図5(a)に示すよ
うに、一方の端をヒートシールしてホースのシール部3
6を形成して閉鎖されたフレキシブルなホース35を、
図5(c)に示すように、取出口5の先端に装着して、
その外側に図5(b)に示すようなホース止め具34で
固定して取出口5を密封する。従って、注出口3と取出
口5は両方共密封した状態で、内容物の充填に供され
る。
【0022】次に、本発明の更に別の態様のBIB用内
袋について説明する。このBIB用内袋は、無菌チャン
バーを使用しないで無菌充填を行うことができるBIB
用内袋であって、図6(b)に示すように、注出口を構
成するスパウト6のフランジ31bを上側フィルム21
の内面にヒートシールして固定し、一方、図6(c)に
示すように、下側フィルム22の内面に中栓7のフラン
ジ31cをヒートシールして固定する。次いで、図6
(d)に示すように、上記の下側フィルム22の上に上
側フィルム21を重ね合わせ、スパウト6の内側に中栓
7を嵌合させてスパウト6を密封状態にする。中栓7を
注出口6に嵌合する際に、中栓7にOリング8を嵌めて
勘合して内容物が漏れないようにする。次に、図6
(a)に示すように、注出口6と中栓7を勘合した上下
のフィルムに、前記と同様に、縦シール部12と横シー
ル部11、及び丸みのあるコーナシール部13を形成し
てBIB用内袋1とする。
【0023】次に、本発明のBIB用内袋の製造方法に
ついて説明する。先ず、BIB用内袋の上側フィルム2
1を巻取から繰り出し、この上側フィルム21に、図9
(a)に示すように、BIB用内袋の大きさに合わせ
て、一定間隔で打ち抜いて孔23を開ける。次いで、図
9(b)に示すように、その孔23に注出口3を上側フ
ィルム21の内側から挿入し、上側フィルム21の内面
に注出口3のフランジ31をヒートシールして固定す
る。更に、図9(c)に示すように、注出口3にはキャ
ップ4を勘合して注出口3を閉鎖する。尚、注出口を上
側フィルムに固定する際に、注出口にキャップをした状
態で上側フィルムにヒートシールすることもできる。次
いで、巻取から下側フィルム22を繰り出し、図9
(d)に示すように、注出口3を固定した上側フィルム
21の下側から重ね合わせる。
【0024】次に、図10(a)に示すように、二枚重
ねのフィルムの両側をインパルスシール方式によりヒー
トシールして縦シール部12を形成する。縦シール部1
2を形成する際に、フィルムの両端は5mm程度残して
5〜15mm幅でヒートシールする。次いで、図10
(b)に示すように、BIB用内袋の大きさに合わせ
て、インパルスシール方式により横シール部11及び横
シール部11aを形成する。シール幅は共に5〜15m
m程度である。更に、図10(c)に示すように、注出
口と反対側にある横シール部11a側の二隅に、ヒート
シール盤を用いて丸みのあるコーナシール部13を形成
する。次に、コーナシール部13を形成した側の横シー
ル部11aと注出口のある側の横シール部11の間を切
断して、図10(d)に示すように、丸みのあるコーナ
シール部13を設けたBIB用内袋1を作製する。
【0025】本発明のBIB用内袋に用いられる柔軟性
フィルムとしては、以下のフィルムが挙げられる。BI
B用内袋が単層の場合は、ヒートシール性のあるポリオ
レフィン系樹脂のフィルムが使用可能であるが、ポリエ
チレンフィルム(以下PEとする)、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体フィルム(以下EVAとする)が多く使用
される。
【0026】二重袋の場合は、内側フィルムとしてはP
E、外側フィルムとしては、二軸延伸ナイロンフィルム
(以下ONとする)を用いた積層フィルム、又はアルミ
ニウム箔(以下Alとする)を用いたガスバリヤー性の
積層フィルムが使用される。例えば、ON/LMD/P
E//PE、ON/LMD/Al/PEの//PE、等
の二重袋がある。尚、上記のLMDはドライラミネーシ
ョン法によりONフィルムとPEフィルムを接着したこ
とを意味し、//はON/LMD/PEの積層フィルム
とPEフィルムがヒートシール部以外は接着されずに二
重袋になっていることを示すものである。以下同様に使
用するものとする。上記積層フィルムの他に、単層の二
枚のフィルムを用いた二重袋も使用される。例えば、P
E//PE、EVA//PE等がある。
【0027】三重袋の場合は、二重袋の場合と同様に、
外側フィルムとして、ONを用いた積層フィルムやAl
を用いたガスバリヤー性の積層フィルムが使用される。
例えば、ON/LMD/Al/PE//PE//PE、
ON/PE/EVOH/PE//PE//PE等があ
る。尚、EVOHはエチレンー酢酸ビニル共重合体ケン
化物フィルムを意味するものである。
【0028】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明を更に詳細
に説明する。 (実施例1) 外側フィルムと内側フィルムの作製 下記仕様の外側フィルムと内側フィルムを巻取状で作製
した。 ・外側フィルム:ON 20 /LMD/PE 30 、幅32
0mm ・内側フィルム:PE50、幅320mm 尚、フィルムの数値は厚さを示し、単位はμmである。
以下同様とする。 注出口及びキャップの作製 注出口をポリエチレンの射出成形により、図1(b)に
示した形状で、注出口3の口径が30mmφ、高さ25
mmの成形品を作製した。また、上記注出口に勘合でき
る形状のキャップをポリエチレンの射出成形により作製
した。
【0029】袋のサイズ及び製袋 上記ON/LMD/PEの積層フィルムとPEフィルム
の2枚のフィルムを用いて、320mm×400mmの
大きさの二重袋(内容量10l用)を作製し、注出口3
は、図1(a)に示すように、上側フィルム21(ON
/LMD/PEの積層フィルムとPEフィルムを重ね合
わせた二枚のフィルム)の横方向(320mm)の中央
で、縦方向(400mm)の端から80mmの位置にヒ
ートシールした。
【0030】上記BIB用内袋は、以下の方法で製袋し
た。上記ON/LMD/PEの積層フィルムとPEフィ
ルムの2枚のフィルムをON/LMD/PEの積層フィ
ルムが上になるように重ね合わせ(この2枚重ねのフィ
ルムが上側フィルム21となる)、その両サイドを掴ん
で搬送しながら、図9(a)に示すように、打ち抜きに
より直径50mmφの孔23を400mm間隔で開け
た。次いで、図9(b)に示すように、その孔23に注
出口3を2枚重ねの上側フィルム21の内側から挿入
し、上側フィルム21の内側フィルム(即ちPE)に注
出口3のフランジ31を加熱したヒートシール盤を用い
てヒートシールした。このヒートシールの際に、ON/
LMD/PEの積層フィルムとPEフィルムもヒートシ
ールされて、注出口3は2枚重ねの上側フィルム21に
完全に固定された。更に、上側フィルム21に固定され
た注出口3に、図9(c)に示すように、キャップ4を
被せて注出口3を閉鎖した。
【0031】次に、ON/LMD/PEの積層フィルム
とPEフィルムを重ね合わせた下側フィルム22を、図
9(d)に示すように、注出口3を固定した上側フィル
ム21の下側から、PEが内側になるように重ね合わ
せ、上から順に、ON/LMD/PE//PE//PE
//PE/LMD/ONが重ね合わせた状態にした。次
いで、図10(a)に示すように、4枚重ねのフィルム
をインパルスシール方式によりフィルムの両側を5mm
残してシール幅10mmの縦シール部12を形成した。
そのため両サイドの縦シール部12の間隔は290mm
となった。
【0032】次いで、図10(b)に示すように、イン
パルスシール方式により横シール部11及び横シール部
11aを形成した。注出口3に近い横シール部11は注
出口3の中心から80mmの位置にシール幅10mmで
形成し、注出口3と反対側の横シール部11aは、シー
ル幅10mmで、横シール部11との間隔が10mmと
なるようにした。更に、図10(c)に示すように、注
出口と反対側の二隅に、図10(c)に示すように、ヒ
ートシール盤を用いて丸みのあるコーナシール部13を
形成した。丸みのあるコーナシール部13の形状は内側
に湾曲した円弧の形状で、その円弧の半径(R)が20
mmの円弧形状とした。次に、コーナシール部13を形
成した側の横シール部11aと注出口のある側の横シー
ル部11の中央で切断して、図10(d)に示すよう
に、丸みのあるコーナシール部13を設けたBIB用内
袋1を作製した。
【0033】(実施例2)注出口3と取出口5を有する
BIB用内袋を以下の方法により作製した。 外側フィルムと内側フィルムの作製 下記仕様の外側フィルムと内側フィルムを巻取状で作製
した。 ・外側フィルム:ON 20 /LMD/Al 9 /PE 3
0 、幅320mm ・内側フィルム:PE50、幅320mm 注出口及びキャップの作製 実施例1と同様に作製した。 取出口の作製 取出口をポリエチレンの射出成形により、図4(c)に
示した形状の成形品を作製した。また、図5(a)及び
(b)に示すように、取出口5の先端に取り付けるゴム
製のホース35とホース止め具34を用意した。
【0034】 袋のサイズ及び製袋 上記ON/LMD/Al/PEの積層フィルムとPEフ
ィルムの2枚のフィルムを用いて、320mm×400
mmの大きさの二重袋(内容量10l用)を作製し、注
出口3は、図1(a)に示すように、上側のフィルム2
1(ON/LMD/Al/PEの積層フィルムとPEフ
ィルムを重ね合わせた二枚のフィルム)の横方向(32
0mm)の中央で、縦方向(400mm)の端から80
mmの位置にヒートシールし、取出口は図4(a)に示
すように、、縦方向(400mm)の下の端から80m
mで、横方向(320mm)の左の端から60mmの位
置にヒートシールした。
【0035】上記BIB用内袋は、以下の方法で製袋し
た。上記ON/LMD/Al/PEの積層フィルムとP
Eフィルムの2枚のフィルムをON/LMD/Al/P
Eの積層フィルムが上になるように重ね合わせ(この2
枚重ねのフィルムが上側フィルム21となる)、その両
サイドを掴んで搬送しながら、図11(a)に示すよう
に、打ち抜きにより直径50mmφの孔23と直径30
mmφの孔23aを400mm間隔で開けた。
【0036】次に、図11(b)に示すように、その孔
23にキャップ4をした注出口3を2枚重ねの上側フィ
ルム21の内側から挿入し、上側フィルム21の内側フ
ィルム(即ちPE)に注出口3のフランジ31を加熱し
たヒートシール盤を用いてヒートシールすると共に、図
11(c)に示すように、注出口と同様に、孔23aに
取出口5を挿入して上側フィルム21の内側フィルムに
ヒートシールした。このヒートシールの際に、ON/L
MD/Al/PEの積層フィルムとPEフィルムもヒー
トシールされて、注出口3及び取出口5は2枚重ねの上
側フィルム21に完全に固定された。
【0037】次に、ON/LMD/Al/PEの積層フ
ィルムとPEフィルムを重ね合わせた下側フィルム22
を、図11(d)に示すように、注出口3と取出口5を
固定した上側フィルム21の下側から、PEが内側にな
るように重ね合わせ、上から順に、ON/LMD/Al
/PE//PE//PE//PE/Al/LMD/ON
が重ね合わせた状態にした。次いで、図12(a)に示
すように、4枚重ねのフィルムをインパルスシール方式
によりフィルムの両側を5mm残してシール幅10mm
の縦シール部12を形成した。そのため両サイドの縦シ
ール部12の間隔は290mmとなった。
【0038】次に、図12(b)に示すように、インパ
ルスシール方式により横シール部11及び横シール部1
1aを形成した。注出口3に近い横シール部11は注出
口3の中心から80mmの位置にシール幅10mmで形
成し、注出口3と反対側の横シール部11aは、シール
幅10mmで、横シール部11との間隔が10mmにな
るようにした。更に、図12(c)に示すように、注出
口と反対側の二隅に、実施例1と同様に、丸みのあるコ
ーナシール部13を形成した。次いで、コーナシール部
13を形成した側の横シール部11aと注出口のある側
の横シール部11の中央で切断して、図12(d)に示
すように、丸みのあるコーナシール部13を設けたBI
B用内袋1を作製した。次に、図5(c)に示すよう
に、取出口5の先端に片方がシールされたホース35を
装着した後、更にホース止め具34を装着してホース3
5を取出口に固定して、注出口と取出口を有するBIB
用内袋を作製した。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、BIB用内袋を構成す
るフィルムを厚くすることなしに、輸送中のピンホール
を防止することができる。また、本発明のBIB用内袋
は、特別な装置を必要とせず、従来の製袋機にコーナシ
ール部の形状に合わせたヒートシール盤を取り付けるだ
けで、従来と殆ど同じスピードで製袋できるので、従来
と殆ど同じコストで生産できる。即ち、ピンホールを防
止するために、特にフィルムを厚くする必要がないの
で、製品コストを低減することができる。
【0040】従来の多くのBIB用内袋は、図7に示す
ように、注出口3は横シール部11の一方の側の近傍に
取り付けられており、内容物を充填した後は注出口3の
反対側から段ボール箱に入れられる。そのため、注出口
3と反対側のBIB用内袋の二隅の部分には、内容物充
填後に段ボール箱に落下して入れる際に局部的に大きな
力が加わると共に、隅の部分は折り曲げられて段ボール
箱に擦られので、ピンホールが発生し易い。また、輸送
中においても、注出口3と反対側のBIB用内袋の隅の
部分には、重圧又は衝撃等により大きな力が加わると共
に、段ボール箱の底部又は側壁との摩擦力も大きくなる
ので、ピンホールが発生し易くなっている。
【0041】そのため、本発明においては、ピンホール
の発生し易い隅の部分に、丸みのあるコーナシール部を
設けたので、この隅の部分にピンホールが発生しなくな
り、輸送中におけるピンホールによる液漏れを防止する
ことができた。また、本発明のBIB用内袋は、フィル
ム構成として、内面はヒートシール性のあるポリオレフ
ィン系フィルムを用い、表面には耐衝撃性のある二軸延
伸ナイロンフィルムを用い、ガスバリヤー性のある袋と
して、アルミニウム箔とプラスチックフィルムの積層体
を使用したので、各種用途に対応した耐ピンホール性の
あるBIB用内袋を供給することができる。更に、無菌
チャンバーなしで内容物を無菌充填できるBIB用内袋
として、耐ピンホール性の優れたBIB用内袋を供給す
ることができる。特に、無菌充填製品は、非常に小さな
ピンホールでも大きな事故につながるので、本発明のB
IB用内袋は無菌充填用には、非常に優れた製品とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のBIB用内袋の一例を示した模式図で
あって、(a)図は模式平面図である。(b)図は注出
口部分を示した模式断面図である。
【図2】本発明のBIB用内袋の別の態様を示した模式
平面図と模式断面図である。
【図3】本発明のBIB用内袋に設けるコーナシール部
の形状を示した図である。
【図4】注出口と取出口を有するBIB用内袋の模式平
面図と模式断面図である。
【図5】BIB用内袋の取出口へホースを取り付けると
きの説明図である。
【図6】本発明のBIB用内袋の更に別の態様を示した
説明図である。
【図7】従来のBIB用内袋の模式平面図である。
【図8】従来のBIB用内袋の四隅に三角形状のコーナ
シール部を設けたときの模式平面図である。
【図9】本発明のBIB用内袋を作製するときの説明図
で、フィルムに注出口を取り付けるときの説明図であ
る。
【図10】本発明のBIB用内袋を作製するときの説明
図で、縦シール部及び横シール部を形成するときの説明
図である。
【図11】注出口及び取出口を有するBIB用内袋を作
製するときの説明図で、フィルムに注出口と取出口を取
り付けるときの説明図である。
【図12】注出口及び取出口を有するBIB用内袋を作
製するときの説明図で、縦シール部及び横シール部を形
成するときの説明図である。
【符号の説明】
1 BIB用内袋 2 袋 3 注出口 4 キャップ 5 取出口 6 スパウト(注出口用) 7 中栓 8 Oリング 11 横シール部 11a 横シール部(注出口と反対側の) 12 縦シール部 13 コーナシール部 13a コーナシール部の内側の円弧 14 三角形状のコーナシール部 21 上側フィルム 22 下側フィルム 31 注出口のフランジ 31a 取出口のフランジ 31b スパウトのフランジ 31c 中栓のフランジ 32 フランジのシール部 33 フランジ 34 ホース止め具 35 ホース 36 ホースのシール部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月21日(1998.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚又は二枚以上の柔軟性フィルムの周
    縁をシールしてなる包装袋の上側フィルムにキャップ付
    き注出口を取り付けたバッグインボックス用内袋におい
    て、前記内袋が四方をシールした四角形状の袋であり、
    且つ縦シールと横シールが交差して形成される隅の部分
    に、丸みのあるコーナシール部を形成したことを特徴と
    するバッグインボックス用内袋。
  2. 【請求項2】 前記注出口が、前記内袋の一側縁の近傍
    に設けられており、該注出口と反対側の二隅の部分に、
    丸みのあるコーナシール部を形成したことを特徴とする
    請求項1に記載のバッグインボックス用内袋。バッグイ
    ンボックス用内袋。
  3. 【請求項3】 前記内袋が、プラスチックフィルム、又
    はアルミニウム箔とプラスチックフィルムの積層体から
    なり、又はプラスチックフィルム、及びアルミニウム箔
    とプラスチックフィルムの積層体からなる二重袋、又は
    三重袋からなることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のバッグインボックス用内袋。
  4. 【請求項4】 前記内袋が、取出口を有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のバッグ
    インボックス用内袋。
  5. 【請求項5】 前記注出口が、スパウトと中栓からな
    り、スパウトと中栓は嵌合させることにより密封できる
    形状をしており、該スパウトと中栓は内袋を構成する上
    下の柔軟性フィルムの相対する位置で互いに嵌合できる
    ようにヒートシールされていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載のバッグインボックス
    用内袋。
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