JP2011148502A - 空気充填部付き包装袋および空気充填部付き充填体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒートシール性フィルムのヒートシール面を対抗させ、縦シールロールで両側部1をヒートシールし、横シールロールで底部3をヒートシールして充填部4を形成した包装袋10であって、充填部は、更にヒートシールで仕切られた内容物充填部と空気充填部とを有し、内容物充填部に内容物を、空気充填部に空気を充填してなる空気充填部付き充填体である。空気充填部によって充填体を容易に把持することができる。
【選択図】図1
Description
また本発明は、上記大型フィルム充填体の製造方法を提供することを目的とする。
前記仕切りシールは、空気充填部付き包装袋の高さの30〜100%の長さを有することを特徴とする、空気充填部付き包装袋を提供するものである。
前記仕切りシールと底部横シールとのなす角(θ1)、または上部横シールとのなす角(θ2)は、30〜90°であることを特徴とする、空気充填部付き包装袋を提供するものである。
本発明の空気充填部付き充填体は、ヒートシール性フィルムのヒートシール面を対抗させ、縦シールロールで両側部を縦シールし、横シールロールで底部を横シールして充填部が形成された包装袋である。縦シールおよび横シールにより外周をシールしてなる包装袋であるから、縦型充填包装装置にヒートシール性フィルムを連続的に供給して、大量かつ生産性高く製造することができる。
本発明の空気充填部付き包装袋において、空気充填部は、充填部を仕切りシールで区分して形成される。
本発明の空気充填部付き包装袋は、内容量が3〜10kgの大型包装袋を対象とすることができる。5kgを超える内容量を収納する従来のバッグインボックスでは、形状が固定されているため内容物を高所に排出させることが困難であったが、本発明によれば空気充填部を把持部として使用できるため、大型であっても取り扱いが容易になる。また、ヒートシール性フィルムを使用して製造できるため、サイズの選択が容易であり、3kg用、5kg用、7kg用などに調整することができる。このため、内容物の使い残しを低減することができる。
本発明の空気充填部付き包装袋では、横シールロールのヒートシール部の形状を選択することで、上部横シール(6)側に注出口(5)を形成することができる。
また、図8に示すように、注出口(5)に傾斜をもうけてもよい。傾斜を有する場合、上部横シール(6)と注出口(5)とのなす角(θ3)は30〜60°であることが好ましい。この際、上部横シール(6)の高さ(h3)は、20〜100mm、より好ましくは20〜80mmである。また、注出口(5)の開口端は、上部横シール(6)と平行でもよいが、図7の一点斜線で示すように傾斜を設けてもよい。このような傾斜を設けた場合の開放端の幅(w4)は、内容物の種類や充填量によって適宜選択することができるが、10〜100mm、よりこのましくは30〜80mmである。
本発明の把持部付き包装袋は、前記する空気充填部に代えて、ヒートシール部と前記ヒートシール部に形成した貫通孔とからなる把持部を形成したものである。
本発明の把持部付き包装袋において、注出口(5)としては、前記空気充填部付き包装袋の項で記載した注出口(5)をいずれも好適に使用することができる。また、使用するヒートシール性フィルムとしては、前記空気充填部付き包装袋の項で記載したフィルムを同様に使用することができる。
本発明の充填体は、上記空気充填部付き包装袋の前記内容物充填部に内容物が、空気充填部に空気が充填され、かつ密封された空気充填部付き充填体、および上記把持部付き包装袋の充填部に内容物が充填されかつ密封された把持部付き充填体である。
(i)縦シールと平行する仕切りシールの場合
本発明の包装袋および充填体の製造方法に限定はなく、いずれの方法で製造してもよい。一方、例えば、上記仕切りシール(7)が縦シール(1)と平行して構成される包装袋やこれに内容物や空気を充填した充填体は、本発明の第四によって製造することができる。すなわち、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用および仕切りシール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールして内容物充填部と空気充填部とを有する筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの底部側および袋口側となる箇所をフィルムの幅方向に沿って横シールする工程と、次いで前記筒状フィルムの内容物充填部に内容物を、空気充填部に空気を充填する工程とからなることを特徴とする空気充填部付き充填体の製造方法である。
縦シールと交差する仕切りシールを有する充填体として、上部横シール(6)と縦シール(1)とに連接する仕切りシール(7)を形成する場合で例示する。この場合には、前記した縦シール用および仕切りシール用のシール部が形成された縦シールロール(43)に代えて、従来の両端に縦シール用シール部が形成された縦シールロール(43a)と、仕切りシール用シール部が形成されたロール(43b)とを使用すれば、上記(i)と同様にして充填包装袋(80)を製造することができる。この態様を図17に示す。
本発明では、更に無菌充填体を製造することもできる。すなわち、本発明の第五は、無菌状態に維持されるべき領域内に、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用および仕切りシール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールおよび仕切りシールを形成して内容物充填部と空気充填部とを有する筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの底部側および袋口側となる箇所をフィルムの幅方向に沿って横シールする工程と、次いで前記筒状フィルムの内容物充填部に内容物を、空気充填部に空気を充填する工程とからなることを特徴とする空気充填部付き無菌充填体の製造方法である。
図18に示すように、無菌充填機(100)には、原反供給領域(120)と、フィルム殺菌領域(130)と、製品排出領域(150)とが連設されている。
なお、図18では、横シールロール(23)を使用して底部横シール(3)および上部横シール(6)とを行う態様を示したが、本発明の製造方法は、これに限定されるものではない。上記図16、図17と同様に、横シールロール(23)を使用せずに、ボックスモーションによるシールを行ってもよい。
本発明の包装袋および充填体の製造方法に限定はなく、いずれの方法で製造してもよい。一方、例えば、図19に示す方法で製造することができる。
なお、図19では、横シールロール(23)を使用して底部横シール(3)および上部横シール(6)とを行う態様を示したが、本発明の製造方法は、これに限定されるものではなく、横シールロール(23)を使用せずに、ボックスモーションによるシールを行ってもよい。
3・・・底部横シール、
4・・・充填部、
5・・・注出口、
6・・・上部横シール、
7・・・仕切りシール、
8・・・ヒートシール部、
9・・・貫通孔、
10・・・包装袋、
20・・・横シール装置、
30・・・充填機構、
33・・・内容物供給管、
37・・・空気供給管、
40・・・縦シール装置
43・・・縦シールロール、
45・・・縦シール、
50・・・絞りロール、
60・・・フィルム、
65・・・折り返しローラ、
70・・・切断装置、
80・・・充填体、
120・・・原反供給領域、
121・・・フィルムロール、
130・・・フィルム殺菌領域、
133・・・殺菌液槽、
140・・・無菌領域(無菌状態に維持されるべき領域)、
141・・・温風ノズル、
143・・・冷風ノズル、
145・・・折り返しローラ、
150・・・製品排出領域
Claims (5)
- ヒートシール性フィルムのヒートシール面を対抗させ、縦シールロールで両側部を縦シールし、横シールロールで底部を横シールして充填部を形成した包装袋であって、
前記充填部は、更に仕切りシールで仕切られた内容物充填部と空気充填部とを有することを特徴とする、空気充填部付き包装袋。 - ヒートシール性フィルムのヒートシール面を対抗させ、縦シールロールで両側部を縦シールし、横シールロールで底部を横シールして充填部を形成した包装袋であって、
前記充填部は、更にヒートシール部と前記ヒートシール部に形成した貫通孔とからなる把持部を有することを特徴とする、把持部付き包装袋。 - 請求項1記載の空気充填部付き包装袋の前記内容物充填部に内容物が、空気充填部に空気が充填され、かつ密封された空気充填部付き充填体、または、
請求項2載の把持部付き包装袋の充填部に内容物が充填されかつ密封された把持部付き充填体。 - 連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用および仕切りシール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールして内容物充填部と空気充填部とを有する筒状フィルムを形成する工程と、
前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの底部側および袋口側となる箇所をフィルムの幅方向に沿って横シールする工程と、
次いで前記筒状フィルムの内容物充填部に内容物を、空気充填部に空気を充填する工程とからなることを特徴とする空気充填部付き充填体の製造方法。 - 無菌状態に維持されるべき領域内に、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用および仕切りシール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールおよび仕切りシールを形成して内容物充填部と空気充填部とを有する筒状フィルムを形成する工程と、
前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの底部側および袋口側となる箇所をフィルムの幅方向に沿って横シールする工程と、
次いで前記筒状フィルムの内容物充填部に内容物を、空気充填部に空気を充填する工程とからなることを特徴とする空気充填部付き無菌充填体の製造方法。
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