JP5699324B2 - 注出口形成シール付き包装袋、充填体および充填体の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上記現状に鑑み、充填部の面積を最大限に利用しかつ注出口を形成した大容量の包装袋を提供することを目的とする。
更に、このような充填体や無菌充填体を効率的に製造しうる製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールして筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、充填体の製造方法を提供するものである。
また、本発明の第三は、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールして筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、充填体の製造方法であり、本発明の第四は、無菌状態に維持されるべき領域内に、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールを形成して筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、無菌充填体の製造方法である。以下、本発明を図面を用いて説明する。
本発明の包装袋は、対向してなるヒートシール性フィルムのヒートシール面に縦シールと底部横シールと上部横シールとが形成された包装体であって、前記縦シール、底部横シールおよび上部横シールとで囲まれた充填部に、前記上部横シールと連設し、前記縦シールと連設しない注出口形成シールが形成され、前記注出口形成シールは、シール部と未シール部とを有し、前記未シール部は、前記注出口形成シールの前記充填部との境界部と連通することを特徴とする。
また、本発明の包装袋は、内容量が1〜15kgの大型包装袋を対象とするが、サイズの選択が容易であり、3kg用、5kg用、7kg用などに調整することができる。このため、内容物の使い残しを低減することができる。
本発明の包装袋では、上部横シール(5a)の一部に、更に注出口形成シール(9)を形成することで、包装袋(1)に注出口を形成することができる。
本発明の充填体は、上記包装袋に内容物が充填されかつ密封された充填体である。
充填する内容物は特に限定されないが、流動性のある食品や医薬品などの保存などに好適である。例えば、ソフトクリーム原料、トマトソース、トマトペースト、マヨネーズ、調理済みカレールーやシチュー、医薬品などを例示することができる。また、本発明の充填体が無菌充填装置を使用して製造される場合には、変質しやすい内容物の場合でも、内容物の保持性に優れる充填体となる。
本発明の包装袋および充填体の製造方法に限定はなく、いずれの方法で製造してもよいが、本発明の第三によって製造することができる。すなわち、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールして筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、充填体の製造方法である。
本発明では、更に無菌充填体を製造することもできる。すなわち、本発明の第四は、無菌状態に維持されるべき領域内に、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールを形成して筒状フィルムを形成する工程と、前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、無菌充填体の製造方法である。
縦型充填包装装置によって大量の内容物を包装体に充填する場合、横シールロールによって横シールを行うと、シール圧着時間が瞬間的であるため完全密封が困難で、シール強度が不足する場合がある。このため、不活性ガス充填装置や脱酸素剤封入包装では、均一な圧力で横シールできるシール強度の高いボックスモーション型が必要になる。しかしながら、ボックスモーション型は、横シーラが上下機構と開閉機構とによってボックス状に複雑に動くため、無菌充填ゾーン内に配置することが困難である。本発明では、無菌充填ゾーンで横シールロールを使用して第一横シールを行い、無菌充填ゾーンを出てからボックスモーション型の第二横シール装置(90)によって注出口形成シールにより注出口形成シールを行うことができる。
3・・・縦シール、
5a・・・上部横シール、
5b・・・底部横シール、
6・・・ノッチ、
7・・・充填部、
8・・・開口部、
9・・・注出口形成シール、
10・・・第一横シール装置、
13・・・第一横シールロール、
25・・・折り返しローラ、
30・・・充填機構、
36・・・供給管、
40・・・縦シール装置
43・・・縦シールロール、
50・・・絞りロール、
60・・・フィルム、
70・・・切断装置、
80・・・充填包装体、
90・・・第二横シール装置、
93・・・横シーラ、
95・・・カッター、
100・・・無菌充填包装装置、
120・・・原反供給領域、
121・・・フィルムロール、
130・・・フィルム殺菌領域、
133・・・殺菌液槽、
140・・・無菌領域(無菌状態に維持されるべき領域)、
141・・・温風ノズル、
143・・・冷風ノズル、
145・・・折り返しローラ、
150・・・製品排出領域
Claims (5)
- 対向してなるヒートシール性フィルムのヒートシール面に縦シールと底部横シールと上部横シールとが形成された包装体であって、
前記縦シール、底部横シールおよび上部横シールとで囲まれた充填部に、前記上部横シールと連設し、前記縦シールと連設しない注出口形成シールが形成され、
前記注出口形成シールは、シール部と未シール部とを有し、
前記未シール部は、前記注出口形成シールの前記充填部との境界部と連通することを特徴とする、包装袋。 - 前記充填部に、前記縦シールの一端から前記注出口形成シールに向かう誘導線が印刷されていることを特徴とする、請求項1に記載の包装袋。
- 請求項1〜2のいずれかに記載の包装袋に内容物が充填された、充填体。
- 連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールして筒状フィルムを形成する工程と、
前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、
前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、
シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、充填体の製造方法。 - 無菌状態に維持されるべき領域内に、連続移送されるヒートシール性フィルムを、縦シール用のシール部が形成された1対の縦シールロールで縦シールを形成して筒状フィルムを形成する工程と、
前記フィルムを送りつつ筒状フィルムの幅方向に沿って底部横シールおよび上部横シールを形成する工程と、
前記筒状フィルムの充填部に内容物を充填する工程と、
シール部と、前記充填部との境界部と連通する未シール部とを有する注出口形成シールを前記上部横シール部に連設して形成する工程とを備えることを特徴とする、無菌充填体の製造方法。
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