JP4819555B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

この発明は、基材層とシーラント層(接着層もしくは粘着層)とを積層したシート材を重ね合わせシート材の縁部同士を接着させて密閉袋形態に形成され、開封側となる一辺付近を手で引き裂くことにより注出口が形成される包装袋に関する。
飲料や液状食品、詰め替え用の液体洗剤、シャンプー、粉末コーヒー、食塩などを密封した包装袋は、例えば、基材層とシーラント層とを積層した2枚のシート材を、それぞれのシーラント層を内面側にして互いに重ね合わせ、あるいは、1枚のシート材を、シーラント層を内面側にして折り重ね、一辺を残しシート材の縁部同士を接着させて袋形態に形成し、未接着の一辺側の開口を通して内容物を充填した後、その一辺側の縁部同士を接着することにより製作される。この包装袋においては、一側辺の接着部に形設された開封用ノッチの部分から開封側となる一辺に沿って袋面を引き裂くことにより開封されて注出口が形成され、その注出口から内容物を注ぎ出すようになっている。このような開封方法であるため、包装袋の開封時に袋面が必要以上に大きく引き裂かれて内容物がこぼれたり、引き裂きが不十分で注出口が正常に形成されなかったりすることがある。また、引き裂かれて切り離された切除片はゴミとなるため、屋外などではその処置に困ったり、幼児が切除片を誤飲したりする、といった問題がある。
上記した問題を解消するため、包装袋の接着部に、引き裂き線と交わる方向のカット止め用スリットを設け、カット止め用スリットにより袋面の引き裂きを確実に止めるとともに、開封時に袋面から引き裂き片部が切り離されないようにした包装袋が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、注ぎ口が形成される角部近傍に、上縁部から一側辺の縁部に沿いかつその縁部から間隔をあけて、引き裂き方向と交差する方向に延びる接着部を形成し、その接着部に、L字形の注ぎ口形成用切り込み部を形成するとともに、接着部の長手方向に沿って切断用切れ目を形成した包装袋が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7−69370号公報(第2−3頁、図1−図8) 特開2000−6992号公報(第3−4頁、図1、図2)
上記した特許文献1、2に記載された包装袋においては、袋面を引き裂いて開封したときに、引き裂き部分の前端が、引き裂き方向と交差するように接着部に設けられたカット止めスリットや切り込み部の形成位置に到達した時点で、引き裂き伝播が止められる。このように、包装袋の接着部に設けられたカット止めスリットや切り込み部によって引き裂き停止位置が規定され、また、引き裂き片部が袋面に残された状態とすることができる。しかしながら、包装袋の接着部にスリット(線状透孔)や切り込み部を形成すると、その部分の強度が低減することになるので、内容物の充填作業時やその後における包装物の梱包・輸送時などにスリットや切り込み部の形成部分に力が加わったりすると、スリットや切り込み部の形成部位から袋面が断裂して破袋する、といった恐れがある。また、上記した特許文献1、2に記載された包装袋では、開封時に引き裂き片部を袋面に残すことが可能であるが、引き裂き方向と交差するスリットや切断用切れ目に沿った方向に引き裂き片部を引っ張ったりすると、引き裂き片部は比較的簡単に袋面から切り離されてしまう、といった問題点がある。
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであって、袋面を引き裂いて開封したときに、引き裂き伝播を確実に止めることができるとともに、引き裂き片部を袋面に確実に残すことができ、かつ、必要により引き裂き片部を袋面から切り離すことも可能であり、また、接着部における強度低下を抑えて袋面の断裂を防止することができる包装袋を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、基材層とシーラント層とを積層したシート材を、シーラント層を内面側にして重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて密閉袋形態に形成し、開封側となる一辺付近を、一側辺の接着部を始点として引き裂くことにより開封されるようにした包装袋において、引き裂き方向における前方の接着部の、互いに接着されたシート材の一方の少なくとも基材層に、平面視で引き裂き方向と交差するように引き裂き停止線を形設したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、基材層とシーラント層とを積層したシート材を、シーラント層を内面側にして重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて密閉袋形態に形成し、開封側となる一辺付近を、一側辺の接着部を始点として引き裂くことにより開封されるようにした包装袋において、引き裂き方向における前方の接着部の、互いに接着された両シート材の少なくとも各基材層に、平面視で引き裂き方向と交差するようにかつ引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ引き裂き停止線を形設したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の包装袋において、開封側となる一辺から内側に入り込むようにシート材を部分的に接着させて凸状接着部を形成し、その凸状接着部に引き裂き停止線を形設して、開封側となる一辺付近を、一側辺の接着部から非接着部を経て前記凸状接着部まで引き裂くことにより注出口が形成されるようにしたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装袋において、一側辺の接着部の引き裂き開始位置に開封用ノッチを形設したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装袋において、引き裂き停止線を、開封側となる一辺寄りの一端から他端に向かう方向と引き裂き方向とが鈍角をなすように形設したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の包装袋において、引き裂き停止線の、開封側となる一辺から離れた側の端部を湾曲させたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の包装袋において、引き裂き停止線の、開封側となる一辺寄りの端部を湾曲させたことを特徴とする。
請求項1に係る発明の包装袋においては、開封側となる一辺付近を引き裂いて開封したときに、引き裂き部分の前端が、引き裂き方向と交差するように接着部に設けられた引き裂き停止線の形成位置に到達した時点で、引き裂き伝播が止められるとともに、引き裂き片部が袋面に残された状態となる。そして、引き裂き停止線は、互いに接着されたシート材の一方だけに形成されているので、従来の包装袋のように、引き裂き方向と交差するスリットや切断用切れ目に沿った方向に引き裂き片部を引っ張ったときに引き裂き片部が簡単に袋面から切り離されてしまう、といったことはなく、引き裂き方向と交差する引き裂き停止線に沿った方向に引き裂き片部が多少引っ張られた程度では、引き裂き片部が袋面から切り離されることはない。他方、引き裂き片部を引き裂き停止線に沿って開封側となる一辺方向へ引っ張ることにより、引き裂き片部は袋面から切り離される。また、引き裂き停止線がシート材の一方だけに形成されているので、引き裂き停止線の形成部位における強度の低下は少ない。このため、内容物の充填作業時や包装物の梱包・輸送時などに引き裂き停止線の形成部位に力が加わったとしても、引き裂き停止線の形成部位から袋面が断裂して破袋する、といった心配が無い。
したがって、請求項1に係る発明により、開封時に引き裂き伝播を確実に止めることができるとともに、引き裂き片部を袋面に確実に残すことができ、かつ、必要により引き裂き片部を袋面から切り離すことも可能であり、また、接着部における強度低下を抑えて袋面の断裂を防止することができる包装袋を提供し得た。
請求項2に係る発明の包装袋においては、開封側となる一辺付近を引き裂いて開封したときに、引き裂き部分の前端が、引き裂き方向と交差するように接着部に設けられた引き裂き停止線の形成位置に到達した時点で、引き裂き伝播が止められるとともに、引き裂き片部が袋面に残された状態となる。そして、引き裂き停止線は、互いに接着されたシート材の両方に引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ形成されているので、従来の包装袋のように、引き裂き方向と交差するスリットや切断用切れ目に沿った方向に引き裂き片部を引っ張ったときに引き裂き片部が簡単に袋面から切り離されてしまう、といったことはなく、引き裂き方向と交差する引き裂き停止線に沿った方向に引き裂き片部が多少引っ張られた程度では、引き裂き片部が袋面から切り離されることはない。他方、引き裂き片部を引き裂き停止線に沿って開封側となる一辺方向へ引っ張ることにより、引き裂き片部は袋面から切り離される。また、引き裂き停止線がシート材の両方に引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ形成されているので、引き裂き停止線の形成部位における強度の低下は少ない。このため、内容物の充填作業時や包装物の梱包・輸送時などに引き裂き停止線の形成部位に力が加わったとしても、引き裂き停止線の形成部位から袋面が断裂して破袋する、といった心配が無い。さらに、引き裂き停止線がシート材の両方に引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ形成されているので、引き裂き伝播をより確実に止めることができる。
したがって、請求項2に係る発明により、開封時に引き裂き伝播をより確実に止めることができるとともに、引き裂き片部を袋面に確実に残すことができ、かつ、必要により引き裂き片部を袋面から切り離すことも可能であり、また、接着部における強度低下を抑えて袋面の断裂を防止することができる包装袋を提供し得た。
請求項3に係る発明の包装袋では、開封側となる一辺付近を引き裂いて開封したときに、引き裂き部分の前端が、凸状接着部に設けられた引き裂き停止線の形成位置に到達した時点で、引き裂き伝播が止められるので、一側辺の接着部と凸状接着部との間に所望の大きさの注出口を形成することができる。
請求項4に係る発明の包装袋では、開封用ノッチの形成部分を始点として袋面を容易に引き裂くことができる。
請求項5に係る発明の包装袋では、袋面を引き裂き停止線に到達するまで引き裂いた後に、引き裂き片部を比較的容易に袋面から切り離すことができる。
請求項6に係る発明の包装袋では、袋面が引き裂き停止線に到達するまで引き裂かれた後に、引き裂き停止線の形成部位に対し引き裂き停止線に沿って開封側となる一辺から離れた方向に力が加わったとしても、引き裂き停止線の湾曲した端部で引き裂き伝播が確実に止まる。このため、引き裂き停止線の形成部位から袋面が断裂して破袋する心配が無い。
請求項7に係る発明の包装袋では、袋面が引き裂き停止線に到達するまで引き裂かれた後に、引き裂き停止線の形成部位に対し引き裂き停止線に沿って開封側となる一辺の方向に力が加わったとしても、引き裂き停止線の湾曲した端部で引き裂き伝播が確実に止まる。このため、引き裂き片部を袋面により確実に残すことができる。
以下、この発明の最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、この発明の実施形態の1例を示し、図1は、包装袋の平面図であり、図2は、図1のII−II矢視部分拡大横断面図である。なお、図においては、内容物の図示を省略している。
この包装袋は、表・裏2枚のシート材10、12を互いに重ね合わせ、両シート材10、12の周縁部同士をヒートシール(熱接着)法によって接着させることにより、両シート材10、12の各内面と上辺接着部14a、左・右側辺接着部14b、14cおよび下辺接着部14dとで囲まれた収容部を有する密閉袋形態に形成されている。そして、内容物、例えば飲料、液状食品、詰め替え用の液体洗剤、シャンプー、粉末コーヒー、食塩などは、収容部に充填されて封止される。各シート材10、12は、それぞれ基材層16、20とシーラント層(接着層もしくは粘着層)18、22とを積層して形成されており、シーラント層18、22が内面側となるように重ね合わされている。また、包装袋の一方の側辺接着部14bの引き裂き開始位置となる部分には、開封用ノッチ24が形設されている。
シート材10、12を構成する材料は特に限定されず、内容物の種類や性状、充填量などに応じて適宜選択すればよいが、基材層16、20の材料としては、例えば二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム等の合成樹脂フィルム、あるいはそれらのフィルムにアルミ蒸着を施したもの、紙、セロファンなどが使用される。基材層16、20は、それらの材料のうちの1層のフィルム等で形成され、あるいは、同一種類もしくは異なる種類のフィルム等を複数層積層して形成されている。シーラント層18、22の材料としては、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、アイオノマーなどの熱可塑性合成樹脂が使用され、あるいは、シール剤や粘着剤などの塗工剤も使用することができる。基材層16、20とシーラント層18、22との積層方法は特に限定されないが、例えば、一般的な積層方法であるドライラミネート法や押出しコーティング法などが用いられる。また、基材層16、20とシーラント層18、22とが一体となった共押しフィルム、例えばヒートシールポリプロピレンフィルムを使用してシート材10、12を構成してもよい。
この包装袋には、開封側となる上辺接着部14aから内側に入り込むようにシート材10、12同士を部分的に熱接着させて凸状接着部26が形成されている。凸状接着部26は、開封用ノッチ24が設けられた側辺接着部14bから僅かな間隔をあけ、かつ、開封用ノッチ24が設けられた位置よりも底辺側に突出するように設けられている。そして、凸状接着部26に、二点鎖線で示した引き裂き仮想線28と交差するように引き裂き停止線30が形設されている。引き裂き停止線30は、図2に示すように、互いに熱接着されたシート材のうちの一方のシート材10だけに形成されている。この引き裂き停止線30は、袋面を引き裂いて開封したときに引き裂き伝播を止めるためのものである。引き裂き停止線30は、図2に示したように基材層16およびシーラント層18に形成するようにしてもよいし、図3に示すように、基材層16だけに引き裂き停止線32を形成するようにしてもよい。基材層16は、シーラント層18より破断強度が大きい材料で形成されるので、換言すればシーラント層18の破断強度は基材層16に比べて小さいので、図3に示したように引き裂き停止線32を基材層16だけに形成した場合でも、引き裂き伝播を止める役割は十分に果たされる。また、引き裂き停止線30は、引き裂き方向における位置をずらせて複数本設けるようにしてもよい。シート材10に引き裂き停止線30を形成する方法は特に限定されないが、例えば、シート材10、12同士を熱接着させる前にシート材10を線状に打ち抜くか押し切るなどして引き裂き停止線30を形成すればよい。
この包装袋は、図4に示すように、開封側となる上辺付近を開封用ノッチ24から上辺に沿うようにして引き裂くことにより開封される。そして、側辺接着部14bから非接着部を経て凸状接着部26まで引き裂かれることにより、側辺接着部14bと凸状接着部26との間に注出口34が形成される。このとき、引き裂き部分の前端が凸状接着部26に設けられた引き裂き停止線30の形成位置に到達すると、その位置で引き裂き伝播が止められ、袋面に引き裂き片部36が残される。そして、引き裂き停止線30は、一方のシート材10だけに形成されているので、従来の包装袋のように両シート材を貫通するようにスリットや切れ目が形成されたものとは異なり、引き裂き片部36を引き裂き停止線30に沿った方向に軽く引っ張った程度では、引き裂き片部36が袋面から切り離されることはない。このままの状態で、包装袋内の内容物を注出口34から注ぎ出すようにすれば、引き裂き片部36の処置に困ったり、幼児が引き裂き片部36を誤飲したりする、といったことがない。他方、引き裂き片部36を引き裂き停止線30に沿って開封側となる一辺方向へ少し強く引っ張ると、引き裂き片部36と袋面との連接部分が引き裂き停止線30に案内されて引き裂かれ、図5に示すように引き裂き片部36が袋面から切り離される。袋面から切り離された引き裂き片部36は、近くにごみ箱などがあればその中に捨てればよい。
また、引き裂き停止線30は、一方のシート材10だけに形成されているので、引き裂き停止線30の形成部位における強度の低下は抑えられる。このため、包装袋内への内容物の充填作業時や包装物の梱包・輸送時などに引き裂き停止線30の形成部位に力が加わったとしても、引き裂き停止線30の形成部位から袋面が断裂して破袋する、といった心配が無い。
図6は、この発明の別の実施形態を示す包装袋の平面図である。この包装袋において、図1に示した包装袋と共通する部材・部位には図1で使用した符号と同一符号を付している。
図6に示した包装袋では、凸状接着部26に設けられた引き裂き停止線38が、引き裂き仮想線28と直交する方向に対し引き裂き方向の前方側に傾いて形成されている。すなわち、引き裂き仮想線28と引き裂き停止線38の上部側とのなす角度θが鈍角となるように、引き裂き停止線38が形成されている。このように引き裂き方向と直交する方向に対し引き裂き停止線38を傾斜させて設けることにより、図7に示すように、袋面を引き裂き停止線38に到達するまで引き裂いた後に、引き裂き片部40を引き裂き停止線38に沿って斜め方向に引っ張ると、引き裂き片部40と袋面との連接部分が引き裂かれて、引き裂き片部40が比較的容易に袋面から切り離される。
図8は、この発明のさらに別の実施形態を示す包装袋の平面図である。この包装袋において、図1に示した包装袋と共通する部材・部位には図1で使用した符号と同一符号を付している。
図8に示した包装袋では、凸状接着部26に設けられた引き裂き停止線42の両端部が湾曲している。引き裂き停止線42の、開封側となる一辺から離れた側の端部42aが湾曲していることにより、袋面が引き裂き停止線42に到達するまで引き裂かれた後に、引き裂き停止線42の形成部位に対し引き裂き停止線42に沿って開封側となる一辺から離れた方向に力が加わったとしても、引き裂き停止線42の端部42aで引き裂き伝播が確実に止まることになる。このため、引き裂き停止線42の形成部位から袋面が断裂して破袋する心配が無くなる。また、引き裂き停止線42の、開封側となる一辺寄りの端部42bが湾曲していることにより、袋面が引き裂き停止線42に到達するまで引き裂かれた後に、引き裂き停止線42の形成部位に対し引き裂き停止線42に沿って開封側となる一辺の方向に力が加わったとしても、引き裂き停止線42の端部42bで引き裂き伝播が確実に止まることになる。このため、引き裂き片部を袋面により確実に残すことができる。
なお、図8に示した包装袋では、引き裂き停止線42の両端部を湾曲させているが、いずれか一方の端部だけを湾曲させるようにしてよい。また、図6に示したように引き裂き方向と直交する方向に対し傾けて形成される引き裂き停止線38の両端部もしくはいずれか一方の端部を湾曲させるようにしてもよい。
上記した包装袋はいずれも、互いに熱接着されたシート材のうちの一方のシート材10だけに引き裂き停止線30、32、38、42を形設しているが、図9および図10に凸状接着部の部分拡大横断面図をそれぞれ示すように、互いに接着された両シート材44、46に、表・裏で引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ1本もしくは複数本の引き裂き停止線56、58;60、62を形設するようにしてもよい。図9に示した実施形態は、基材層48、52およびシーラント層50、54に引き裂き停止線56、58を形成したものであり、図10に示した実施形態は、基材層48、52だけに引き裂き停止線60、62を形成したものである。
図9および図10に示すように、両シート材44、46に引き裂き停止線56、58;60、62を形設しても、一方のシート材44に設けられた引き裂き停止線56、60と他方のシート材46に設けられた引き裂き停止線58、62とは、引き裂き方向における位置がずれているので、引き裂き停止線56、58;60、62の形成部位における強度の低下が抑えられる。このため、包装袋への内容物の充填作業時や包装物の梱包・輸送時などに引き裂き停止線56、58;60、62の形成部位に力が加わったとしても、引き裂き停止線56、58;60、62の形成部位から袋面が断裂して破袋する心配が無い。さらに、引き裂き停止線56、58;60、62がシート材44、46の両方に引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ形成されているので、引き裂き伝播をより確実に止めることができる。なお、引き裂き停止線を、引き裂き方向における位置をずらせ近接させて複数本設ける場合において、シート材の柔軟性が高いときには、複数本の引き裂き停止線を一方のシート材10だけに形成するよりも、図9および図10に示したように、両方のシート材44、46に引き裂き停止線56、58;60、62を形設する方が、包装袋の製造は容易である。
なお、包装袋の製作方法や形態は、図1、図6および図8に示したものに限定されない。例えば、図11に平面図を示すように、基材層とシーラント層とを積層して形成された1枚のシート材64を、シーラント層を内面側として折り重ね、端縁部同士を熱接着させるとともに、各側縁部同士をそれぞれ熱接着させることにより、シート材64の内側面と端縁接着部66aと両側縁接着部66b、66cとで囲まれた収容部を有する袋形態に形成された包装袋についても、上記した構成を適用することができる。すなわち、図11に示した形態の包装袋において、開封側となる端縁接着部66aから内側に入り込むようにシート材64を部分的に熱接着させて凸状接着部68を形成し、その凸状接着部68に、一方の側縁接着部66bに形設された開封用ノッチ70を始点とする引き裂き仮想線72と交差するように引き裂き停止線74を形設する。
また、上記した各実施形態では、包装袋の開封側となる上辺接着部14a、66aから内側に入り込むようにシート材10、12同士あるいは折り重ねた1枚のシート材64の端縁部同士を部分的に熱接着させて凸状接着部26、68を形成し、その凸状接着部26、68に引き裂き停止線30、38、42、74を形設するするようにしているが、図12に包装袋の平面図を示すように(この包装袋において、図1に示した包装袋と共通する部材・部位には図1で使用した符号と同一符号を付している)、凸状接着部を形成しないで、開封用ノッチ24が設けられた側辺接着部14bと対向する側辺接着部14cに、二点鎖線で示した引き裂き仮想線28と交差するように引き裂き停止線75を形設するようにしてもよい。このように、引き裂き停止線を形設する接着部の位置は特に限定されない。
また、上記した実施形態では、シート材の周縁部同士や端縁部同士および側縁部同士を熱接着させて袋形態に形成するようにしたが、接着剤や粘着剤を用いるなどしてシート材の周縁部同士や端縁部同士および側縁部同士を接着させることにより、シート材を袋形態にして包装袋を形成するとともに、接着剤や粘着剤を用いるなどしてシート材を部分的に接着させることにより凸状接着部を形成するようにしてもよい。
次に、この発明に係る包装袋と従来の包装袋との開封性を比較した実験例およびその結果、ならびに、本発明に係る包装袋のように、2枚のシート材を互いに重ね合わせて熱接着させたシート片の、一方のシート材だけに引き裂き停止線を形成したものと、従来の包装袋のように、同様のシート片の両シート材を貫通するようにスリットを形成したものとにつき、引き裂き停止力、耐破損性等の性能を比較した実験例およびその結果について説明する。
この発明に係る包装袋として、図1に示した形態の包装袋の凸状接着部26に、図2に示したように一方のシート材10だけに引き裂き停止線30を形成したもの(本発明に係る包装袋(I))、および、図9に示したように両シート材44、46にそれぞれ位置をずらせて引き裂き停止線56、58を形成したもの(本発明に係る包装袋(II))を製作した。また、従来の包装袋として、図1に示した形態の包装袋の凸状接着部26の、引き裂き停止線30と同一位置に同一長さのスリットを、両シート材10、12を貫通するように形成したものを製作した。両シート材の周縁部同士をヒートシールするときの条件は、シール温度を130℃、シール圧力を0.2MPa、シール時間を1秒とした。
また、本発明に係る測定用試験片として、15μmの厚みの二軸延伸ナイロンフィルム(基材層)に50μmの厚みに直鎖状低密度ポリエチレン(シーラント層)を押出しコーティングしたシート材に切断刃で所定の引き裂き停止線を形成したものと、引き裂き停止線を形成しない前記シート材とを互いに重ね合わせ、ヒートシール法により接着部を形成したものを作製した。また、従来品に係る測定用試験片として、前記シート材を2枚重ね合わせ、ヒートシール法により接着部を形成した後に、切断刃で両シート材を貫通するスリットを形成したものを作製した。両シート材をヒートシールするときの条件は、上記と同一とした。シート材を構成する基材層(15μmの厚みの二軸延伸ナイロンフィルム)の引っ張り強度は、52.8N/15mmであり、シーラント層(50μmの厚みの直鎖状低密度ポリエチレン)の引張強度は、8.6N/15mmであった(試験方法:引張強度/引張伸度、JIS K7127「プラスチック引張特性第3部フィルム及びシートの試験条件」、JIS K7161「プラスチック 引張特性の試験方法」;試験環境:23℃、湿度50%;試験機:株式会社島津製作所製 AG−10kNIS MS型)。
〔開封性試験1〕
本発明に係る包装袋(I)および従来の包装袋をそれぞれ手で開封用ノッチから上辺に沿うようにして引き裂き、引き裂き停止線またはスリットで引き裂きが停止した包装袋を合格品と判定することにより、5人のパネラーによる開封性の評価を行った。この結果を表1に示す。
Figure 0004819555
表1に示した結果から、この発明に係る包装袋は、引き裂き停止線が施されたことにより引き裂き停止位置を制御することが可能であることが分かる。なお、本発明に係る包装袋(II)についても、本発明に係る包装袋(I)と同じ結果が得られた。
〔開封性試験2〕
この発明の別の実施形態に係る包装袋として、図6に示したように、凸状接着部26に引き裂き停止線38を、引き裂き方向と直交する方向に対し傾斜させて形成したものを製作した。そして、包装袋を手で開封用ノッチから上辺に沿うようにして引き裂き停止線38に到達するまで引き裂いた後に、引き裂き片部40を引き裂き停止線38に沿って斜め方向に引っ張ったときに、引き裂き停止線38で引き裂きが停止せずに引き裂き停止線38に沿って引き裂き伝播したものを合格品と判定することにより、5人のパネラーによる開封性の評価を行った。両シート材の周縁部同士をヒートシールするときの条件は、シール温度を130℃、シール圧力を0.2MPa、シール時間を1秒とした。
この結果、5人全員のパネラーにおいて、〔合格した袋数/全袋数〕=10/10との評価となった。なお、図1に示した構成の包装袋では、上記開封性試験1の結果で示したように引き裂き停止線で引き裂きが停止した。
〔引き裂き端の停止力試験〕
本発明に係る測定用試験片として、図13の(a)に示すように1本の引き裂き停止線76aと切断線78aとを形成した試験片80a(本発明に係る試験片(I))、および、図13の(b)に示すように2本の引き裂き停止線76bと切断線78bとを形成した試験片80b(本発明に係る試験片(II))をそれぞれ作製し、従来品に係る測定用試験片として、図13の(c)に示すように1本のスリット76cと切断線78cとを形成した試験片80cを作製した。各部の寸法は、a=50mm、b=150mm、c=75mm、d=25mm、e=20mmである。
各試験片について、引き裂き端の停止力を、引き裂き伝播強度を指標としてそれぞれ評価した(試験方法:JIS K7128−1「プラスチックフィルム及びシートの引裂き強さ試験方法第1部トラウザー引裂法」;試験環境:23℃、湿度50%;試験機:株式会社島津製作所製 AG−10kNIS MS型)。この結果を表2に示す。
Figure 0004819555
表2に示した結果から、この発明に係る包装袋のように引き裂き停止線を施すことにより、引き裂き停止位置を制御することが可能であることが分かる。
〔接着部の耐破損性試験〕
本発明に係る測定用試験片として、図14の(a)に示すように1本の引き裂き停止線82aを形成した試験片84a(本発明に係る試験片(I))、および、図14の(b)に示すように2本の引き裂き停止線82bを形成した試験片84b(本発明に係る試験片(II))をそれぞれ作製し、従来品に係る測定用試験片として、図14の(c)に示すように1本のスリット82cを形成した試験片84cを作製した。各部の寸法は、f=15mm、g=150mm、h=10mm、i=2mmである。また、ブランクとして、引き裂き停止線およびスリットのいずれも形成されていない同様の試験片を用意した。
各試験片について、接着部の耐破損性を、引っ張り強度および引っ張り伸度を指標としてそれぞれ評価した(試験方法:JIS K7127「プラスチック引張特性第3部フィルム及びシートの試験条件」、JIS K7161「プラスチック 引張特性の試験方法」;試験環境:23℃、湿度50%;試験機:株式会社島津製作所製 AG−10kNIS MS型)。この結果を表3に示す。
Figure 0004819555
表3に示した結果から分かるように、この発明に係る包装袋のように引き裂き停止線を形成しただけの接着部は、従来の包装袋のようにスリットを形成した接着部と比較して、耐破損性の低下を抑えることができる。
〔引き裂き伝播性試験〕
本発明に係る測定用試験片として、図15の(a)に示すように切断線86aおよびその延長線上に連接した引き裂き停止線88を形成した試験片90aを作製し、ブランクとして、図15の(b)に示すように切断線86bのみが形成された試験片を用意した。各部の寸法は、j=50mm、k=150mm、l=75mm、m=25mmである。
各試験片について、引き裂き伝播性を、引き裂き伝播強度を指標としてそれぞれ評価した(試験方法:JIS K7128−1「プラスチックフィルム及びシートの引裂き強さ試験方法第1部トラウザー引裂法」;試験環境:23℃、湿度50%;試験機:株式会社島津製作所製 AG−10kNIS MS型)。
本発明に係る試験片では、引き裂き伝播強度が0.8Nであり、引き裂き停止線88に案内されて直線状に引き裂き伝播した。これに対し、引き裂き停止線が形成されていないブランクの試験片では、引き裂き伝播強度が1.2Nであり、引き裂き伝播方向が直線上から離脱した。この結果から、この発明に係る包装袋のように引き裂き停止線を設けることにより引き裂き伝播方向を制御することが可能であることが分かる。
〔湾曲端部の引き裂き停止力試験〕
図16の(a)に示すように、切断線92aに連接した引き裂き停止線94aの終端部を湾曲させた試験片96a、および、図16の(b)に示すように、切断線92bに連接した引き裂き停止線94bの終端部を湾曲させずに直線状のままとした試験片96bをそれぞれ作製し、引き裂き端の停止力を、引き裂き伝播強度を指標としてそれぞれ評価した(試験方法:JIS K7128−1「プラスチックフィルム及びシートの引裂き強さ試験方法第1部トラウザー引裂法」;試験環境:23℃、湿度50%;試験機:株式会社島津製作所製 AG−10kNIS MS型)。各部の寸法は、n=50mm、o=150mm、p=75mm、q=25mm、r(湾曲部の半径)=3mmである。
図16の(a)に示したように引き裂き停止線94aの終端部を湾曲させた試験片96aでは、引き裂き伝播強度が51.7Nであり、図16の(b)に示したように引き裂き停止線94bの終端部を湾曲させていない試験片96b(引き裂き伝播強度=0.8N)と比較して、引き裂き停止線の端部における引き裂き停止力が著しく増大した。
この発明の実施形態の1例を示す包装袋の平面図である。 図1のII−II矢視部分拡大横断面図である。 図2に示した実施形態と異なる実施形態を示す包装袋の部分拡大横断面図である。 図1に示した包装袋を開封している状態を示す平面図である。 図1に示した包装袋を開封した状態を示す平面図である。 この発明の別の実施形態を示す包装袋の平面図である。 図6に示した包装袋を開封した状態を示す平面図である。 この発明のさらに別の実施形態を示す包装袋の平面図である。 図2に示した実施形態とさらに異なる実施形態を示す包装袋の部分拡大横断面図である。 図9に示した実施形態と異なる実施形態を示す包装袋の部分拡大横断面図である。 この発明の別の実施形態を示す図であって、図1に示した包装袋と異なる形態の包装袋の平面図である。 この発明のさらに別の実施形態を示す包装袋の平面図である。 引き裂き端の停止力試験で用いられる測定用試験片の平面図であって、(a)および(b)がそれぞれ本発明に係る試験片を示し、(c)が従来品に係る試験片を示す。 接着部の耐破損性試験で用いられる測定用試験片の平面図であって、(a)および(b)がそれぞれ本発明に係る試験片を示し、(c)が従来品に係る試験片を示す。 引き裂き伝播性試験で用いられる測定用試験片の平面図であって、(a)が本発明に係る試験片を示し、(b)がブランクの試験片を示す。 引き裂き停止線の湾曲端部の引き裂き停止力試験で用いられる測定用試験片の平面図であって、(a)が引き裂き停止線の終端部を湾曲させた試験片を示し、(b)が引き裂き停止線の終端部を湾曲させていない試験片を示す。
符号の説明
10、12、44、46、64 シート材
14a、14b、14c、14d、66a、66b、66c 接着部
16、20、48、52 基材層
18、22、50、54 シーラント層
24、70 開封用ノッチ
26、68 凸状接着部
28、72 引き裂き仮想線
30、32、38、42、56、58、60、62、74、75 引き裂き停止線
34 注出口
36、40 引き裂き片部
42a、42b 引き裂き停止線の端部

Claims (7)

  1. 基材層とシーラント層とを積層したシート材を、シーラント層を内面側にして重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて密閉袋形態に形成し、開封側となる一辺付近を、一側辺の接着部を始点として引き裂くことにより開封されるようにした包装袋において、
    引き裂き方向における前方の接着部の、互いに接着されたシート材の一方の少なくとも基材層に、平面視で引き裂き方向と交差するように引き裂き停止線を形設したことを特徴とする包装袋。
  2. 基材層とシーラント層とを積層したシート材を、シーラント層を内面側にして重ね合わせ、シート材の縁部同士を接着させて密閉袋形態に形成し、開封側となる一辺付近を、一側辺の接着部を始点として引き裂くことにより開封されるようにした包装袋において、
    引き裂き方向における前方の接着部の、互いに接着された両シート材の少なくとも各基材層に、平面視で引き裂き方向と交差するようにかつ引き裂き方向における位置をずらせてそれぞれ引き裂き停止線を形設したことを特徴とする包装袋。
  3. 開封側となる一辺から内側に入り込むようにシート材を部分的に接着させて凸状接着部が形成され、その凸状接着部に前記引き裂き停止線が形設されて、開封側となる一辺付近を、一側辺の接着部から非接着部を経て前記凸状接着部まで引き裂くことにより注出口が形成されるようにされた請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 一側辺の接着部の引き裂き開始位置に開封用ノッチが形設された請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装袋。
  5. 前記引き裂き停止線は、開封側となる一辺寄りの一端から他端に向かう方向と引き裂き方向とが鈍角をなすように形設された請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装袋。
  6. 前記引き裂き停止線の、開封側となる一辺から離れた側の端部が湾曲した請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の包装袋。
  7. 前記引き裂き停止線の、開封側となる一辺寄りの端部が湾曲した請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の包装袋。
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