JP2526489Y2 - ガラス容器 - Google Patents

ガラス容器

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JP2526489Y2
JP2526489Y2 JP1990082674U JP8267490U JP2526489Y2 JP 2526489 Y2 JP2526489 Y2 JP 2526489Y2 JP 1990082674 U JP1990082674 U JP 1990082674U JP 8267490 U JP8267490 U JP 8267490U JP 2526489 Y2 JP2526489 Y2 JP 2526489Y2
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JP
Japan
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mouth
glass container
thermoplastic resin
sealing
container
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JP1990082674U
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JPH0441837U (ja
Inventor
芳之 新垣
明男 小西
Original Assignee
山村硝子株式会社
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、内容液充填後、裏面にヒートシール用熱可
塑性樹脂を塗布したシール材を、容器口部頂面にヒート
シールして、容器を密封するのに適したガラス容器に関
する。
(ロ) 従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 内容液充填後、裏面に熱可塑性樹脂を塗布したシール
材を、容器口部頂面にヒートシールして、ガラス容器を
密封する方法は、従来より行なわれている。
しかしながら、こうしたガラス容器は、容器内容物が
液体の場合、ヒートシール部の耐水性に問題があり、接
着力が経時的に劣化し、内容物が漏れたりする。
そこで、特公昭61-9181号のガラス容器では、容器口
部頂面に予め熱可塑性樹脂を塗布(プレコーティング)
し、その上に裏面に熱可塑性樹脂を塗布したシール材を
ヒートシールする方法がとられている。
しかしながら、この特公昭61-9181号の密封包装体用
ガラス容器の口部1の頂面2は、第4図に示されるよう
に、平坦なものであり、また、凹凸がある場合は、厚く
熱可塑性樹脂3を塗布して全体として平坦にするという
方法がとられている。
その結果、第5図のように、パレット7上に口部頂面
に熱可塑性樹脂を塗布したガラス容器4をシート5を挟
んで何段にも積重ねて載置し、これ全体を例えば塩化ビ
ニルのストレッチフィルム6で包装(所謂バルク包装)
し、内容物充填前のガラス容器4の輸送或は保管に供し
た場合、積重ねたガラス容器の荷重により、口部頂面が
シート5と擦れ、熱可塑性樹脂が剥がれるという問題が
あった。
又、同様に、第6図(ガラス容器4を1段毎にダンボ
ール箱8に詰める)や、第7図(ガラス容器4を1段毎
にダンボール箱8に詰めるが、箱8の壁の高さをガラス
容器4よりかなり高くする)ようなカートン包装の場合
も、箱を積重ねると、積重ねたガラス容器の荷重によ
り、口部頂面がダンボール箱8のフラップ9と擦れ、熱
可塑性樹脂が剥がれるという問題があった。尚、第7図
のカートン包装のように、箱8の壁の高さをガラス容器
4よりかなり高くすると、積重ねたガラス容器の荷重の
影響をかなり緩和できるが、ガラス容器を詰めた箱8を
積み上げると、ダンボールの保形力に問題が生じ、又、
輸送中のトラックや貨車の振動がガラス容器4に伝わ
り、ガラス容器の口部頂面がフラップ9と擦れて熱可塑
性樹脂が剥がれることがある。
(ハ) 問題点を解決するための手段及び実施例 本考案は、裏面にヒートシール用熱可塑性樹脂を塗布
したシール材をヒートシールして密封するガラス容器で
あり、 容器の口部頂面を凸状若しくは凹状に形成し、 これに予めヒートシール用熱可塑性樹脂を塗布したガラ
ス容器であって、 この塗布されたヒートシール用熱可塑性樹脂が、輸送
又は保管中に、積重ねたガラス容器の荷重や輸送中の振
動により剥がれることがあっても、その剥がれる範囲を
部分的に止どめるように、口部頂面形状を形成すること
を特徴とする。
さらに具体的には、第1図の実施例1に示されるよう
に、容器口部1の頂面2を円弧状の凸面にし、その上に
熱可塑性樹脂3を塗布する、或は、第2図の実施例2に
示されるように、容器口部1の頂面2を円弧状の凹面に
し、その上に熱可塑性樹脂3を塗布する。
もっとも、容器口部の頂面形状は、円弧状に限られ
ず、第3図の実施例3のように、三角形の頂角状の凸面
に形成してもよく、又、これとは逆には三角形の頂角状
の凹面(図示せず)にしてもよく、又、楕円の円弧状の
凸面或は凹面(図示せず)にしてもよい。
(ニ) 作用及び効果 上述のように、裏面にヒートシール用熱可塑性樹脂を
塗布したシール材をヒートシールして密封するガラス容
器であり、 容器の口部頂面を凸状若しくは凹状に形成し、 これに予めヒートシール用熱可塑性樹脂を塗布した塗布
した場合、この塗布されたヒートシール用熱可塑性樹脂
が、輸送又は保管中に、積重ねたガラス容器の荷重や輸
送中の振動により剥がれることがあっても、その剥がれ
る範囲は、口部頂部の最高部、即ち、口部頂面を凸状に
形成した場合はその頂部、口部頂面を凹状に形成した場
合はこれの最も高い上縁部に限定される。
従って、口部頂部の最高部以外の部分のヒートシール
用熱可塑性樹脂が残存するので、これとシール材をヒー
トシールしてガラス容器を密封することに何の不都合も
生じないことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、それぞれ本考案の実施例1乃至3
のガラス容器の口部の断面図であり、第4図は従来例の
ガラス容器の口部の断面図である。 第5図乃至第7図は、充填前のガラス容器の輸送又は保
管のための包装方法の説明図である。 1……口部、2……頂面、3……熱可塑性樹脂。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面にヒートシール用熱可塑性樹脂を塗布
    したシール材をヒートシールして密封するガラス容器で
    あり、 容器の口部頂面を凸状若しくは凹状に形成し、 これに予めヒートシール用熱可塑性樹脂を塗布したガラ
    ス容器。
  2. 【請求項2】口部頂面が、円弧状の凸面若しくは凹面で
    ある請求項1のガラス容器。
  3. 【請求項3】口部頂面が、三角形の頂角状の凸面若しく
    は凹面である請求項1のガラス容器。
JP1990082674U 1990-08-02 1990-08-02 ガラス容器 Expired - Lifetime JP2526489Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5836866U (ja) * 1981-09-03 1983-03-10 関坂 久秋 器状物

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