JPS594945Y2 - 二重密閉容器 - Google Patents
二重密閉容器Info
- Publication number
- JPS594945Y2 JPS594945Y2 JP16274080U JP16274080U JPS594945Y2 JP S594945 Y2 JPS594945 Y2 JP S594945Y2 JP 16274080 U JP16274080 U JP 16274080U JP 16274080 U JP16274080 U JP 16274080U JP S594945 Y2 JPS594945 Y2 JP S594945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- synthetic resin
- paper
- side wall
- paper container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はジュース・炭酸飲料等の清涼飲料水等を入れ運
搬・販売する為の二重密閉容器に関するものである。
搬・販売する為の二重密閉容器に関するものである。
この種の容器としては、コンポジット罐や合或樹脂製罐
、アルミニュウム罐が知られているも、コンポジット罐
は耐液紙管胴体の上下開口端部に夫々金属蓋を密接させ
、その周縁を前記紙管胴体の端部に一体的に巻締めてそ
の内部に液体を注入するように構成されている為、その
巻締部からの液体の漏洩防止は必ずしも十分に行えない
。
、アルミニュウム罐が知られているも、コンポジット罐
は耐液紙管胴体の上下開口端部に夫々金属蓋を密接させ
、その周縁を前記紙管胴体の端部に一体的に巻締めてそ
の内部に液体を注入するように構成されている為、その
巻締部からの液体の漏洩防止は必ずしも十分に行えない
。
又胴壁部が紙製のため運搬時や取扱い中に損傷をしたと
きは内容液が直ちに漏出することが多かった。
きは内容液が直ちに漏出することが多かった。
又、合成樹脂製容器体に金属製蓋体を巻締してなる合或
樹脂製罐のときには、合成樹脂製容器体に金属製蓋体を
巻締するとき合成樹脂製容器体が上下方向から圧力によ
って変形し易く又合成樹脂の機械特性等から安定した蓋
体を巻締めるに当り、上下方向より圧着するため合成樹
脂材の弾性柔軟性によってのみでは容器体がつぶされて
変形してしまう欠陥がある。
樹脂製罐のときには、合成樹脂製容器体に金属製蓋体を
巻締するとき合成樹脂製容器体が上下方向から圧力によ
って変形し易く又合成樹脂の機械特性等から安定した蓋
体を巻締めるに当り、上下方向より圧着するため合成樹
脂材の弾性柔軟性によってのみでは容器体がつぶされて
変形してしまう欠陥がある。
本考案は上記の点に艦み為されたもので、紙製容器１０
と熱可塑性合成樹脂製容器３０と金属製蓋体４０とから
なり、紙製容器１０に逆截頭円錐形状のテーパーの熱可
塑性合成樹脂製容器３０を挿入し、前記同容器１０．３
０の側壁１２．３１の上端部を接着剤２０で一体的に接
着させ、さらに前記合成樹脂製容器３０の側壁３１の上
端部及びフランジ部３２をその下端部より厚く形成し、
そのフランジ部３２に該蓋体４０のフランジ部４１を巻
締めると共に該フランジ部４１の周縁部４２で紙製容器
１０の側壁１２の上端部を押圧係止してなる二重密閉容
器に関する考案である。
と熱可塑性合成樹脂製容器３０と金属製蓋体４０とから
なり、紙製容器１０に逆截頭円錐形状のテーパーの熱可
塑性合成樹脂製容器３０を挿入し、前記同容器１０．３
０の側壁１２．３１の上端部を接着剤２０で一体的に接
着させ、さらに前記合成樹脂製容器３０の側壁３１の上
端部及びフランジ部３２をその下端部より厚く形成し、
そのフランジ部３２に該蓋体４０のフランジ部４１を巻
締めると共に該フランジ部４１の周縁部４２で紙製容器
１０の側壁１２の上端部を押圧係止してなる二重密閉容
器に関する考案である。
本考案の実施例を図面に従って説明すると、１０は逆截
頭円錐状のテーパーに形成された紙製容器で、紙製容器
１０は厚紙を略扇型に打抜されて取得される扇形紙を捲
回して構成される紙製容器主体１１に底板１４を挿入し
固着して形成される。
頭円錐状のテーパーに形成された紙製容器で、紙製容器
１０は厚紙を略扇型に打抜されて取得される扇形紙を捲
回して構成される紙製容器主体１１に底板１４を挿入し
固着して形成される。
底板１４は第２図図示の如くその円周縁１５を折曲げ、
一方前記紙製容器主体１１の下端部に挿入し、該容器主
体１１の下端部を折り返し構成される挾持片１３で円周
縁１５を固着することによって紙製容器１０は形成され
る。
一方前記紙製容器主体１１の下端部に挿入し、該容器主
体１１の下端部を折り返し構成される挾持片１３で円周
縁１５を固着することによって紙製容器１０は形成され
る。
尚、該容器主体１１の挾持片１３と底板１４の円周縁１
５とを一体的に捲込んでもよい。
５とを一体的に捲込んでもよい。
紙製容器主体１１の上端部の内面には酢酸ビニール等の
接着剤２０が二個所以上の複数個所に点在して塗着され
ている。
接着剤２０が二個所以上の複数個所に点在して塗着され
ている。
尚、この接着剤２０は紙製容器主体１１の上端部内面に
帯状に周回されてもよい。
帯状に周回されてもよい。
３０は下端から上端に向って拡径されると共に逆截頭円
錐状のテーパーに形威された紙製容器１０の内側に挿入
され且下端から上端に向って拡径された逆截頭円錐状の
テーパーのポリエチレンテレフタレー） （ＰＥＴ）製
容器で、その側壁３１の上端部にはフランジ部３２が延
設されそのフランジ部３２は前記樹脂製容器３０の側壁
３１の下端部よりも肉厚が厚く形成され且紙製容器１０
の高さよりも高く形威され、その外径は紙製容器１０の
内径と略等しく形威され、上記の如く側壁３１を外方に
向って延設され縁曲されたフランジ部３２が形威されて
いる。
錐状のテーパーに形威された紙製容器１０の内側に挿入
され且下端から上端に向って拡径された逆截頭円錐状の
テーパーのポリエチレンテレフタレー） （ＰＥＴ）製
容器で、その側壁３１の上端部にはフランジ部３２が延
設されそのフランジ部３２は前記樹脂製容器３０の側壁
３１の下端部よりも肉厚が厚く形成され且紙製容器１０
の高さよりも高く形威され、その外径は紙製容器１０の
内径と略等しく形威され、上記の如く側壁３１を外方に
向って延設され縁曲されたフランジ部３２が形威されて
いる。
前記樹脂製容器３０を紙製容器１０内に挿入させ、その
内底面３３を紙製容器１０に載置又は近接させた後、前
記樹脂製容器３０と紙製容器１０との側壁１２．３１を
夫々接着剤２０により接着させた後前記樹脂製容器３０
内にジュース等６０を充填したのち、アルミニウム製蓋
体４０の下面フランジ部４１を前記樹脂製容器３０のフ
ランジ部３２に密接させ、該蓋体４０のフランジ部４１
を前記樹脂製容器３０のフランジ部３２と一体的に二重
巻締して巻締部５０を形成すると共に該フランジ部４１
の周縁部４２で紙製容器主体１１の側壁１２の上端部を
押圧係止してなる二重密閉容器を取得できる。
内底面３３を紙製容器１０に載置又は近接させた後、前
記樹脂製容器３０と紙製容器１０との側壁１２．３１を
夫々接着剤２０により接着させた後前記樹脂製容器３０
内にジュース等６０を充填したのち、アルミニウム製蓋
体４０の下面フランジ部４１を前記樹脂製容器３０のフ
ランジ部３２に密接させ、該蓋体４０のフランジ部４１
を前記樹脂製容器３０のフランジ部３２と一体的に二重
巻締して巻締部５０を形成すると共に該フランジ部４１
の周縁部４２で紙製容器主体１１の側壁１２の上端部を
押圧係止してなる二重密閉容器を取得できる。
尚、アルミニウム製蓋体４０は同効質の素材の金属製蓋
体や合成樹脂製蓋でもよく、図中６１は該蓋体４０の開
栓具である。
体や合成樹脂製蓋でもよく、図中６１は該蓋体４０の開
栓具である。
上記のように構成される本考案は、紙製容器がジュース
等を入れた熱可塑性樹脂製容器の保護壁の役目をし、運
搬時や取扱い中に紙製容器が破損しても直ちに内部のジ
ュース等が外部に流出することかない。
等を入れた熱可塑性樹脂製容器の保護壁の役目をし、運
搬時や取扱い中に紙製容器が破損しても直ちに内部のジ
ュース等が外部に流出することかない。
又、前記樹脂製容器を紙製容器内に挿入１−１その内底
面を紙製容器に載置させであるので上下振動や横振動に
対して防振効果を発揮して熱可塑性樹脂製容器内のジュ
ース等の保護に同様に寄与するものである。
面を紙製容器に載置させであるので上下振動や横振動に
対して防振効果を発揮して熱可塑性樹脂製容器内のジュ
ース等の保護に同様に寄与するものである。
その上前記樹脂製容器の側壁の肉厚部分を巻締している
ので、側壁に切目や裂目が生じることなくジュース等の
漏洩を確実に防止しうるものである。
ので、側壁に切目や裂目が生じることなくジュース等の
漏洩を確実に防止しうるものである。
加えて前記樹脂製容器と紙製容器の側壁の上端部を接着
剤にて固着し強固に形威しであるので、巻締時の合成樹
脂製容器体の上下方向からの圧力によって変形し易く又
その機械特性等から安定した蓋体を巻締めるに際し、上
下方向により圧着するため合成樹脂製材の弾性柔軟性に
よってのみでは容器体がつぶされ変形してしまう欠陥を
解消し、フランジ部を確実に巻締めし且巻締時にその周
縁部で紙製容器の側壁上端部を押圧係止しであるので、
外観上も美観を与える効果を期待しえ、紙製容器が外側
容器の為、合成樹脂製容器に比して比較的鮮明な印刷が
施しえ又使用後の廃棄処分としても公害の発生を引き起
す慮れも少ない容器を提供しうるものである。
剤にて固着し強固に形威しであるので、巻締時の合成樹
脂製容器体の上下方向からの圧力によって変形し易く又
その機械特性等から安定した蓋体を巻締めるに際し、上
下方向により圧着するため合成樹脂製材の弾性柔軟性に
よってのみでは容器体がつぶされ変形してしまう欠陥を
解消し、フランジ部を確実に巻締めし且巻締時にその周
縁部で紙製容器の側壁上端部を押圧係止しであるので、
外観上も美観を与える効果を期待しえ、紙製容器が外側
容器の為、合成樹脂製容器に比して比較的鮮明な印刷が
施しえ又使用後の廃棄処分としても公害の発生を引き起
す慮れも少ない容器を提供しうるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので第１＠は斜視図で、
第２図は液体を封入した状態の縦断面図、第３図は第２
図一点鎖線円型図示部分の拡大断面図である。 図中 １０・・・・・・紙製容器、１２・・・・・・側
壁、２０・・・・・・接着剤、３０・・・・・・ポリエ
チレンテレフタレート（ＰＥＴ）製蓋体、３１・・・・
・・側壁、３２・・・・・・フランジ部、４０・・・・
・・アルミニウム製蓋体、４１・・・・・・フランジ部
、４２・・・・・・円縁部。
第２図は液体を封入した状態の縦断面図、第３図は第２
図一点鎖線円型図示部分の拡大断面図である。 図中 １０・・・・・・紙製容器、１２・・・・・・側
壁、２０・・・・・・接着剤、３０・・・・・・ポリエ
チレンテレフタレート（ＰＥＴ）製蓋体、３１・・・・
・・側壁、３２・・・・・・フランジ部、４０・・・・
・・アルミニウム製蓋体、４１・・・・・・フランジ部
、４２・・・・・・円縁部。
Claims (1)
- 紙製容器１０と熱可塑性合成樹脂製容器３０と金属製蓋
体４０とからなり、紙製容器１０に逆截頭円錐形状のテ
ーパーの熱可塑性合成樹脂製容器３０を挿入し、前記同
容器１０．３０の側壁１２．３１の上端部を接着剤２０
で一体的に接着させ、さらに前記合成樹脂製容器３０の
側壁３１の上端部及びフランジ部３２をその下端部より
厚く形成し、そのフランジ部３２に該蓋体４０のフラン
ジ部４１を巻締めると共に該フランジ部４１の周縁部４
２で紙製容器１０の側壁１２の上端部を押圧係止してな
る二重密閉容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16274080U JPS594945Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 二重密閉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16274080U JPS594945Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 二重密閉容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785467U JPS5785467U (ja) | 1982-05-26 |
| JPS594945Y2 true JPS594945Y2 (ja) | 1984-02-14 |
Family
ID=29521575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16274080U Expired JPS594945Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 二重密閉容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594945Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58121827U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | 東洋製罐株式会社 | 密封プラスチツク容器組立体 |
-
1980
- 1980-11-15 JP JP16274080U patent/JPS594945Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785467U (ja) | 1982-05-26 |
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