JP2003054482A - 雪上車のフレーム構造 - Google Patents

雪上車のフレーム構造

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JP2003054482A
JP2003054482A JP2001241610A JP2001241610A JP2003054482A JP 2003054482 A JP2003054482 A JP 2003054482A JP 2001241610 A JP2001241610 A JP 2001241610A JP 2001241610 A JP2001241610 A JP 2001241610A JP 2003054482 A JP2003054482 A JP 2003054482A
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frame
frame structure
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Toyochika Etou
豊周 衛藤
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62M27/00Propulsion devices for sledges or the like
    • B62M27/02Propulsion devices for sledges or the like power driven
    • B62M2027/023Snow mobiles characterised by engine mounting arrangements

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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転伝達軸同士の取付け位置精度や車体フレ
ームに対するその他の部材等の組立て精度を充分に高め
且つエンジンや自動ベルト変速機の従動軸を支持するた
めの充分な強度を有する雪上車のフレーム構造を提供す
る。 【解決手段】 エンジンのクランク軸の回転動力を、ベ
ルト自動変速機を介してトラックベルトに伝達して走行
する雪上車のフレーム構造であって、エンジンルーム1
30の後部上側の車体フレーム本体2に、鋳造により一
体成形した底面部9aと後面部9bとこれらに連続する
左右1対の側面部9cとを有するフレーム体9を固定
し、該フレーム体9の前部でエンジンを懸架し、前記フ
レーム体9の側面部9cでベルト自動変速機の従動軸を
軸支した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雪上車のフレーム構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】雪上車には車体前部に左右1対のスキー
が備わる。スキーは、ハンドルに連結されたステアリン
グコラムやリンクロッド等のステアリング系を介して操
舵される。車体前部にはエンジンルームが形成され車体
フレームに懸架されたエンジンが収容される。エンジン
のクランク軸はベルト自動変速機を介して走行用のトラ
ックベルトに連結される。ベルト自動変速機は、クラン
ク軸に連結された動力取出し軸上の駆動プーリと従動軸
上の従動輪との間に無端Vベルトを巻き掛けた構成であ
る。従動輪はチェーン等の無端伝導手段を介して走行用
のトラックを駆動する駆動ホイールに連結される。チェ
ーンはチェーンカバー等の伝導カバーで覆われる。
【0003】従来の雪上車の車体フレーム構造(例えば
特開平9-193880号公報)は、複数の板金フレーム片やア
ルミの押出し材あるいはブラケット等を溶接やリベット
等で結合して構成され、この車体フレームの前部にエン
ジンが懸架されるとともにベルト自動変速機の従動軸が
軸支されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
雪上車のフレーム構造では、複数のフレーム片等のフレ
ーム構成部材自体の加工精度やこれらの構成部材同士の
組付け精度等により、エンジンからベルト自動変速機ま
での回転動力が伝達される各軸の相互の取付け位置精度
が悪くなるおそれがある。
【0005】また、車体フレームでエンジンを懸架した
りベルト自動変速機の従動軸を支持するためには、従来
のように複数のフレーム片等の構成部材の結合による車
体フレーム構造ではその強度が不足するおそれがある。
【0006】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、回転伝達軸同士の取付け位置精度や車体フレーム
に対するその他の部材等の組立て精度を充分に高め且つ
エンジンや自動ベルト変速機の従動軸を支持するための
充分な強度を有する雪上車のフレーム構造の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、エンジンのクランク軸の回転動力を、
ベルト自動変速機を介してトラックベルトに伝達して走
行する雪上車のフレーム構造であって、エンジンルーム
の後部上側の車体フレーム本体に、鋳造により一体成形
した底面部と後面部とこれらに連続する左右1対の側面
部とを有するフレーム体を固定し、該フレーム体の前部
でエンジンを懸架し、前記フレーム体の側面部でベルト
自動変速機の従動軸を軸支したことを特徴とする雪上車
のフレーム構造を提供する。
【0008】この構成によれば、ユニット化された一体
成形体の鋳造品によりフレーム体を形成し、このフレー
ム体によって、エンジンを懸架するとともに、エンジン
の回転動力が伝達されるベルト自動変速機の従動軸を軸
支したので、鋳造によりフレーム体が容易に精度よくユ
ニット化でき、エンジンからベルト自動変速機までの回
転動力が伝達される各軸の相互の取付け精度が向上す
る。さらにこれらの各軸が車体フレームに対し精度よく
組付けられるため、これらの軸に対する他の部材の位置
精度が向上する。
【0009】また、一体成形体の鋳造品により、底面
部、後面部および左右側面部を有する3次元的に充分な
強度をもった略箱体形状等のフレーム体が形成されるた
め、エンジンやベルト自動変速機の従動軸が、このフレ
ーム体からなる車体フレームに充分強固に支持される。
【0010】好ましい構成例では、前記フレーム体の後
面部を略鉛直方向に立設し、この後面部に貫通孔を設
け、該貫通孔を通してエンジンから延設された排気管を
エンジンルーム外に導くことを特徴としている。
【0011】この構成によれば、フレーム体の後面部を
略鉛直方向に立設するとともに、この後面部に排気管を
エンジンルームから外に導くための貫通孔を設けたの
で、この貫通孔を可及的に小さくすることができ、その
分、フレーム体の剛性や強度の低下を抑えることができ
る。
【0012】さらに好ましい構成例では、前記ベルト自
動変速機の従動軸の回転動力を、トラックベルト駆動軸
に無端伝導手段を介して伝達し、該無端伝導手段を収容
する伝導ケースを前記フレーム体の側面部に設けたこと
を特徴としている。
【0013】この構成によれば、従動軸が軸支されたフ
レーム体の側面部に無端伝導手段(例えばチェーン)を
収容する伝導ケース(例えばチェーンケース)を設けた
ので、従動軸に対して伝導ケースを精度よく位置付ける
ことができる。
【0014】また、3次元的に強度の高い形状のユニッ
ト化されたフレーム体に伝導ケースを設けたので、伝導
ケースが車体フレームよって強固に支持される。
【0015】さらに好ましい構成例では、前記伝導ケー
スは前記フレーム体と鋳造により一体成形されたことを
特徴としている。
【0016】この構成によれば、部品点数を削減できる
とともに、フレーム体に対する伝導ケースの取付け位置
や取付け角度の精度を高めることができる。
【0017】さらに好ましい構成例では、前記フレーム
体の側面部を、前記車体フレーム本体の左右1対の側面
部材にそれぞれ固定したことを特徴としている。
【0018】この構成によれば、フレーム体を鋳造によ
り一体成形したので、車体フレーム本体の側面部材を取
付けるための取付け孔を、フレーム体の左右の側面部に
それぞれ設ける際に、左右取付け孔の相互の位置精度を
良好にすることができる。この結果、フレーム体を車体
フレーム本体に精度よく固定できる。
【0019】また、鋳造により一体成形したフレーム体
に車体フレーム本体を固定したので、フレーム全体とし
ての剛性や強度を高めることができる。
【0020】さらに好ましい構成例では、前記フレーム
体の左右1対の側面部に、それぞれ上方に向って延びる
延設部を鋳造により一体成形し、該延設部と車体フレー
ム本体の前部とを補強部材で連結固定したことを特徴と
している。
【0021】この構成によれば、フレーム体を鋳造によ
り一体成形するとともに、このフレーム体にさらに鋳造
により一体成形した延設部と車体フレーム本体の前部と
を補強部材で連結固定したので、車体フレームの前部の
剛性および強度を十分高くすることができる。
【0022】さらに好ましい構成例では、前記補強部材
に、雪上車のスキーを操舵するためのハンドルを支持さ
せたことを特徴としている。
【0023】この構成によれば、強固に固定された補強
部材にスキーのハンドルを支持させたので、ハンドルが
車体フレームに強固に支持される。
【0024】さらに好ましい構成例では、前記ハンドル
の回転をスキーに伝達するステアリングコラムを有し、
このステアリングコラムを前記フレーム体によって軸支
したことを特徴としている。
【0025】この構成によれば、補強部材を介してハン
ドルを支持させたフレーム体(鋳造による一体成形部
品)にステアリングコラムを軸支するので、ハンドルと
ステアリングコラムの相対位置精度を高めることができ
る。また、鋳造による一体成形部品のフレーム体にステ
アリングコラムを軸支するので、ステアリングコラムを
強固に支持できる。
【0026】さらに好ましい構成例では、前記フレーム
体の左右1対の側面部間に、エンジンを懸架するための
ボルトを架渡して固定したことを特徴としている。
【0027】この構成によれば、エンジンを懸架するた
めのボルトが補強用のクロスメンバとして機能するの
で、フレーム体を鋳造により一体成形したことと相俟っ
て、フレーム体の剛性および強度を十分確保することが
できる。
【0028】さらに好ましい構成例では、前記フレーム
体の左右1対の側面部のうち少なくとも一方の側面部
に、中空筒状の雄ネジ部材をその端部が該側面部の内側
に突出するように螺着し、該雄ネジ部材を回転させるこ
とによりその端部とこれに対向する側面部との間の間隔
を調整可能とし、前記ボルトをカラー及び前記雄ネジ部
材に挿通させ、該カラーを前記雄ネジ部材の端部及びこ
れと対向する側面部間に挟持した状態で左右1対の側面
部同士を前記ボルトに螺合するナットで締結固定したこ
とを特徴としている。
【0029】この構成によれば、左右1対の側面部間の
間隔が雄ネジ部材により調整可能となるため、左右の側
面部間の間隔をエンジン組付け時に円滑に装着できる程
度に余裕をもって形成し、エンジンを左右の側面部間に
挿入した後でエンジン側から突出する取付け用のボスを
通してボルトを左右側面部間に挿通させ、左右側面部の
間隔を狭めてカラーを介して左右側面部の間にエンジン
を隙間なく挟持することができる。この状態で左右の側
面部の外側からボルトおよびナットによりエンジンを強
固に固定することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に
係る雪上車の全体側面図である。雪上車101は、車体
102の前部に左右フロントサスペンション(緩衝器)
103を備え、各フロントサスペンション103に操向
用のスキー104が連結される。スキー104は、不図
示のステアリング軸やアームピボットおよびリンクロッ
ド等のステアリング系の部材を介して車体中央部のハン
ドル105に連結される。ハンドル105の後方の車体
102上に乗員が着座するためのシート106が備わ
る。
【0031】車体102内の前部にはエンジン107が
備わる。本実施形態では、このエンジン107は、直列
4気筒4サイクル水冷エンジンである。エンジン107
は、クランク軸(不図示)が車幅方向(図面に直角方
向)に配設され、各気筒は後方に傾斜している。エンジ
ン107の吸気管108上に気化器109が装着され、
吸気管端部に吸気消音器110が設けられる。エンジン
107の後方に排気管111が設けられ車体後端部の排
気管端部にマフラ(不図示)が装着される。
【0032】エンジン107のクランク軸(不図示)に
連結して、クランク軸と平行な動力取出軸125が設け
られる。この動力取出軸125にVベルト自動変速機1
14が装着される。この自動変速機114は、動力取出
軸125に設けた駆動プーリ115とこの駆動プーリ1
15にVベルト116を介して連結される従動プーリ
(従動輪)117とにより構成される。従動プーリ11
7は、従動軸117aの例えば車体左側の端部に装着さ
れる(図2参照)。
【0033】従動軸117aの従動プーリ117と反対
側の端部(車体右側)には被駆動輪(不図示)が装着さ
れる。この被駆動輪は、チェーン(不図示)を介して走
行駆動用の駆動ホイール118に連結される。駆動ホイ
ール118にはトラックベルト120が巻掛けられる。
これにより、エンジン107のクランク軸の回転動力が
自動変速機114を介して駆動ホイール118に伝達さ
れ、この駆動ホイール118が、スライドレール119
に装着された無端トラックベルト120を駆動して車体
102を走行駆動する。
【0034】図2は本発明に係る雪上車の車体フレーム
の全体構成を示す外観図である。この雪上車の車体1
は、車体中央部(ほぼ全体)を構成する車体フレーム本
体2と、その前後に取付けられた前部車体フレーム3お
よび後部車体フレーム4とにより構成される。
【0035】車体フレーム本体2は、本体上板17と、
その両側の本体側板18およびこれと一体のフートステ
ップ19(実際の足乗せ部はこのフートステップ19の
前部に設けられる。)により構成される。フートステッ
プ19の下面側にはエンジンの冷却水が循環する熱交換
器(不図示)が備わる。左右の本体側板18のそれぞれ
の前側に側板7がボルトまたはリベットにより一体的に
結合される。これらの左右の側板7を連結して底板6が
設けられる。これらの左右の側板7および底板6も本体
側板18と一体で車体フレーム本体2を構成する。
【0036】前部車体フレーム3は、例えばダイカスト
の鋳造体からなる懸架部材支持体8により構成される。
この懸架部材支持体8は、補強用のU字フレーム5と車
体フレーム本体2の前側部分を構成する底板6と左右の
側板7に固定される。
【0037】後部車体フレーム4は、例えばダイカスト
の鋳造体で形成される。さらに、車体中央部にも例えば
ダイカストの鋳造体からなる中央フレーム体9が車体フ
レーム本体2にボルトまたはリベットにより一体的に結
合され、車体フレームを構成する。
【0038】エンジン(不図示)は、車体フレーム本体
2の前部を構成する左右の側板7間に形成されたエンジ
ンルーム130内に配設される。このエンジンは、その
前側を前部車体フレーム3を構成するダイカストの懸架
部材支持体8に懸架されてマウント支持され、後部をダ
イカストの中央フレーム体9に懸架されてマウント支持
される。
【0039】エンジンの後面側にエンジンの冷却水が循
環する熱交換器31が備わる。この熱交換器31は左右
の側板7間に固定され、これらの側板7と一体となっ
て、車体フレーム構造の一部を構成する。
【0040】エンジンの出力軸(不図示)には変速機構
(不図示)を構成する従動輪10が連結され、トラック
ベルト(不図示)を駆動する。従動輪10は、車体フレ
ーム本体2の前部を構成する側板6に支持される。10
aは従動軸であり、従動輪10と反対側の端部にスプロ
ケット(不図示)が装着されチェーン(不図示)を介し
てトラックの駆動ホイール(不図示)を回転駆動する。
【0041】懸架部材支持体8の左右両側にはスキー1
1が懸架されて備わる。各スキー11には、保持筒体1
2を貫通する回転可能な操舵軸(不図示)が固定され
る。この操舵軸に操舵用ロッド13が連結される。操舵
用ロッド13はステアリング系(不図示)を介して車体
1の中央部のハンドル14に連結され、ハンドル14の
操作により操舵される。
【0042】懸架部材支持体8の左右両側に上下1対の
アーム状の部材からなる平行アームリンク15の一端
(根元側)が枢着される。平行アームリンク15の他端
は根元側(枢着部)を回転中心として揺動可能であり、
スキー11を保持する保持筒体12に固定される。懸架
部材支持体8の左右両側の上部には、緩衝器16の上端
部が枢着される。緩衝器16の下端部は、平行アームリ
ンク15の端部またはこれに固定された保持筒体12に
取り付けられる。
【0043】車体フレーム2の後部に固定された後部車
体フレーム4は、上面が開口した皿(または箱)状であ
り、マフラ(不図示)が収容される。後部車体フレーム
4の後方にグラブバー20および冷却水パイプ21が固
定される。冷却水パイプ21は、フートステップ19の
熱交換器に接続される。
【0044】図3は、車体フレームの前側部分の斜視図
である。車体フレーム本体2の前部は左右の側板7及び
底板6からなりその前端部に懸架部材支持体8が固定さ
れる。懸架部材支持体8の上部には4ヵ所に補強部材と
なるU字フレーム5(図2)を固定するためのボルト孔
23aが形成される。不図示のU字フレーム5の左右後
端部は、それぞれ本発明の鋳造品の一体成形体からなる
フレーム体9の左右の突出片9dに固定される。
【0045】エンジンルーム130の後部上側にフレー
ム体9が備わる。このフレーム体9は、底面部9a、後
面部9bおよびこれらと一体の左右の側面部9cを有
し、左右側面部9cの後方上側に突出片9dが一体成形
により延設される。後面部9bにはエンジン(不図示)
の排気管を挿通させてこれをエンジンルーム外に導く貫
通孔140が形成される。不図示の排気管には後述のよ
うに遮熱カバーが装着される。141はこの遮熱板の取
付けボスである。24は、従動輪10(図2)の従動軸
10a(図2)の端部のベアリング(不図示)を装着す
るための軸孔である。これと対向する側にも従動軸が挿
通する貫通孔142が形成される。143はエンジンの
後部を懸架するためのボスである。このようなフレーム
体9は、通常の金型を用いた鋳造、ダイカスト、ロスト
ワックスその他の鋳造法により形成することができる。
フレーム体9は、車体フレーム本体2の前部を構成する
左右の側板7に不図示のボルトおよびリベットにより固
定される。
【0046】図4、図5および図6は、それぞれ本発明
の実施形態に係るフレーム体9の平面図、側面図および
正面図である。
【0047】フレーム体9は、前述のように、底面部9
a、後面部9bおよびこれらと一体の左右の側面部9c
を有し、左右側面部9cの後方上側に突出片9dが一体
成形により延設される。底面部9aには、排気管遮熱カ
バー(不図示)取付け用の3個のボス141およびエン
ジン冷却水用の熱交換器(不図示)を固定するための7
個のボス(またはリベット孔)144が設けられる。後
面部9bには4気筒に対応して4つの排気管貫通孔14
0が形成される。車体左側の側面部9c(図5)には、
従動軸のベアリングを装着する軸孔24が形成され、そ
の両側にベアリングホルダ固定用のボルト挿通孔148
が設けられる。なお、ベアリングをボルトで固定する取
付け方法に代えてベアリングを圧入する場合には、ボル
ト挿通孔148は不要である。
【0048】147は、このフレーム体9を車体フレー
ム本体に固定するためのボルト挿通孔である。フレーム
体9は、車体フレーム本体に対し側面部9cのボルト挿
通孔146,147および側面部後方に連続する突出片
9dのリベット孔149を介して、ボルトおよびリベッ
ト(不図示)により固定される。前側のボルト挿通孔1
46にはエンジン懸架用のボルト(不図示)が後述のよ
うに挿通する。突出片9dの上縁に補強フレーム取付け
孔145が形成される。突出片9dのほぼ中央部に後述
の足乗せ台を支持する支持パイプ取付け孔169が形成
される。
【0049】図7は、排気管の遮熱カバー部分の正面図
である。前述のフレーム体9の後面部9cの後方の排気
管151には遮熱カバー150が装着される。遮熱カバ
ー150は、鉄板等の金属板をプレス曲げ加工等により
形成した上カバー150aおよび下カバー150bをそ
れぞれのカバーフランジ150cを突き合せてボルト
(不図示)により締結したものである。4本並列した各
排気管151は、パイプフランジ152によりエンジン
の排気通路(不図示)と連結される。
【0050】図8は、遮熱カバー部分の断面図である。
エンジン154の後部のエンジンボス部155が後述の
ように、懸架用のボルト156を介してフレーム体9に
マウントされる。フレーム体9の右の側面部9dには従
動軸(不図示)が挿通する貫通孔142が形成される。
遮熱カバー150の下カバー150bは、リベット14
1aによりフレーム体9の底面部9aに形成されたボス
141に固定される。排気管151は、その端部のパイ
プフランジ152を介してボルト153によりエンジン
154の排気通路(不図示)に接続される。排気管15
1は、フレーム体9の後面部9bの貫通孔140を通し
て後方に延設される。
【0051】図9はエンジン懸架支持構造を示す断面図
である。(A)はエンジン後部を示し、本発明の鋳造品
であるフレーム体9にマウントされる。(B)はエンジ
ン前部を示し、前部フレーム本体3を構成する同じく鋳
造品である懸架部材支持体8にマウントされる。
【0052】(A)に示すように、エンジン後部にエン
ジンと一体のエンジンボス部155が左右2箇所に形成
される。各エンジンボス部155には、金属カラー15
7およびその周囲に焼き付けられたゴム158が装着さ
れる。各金属カラー157は外側に向けて配設されたフ
ランジ157aを有する。
【0053】フレーム体9の左右の側面部9cの内面側
にエンジンマウント用のボス143が突出して形成され
る。左右のボス143は、その外側と車体フレーム本体
2の左右の側板7との間に熱交換器31のフランジ31
aを挟んで配設される。これらの左右のボス143を架
渡して1本のボルト156が挿通する。
【0054】左側のボス143の端面が基準面159と
なる。この基準面159に、エンジン側のボス部155
の金属カラー157のフランジ157aが当接する。
【0055】右側のボス143には雌ネジが形成され、
この雌ネジに、円筒状の雄ネジ部材160が螺合する。
雄ネジ部材160はその端部にフランジ160aを有す
る。この雄ネジ部材160を挿通してボルト156が配
設される。
【0056】エンジン側の左右のボス部155間の間隔
にほぼ一致してボルト156にカラー161が装着され
る。
【0057】エンジンを搭載する場合、まずフレーム体
9の左右のボス143間にエンジンのボス部155が挟
まるようにエンジンを挿入する。このとき、フレーム体
9の左右のボス143間の間隔は、エンジンを円滑に挿
入できるように、エンジン側の左右のボス部155の外
側同士間の長さより長い。この状態で、フレーム本体の
側板7の外側からツールを差込んで雄ネジ部材160を
回転させ、そのフランジ160aをエンジン側の金属カ
ラー157のフランジ157aに当接させる。次に、カ
ラー161をエンジン側の左右のボス部155間に配置
した状態で、ボルト156を挿通させる。その後右側の
車体フレームの側板7から突出したボルト156にナッ
ト162を螺着させ締付けてエンジンを固定する。
【0058】エンジン前側の懸架構造は、(B)に示す
ように、懸架部材支持体8(図2、図3参照)に設けた
左右のボス169のそれぞれに対し、ボルト166を用
いてエンジンのボス部163を支持する。エンジンのボ
ス部163は、(A)に示した後側のボス部155と同
様に、フランジ164aを有する金属カラー164とゴ
ム165とにより構成される。各ボス169に前述の雄
ネジ部材160が備わり、左右のボス169間の間隔を
調整可能としている。
【0059】図10および図11は、それぞれ本発明に
係る車体フレームの前側部分を示す側面図および正面図
である。
【0060】車体フレーム本体2の左右側面を構成する
本体側板19の下縁にフートステップ19が形成され
(図2参照)、左右のフートステップ19の前端部に足
乗せ台167が備わる。各足乗せ台167を下から支え
るように支持パイプ168が左右の側板7の外側に備わ
る。支持パイプ168の下側の端部は足乗せ台167の
下側で足乗せ台167とともに車体フレーム本体2側に
固定され、上側の端部はフレーム体9の突出片9dの取
付け孔169(図5参照)に差込まれボルトで固定され
る。
【0061】熱交換器31の左右側面にフランジ31a
が接合され、各フランジ31aはリベットにより左右の
側板7に固定される。熱交換器31の上片31bはリベ
ットによりフレーム体9の底面部9aの前縁部に固定さ
れる。170は冷却水パイプである。
【0062】図12は足乗せ台167部分の詳細図であ
る。足乗せ台167の下面側に板金を曲げ加工した支持
材171がリベット止めされ、この支持材171の下縁
が車体フレーム本体を構成するフートステップ19にリ
ベット止めされる。支持パイプ168は、リベット17
2により足乗せ台167およびその支持材171に固定
される。
【0063】図13は上記雪上車のステアリング系の全
体構成図であり、図14はその要部斜視図である。
【0064】ハンドル14に結合されたステアリング軸
44が車体側の上下の支持部材45に保持される。ステ
アリング軸44の下端部にアームレバー46を介してロ
ッド47が連結される。ロッド47の端部にアームレバ
ー48を介して回転支軸49の一端が装着される。回転
支軸49の他端部にアームレバー50を介してロッド4
3の一端が連結される。このロッド43の他端は、リン
ク42を介して連動する2つのアームレバー40のうち
一方に連結される。各アームレバー40に操舵用ロッド
13が連結される。操舵用ロッド13の端部にアームレ
バー51を介してスキー11の操舵軸(不図示)が連結
される。
【0065】このようなステアリング系の構成におい
て、ハンドル14を操作すると、ステアリング軸44お
よび回転支軸49が各軸廻りに回転し、ロッド43を矢
印Aのように駆動し、これに連動して操作用ロッド13
を矢印Bのように駆動する。これにより、操作用ロッド
13に連結されたスキー11の方向が操作される。
【0066】図15はチェーンケースの側面構成図であ
り、図16はそのA−A部の断面図である。また、図1
7はその全体断面図である。
【0067】チェーンケース180は、車体右側の車体
フレーム本体2の側板7の外側に配設される。前述のよ
うに、フレーム体9を挿通して従動軸10aが配設され
る。この従動軸10aの側板7から突出した右側端部に
スプロケット181(図17)が装着される。従動軸1
0aが挿通するフレーム体9の貫通孔142はルーズ孔
であり従動軸10aを直接支持しない。トラック(不図
示)を駆動する駆動軸183にスプロケット184が装
着される。両スプロケット181,184間にチェーン
182が巻き掛けられる。両スプロケット181,18
4およびチェーン182を覆うチェーンケース180
は、本体180aとキャップ180bの2分割構造であ
る。
【0068】本体180aとカバー180b間はシール
材185(図17)で封止される。従動軸10a上のス
プロケット181の両側にベアリング186が装着さ
れ、従動軸10aをチェーンケース180内に回転可能
に保持する。駆動軸183上のスプロケット184の内
側にベアリング187が装着され、駆動軸183をチェ
ーンケース180内に回転可能に保持する。ケース本体
180a内のベアリング186,187は、本体内の凹
所内に圧入されサークリップ188で固定保持した取付
け構造である。このように、ベアリング186,187
を介して従動軸10aおよび駆動軸183を保持したチ
ェーンケース180を車体フレーム本体2の側板7に固
定することにより、従動軸10aおよび駆動軸183が
車体フレーム側に強固に固定される。
【0069】チェーンケース180の外側の従動軸10
aの端部には、ブレーキ装置189が装着される。ブレ
ーキ装置189は、従動軸10a上に装着されたブレー
キディスク190と、これを挟むケースキャップ180
bに取付けられた油圧キャリパー191とからなる。キ
ャリパー191は2個のボルト192によりケースキャ
ップ180bに固定される。180c(図16、図1
7)は、ケースキャップ180bと一体のブレーキ取付
け片である。
【0070】チェーンケース180は上側の2本のボル
ト193により、車体フレーム本体2の側板7およびフ
レーム体9に固定される。チェーンケース180はさら
に、下側で複数(例えば3本)のボルト194により側
板7に固定される。
【0071】31はエンジン冷却水を冷却する熱交換器
であり、31aはその取付けフランジ、31bはフィン
である。
【0072】図18は、変速装置の従動輪部分の断面図
である。従動輪10は1対の対向間距離が可変のシーブ
からなり、両シーブ間にVベルト195が巻回される。
この従動輪10が装着された従動軸10aは、ベアリン
グ196を介してフレーム体9に形成された軸孔24を
挿通する。図の例では、ベアリング196はベアリング
ホルダー197に保持されてフレーム体9に形成された
ボルト挿通孔148(図5)を通してボルト(不図示)
で固定される構造である。このようなボルトによる取付
け構造に代えて、前述の図17に示したように、フレー
ム体9にベアリング196が嵌合する凹所を形成し、こ
の凹所にベアリング196を圧入して抜け止め用のサー
クリップを装着してもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ユニ
ット化された一体成形体の鋳造品によりフレーム体を形
成し、このフレーム体によって、エンジンを懸架すると
ともに、エンジンの回転動力が伝達されるベルト自動変
速機の従動軸を軸支したので、鋳造によりフレーム体が
容易に精度よくユニット化でき、エンジンからベルト自
動変速機までの回転動力が伝達される各軸の相互の取付
け精度が向上する。さらにこれらの各軸が車体フレーム
に対し精度よく組付けられるため、これらの軸に対する
他の部材の位置精度が向上する。
【0074】また、一体成形体の鋳造品により、底面
部、後面部および左右側面部を有する3次元的に充分な
強度をもった略箱体形状等のフレーム体が形成されるた
め、エンジンやベルト自動変速機の従動軸が、このフレ
ーム体からなる車体フレームに充分強固に支持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される雪上車の全体構成図。
【図2】 本発明の実施形態に係る雪上車の車体フレー
ム構造図。
【図3】 図2の車体構造の車体前部の詳細構造説明
図。
【図4】 本発明のフレーム体の平面図。
【図5】 図4のフレーム体の側面図。
【図6】 図4のフレーム体の正面図。
【図7】 排気管接続部の正面図。
【図8】 排気管接続部の断面図。
【図9】 エンジン懸架部分の構成説明図。
【図10】 本発明の車体フレーム前部の側面図。
【図11】 図10の車体フレームの正面図。
【図12】 フートステップの足乗せ部の断面図。
【図13】 雪上車のステアリング系の全体構成図。
【図14】 図13のステアリング系の要部斜視図。
【図15】 チェーンケースの側面構成説明図。
【図16】 図15のA−A部の断面図。
【図17】 図15のチェーンケースの断面図。
【図18】 自動ベルト変速装置の従動輪部分の断面図。
【符号の説明】
1:車体、2:車体フレーム本体、3:前部車体フレー
ム、4:後部車体フレーム、5:U字フレーム、6:底
板、7:側板、7a:前片、8:懸架部材支持体、9:
フレーム体、9a:底面部、9b:後面部、9c:側面
部、9d:突出片、10:従動輪、10a:従動軸、1
1:スキー、12:保持筒体、13:操舵用ロッド、1
4:ハンドル、15:平行リンクアーム、15a:根元
部、16:緩衝器、17:本体上板、18:本体側板、
19:フートステップ、20:グラブバー、21:冷却
水パイプ、23a:ボルト孔、24:軸孔、31:熱交
換器、40:アームレバー、41:軸ボルト、42:リ
ンク、43:ロッド、44:ステアリング軸、45:支
持部材、46:アームレバー、47:ロッド、48:ア
ームレバー、49:回転支軸、50:アームレバー、5
1:アームレバー、101:雪上車、102:車体、1
03:フロントサスペンション、104:スキー、10
5:ハンドル、106:シート、107:エンジン、1
08:吸気管、109:気化器、110:吸気消音器、
111:排気管、114:自動変速機、115:駆動プ
ーリ、116:Vベルト、117:従動プーリ、117
a:従動軸、118:駆動ホイール、119:スライド
レール、120:トラックベルト、125:動力取出
軸、130:エンジンルーム。140:貫通孔、14
1:ボス、142:貫通孔、143:ボス、144:ボ
ス、145:補強フレーム取付け孔、146:エンジン
懸架用ボルト挿通孔、147:ボルト挿通孔、148:
ベアリング取付けボルト挿通孔、149:リベット孔、
150:遮熱カバー、150a:上カバー、150b:
下カバー、150c:カバーフランジ、151:排気
管、152:パイプフランジ、153:ボルト、15
4:エンジン、155:エンジンボス部、156:エン
ジン懸架用ボルト、157:金属カラー、157a:フ
ランジ、158:ゴム、159:基準面、160:雄ネ
ジ部材、160a:フランジ、161:カラー、16
2:ナット、163:ボス部、164:金属カラー、1
65:ゴム、166:ボルト、167:足乗せ台、16
8:支持パイプ、169:エンジン懸架用ボス、17
0:冷却水パイプ、171:支持材、172:リベッ
ト、180:チェーンケース、180a:ケース本体、
180b:ケースキャップ、180c:ブレーキ取付け
片、181:スプロケット、182:チェーン、18
3:駆動軸、184:スプロケット、185:シール、
186:ベアリング、187:ベアリング、188:サ
ークリップ、189:ブレーキ装置、190:ブレーキ
ディスク、191:キャリパー、192:ボルト、19
3:ボルト、194:ボルト、195:Vベルト、19
6:ベアリング、197:ベアリングホルダ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのクランク軸の回転動力を、ベル
    ト自動変速機を介してトラックベルトに伝達して走行す
    る雪上車のフレーム構造であって、 エンジンルームの後部上側の車体フレーム本体に、鋳造
    により一体成形した底面部と後面部とこれらに連続する
    左右1対の側面部とを有するフレーム体を固定し、 該フレーム体の前部でエンジンを懸架し、 前記フレーム体の側面部でベルト自動変速機の従動軸を
    軸支したことを特徴とする雪上車のフレーム構造。
  2. 【請求項2】前記フレーム体の後面部を略鉛直方向に立
    設し、この後面部に貫通孔を設け、該貫通孔を通してエ
    ンジンから延設された排気管をエンジンルーム外に導く
    ことを特徴とする請求項1に記載の雪上車のフレーム構
    造。
  3. 【請求項3】前記ベルト自動変速機の従動軸の回転動力
    を、トラックベルト駆動軸に無端伝導手段を介して伝達
    し、該無端伝導手段を収容する伝導ケースを前記フレー
    ム体の側面部に設けたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の雪上車のフレーム構造。
  4. 【請求項4】前記伝導ケースは前記フレーム体と鋳造に
    より一体成形されたことを特徴とする請求項3に記載の
    雪上車のフレーム構造。
  5. 【請求項5】前記フレーム体の側面部を、前記車体フレ
    ーム本体の左右1対の側面部材にそれぞれ固定したこと
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の雪上車
    のフレーム構造。
  6. 【請求項6】前記フレーム体の左右1対の側面部に、そ
    れぞれ上方に向って延びる延設部を鋳造により一体成形
    し、該延設部と車体フレーム本体の前部とを補強部材で
    連結固定したことを特徴とする請求項1から5のいずれ
    かに記載の雪上車のフレーム構造。
  7. 【請求項7】前記補強部材に、雪上車のスキーを操舵す
    るためのハンドルを支持させたことを特徴とする請求項
    6に記載の雪上車のフレーム構造。
  8. 【請求項8】前記ハンドルの回転をスキーに伝達するス
    テアリングコラムを有し、このステアリングコラムを前
    記フレーム体によって軸支したことを特徴とする請求項
    7に記載の雪上車のフレーム構造。
  9. 【請求項9】前記フレーム体の左右1対の側面部間に、
    エンジンを懸架するためのボルトを架渡して固定したこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の雪上
    車のフレーム構造。
  10. 【請求項10】前記フレーム体の左右1対の側面部のう
    ち少なくとも一方の側面部に、中空筒状の雄ネジ部材を
    その端部が該側面部の内側に突出するように螺着し、該
    雄ネジ部材を回転させることによりその端部とこれに対
    向する側面部との間の間隔を調整可能とし、前記ボルト
    をカラー及び前記雄ネジ部材に挿通させ、該カラーを前
    記雄ネジ部材の端部及びこれと対向する側面部間に挟持
    した状態で左右1対の側面部同士を前記ボルトに螺合す
    るナットで締結固定したことを特徴とする請求項9に記
    載の雪上車のフレーム構造。
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