JP2003053798A - 射出成形用金型及び射出成形方法 - Google Patents

射出成形用金型及び射出成形方法

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JP2003053798A
JP2003053798A JP2001242100A JP2001242100A JP2003053798A JP 2003053798 A JP2003053798 A JP 2003053798A JP 2001242100 A JP2001242100 A JP 2001242100A JP 2001242100 A JP2001242100 A JP 2001242100A JP 2003053798 A JP2003053798 A JP 2003053798A
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injection molding
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injection
side mold
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Takashi Suzuki
孝 鈴木
Shin Yamaguchi
伸 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形不良の防止と、金型の長寿命化とを図
る。 【解決手段】 固定側型17に取り付けられたキャビテ
ィ28の周囲に、複数個のサポートブロック34を着脱
自在に取り付ける。固定側型17と可動側型20とが閉
じられる際に、サポートブロック34を可動側型20に
当接させる。そして、キャビティ28とコア29との間
に、5〜25μmの隙間CLを形成する。射出成形時に
は、この隙間CL全体がガスベントとして機能し、樹脂
から発生したガスを金型外に排出する。これにより、ガ
ス焼けやショートショット,ウェルドライン,曇り等の
成形不良を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの放出性能を
高めた射出成形用金型と、この金型を使用した射出成形
方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形用金型のキャビティまたはコア
のパーティング面(成形品を型から取り出す時に分離す
る面)には、プラスチックから発生したガスを金型外に
排出するガスベントが設けられている。このガスベント
は、パーティング面に形成された溝からなるが、およそ
100万〜300万ショットで潰れてしまう。ガスベン
トが潰れると金型内にガスが残ってしまい、このガスに
よってガス焼けやショートショット、ウェルドライン、
曇り等の成形不良が発生する。そのため、ガスベントが
潰れた金型は、キャビティーまたはコアのパーティング
面とガスベントとを研磨して再使用していた。
【0003】上記パーティング面とガスベントとの再研
磨を行なうと、成形品の寸法が小さくなる。そのため、
成形品の寸法公差の関係から、金型の研磨は1〜2回が
限界であった。金型の寿命は、ガスベントが潰れるまで
に可能なショット数と、再研磨により修理可能な回数と
によって決まり、およそ500万ショット程度となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多数個取り用の金型
は、1個取り用の金型に比べてパーティング面の面積が
小さいため、ガスベントが潰れるのが早く、金型寿命が
短かった。また、成形不良を防止するためにガスベント
を増やすと、金型加工費が高くなるとともに、金型寿命
が短くなるため、製品コストに対する影響が大きかっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、成形不良の防止と、金型の長寿命化とを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の射出成形用金型は、固定側型と可動側型
とのパーティング面のいずれか一方、あるいは両方に、
他方のパーティング面に接触して隙間を形成する複数個
の着脱自在なサポートブロックを取り付け、隙間全体を
ガスベントとして機能させるようにしたものである。ま
た、サポートブロックが潰れて隙間が減少した場合に
は、サポートブロックを交換することができる。
【0007】更に、バリの発生を防止するために、型締
め時のパーティング面の隙間が5〜25μmとなるよう
に、サポートブロックの高さを調節するようにしたもの
である。
【0008】また、金型の寿命を延ばすために、固定側
型及び可動側型よりも硬度の低い材質でサポートブロッ
クを形成するとよい。具体的には、機械構造用炭素鋼を
用いる。
【0009】更に、可動側型を固定側型に押し付ける型
締め機の作用点近傍のサポートブロックは、他の部分の
サポートブロックよりも潰れ量が大きくなるので、他の
サポートブロックよりも高く、例えば5〜10μm高く
形成するとよい。また、型締め機の作用点近傍のサポー
トブロックの面積を他のサポートブロックの面積より広
くしても、高さを高くした場合と同様の効果を得ること
ができる。
【0010】また、サポートブロックの総面積は、金型
の寿命を延ばすためにパーティング面の型板の面積の1
/2以下としたものである。
【0011】更に、上記射出成形用金型を使用した射出
成形方法としては、可動側型を固定側型に押し付ける型
締め力をバリが発生しないレベルまで低くしたものであ
る。この型締め力は、型開き量が15μm以内になるよ
うにするとよい。
【0012】また、バリやショートショットの発生を防
止するために、射出成形後の最小クッション量及び保圧
完了位置の監視のばらつきを0.2以内にするととも
に、射出成形時の樹脂計量値は、射出速度で充填した時
にショートショットが発生しない量とするとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施した射出成
形機の構成を示す概略図である。射出成形機2は、例え
ば、135サイズの写真フイルムパトローネを収納する
円筒形状のプラスチックケースのキャップを成形する射
出成形機であり、射出ユニット3,金型ユニット4,型
締ユニット5からなり、これらが水平に配置された横型
射出成形機である。射出ユニット3は、ホッパ6,加熱
シリンダ7,スクリュー8,減速ギヤ9,油圧モータ1
0,射出シリンダ11,バンドヒータ12,ノズル13
からなる。
【0014】ホッパ6には、樹脂ペレットが投入され
る。ホッパ6に投入された樹脂ペレットは、加熱シリン
ダ7内に供給される。加熱シリンダ7内には、スクリュ
ー8が組み込まれている。スクリュー8は、後端の軸部
8aに取り付けられた減速ギヤ9と、この減速ギヤ9に
噛合する油圧モータ10とによって加熱シリンダ7内で
回転される。また、軸部8aの後端に取り付けられた油
圧式の射出シリンダ11によって、加熱シリンダ7内を
前進または後退される。
【0015】加熱シリンダ7内に供給された樹脂パレッ
トは、加熱シリンダ7の外周に巻かれたバンドヒータ1
2の加熱と、スクリュー8の回転時の剪断発熱とによっ
て溶融される。溶融された樹脂は、スクリュー8の前進
によってノズル13から射出され、射出圧力,背圧,射
出速度が与えられる。ノズル13は、加熱シリンダ7の
先端に設けられており、金型ユニット4の固定側取付板
15に設けられたスプルブシュ16(図2参照)に接し
て溶融樹脂の金型ユニット4への流路を形成する。
【0016】金型ユニット4は、固定側取付板15と、
この固定側取付板15に取り付けられた固定側型17
と、固定側取付板15に一端が保持された複数本のスラ
イドシャフト18と、このスライドシャフト18により
固定側取付板15に対して移動自在とされた可動側取付
板19と、この可動側取付板19に取り付けられた可動
側型20及び受け板21とからなる。なお、符合22
は、成形品を可動側型から取り外すイジェクタピンを駆
動させるイジェクタシリンダである。
【0017】型締めユニット5は、スライドシャフト1
8の他端を保持する保持板24と、この保持板24と可
動側取付板19との間に組み込まれたトグル機構25
と、このトグル機構25を動作させて可動側取付板19
をスライドシャフト18に沿って移動させる型締めシリ
ンダ26とからなる。
【0018】図2及び図2のX−X断面を表す図3とに
示すように、固定側型17と可動側型20とには、キャ
ビティ28とコア29とが取り付けられている。キャビ
ティ28には、スプルブシュ16と連なるスプル30が
形成されている。コア29と受け板21とには穴31が
形成され、この穴31内には、型開き時に突出してコア
29から成形品を取り外すイジェクタピン32が挿通さ
れている。
【0019】固定側型17のパーティング面には、キャ
ビティ28の周囲に4個のサポートブロック34が取り
付けられている。このサポートブロック34は、可動側
型20のパーティング面に接して、キャビティ28とコ
ア29との間に、例えば5〜25μm程度の隙間CLを
形成する。これにより、キャビティ28とコア29との
パーティング面を保護するとともに、隙間CL全体がガ
スベントとして機能するので、ガス焼けやショートショ
ット,ウェルドライン,曇り等の成形不良の発生を防止
することができる。なお、隙間CLが5μm以下の場合
には、ガスの抜けが悪くなり、サポートブロック34の
損傷も早くなる。また、隙間CLが25μm以上の場合
には、樹脂によって異なるが、バリが発生してしまう。
【0020】上記サポートブロック34は、固定側型1
7及び可動側型20よりも硬度の低い材質、例えば機械
構造用炭素鋼で形成されているため、サポートブロック
34の圧力によって固定側型17及び可動側型20が潰
れてしまうことはない。また、サポートブロック34
は、中央に設けられた穴34aを利用して、固定側型1
7にネジ36で着脱自在に取り付けられている。そのた
め、サポートブロック34が潰れてキャビティ28とコ
ア29との隙間CLが狭くなった場合には、固定側型1
7及び可動側型20を補修せずにサポートブロック34
を交換するだけで、キャビティ28とコア29との間の
適性な隙間CLを得ることができ、金型の補修にかかる
コストを低減することができる。
【0021】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。射出ユニット3では、プラスチックケースのキャッ
プの成形開始とともに、バンドヒータ12の発熱が開始
される。ホッパ6に供給された樹脂ペレットは、加熱シ
リンダ7内に送り込まれる。スクリュー8は、減速ギヤ
9を介して油圧モータ10により回転する。この回転時
のスクリュー8の剪断熱と、バンドヒータ12の発熱と
によって樹脂ペレットは溶融される。
【0022】型締めユニット5では、型締めシリンダ2
6が作動してトグル機構25を動作させ、可動側取付板
19を固定側取付板15に向けて移動させ、固定側型1
7と可動側型20とを閉じる。このときに、図2に示す
ように、固定側型17のサポートブロック34が可動側
型20のパーティング面に接触するので、キャビティ2
8とコア29との間には、5〜25μmの隙間CLが形
成される。
【0023】金型ユニット4の準備が完了すると、射出
ユニット3では射出シリンダ11が作動してスクリュー
8を前進させる。これにより溶融した樹脂は、ノズル1
3とスプルブシュ16とスプル30とを経て、キャビテ
ィ28とコア29との間に充填される。この充填時に発
生するガスは、キャビティ28とコア29との間の隙間
CLから吐出されるので、ガス焼けやショートショッ
ト、ウェルドライン、曇り等の成形不良が発生すること
はない。
【0024】金型への樹脂の充填後、射出ユニット3は
保圧状態となるが、この時に最小クッション量及び保圧
完了位置が0.2以内となるようにを監視することで、
不良品の発生を未然に検出することができる。
【0025】金型が冷却されてスプル部分が凝固点に達
すると、射出ユニット3による保圧は終了される。そし
て、型締めユニット5の型締めシリンダ26がトグル機
構25を動作させて可動側取付板19を固定側取付板1
5から離れる方向に移動させ、型開きを行なう。このと
きに、イジェクタシリンダ22が作動してイジェクタピ
ン32を突き出し、コア29から成形品を取り外す。
【0026】完成したプラスチックケースのキャップ
は、金型内から取り出され、スプル部分が切除される。
そして、各種検査工程を経て写真フイルムパトローネの
生産ラインに送られる。
【0027】なお、上記実施形態では、1個取り用の金
型を使用する場合について説明したが、図4に示すよう
に、例えば48個のキャップを一度に成形可能な多数個
取り用の金型40を使用する場合には、各キャビティ4
1とガスベント43との間を埋めるようにサポートブロ
ック42を配置するとよい。
【0028】この金型40を用いて130万ショットの
射出成形を行い、ガスベント43及びサポートブロック
42の潰れ量を測定した。サポートブロックを使用しな
い従来の金型では、130万ショット後のガスベントの
潰れ量は5〜8μmとなっていた。しかしながら、サポ
ートブロック42を設けると、ガスベント43の潰れ量
を1〜2μmをに抑えることができた。このときのサポ
ートブロック42の潰れ量は、3μmとなる。これによ
り、サポートブロック42を適宜交換することで、金型
40の補修サイクルを延ばすことができ、金型40の寿
命を長くするとともに成形コストを下げることができ
る。
【0029】なお、トグル方式の型締めユニット5は、
金型40の天側と地側とに圧力がかかるため、パーティ
ング面の天側と地側は中央部よりも傷みやすい。金型4
0を用いて、バリが発生しない限界まで型締め力を落と
した状態で射出成形を行い、型開き量の測定を行なっ
た。その結果、型締めユニット5のトグル機構の作用点
に近い金型40の天側及び地側では、中央部よりも開き
量が5μm程度少なかった。更に、200万ショットの
成形後にガスベント43の潰れ量を測定すると、中央部
よりも上下部の潰れ量の方がおよそ5μm多かった。こ
のことから、大型の金型40を使用する際には、型締め
ユニット5のトグル機構の作用点近傍のサポートブロッ
ク(図中ハッチングのあるもの)45は、中央部のサポ
ートブロック42よりも突出量を高くするとよい。な
お、サポートブロックを高くする量としては、潰れ量の
少ない部位との差異を考慮して、5〜10μmとすると
よい。
【0030】更に、型締めユニット5のトグル機構の作
用点近傍のサポートブロックは、中央部のサポートブロ
ックよりも面積を広くしても、高さを高くした場合と同
様の効果を得ることができる。また、サポートブロック
を多く設けてパーティング面の面積が小さくなると、ガ
スベントの潰れ量が大きくなるので、サポートブロック
の総面積は、パーティング面の型板の面積の1/2以下
とするのがよい。
【0031】また、IX240タイプの写真フイルムカ
ートリッジのシェル用の金型を用いて、型締め力に対す
るサポートブロックの影響をテストした。キャビティと
コアとの間の隙間を15μmとし、それ以外の射出条件
も同一にした上で、サポートブロックがある場合と無い
場合とでの製品の重量を測定した。その結果を図5のグ
ラフに示す。このグラフから分かるように、サポートブ
ロックが設けられていない金型では、型締め力が20ト
ンの時に型開き量が大きなってバリが発生し、適性な製
品を得ることができなかった。また、型締め力が30〜
50トンの場合では、サポートブロックを備えている金
型で成形された製品に比べて、製品重量が小さくなるこ
とが分かった。これは、サポートブロックを備えた金型
に比べ、サポートブロックを有しない金型では、ガス抜
けの悪さによって樹脂の流動性が阻害されることに起因
している。
【0032】図6は、上記シェル用の金型に50トンの
型締め力を与えて射出成形を行なった際の射出成形機の
設定圧力と、型内圧力とを示すグラフであり、同図
(A)はサポートブロックの無い金型、同図(B)はサ
ポートブロックを備えた金型を示している。このグラフ
から分かるように、サポートブロックを備えた金型で
は、サポートブロックを備えていない金型に比べて型内
圧力が低く、射出時間及び保圧時間が短い。
【0033】このグラフから、サポートブロックによっ
て形成された隙間がガスベントとして働いて効果的にガ
スを吐出しているため、急激な型内圧力の上昇が発生し
ないことが分かる。そして、型内圧力が低いことから、
型開き量も小さくなるので、バリの発生を防止すること
ができる。また、射出時間を短くすることができるの
で、生産効率の向上をはかることができる。
【0034】なお、サポートブロックを設けた金型は、
サポートブロックを有しない金型に比べて型開き量が小
さいので、バリが発生しないレベルまで型締め力を小さ
くすることができる。具体的には、型開き量が15μm
内に納まる程度の型締め力ならば、バリは発生しない。
【0035】更に、射出成形後の最小クッション量及び
保圧完了位置は、0.2以内にするとよい。これによれ
ば、ゲート部の詰まり等によるショートショットの発生
を確実に確認することができ、不良品の発生を未然に検
出することができる。
【0036】また、サポートブロックを設けた金型は、
サポートブロックを有しない金型に比べて樹脂の充填可
能な量が多くなるので、樹脂計量値は射出速度で充填し
た時にショートショットが発生しない程度とし、過充填
は行なわないほうがよい。
【0037】更に、MFRが大きい樹脂は、バリの発生
が懸念されるため、MFRが1〜50g/min程度の
樹脂を用いるのがよい。また、MFRが変動した際に成
形品に影響が出ないように、最大射出圧力が成形機の8
5%以下になるように樹脂温度を設定するとよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の射出成形
用金型によれば、サポートブロックによって固定側型と
可動側型との間に設けた隙間全体をガスベントとして機
能させるようにしたので、ガス焼けやショートショッ
ト,ウェルドライン,曇り等の成形不良の発生を防止す
ることができる。
【0039】また、サポートブロックを着脱自在に取り
付けて容易に交換できるようにしたので、金型の補修サ
イクルを延ばし、コストダウンを図ることができる。更
に、サポートブロックの硬度を固定側型及び可動側型よ
りも低くしたので、金型の劣化を防止することができ
る。
【0040】また、圧力負荷に応じてサポートブロック
の高さや面積を変えることで、サポートブロック全体の
寿命の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した射出成形機の構成を示す概略
図である。
【図2】金型ユニットの構成を示す要部断面図である。
【図3】固定側型の平面図である。
【図4】多数個取り用金型の平面図である。
【図5】型締め力と製品重量との関係を示すグラフであ
る。
【図6】サポートブロックの有無による射出圧力と射出
時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 射出成形機 3 射出ユニット 4 金型ユニット 5 型締ユニット 17 固定側型 20 可動側型 25 トグル機構 28 キャビティ 29 コア 34,42,45 サポートブロック 40 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AM32 AM33 CA11 CB01 CK88 CP05 4F206 JA07 JM04 JN26 JQ81

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側型と可動側型とのパーティング面
    のいずれか一方、あるいは両方に、他方のパーティング
    面に接触して隙間を形成する複数個の着脱自在なサポー
    トブロックを取り付け、該隙間からガス抜きを行なうこ
    とを特徴とする射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記サポートブロックは、型締め時に5
    〜25μmの隙間を形成することを特徴とする請求項1
    記載の射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 前記サポートブロックは、固定側型及び
    可動側型よりも硬度の低い機械構造用炭素鋼を用いて形
    成されることを特徴とする請求項1または2記載の射出
    成形用金型。
  4. 【請求項4】 前記複数個のサポートブロックのそれぞ
    れの高さを圧力負荷に応じて5〜10μmの高低差で変
    化させることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記
    載の射出成形用金型。
  5. 【請求項5】 前記複数個のサポートブロックのそれぞ
    れの面積を圧力負荷に応じて変化させることを特徴とす
    る請求項1ないし4いずれか記載の射出成形用金型。
  6. 【請求項6】 前記サポートブロックの総面積は、パー
    ティング面の型板の面積の1/2以下であることを特徴
    とする請求項1ないし5いずれか記載の射出成形用金
    型。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項9いずれか記載の
    射出成形用金型を使用する射出成形方法において、 成形品にバリの発生がなく、また、型開き量が15μm
    以内になるように型締め力を設定したことを特徴とする
    射出成形方法。
  8. 【請求項8】 射出成形後の最小クッション量及び保圧
    完了位置の監視のばらつきを0.2以内としたことを特
    徴とする請求項7記載の射出成形方法。
  9. 【請求項9】 前記射出成形時の樹脂計量値は、射出速
    度で充填した時にショートショットが発生しない量と
    し、過充填を行なわないことを特徴とする請求項7また
    は8記載の射出成形方法。
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