JPH10156895A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH10156895A
JPH10156895A JP8314786A JP31478696A JPH10156895A JP H10156895 A JPH10156895 A JP H10156895A JP 8314786 A JP8314786 A JP 8314786A JP 31478696 A JP31478696 A JP 31478696A JP H10156895 A JPH10156895 A JP H10156895A
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JP
Japan
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mold
cavity
pressure receiving
receiving plate
gas
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JP8314786A
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English (en)
Inventor
Ryoji Kitai
亮次 北井
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビティのガス排出箇所が部分的ではな
く、キャビティ内のガス滞留箇所を特定する必要のない
射出成形用金型を提供する。 【解決手段】 閉合時の複数個の型1、2の間にキャビ
ティ3が設けられ、複数個の型1、2のキャビティ3の
付近にパーティング面12、22が設けられた射出成形
用金型において、パーティング面12にガス抜き溝13
及び圧受け板14が設けられ、ガス抜き溝13はパーテ
ィング面12の圧受け板14よりもキャビティ3に近い
箇所に設けられ、圧受け板14の表面は圧受け板14が
設けられたパーティング面12より僅かに突出され、複
数個の型1、2の閉合時には、複数個の型1、2のパー
ティング面12、22間に溶融樹脂は通過しないがガス
は通過する程度の間隙31が形成されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形用金型に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭49−26368
号公報等に記載されているように、閉合時の複数個の型
の間にキャビティが設けられ、複数個の型のキャビティ
の付近にパーティング面が設けられた射出成形用金型が
知られている。このような射出成形用金型において、キ
ャビティ内に溶融樹脂を充填する際にキャビティ内のガ
スが円滑に排出されない場合には、キャビティ内のガス
が圧縮加熱され、成形品の先端に所謂焼けを発生する恐
れがある。
【0003】従って、従来は、例えば、日刊工業新聞社
発行の「プラスチック金型ハンドブック」の1989年
版等に記載されているように、キャビティ内への溶融樹
脂の充填の際にキャビティ内のガスを排出する種々の工
夫が施されている。
【0004】例えば、パーティング面の一部にエアバル
ブを設け、キャビティ内への溶融樹脂の充填の際には、
エアバルブを開くことによりキャビティ内のガスを排出
するようにしたものや、突き出しピン等にガス抜き溝を
設け、ガス抜き溝によりキャビティ内のガスを排出する
ようにしたものや、キャビティの型面の一部を焼結金属
で形成し、焼結金属の微細な孔からキャビティ内のガス
を排出するようにしたもの等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キャビティ内のガス排出手段はいずれも、キャビティの
ガス排出箇所が部分的であり、キャビティ内のガス滞留
箇所を特定する必要があり、ガス排出効果としては限界
がある。
【0006】本発明は、このような従来の射出成形用金
型における問題点に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、従来の射出成形用金型における問
題点を解決し、キャビティのガス排出箇所が部分的では
なく、キャビティ内のガス滞留箇所を特定する必要のな
い射出成形用金型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明射出成形用金型は、閉合時の複数個の型の間
にキャビティが設けられ、複数個の型のキャビティの付
近にパーティング面が設けられた射出成形用金型におい
て、パーティング面にガス抜き溝及び圧受け板が設けら
れ、ガス抜き溝はパーティング面の圧受け板よりもキャ
ビティに近い箇所に設けられ、圧受け板の表面は圧受け
板が設けられたパーティング面より僅かに突出され、複
数個の型の閉合時には複数個の型のパーティング面間に
溶融樹脂は通過しないがガスは通過する程度の間隙が形
成されるようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明において、キャビティが設けられる
複数個の型としては、固定型でもよく、移動型でもよ
く、或いは、固定型や移動型に付随してスライド移動す
るスライド型でもよい。
【0009】本発明において、圧受け板は圧受け板が設
けられたパーティング面と一体のものでもよく、別個の
ものを圧受け板が設けられたパーティング面に取付ける
ようにしてもよい。別個の圧受け板をパーティング面に
取付けるようにした方が圧受け板の表面の圧受け板が設
けられたパーティング面よりの突出高さを調整し易い。
【0010】本発明において、別個の圧受け板をパーテ
ィング面に取付ける場合には、別個の圧受け板をパーテ
ィング面を構成する金属よりも固い金属で構成してもよ
く、逆に柔らかい金属で構成してもよい。別個の圧受け
板をパーティング面を構成する金属よりも固い金属で構
成する場合には、別個の圧受け板はパーティング面より
も耐磨耗性に富み、逆に、別個の圧受け板をパーティン
グ面を構成する金属よりも柔らかい金属で構成する場合
には、別個の圧受け板の工作が容易であり、寸法調整が
容易となる。
【0011】本発明において、複数個の型の閉合時に複
数個の型のパーティング面間に形成される、溶融樹脂は
通過しないがガスは通過する程度の間隙としては、使用
される合成樹脂の種類や成形条件等にもよるが、通常は
1/100〜10/100mm程度である。この間隙が
1/100mm未満である場合には、ガスの通過が不充
分となる恐れがあり、逆に、10/100mmを越える
とバリが発生する恐れがある。
【0012】〔作用〕本発明射出成形用金型において
は、パーティング面にガス抜き溝及び圧受け板が設けら
れ、ガス抜き溝はパーティング面の圧受け板よりもキャ
ビティに近い箇所に設けられ、圧受け板の表面は圧受け
板が設けられたパーティング面より僅かに突出され、複
数個の型の閉合時には複数個の型のパーティング面間に
溶融樹脂は通過しないが、ガスは通過する程度の間隙が
形成されるようになっているので、キャビティ内に溶融
樹脂が注入される際には、キャビティ内のガスは、溶融
樹脂は通過しないが、ガスは通過する程度の間隙が形成
されたパーティング面間からガス抜き溝に到り、ガス抜
き溝から排出される。
【0013】複数個の型のパーティング面間の間隙の大
きさは圧受け板の表面のパーティング面からの突出高さ
により調整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明射出成形用金型
の一例を示す正面図、図2は図1の円IIで示す箇所付
近の拡大正面図、図3は図2のIII−III線におけ
る断面図である。
【0015】図1〜3において、1は本発明射出成形用
金型の固定型、2は本発明射出成形用金型の移動型、3
はこれらの固定型1の型面11及び移動型2の型面21
の間に形成されたキャビティである。固定型1のキャビ
ティ3の周囲のパーティング面12にはガス抜き溝13
及び圧受け板14が設けられている。ガス抜き溝13は
パーティング面12の圧受け板14よりもキャビティ3
に近い箇所にキャビティ3の周囲に設けられ、ガス抜き
溝13は排出溝131の一端に連通され、排出溝131
の他端は固定型1の端面に開口されている。
【0016】圧受け板14は固定型1のパーティング面
12に設けられた凹部141内に挿入嵌合され、取付ね
じ142により取付けられている。圧受け板14の表面
には交差状に浅い凹溝が刻設されている。143は凹部
141の底部と圧受け板14との間に介在されたライナ
ー板である。
【0017】圧受け板14の厚さT1と凹部141の深
さD1とはほぼ等しくされ、ライナー板143の厚みT
2だけ圧受け板14の表面がパーティング面12から突
出されている。尚、圧受け板14の厚さT1及び凹部1
41の深さD1は共に10mm、ライナー板143の厚
みT2は5/100mmである。
【0018】従って、図3に示すように、固定型1と移
動型2との閉合時には、固定型1のパーティング面12
と移動型2のパーティング面22との間には、ライナー
板143の厚みT2とほぼ等しい大きさT3を有する間
隙31が形成されるようになっている。15は固定型1
のパーティング面12に設けられたロッキングコッタで
ある。尚、キャビティ3からガス抜き溝13までの距離
L1は5mm、ガス抜き溝13の幅L2は5mm、ガス
抜き溝13から凹部141までの距離L3は20mm、
凹部141の幅L4は50mmである。
【0019】図1〜3に示す本発明射出成形用金型は、
叙上の構造を備えているので、図3に示すように、固定
型1と移動型2との閉合時にキャビティ3に溶融樹脂が
注入される際には、キャビティ3内のガスは間隙31か
らガス抜き溝13に到り、ガス抜き溝13から排出溝1
31を経由して排出される。
【0020】図4は本発明射出成形用金型の他の一例を
示す一部切欠断面図、図5は図4の円Vで示す箇所を拡
大して示す断面図、図6は図4の円VIで示す箇所を拡
大して示す断面図、図7は図4のVII−VII線にお
ける断面図である。
【0021】図4〜7において、1は本発明射出成形用
金型の固定型、2は本発明射出成形用金型の移動型、4
は移動型2にスライド移動可能に設けられたスライド
型、3はこれらの固定型1の型面11、移動型2の型面
21及びスライド型4の型面41の間に形成されたキャ
ビティである。スライド型4のキャビティ3の周囲のパ
ーティング面42にはガス抜き溝43及び圧受け板44
が設けられている。
【0022】ガス抜き溝43はパーティング面42の圧
受け板44よりもキャビティ3に近い箇所にキャビティ
3の付近に設けられ、ガス抜き溝43は排出溝431の
一端に連通され、排出溝431の他端はスライド型4の
端部に設けられたガス逃げ溝432に開口されている。
【0023】圧受け板44はスライド型4のパーティン
グ面42に設けられた凹部441内に挿入嵌合され、取
付ねじ442により取付けられている。142は凹部1
41の底部と圧受け板14との間に介在されたライナー
板である。
【0024】圧受け板44の厚さT4と凹部441の深
さD3とはほぼ等しくされ、ライナー板443の厚みT
5だけ圧受け板44の表面がパーティング面42から突
出されている。尚、圧受け板44の厚さT4及び凹部4
41の深さD3は共に10mm、ライナー板443の厚
みT5は5/100mmである。
【0025】従って、図4、5に示すように、固定型
1、移動型2及びスライド型4の閉合時には、移動型2
のパーティング面22とスライド型4のパーティング面
42との間には、ライナー板443の厚みT5とほぼ等
しい大きさT6を有する間隙31が形成されるようにな
っている。45はスライド型4のスライド面46に設け
られたスライド圧受け板である。
【0026】このように、移動型2のパーティング面2
2とスライド型4のパーティング面42との間に間隙3
1が形成されることによりスライド型4のスライド圧受
け板45の厚さを調整する必要がある。スライド圧受け
板45の厚さの調整するための補正量は、スライド型4
を作動するための図示しないアンギュラピンの角度を1
5度、スライド圧受け角度θを17度とすると、スライ
ド型4の移動量(0.05mm)は次式で表される。 スライド型4の移動量(0.05mm)=移動型2のパ
ーティング面22とスライド型4のパーティング面42
との間に間隙31が生じたときのスライド型4の移動量
+スライド圧受け板45の補正量
【0027】ここで、移動型2のパーティング面22と
スライド型4のパーティング面42との間に間隙31が
生じたときのスライド型4の移動量は次式で表される。 移動型2のパーティング面22とスライド型4のパーテ
ィング面42との間に間隙31が生じたときのスライド
型4の移動量=移動型2のパーティング面22とスライ
ド型4のパーティング面42との間の間隙31の大きさ
×tan17°=0.015mm
【0028】従って、スライド圧受け板45の厚さの調
整するための補正量は0.035mmとなり、 スライド圧受け板45の補正厚みT7=0.035×cos17° =0.033mm となり、スライド圧受け板45を0.033mmだけ薄
いものと交換するか、0.033mmだけ薄くなるよう
に研削する必要がある。
【0029】図4〜7に示す本発明射出成形用金型は、
叙上の構造を備えているので、図4、5に示すように、
固定型1と移動型2との閉合時にキャビティ3に溶融樹
脂が注入される際には、図5、7に示すように、キャビ
ティ3内のガスは間隙31からガス抜き溝43に到り、
ガス抜き溝43から排出溝431を経由して排出され
る。
【0030】図8は本発明射出成形用金型の更に他の一
例を示す一部切欠断面図、図9は図8のIX−IX線に
おける断面図、図10は円Xで囲む箇所を拡大して示す
正面図、図11は図8の円XIで囲む箇所を拡大して示
す断面図、図12は図8の円XIIで囲む箇所を拡大し
て示す断面図である。
【0031】図8〜12に示す本発明射出成形用金型に
おいては、固定型1、移動型2及びスライド型4の閉合
時には、図12に拡大して示すように、移動型2のパー
ティング面22とスライド型4のパーティング面42と
の間に、ライナー板443の厚みT5とほぼ等しい大き
さT6を有する間隙31が形成される他に、図11に拡
大して示すように、固定型1のパーティング面12とス
ライド型4の他のパーティング面42aとの間に、ライ
ナー板143の厚みT9とほぼ等しい大きさT10を有
する間隙31aが形成されている。
【0032】尚、13はガス抜き溝であり、ガス抜き溝
13はパーティング面12の圧受け板14よりもキャビ
ティ3に近い箇所に設けられ、ガス抜き溝13は図示し
ない排出溝の一端に連通され、排出溝の他端は固定型1
の端面に開口されている。
【0033】圧受け板14は固定型1のパーティング面
12に設けられた凹部141内に挿入嵌合され、取付ね
じ142により取付けられている。圧受け板14の厚さ
T8と凹部141の深さD4とはほぼ等しくされてい
る。
【0034】図8〜12に示す本発明射出成形用金型の
その他の点については、図4〜7に示す射出成形用金型
と同様であるので、同一符号をつけることによりその説
明を省略する。
【0035】図8〜12に示す本発明射出成形用金型
は、叙上の構造を備えているので、図8、5に示すよう
に、固定型1と移動型2との閉合時にキャビティ3に溶
融樹脂が注入される際には、図11、12に示すよう
に、キャビティ3内のガスは間隙31からガス抜き溝4
3に到り、図9に示すように、ガス抜き溝43から排出
溝431及びガス逃げ溝432を経由して排出される。
【0036】図13は本発明射出成形用金型の更に他の
一例を示す一部切欠断面図、図14は図13のXIV−
XIV線における断面図、図15は図14の円XVで囲
む箇所を拡大して示す正面図、図16は図13の円XV
Iで囲む箇所を拡大して示す断面図、図17は図13の
円XVIIで囲む箇所を拡大して示す断面図である。
【0037】図13〜17に示す本発明射出成形用金型
は、キャビティ3が固定型1の型面11と移動型2の型
面21とスライド型4を掘り下げることにより形成され
た型面41とにより形成されたものである。
【0038】図13〜17に示す本発明射出成形用金型
においても、図8〜12に示す本発明射出成形用金型と
同様に、固定型1、移動型2及びスライド型4の閉合時
には、図17に拡大して示すように、移動型2のパーテ
ィング面22とスライド型4のパーティング面42との
間に、ライナー板443の厚みT5とほぼ等しい大きさ
T6を有する間隙31が形成される他に、図16に拡大
して示すように、固定型1のパーティング面12とスラ
イド型4の他のパーティング面42aとの間に、ライナ
ー板143の厚みT9とほぼ等しい大きさT10を有す
る間隙31aが形成されている。
【0039】図13〜17に示す本発明射出成形用金型
のその他の点については、図8〜12に示す本発明射出
成形用金型と同様であるので、同一の符号を付けること
によりその説明を省略する。
【0040】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は、この実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0041】例えば、図1〜3に示す本発明射出成形用
金型においては、固定型1のパーティング面12にのみ
ガス抜き溝13及び圧受け板14が設けられているが、
ガス抜き溝及び圧受け板を固定型1のパーティング面1
2に設ける代わりに移動型のパーティング面に設けても
よく、双方に設けるようにしてもよい。圧受け板14の
表面には図示のように交差状の凹溝が刻設されていても
よく、刻設されていなくてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明射出成形用金型においては、キャ
ビティ内に溶融樹脂が注入される際には、キャビティ内
のガスは、溶融樹脂は通過しないがガスは通過する程度
の間隙が形成されたパーティング面間からガス抜き溝に
到り、ガス抜き溝から排出されるので、キャビティのガ
ス排出箇所が部分的でなく、キャビティ内のガス滞留箇
所を特定する必要がない。
【0043】又、本発明射出成形用金型においては、複
数個の型のパーティング面間の間隙の大きさは圧受け板
の表面のパーティング面からの突出高さにより調整する
ことができ、複数個の型のパーティング面間の間隙の大
きさの調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明射出成形用金型の一例を示す正面図。
【図2】図1の円IIで示す箇所付近の拡大正面図。
【図3】図2のIII−III線における断面図。
【図4】本発明射出成形用金型の他の一例を示す一部切
欠断面図。
【図5】図4の円Vで囲む箇所を拡大して示す断面図。
【図6】図4の円VIで囲む箇所を拡大して示す断面
図。
【図7】図4のVII−VII線における断面図。
【図8】本発明射出成形用金型の更に他の一例を示す一
部切欠断面図。
【図9】図8のIX−IX線における断面図。
【図10】図9の円Xで囲む箇所を拡大して示す正面
図。
【図11】図8の円XIで囲む箇所を拡大して示す断面
図。
【図12】図8の円XIIで囲む箇所を拡大して示す断
面図。
【図13】本発明射出成形用金型の更に他の一例を示す
一部切欠断面図。
【図14】図13のXIV−XIV線における断面図。
【図15】図14の円XVで囲む箇所を拡大して示す正
面図。
【図16】図13の円XVIで囲む箇所を拡大して示す
断面図。
【図17】図13の円XVIIで囲む箇所を拡大して示
す断面図。
【符号の説明】
1 固定型 11 型面 12 パーティング面 13 ガス抜き溝 14 圧受け板 141 凹部 142 取付ねじ 143 ライナー板 2 移動型 21 型面 22 パーティング面 3 キャビティ 31 間隙 4 スライド型 41 型面 42 パーティング面 43 ガス抜き溝 44 圧受け板 441 凹部 442 取付ねじ 443 ライナー板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉合時の複数個の型の間にキャビティが
    設けられ、複数個の型のキャビティの付近にパーティン
    グ面が設けられた射出成形用金型において、パーティン
    グ面にガス抜き溝及び圧受け板が設けられ、ガス抜き溝
    はパーティング面の圧受け板よりもキャビティに近い箇
    所に設けられ、圧受け板の表面は圧受け板が設けられた
    パーティング面より僅かに突出され、複数個の型の閉合
    時には複数個の型のパーティング面間に溶融樹脂は通過
    しないがガスは通過する程度の間隙が形成されるように
    なっていることを特徴とする射出成形用金型。
JP8314786A 1996-11-26 1996-11-26 射出成形用金型 Pending JPH10156895A (ja)

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