JPH08118429A - 射出成形金型及び射出成形品 - Google Patents
射出成形金型及び射出成形品Info
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- JPH08118429A JPH08118429A JP26241294A JP26241294A JPH08118429A JP H08118429 A JPH08118429 A JP H08118429A JP 26241294 A JP26241294 A JP 26241294A JP 26241294 A JP26241294 A JP 26241294A JP H08118429 A JPH08118429 A JP H08118429A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
- B29C45/1705—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles using movable mould parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビティ部、或いはガスチャンネルが設け
られたキャビティ部の肉厚が容易に調整でき、ガス抜き
の不良による成形品表面の白化現象の発生を防止し、或
いは、成形品の中空部のガスリーク現象の発生を防止で
きる射出成形金型、及び射出成形品を提供する。 【構成】 可動側型板２と固定側型板１により形成られ
たキャビティ３を有する射出成形金型において、上記キ
ャビティ３の溶融樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変
化する部位３１の溶融樹脂の下流側の一部３２が、可動
ブロック４により構成され、この可動ブロック４が移動
機構によりキャビティ３内へ進退自在に移動される。
られたキャビティ部の肉厚が容易に調整でき、ガス抜き
の不良による成形品表面の白化現象の発生を防止し、或
いは、成形品の中空部のガスリーク現象の発生を防止で
きる射出成形金型、及び射出成形品を提供する。 【構成】 可動側型板２と固定側型板１により形成られ
たキャビティ３を有する射出成形金型において、上記キ
ャビティ３の溶融樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変
化する部位３１の溶融樹脂の下流側の一部３２が、可動
ブロック４により構成され、この可動ブロック４が移動
機構によりキャビティ３内へ進退自在に移動される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形金型、及びそ
の射出成形金型を用いて成形した射出成形品に関する。
の射出成形金型を用いて成形した射出成形品に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、大型の成形品や、薄肉の成形品の
成形加工においては、キャビティの成形品が形成される
端部に、キャビティの空気や溶融樹脂より発生するガス
を抜去するための手段が設けられるのが一般である。こ
のガスの抜去手段としては、多くガス抜き用のピンを設
け、このピンの隙間よりガスを抜き去る方法や、金型の
パーティング面に２／１００ｍｍ程度の隙間を設けてガ
スを抜き去る方法が採られてきた（「精密プラスチック
金型と成形技術」 福井 雅彦／矢野 宏 編著 第３
０〜３１頁 昭和６０年７月２５日日刊工業社刊 参
照）。
成形加工においては、キャビティの成形品が形成される
端部に、キャビティの空気や溶融樹脂より発生するガス
を抜去するための手段が設けられるのが一般である。こ
のガスの抜去手段としては、多くガス抜き用のピンを設
け、このピンの隙間よりガスを抜き去る方法や、金型の
パーティング面に２／１００ｍｍ程度の隙間を設けてガ
スを抜き去る方法が採られてきた（「精密プラスチック
金型と成形技術」 福井 雅彦／矢野 宏 編著 第３
０〜３１頁 昭和６０年７月２５日日刊工業社刊 参
照）。
【０００３】又、近年普及が著しいガス注入成形は、金
型のキャビティ内に充填された溶融樹脂内に加圧ガスを
注入して成形品に中空部を形成する成形方法である。例
えば、特公平３−４７１７１号公報においては、成形品
の重量を削減し、表面の改質を行うため、金型の溶融樹
脂のゲート部、或いは金型内にキャビティに連通するガ
ス流路を設け、このガス流路より加圧ガスをキャビティ
内の溶融樹脂に充填する射出成形方法及び装置が記載さ
れている。
型のキャビティ内に充填された溶融樹脂内に加圧ガスを
注入して成形品に中空部を形成する成形方法である。例
えば、特公平３−４７１７１号公報においては、成形品
の重量を削減し、表面の改質を行うため、金型の溶融樹
脂のゲート部、或いは金型内にキャビティに連通するガ
ス流路を設け、このガス流路より加圧ガスをキャビティ
内の溶融樹脂に充填する射出成形方法及び装置が記載さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のガス抜去の手段であるガス抜きピンや隙間が設けら
れた金型による成形においては、溶融樹脂の流れ方向や
形状が急激に変化する部位に成形品の表面を白化状にす
るガスが発生するのを防止することが不可能であり、成
形後にこの白化現象のある部分を火炎処理により取り除
くといった手段が考えられるが、工数がかかりコストア
ップにつながるといった問題が残されている。
者のガス抜去の手段であるガス抜きピンや隙間が設けら
れた金型による成形においては、溶融樹脂の流れ方向や
形状が急激に変化する部位に成形品の表面を白化状にす
るガスが発生するのを防止することが不可能であり、成
形後にこの白化現象のある部分を火炎処理により取り除
くといった手段が考えられるが、工数がかかりコストア
ップにつながるといった問題が残されている。
【０００５】又、後者の特公平３−４７１７１号公報記
載のように金型側より加圧ガスを注入する手段において
は、キャビティが厚肉に形成され、ガスが注入されるガ
スチャンネル部の厚さが、近傍の他部のキャビティの厚
さに対して、適宜に決められないと、所謂ガスリーク現
象が発生して、不要な箇所に結果的に脹らみが出て、成
形不良となる問題がある。この問題の解消のため、試行
錯誤によりガスチャンネル部のキャビティの肉厚を増減
する手段が用いられるが、部分的にキャビティ部に肉盛
りを行ったり、或いは削り出すといった修正加工を行う
作業は、多大な時間と費用を要するといったことにな
る。
載のように金型側より加圧ガスを注入する手段において
は、キャビティが厚肉に形成され、ガスが注入されるガ
スチャンネル部の厚さが、近傍の他部のキャビティの厚
さに対して、適宜に決められないと、所謂ガスリーク現
象が発生して、不要な箇所に結果的に脹らみが出て、成
形不良となる問題がある。この問題の解消のため、試行
錯誤によりガスチャンネル部のキャビティの肉厚を増減
する手段が用いられるが、部分的にキャビティ部に肉盛
りを行ったり、或いは削り出すといった修正加工を行う
作業は、多大な時間と費用を要するといったことにな
る。
【０００６】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、キャビティ部、或いはガスチャ
ンネルが設けられたキャビティ部の肉厚が容易に調整で
き、ガス抜きの不良による成形品表面の白化現象の発生
を防止し、或いは、成形品の中空部のガスリーク現象の
発生を防止できる射出成形金型、及び射出成形品を提供
するものである。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、キャビティ部、或いはガスチャ
ンネルが設けられたキャビティ部の肉厚が容易に調整で
き、ガス抜きの不良による成形品表面の白化現象の発生
を防止し、或いは、成形品の中空部のガスリーク現象の
発生を防止できる射出成形金型、及び射出成形品を提供
するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
射出成形金型においては、可動側型板と固定側型板によ
り形成されたキャビティを有する射出成形金型におい
て、上記成形品を成形するキャビティの溶融樹脂の流れ
方向や断面形状が急激に変化する部位の溶融樹脂の下流
側の一部が、可動ブロックにより構成され、この可動ブ
ロックが移動機構によりキャビティ内へ進退自在に移動
されるようになされていることを特徴とする。
射出成形金型においては、可動側型板と固定側型板によ
り形成されたキャビティを有する射出成形金型におい
て、上記成形品を成形するキャビティの溶融樹脂の流れ
方向や断面形状が急激に変化する部位の溶融樹脂の下流
側の一部が、可動ブロックにより構成され、この可動ブ
ロックが移動機構によりキャビティ内へ進退自在に移動
されるようになされていることを特徴とする。
【０００８】又、請求項２記載の本発明の射出成形品に
おいては、可動側型板と固定側型板とにより形成された
キャビティにより成形される射出成形品において、溶融
樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変化する部位の樹脂
流れの下流側の一部が、他部の肉厚の８０〜９０％とな
されていることを特徴とする。
おいては、可動側型板と固定側型板とにより形成された
キャビティにより成形される射出成形品において、溶融
樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変化する部位の樹脂
流れの下流側の一部が、他部の肉厚の８０〜９０％とな
されていることを特徴とする。
【０００９】請求項３記載の本発明の射出成形金型にお
いては、可動側型板と固定側型板とにより形成されたキ
ャビティに溶融樹脂と加圧ガスを供給してガス注入成形
を行う射出成形金型において、上記キャビティの加圧ガ
スを注入するガスチャンネル部が可動ブロックにより構
成され、この可動ブロックが移動機構によりキャビティ
内へ進退自在に移動されるようになされていることを特
徴とする。
いては、可動側型板と固定側型板とにより形成されたキ
ャビティに溶融樹脂と加圧ガスを供給してガス注入成形
を行う射出成形金型において、上記キャビティの加圧ガ
スを注入するガスチャンネル部が可動ブロックにより構
成され、この可動ブロックが移動機構によりキャビティ
内へ進退自在に移動されるようになされていることを特
徴とする。
【００１０】更に、請求項４記載の本発明の射出成形金
型においては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成
形金型に設けられた可動ブロックの移動機構が、可動ブ
ロックの端部側に設けられ、可動ブロックの底面と当接
する傾斜面よりなるスライドブロックと、このスライド
ブロックを前進、後進させる作動手段とにより構成され
ていることを特徴とする。
型においては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成
形金型に設けられた可動ブロックの移動機構が、可動ブ
ロックの端部側に設けられ、可動ブロックの底面と当接
する傾斜面よりなるスライドブロックと、このスライド
ブロックを前進、後進させる作動手段とにより構成され
ていることを特徴とする。
【００１１】
【作用】請求項１、及び請求項２記載の射出成形金型、
及び射出成形品においては、成形品を成形するキャビテ
ィの溶融樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変化する部
位の溶融樹脂の下流側の一部が可動ブロックにより構成
され、この可動ブロックにより上記一部の肉厚が他部の
肉厚に対して８０〜９０％に調整されるので、この薄肉
の部分において溶融樹脂の流れが滞留、遅延されて、ガ
スの発生が防止され、成形品表面のガス発生による白化
現象を防止することが可能である。
及び射出成形品においては、成形品を成形するキャビテ
ィの溶融樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変化する部
位の溶融樹脂の下流側の一部が可動ブロックにより構成
され、この可動ブロックにより上記一部の肉厚が他部の
肉厚に対して８０〜９０％に調整されるので、この薄肉
の部分において溶融樹脂の流れが滞留、遅延されて、ガ
スの発生が防止され、成形品表面のガス発生による白化
現象を防止することが可能である。
【００１２】請求項３記載の本発明の射出成形金型にお
いては、キャビティの加圧ガスを注入するガスチャンネ
ル部が可動ブロックにより構成され、この可動ブロック
が移動機構によりキャビティ内に可動されて、簡単にガ
スチャンネル部のキャビティの厚さが調整されるので、
成形品の中空部のガスリーク現象の発生が防止され、優
れた外観品質を有する成形品を得ることが可能である。
いては、キャビティの加圧ガスを注入するガスチャンネ
ル部が可動ブロックにより構成され、この可動ブロック
が移動機構によりキャビティ内に可動されて、簡単にガ
スチャンネル部のキャビティの厚さが調整されるので、
成形品の中空部のガスリーク現象の発生が防止され、優
れた外観品質を有する成形品を得ることが可能である。
【００１３】更に、請求項４記載の本発明の射出成形金
型においては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成
形金型の可動ブロックの移動機構が、可動ブロックの底
面と当接する傾斜面よりなるスライドブロックと、この
スライドブロックを前進、後進させる作動手段とにより
構成されているので、スライドブロックの前後進により
可動ブロックがキャビティ内に移動し、キャビティ部の
肉厚をきめ細かく自在に調整することが可能である。
型においては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成
形金型の可動ブロックの移動機構が、可動ブロックの底
面と当接する傾斜面よりなるスライドブロックと、この
スライドブロックを前進、後進させる作動手段とにより
構成されているので、スライドブロックの前後進により
可動ブロックがキャビティ内に移動し、キャビティ部の
肉厚をきめ細かく自在に調整することが可能である。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は、請求項１記載の本発明の射出成形金型の
一例を示す要部の断面図である。図１において、１は本
発明の射出成形金型の固定側型板であり、２は可動側型
板である。上記固定側型板１と可動側型板２との間に成
形品３をの端部近傍を成形するためのキャビティ３１が
設けられている。
する。図１は、請求項１記載の本発明の射出成形金型の
一例を示す要部の断面図である。図１において、１は本
発明の射出成形金型の固定側型板であり、２は可動側型
板である。上記固定側型板１と可動側型板２との間に成
形品３をの端部近傍を成形するためのキャビティ３１が
設けられている。
【００１５】このキャビティ３１の可動側型板２側に
は、キャビティ３１の一部３２を構成する可動ブロック
４が挿入されて設けられている。上記可動ブロック４の
先端のキャビティ３１の一部３２の中心部には凸部３３
が設けられ、この一部３２の凸部３３の肉厚が他部のキ
ャビティ３１の肉厚より薄くなっている。
は、キャビティ３１の一部３２を構成する可動ブロック
４が挿入されて設けられている。上記可動ブロック４の
先端のキャビティ３１の一部３２の中心部には凸部３３
が設けられ、この一部３２の凸部３３の肉厚が他部のキ
ャビティ３１の肉厚より薄くなっている。
【００１６】３４は成形品３の断面の角度が急激に変化
している角部であり、溶融樹脂はこの角部より流れの方
向を変えてキャビティ３１の先端部まで到達するように
充填される。従来であれば、このキャビティ３１部にガ
ス抜きピンが埋設されたり、或いは可動側型板１と固定
側型板２とのパーティング面に隙間を設けて空気や発生
ガスを逃がすようになされるが、本実施例のように成形
品の断面の角度が急激に変化する角部３４がある場合に
は、この変化によるガス発生は、上記従来の手段では解
消されない。
している角部であり、溶融樹脂はこの角部より流れの方
向を変えてキャビティ３１の先端部まで到達するように
充填される。従来であれば、このキャビティ３１部にガ
ス抜きピンが埋設されたり、或いは可動側型板１と固定
側型板２とのパーティング面に隙間を設けて空気や発生
ガスを逃がすようになされるが、本実施例のように成形
品の断面の角度が急激に変化する角部３４がある場合に
は、この変化によるガス発生は、上記従来の手段では解
消されない。
【００１７】本発明の射出成形金型においては、上記の
問題を解消するために、可動ブロック４を設け、この可
動ブロック４により形成された先端のキャビティ３１の
一部３２の中心部には凸部３３を設けることにより、角
部３４から下流側であるキャビティ３１に至る経路に上
記凸部３３で、一端溶融樹脂を滞留させ、その流れを遅
延させることにより、ガスの発生を抑えることを可能と
したものである。
問題を解消するために、可動ブロック４を設け、この可
動ブロック４により形成された先端のキャビティ３１の
一部３２の中心部には凸部３３を設けることにより、角
部３４から下流側であるキャビティ３１に至る経路に上
記凸部３３で、一端溶融樹脂を滞留させ、その流れを遅
延させることにより、ガスの発生を抑えることを可能と
したものである。
【００１８】可動側型板２内に設けられた可動ブロック
４の後端には、この可動ブロック４とほぼ直交する方向
にスライドブロック５が設けられ、このスライドブロッ
ク５の先端には可動ブロック４と当接して傾斜部５１が
設けられている。従って、このスライドブロック５が前
進、或いは後進することにより、傾斜面５１の動きに連
動して可動ブロックは、キャビティ３１の方向に進退
し、先端の凸部３３によりキャビティ３１の断面肉厚を
調整することが可能である。
４の後端には、この可動ブロック４とほぼ直交する方向
にスライドブロック５が設けられ、このスライドブロッ
ク５の先端には可動ブロック４と当接して傾斜部５１が
設けられている。従って、このスライドブロック５が前
進、或いは後進することにより、傾斜面５１の動きに連
動して可動ブロックは、キャビティ３１の方向に進退
し、先端の凸部３３によりキャビティ３１の断面肉厚を
調整することが可能である。
【００１９】上記凸部３３は一部３２の一部に設けられ
ているが、これに限定されるものではなく、必要に応じ
てこの凸部３３は一部３２の全幅に設けられても差し支
えるものではない。
ているが、これに限定されるものではなく、必要に応じ
てこの凸部３３は一部３２の全幅に設けられても差し支
えるものではない。
【００２０】上記可動ブロック４の後ろ寄りの側面に
は、可動ブロック４を常にスライドブロック５の傾斜部
５１に押圧しておくための押圧手段として、スプリング
６が設けられ、このスプリング６は可動ブロック４に固
定して設けられた保持片６１により保持されて、常に可
動ブロック４が傾斜部５１を押圧しながら密着状態を維
持し、先端部の一部３２が安定した位置を確保できるよ
うになっている。
は、可動ブロック４を常にスライドブロック５の傾斜部
５１に押圧しておくための押圧手段として、スプリング
６が設けられ、このスプリング６は可動ブロック４に固
定して設けられた保持片６１により保持されて、常に可
動ブロック４が傾斜部５１を押圧しながら密着状態を維
持し、先端部の一部３２が安定した位置を確保できるよ
うになっている。
【００２１】又、上記スライドブロック５の他端には、
移動機構が設けられている。この移動機構は、可動側型
板２の端面に突き出して設けられスライドブロック５に
連結して設けられたボルト８と、このボルト８を螺着
し、保持するためにネジが設けられた保持具７とにより
構成されており、ボルト８を回転させることにより、ス
ライドブロック５を前進、後退させるようになってい
る。
移動機構が設けられている。この移動機構は、可動側型
板２の端面に突き出して設けられスライドブロック５に
連結して設けられたボルト８と、このボルト８を螺着
し、保持するためにネジが設けられた保持具７とにより
構成されており、ボルト８を回転させることにより、ス
ライドブロック５を前進、後退させるようになってい
る。
【００２２】従って、上記ボルト８を回転させることに
より、可動ブロック４の先端のキャビティ３１内に突き
出して設けられた凸部３３を非常にきめ細かく調整する
ことができ、溶融樹脂よりのガスの発生しない条件とな
るキャビティ３１の一部３２の肉厚を決定することが可
能である。
より、可動ブロック４の先端のキャビティ３１内に突き
出して設けられた凸部３３を非常にきめ細かく調整する
ことができ、溶融樹脂よりのガスの発生しない条件とな
るキャビティ３１の一部３２の肉厚を決定することが可
能である。
【００２３】図２は、請求項２記載の本発明の射出成形
品の一例を示す要部の斜視図であり、図３は、図２のＡ
−Ａの詳細断面図である。図２は、９は自動車の外装部
品となる成形品の一部を示し、９１は補強のために設け
られたリブである。９２は、溶融樹脂の流れ方向や形状
が急激に変化する部位である角部であり、この角部９２
の先端側とリブ９１の合流部９ａ、９ａがガスの発生し
易い部位を示すものである。
品の一例を示す要部の斜視図であり、図３は、図２のＡ
−Ａの詳細断面図である。図２は、９は自動車の外装部
品となる成形品の一部を示し、９１は補強のために設け
られたリブである。９２は、溶融樹脂の流れ方向や形状
が急激に変化する部位である角部であり、この角部９２
の先端側とリブ９１の合流部９ａ、９ａがガスの発生し
易い部位を示すものである。
【００２４】この合流部９ａ、９ａの裏面には、図３に
示すように、角部９２より溶融樹脂の下流側の一部に凹
部９３が設けられ、この凹部９３の肉厚ｂが、他部の肉
厚ａの８０〜９０％となされている。
示すように、角部９２より溶融樹脂の下流側の一部に凹
部９３が設けられ、この凹部９３の肉厚ｂが、他部の肉
厚ａの８０〜９０％となされている。
【００２５】従来のように肉厚が均等のままで、角部で
急速に方向転換されたり、リブが設けられた成形品にお
いて、溶融樹脂がそのままで充填されようとすると溶融
樹脂の流動特性が大幅に変わり、この溶融樹脂の流動特
性の変化に起因するガスの発生が避けられないものであ
った。この問題に対処するために、上記のように本来の
成形品の他部の肉厚に対して、一部に凹部９３を設ける
ことにより、この部分の断面が縮小される。従って、こ
の凹部９３で溶融樹脂の流動が阻止されて一端滞留し、
しかる後、下流側へ徐々に低速で溶融樹脂が充填されて
ゆくので、この結果ガスの発生を抑制することが可能と
なる。
急速に方向転換されたり、リブが設けられた成形品にお
いて、溶融樹脂がそのままで充填されようとすると溶融
樹脂の流動特性が大幅に変わり、この溶融樹脂の流動特
性の変化に起因するガスの発生が避けられないものであ
った。この問題に対処するために、上記のように本来の
成形品の他部の肉厚に対して、一部に凹部９３を設ける
ことにより、この部分の断面が縮小される。従って、こ
の凹部９３で溶融樹脂の流動が阻止されて一端滞留し、
しかる後、下流側へ徐々に低速で溶融樹脂が充填されて
ゆくので、この結果ガスの発生を抑制することが可能と
なる。
【００２６】本発明の射出成形品において、溶融樹脂の
流れ方向や形状が急激に変化する部位の樹脂流れの下流
側の一部が、他部の肉厚の８０〜９０％となされる成形
品の形状は、実施例に限定されるものではなく、リブ、
突起、ボス等が設けられて、溶融樹脂の流れ方向や断面
形状が急激に変化するものであれば、いずれにおいても
ガス発生を抑制する効果がある。
流れ方向や形状が急激に変化する部位の樹脂流れの下流
側の一部が、他部の肉厚の８０〜９０％となされる成形
品の形状は、実施例に限定されるものではなく、リブ、
突起、ボス等が設けられて、溶融樹脂の流れ方向や断面
形状が急激に変化するものであれば、いずれにおいても
ガス発生を抑制する効果がある。
【００２７】図４は、請求項３記載の本発明の射出成形
金型の一例を示す断面図であり、図５は、図４のＢ−Ｂ
断面図である。図４、及び図５において、１０は固定側
型板であり、２０は可動側型板である。この固定側型板
１０と可動側型板２０のパーティング面３０には、成形
品が成形されるキャビティ４０が設けられている。
金型の一例を示す断面図であり、図５は、図４のＢ−Ｂ
断面図である。図４、及び図５において、１０は固定側
型板であり、２０は可動側型板である。この固定側型板
１０と可動側型板２０のパーティング面３０には、成形
品が成形されるキャビティ４０が設けられている。
【００２８】上記パーティング面３０には、固定側型板
を貫通して溶融樹脂のランナー１１、及びゲート１２が
設けられ、キャビティ４０に連通する流路１３の端部の
樹脂溜め１４に接続されている。又、可動側型板２０を
貫通して、上記樹脂溜め１４に至るガスノズル２１と、
このガスノズルの先端にガスゲート２２が設けられ、金
型の外部に設けられたガス供給装置（図示しない）よ
り、加圧ガスが供給されるようになっている。
を貫通して溶融樹脂のランナー１１、及びゲート１２が
設けられ、キャビティ４０に連通する流路１３の端部の
樹脂溜め１４に接続されている。又、可動側型板２０を
貫通して、上記樹脂溜め１４に至るガスノズル２１と、
このガスノズルの先端にガスゲート２２が設けられ、金
型の外部に設けられたガス供給装置（図示しない）よ
り、加圧ガスが供給されるようになっている。
【００２９】キャビティ４０の端部側には、中空部を成
形するための所謂ガスチャンネル４１が設けられてお
り、このガスチャンネル４１の外側側面に流路１３が連
通され、溶融樹脂と加圧ガスが充填、注入されるように
なっている。
形するための所謂ガスチャンネル４１が設けられてお
り、このガスチャンネル４１の外側側面に流路１３が連
通され、溶融樹脂と加圧ガスが充填、注入されるように
なっている。
【００３０】上記可動側型板２０には、ガスチャンネル
４１の一部を形成する可動ブロック５０が挿入して設け
られ、又、可動側型板２０と型板取付板７０との間に
は、傾斜面６０ａが設けられスライドブロック６０が、
型板取付板７０面を可動可能に設けられている。
４１の一部を形成する可動ブロック５０が挿入して設け
られ、又、可動側型板２０と型板取付板７０との間に
は、傾斜面６０ａが設けられスライドブロック６０が、
型板取付板７０面を可動可能に設けられている。
【００３１】可動ブロック５０のガスチャンネル４１と
は反対側の端面は、上記スライドブロック６０の傾斜面
６０ａと当接し、スライドブロック６０の前進、後進に
伴い、スライドブロック６０の移動する方向とはほぼ直
角方向であるガスチャンネル４１方向に進退自在に可動
するようになっている。従って、この可動ブロック５０
の可動により、ガスチャンネル４１の肉厚をきめ細かく
調整することが可能である。
は反対側の端面は、上記スライドブロック６０の傾斜面
６０ａと当接し、スライドブロック６０の前進、後進に
伴い、スライドブロック６０の移動する方向とはほぼ直
角方向であるガスチャンネル４１方向に進退自在に可動
するようになっている。従って、この可動ブロック５０
の可動により、ガスチャンネル４１の肉厚をきめ細かく
調整することが可能である。
【００３２】スライドブロック６０は、可動側型板２０
の端部に設けられた移動機構であるボルト８０により連
結されており、このボルト８０はネジが設けられた保持
板８１に螺着され、回転されることによりスライドブロ
ック６０を前後方向に摺動させることが可能となされて
いる。
の端部に設けられた移動機構であるボルト８０により連
結されており、このボルト８０はネジが設けられた保持
板８１に螺着され、回転されることによりスライドブロ
ック６０を前後方向に摺動させることが可能となされて
いる。
【００３３】上記の作動機構の作動により、所謂ガスリ
ークによる不要な脹らみが発生しないガスチャンネル４
１の肉厚の調整を行って正常な中空部が形成された成形
品を得ることが可能であり、更に、相乗効果としてひけ
や表面むらのない良好な表面を有する成形品とすること
が可能である。
ークによる不要な脹らみが発生しないガスチャンネル４
１の肉厚の調整を行って正常な中空部が形成された成形
品を得ることが可能であり、更に、相乗効果としてひけ
や表面むらのない良好な表面を有する成形品とすること
が可能である。
【００３４】請求項４記載の本発明の射出成形金型のに
おいては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成形金
型の可動ブロックの移動機構が、上記それぞれの実施例
において示す通り、可動ブロックの底面と当接する傾斜
面よりなるスライドブロックと、このスライドブロック
を前進、後進させるネジの回転による作動手段とにより
構成されているので、スライドブロックの前後進により
可動ブロックがキャビティ内に移動し、キャビティ部の
肉厚をきめ細かく自在に調整することが可能である。
おいては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成形金
型の可動ブロックの移動機構が、上記それぞれの実施例
において示す通り、可動ブロックの底面と当接する傾斜
面よりなるスライドブロックと、このスライドブロック
を前進、後進させるネジの回転による作動手段とにより
構成されているので、スライドブロックの前後進により
可動ブロックがキャビティ内に移動し、キャビティ部の
肉厚をきめ細かく自在に調整することが可能である。
【００３５】尚、上記可動ブロックの移動機構に用いら
れるスライドブロックの作動手段は、ネジの回転に限定
されるものではなく、エアシリンダーや油圧シリンダー
の作動により前進、後進の作動が行われるようになされ
ていてもよい。
れるスライドブロックの作動手段は、ネジの回転に限定
されるものではなく、エアシリンダーや油圧シリンダー
の作動により前進、後進の作動が行われるようになされ
ていてもよい。
【００３６】
【発明の効果】請求項１、及び請求項２記載の射出成形
金型、及び射出成形品においては、成形品を成形するキ
ャビティの溶融樹脂の流れ方向や形状が急激に変化する
部位の溶融樹脂の下流側の一部が可動ブロックにより構
成され、この可動ブロックにより上記一部の肉厚が他部
の肉厚に対して８０〜９０％に調整されるので、この薄
肉の部分において溶融樹脂の流れが滞留、遅延されて、
ガスの発生が防止され、成形品表面のガス発生による白
化現象を防止することが可能である。
金型、及び射出成形品においては、成形品を成形するキ
ャビティの溶融樹脂の流れ方向や形状が急激に変化する
部位の溶融樹脂の下流側の一部が可動ブロックにより構
成され、この可動ブロックにより上記一部の肉厚が他部
の肉厚に対して８０〜９０％に調整されるので、この薄
肉の部分において溶融樹脂の流れが滞留、遅延されて、
ガスの発生が防止され、成形品表面のガス発生による白
化現象を防止することが可能である。
【００３７】又、従来の金型を本発明の射出成形金型に
改造する場合において、構造が簡単であるから、費用の
発生を廉価に抑えることができ、この構造は成形品の必
要とする任意の部位に設けることが可能であり、後加工
に要する工数が不要となり、製品のコストの軽減に有効
である。更に、本発明の射出成形金型は、特にタルク入
りのポリプロピレン樹脂等の成形加工に好適である。
改造する場合において、構造が簡単であるから、費用の
発生を廉価に抑えることができ、この構造は成形品の必
要とする任意の部位に設けることが可能であり、後加工
に要する工数が不要となり、製品のコストの軽減に有効
である。更に、本発明の射出成形金型は、特にタルク入
りのポリプロピレン樹脂等の成形加工に好適である。
【００３８】請求項３記載の本発明の射出成形金型にお
いては、キャビティの加圧ガスを注入するガスチャンネ
ル部が可動ブロックにより構成され、この可動ブロック
が移動機構によりキャビティ内に可動されて、簡単にガ
スチャンネル部のキャビティの厚さが調整されるので、
成形品の中空部のガスリーク現象の発生が防止され、優
れた外観品質を有する成形品を得ることが可能である。
いては、キャビティの加圧ガスを注入するガスチャンネ
ル部が可動ブロックにより構成され、この可動ブロック
が移動機構によりキャビティ内に可動されて、簡単にガ
スチャンネル部のキャビティの厚さが調整されるので、
成形品の中空部のガスリーク現象の発生が防止され、優
れた外観品質を有する成形品を得ることが可能である。
【００３９】又、従来の金型を本発明の射出成形金型に
改造する場合において、構造が簡単であるから、費用の
発生を廉価に抑えることができ、この構造は成形品の必
要とする任意の部位に設けることが可能である。
改造する場合において、構造が簡単であるから、費用の
発生を廉価に抑えることができ、この構造は成形品の必
要とする任意の部位に設けることが可能である。
【００４０】更に、請求項３記載の本発明の射出成形金
型を用いて、ガスリーク防止用の金型を設計する際の、
種々の成形用樹脂に対応するための検証用として用いる
ことができる。
型を用いて、ガスリーク防止用の金型を設計する際の、
種々の成形用樹脂に対応するための検証用として用いる
ことができる。
【００４１】請求項４記載の本発明の射出成形金型にお
いては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成形金型
の可動ブロックの移動機構が、可動ブロックの底面と当
接する傾斜面よりなるスライドブロックと、このスライ
ドブロックを前進、後進させる作動手段とにより構成さ
れているので、スライドブロックの前後進により可動ブ
ロックがキャビティ内に移動し、キャビティ部の肉厚を
きめ細かく自在に調整することが可能である。従って、
射出成形金型、及び射出成形品として好適に用いられ
る。
いては、請求項１、或いは請求項３記載の射出成形金型
の可動ブロックの移動機構が、可動ブロックの底面と当
接する傾斜面よりなるスライドブロックと、このスライ
ドブロックを前進、後進させる作動手段とにより構成さ
れているので、スライドブロックの前後進により可動ブ
ロックがキャビティ内に移動し、キャビティ部の肉厚を
きめ細かく自在に調整することが可能である。従って、
射出成形金型、及び射出成形品として好適に用いられ
る。
【図１】請求項１記載の本発明の射出成形金型の一例を
示す要部の断面図。
示す要部の断面図。
【図２】請求項２記載の本発明の射出成形品の一例を示
す要部の斜視図。
す要部の斜視図。
【図３】図２のＡ−Ａの詳細断面図。
【図４】請求項３記載の本発明の射出成形金型の一例を
示す断面図。
示す断面図。
【図５】図４のＢ−Ｂ断面図。
１、１０ 固定側型板 ２、２０ 可動側型板 ３ 成形品 ４、５０ 可動ブロック ５、６０ スライドブロック ６ スプリング ７ 保持具 ８、８０ ボルト ９ａ 合流部 １１ ランナー １２ ゲート １３ 流路 １４ 樹脂溜め ２０ パーティング面 ２１ ガスノズル ２２ ガスゲート ３１、４０ キャビティ ３２、９ 一部 ３３ 凸部 ３４、９２ 角部 ４１ ガスチャンネル ５１、６０ａ 傾斜面 ６１ 保持片 ７０ 型板取付板 ８１ 保持板 ９１ リブ ９３ 凹部 ａ、ｂ 肉厚
Claims (4)
- 【請求項１】 可動側型板と固定側型板により形成され
たキャビティを有する射出成形金型において、上記成形
品を成形するキャビティの溶融樹脂の流れ方向や断面形
状が急激に変化する部位の溶融樹脂の下流側の一部が、
可動ブロックにより構成され、この可動ブロックが移動
機構によりキャビティ内へ進退自在に移動されるように
なされていることを特徴とする射出成形金型。 - 【請求項２】 可動側型板と固定側型板とにより形成さ
れたキャビティにより成形される射出成形品において、
溶融樹脂の流れ方向や断面形状が急激に変化する部位の
樹脂流れの下流側の一部が、他部の肉厚の８０〜９０％
となされていることを特徴とする射出成形品。 - 【請求項３】 可動側型板と固定側型板とにより形成さ
れたキャビティに溶融樹脂と加圧ガスを供給してガス注
入成形を行う射出成形金型において、上記キャビティの
加圧ガスを注入するガスチャンネル部が可動ブロックに
より構成され、この可動ブロックが移動機構によりキャ
ビティ内へ進退自在に移動されるようになされているこ
とを特徴とする射出成形金型。 - 【請求項４】 可動ブロックの移動機構が、可動ブロッ
クの端部側に設けられ、可動ブロックの底面と当接する
傾斜面よりなるスライドブロックと、このスライドブロ
ックを前進、後進させる作動手段とにより構成されてい
ることを特徴とする請求項１、或いは請求項３記載の射
出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26241294A JPH08118429A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 射出成形金型及び射出成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26241294A JPH08118429A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 射出成形金型及び射出成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118429A true JPH08118429A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17375432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26241294A Pending JPH08118429A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 射出成形金型及び射出成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08118429A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2149112A1 (es) * | 1997-10-24 | 2000-10-16 | Samsung Electronics Co Ltd | Maquina de moldeo con inyeccion de gas. |
| CN110406024A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-11-05 | 姚国辉 | 一种便于控制料流速度的注塑模具 |
| CN114506026A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-17 | 无锡永凯达齿轮有限公司 | 一种用于汽车的张紧器加工设备 |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP26241294A patent/JPH08118429A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2149112A1 (es) * | 1997-10-24 | 2000-10-16 | Samsung Electronics Co Ltd | Maquina de moldeo con inyeccion de gas. |
| CN110406024A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-11-05 | 姚国辉 | 一种便于控制料流速度的注塑模具 |
| CN114506026A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-17 | 无锡永凯达齿轮有限公司 | 一种用于汽车的张紧器加工设备 |
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