JP2003052260A - 酪農動物を自動的に搾乳する方法及び装置 - Google Patents
酪農動物を自動的に搾乳する方法及び装置Info
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- JP2003052260A JP2003052260A JP2002206630A JP2002206630A JP2003052260A JP 2003052260 A JP2003052260 A JP 2003052260A JP 2002206630 A JP2002206630 A JP 2002206630A JP 2002206630 A JP2002206630 A JP 2002206630A JP 2003052260 A JP2003052260 A JP 2003052260A
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- milk
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01J—MANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
- A01J5/00—Milking machines or devices
- A01J5/007—Monitoring milking processes; Control or regulation of milking machines
Abstract
(57)【要約】
【課題】 酪農動物を最適に搾乳するために、搾乳を停
止可能な瞬間を個々の酪農動物毎に決定することの出来
る方法及び装置を提供する。 【解決手段】 酪農動物、特に乳牛を自動的に搾乳する
方法は、a)酪農動物の乳頭を搾乳するためのティート
カップを駆動する段階と、b)搾乳パラメータ値を得る
ために、段階a)で乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを測
定する段階と、c)停止閾に達すると、ティートカップ
を停止する段階とを含む。上記停止閾は、少なくとも部
分的に搾乳パラメータ値によって決定される。酪農動
物、特に乳牛を自動的に搾乳する装置は、ティートカッ
プを駆動する手段と、乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを
測定する手段と、ティートカップを停止する手段と、停
止閾値に達したことを示す閾値信号を発する手段とを含
む。停止手段が該閾値信号によって作動され、停止閾値
を示す信号を発する手段が、少なくとも部分的に搾乳パ
ラメータ値によって該信号を発する。
止可能な瞬間を個々の酪農動物毎に決定することの出来
る方法及び装置を提供する。 【解決手段】 酪農動物、特に乳牛を自動的に搾乳する
方法は、a)酪農動物の乳頭を搾乳するためのティート
カップを駆動する段階と、b)搾乳パラメータ値を得る
ために、段階a)で乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを測
定する段階と、c)停止閾に達すると、ティートカップ
を停止する段階とを含む。上記停止閾は、少なくとも部
分的に搾乳パラメータ値によって決定される。酪農動
物、特に乳牛を自動的に搾乳する装置は、ティートカッ
プを駆動する手段と、乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを
測定する手段と、ティートカップを停止する手段と、停
止閾値に達したことを示す閾値信号を発する手段とを含
む。停止手段が該閾値信号によって作動され、停止閾値
を示す信号を発する手段が、少なくとも部分的に搾乳パ
ラメータ値によって該信号を発する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、a)酪農動物の乳
頭を搾乳するためのティートカップを駆動する段階と、
b)搾乳パラメータ値を得るために、段階a)で乳頭を
搾乳中に搾乳パラメータを測定する段階と、c)停止閾
値に達すると、ティートカップを停止する段階と、を含
む酪農動物、特に乳牛を自動的に搾乳する方法に関す
る。
頭を搾乳するためのティートカップを駆動する段階と、
b)搾乳パラメータ値を得るために、段階a)で乳頭を
搾乳中に搾乳パラメータを測定する段階と、c)停止閾
値に達すると、ティートカップを停止する段階と、を含
む酪農動物、特に乳牛を自動的に搾乳する方法に関す
る。
【0002】本発明はさらに、酪農動物の乳頭を搾乳す
るためのティートカップを駆動する手段と、搾乳パラメ
ータ値を得るために、乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを
測定するための搾乳パラメータ計を含む手段と、ティー
トカップを停止する手段と、停止閾値に達したことを表
示する閾値信号を発する手段とを含み、該停止手段が該
閾値信号によって作動される酪農動物、特に乳牛を自動
的に搾乳する装置に関する。
るためのティートカップを駆動する手段と、搾乳パラメ
ータ値を得るために、乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを
測定するための搾乳パラメータ計を含む手段と、ティー
トカップを停止する手段と、停止閾値に達したことを表
示する閾値信号を発する手段とを含み、該停止手段が該
閾値信号によって作動される酪農動物、特に乳牛を自動
的に搾乳する装置に関する。
【0003】
【従来の技術及び課題】上記のような方法及び装置は、
国際出願第WO/18218号の記載から既知である。
この出願には、ティートカップによる搾乳が停止される
瞬間に関し多くの可能性が記載されているが、特に乳房
の健康等に関し酪農動物を最適に搾乳出来るようにする
ために、搾乳を停止可能な瞬間を個々の酪農動物毎に決
定することの出来る方法及び装置の必要が、現在まだあ
るように思われる。この必要を満たすことが本発明の目
的である。
国際出願第WO/18218号の記載から既知である。
この出願には、ティートカップによる搾乳が停止される
瞬間に関し多くの可能性が記載されているが、特に乳房
の健康等に関し酪農動物を最適に搾乳出来るようにする
ために、搾乳を停止可能な瞬間を個々の酪農動物毎に決
定することの出来る方法及び装置の必要が、現在まだあ
るように思われる。この必要を満たすことが本発明の目
的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の第1の態様によれば、上記停止閾値が、少なくとも部
分的に搾乳パラメータ値によって決定されることを特徴
とする上記タイプの方法が提供される。停止閾値が、少
なくとも部分的に搾乳パラメータ値によって決定される
ことにより、停止閾値を現在の瞬間状態に適合すること
が出来、その瞬間測定された搾乳パラメータ値を計算に
入れることが出来る。このことは、既存の前もってセッ
トされる停止閾値に対し相当な改良となる。
の第1の態様によれば、上記停止閾値が、少なくとも部
分的に搾乳パラメータ値によって決定されることを特徴
とする上記タイプの方法が提供される。停止閾値が、少
なくとも部分的に搾乳パラメータ値によって決定される
ことにより、停止閾値を現在の瞬間状態に適合すること
が出来、その瞬間測定された搾乳パラメータ値を計算に
入れることが出来る。このことは、既存の前もってセッ
トされる停止閾値に対し相当な改良となる。
【0005】搾乳パラメータとして、好ましくは、ミル
ク流、ミルク産高、ミルク温度、ミルクの導電率、ミル
クの脂肪分、ミルクの蛋白質分、ミルクの細胞数、ミル
ク噴出の間隔、ミルク噴出の期間、及び上記搾乳パラメ
ータのピーク値とオフピーク値、からなるグループから
少なくとも1つの搾乳パラメータが選択される。他のパ
ラメータも適用してもよいが、これらのパラメータが停
止閾値を決定するために最も効果的であると思われる。
ク流、ミルク産高、ミルク温度、ミルクの導電率、ミル
クの脂肪分、ミルクの蛋白質分、ミルクの細胞数、ミル
ク噴出の間隔、ミルク噴出の期間、及び上記搾乳パラメ
ータのピーク値とオフピーク値、からなるグループから
少なくとも1つの搾乳パラメータが選択される。他のパ
ラメータも適用してもよいが、これらのパラメータが停
止閾値を決定するために最も効果的であると思われる。
【0006】搾乳パラメータ値として平均値を選択する
ことが特に有利である。これにより、測定値に本来存在
する変動または一時的混乱が平均化され、停止閾値のよ
り正確な決定が可能となる。
ことが特に有利である。これにより、測定値に本来存在
する変動または一時的混乱が平均化され、停止閾値のよ
り正確な決定が可能となる。
【0007】本発明による方法の1実施例において、上
記方法は、搾乳パラメータの平均値が決定される開始時
間を、段階a)で記録する段階を含む。搾乳パラメータ
の平均値が決定される開始時間として、好ましくは段階
a)においてミルク流がスタートする時点が採用され
る。ミルク流の開始早々では、搾乳パラメータが強い変
動値を示す場合が時々ある。そこで搾乳パラメータの平
均値が決定される開始時間として、段階a)においてミ
ルク流がスタートする開始時間後の時点を決定すること
が有効である。そのような時間は、搾乳パラメータによ
り、数秒から数十秒の間で変わる。
記方法は、搾乳パラメータの平均値が決定される開始時
間を、段階a)で記録する段階を含む。搾乳パラメータ
の平均値が決定される開始時間として、好ましくは段階
a)においてミルク流がスタートする時点が採用され
る。ミルク流の開始早々では、搾乳パラメータが強い変
動値を示す場合が時々ある。そこで搾乳パラメータの平
均値が決定される開始時間として、段階a)においてミ
ルク流がスタートする開始時間後の時点を決定すること
が有効である。そのような時間は、搾乳パラメータによ
り、数秒から数十秒の間で変わる。
【0008】搾乳パラメータの平均値は、好ましくは開
始時間から連続的に記録される。平均値を連続的に記録
することは相当な計算能力を要するが、これは極めて正
確な値を結果としてもたらす。
始時間から連続的に記録される。平均値を連続的に記録
することは相当な計算能力を要するが、これは極めて正
確な値を結果としてもたらす。
【0009】本発明による方法の1実施例において、上
記方法は、搾乳パラメータの瞬間値を決定し記憶する段
階を含む。ここで「記憶する」とは、搾乳パラメータの
値を少なくとも該値を処理するために必要な期間維持す
ることを意味する。
記方法は、搾乳パラメータの瞬間値を決定し記憶する段
階を含む。ここで「記憶する」とは、搾乳パラメータの
値を少なくとも該値を処理するために必要な期間維持す
ることを意味する。
【0010】搾乳パラメータの値はティートカップを停
止するものとして利用してもよいが、搾乳パラメータ閾
値を得るために、数理的ファンクションを搾乳パラメー
タの値に適用するのが好ましい。希望によってファンク
ションを選ぶことにより、管理者または農夫は、ティー
トカップの停止を自分の考えに適合させることが出来
る。
止するものとして利用してもよいが、搾乳パラメータ閾
値を得るために、数理的ファンクションを搾乳パラメー
タの値に適用するのが好ましい。希望によってファンク
ションを選ぶことにより、管理者または農夫は、ティー
トカップの停止を自分の考えに適合させることが出来
る。
【0011】本発明による方法の有効な実施例では、該
方法は搾乳パラメータの瞬間値を搾乳パラメータ閾値と
比較する段階を含み、搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パ
ラメータ閾値と同じかこれより低い時に、ティートカッ
プを停止する段階が実行される。通常発生する変動や混
乱に無反応であるために、一定時間搾乳パラメータの瞬
間値が搾乳パラメータ閾値と同じかこれより低い時に、
ティートカップを停止する段階が行なわれるのが好まし
い。その時間は、特に約2秒乃至約9秒の間で調節可能
であるのが好ましい。
方法は搾乳パラメータの瞬間値を搾乳パラメータ閾値と
比較する段階を含み、搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パ
ラメータ閾値と同じかこれより低い時に、ティートカッ
プを停止する段階が実行される。通常発生する変動や混
乱に無反応であるために、一定時間搾乳パラメータの瞬
間値が搾乳パラメータ閾値と同じかこれより低い時に、
ティートカップを停止する段階が行なわれるのが好まし
い。その時間は、特に約2秒乃至約9秒の間で調節可能
であるのが好ましい。
【0012】上記方法が、多数の搾乳パラメータ平均値
をコンピュータのメモリに記憶すると共に、該コンピュ
ータのメモリに、一定の範囲に対応する各搾乳パラメー
タ閾値を記憶する段階を含む場合、乳房の健康に悪影響
を及ぼさないように搾乳の終了を行うことが出来ること
が判った。例えば乳牛では、次の平均ミルク流、即ち5
00ml/分以上、370−500ml/分、250−
370ml/分、170−250ml/分、170ml
/分以下において、以下のミルク流閾値がそれぞれ好結
果をもたらすことが判る。400ml/分、120ml
/分、50ml/分、30ml/分、20ml/分であ
る。
をコンピュータのメモリに記憶すると共に、該コンピュ
ータのメモリに、一定の範囲に対応する各搾乳パラメー
タ閾値を記憶する段階を含む場合、乳房の健康に悪影響
を及ぼさないように搾乳の終了を行うことが出来ること
が判った。例えば乳牛では、次の平均ミルク流、即ち5
00ml/分以上、370−500ml/分、250−
370ml/分、170−250ml/分、170ml
/分以下において、以下のミルク流閾値がそれぞれ好結
果をもたらすことが判る。400ml/分、120ml
/分、50ml/分、30ml/分、20ml/分であ
る。
【0013】搾乳パラメータ平均値をメモリに記憶され
た範囲と比較すると、搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パ
ラメータ平均値に対応する搾乳パラメータ閾値と同じか
これより低い時に、ティートカップの停止が行われる。
た範囲と比較すると、搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パ
ラメータ平均値に対応する搾乳パラメータ閾値と同じか
これより低い時に、ティートカップの停止が行われる。
【0014】本発明による方法の1実施例では、搾乳パ
ラメータ閾値の平均が搾乳パラメータ閾値と同じかこれ
より低い場合、搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パラメー
タ閾値と同じかこれより低い時、ティートカップの停止
が行われる段階を含む。搾乳パラメータ閾値に達する毎
にティートカップの停止が行われる。これは乳頭の搾乳
が長引くのを防ぐ。
ラメータ閾値の平均が搾乳パラメータ閾値と同じかこれ
より低い場合、搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パラメー
タ閾値と同じかこれより低い時、ティートカップの停止
が行われる段階を含む。搾乳パラメータ閾値に達する毎
にティートカップの停止が行われる。これは乳頭の搾乳
が長引くのを防ぐ。
【0015】例えば短時間で多くの酪農動物を搾乳する
必要がある時、ファンクションが数値を3で割ることか
らなる場合、正確にティートカップの急速停止が行われ
ることが、長期の研究の結果判った。特にファンクショ
ンが数値を5で割ることからなる場合、急速でない停止
が行われる。ここに示した数値はガイド数値であり、経
験の範囲内で逸脱してもよいことは明らかである。
必要がある時、ファンクションが数値を3で割ることか
らなる場合、正確にティートカップの急速停止が行われ
ることが、長期の研究の結果判った。特にファンクショ
ンが数値を5で割ることからなる場合、急速でない停止
が行われる。ここに示した数値はガイド数値であり、経
験の範囲内で逸脱してもよいことは明らかである。
【0016】上記方法が、ミルク流を得る間に数個の搾
乳パラメータ値を決定する段階を含み、少なくとも2つ
の測定された搾乳パラメータ値によって、少なくとも部
分的に停止閾値が決定されるのが好ましい。こうして、
ティートカップを停止するために数個の搾乳パラメータ
値を考慮に入れることが可能になる。
乳パラメータ値を決定する段階を含み、少なくとも2つ
の測定された搾乳パラメータ値によって、少なくとも部
分的に停止閾値が決定されるのが好ましい。こうして、
ティートカップを停止するために数個の搾乳パラメータ
値を考慮に入れることが可能になる。
【0017】本発明の方法によれば停止閾値は搾乳中に
決定されるが、該方法が、ミルク流を得る間に少なくと
も1つの搾乳パラメータ値を決定する段階を含み、少な
くとも1つの測定された搾乳パラメータ値及び特に過去
のデータに基づく所定の搾乳パラメータ値によって、少
なくとも部分的に停止閾値が決定されるのが効果的であ
る場合も時々ある。従って、搾乳の最初から停止閾値が
既に存在し、該停止閾値が搾乳中に、本発明により、搾
乳パラメータ値によって変更される。搾乳終了後に得ら
れた停止閾値は、次回の搾乳の所定閾値として利用して
もよい。
決定されるが、該方法が、ミルク流を得る間に少なくと
も1つの搾乳パラメータ値を決定する段階を含み、少な
くとも1つの測定された搾乳パラメータ値及び特に過去
のデータに基づく所定の搾乳パラメータ値によって、少
なくとも部分的に停止閾値が決定されるのが効果的であ
る場合も時々ある。従って、搾乳の最初から停止閾値が
既に存在し、該停止閾値が搾乳中に、本発明により、搾
乳パラメータ値によって変更される。搾乳終了後に得ら
れた停止閾値は、次回の搾乳の所定閾値として利用して
もよい。
【0018】本発明の方法の1実施例では、搾乳パラメ
ータの瞬間値と特に過去のデータに基づく所定の搾乳パ
ラメータ値との間の差を決定する段階を含む。このよう
な偏差を停止閾値を決定するためにも利用してもよい。
ータの瞬間値と特に過去のデータに基づく所定の搾乳パ
ラメータ値との間の差を決定する段階を含む。このよう
な偏差を停止閾値を決定するためにも利用してもよい。
【0019】段階a)の間に、瞬間ミルク流の値、ミル
ク流の平均値、及び得られたミルクの瞬間導電率の値が
決定されることが、特に実用的であることが判った。さ
らに該方法が、過去のデータに基づき乳頭から採られた
ミルクの、平均の過去の導電率を記憶する段階を含む場
合、瞬間導電率と平均の過去の導電率との間の差を決定
することにより、乳房の健康に効果的な停止閾値が得ら
れる。
ク流の平均値、及び得られたミルクの瞬間導電率の値が
決定されることが、特に実用的であることが判った。さ
らに該方法が、過去のデータに基づき乳頭から採られた
ミルクの、平均の過去の導電率を記憶する段階を含む場
合、瞬間導電率と平均の過去の導電率との間の差を決定
することにより、乳房の健康に効果的な停止閾値が得ら
れる。
【0020】その代わりにまたはそれに加えて、本発明
の有利な実施例は、酪農動物のさらに別の乳頭に少なく
とも1つの別のティートカップを連結する段階と、該別
の乳頭から得られたミルクの導電率を決定する段階とを
含む。
の有利な実施例は、酪農動物のさらに別の乳頭に少なく
とも1つの別のティートカップを連結する段階と、該別
の乳頭から得られたミルクの導電率を決定する段階とを
含む。
【0021】他の乳頭と比較してある時点で最低の導電
率をもつミルクを出す乳頭を決定する段階を含み、該最
低の導電率をもつミルクを出す乳頭から得られたミルク
の最低導電率に対し、他の乳頭からのミルクの導電率か
らの偏差が、すべての他の乳頭について決定される場
合、ティートカップを停止する段階が、平均ミルク流並
びに導電率における差によって決まる時点で実行され
る。既知のように、導電率はあり得る乳腺炎の兆候とし
て利用され、この場合、この導電率を考慮に入れること
により、搾乳の終了がこれに適応される。導電率が増加
すると、ティートカップを停止する時点が延期されるの
が好ましい。
率をもつミルクを出す乳頭を決定する段階を含み、該最
低の導電率をもつミルクを出す乳頭から得られたミルク
の最低導電率に対し、他の乳頭からのミルクの導電率か
らの偏差が、すべての他の乳頭について決定される場
合、ティートカップを停止する段階が、平均ミルク流並
びに導電率における差によって決まる時点で実行され
る。既知のように、導電率はあり得る乳腺炎の兆候とし
て利用され、この場合、この導電率を考慮に入れること
により、搾乳の終了がこれに適応される。導電率が増加
すると、ティートカップを停止する時点が延期されるの
が好ましい。
【0022】測定された偏差が所定値より大きい時、テ
ィートカップを停止させる開始時間として、正確な平均
ミルク流ではなく補正平均ミルク流を採用するのが好ま
しい。この補正平均ミルク流は特に、補正されたミルク
流平均の閾値を得るために、平均ミルク流値と導電率に
おける差に対し、数理的ファンクションを適用する段階
を含む場合、有効に得られる。
ィートカップを停止させる開始時間として、正確な平均
ミルク流ではなく補正平均ミルク流を採用するのが好ま
しい。この補正平均ミルク流は特に、補正されたミルク
流平均の閾値を得るために、平均ミルク流値と導電率に
おける差に対し、数理的ファンクションを適用する段階
を含む場合、有効に得られる。
【0023】長期の研究の結果、偏差が10%以上であ
る時、平均ミルク流を10倍して導電率の差で割ること
からなるファンクションによって、乳房の健康に適切な
時点でティートカップの停止が確実に行われるのが有利
であると判った。
る時、平均ミルク流を10倍して導電率の差で割ること
からなるファンクションによって、乳房の健康に適切な
時点でティートカップの停止が確実に行われるのが有利
であると判った。
【0024】ティートカップの停止と同時にティートカ
ップが取り外されるが、該ティートカップを取り外す段
階が、ティートカップの停止から所定の時間が経過した
後に実行されるのが好ましい。この時間は特に調節可能
である。この時間が、約2秒から15秒の間で調節可能
であるのが好ましい。
ップが取り外されるが、該ティートカップを取り外す段
階が、ティートカップの停止から所定の時間が経過した
後に実行されるのが好ましい。この時間は特に調節可能
である。この時間が、約2秒から15秒の間で調節可能
であるのが好ましい。
【0025】本発明の方法は従来の自動搾乳方法に適用
可能であるが、自動的搾乳が搾乳ロボットにより行われ
と特に効果的である。搾乳ロボットの許可基準が、少な
くとも段階a)の間に測定された搾乳パラメータ値と及
び/または測定された偏差により少なくとも部分的に変
更される、本発明の方法の1実施例は特に効果的であ
る。測定値が瞬間状態を示すが故に、許可基準を変更す
るのにこれを利用してもよい。測定値が例えば、酪農動
物が病気であることを示した時、病気の動物は許可され
ないように、許可基準を変えてもよい。また、測定値
は、酪農動物が成長または変化したことを示すかも知れ
ないので、許可基準の変更が望まれる。そのような測定
値に基づく基準の変更は、当業者によりそれ以上のデー
タを要せずに行われる。
可能であるが、自動的搾乳が搾乳ロボットにより行われ
と特に効果的である。搾乳ロボットの許可基準が、少な
くとも段階a)の間に測定された搾乳パラメータ値と及
び/または測定された偏差により少なくとも部分的に変
更される、本発明の方法の1実施例は特に効果的であ
る。測定値が瞬間状態を示すが故に、許可基準を変更す
るのにこれを利用してもよい。測定値が例えば、酪農動
物が病気であることを示した時、病気の動物は許可され
ないように、許可基準を変えてもよい。また、測定値
は、酪農動物が成長または変化したことを示すかも知れ
ないので、許可基準の変更が望まれる。そのような測定
値に基づく基準の変更は、当業者によりそれ以上のデー
タを要せずに行われる。
【0026】さらに本発明は、上記方法を遂行するため
の装置にも関する。本発明は特に、酪農動物の乳頭を搾
乳するためにティートカップを駆動する手段と、搾乳パ
ラメータ値を得るために、乳頭を搾乳中に搾乳パラメー
タを測定する搾乳パラメータ計を含む手段と、ティート
カップを停止する手段と、停止閾値に達したことを示す
閾値信号を発する手段とを含み、該停止手段が該閾値信
号によって作動される、酪農動物、特に乳牛を自動的に
搾乳する装置において、上記停止閾値を示す信号を発す
る手段が、少なくとも部分的に搾乳パラメータ値によっ
て該信号を発することを特徴とする装置に関する。本発
明による装置の有効な実施例が、従属の請求項にいくつ
か記載されている。
の装置にも関する。本発明は特に、酪農動物の乳頭を搾
乳するためにティートカップを駆動する手段と、搾乳パ
ラメータ値を得るために、乳頭を搾乳中に搾乳パラメー
タを測定する搾乳パラメータ計を含む手段と、ティート
カップを停止する手段と、停止閾値に達したことを示す
閾値信号を発する手段とを含み、該停止手段が該閾値信
号によって作動される、酪農動物、特に乳牛を自動的に
搾乳する装置において、上記停止閾値を示す信号を発す
る手段が、少なくとも部分的に搾乳パラメータ値によっ
て該信号を発することを特徴とする装置に関する。本発
明による装置の有効な実施例が、従属の請求項にいくつ
か記載されている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、図1に示すようにティー
トカップ2を設けた、乳牛等の酪農動物を自動的に搾乳
する装置1の第1実施例について、本発明を説明する。
本発明の方法の手段を該装置に関する記載において明確
にする。さらに本発明を、限定数の例として挙げた搾乳
パラメータを参照して詳細に説明する。しかし、請求項
に記載されたもの以外の搾乳パラメータも使用可能であ
ることは勿論である。当業者にとって、単に実験的研究
により、搾乳中、搾乳パラメータの変化を測定可能であ
ることは明らかである。次に、停止閾値を少なくとも部
分的に決定するため、上記偏差を出来れば数式で処理し
て利用してもよい。
トカップ2を設けた、乳牛等の酪農動物を自動的に搾乳
する装置1の第1実施例について、本発明を説明する。
本発明の方法の手段を該装置に関する記載において明確
にする。さらに本発明を、限定数の例として挙げた搾乳
パラメータを参照して詳細に説明する。しかし、請求項
に記載されたもの以外の搾乳パラメータも使用可能であ
ることは勿論である。当業者にとって、単に実験的研究
により、搾乳中、搾乳パラメータの変化を測定可能であ
ることは明らかである。次に、停止閾値を少なくとも部
分的に決定するため、上記偏差を出来れば数式で処理し
て利用してもよい。
【0028】図1に示すティートカップ2は、図示しな
い搾乳ロボットにより乳牛の乳頭に自動的に着脱可能で
ある。ティートカップ2により乳房毎に収穫されたミル
クは、個別のミルク管4を介してミルク計量装置または
ミルク瓶3に送られる。ミルク瓶3の放出管5はミルク
タンク6の方に延びる管7に連結されている。既知のよ
うに、装置1はさらに、ティートカップ2のための脈動
装置8を含む。該脈動装置8の負圧管9は平衡タンクを
備えた真空ポンプに通常の態様で連結されている。
い搾乳ロボットにより乳牛の乳頭に自動的に着脱可能で
ある。ティートカップ2により乳房毎に収穫されたミル
クは、個別のミルク管4を介してミルク計量装置または
ミルク瓶3に送られる。ミルク瓶3の放出管5はミルク
タンク6の方に延びる管7に連結されている。既知のよ
うに、装置1はさらに、ティートカップ2のための脈動
装置8を含む。該脈動装置8の負圧管9は平衡タンクを
備えた真空ポンプに通常の態様で連結されている。
【0029】ミルク管4の斜め下方に延びる部分に、ミ
ルク流の開始を確認すると共に、搾乳中、即ちティート
カップが作動している時間中のミルク流値を決定するた
めのミルク流計10が設けられている。本発明の実施例
では、ミルク流計10は、2個の電極の間にミルク流に
より電気的接続が生じることに基づき作動する。ミルク
流計10が傾斜していることにより、ミルクが電極の間
に残ることが防止され、言い換えれば少量のミルクが電
極間に存在するのを防ぐ。この結果、当然ミルク流が永
久的に観察される。ミルク流計10の領域において、ミ
ルク管4は好適には、内部のミルク流の存在に拘わら
ず、ミルク管が常に完全に満たされているような直径を
有する。
ルク流の開始を確認すると共に、搾乳中、即ちティート
カップが作動している時間中のミルク流値を決定するた
めのミルク流計10が設けられている。本発明の実施例
では、ミルク流計10は、2個の電極の間にミルク流に
より電気的接続が生じることに基づき作動する。ミルク
流計10が傾斜していることにより、ミルクが電極の間
に残ることが防止され、言い換えれば少量のミルクが電
極間に存在するのを防ぐ。この結果、当然ミルク流が永
久的に観察される。ミルク流計10の領域において、ミ
ルク管4は好適には、内部のミルク流の存在に拘わら
ず、ミルク管が常に完全に満たされているような直径を
有する。
【0030】ミルク管4にはまた、ミルクの温度を確認
するための温度計11が設けられている。ミルクの温度
は体温のよい目安である。乳腺炎にかかった乳牛等の病
気の乳牛では、体温が普通より高い。
するための温度計11が設けられている。ミルクの温度
は体温のよい目安である。乳腺炎にかかった乳牛等の病
気の乳牛では、体温が普通より高い。
【0031】ミルク瓶3には、例えば乳腺炎または他の
伝染性の病気を確認する導電率を決定するための導電率
計12が配置されている。該導電率計12は、容器内に
存在するミルクの導電率を測定するための電極を備えた
容器を含む。容器内に存在するミルクは、新しいミルク
流が入る毎に交換される。ミルクが変化していれば、導
電率が増加する。新しいミルク流が入る毎に、導電率の
少量の増加が最初に観察されるので、ミルク流計10の
代わりに或いはこれに加えて、この乳腺炎センサを用い
ることにより、ミルク流の開始を確認することも出来
る。
伝染性の病気を確認する導電率を決定するための導電率
計12が配置されている。該導電率計12は、容器内に
存在するミルクの導電率を測定するための電極を備えた
容器を含む。容器内に存在するミルクは、新しいミルク
流が入る毎に交換される。ミルクが変化していれば、導
電率が増加する。新しいミルク流が入る毎に、導電率の
少量の増加が最初に観察されるので、ミルク流計10の
代わりに或いはこれに加えて、この乳腺炎センサを用い
ることにより、ミルク流の開始を確認することも出来
る。
【0032】各計量装置10、11、12の出力信号S
1、S2、S3がコンピュータ13に送られ、ここでこ
れら計量装置からの情報が、以下に説明するようにコン
ピュータ処理され、出来れば表示スクリーン14上に表
示される。
1、S2、S3がコンピュータ13に送られ、ここでこ
れら計量装置からの情報が、以下に説明するようにコン
ピュータ処理され、出来れば表示スクリーン14上に表
示される。
【0033】管5と管7の間に、乳腺炎にかかった乳牛
の乳房からのミルク流を廃棄タンク16に放出するため
の、3方向弁15がさらに設けられている。コンピュー
タ13により通報された情報をもとに、農夫はミルクを
廃棄タンク16に放出することを決め、このためコンピ
ュータ13に適切な指令を与えると、コンピュータ13
から出された信号S4によって3方向弁15が切り替え
られる。コンピュータ13は、この信号S4を自動的に
3方向弁15に送ってもよい。
の乳房からのミルク流を廃棄タンク16に放出するため
の、3方向弁15がさらに設けられている。コンピュー
タ13により通報された情報をもとに、農夫はミルクを
廃棄タンク16に放出することを決め、このためコンピ
ュータ13に適切な指令を与えると、コンピュータ13
から出された信号S4によって3方向弁15が切り替え
られる。コンピュータ13は、この信号S4を自動的に
3方向弁15に送ってもよい。
【0034】本発明によれば、ミルク流計10からのデ
ータに基づきコンピュータ13は、ミルク流が始まる開
始時間を決定し、好適にはこの開始時間を記憶する(一
時的または永久的に)。 ミルク流計10により測定さ
れた瞬間ミルク流もコンピュータ13に記憶してもよ
い。これらのデータから、コンピュータ13は連続的に
平均ミルク流を決定する。平均ミルク流の決定は、ミル
ク流が始まった瞬間に始めるか、通常雑音や逸脱した値
を含む最初の測定を計算に入れないで、ミルク流の開始
後所定の時間、例えば10乃至50秒が経過した後始め
てもよい。「記憶する」とは、少なくとも処理が必要な
時間の間、コンピュータがデータを維持することを意味
する。データを記憶するためコンピュータ13は、1個
以上のメモリ17を含む(図示の実施例では簡便のため
1個のメモリのみを示している)。
ータに基づきコンピュータ13は、ミルク流が始まる開
始時間を決定し、好適にはこの開始時間を記憶する(一
時的または永久的に)。 ミルク流計10により測定さ
れた瞬間ミルク流もコンピュータ13に記憶してもよ
い。これらのデータから、コンピュータ13は連続的に
平均ミルク流を決定する。平均ミルク流の決定は、ミル
ク流が始まった瞬間に始めるか、通常雑音や逸脱した値
を含む最初の測定を計算に入れないで、ミルク流の開始
後所定の時間、例えば10乃至50秒が経過した後始め
てもよい。「記憶する」とは、少なくとも処理が必要な
時間の間、コンピュータがデータを維持することを意味
する。データを記憶するためコンピュータ13は、1個
以上のメモリ17を含む(図示の実施例では簡便のため
1個のメモリのみを示している)。
【0035】コンピュータ13は、平均ミルク流の数値
に数理的ファンクションを適用するための処理部材18
を含む。数理的ファンクションの結果、ミルク流閾値の
平均が得られる。希望により適切なファンクションが選
択される。しかし長期の研究からティートカップの急速
な停止のためには、個別の乳牛に関係なく3で割るファ
ンクションが非常に適切であることが判った。さらにテ
ィートカップの急速でない停止のためには、個別の乳牛
に関係なく5で割るファンクションが非常に適切である
ように見える。
に数理的ファンクションを適用するための処理部材18
を含む。数理的ファンクションの結果、ミルク流閾値の
平均が得られる。希望により適切なファンクションが選
択される。しかし長期の研究からティートカップの急速
な停止のためには、個別の乳牛に関係なく3で割るファ
ンクションが非常に適切であることが判った。さらにテ
ィートカップの急速でない停止のためには、個別の乳牛
に関係なく5で割るファンクションが非常に適切である
ように見える。
【0036】コンピュータ13はさらに、瞬間ミルク流
を計算されたミルク流閾値の平均と比較するための比較
器19を含む。比較の結果、瞬間ミルク流が計算された
ミルク流閾値の平均(停止閾値として機能する)と同じ
かこれより低いことが示されると、コンピュータ13は
ティートカップ2の停止を制御する信号S5を発する。
例えば、信号S5は、ティートカップ2から真空を取り
除くように脈動装置8を制御する。
を計算されたミルク流閾値の平均と比較するための比較
器19を含む。比較の結果、瞬間ミルク流が計算された
ミルク流閾値の平均(停止閾値として機能する)と同じ
かこれより低いことが示されると、コンピュータ13は
ティートカップ2の停止を制御する信号S5を発する。
例えば、信号S5は、ティートカップ2から真空を取り
除くように脈動装置8を制御する。
【0037】また長期の研究から、乳牛から収穫された
平均ミルク流を特定のミルク流範囲に分け、これらミル
ク流範囲の各々に一定のミルク流閾値を割り当てること
が出来ることが判った。このようなミルク流範囲及び対
応するミルク流閾値がコンピュータ13のメモリ17に
記憶される。このような範囲の1例を以下に表1に示
す。
平均ミルク流を特定のミルク流範囲に分け、これらミル
ク流範囲の各々に一定のミルク流閾値を割り当てること
が出来ることが判った。このようなミルク流範囲及び対
応するミルク流閾値がコンピュータ13のメモリ17に
記憶される。このような範囲の1例を以下に表1に示
す。
【0038】
【表1】
【0039】コンピュータ13の比較器19は、測定さ
れた平均ミルク流をメモリに記憶された範囲と比較し、
コンピュータ13が対応するミルク流閾値を決定する。
瞬間ミルク流がミルク流閾値と同じかこれより低い場
合、コンピュータはティートカップ2の停止のための信
号S5を送る。ミルク流閾値として他の所定の閾値、例
えば過去のデータ等を使用することも可能である。
れた平均ミルク流をメモリに記憶された範囲と比較し、
コンピュータ13が対応するミルク流閾値を決定する。
瞬間ミルク流がミルク流閾値と同じかこれより低い場
合、コンピュータはティートカップ2の停止のための信
号S5を送る。ミルク流閾値として他の所定の閾値、例
えば過去のデータ等を使用することも可能である。
【0040】搾乳中計量装置11、12により発せられ
た信号は、一定の期間例えば24時間、及び/または多
数の搾乳回にわたって平均をとってもよい。乳牛は1日
に数回搾乳されるので、この平均値は各回毎に累進的平
均として計算してもよい。導電率計12はかくして得ら
れたミルクの瞬間導電率を決定し、コンピュータ13
は、過去のデータに基づく乳頭の過去の平均的導電率を
確実に記憶する。
た信号は、一定の期間例えば24時間、及び/または多
数の搾乳回にわたって平均をとってもよい。乳牛は1日
に数回搾乳されるので、この平均値は各回毎に累進的平
均として計算してもよい。導電率計12はかくして得ら
れたミルクの瞬間導電率を決定し、コンピュータ13
は、過去のデータに基づく乳頭の過去の平均的導電率を
確実に記憶する。
【0041】この過去の平均導電率は特定の乳牛の乳頭
のためのパラメータについての表示を与える。コンピュ
ータ13の比較器19が瞬間導電率をコンピュータ13
のメモリ17に記憶された過去の平均導電率と比較する
と、これらの値の差がコンピュータにより決定される。
当然、既知の動物識別装置を使用してもよいが、これに
ついては簡略のためこれ以上説明しない。
のためのパラメータについての表示を与える。コンピュ
ータ13の比較器19が瞬間導電率をコンピュータ13
のメモリ17に記憶された過去の平均導電率と比較する
と、これらの値の差がコンピュータにより決定される。
当然、既知の動物識別装置を使用してもよいが、これに
ついては簡略のためこれ以上説明しない。
【0042】その差が所定の予め設定された値を越えた
場合、当該乳頭は病気に冒されているかも知れず、コン
ピュータ13が、必要な処置をとるための対応する信号
を発することも出来る。この乳頭を、正常な導電率の値
が検出された場合とは別の態様で搾乳することが、当該
乳牛の健康には特に重要である。そのため、測定された
平均ミルク流と導電率における差によって決まる時点
で、ティートカップ2を停止するための手段、本実施例
では脈動装置8がコンピュータ13により作動される。
場合、当該乳頭は病気に冒されているかも知れず、コン
ピュータ13が、必要な処置をとるための対応する信号
を発することも出来る。この乳頭を、正常な導電率の値
が検出された場合とは別の態様で搾乳することが、当該
乳牛の健康には特に重要である。そのため、測定された
平均ミルク流と導電率における差によって決まる時点
で、ティートカップ2を停止するための手段、本実施例
では脈動装置8がコンピュータ13により作動される。
【0043】特にコンピュータ13は、いわゆる補正ミ
ルク流閾値の平均を得るために、平均ミルク流値と導電
率における差とに数理的ファンクションを適用する。好
ましくは、このファンクションは、導電率が上昇すれば
通常とは違う時点で停止が行われる、言い換えれば、導
電率が増加すれば乳頭はより長時間搾乳される、という
ようなものである。
ルク流閾値の平均を得るために、平均ミルク流値と導電
率における差とに数理的ファンクションを適用する。好
ましくは、このファンクションは、導電率が上昇すれば
通常とは違う時点で停止が行われる、言い換えれば、導
電率が増加すれば乳頭はより長時間搾乳される、という
ようなものである。
【0044】長期の研究の結果、偏差が10%以上であ
る時、平均ミルク流を10倍してこれを導電率の差で割
ることからなるファンクションにより、乳房の健康に適
切な時点でティートカップの停止を確実に行うことが効
果的であることが判った。
る時、平均ミルク流を10倍してこれを導電率の差で割
ることからなるファンクションにより、乳房の健康に適
切な時点でティートカップの停止を確実に行うことが効
果的であることが判った。
【0045】ティートカップを停止する手段を作動させ
るために、平均ミルク流もまた他の搾乳パラメータと組
み合わせて利用出来ることは言うまでもない。例えば搾
乳中に温度計11が当該平均値から明らかに逸脱した
値、即ち平均値から一定の許容範囲の外にある値を示す
場合、これはその乳牛が病気である兆候であるかも知れ
ない。この場合、ティートカップ2を停止し、乳頭から
取り外すことを直ちに決定するように、コンピュータ1
3をプログラムしてもよい。さらに、コンピュータ13
は農夫に警告信号を与えてもよい。
るために、平均ミルク流もまた他の搾乳パラメータと組
み合わせて利用出来ることは言うまでもない。例えば搾
乳中に温度計11が当該平均値から明らかに逸脱した
値、即ち平均値から一定の許容範囲の外にある値を示す
場合、これはその乳牛が病気である兆候であるかも知れ
ない。この場合、ティートカップ2を停止し、乳頭から
取り外すことを直ちに決定するように、コンピュータ1
3をプログラムしてもよい。さらに、コンピュータ13
は農夫に警告信号を与えてもよい。
【0046】図2に示す実施例では、装置1は4個のテ
ィートカップ2を有する。各ティートカップ2は、乳牛
の乳頭に連結される。各ティートカップ2から採られた
ミルクについて、ミルク流はミルク流計10により、温
度は温度計11により、導電率は導電率計12により確
定される。これらのデータは図1を参照して述べた実施
例に従って使用される。
ィートカップ2を有する。各ティートカップ2は、乳牛
の乳頭に連結される。各ティートカップ2から採られた
ミルクについて、ミルク流はミルク流計10により、温
度は温度計11により、導電率は導電率計12により確
定される。これらのデータは図1を参照して述べた実施
例に従って使用される。
【0047】しかし、図2の実施例では、コンピュータ
13が、ある時点でミルクが最低導電率を有する乳頭
(ティートカップ2)を決定する。他のすべての乳頭
(ティートカップ2)については、コンピュータ13
は、最低導電率を有するミルクを生じる乳頭から得られ
たミルクの最低導電率に対する、他の乳頭から採られた
ミルクの導電率からの差を決定する。
13が、ある時点でミルクが最低導電率を有する乳頭
(ティートカップ2)を決定する。他のすべての乳頭
(ティートカップ2)については、コンピュータ13
は、最低導電率を有するミルクを生じる乳頭から得られ
たミルクの最低導電率に対する、他の乳頭から採られた
ミルクの導電率からの差を決定する。
【0048】上記実施例と同様な方法で、乳頭(ティー
トカップ2)間のミルクの導電率における差は、乳頭の
少なくとも1つにおける感染の兆候であるかも知れな
い。図1の実施例と同様に、平均ミルク流と導電率にお
ける差とによって決まる時点で、ティートカップを停止
する手段がコンピュータにより作動されると効果的であ
る。ファンクションとして、同じファンクション、即ち
平均ミルク流を10倍してこれを導電率の差で割ること
からなるファンクションを使用すると有利であることが
判った。
トカップ2)間のミルクの導電率における差は、乳頭の
少なくとも1つにおける感染の兆候であるかも知れな
い。図1の実施例と同様に、平均ミルク流と導電率にお
ける差とによって決まる時点で、ティートカップを停止
する手段がコンピュータにより作動されると効果的であ
る。ファンクションとして、同じファンクション、即ち
平均ミルク流を10倍してこれを導電率の差で割ること
からなるファンクションを使用すると有利であることが
判った。
【0049】ティートカップを停止する手段に加えて、
装置1は、ティートカップを自動的に着脱する手段を備
えた既知の搾乳ロボットを含んでもよい。この手段はテ
ィートカップを停止する手段と同じか或いはこれに一体
化してもよい。しかしコンピュータは、ティートカップ
の停止からの時間を決定し、かつその時間が一定の時間
閾値に達した時ティートカップを取り外す手段を作動さ
せるようになっているのが好ましい。時間閾値は好まし
くは調節可能で、約2秒から約15秒の範囲が有効であ
ると思われる。
装置1は、ティートカップを自動的に着脱する手段を備
えた既知の搾乳ロボットを含んでもよい。この手段はテ
ィートカップを停止する手段と同じか或いはこれに一体
化してもよい。しかしコンピュータは、ティートカップ
の停止からの時間を決定し、かつその時間が一定の時間
閾値に達した時ティートカップを取り外す手段を作動さ
せるようになっているのが好ましい。時間閾値は好まし
くは調節可能で、約2秒から約15秒の範囲が有効であ
ると思われる。
【0050】ある場合には、搾乳パラメータの瞬間値が
搾乳パラメータ閾値と同じかそれ以下になると直ちにテ
ィートカップを停止しないで、この状態が調節可能な時
間帯、例えば約2秒から約9秒の間に起こった時のみ、
ティートカップを停止するのが有効であることは明らか
である。特にこの時間帯は3秒である。
搾乳パラメータ閾値と同じかそれ以下になると直ちにテ
ィートカップを停止しないで、この状態が調節可能な時
間帯、例えば約2秒から約9秒の間に起こった時のみ、
ティートカップを停止するのが有効であることは明らか
である。特にこの時間帯は3秒である。
【0051】同様に、数個のセンサが発した信号の組み
合わせから引き出されるさらに別の信号から、平均値を
決定してもよい。同様に、特にミルク流計により、ミル
ク瓶3に収集された搾乳回毎のミルクの量と組み合わせ
て、ミルク速度及び/またはミルク生産高の測定である
信号が引き出されてもよい。またこれら信号の値を平均
化してもよい。上記平均化処理はコンピュータ13にお
いて行われ、すべて特定の動物、特定の動物グループ、
及び特定の時間帯に関連する。
合わせから引き出されるさらに別の信号から、平均値を
決定してもよい。同様に、特にミルク流計により、ミル
ク瓶3に収集された搾乳回毎のミルクの量と組み合わせ
て、ミルク速度及び/またはミルク生産高の測定である
信号が引き出されてもよい。またこれら信号の値を平均
化してもよい。上記平均化処理はコンピュータ13にお
いて行われ、すべて特定の動物、特定の動物グループ、
及び特定の時間帯に関連する。
【0052】別々の動物の搾乳中1個以上のセンサによ
り発せられ、この平均値から外れた値をもつ信号は、常
に、当該乳頭の健康に何か問題があることの表示であ
る。このような表示はコンピュータ13により注意リス
トに載せられ、即ち、コンピュータ13の表示スクリー
ン14上で見えるようにされると共にプリントされても
よい。その上、機器に搭載される制御灯の形態で、また
は農夫の携帯電話を介して、警告を与えてもよい。
り発せられ、この平均値から外れた値をもつ信号は、常
に、当該乳頭の健康に何か問題があることの表示であ
る。このような表示はコンピュータ13により注意リス
トに載せられ、即ち、コンピュータ13の表示スクリー
ン14上で見えるようにされると共にプリントされても
よい。その上、機器に搭載される制御灯の形態で、また
は農夫の携帯電話を介して、警告を与えてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
乳房の健康等に関し酪農動物を最適に搾乳するために、
搾乳を停止可能な瞬間を個々の酪農動物毎に決定するこ
との出来る方法及び装置が提供される。停止閾値が、少
なくとも部分的に搾乳パラメータ値によって決定される
ことにより、停止閾値を現在の瞬間状態に適合すること
が出来、その瞬間測定された搾乳パラメータ値を計算に
入れることが出来る。これは、既存の前もって設定され
る停止閾値に比べて非常に効果的である。
乳房の健康等に関し酪農動物を最適に搾乳するために、
搾乳を停止可能な瞬間を個々の酪農動物毎に決定するこ
との出来る方法及び装置が提供される。停止閾値が、少
なくとも部分的に搾乳パラメータ値によって決定される
ことにより、停止閾値を現在の瞬間状態に適合すること
が出来、その瞬間測定された搾乳パラメータ値を計算に
入れることが出来る。これは、既存の前もって設定され
る停止閾値に比べて非常に効果的である。
【図1】 1個のティートカップを備えた、本発明によ
る装置の概略配置図である。
る装置の概略配置図である。
【図2】 4個のティートカップを備えた、本発明によ
る装置の概略配置図である。
る装置の概略配置図である。
1 自動搾乳装置
2 ティートカップ
3 ミルク瓶
5 放出管
6 ミルクタンク
8 脈動装置
10 ミルク流計
11 温度計
12 導電率計
13 コンピュータ
17 メモリ
19 比較器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ヘレナ ジェラルダ マリア ヴィユヴェ
ルバーグ
オランダ国、3141 ジーエム マースルイ
ス、ホッブマストラート、32
Claims (57)
- 【請求項1】 a)酪農動物の乳頭を搾乳するためのテ
ィートカップを駆動する段階と、 b)搾乳パラメータ値を得るために、段階a)で乳頭を
搾乳中に搾乳パラメータを測定する段階と、 c)停止閾値に達すると、ティートカップを停止する段
階と、を含む酪農動物、特に乳牛を自動的に搾乳する方
法において、 上記停止閾値が、少なくとも部分的に搾乳パラメータ値
によって決定されることを特徴とする上記方法。 - 【請求項2】 搾乳パラメータとして、ミルク流、ミル
ク産高、ミルク温度、ミルクの導電率、ミルクの脂肪
分、ミルクの蛋白質分、ミルクの細胞数、ミルク噴出の
間隔、ミルク噴出の期間、及び上記搾乳パラメータのピ
ーク値とオフピーク値、からなるグループから少なくと
も1つの搾乳パラメータが選択されることを特徴とする
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 上記搾乳パラメータ値は平均値であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 上記搾乳パラメータの平均値が決定され
る開始時間を、段階a)で記録することを含むことを特
徴とする請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 上記搾乳パラメータの平均値が決定され
る開始時間として、段階a)においてミルク流がスター
トする時点が採用されることを特徴とする請求項4記載
の方法。 - 【請求項6】 上記搾乳パラメータの平均値が決定され
る開始時間として、段階a)においてミルク流がスター
トする時点後の時点が採用されることを特徴とする請求
項4記載の方法。 - 【請求項7】 上記開始時間から、上記搾乳パラメータ
の平均値が連続的に記録されることを特徴とする請求項
3から6のいずれか記載の方法。 - 【請求項8】 搾乳パラメータの瞬間値を決定し記憶す
る段階を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれ
か記載の方法。 - 【請求項9】 搾乳パラメータ閾値を得るために、数理
的ファンクションが搾乳パラメータ値に適用されること
を特徴とする請求項1から8のいずれか記載の方法。 - 【請求項10】 搾乳パラメータの瞬間値を搾乳パラメ
ータ閾値と比較する段階を含むことを特徴とする請求項
9記載の方法。 - 【請求項11】 上記搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パ
ラメータ閾値と同じかこれより低い時に、ティートカッ
プを停止する段階が実行されることを特徴とする請求項
10記載の方法。 - 【請求項12】 多数の搾乳パラメータ平均値をコンピ
ュータのメモリに記憶すると共に、該コンピュータのメ
モリに、一定の範囲に対応する各搾乳パラメータ閾値を
記憶する段階を含むことを特徴とする請求項1から11
のいずれか記載の方法。 - 【請求項13】 搾乳パラメータの瞬間値及び/または
平均値をメモリに記憶された範囲と比較する段階を含む
ことを特徴とする請求項12記載の方法。 - 【請求項14】 搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パラメ
ータ平均値に対応する搾乳パラメータ閾値と同じかこれ
より低い時に、ティートカップを停止する段階を含むこ
とを特徴とする請求項12または13記載の方法。 - 【請求項15】 上記搾乳パラメータ閾値の平均が搾乳
パラメータ閾値と同じかこれより低い場合、搾乳パラメ
ータの瞬間値が搾乳パラメータ閾値と同じかこれより低
い時、ティートカップの停止が行われることを特徴とす
る請求項11または14記載の方法。 - 【請求項16】 上記ファンクションが搾乳パラメータ
値を3で割ることからなることを特徴とする請求項9記
載の方法。 - 【請求項17】 上記ファンクションが搾乳パラメータ
値を5で割ることからなることを特徴とする請求項9記
載の方法。 - 【請求項18】 上記方法が、ミルク流を得る間に数個
の搾乳パラメータ値を決定する段階を含み、少なくとも
2つの測定された搾乳パラメータ値によって、少なくと
も部分的に停止閾値が決定されることを特徴とする請求
項1から17のいずれか記載の方法。 - 【請求項19】 上記方法が、ミルク流を得る間に少な
くとも1つの搾乳パラメータ値を決定する段階を含み、
少なくとも1つの測定された搾乳パラメータ値及び特に
過去のデータに基づく所定の搾乳パラメータ値によっ
て、少なくとも部分的に停止閾値が決定されることを特
徴とする請求項1から18のいずれか記載の方法。 - 【請求項20】 搾乳パラメータの瞬間値と特に過去の
データに基づく所定の搾乳パラメータ値との間の差を決
定する段階を含むことを特徴とする請求項19記載の方
法。 - 【請求項21】 段階a)の間に、瞬間ミルク流の値、
ミルク流の平均値、及び得られたミルクの瞬間導電率の
値が決定されることを特徴とする請求項18記載の方
法。 - 【請求項22】 過去のデータに基づき乳頭から採られ
たミルクの、平均の過去の導電率を記憶する段階を含む
ことを特徴とする請求項19または20記載の方法。 - 【請求項23】 瞬間導電率と平均の過去の導電率との
間の差を決定する段階を含むことを特徴とする請求項2
2記載の方法。 - 【請求項24】 酪農動物のさらに別の乳頭に少なくと
も1つの別のティートカップを連結する段階と、該別の
乳頭から得られたミルクの導電率を決定する段階とを含
むことを特徴とする請求項21、22または23記載の
方法。 - 【請求項25】 他の乳頭と比較してある時点で最低の
導電率をもつミルクを出す乳頭を決定する段階を含み、
該最低の導電率をもつミルクを出す乳頭から得られたミ
ルクの最低導電率に対し、他の乳頭からのミルクの導電
率からの偏差が、すべての他の乳頭について決定される
ことを特徴とする請求項24記載の方法。 - 【請求項26】 ティートカップを停止する段階が、平
均ミルク流並びに導電率における差によって決まる時点
で実行されることを特徴とする請求項23または25記
載の方法。 - 【請求項27】 補正されたミルク流閾値平均を得るた
めに、平均ミルク流値と導電率における差に対し、数理
的ファンクションを適用する段階を含むことを特徴とす
る請求項26記載の方法。 - 【請求項28】 上記ファンクションが、平均ミルク流
を10倍して導電率の差で割ることからなることを特徴
とする請求項27記載の方法。 - 【請求項29】 ティートカップを停止する段階が、あ
る時間帯において搾乳パラメータの瞬間値が搾乳パラメ
ータ閾値と同じかこれより低い時実行されることを特徴
とする請求項1から28のいずれか記載の方法。 - 【請求項30】 上記時間帯が調節可能であることを特
徴とする請求項29記載の方法。 - 【請求項31】 上記時間帯が、約2秒から9秒の間で
調節可能であることを特徴とする請求項30記載の方
法。 - 【請求項32】 上記方法がティートカップを取り外す
段階を含み、該ティートカップを取り外す段階が、ティ
ートカップの停止から一定の時間が経過した後に実行さ
れることを特徴とする請求項1から31のいずれか記載
の方法。 - 【請求項33】 上記時間が調節可能であることを特徴
とする請求項32記載の方法。 - 【請求項34】 上記時間が、約2秒から15秒の間で
調節可能であることを特徴とする請求項33記載の方
法。 - 【請求項35】 上記自動的搾乳が搾乳ロボットにより
行われることを特徴とする請求項1から34のいずれか
記載の方法。 - 【請求項36】 搾乳ロボットの許可基準が、少なくと
も段階a)の間の搾乳パラメータ値によって変更される
ことを特徴とする請求項35記載の方法。 - 【請求項37】 酪農動物の乳頭を搾乳するためにティ
ートカップを駆動する手段と、搾乳パラメータ値を得る
ために、乳頭を搾乳中に搾乳パラメータを測定する搾乳
パラメータ計を含む手段と、ティートカップを停止する
手段と、停止閾値に達したことを示す閾値信号を発する
手段とを含み、該停止手段が該閾値信号によって作動さ
れる、酪農動物、特に乳牛を自動的に搾乳する装置にお
いて、上記停止閾値を示す信号を発する手段が、少なく
とも部分的に搾乳パラメータ値によって該信号を発する
ことを特徴とする上記装置。 - 【請求項38】 上記装置にコンピュータが設けられ、
搾乳パラメータのデータを該コンピュータに送るため搾
乳パラメータ計が該コンピュータに接続可能であり、該
コンピュータが、搾乳パラメータが測定される開始時間
を記憶し、該搾乳パラメータ計により測定された搾乳パ
ラメータの瞬間値を記憶すると共に、搾乳パラメータの
平均値を連続的に決定するようになっていて、ティート
カップを停止する手段が、該コンピュータにより決定さ
れた搾乳パラメータの平均値に基づくデータによって制
御されることを特徴とする請求項37記載の装置。 - 【請求項39】 上記コンピュータが、搾乳パラメータ
平均閾値を得るために、数理的ファンクションを搾乳パ
ラメータの平均値に適用するようになっていることを特
徴とする請求項38記載の装置。 - 【請求項40】 上記コンピュータが、搾乳パラメータ
の瞬間値を搾乳パラメータ平均閾値と比較するための比
較器を含むことを特徴とする請求項39記載の装置。 - 【請求項41】 上記コンピュータに、多数の搾乳パラ
メータの平均値の範囲を記憶するとともに、一定の範囲
に対応する各搾乳パラメータ閾値を記憶するためのメモ
リを設けたことを特徴とする請求項38から40のいず
れか記載の装置。 - 【請求項42】 上記コンピュータが、搾乳パラメータ
の平均値をメモリに記憶された範囲と比較する比較器を
含むことを特徴とする請求項41記載の装置。 - 【請求項43】 上記ファンクションが3で割ることか
らなることを特徴とする請求項39記載の装置。 - 【請求項44】 上記ファンクションがを5で割ること
からなることを特徴とする請求項39記載の装置。 - 【請求項45】 上記装置に数個の搾乳パラメータ値を
決定するための数個の搾乳パラメータ計を設け、ティー
トカップを停止する手段が、上記コンピュータにより決
定された搾乳パラメータの平均値に基づくデータによっ
て制御されることを特徴とする請求項38から44のい
ずれか記載の装置。 - 【請求項46】 瞬間ミルク流を測定するためのミルク
流計と、得られたミルクの瞬間導電率を決定するための
導電率計とを設けたことを特徴とする請求項45記載の
装置。 - 【請求項47】 上記コンピュータが、過去のデータに
基づき乳頭の平均の過去の導電率を記憶するようになっ
ていることを特徴とする請求項46記載の装置。 - 【請求項48】 上記コンピュータが、瞬間導電率と平
均の過去の導電率との間の差を決定するようになってい
ることを特徴とする請求項47記載の装置。 - 【請求項49】 酪農動物のさらに別の乳頭に連結可能
な少なくとも1つの別のティートカップと、該別の乳頭
から得られたミルクの導電率を決定するための導電率計
とを含むことを特徴とする請求項46、47または48
記載の装置。 - 【請求項50】 上記コンピュータが、他の乳頭と比較
してある時点で最低の導電率をもつミルクを出す乳頭を
決定するようになっており、該最低の導電率をもつミル
クを出す乳頭から得られたミルクの最低導電率に対し、
他の乳頭からのミルクの導電率からの偏差を、すべての
他の乳頭について決定するようになっていることを特徴
とする請求項49記載の装置。 - 【請求項51】 ティートカップを停止する手段が、平
均ミルク流及び導電率における差によって決まる時点
で、上記コンピュータにより作動されることを特徴とす
る請求項48または50記載の装置。 - 【請求項52】 上記コンピュータが、補正されたミル
ク流平均閾値を得るために、平均ミルク流値及び導電率
の差に対し、数理的ファンクションを適用するようにな
っていることを特徴とする請求項51記載の装置。 - 【請求項53】 上記ファンクションが、平均ミルク流
を10倍して導電率の差で割ることからなることを特徴
とする請求項52記載の装置。 - 【請求項54】 ティートカップを自動的に着脱する手
段を含む搾乳ロボットにより、上記装置を構成したこと
を特徴とする請求項37から53のいずれか記載の装
置。 - 【請求項55】 上記コンピュータが、ティートカップ
の停止からの時間を決定すると共に、該時間が一定の時
間閾値に達した時ティートカップを取り外す手段を作動
させるようになっていることを特徴とする請求項54記
載の装置。 - 【請求項56】 上記時間が調節可能であることを特徴
とする請求項55記載の装置。 - 【請求項57】 上記時間が、約2秒から15秒の間で
調節可能であることを特徴とする請求項56記載の装
置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |