JP2003050679A - プリント装置及び処理結果通知方法 - Google Patents

プリント装置及び処理結果通知方法

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JP2003050679A
JP2003050679A JP2002162079A JP2002162079A JP2003050679A JP 2003050679 A JP2003050679 A JP 2003050679A JP 2002162079 A JP2002162079 A JP 2002162079A JP 2002162079 A JP2002162079 A JP 2002162079A JP 2003050679 A JP2003050679 A JP 2003050679A
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久美 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN経由で依頼されたプリント処理の
処理結果を、その処理結果の通知を要求している依頼者
ノード又は管理者ノードへ電子メールで迅速に通知する
こと。 【解決手段】 依頼ノードからLAN18経由で受け取
ったプリントデータを印刷処理するプリント装置におい
て、前記依頼ノードから前記LAN18上に送出された
プリントデータをLANインターフェイス部7が当該L
AN18から取り込み、取り込まれたプリントデータの
中から印刷処理の処理結果の通知先となる通知先ノード
の電子メールアドレスをCPU1が抽出する。プリント
データについて実行された印刷処理の処理結果を検知
し、検知された前記処理結果を前記通知先ノードの前記
電子メールアドレスに電子メールで通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN経由で受信
した中継ファクシミリデータの送信結果又はプリントデ
ータの処理結果を、ファクシミリ送信依頼ノード、プリ
ント依頼ノード、管理者ノードの電子メールアドレスに
通知する処理結果通知システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント装置、ファクシミリ装置がLA
N(Local Area Network)に接続されていて、プリント
装置、ファクシミリ装置に対してそのLANに接続され
ているパーソナルコンピュータから印刷処理、ファクシ
ミリ送信処理を依頼できるシステムが普及している。
【0003】かかるシステムにおいて、典型的にはプリ
ント装置、ファクシミリ装置はパーソナルコンピュータ
から依頼された各々の処理を実行して終了する。用紙切
れ、紙詰まりなどが発生した場合、プリント装置又はフ
ァクシミリ装置に備わった表示部に異常メッセージが表
示される。異常情報をファクシミリ出力(プリントアウ
ト)する機能を備えたファクシミリ装置もある。パーソ
ナルコンピュータからプリント装置又はファクシミリ装
置に印刷処理又はファクシミリ送信処理を依頼した依頼
者は、表示部に異常メッセージが表示されていなければ
処理が正常に終了したものとみなす。
【0004】図24はプリント装置及びファクシミリ装
置の接続されたLANのネットワーク構成を示してお
り、図25は従来のプリント装置の機能ブロックを示し
ている。プリント装置210、パーソナルコンピュータ
211及びネットワーク接続型のファクシミリ装置(以
下、「NETFAX」と呼ぶ)212がLAN213上
に接続されている。
【0005】プリント装置210は、装置全体の制御を
行うCPU221、プログラムが格納されるROM22
2、プログラムが作業領域として使用するRAM22
3、LPD等のプリンタプロトコルでプリント処理を行
うプリンタ部224、プリントデータをLAN上でやり
とりするLANインターフェイス部225を有する。
【0006】また、NETFAX212は、プリンタ部
224に代えてファクシミリデータの送受信処理を行う
FAX部を備える。以下、依頼者がNETFAX又はプ
リント装置に対してファクシミリ送信又はプリント処理
を依頼するための情報処理端末を依頼者ノードと呼ぶこ
ととする。パーソナルコンピュータ211が依頼者ノー
ドとなる。
【0007】依頼者ノード211がプリント装置210
に対してプリント処理を依頼し、その依頼を受け取った
プリント装置210がLAN213経由でプリントデー
タを取り込み印刷する。また、依頼者ノード211がN
ETFAX212に対してファクシミリ送信を依頼して
LAN213経由でファクシミリデータを渡し、NET
FAX212がファクシミリデータを電話番号で指定さ
れた他のファクシミリ装置へ公衆回線網(PSTN)経
由でファクシミリ送信する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、依頼者ノード211からNETFAX2
12に対してファクシミリ送信処理を依頼した後、依頼
者が直接にNETFAXの設置場所まで出向いてその表
示部をチェックしなければ、正常にファクシミリ送信が
終了したのか否か知ることができない。
【0009】NETFAXから異常を示すメッセージが
プリントアウトされる場合であっても、ファクシミリ送
信処理の依頼があってから異常を示すメッセージがプリ
ントアウトされて手元に戻るまでにはタイムラグがある
ため、正常にファクシミリ送信されなかった事実が長時
間に亙って依頼者に伝わらない可能性がある。
【0010】また、ファクシミリ送信処理を依頼した依
頼者とは別に、そのファクシミリ送信済みの事実を一人
以上の管理者へ報告しなければならない場合がある。こ
のような場合、管理者一人一人にファクシミリ送信結果
を報告したり、不在の管理者にはファクシミリ送信結果
を記したメモを残すなど手間がかかっていた。
【0011】依頼者ノード211からプリント装置21
0に対してプリント処理を依頼した場合もファクシミリ
送信の場合と同様の不都合が生じていた。
【0012】また、プリント処理の場合、本体に異常メ
ッセージが表示されていないが自分が依頼したプリント
データがなかなかプリントされない時、キューが混んで
いることによるプリントキュー待ち状態だとしても、キ
ューチェックコマンドによりチェックを行わない限り状
態を知ることはできず、何度も時間をおいてプリンター
をチェックしにいかなければならない手間が生じる。
【0013】さらに、全ての異常が表示部に表示される
わけではないので、表示部には表示されないが特別すぐ
に知りたい結果がある場合でも立ち上げ直しなどにより
無理矢理解決するまで知ることができない場合があっ
た。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、プリント装置がLAN経由で依頼されたプリント
処理の処理結果を、その処理結果の通知を要求している
依頼者ノード又は管理者ノードへ電子メールで迅速に通
知することができ、ネットワーク経由で依頼した処理の
結果通知作業を効率化することのできるプリント装置及
び処理結果通知方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、依頼ノードか
らLAN経由で受け取ったプリントデータを印刷処理す
るプリント装置において、前記依頼ノードから前記LA
N上に送出されたプリントデータを当該LANから取り
込む手段と、取り込まれた前記プリントデータの中から
印刷処理の処理結果の通知先となる通知先ノードの電子
メールアドレスを抽出する手段と、前記プリントデータ
について実行された印刷処理の処理結果を検知する手段
と、検知された前記処理結果を前記通知先ノードの前記
電子メールアドレスに電子メールで通知する手段と、を
具備するプリント装置である。
【0016】また本発明は、上記プリント装置におい
て、前記検知手段は、前記プリントデータについて実行
された印刷処理の処理結果が正常終了であることを検知
し、前記通知手段は、正常終了が検知された場合に、前
記通知先ノードの電子メールアドレスへ印刷処理が正常
終了したことを示すメッセージを通知するものとした。
【0017】また本発明は、上記プリント装置におい
て、前記検知手段は、前記プリントデータについて実行
された印刷処理の処理結果が異常であることを検知し、
前記通知手段は、異常が検知された場合に、前記通知先
ノードの電子メールアドレスへ印刷処理が異常であるこ
とを示すメッセージを通知するものとした。
【0018】また本発明は、上記プリント装置におい
て、前記LANから取り込まれた複数のプリントデータ
を蓄積する手段と、前記プリントデータから抽出された
通知先ノードの電子メールアドレスを抽出元のプリント
データに夫々対応させて記憶する手段と、処理結果が検
知されたプリントデータに対応した通知先ノードの電子
メールアドレスを前記記憶手段から取り出して前記通知
手段へ知らせる手段と、を具備するものとした。
【0019】また本発明は、上記プリント装置におい
て、前記LANから取り込まれたプリントデータの中か
ら前記通知先ノードへ通知可能な処理結果項目を抽出す
る手段と、検知された処理結果と一致する項目が前記処
理結果項目に含まれていれば、その処理結果を前記通知
先ノードへ通知するように前記通知手段に指示する手段
と、を具備するものとした。
【0020】また本発明は、上記プリント装置におい
て、前記プリントデータの中から抽出された処理結果項
目に印刷待ちの項目が含まれている場合、印刷の待ちキ
ュー状態が検出されたときには、待ちキュー数、キュー
サイズを含む付属情報を前記通知先ノードの電子メール
アドレスにプリントデータ受信後すぐに通知するものと
した。
【0021】また本発明は、上記プリント装置におい
て、前記LAN経由で電子メールを受信する手段と、受
信した電子メールの中から管理者ノードの電子メールア
ドレスを抽出する手段と、前記管理者ノードの電子メー
ルアドレスを記憶する手段と、検知された前記処理結果
を前記管理者ノードの電子メールアドレスに電子メール
で通知する手段と、を具備するものとした。
【0022】また本発明は、上記プリント装置におい
て、受信した前記電子メールの中から前記管理者ノード
へ通知可能な処理結果項目を抽出する手段と、検知され
た処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれ
ていれば、その処理結果を前記管理者ノードへ通知する
ように前記通知手段に指示する手段と、を具備するもの
とした。
【0023】また本発明は、プリント装置における印刷
処理の結果を通知先ノードへ通知する処理結果通知方法
において、以下のステップ(a)依頼ノードからLAN
経由で受け取ったプリントデータの中から前記通知先ノ
ードの電子メールアドレスを抽出するステップ、(b)
前記プリント装置における印刷処理の結果を検知するス
テップ、(c)検知された処理結果を前記通知先ノード
の電子メールアドレスに電子メールで通知するステッ
プ、を含む処理結果通知方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明のファクシミリ装置は、依
頼ノードからLAN経由で受け取ったファクシミリデー
タを前記依頼ノードから指示された宛先へファクシミリ
送信するファクシミリ装置において、前記依頼ノードか
ら前記LAN上に送出されたファクシミリデータを当該
LANから取り込む取込部と、取り込まれた前記ファク
シミリデータの中からファクシミリ送信の処理結果の通
知先となる通知先ノードの電子メールアドレスを抽出す
る抽出部と、前記ファクシミリデータについて実行され
た送信処理の処理結果を検知する検知部と、検知された
前記処理結果を前記通知先ノードの前記電子メールアド
レスに電子メールで通知する通知部と、を具備する。
【0025】また、本発明のプリント装置は、依頼ノー
ドからLAN経由で受け取ったプリントデータを印刷処
理するプリント装置において、前記依頼ノードから前記
LAN上に送出されたプリントデータを当該LANから
取り込む取込部と、取り込まれた前記プリントデータの
中から印刷処理の処理結果の通知先となる通知先ノード
の電子メールアドレスを抽出する抽出部と、前記プリン
トデータについて実行された印刷処理の処理結果を検知
する検知部と、検知された前記処理結果を前記通知先ノ
ードの前記電子メールアドレスに電子メールで通知する
通知部とを具備する。
【0026】以上のように構成されたファクシミリ装置
及びプリント装置によれば、受信データ中から通知用電
子メールアドレスを認識できることにより、ファクシミ
リ送信又はプリント処理の結果が正常、異常両方のいづ
れの場合においても、電子メールにより結果を通知する
ことができるため、送信処理又はプリント処理を依頼す
る側はその場で結果を知ることが可能となる。また、何
度もファクシミリ装置又はプリント装置のところへいっ
てチェックするといった無駄な手間も省けることにな
る。
【0027】本発明のファクシミリ装置は、前記LAN
から取り込まれた複数のファクシミリデータを蓄積する
蓄積部と、ファクシミリデータから抽出された通知先ノ
ードの電子メールアドレスを抽出元のファクシミリデー
タに夫々対応させて記憶するテーブルと、処理結果が検
知されたファクシミリデータに対応した通知先ノードの
電子メールアドレスを前記テーブルから取り出して前記
通知部へ知らせる機能と、を具備する。
【0028】本発明のプリント装置は、前記LANから
取り込まれた複数のプリントデータを蓄積する蓄積部
と、前記プリントデータから抽出された通知先ノードの
電子メールアドレスを抽出元のプリントデータに夫々対
応させて記憶するテーブルと、処理結果が検知されたプ
リントデータに対応した通知先ノードの電子メールアド
レスを前記テーブルから取り出して前記通知手段へ知ら
せる機能とを具備する。以上のように構成されたファク
シミリ装置及びプリント装置によれば、ファクシミリ送
信又はプリント処理を依頼する側が複数であり、受信す
るデータも複数になった場合において、各データの処理
結果を各データに付加された通知用電子メールアドレス
に対してそれぞれ個別に通知することができるため、処
理依頼側は自分が依頼した処理結果だけを得ることが可
能となる。また、一人の処理依頼者が複数のデータ処理
を依頼でき、処理結果に加えてファイル名も通知される
ため、どの処理が正常に終了し、どの処理が異常かがそ
の場で知ることができる。
【0029】本発明のファクシミリ装置は、LANから
取り込まれたファクシミリデータの中から前記通知先ノ
ードへ通知可能な処理結果項目を抽出する抽出部と、検
知された処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に
含まれていれば、その処理結果を前記通知先ノードへ通
知するように前記通知手段に指示する指示部とを具備す
る。
【0030】本発明のプリント装置は、LANから取り
込まれたプリントデータの中から前記通知先ノードへ通
知可能な処理結果項目を抽出する抽出部と、検知された
処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれて
いれば、その処理結果を前記通知先ノードへ通知するよ
うに前記通知手段に指示する指示部とを具備する。
【0031】以上のように構成されたファクシミリ装置
及びプリント装置によれば、受信したファクシミリデー
タ又はプリントデータの中から通知用電子メールアドレ
スに加えて通知を可能とする結果情報の種類を認識でき
ることにより、送信処理又ははプリント処理の結果と一
致した場合に限り結果を通知することができるため、処
理依頼側は発生時に通知して欲しい結果情報の種類のみ
をダイナミックに指定することが可能となる。
【0032】本発明のファクシミリ装置は、前記ファク
シミリデータの中から抽出された処理結果項目に送信待
ちの項目が含まれている場合、ファクシミリ送信の待ち
キュー状態が検出されたときには、待ちキュー数、キュ
ーサイズを含む付属情報を前記通知先ノードの電子メー
ルアドレスにファクシミリデータ受信後すぐに通知す
る。
【0033】本発明のプリント装置は、前記プリントデ
ータの中から抽出された処理結果項目に印刷待ちの項目
が含まれている場合、印刷の待ちキュー状態が検出され
たときには、待ちキュー数、キューサイズを含む付属情
報を前記通知先ノードの電子メールアドレスにプリント
データ受信後すぐに通知する。
【0034】以上のように構成されたファクシミリ装置
及びプリント装置によれば、ファクシミリデータ又はプ
リントデータ中に付加された通知可能結果情報の種類
と、処理結果とが「プリントキュー待ち」で一致した場
合において、通知用電子メールアドレスに対し「プリン
トキュー待ち」である旨と、さらにその付属情報として
キューの数、およびキューサイズが通知されるため、処
理依頼側は正常終了が通知されない理由がわかると同時
に、どの位で処理が実行され正常終了のメッセージが通
知されるのか、おおよその検討をつけることができる。
そのため、なかなかプリントデータが出力されず、何度
もタイミングをみてプリンターのところへ様子を見に行
ったり、あるいはキューチェックコマンドによりプリン
トキュー状態をチェックしたりといった面倒が省けるこ
とになる。
【0035】本発明のファクシミリ装置は、前記LAN
経由で電子メールを受信する受信部と、受信した電子メ
ールの中から管理者ノードの電子メールアドレスを抽出
する抽出部と、前記管理者ノードの電子メールアドレス
を記憶するメモリと、検知された前記処理結果を前記管
理者ノードの電子メールアドレスに電子メールで通知す
る通知部とを具備する。
【0036】本発明のプリント装置は、前記LAN経由
で電子メールを受信する受信部と、受信した電子メール
の中から管理者ノードの電子メールアドレスを抽出する
抽出部と、前記管理者ノードの電子メールアドレスを記
憶するメモリと、検知された前記処理結果を前記管理者
ノードの電子メールアドレスに電子メールで通知する通
知部とを具備する。
【0037】以上のように構成されたファクシミリ装置
及びプリント装置によれば、一つ以上の管理者通知用電
子メールアドレスを電子メールによりあらかじめ登録で
きるため、処理結果の種類により、処理を依頼した側と
さらに一人以上の管理者に対しても結果を通知したい場
合において、同時に結果を知らせることができる。ま
た、管理者通知用電子メールアドレスとデータ中に付加
された通知可能結果情報を対応づけることにより、発生
する処理結果に応じて別々の管理者にその旨を通知する
ことが可能となる。さらに、複数の管理者通知用電子メ
ールアドレスが登録できるため、1つの結果情報を複数
の管理者へ通知したり、逆に複数の結果情報を一人の管
理者へ通知することができる。そのため、特別な結果が
生じた場合、管理者一人一人に報告する必要がなくな
る。
【0038】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0039】(第1の実施例)第1の実施例はNETF
AXからファクシミリ送信の処理結果を電子メールで依
頼者ノードに通知する通信結果通知システムの例であ
る。図24に示したネットワーク構成を例にして説明す
る。
【0040】図1は通信結果通知システムにおけるNE
TFAXの機能ブロックを示している。このNETFA
Xは、装置全体の制御を行うCPU1、プログラムが格
納されるROM2、プログラムが作業領域として使用す
るRAM3、フォーマット変換部4、ファクシミリデー
タ蓄積部5、ファクシミリ部6、LANインターフェイ
ス部7、モデム8、ネットワークコントロールユニット
9を備えている。
【0041】LANインターフェイス部7でLANから
ファクシミリデータを取り込むために必要な手順が実行
される。フォーマット変換部4は、LAN経由で受信し
た送信原稿のイメージデータをG3ファクシミリのフォ
ーマットに変換する。ファクシミリデータ蓄積部5に受
信したファクシミリデータが一旦蓄えられる。ファクシ
ミリ部6でファクシミリデータの送受信処理が行われ
る。モデム8でデータ送受信の際に必要な変調又は復調
をかけ、ネットワークコントロールユニット9で回線を
制御する。
【0042】図2は、ファクシミリ送信処理の結果を通
知用電子メールアドレスに対し通知する処理を示すフロ
ーチャートである。図24においてNETFAX(21
2)から依頼者ノード(211)にファクシミリ送信処
理の結果を通知する場合、依頼者ノードがファクシミリ
データのヘッダ部に当該依頼者ノードのネットワーク上
での電子メールアドレスを組み込んで送る。NETFA
Xでは、LANインターフェイス部7で依頼者ノードか
らLAN経由で送られてくるファクシミリデータを受信
し(st1)、この受信したファクシミリデータを一旦
ファクシミリデータ蓄積部5に蓄積しておく(st
2)。CPU1は、受信したファクシミリデータに付加
されている通知用電子メールアドレスをデータの中から
認識し(st3)、その通知用電子メールアドレスをR
AM3内に設けたテーブル10に登録する(st4)。
ファクシミリデータとして受信したイメージデータをフ
ォーマット変換部4でG3ファクシミリのフォーマット
に変換する(st5)。
【0043】一方で、CPU1が依頼者ノードから依頼
されたファクシミリ送信処理をファクシミリ部6に対し
て指示する。ファクシミリ部6は、G3ファクシミリに
合わせてフォーマット変換されたファクシミリデータの
送信処理を行う(st6)。CPU1は、ファクシミリ
部6にファクシミリ送信処理の指示を出してからファク
シミリ受信処理の結果を検知する(st8)。
【0044】予め登録されている通知メッセージの中か
らファクシミリ部6での処理結果に基づいた通知メッセ
ージを決め(st8)、その通知メッセージをテーブル
10に登録しておいた通知用電子メールアドレスに電子
メールにて通知する(st9)。ここでは、通知用電子
メールアドレスに依頼者ノード211を設定しているの
で、通知メッセージの電子メールが依頼者ノード211
の電子メールアドレスへ届けられる。
【0045】このような第1の実施例によれば、ファク
シミリ送信処理の結果が電子メールによりファクシミリ
送信依頼ノードへ通知される。したがって、ファクシミ
リ送信が正常終了した場合には正常終了した旨の通信結
果をファクシミリ送信依頼ノードで受け取ることがで
き、異常の場合には送信エラーがあった旨の通信結果を
ファクシミリ送信依頼ノードで受け取ることができる。
依頼者自信が、わざわざファクシミリ装置の設置場所ま
で出向いていき表示部の表示内容(異常メッセージ)を
チェックする必要がなくなる。表示部に未達届け等のメ
ッセージが出力された場合に、表示部をチェックし忘れ
た等の理由でメッセージが正しく伝わらないといった事
態を未然に防ぐことができる。
【0046】NETFAXがPSTNから受信したファ
クシミリデータの受信結果を電子メールでLAN上の受
信ノードに転送する場合について説明する。
【0047】ファクシミリデータを発信する発信ノード
が、ファクシミリデータのヘッダ部に受信ノードのネッ
トワーク上での電子メールアドレスを組み込んで送る。
【0048】NETFAXでは、ファクシミリ部6でP
STNからファクシミリデータを受信し(st21)、
ファクシミリデータを一旦ファクシミリデータ蓄積部5
に蓄積する(st22)。CPU1は、受信したファク
シミリデータのヘッダ部に挿入された受信ノードの通知
用電子メールアドレスをデータの中から認識し(st2
3)、その通知用電子メールアドレスをRAM3内に設
けたテーブル10に登録する(St24)。
【0049】1頁又は全頁のファクシミリデータをファ
クシミリデータ蓄積部5に保存したところで、イメージ
データの印刷を開始する(st25)。ファクシミリデ
ータの受信から印刷までの処理工程を経てファクシミリ
受信処理を終了する。ファクシミリ受信処理の結果を検
知し(st26)、予め登録されている通知メッセージ
の中からファクシミリ部6での処理結果に基づいた通知
メッセージを決める(st27)。そして、テーブル1
0に登録しておいた受信ノードの電子メールアドレスに
その通知メッセージを電子メールにて通知する(St2
8)。
【0050】このような第1の実施例によれば、ファク
シミリ受信処理の結果が電子メールにより受信ノードへ
通知されるので、受信ノードにてファクシミリデータが
いつ到着したか知ることができ、ファクシミリ到着後す
ぐに入手することができると共に、送付されたファクシ
ミリデータがなかなか送付先の手元に届かないといった
問題も解決される。
【0051】(第2の実施例)図3は、第2の実施例に
係る通信結果通知システムの適用される通信ネットワー
クの構成例を示している。LAN11にパーソナルコン
ピュータ(PC)で構成される第1の依頼者ノード1
2、管理者ノード13、NETFAX14が接続されて
いる。NETFAX14はPSTN15経由でG3FA
X16につながり電話回線によるファクシミリ通信がで
きる。また、LAN11が接続されるインターネット1
7には複数のLANが属しており、その中の一つのLA
N18上に別の依頼者ノード19及びNETFAX20
が存在している。以下、NETFAX14がファクシミ
リデータの中継及び印刷を行うものとして説明する。
【0052】図4は、NETFAX14の機能ブロック
を示している。NETFAX14は、FAX制御部21
とLAN制御部30とを備えている。FAX制御部21
には、ファクシミリ送受信処理及び送信結果通知処理を
主に制御するCPU22、CPU22の実行するプログ
ラムが格納されたROM23、各種テーブルが登録され
又作業領域として使用されるRAM24が備えられてい
る。さらに、FAX制御部21には、送信原稿の読取り
を行うスキャナ部25、イメージデータを印刷するプリ
ンタ部26、電話番号、電子メールアドレス等の各種情
報を入力できるパネル部27、ファクシミリデータを変
調及び復調するモデム28、LAN制御部30との間で
データをやり取りするシリアルインタフェース29が備
えられている。一方、LAN制御部30には、LAN1
1との間でのファクシミリデータのやり取りを主に制御
するCPU31、CPU31を動作させるプログラムの
格納されたROM32、プログラムの使用するデータが
格納されるRAM33、イーサネット(登録商標)等の
LAN11に接続するためのLANインタフェース3
4、FAX制御部21に接続するためのシリアルインタ
フェース35を備えている。
【0053】依頼者ノード(12、19、20)がNE
TFAX14にファクシミリデータの中継又は印刷を依
頼する場合、依頼者ノードでファクシミリデータ又は印
刷データを電子メール又はフレームにしてLAN11の
データストリームに送出する。依頼者ノードは、ファク
シミリデータ又は印刷データを搬送する電子メール又は
フレームの宛先アドレスに、印刷用アドレス又は中継用
アドレスのいずれかをデータ内容に合わせて設定する。
【0054】図5に中継用アドレスの具体例を示してい
る。この中継用アドレスは、NETFAX14にファク
シミリデータを中継させるためのパスワードと、宛先の
G3FAX16の電話番号と、NETFAX14のホス
ト名と、ドメイン名とで構成されている。宛先アドレス
のうち#と@とで挟んだ部分が宛先となるG3FAX1
6の電話番号であることを示している。図6は印刷用ア
ドレスの具体例を示している。NETFAX14は宛先
アドレスのデータの並びをみて中継用アドレスと印刷用
アドレスとを識別する。
【0055】また、NETFAX14には予め登録され
た特定の依頼者ノード以外からの中継は受け付けない機
構が備えられている。NETFAX14で中継する依頼
者ノードのドメイン名とパスワードとを登録した管理テ
ーブルを予め準備して、FAX制御部21のRAM24
に記憶している。
【0056】図7に管理テーブルの構成を示している。
図3のネットワーク構成上で経路3の中継のみ許可し、
経路1、2の中継は許可しない場合であれば、経路3の
依頼者ノードのドメイン名だけを管理テーブルに登録す
る。
【0057】図9及び図10は、NETFAX14にお
けるファクシミリデータの中継処理のフローチャートを
示している。図7に示す管理テーブルはファクシミリ制
御部21側のRAM24にバックアップされて格納され
ており、起動時にLAN制御部30側へ転送される。
【0058】LAN11内の依頼者ノート(パーソナル
コンピュータ)12がNETFAX14に対してG3F
AX16へのファクシミリデータの中継を依頼する場合
について説明する。依頼者ノード12はファクシミリデ
ータとして送信すべきデータを電子メールのフォーマッ
トでNETFAX14へ送信する。このとき、依頼者ノ
ード12では、図5に示す中継アドレスと発信元アドレ
スとを電子メールに設定する。
【0059】NETFAX14は、依頼者ノード12か
らG3FAX16へ中継するファクシミリデータの電子
メールを中継専用の電話番号で受信する(st31)。
受信した電子メールに含まれたファクシミリデータ部分
(テキストデータ、イメージデータ)をファクシミリデ
ータのフォーマットに変換する。
【0060】次に、LAN制御部30のRAM33に転
送されている管理テーブルを参照してパスワードチェッ
クする(st32)。図5に示す中継用アドレスの先頭
に置かれたパスワード(ifax 001)を取り出し
て、管理テーブルに登録されているパスワードと照合す
る。管理テーブルに一致するパスワードがあることが確
認できれば、パスワードが正しいと判断する(st3
3)。パスワードが正しい場合は、さらに管理テーブル
を参照して発信元のドメイン名をチェックする(st3
4)。受信した電子メールの発信元アドレスに記述され
ているドメイン名を取り出し、この取り出した発信元の
ドメイン名と先にチェックしたパスワードに対応した管
理テーブル上のドメイン名とを照合する。発信元のドメ
イン名が管理テーブルに登録されていれば、受信した電
子メールのファクシミリデータを中継してもよいと判断
する(st35)。なお、一つのパスワードに対して複
数のドメイン名を登録することもできる。
【0061】NETFAX14を中継に使用するための
パスワードを特定の依頼者に与えると共にそのパスワー
ドを管理テーブルに登録しているので、NETFAX1
4で特定の依頼者からの中継依頼だけを受け入れるよう
にすることができる。
【0062】また、パスワードを含んだ中継用アドレス
が第三者に漏洩した場合であっても、ステップ34にお
ける処理で発信元のドメイン名を制限することで、NE
TFAX14の無断使用を防ぐことができる。
【0063】上記ステップ35の処理において、依頼者
ノード12からのメールデータを中継してもよいと判断
した場合、メールデータをLAN制御部30側からファ
クシミリ制御部21側へシリアルインタフェース35を
介して送る。
【0064】ファクシミリ制御部21では、メールデー
タの中継用アドレスから#マークと@マークとで挟まれ
た宛先電話番号を取り出し、宛先電話番号及びメールデ
ータをRAM24に一時保存する。ファクシミリ制御部
21は、NETFAXを管理する管理者の管理者ノード
13にログを送信する(st36)。管理者ノード13
へ送信するログには発信元、宛先電話番号、及びデータ
の中身等を含む。このように、管理者ノード13には中
継がある度に発信元アドレスと送信先電話番号が通知さ
れるので、中継量が異常に増加するなどの状況に対して
迅速にチェックをかけることができる。
【0065】次に、先にRAM24に保持した宛先電話
番号に発呼し、ファクシミリ用にフォーマット変換した
メールデータをファクシミリ送信する(st37)。そ
して、送信結果を示すテキストデータを電子メールのテ
キスト部に格納し(st38)、さらに電子メールにフ
ァクシミリ送信した1頁目を添付ファイルとして格納す
る(st39)。送信結果及び1頁目を格納した電子メ
ールを発信元アドレスに送信する(st40)。
【0066】なお、ステップ33又は35の処理におい
て、パスワード又はドメイン名が違っていた場合は、メ
ールサーバにエラーを返す(st41)。メールサーバ
から依頼者ノードへエラーメールが返される。
【0067】図10を参照して、通信結果を依頼者ノー
ドへ通知するための通知処理を詳細に説明する。この通
信結果通知処理は上記ステップ38−ステップ40に相
当する。
【0068】依頼者ノード12からNETFAX14に
中継送信を依頼すると、NETFAX14が電子メール
をファクシミリデータ(イメージデータ)に変換する。
このときにメールデータの宛先アドレス及び発信元アド
レスから宛先電話番号及び発信元アドレスを取り出して
図8に示すような管理テーブルを作成し、宛先電話番号
に発呼して依頼された宛先へファクシミリデータを送信
する(st51)。
【0069】NETFAX14は、既存のファクシミリ
装置と同様の処理により送信結果を検知する(st5
2)。表示部に表示するためのメモリ(例えば、RAM
24の一部)に、送信が正常に終了した場合には送受信
履歴として送信OKと記憶され、送信できなかった場合
には送信NGと記憶する。
【0070】ステップ52の処理において送信履歴をメ
モリに記憶したら、送信結果の内容をチェックする(s
t53)。送信NGの場合は、送信異常を示すメッセー
ジのテキストデータをメモリから読み出す(st5
4)。送信OKの場合は、送信完了を示すメッセージの
テキストデータをメモリから読み出す(st55)。な
お、送信完了の場合と送信異常の場合とでそれぞれメモ
リからテキストデータを読み出しているが、いずれか一
方の場合だけにしてもよい。
【0071】送信異常に対応したテキストデータ、また
は送信完了に対応したテキストデータを作成すると、依
頼者ノードから中継するメールデータを受け取ったとき
に図8に示す管理テーブルに格納した発信元アドレスを
当該管理テーブルから取り出す。依頼者ノード12のア
ドレスである発信元アドレスを、通信結果メールのメー
ルアドレスとして設定する(st56)。上記ステップ
54、55で作成した通信結果メッセージのテキストデ
ータを、通信結果メールのtext/Plain部にコピーする
(st57)。また、中継依頼を受けてステップ51で
送信処理したイメージデータの1頁目を切り出し(st
58)、切り出されたイメージデータをBase64変
換してイメージ部にコピーする(st59)。すなわ
ち、切り出したイメージデータをファイル化して添付す
る。
【0072】そして、テキスト部に通信結果メッセージ
のテキストデータが挿入され、かつイメージ部に1頁目
のイメージデータが添付された電子メールを依頼者ノー
ドのアドレスとなる発信元アドレスへメールする(st
60)。
【0073】この結果、依頼者ノード12では、NET
FAX14に対してG3FAX16への中継を依頼する
と、NETFAX14から送信処理が終了した時点で通
信結果メッセージ及び1頁目のイメージデータが添付さ
れた電子メールが送られてくる。したがって、依頼者は
NETFAX14の設置場所へ送信結果を確認しに出向
かなくて送信処理終了後、直ちに送信結果を知ることが
できる。
【0074】また、発信元(ドメイン名)を偽って中継
依頼した場合にあっては、送信結果通知がメールデータ
に設定されている発信元に戻されるので、偽って送信依
頼したノードには送信結果通知が戻されないので結果通
知のサービスから偽依頼者を排除できる。また、ドメイ
ン名を承諾無しに使われた第3者のノードには本人が依
頼していないメールの送信結果が通知されるので、第3
者は自分のドメイン名が不正に使用されていることを発
見できる。
【0075】図11に、ファクシミリ制御部21からL
AN制御部30へ送信結果等を受け渡すシーケンスが示
されている。NETFAX14が依頼者ノードから受信
したメールデータは全てファクシミリ制御部21で管理
される。ファクシミリ制御部21から管理テーブルの発
信元アドレスが返信メールアドレスとして渡されるとL
AN制御部30で結果通知メールの宛先に返信メールア
ドレスをセットする。また、ファクシミリ制御部21か
ら送信結果テキストがLAN制御部30へ渡されると、
結果通知メールのテキスト部に送信結果テキストをコピ
ーする。
【0076】このように、ファクシミリ制御部21側で
全てのデータを管理することにより、複雑な制御を可能
にするとともに、送達確認を通常のメール送信と同じ制
御で行うことができ、プログラム構成を簡素化できる。
さらに、通常のファクシミリ制御部21のほうがLAN
制御部30よりもCPUの機能が高機能であるため、フ
ァクシミリ制御部21側でデータの管理を行う方がより
大きなデータを扱うことができる。
【0077】(第3の実施例)第3の実施例は、ネット
ワーク経由でプリント処理の依頼を受けたプリント装置
がプリント処理結果を電子メールで通知する通信結果通
知システムである。第3の実施例に係る通信結果通知シ
ステムにおけるプリント装置は、図24に示すネットワ
ーク上に配置されており、ネットワーク経由でプリント
データを受け取る。
【0078】図12は、第3の実施例に係る通信結果通
知システムにおけるプリント装置の基本構成図である。
プリント装置は、装置全体の制御を行うCPU41、C
PU41の処理内容などを記述したプログラムを格納す
るROM42、プログラムのデータ用領域として使用さ
れるRAM43、LPD等のプリンタープロトコルでプ
リント処理を行うプリンタ部44、プリントデータをL
AN上でやりとりするLANインターフェイス部45を
有している。
【0079】図13は、プリント処理の結果を通知用電
子メールアドレスに対し通知する処理を示すフローチャ
ートである。プリント装置では、依頼者ノードからプリ
ント依頼の出されたプリントデータを受信すると(st
70)、その受信したプリントデータに付加されている
通知用電子メールアドレスを前記データの中から認識す
る(St71)。
【0080】なお、プリント処理を依頼した依頼者ノー
ドにプリント処理結果を通知する場合は、プリントデー
タに付加される発信元アドレスを通知用電子メールアド
レスに使用できるので特別に通知用電子メールアドレス
を追加する必要がない。また、依頼者ノードとプリント
処理結果の通知先ノードとが相違する場合は、依頼者ノ
ードでプリントデータに通知先ノードの電子メールアド
レスを通知用電子メールアドレスとして設定する。
【0081】CPU41は、プリントデータの中から認
識した通知用電子メールアドレスをRAM43に設けら
れた返信アドレステーブルに登録する(st72)。C
PU41からプリンタ部44に対してプリント処理を指
示する。この結果、受信したプリントデータのプリント
処理が実行される(st73)。プリント処理が実行さ
れたならば、プリンタ部44でのプリント処理結果を検
知する(st74)。検知した処理結果に応じた通知メ
ッセージを決め(st75)、先に返信アドレステーブ
ルT1に登録した通知用電子メールアドレスを取り出
す。この通知用電子メールアドレスに通知メッセージを
電子メールにて通知する(st76)。
【0082】図14は、上記ステップ74において検知
したプリント処理の結果が正常終了であった場合の処理
フローを示す。先ず、プリント処理の結果を検知し(s
t81)、プリント処理が正常終了されていることを確
認する(st82)。正常終了されていることが確認さ
れると、正常終了した旨のメッセージを返信アドレステ
ーブルT1に登録されている通知用電子メールアドレス
に対し電子メールで通知する(st83)。なお、ステ
ップ82の処理において、正常終了していないことが判
明した場合は、正常終了した旨のメッセージは通知しな
い。
【0083】図15は、上記ステップ74において検知
したプリント処理の結果が異常終了であった場合の処理
フローを示す。プリント処理の結果を検知し(st8
4)、プリント処理が異常終了していないかどうか判断
する(st85)。プリント処理が異常終了しているこ
とを確認できれば、異常の旨を表すメッセージを返信ア
ドレステーブルT1に登録した通知用電子メールアドレ
スに対し通知する(st86)。なお、異常でない場合
は、異常メッセージは通知しない。
【0084】このように上記第3の実施例によれば、受
信したプリントデータの中から直接に、処理結果を通知
する電子メールアドレスを知ることができ、プリント処
理を依頼した依頼者ノードに対してプリント処理結果を
通知することができる。したがって、プリント処理を依
頼した依頼者がわざわざプリンタ装置の設置場所まで様
子を見に行く必要がなく、その場でプリント処理の結果
が得られる。
【0085】プリント処理を依頼する側は、パソコンに
表示されたダイヤログボックスにおいて、通知先となる
電子メールアドレスを指定し設定ボタンを押すことによ
り、容易に上記に基づいたプリント処理を実行すること
ができる。
【0086】また、通知先となる電子メールアドレスを
一度設定すれば、次回のプリント処理依頼時にはダイヤ
ログボックスは表示されず再度通知用電子メールアドレ
スを設定する必要はないが、必要に応じて変更すること
も可能となる。
【0087】(第4の実施例)次に本発明の第4の実施
例について説明する。
【0088】第4の実施例は、ネットワーク経由でプリ
ント処理の依頼を受けたプリント装置がプリント処理結
果を電子メールで通知するシステムであり、基本構成は
第3の実施例と同じである。プリント装置は、図24に
示すネットワーク上に配置されており、ネットワーク経
由でプリントデータを受け取る。
【0089】図16は、複数のプリント処理依頼者から
受信された複数プリントデータの各々の処理結果を前記
複数プリントデータそれぞれに付加された各通知用電子
メールアドレスに対して通知する処理を示すフローであ
る。
【0090】複数の依頼ノードから同時期に複数のプリ
ントデータを受信した場合は(st90)、全てのプリ
ントデータをRAM43に確保したストレージに保管す
る(st91)。ストレージに保管された各プリントデ
ータからそれぞれの通知用電子メールアドレスを認識し
(st92)、これら認識した通知用電子メールアドレ
スをそれぞれのプリントデータと対応させて前記返信ア
ドレステーブルT1に登録して記憶する(st93)。
プリントデータそれぞれのプリント処理を行い(st9
4)、それぞれについてプリント処理の結果が正常終了
か異常かを検知する(st95)。前記結果に基づき各
々の通知メッセージを決定し(st96)、前記テーブ
ルT1参照により取得したプリントデータと対応する各
通知用電子メールアドレスに対して前記各々の通知メッ
セージを通知する(st97)。
【0091】図17は、上記ステップ93で登録された
プリントデータと通知用電子メールアドレスとの対応テ
ーブルT1を現すものであり、受付番号はプリントデー
タが受け付けられた順番により決定する。通知用電子メ
ールアドレスはプリントデータの中に付加された通知用
電子メールアドレスであり、通知用電子メールアドレス
と受付番号とは対応づけられている。図示の例では、受
付番号1のプリントデータは通知用電子メールアドレス
が123.456.789.00となり、プリントデー
タのプリント処理結果は前記アドレスに対して通知され
ることになる。
【0092】このように第4の実施例によれば、複数の
プリント処理依頼側から受信された複数のプリントデー
タ全てに、各々のプリント処理結果を通知する電子メー
ルアドレスが付加されているので、プリント処理依頼者
は個別に処理の結果を得ることができる。
【0093】(第5の実施例)次に本発明の第5の実施
例について説明する。
【0094】第5の実施例は、ネットワーク経由でプリ
ント処理の依頼を受けたプリント装置がプリント処理結
果を電子メールで通知するシステムであり、基本構成は
第3の実施例と同じである。プリント装置は、図24に
示すネットワーク上に配置されており、ネットワーク経
由でプリントデータを受け取るものとする。
【0095】図18は、プリント処理の結果がプリント
データにて指定された通知可能な結果情報と一致する場
合に、通知用電子メールアドレスに対し結果を通知する
処理を示すフローである。
【0096】依頼者ノード211では、通知用電子メー
ルアドレスおよび通知対象とする処理結果の種類(通知
可能結果情報)を、プリント装置に依頼するプリントデ
ータに付加する。
【0097】プリント装置では、依頼者ノード211か
らネットワーク経由でプリントデータを受信する(st
101)。受信したプリントデータの中から通知用電子
メールアドレスおよび通知可能結果情報の種類を認識す
る(st102)。プリントデータの中から認識した通
知可能結果情報を、返信アドレステーブルT1の通知用
電子メールアドレスに対応させて同テーブルT1に登録
する(st103)。
【0098】図19は、ステップ103で登録された通
知用電子メールアドレスと通知可能結果情報の種類とが
対応づけられたテーブルT1をあらわす。このテーブル
T1に設定されている番号はプリントデータ毎にユニー
クに(1対1に対応づけて)付与された数値である。さ
らに、ステップ102で認識された通知用電子メールア
ドレスと通知可能情報結果の種類が対応づけられて記述
される。1つの通知用電子メールアドレスに対し複数の
通知可能結果情報の指定が可能とされる。図示の例で
は、番号1で示されるプリントデータの通知用電子メー
ルアドレスは123.456.789.00であり、プ
リント結果が「紙詰まり」、「通信エラー」、「用紙切
れ」の3種類の場合に限り前記電子メールアドレス先に
前記結果を表すメッセージが通知されることを示す。
【0099】通知用電子メールアドレス及び通知可能結
果情報をテーブルT1に設定した後、そのプリントデー
タを印刷するためのプリント処理を行う(st10
4)。プリント処理が実行された場合は、このプリント
処理の結果を検知する(st105)。そして、検知し
た処理結果と一致する通知可能結果情報が上記テーブル
T1内の該当番号に対応した通知可能結果情報に登録さ
れているか否かチェックする(st106)。検知され
た処理結果と一致する通知可能結果情報がテーブルT1
に登録されていることが確認できた場合(st10
7)、予め登録された通知メッセージの中から処理結果
に対応した通知メッセージを決め(st108)、その
決めた通知メッセージを前記テーブルT1内の電子メー
ルアドレスに対して電子メールで通知する(st10
9)。
【0100】ステップ107の処理において、処理結果
と一致する通知可能結果情報がテーブルT1に登録され
ていない場合は、電子メールによる通知は行わない。
【0101】このような第5の実施例によれば、プリン
ト処理依頼側は通知用電子メールアドレスと通知可能結
果情報の種類とをダイナミックに指定することができる
ので、プリントデータに指定した特定のプリント結果が
発生した場合に限り、依頼者ノードでメッセージを受け
ることができる。
【0102】(第6の実施例)次に本発明の第6の実施
例について説明する。
【0103】第6の実施例は、ネットワーク経由でプリ
ント処理の依頼を受けたプリント装置がプリント処理結
果を電子メールで通知するシステムであり、基本構成は
第3の実施例と同じである。プリント装置は、図24に
示すネットワーク上に配置されており、ネットワーク経
由でプリントデータを受け取るものとする。
【0104】図20は、プリント処理の結果が「プリン
トキュー待ち」であり、かつプリントデータにて指定さ
れた通知可能結果情報に「プリントキュー待ち」が含ま
れている場合において、通知用電子メールアドレスに対
し結果を通知する処理を示すフローである。
【0105】依頼者ノード211は、プリント装置に依
頼するプリントデータの中に「プリントキュー待ち」を
通知可能結果情報の一つとして設定する。
【0106】プリント装置は、依頼者ノード211から
通知可能結果情報に「プリントキュー待ち」の設定され
たプリントデータを受信する(st110)。受信した
プリントデータに付加された通知用電子メールアドレス
およびプリントキュー待ち」を含んだ通知可能結果情報
をプリントデータの中から認識する(st111)。プ
リントデータから認識した通知用電子メールアドレスを
返信アドレステーブルT1に登録し、この通知用電子メ
ールアドレスに対応して「プリントキュー待ち」を含む
通知可能結果情報を登録する(st112)。
【0107】プリント装置では、ステップ110で受信
したプリントデータを印刷するプリント処理を行う(s
t113)。このとき、別のプリント依頼が入っていれ
ば今回依頼されたプリント依頼は「プリントキュー待
ち」の状態となる。そこで、このプリント装置に「プリ
ントキュー待ち」の状態が発生しているか否か検知する
(st114)。CPUは、プリント処理をプリンタ部
に指示したときに「プリントキュー待ち」の状態を検知
した場合は、テーブルT1内に登録された通知可能結果
情報に「プリントキュー待ち」が登録されていないかど
うかチェックする(st115)。チェックの結果、
「プリントキュー待ち」が登録されていることが確認で
きた場合(st116)、付属情報となる待ちキューの
数、およびキューサイズを取得する(st117)。待
ちキューの数およびキューサイズを付属情報に含む通知
メッセージを決め(st118)、この通知メッセージ
を前記テーブルT1内の前記結果情報と対応する電子メ
ールアドレスに対して通知する(st119)。
【0108】ステップ116の処理において、「プリン
トキュー待ち」が登録されていない場合は、待ちキュー
から外れて次のプリント処理に移行したところで再度処
理結果を検知して、前述した第5の実施例と同様の結果
通知を行う。
【0109】このような第6の実施例によれば、プリン
ト状態が「プリントキュー待ち」により正常終了しない
場合でも、その状態、および付属情報を得ることができ
るため、プリントデータが出力されない理由に加え、ど
の位で処理が実行され終了するかのおおよその見当がつ
けられる。その結果、何度もプリント装置のところまで
いってチェックする手間や、プリントアウトされるまで
に長時間かかるような場合にはその間に別の作業を入れ
ることができる。なお、キュー数とキューサイズに基づ
いて待ち時間を算出するようにしてもよい。
【0110】(第7の実施例)次に本発明の第7の実施
例について説明する。
【0111】第7の実施例は、ネットワーク経由でプリ
ント処理の依頼を受けたプリント装置がプリント処理結
果を電子メールで通知するシステムであり、基本構成は
第3の実施例と同じである。プリント装置は、図24に
示すネットワーク上に配置されており、ネットワーク経
由でプリントデータを受け取るものとする。ネットワー
ク上にはプリント結果の通知先となる管理者ノードが配
置される。
【0112】図21は、電子メールによりあらかじめ登
録された管理者通知用電子メールアドレスに対してもプ
リント処理の結果を通知する処理を示すフローである。
【0113】管理者ノード、依頼者ノード又は他のノー
ドから事前に管理者ノードの電子メールアドレスである
管理者通知用電子メールアドレスを、プリント装置に対
して電子メールで通知する。
【0114】プリント装置では、管理者通知用電子メー
ルアドレスを通知するための電子メールを受信し(st
120)、電子メールの中から管理者通知用電子メール
アドレスを認識すると(st121)、その認識した管
理者通知用電子メールアドレスを管理者通知アドレステ
ーブルT2に登録する(st122)。管理者通知アド
レステーブルT2はプリント装置のRAMに確保する。
【0115】たとえば、特定のプリント装置にプリント
処理を依頼した場合、プリント結果を管理者に伝えなけ
ればならない場合がある。このような場合に、プリント
装置にプリント処理を依頼するのに先立って、依頼者ノ
ードから管理者ノードの管理者通知用電子メールアドレ
スを通知する。
【0116】プリント装置では、プリントデータを受信
すると(st123)、プリントデータの中に付加され
ている通知用電子メールアドレスを認識し(st12
4)、その認識した通知用電子メールアドレスを返信ア
ドレステーブルT1に登録する(st125)。受信し
たプリントデータを印刷するためのプリント処理を行い
(st126)、その処理結果を検知する(st12
7)。検知した処理結果に基づいた通知メッセージを決
め(st128)、決定した通知メッセージをステップ
122でテーブルT2に登録した管理者通知用電子メー
ルアドレスおよびステップ125でテーブルT1に登録
した通知用電子メールアドレスに対してそれぞれ通知す
る(st129)。
【0117】このような第7の実施例によれば、プリン
ト処理の結果を依頼者ノードだけでなく電子メールによ
り管理者ノードへも通知することができる。
【0118】(第8の実施例)次に本発明の第8の実施
例について説明する。
【0119】第8の実施例は、ネットワーク経由でプリ
ント処理の依頼を受けたプリント装置がプリント処理結
果を電子メールで通知するシステムであり、基本構成は
第3の実施例と同じである。プリント装置は、図24に
示すネットワーク上に配置されており、ネットワーク経
由でプリントデータを受け取るものとする。ネットワー
ク上にはプリント結果の通知先となる複数の管理者ノー
ドが配置される。
【0120】第8の実施例では、あらかじめ電子メール
により管理者通知用電子メールアドレスと対応して登録
された通知可能結果情報の種類と、プリントデータにて
通知用電子メールアドレスと対応して指定された通知可
能結果情報の種類と、実際のプリント処理結果とが一致
する場合において、各々の電子メールアドレスに対し結
果を通知する。
【0121】図22は、通知可能結果情報の種類と実際
のプリント処理結果とが一致する場合において、管理者
通知用電子メールアドレスと通知用電子メールアドレス
とに対し結果を通知する処理を示すフローである。
【0122】管理者ノードからプリント装置に対して管
理者ノードの電子メールアドレス(管理者通知用電子メ
ールアドレス)と通知可能結果情報とを含んだ電子メー
ルを通知する。
【0123】プリント装置では、電子メールを受信し
(st130)、受信した電子メールから管理者通知用
電子メールアドレスA、および通知可能結果情報の種類
を認識する(st131)。当該電子メールから管理者
通知用電子メールアドレスAと前記通知可能結果情報の
種類とを取り出して、両者を対応づけて管理者用結果情
報テーブルT3に登録する(st132)。
【0124】図23は管理者用結果情報テーブルT3を
示している。管理者用結果情報テーブルT3では、ステ
ップ132で登録された管理者通知用電子メールアドレ
スと通知可能結果情報(通知メッセージ種類)とが対応
づけられて記述される。管理者用結果情報テーブルT3
はプリント装置のRAM43に確保される。1つの管理
者通知用電子メールアドレスに対し複数の通知可能結果
情報が指定できる。図示の例では、番号1で示される管
理者通知用電子メールアドレスは123.456.78
9.00であり、プリント結果が「紙詰まり」、「通信
エラー」、「用紙切れ」の3種類の場合に限り前記電子
メールアドレス先に前記結果の旨を表すメッセージが通
知されることを示す。
【0125】プリント装置では、プリントデータを受信
すると(st133)、プリントデータに付加された通
知用電子メールアドレスB、および通知可能結果情報の
種類を当該プリントデータの中から認識する(st13
4)。通知用電子メールアドレスBに対応した通知可能
結果情報を結果情報対応テーブルT4に登録する(st
135)。結果情報対応テーブルT4は、図19と同様
のデータ構成になっており、プリント装置のRAM43
に確保される。
【0126】プリント装置で受信したプリントデータの
プリント処理を行い(st136)、その処理結果を検
知する(st137)。検知した処理結果と一致する結
果情報が結果情報対応テーブルT4に登録されているか
チェックし(st138)、処理結果と一致する結果情
報が登録されていればその結果情報を通知メッセージに
決定する(st139)。ステップ139の処理で処理
結果と一致する結果情報が登録されていた場合には(s
t140)、結果情報対応テーブルT4に登録した依頼
者ノードの電子メールアドレスBに対して前記通知メッ
セージを通知する(st141)。ステップ138の処
理で一致する結果情報がなかった場合は何もしない。
【0127】さらに、管理用結果情報テーブルT3に前
記処理結果と一致する結果情報があるかどうかチェック
し(st142)、前記処理結果と一致する結果情報が
登録されていることが確認できた場合(st143)、
管理用結果情報テーブルT3に登録した管理者通知用電
子メールアドレスAに対して前記通知メッセージを通知
する(st144)。ステップ142の処理で一致しな
かった場合は何もしない。
【0128】このように第8の実施例によれば、電子メ
ールにより複数の管理者通知用電子メールアドレスが通
知可能結果情報と対応づけて登録できるので、プリント
処理依頼側へは勿論のこと、プリント処理の結果を必要
に応じて複数の管理者へも通知することができる。
【0129】第3の実施例から第8の実施例で説明した
プリント処理の結果通知方法を、第1の実施例又は第2
の実施例で説明したファクシミリ送信の通信結果通知シ
ステムに適用する。
【0130】第1の実施例又は第2の実施例において、
第3の実施例で示すように正常終了メッセージ、異常終
了メッセージをファクシミリ送信又は受信処理の処理検
知結果に応じて電子メールで依頼者ノードに知する。
【0131】また、第1の実施例又は第2の実施例にお
いて、第4の実施例で示すように複数のファクシミリデ
ータの送信処理依頼又は受信処理依頼を受けたときに、
それぞれのファクシミリデータの中から通知用電子メー
ルアドレスを取り出して図17に示すようなテーブルに
登録し、個々の送信処理又は受信処理をテーブルに取り
出した電子メールアドレスに通知する。
【0132】また、第1の実施例又は第2の実施例にお
いて、第5、第8の実施例で示すように依頼者ノードで
通知を必要とする通知可能結果情報をファクシミリデー
タに付加して依頼し、NETFAXにおいて図19に示
すようなテーブルを作成する。テーブルに登録した結果
情報が送信又は受信処理の結果と一致したときに依頼者
ノード等へ通知する。
【0133】また、第1の実施例又は第2の実施例にお
いて、第6の実施例で示すようにファクシミリデータの
送信待ち状況を検知して、送信待ち状況が発生している
場合には依頼者ノード又は管理者ノードに待ち状況を電
子メールで通知する。
【0134】また、第1の実施例又は第2の実施例にお
いて、第7、第8の実施例で示すように図19及び図2
3に示すようなテーブルを作成し、プリント処理及びプ
リントデータをファクシミリ送信処理及びファクシミリ
データに代えて図22に示す処理を行う。
【0135】本発明は、上記した実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能である。 (産業上の利用可能性)本発明のファクシミリ装置及び
通信結果通知方法は、ファクシミリデータの送信処理又
はプリントデータのプリント処理を、ネットワーク上の
ファクシミリ装置又はプリント装置に依頼する通信シス
テムに用いるのに適している。
【0136】
【発明の効果】本発明によれば、NETFAXがLAN
経由で依頼されたファクシミリ送信処理の処理結果を、
その処理結果の通知を要求している依頼者ノード又は管
理者ノードへ電子メールで迅速に通知することがでプリ
ント装置及び処理結果通知方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例に係る通信結果通知システムに
おけるファクシミリ装置の機能ブロック図
【図2】 ファクシミリ出力結果を通知用電子メールア
ドレスに通知する手順を示すフロー図
【図3】 第2の実施例に係る通信結果通知システムに
おけるファクシミリ装置に対する依頼ルートを示すネッ
トワーク構成図
【図4】 第2の実施例に係る通信結果通知システムに
おけるファクシミリ装置の機能ブロック図
【図5】 第2の実施例においてメールデータに付加し
た中継用アドレスを示す図
【図6】 第2の実施例においてメールデータに付加し
た印刷用アドレスを示す図
【図7】 パスワード及びドメイン名の管理テーブルの
構成図
【図8】 ファクシミリデータから取り出した宛先電話
番号と発信元アドレスを示す図
【図9】 第2の実施例において送信結果を通知用電子
メールアドレスに通知する全体の手順を示すフロー図
【図10】 第2の実施例において送信結果をメールす
る手順を示すフロー図
【図11】 送信結果を制御部間で受け渡すシーケンス
【図12】 第3の実施例に係る通信結果通知システム
におけるプリント装置の機能ブロック図
【図13】 第3の実施例におけるプリント結果を通知
用電子メールアドレスに通知する手順を示すフロー図
【図14】 第3の実施例におけるプリント結果正常結
果通知フロー図
【図15】 第3の実施例におけるプリント結果異常結
果通知フロー図
【図16】 第4の実施例において複数の通知用電子メ
ールアドレスへ各プリント結果を通知する手順を示すフ
ロー図
【図17】 第4の実施例におけるプリントデータと通
知用電子メールアドレス対応テーブル図
【図18】 第5の実施例におけるプリント結果と通知
可能結果情報が一致した場合に結果を通知する手順を示
すフロー図
【図19】 第5の実施例における通知用電子メールア
ドレスと通知可能結果情報対応テーブル図
【図20】 第6の実施例におけるプリントキュー待ち
時に結果を通知する手順を示すフロー図
【図21】 第7の実施例におけるプリント結果を管理
者通知用電子メールアドレスに通知する手順を示すフロ
ー図
【図22】 第8の実施例におけるプリント結果と管理
者用通知可能結果情報が一致した場合に結果を通知する
手順を示すフロー図
【図23】 第8の実施例における管理者通知用電子メ
ールアドレスと通知可能結果情報対応テーブル図
【図24】 LAN経由でプリント及びファクシミリ送
信する既存のシステム構成図
【図25】 従来のプリント装置の機能ブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 フォーマット変換部 5 ファクシミリデータ蓄積部 6 ファクシミリ部 7 LANインターフェイス部 8 モデム 9 ネットワークコントロールユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼ノードからLAN経由で受け取った
    プリントデータを印刷処理するプリント装置において、
    前記依頼ノードから前記LAN上に送出されたプリント
    データを当該LANから取り込む手段と、取り込まれた
    前記プリントデータの中から印刷処理の処理結果の通知
    先となる通知先ノードの電子メールアドレスを抽出する
    手段と、前記プリントデータについて実行された印刷処
    理の処理結果を検知する手段と、検知された前記処理結
    果を前記通知先ノードの前記電子メールアドレスに電子
    メールで通知する手段と、を具備するプリント装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント装置において、 前記検知手段は、前記プリントデータについて実行され
    た印刷処理の処理結果が正常終了であることを検知し、 前記通知手段は、正常終了が検知された場合に、前記通
    知先ノードの電子メールアドレスへ印刷処理が正常終了
    したことを示すメッセージを通知する、ことを特徴とす
    るプリント装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリント装置において、 前記検知手段は、前記プリントデータについて実行され
    た印刷処理の処理結果が異常であることを検知し、 前記通知手段は、異常が検知された場合に、前記通知先
    ノードの電子メールアドレスへ印刷処理が異常であるこ
    とを示すメッセージを通知する、ことを特徴とするプリ
    ント装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリント装置において、 前記LANから取り込まれた複数のプリントデータを蓄
    積する手段と、前記プリントデータから抽出された通知
    先ノードの電子メールアドレスを抽出元のプリントデー
    タに夫々対応させて記憶する手段と、処理結果が検知さ
    れたプリントデータに対応した通知先ノードの電子メー
    ルアドレスを前記記憶手段から取り出して前記通知手段
    へ知らせる手段と、を具備したプリント装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプリント装置において、 前記LANから取り込まれたプリントデータの中から前
    記通知先ノードへ通知可能な処理結果項目を抽出する手
    段と、検知された処理結果と一致する項目が前記処理結
    果項目に含まれていれば、その処理結果を前記通知先ノ
    ードへ通知するように前記通知手段に指示する手段と、
    を具備したプリント装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリント装置において、 前記プリントデータの中から抽出された処理結果項目に
    印刷待ちの項目が含まれている場合、印刷の待ちキュー
    状態が検出されたときには、待ちキュー数、キューサイ
    ズを含む付属情報を前記通知先ノードの電子メールアド
    レスにプリントデータ受信後すぐに通知する、ことを特
    徴とするプリント装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のプリント装置において、 前記LAN経由で電子メールを受信する手段と、受信し
    た電子メールの中から管理者ノードの電子メールアドレ
    スを抽出する手段と、前記管理者ノードの電子メールア
    ドレスを記憶する手段と、検知された前記処理結果を前
    記管理者ノードの電子メールアドレスに電子メールで通
    知する手段と、を具備するプリント装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプリント装置において、 受信した前記電子メールの中から前記管理者ノードへ通
    知可能な処理結果項目を抽出する手段と、検知された処
    理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれてい
    れば、その処理結果を前記管理者ノードへ通知するよう
    に前記通知手段に指示する手段と、を具備したプリント
    装置。
  9. 【請求項9】 プリント装置における印刷処理の結果を
    通知先ノードへ通知する処理結果通知方法において、以
    下のステップ(a)依頼ノードからLAN経由で受け取
    ったプリントデータの中から前記通知先ノードの電子メ
    ールアドレスを抽出するステップ、(b)前記プリント
    装置における印刷処理の結果を検知するステップ、
    (c)検知された処理結果を前記通知先ノードの電子メ
    ールアドレスに電子メールで通知するステップ、を含む
    処理結果通知方法。
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