JPH11146107A - ネットワークファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置の制御方法

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JPH11146107A
JPH11146107A JP9320547A JP32054797A JPH11146107A JP H11146107 A JPH11146107 A JP H11146107A JP 9320547 A JP9320547 A JP 9320547A JP 32054797 A JP32054797 A JP 32054797A JP H11146107 A JPH11146107 A JP H11146107A
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network
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JP9320547A
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Makoto Tsuji
誠 辻
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代行受信動作ができない場合の不具合を解消
することのできるネットワークファクシミリ装置の制御
方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 プロッタが記録不能な状態になってお
り、ネットワークファクシミリ装置宛の電子メールを受
信できない場合には、その旨がユーザに対して通知さ
れ、ユーザは、詳細表示を要求すると、ネットワークフ
ァクシミリ装置宛の電子メールの送信元とその内容(表
題)を知ることができるので、重要な内容、または、緊
急のある内容の電子メールを受信している場合には、ユ
ーザは、迅速にプロッタの障害を解消して、受信画像の
記録動作が行えるようにすることができ、円滑な受信動
作を行うことができるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバ装置
が設置されたローカルエリアネットワークに接続される
とともに、ローカルエリアネットワーク上でのデータの
やりとりを少なくとも電子メールを用いて行う機能と、
公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファク
シミリデータのやりとりの機能を備えたネットワークフ
ァクシミリ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メールサーバ装置が設置され
たローカルエリアネットワークに接続されるとともに、
ローカルエリアネットワーク上でのデータのやりとりを
少なくとも電子メールを用いて行う機能と、公衆網を介
して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデー
タのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ
装置が実用されている。
【0003】このようなネットワークファクシミリ装置
を用いると、 ローカルエリアネットワークに接続され
たワークステーション装置等と、公衆網(ISDNやP
STN)に接続されたファクシミリ装置との間で、画情
報をやりとりすることができるので、非常に便利であ
る。また、当然のことながら、このネットワークファク
シミリ装置が最終宛先として機能することもある。
【0004】とくに、ローカルエリアネットワークがイ
ンターネットに接続され、遠隔地に設けられている複数
のローカルエリアネットワークにそれぞれネットワーク
ファクシミリ装置を備えた場合には、これらのネットワ
ークファクシミリ装置間で、ローカルエリアネットワー
クおよびインターネットを中継した中継動作を行うこと
で、遠く離れて設置されているファクシミリ装置同士の
通信コストを低減することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、このようなネッ
トワークファクシミリ装置では、ローカルエリアネット
ワーク上での画情報の送受信は、電子メールを用いて行
うが、受信した電子メールの最終的な宛先が自端末にな
っており、自端末が画情報の受信宛先になった場合に
は、その受信した画情報の原稿を記録出力するようにし
ている。
【0006】一方、記録系に障害が発生している場合に
は、受信した画情報の原稿を記録出力することができな
いので、受信した画情報を一旦蓄積し、記録系に生じて
いる障害が復旧した際に、その蓄積した画情報の原稿を
記録出力する、いわゆる代行受信動作を行う。
【0007】しかしながら、この代行受信動作を行おう
とした際に、画像蓄積のための手段(例えば、画像蓄積
装置など)に十分な空き容量がなく、受信した画情報を
蓄積できないという事態を生じることがある。
【0008】一方、ネットワークファクシミリ装置宛の
電子メールは、ネットワークファクシミリ装置の状態に
関わりなく、メールサーバ装置に受信されて蓄積され
る。
【0009】そして、上述したような事態を生じると、
ネットワークファクシミリ装置は、メールサーバ装置よ
り電子メールを受信することができないので、その電子
メールはメールサーバ装置に蓄積されたままになる。こ
のような事態が長期間継続すると、メールサーバ装置に
蓄積される電子メールのデータ量が徐々に増え、場合に
よっては、メールサーバ装置が電子メールの配信作業を
行えなくなるという事態を生じるおそれがあった。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、代行受信動作ができない場合の不具合を解消
することのできるネットワークファクシミリ装置の制御
方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、メールサーバ
装置が設置されたローカルエリアネットワークに接続さ
れるとともに、ローカルエリアネットワーク上でのデー
タのやりとりを少なくとも電子メールを用いて行う機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えたネットワー
クファクシミリ装置の制御方法において、画情報を蓄積
する画像蓄積手段を備え、電子メールを受信する際、自
端末が画像記録可能な状態であるときには、上記メール
サーバ装置より電子メールを受信してその本文情報に対
応した画像を記録出力する一方、電子メールを受信する
際、自端末が画像記録不能な状態であるときは、上記画
像蓄積手段に空き容量が所定値以上あるか否かを調べ、
上記画像蓄積手段の空き容量が所定値以上ある場合に
は、上記メールサーバ装置より電子メールを受信してそ
の本文情報に対応した画情報を上記画像蓄積手段に蓄積
するとともに、受信画像記録可能な状態に復帰した際
に、上記画像蓄積手段に蓄積した画情報の画像を記録出
力する代行受信動作を行い、電子メールを受信する際、
自端末が画像記録不能な状態であるときは、上記画像蓄
積手段に空き容量が所定値以上あるか否かを調べ、上記
画像蓄積手段の空き容量が所定値未満の場合には、受信
不能な電子メールの状態情報を表示出力するようにした
ものである。
【0012】また、前記受信不能な電子メールの状態情
報を表示出力した際、ユーザより受信メールの詳細情報
の表示が要求されると、前記メールサーバ装置より自端
末宛の電子メールのヘッダ情報を読み出して表示出力す
るようにしたものである。
【0013】また、所定の管理者ユーザに対して、前記
代行受信動作で前記画像蓄積手段に蓄積した画情報の状
態を通知する代行受信状態通知手段をさらに備えたもの
である。また、電子メールを受信不能になっているとき
には、所定の管理者ユーザに対して、自端末宛の電子メ
ールの状態を通知する受信不能メール状態通知手段をさ
らに備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0016】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されている。また、ローカ
ルエリアネットワークLANは、ルータ装置RTを介し
て、インターネットへと接続され、他のローカルエリア
ネットワーク等に接続されているホスト装置等との間で
種々のデータのやりとりが可能である。
【0017】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークファクシミリ装置FXに対して、電子
メール(後述)の収集および配布のサービスを提供する
ものである。
【0018】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ローカルエリアネットワークLANを介して
種々のデータのやりとりを行うアプリケーションソフト
ウェア(電子メールの送受信処理等)や、ネットワーク
ファクシミリ装置FXより受信した電子メールに含まれ
る画情報を処理するアプリケーションソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
【0019】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、ローカルエリアネットワークLANにおける電子メ
ールの送受信機能、ローカルエリアネットワークLAN
に接続されたワークステーション装置WS1〜WSnと
の間の所定のポイント・ツー・ポイント伝送手順による
所定の情報通信の機能、および、公衆網(PSTN)に
接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3フ
ァクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能な
どの種々の伝送(通信)機能を備えている。
【0020】さて、本実施例において、基本的には、ロ
ーカルエリアネットワークLANに接続されている端末
相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IP
と呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコル
と、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合
わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われ
る。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レ
イヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)とい
う通信プロトコルが適用される。
【0021】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や送信要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0022】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETF(In
ternet Engineering Task F
orce)というインターネットに関する技術内容をま
とめている組織から発行されているRFC(Reque
st For Comments)文書により規定され
ている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC
793、SMTPはRFC821、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1521,RFC1522
(MIME(Multi Purpose Mail
Extension)形式)でそれぞれ規定されてい
る。
【0023】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ送信するのみならず、
公衆網PSTNを介して、他のグループ3ファクシミリ
装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブ
アドレスに対応したユーザに対して、電子メールを用い
て転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワーク
LANのワークステーションWSより受信した画情報
を、指定された短縮ダイアルに対応した公衆網PSTN
のグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス
機能等を備えている。
【0024】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。なお、画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0025】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0026】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置の各部の制御処理、およ
び、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理
を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御
部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プロ
グラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶す
るとともに、システム制御部1のワークエリアを構成す
るものであり、パラメータメモリ3は、このネットワー
クファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するため
のものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力する
ものである。
【0027】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0028】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0029】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0030】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、自
動発着信機能を備えている。
【0031】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このインターネットファクシミリ装置
をローカルエリアネットワークLANに接続するための
ものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部1
3は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他
のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりする
ための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
(電子メール送受信処理やポイント・ツー・ポイント通
信処理等)を実行するためのものである。
【0032】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0033】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0034】図3は、ネットワークファクシミリ装置F
Xが電子メールを受信した場合に行う処理の一例の概略
を示している。なお、以下の説明では、簡単のために、
配信処理が指定されていない電子メールのみを受信した
場合について述べているが、受信した電子メールを解析
して、配信動作が指定されている場合には、本文情報を
画情報に変換し、指定された配信先(公衆網に接続され
たいずれかのファクシミリ装置)宛に、公衆網を用い、
グループ3ファクシミリ手順を適用して、その画情報を
送信するようにするとよい。
【0035】ネットワークファクシミリ装置FXは、メ
ールサーバ装置SMに対して所定のPOPコマンドを用
い、適宜な周期で自端末宛の電子メールが受信されてい
るか否かを問い合わせており、自端末宛の電子メールが
受信されていることがメールサーバ装置SMより通知さ
れた場合で、判断101の結果がYESになるときに
は、そのときの画像蓄積装置9の空領域が、少なくとも
1ページ分の画情報を蓄積できるだけのデータ量以上あ
り、受信可能な状態になっているかどうかを調べる(判
断102)。
【0036】そのときの画像蓄積装置9の空領域が、少
なくとも1ページ分の画情報を蓄積できるだけのデータ
量以上あり、受信可能な状態になっている場合で、判断
102の結果がYESになるときには、POPコマンド
を用い、メールサーバ装置SMより電子メールを1つ受
信し(処理103)、その本文情報を対応する画情報に
変換する(処理104)。
【0037】そして、そのときにプロッタ6が印字動作
ができる状態であるかどうかを調べる(判断105)。
プロッタ6が印字動作ができる状態であり、判断105
の結果がYESになるときには、その画情報を符号化復
号化部8により元の画像データに復号化し、その画像デ
ータの画像をプロッタ6より記録出力する(処理10
6)。
【0038】また、例えば、用紙切れ、紙ジャム発生な
どの事象が発生していて、プロッタ6が印字動作をでき
ない状態になっており、判断105の結果がNOになる
ときには、そのときの画情報を画像蓄積装置9へ蓄積す
る(処理107)。
【0039】このようにして、1つの電子メールについ
ての処理を終了すると、所定のPOPコマンドを用い、
メールサーバ装置SMに残りの電子メールが保存されて
いるかどうかを調べ(判断108)、判断108の結果
がYESになるときには、残りの電子メールを受信する
ために、判断102へ戻る。
【0040】また、メールサーバ装置SMに残りの電子
メールが保存されていない場合で、判断108の結果が
NOになるときには、判断101へ戻り、次の電子メー
ルの受信まで待機する。
【0041】一方、画像蓄積装置9の空領域が十分では
なく、受信不能な状態になっている場合で、判断102
の結果がNOになるときには、所定のPOPコマンドを
用いて、メールサーバ装置SMより電子メールの受信数
を取得し(処理110)、そのメールの受信数を操作表
示部8で表示する(処理111)。
【0042】このとき、ユーザが詳細表示を要求した場
合には(判断112の結果がYES)、POPコマンド
を用い、1つの電子メールのヘッダ情報を取得し(処理
113)、そのヘッダ情報の内容のうち、送信元をあら
わす「From」フィールド、送信内容に付された表題
をあらわす「Subject」フィールドなどの適宜な
情報要素を操作表示部8で表示する(処理114)。
【0043】ここで、ユーザが詳細表示の継続を指示す
ると(判断115の結果がYES)、所定のPOPコマ
ンドを用い、メールサーバ装置SMに残りの電子メール
が保存されているかどうかを調べ(判断116)、判断
116の結果がYESになるときには、残りの電子メー
ルのヘッダ情報を取得するために、処理113へ戻る。
【0044】また、メールサーバ装置SMに残りの電子
メールが保存されていない場合で、判断116の結果が
NOになるとき、または、ユーザが詳細表示の継続を指
示しなかった場合で、判断115の結果がNOになると
き、または、ユーザが詳細表示を要求しなかった場合
で、判断112の結果がNOになるときには、判断10
1へ戻り、次の電子メールの受信まで待機する。
【0045】図4は、代行受信した画情報を記録出力す
る際の処理の一例を示している。
【0046】まず、プロッタ6が印字可能になるまで待
ち(判断201のNOループ)、プロッタ6が印字可能
になって判断201の結果がYESになると、画像蓄積
装置9に代行受信ファイルが蓄積されているかどうかを
調べる(判断202)。画像蓄積装置9に代行受信ファ
イルが蓄積されていない場合で、判断202の結果がN
Oになるときには、判断201へ戻る。
【0047】一方、画像蓄積装置9に代行受信ファイル
が蓄積されている場合で、判断202の結果がYESに
なるときには、画像蓄積装置9より代行受信ファイルを
1つ読み出して(処理203)、符号化復号化部8によ
り復号化し、元の画像データへ変換し、その画像データ
の画像をプロッタ6より記録出力する(処理204)。
【0048】次いで、そのときに記録出力した代行受信
ファイルを画像蓄積装置9より消去し(処理205)、
判断202へ戻り、残りの代行受信ファイルについての
処理を実行する。
【0049】このようにして、本実施例では、プロッタ
6が記録不能な状態になっており、ネットワークファク
シミリ装置FX宛の電子メールを受信できない場合に
は、その旨がユーザに対して通知され、ユーザは、詳細
表示を要求すると、ネットワークファクシミリ装置FX
宛の電子メールの送信元とその内容(表題)を知ること
ができる。
【0050】それにより、重要な内容、または、緊急の
ある内容の電子メールを受信している場合には、ユーザ
は、迅速にプロッタ6の障害を解消して、受信画像の記
録動作が行えるようにすることができ、円滑な受信動作
を行うことができる。
【0051】図5は、ワークステーション装置WS1〜
WSnより、所定のポイント・ツー・ポイントの通信で
状態通知要求がされた場合のネットワークファクシミリ
装置FXの処理の一例を示している。
【0052】ワークステーション装置WS1〜WSnよ
り、所定のポイント・ツー・ポイント通信手順で状態通
知要求がされ、判断301の結果がYESになると、ネ
ットワークファクシミリ装置FXは、そのときの装置状
態や、通信記録(代行受信数を含む)などを、その相手
端末(要求元)へ、所定のポイント・ツー・ポイント通
信手順で送信する(処理302)。
【0053】そして、そのときに受信不可状態になって
いる場合には(判断303の結果がYES)、所定のP
OPコマンドを用いて、メールサーバ装置SMより電子
メールの受信数を取得し(処理304)、そのメールの
受信数を、所定のポイント・ツー・ポイント通信手順で
相手端末へ送信する(処理305)。
【0054】このとき、所定のポイント・ツー・ポイン
ト通信手順により相手端末より詳細表示が要求された場
合には(判断306の結果がYES)、POPコマンド
を用い、メールサーバ装置SMより1つの電子メールの
ヘッダ情報を取得し(処理307)、そのヘッダ情報の
内容のうち、送信元をあらわす「From」フィール
ド、送信内容に付された表題をあらわす「Subjec
t」フィールドなどの適宜な情報要素を、所定のポイン
ト・ツー・ポイント通信手順で相手端末へ送信する(処
理308)。
【0055】ここで、所定のポイント・ツー・ポイント
通信手順により相手端末より詳細表示の継続指示が通知
されると(判断309の結果がYES)、所定のPOP
コマンドを用い、メールサーバ装置SMに残りの電子メ
ールが保存されているかどうかを調べ(判断310)、
判断310の結果がYESになるときには、残りの電子
メールのヘッダ情報を取得するために、処理307へ戻
る。
【0056】また、メールサーバ装置SMに残りの電子
メールが保存されていない場合で、判断310の結果が
NOになるとき、または、相手端末より詳細表示の継続
指示が通知されなかった場合で、判断309の結果がN
Oになるとき、または、相手端末より詳細表示が要求さ
れなかった場合で、判断306の結果がNOになると
き、または、そのときに受信可能な状態になっている場
合で判断303の結果がNOになるときには、判断30
1へ戻り、次に、ワークステーション装置WS1〜WS
nより、所定のポイント・ツー・ポイント通信手順で状
態通知要求がされるまで待機する。
【0057】このようにして、いずれかのワークステー
ション装置WS1〜WSnを用い、管理者から状態通知
が要求されると、ネットワークファクシミリ装置FX
は、そのときの装置状態や、代行受信数を含む通信記録
を通知するので、管理者は、ネットワークファクシミリ
装置FXの状態を詳細に知ることができ、障害発生時に
は、迅速に対処することができる。
【0058】また、受信不可の状態になっているときに
は、メールサーバ装置SMに蓄積されている電子メール
の送信元や表題などの情報を、管理者に対して提供する
ことができるので、管理者は、必要に応じた保守作業を
適切なタイミングで実行することができ、非常に便利で
ある。
【0059】なお、上述した実施例では、ネットワーク
ファクシミリ装置FXは、いずれかのワークステーショ
ン装置WS1〜WSnより状態通知要求がされたときの
み、自端末の状態等を通知するようにしているが、障害
発生時には、あらかじめ定められた管理者に対し、障害
発生レポートなどを電子メールで送信するようにしても
よい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロッタが記録不能な状態になっており、ネットワーク
ファクシミリ装置宛の電子メールを受信できない場合に
は、その旨がユーザに対して通知され、ユーザは、詳細
表示を要求すると、ネットワークファクシミリ装置宛の
電子メールの送信元とその内容(表題)を知ることがで
きるので、重要な内容、または、緊急のある内容の電子
メールを受信している場合には、ユーザは、迅速にプロ
ッタの障害を解消して、受信画像の記録動作が行えるよ
うにすることができ、円滑な受信動作を行うことができ
るという効果を得る。
【0061】また、いずれかのワークステーション装置
を用い、管理者から状態通知が要求されると、ネットワ
ークファクシミリ装置は、そのときの装置状態や、代行
受信数を含む通信記録を通知するので、管理者は、ネッ
トワークファクシミリ装置の状態を詳細に知ることがで
き、障害発生時には、迅速に対処することができるとい
う効果も得る。
【0062】また、受信不可の状態になっているときに
は、メールサーバ装置に蓄積されている電子メールの送
信元や表題などの情報を、管理者に対して提供すること
ができるので、管理者は、必要に応じた保守作業を適切
なタイミングで実行することができ、非常に便利である
という効果も得る。
【0063】また、印字不可状態により受信メールがメ
ールサーバ装置に蓄積されている状態をユーザに対して
認識させるので、印字可能な状態に迅速に復旧させるよ
うにすることができるという効果も得る。
【0064】また、印字不可状態により受信メールがメ
ールサーバ装置に蓄積されている状態で、受信メールの
ヘッダ情報をユーザに対して通知させるので、ユーザ
は、復旧の緊急性を明確に認識できるという効果も得
る。
【0065】また、管理者へ装置の状態を通知するの
で、管理者は、遠隔的にネットワークファクシミリ装置
の状態を知ることができ、保守作業時に便利であるとい
う効果も得る。
【0066】また、受信メールがサーバに蓄積されてい
る状態を管理者に遠隔的に通知することができるので、
ネットワークファクシミリ装置の印字不可の状態を、管
理者に常に認識させることができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】ネットワークファクシミリ装置FXが電子メー
ルを受信した場合に行う処理の一例の概略を示したフロ
ーチャート。
【図4】代行受信して蓄積した画情報を記録出力する際
の処理の一例を示したフローチャート。
【図5】ワークステーション装置WS1〜WSnより、
所定のポイント・ツー・ポイントの通信で状態通知要求
がされた場合のネットワークファクシミリ装置FXの処
理の一例を示したフローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/58 H04L 11/00 320 H04N 1/21 11/20 101C 1/32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールサーバ装置が設置されたローカル
    エリアネットワークに接続されるとともに、ローカルエ
    リアネットワーク上でのデータのやりとりを少なくとも
    電子メールを用いて行う機能と、公衆網を介して行うフ
    ァクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりと
    りの機能を備えたネットワークファクシミリ装置の制御
    方法において、 画情報を蓄積する画像蓄積手段を備え、 電子メールを受信する際、自端末が画像記録可能な状態
    であるときには、上記メールサーバ装置より電子メール
    を受信してその本文情報に対応した画像を記録出力する
    一方、 電子メールを受信する際、自端末が画像記録不能な状態
    であるときは、上記画像蓄積手段に空き容量が所定値以
    上あるか否かを調べ、上記画像蓄積手段の空き容量が所
    定値以上ある場合には、上記メールサーバ装置より電子
    メールを受信してその本文情報に対応した画情報を上記
    画像蓄積手段に蓄積するとともに、受信画像記録可能な
    状態に復帰した際に、上記画像蓄積手段に蓄積した画情
    報の画像を記録出力する代行受信動作を行い、 電子メールを受信する際、自端末が画像記録不能な状態
    であるときは、上記画像蓄積手段に空き容量が所定値以
    上あるか否かを調べ、上記画像蓄積手段の空き容量が所
    定値未満の場合には、受信不能な電子メールの状態情報
    を表示出力することを特徴とするネットワークファクシ
    ミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記受信不能な電子メールの状態情報を
    表示出力した際、ユーザより受信メールの詳細情報の表
    示が要求されると、前記メールサーバ装置より自端末宛
    の電子メールのヘッダ情報を読み出して表示出力するこ
    とを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 所定の管理者ユーザに対して、前記代行
    受信動作で前記画像蓄積手段に蓄積した画情報の状態を
    通知する代行受信状態通知手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 電子メールを受信不能になっているとき
    には、所定の管理者ユーザに対して、自端末宛の電子メ
    ールの状態を通知する受信不能メール状態通知手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項3記載のネットワー
    クファクシミリ装置の制御方法。
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