JP2002044338A - ファクシミリ装置および通信結果管理方法 - Google Patents
ファクシミリ装置および通信結果管理方法Info
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- JP2002044338A JP2002044338A JP2000223706A JP2000223706A JP2002044338A JP 2002044338 A JP2002044338 A JP 2002044338A JP 2000223706 A JP2000223706 A JP 2000223706A JP 2000223706 A JP2000223706 A JP 2000223706A JP 2002044338 A JP2002044338 A JP 2002044338A
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Abstract
メールが正常に相手先に送信されたか否かを確実に知る
ことができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置は、LAN111に収
容されたメールサーバ112を経由して電子メールの送
受信を行うとともに、電子メールの送受信時にその通信
管理情報を作成し、RAM106の通信管理情報テーブ
ル上に格納する。電子メールの送信から一定期間経過後
には、送信電子メールに対するDSN(送達通知)をメー
ルサーバ112から受信したか否か判定し、このDSNを
受信すると、このDSNに応じてこのDSNを受けた電子メー
ルの通信管理情報の内容を更新する。
Description
た電子メールサーバを経由して電子メールの送受信を行
う機能を有するファクシミリ装置およびそれに用いられ
る通信結果管理方法に関する。
に収容された電子メールサーバを経由して電子メールの
送受信を行う機能いわゆるインターネットファクシミリ
機能を有するものがある。このインターネットファクシ
ミリ機能は、ITU-T T.37により勧告化されている。ま
た、ファクシミリ装置は、上記電子メールを送信した際
には、電子メールの電子メールサーバに対しての送信結
果を表す通信管理情報を作成する。
において送信エラーが発生した場合には、RFC(Request
For Comments)1894に記述されているDSN(送達通知)の
電子メールをファクシミリ装置に返すように構成されて
いる。
シミリ装置では、電子メールサーバに対する電子メール
の送信結果は通信管理情報から得られるが、この電子メ
ールが相手先に正常に送信されたか否かを知ることはで
きない。例えば、電子メールサーバの中継先で送信エラ
ーが発生した場合には、電子メールサーバから返された
DSN(送達通知)の電子メールを受信するのみであり、
この受信したDSNの電子メールの内容が通信管理情報の
送信結果に反映されない。よって、電子メールが正常に
相手先に送信されたか否かを通信管理情報から知ること
はできない。
して送信された電子メールが正常に相手先に送信された
か否かを確実に知ることができるファクシミリ装置およ
び通信結果管理方法を提供することにある。
れたプロバイダを介したファクシミリ送信の内の相手先
に到達したか否かを判別することができないファクシミ
リ送信に対して、その情報が相手先に到達したか否かの
確認の必要性を容易に知ることができるファクシミリ装
置および通信結果管理方法を提供することにある。
公衆回線網を介してファクシミリ情報の送受信を行うフ
ァクシミリ装置において、通信網に収容された電子メー
ルサーバを経由して電子メールの送受信を行う電子メー
ル手段と、前記電子メールの通信管理情報を格納するた
めの記憶手段と、前記電子メール手段により前記電子メ
ールが送信される毎にその送信された電子メールの通信
管理情報を作成して前記記憶手段に格納する通信管理情
報作成手段と、前記電子メール手段により前記電子メー
ルサーバからの前記送信された電子メールに対する送達
通知を受信すると、前記受信した送達通知に応じて該送
達通知を受けた電子メールの通信管理情報の内容を更新
する更新手段と、前記記憶手段に格納された通信管理情
報を示す通信管理レポートを出力する通信管理レポート
出力手段とを備えることを特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記通信管理情報は、前記送
信された電子メールの送信結果を含み、前記更新手段
は、前記受信した送達通知に応じて該送達通知を受けた
電子メールの通信管理情報の送信結果を更新することを
特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記電子メールサーバからの
前記送信された電子メールに対する送達通知は、前記送
信された電子メールの送信結果として、不達通知、遅
送、送信正常終了、中継のいずれかを表す通知であるこ
とを特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記電子メールの送信から一
定期間経過後に前記電子メール手段により前記電子メー
ルサーバからの前記送信された電子メールに対する送達
通知を受信したか否かを判定する判定手段を備え、前記
更新手段は、前記判定手段により前記電子メールサーバ
からの前記送信された電子メールに対する送達通知を受
信したと判定されると、前記受信した送達通知に応じて
該送達通知を受けた電子メールの通信管理情報の送信結
果を更新し、前記通信管理レポート出力手段は、前記送
信された電子メールの通信管理レポートとして前記送信
結果が更新された通信管理レポートを出力することを特
徴とする。
ァクシミリ装置において、前記判定手段により前記電子
メールサーバからの前記送信された電子メールに対する
送達通知を受信していないと判定されると、前記通信管
理レポート出力手段は、前記送信された電子メールの送
信結果を正常終了とする通信管理レポートを出力するこ
とを特徴とする。
てファクシミリ情報の送受信を行うファクシミリ装置に
おいて、通信網に収容された電子メールサーバを経由し
て電子メールの送受信を行う電子メール手段と、前記電
子メール手段により送信された電子メールに対して前記
電子メールサーバから返された送達通知を受信すると、
前記受信した送達通知の内容を解析する解析手段と、前
記解析手段の解析により前記受信した送達通知が前記送
信された電子メールの送信エラー通知であることが検出
されると、該送信された電子メールの送信エラーを表す
エラー通知情報を出力するエラー通知情報出力手段とを
備えることを特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記エラー通知情報出力手段
は、警告音を前記エラー通知情報として発する手段から
なることを特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記エラー通知情報出力手段
は、前記エラー通知情報を印字して出力する手段からな
ることを特徴とする。
ァクシミリ装置において、前記エラー通知情報出力手段
は、前記エラー通知情報を表示する手段からなることを
特徴とする。
容されたプロバイダを介してファクシミリ送信を行うフ
ァクシミリ装置において、前記プロバイダを介してファ
クシミリ送信を行うための複数の通信機能をそれぞれ選
択的に実行可能な通信手段と、前記通信機能のそれぞれ
により前記プロバイダを介したファクシミリ送信を実行
した際に、該ファクシミリ送信の通信管理情報を作成す
る通信管理情報作成手段とを備え、前記通信管理情報作
成手段は、前記各通信機能の内の特定の通信機能による
ファクシミリ送信に対しては、該ファクシミリ送信の通
信結果の確認が必要である旨を記述した通信管理情報を
作成することを特徴とする。
のファクシミリ装置において、前記通信管理情報作成手
段により作成された前記通信機能のそれぞれによるファ
クシミリ送信の通信管理情報を格納する記憶手段と、前
記記憶手段に格納された通信管理情報の一欄を通信管理
管理レポートして出力する出力手段を備えることを特徴
とする。
のファクシミリ装置において、前記各通信機能は、IT
U−T勧告のT.30、T.37、T.38のそれぞれ
に従う通信機能であり、前記特定の通信機能は、ITU
−T勧告のT.37に従う通信機能であることを特徴と
する。
れた電子メールサーバを経由して電子メールの送受信を
行うことがファクシミリ装置に用いられる通信結果管理
方法において、電子メールが送信される毎にその送信さ
れた電子メールの通信管理情報を作成して記憶手段に格
納する工程と、前記電子メールサーバからの前記送信さ
れた電子メールに対する送達通知を受信すると、前記受
信した送達通知に応じて該送達通知を受けた電子メール
の通信管理情報の内容を更新する工程と、前記記憶手段
に格納された通信管理情報を示す通信管理レポートを出
力する工程とを有することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記通信管理情報は、前
記送信された電子メールの送信結果を含み、前記受信し
た送達通知に応じて該送達通知を受けた電子メールの通
信管理情報の送信結果を更新することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記電子メールサーバか
らの前記送信された電子メールに対する送達通知は、前
記送信された電子メールの送信結果として、不達通知、
遅送、送信正常終了、中継のいずれかを表す通知である
ことを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記電子メールの送信か
ら一定期間経過後に前記電子メールサーバからの前記送
信された電子メールに対する送達通知を受信したか否か
を判定する工程を有し、前記電子メールサーバからの前
記送信された電子メールに対する送達通知を受信したと
判定されると、前記受信した送達通知に応じて該送達通
知を受けた電子メールの通信管理情報の送信結果を更新
し、前記送信された電子メールの通信管理レポートとし
て前記送信結果が更新された通信管理レポートを出力す
ることを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記電子メールサーバか
らの前記送信された電子メールに対する送達通知を受信
していないと判定されると、前記送信された電子メール
の送信結果を正常終了とする通信管理レポートを出力す
ることを特徴とする。
れた電子メールサーバを経由して電子メールの送受信を
行うファクシミリ装置に用いられる通信結果管理方法に
おいて、前記電子メールサーバを経由して前記電子メー
ルが送信された後に該送信された電子メールに対して前
記電子メールサーバから返された送達通知を受信する
と、前記受信した送達通知の内容を解析する工程と、前
記解析により前記受信した送達通知が前記送信された電
子メールの送信エラー通知であることが検出されると、
該送信された電子メールの送信エラーを表すエラー通知
情報を出力する工程とを有することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記エラー通知情報を警
告音により出力することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記エラー通知情報を印
字して出力することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記エラー通知情報を表
示手段に表示することを特徴とする。
容されたプロバイダを介してファクシミリ送信を行うた
めの複数の通信機能を有するファクシミリ装置に用いら
れる通信結果管理方法において、前記通信機能のそれぞ
れにより前記プロバイダを介したファクシミリ送信を実
行した際に、該ファクシミリ送信の通信管理情報を作成
する工程と、前記各通信機能の内の特定の通信機能によ
るファクシミリ送信の通信管理情報に該ファクシミリ送
信の通信結果の確認が必要である旨を示す情報を付加す
る工程とを有することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記作成された前記通信
機能のそれぞれによるファクシミリ送信の通信管理情報
を記憶手段に格納する工程と、前記記憶手段に格納され
た通信管理情報の一欄を通信管理管理レポートして出力
する工程とを有することを特徴とする。
の通信結果管理方法において、前記各通信機能は、IT
U−T勧告のT.30、T.37、T.38のそれぞれ
に従う通信機能であり、前記特定の通信機能は、ITU
−T勧告のT.37に従う通信機能であることを特徴と
する。
て図を参照しながら説明する。
第1形態に係るファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
公衆回線網(PSTN)109に対する接続制御などを
行う網制御装置(以下、NCUという)108と、公衆
回線網109を介してファクシミリ送受信する情報の変
復調を行うモデム107と、送信する原稿画像を読み取
るための読取部103と、受信した情報および通信管理
レポートを出力する記録部104と、メールサーバ11
2を収容するローカルエリアネットワーク(以下、LA
Nという)111に接続するためのLANI/F(イン
ターフェィス)110と、CPU101とを備える。
ている制御プログラムに従い装置全体の制御とともに、
各種制御を行う。ROM105には、FAX送信・受信制
御プログラム151、E-mail送信・受信制御プログラム
152、レポート生成制御プログラム153、記録・読
取制御プログラム154などが含まれ、CPU101
は、これら制御プログラムに従い、FAX送信・受信、E-m
ail送信・受信、レポート生成、記録・読取、ユーザI
/Fなどの制御を行う。CPU101の作業領域として
は、RAM106が用いられる。また、RAM106に
は、通信管理情報テーブル、画像データなどの各種情報
が格納される。
作部102を介して行われる。この操作部102は、各
種設定情報などを表示するためのLCD(液晶表示パネ
ル)121と、動作状態などを表すためのLED122
と、機能設定キー、ワンタッチキー、短縮ダイヤルキ
ー、テンキー、スタートーキー、ストップキーなどを含
むキー群123と、操作音、警告音などを発するための
スピーカ124とを有し、各キーの操作が行われると、
対応する情報がCPU102に入力される。
てファクシミリ情報の送受信およびLAN111に収容
されたメールサーバ112を経由して電子メールの送受
信を行うとともに、ファクシミリ情報の送受信時および
電子メールの送受信時にその通信管理情報を作成する。
作成された通信管理情報は、RAM106の通信管理情
報テーブル上に格納される。この通信管理情報は、記録
部104により通信管理レポートとして出力することが
可能である。
ついて説明すると、まず操作部102により宛先(アド
レス)が入力され、読取部103により送信原稿の画像
が読み取られる。この読み取られた画像は、電子メール
に添付されて入力された宛先に送信される。この電子メ
ールの形式、添付画像の圧縮方法などは、ITU-T T.37
(インターネットを介したファクシミリ送信の勧告)に
従うものである。画像が添付された電子メールは、LA
NI/F110によりLAN111を介してメールサー
バ112に送られる。
2は、この電子メールをその宛先にインターネットを介
して送出する。ここで、例えば中継先において送信エラ
ーが発生した場合には、メールサーバ112は、RFC(Re
quest For Comments)1894に記述されているDSN(送達通
知)の電子メールをファクシミリ装置に返すように構成
されている。このDSNは、"Action:"ヘッダにより、"fai
led"(不達通知)/"delayed"(遅送)/"delivered"(送
信OK)/"relayed"(中継)/"expanded"(拡張)を通知
する。
ルの送信から一定期間経過後に、送信電子メールに対す
るDSN(送達通知)をメールサーバ112から受信した
か否か判定し、このDSNを受信すると、このDSNに応じて
このDSNを受けた電子メールの通信管理情報の内容を更
新する。また、電子メールの送信から一定期間経過後
に、送信電子メールに対するDSN(送達通知)をメール
サーバ112から受信していないと判定されると、送信
された電子メールの送信結果を正常終了とするように通
信管理情報が更新される。この管理通信情報の更新処理
の詳細については、後述する。
管理情報テーブルの構成について図2を参照しながら説
明する。図2は図1のファクシミリ装置のRAM106
に格納されている通信管理情報テーブルの構成を示す図
である。
報テーブル201には、図2に示すように、ファクシミ
リ情報の送受信、電子メールの送受信時に作成される通
信管理情報が格納される。この通信管理情報は、通信管
理番号202、ユーザID203、通信モード204、
通信時間205、通信開始時間206、ページ数20
7、相手先電話番号/メールアドレス208、メッセー
ジID209、およびエラーコード(通信結果)210
を含む。
番号として1〜4999が割り当てられ、受信時の番号
として5000〜5999が割り当てられている。ユー
ザID203は、ファクシミリ送信時のユーザ略称、発
信人名称、または電子メール送信時の"From:"フィール
ド欄に記述される情報である。通信モード204は、G
3、ECMなどのファクシミリ送信または受信モード、
また電子メールの送信または受信モードを示す。通信時
間205は通信に要した時間を示し、通信開始時間20
6は通信を開始した時間を示す。ページ数207は、送
信または受信原稿の枚数を示し、画像が添付されていな
い電子メールを受信した場合、ページ情報がないものと
見なされてページ数207の欄は無記述となる。相手先
電話番号/メールアドレス208は、相手先の電話番号
または相手先のメールアドレスを示す。メッセージID
209は、電子メールの送信または受信時のメールヘッ
ダに付加される"Message ID:"に記述されるIDを示す。
エラーコード(通信結果)210は、ファクシミリ送信
または受信の通信結果、また電子メールの送信また受信
の通信結果を示す。
照しながら説明する。図3は図1のファクシミリ装置に
おける電子メールの送信手順を示すフローチャートであ
る。
ように、まずステップS301において、通信管理情報
を格納するための1つの領域をRAM106上に確保す
る。ここで、RAM106の通信情報管理テーブル上の
空領域、または空領域がなければ、通信情報管理テーブ
ルの最も古い通信管理情報に対応する領域が確保され
る。また、この確保した領域に対して、送信する電子メ
ールの通信管理番号、メッセージID、通信モードとし
てインターネットファクシミリ送信(I-FAX送信)、通
信開始時間、ページ数、相手先メールアドレス、エラー
コード(通信結果;未定)が設定される。
サーバ112に対して、読み取られた画像が添付された
電子メール(I-FAX)の送信を実行する。続くステップ
S303では、メールサーバ112への送信が成功した
か否かを判定する。メールサーバ112への送信が成功
しなかったときには、ステップS304に進み、メール
サーバ112への送信が成功しなかった原因が送信エラ
ー発生によるものであるか否かを判定する。ここで、こ
の原因が送信エラー発生によるものでないときには、サ
ーバビジーなどによりメールサーバ112への接続がで
きないと判断して上記ステップS302に戻り、再度、
電子メールの送信を行う。これに対し、メールサーバ1
12への送信が成功しなかった原因が送信エラー発生に
よるものであるときには、ステップS305に進み、送
信NGとして通信管理情報に対応するエラーコードを設
定するとともに、この送信結果を表す送信結果レポート
を出力し、本処理を終了する。
バ112への送信が成功したと判定されると、ステップ
S306に進み、メールサーバ112に対する受信動作
を一定時間経過後に開始するために、一定時間(例えば
30分間)ウェイトする。このウェイト期間中には、通
信管理情報に通信時間が設定される。また、このウェイ
ト期間中に通信管理レポートが出力された場合、通信結
果の欄に"--"と記述することにより、まだ送信結果が確
定していないことを示す。
サーバ112に対する受信処理を実行し、続くステップ
S308で、メールサーバ112からのメールの受信に
成功したか否かを判定し、メールサーバ112からのメ
ールの受信に成功しなかったときには、送信した電子メ
ールが指定した宛先に正常に送信されたと判断してステ
ップS309に進み、送信OKとして通信管理情報を更
新するとともに、この送信結果を表す送信結果レポート
を出力し、本処理を終了する。
ールの受信に成功すると、ステップS310に進み、受
信したメール中にDSNのメールが含まれているか否かを
判定する。この判定は、受信したメール中のフィールド
に以下の記述があるか否かにより行われる。
-type=delivery-status; なお、DSNの詳細は、RFC1894を参照のこと。
ないときには、送信した電子メールが指定した宛先に正
常に送信されたと判断してステップS309に進み、送
信OKとして通信管理情報を更新し、本処理を終了す
る。受信したメール中にDSNのメールが含まれていると
きには、ステップS311に進み、DSN解析処理を実行
し、本処理を終了する。
理について図4を参照しながら説明する。図4は図3の
ステップS311のDSN解析処理の手順を示すフローチ
ャートである。
ずステップS401において、受信したDSNの元メール
の"Message-ID:"フィールドに記述されているメッセー
ジID(DSN)を取得し、続くステップS402で、通信
情報管理テーブル検索用のインデックスiを1に設定す
る。そして、ステップS403に進み、通信管理情報テ
ーブルを参照して通信管理情報iのメッセージID
(i)を取得する。
たメッセージID(i)とメッセージID(DSN)を比
較し、両者が一致するか否かを判定する。メッセージI
D(i)とメッセージID(DSN)とが一致しないとき
には、ステップS405に進み、インデックスiを1イ
ンクリメントし、続くステップS406で、インデック
スiが通信管理情報テーブルの最大値(通信管理情報の
通信管理番号)以下であるか否かを判定する。インデッ
クスiが通信管理情報テーブルの最大値以下であるとき
には、上記ステップS404に戻り、インデックスiが
通信管理情報テーブルの最大値を超えているときには、
ステップS407に進み、DSNメッセージと一致する通
信管理情報がないので、受信したDSNの内容を記述したD
SNエラーレポートを出力し、本処理を抜ける。
ID(i)とメッセージID(DSN)とが一致したと判
定されると、ステップS408に進み、DSN中の"Actio
n:"フィールドからそれに記述された情報を取得し、続
くステップS409で、取得した情報に基づき対応する
通信管理情報の通信結果を更新する。ここで、"Actio
n:"には、上述したように、"failed"(不達通知)/"del
ayed"(遅送)/"delivered"(送信OK)/"relayed"(中
継)/"expanded"(拡張)のいずれかが記述されてお
り、"failed"(不達通知)が記述されていた場合には、
対応する通信管理情報の通信結果を送信結果NGとして更
新し、その送信結果を表す送信結果レポートを出力す。
また、"delayed"(遅送)が記述されていた場合には、
対応する通信管理情報の通信結果を送信結果未達とし
て、"delivered"(送信OK)が記述されていた場合に
は、送信結果OKとして、"relayed"(中継)が記述され
ていた場合には、送信結果OK(中継)として、"expande
d"(拡張)が記述されていた場合には、送信結果OK(同
報)としてそれぞれ更新し、それぞれ送信結果を表す送
信結果レポートを出力する。そして、本処理を抜ける。
図5を参照しながら説明する。図5は図1のファクシミ
リ装置の通信管理レポートの出力例を示す図である。
管理情報テーブルに格納されている通信管理情報の一欄
を記述したレポートであり、操作部102の入力操作に
より記録部104から出力することが可能である。この
通信管理レポートは、例えば図5に示すように、開始時
刻、相手先、発信元名称、通信管理番号(No.)、通信
モード、送受信枚数および通信結果を含む。ここで、電
子メールを送信した場合、通信モードの欄には、"送信
I-FAX"が記述される。
の"送信 I-FAX"があり、1件目の電子メール(通信管理
番号0002)に関しては、一定時間経過後にメールサ
ーバ112からメールを受信したが、DSNを受信してい
ないので(通信管理番号5002)、通信結果の欄にOK
と記述されている。2件目の電子メール(通信管理番号
0003)に関しては、一定時間経過後にメールサーバ
112からメールを受信し、またDSN(不達)を受信し
ているので(通信管理番号5003,5004)、通信
結果の欄にNGと記述されている。また、3件目の電子メ
ール(通信管理番号0004)に関しては、送信から一
定時間経過しておらず、メールサーバ112からメール
を受信するか否かが不明であるので、通信結果の欄に"-
-"と記述されている。
テップS309において出力される送信結果レポートの
例について図6および図7を参照しながら説明する。図
6は図3のステップS305において出力される送信結
果レポートの一例を示す図、図7は図3のステップS3
09において出力される送信結果レポートの一例を示す
図である。
時に送信エラー発生して送信がエラー終了した場合(図
3のステップS304)には、送信NGとして通信管理
情報に対応するエラーコードを設定するとともに、この
送信結果を表す送信結果レポートを出力する(ステップ
S305)。この送信結果レポートには、例えば図7に
示すように、送信がエラー終了した旨を示すメッセージ
とともに、通信結果が含まれ、この通信結果の欄には、
送信結果を表すNGと、エラーコードとが記述されてい
る。
を受信しなかったとき、またはメール中に該当するDSN
のメールが含まれていないとき(図3のステップS30
8,S310)には、送信した電子メールが指定した宛
先に正常に送信されたとして、送信OKの送信結果を表
す送信結果レポートを出力する(ステップS309)。
この送信結果レポートには、例えば図6に示すように、
送信が正常終了した旨を示すメッセージとともに、その
通信結果が含まれ、この通信結果の欄には、送信結果を
表すOKが記述されている。
ルの送信から一定期間経過後に、送信電子メールに対す
るDSN(送達通知)をメールサーバ112から受信した
か否か判定し、このDSNを受信すると、このDSNに応じて
このDSNを受けた電子メールの通信管理情報の内容を更
新するので、電子メールサーバを経由して送信された電
子メールが正常に相手先に送信されたか否かを確実に知
ることができ、ひいてはインターネットを介したファク
シミリ送信に対する信頼を向上させることができる。
た送信結果が記述されるから、この記述から、不達、遅
送、送信OK、中継、同報などの送信結果情報を得ること
ができる。
第2形態について図8ないし図10を参照しながら説明
する。図8は本発明の実施の第2形態に係るファクシミ
リ装置におけるDSNのメール受信処理の手順を示すフロ
ーチャート、図9は図8のステップS807において出
力される送信結果レポートの一例を示す図、図10は図
8のステップS809において出力される受信結果レポ
ートの一例を示す図である。本実施の形態は、呪術の実
施の第1形態と同じ構成を有し、その構成のついての説
明は省略する。
対してメールサーバ112から返されたDSN(送達通
知)を受信すると、受信した送達通知の内容を解析し、
この解析により受信したDSN(送達通知)が送信された
電子メールの不達通知であることが検出されると、この
送信された電子メールの不達を表すエラー通知情報を出
力する。ここで、エラー通知情報は、操作部102のス
ピーカ124により警告音を発することによりユーザに
通知されるように構成されている。また、エラー通知情
報は、記録部104により印字して出力することによ
り、また操作部102のLCD121およびLED12
2を用いてユーザに通知されるように構成されている。
画像が添付された電子メールを送信した後にメールサー
バ112からのメール受信処理を開始する。そして、メ
ールサーバ112からのメールを受信すると、図8に示
すように、まずステップS801においてメールサーバ
112から受信したメールがDSNを含むメールであるか
否かを判定する。この判定は、上述の実施の第1形態と
同様に、受信したメール中のフィールドに以下の記述が
あるか否かにより行われる。
-type=delivery-status;メールサーバ112から受信し
たメールがDSNを含むメールでないときには、ステップ
S808に進み、通常のメール受信処理を実行する。こ
の通常のメール受信処理では、受信したメールの印字出
力または転送などを行う。そして、本処理を終了する。
DSNを含むメールであるときには、ステップS802に
進み、"Action:<action>"の記述の有無を判定し、この
記述がないときには、不正なDSNを受信したと判断して
ステップS809に進み、記録部104から通信結果レ
ポートを出力する。ここでは、異常DSN受信を表す受信
結果レポートを出力する。この受信結果レポートの詳細
については後述する。そして、本処理を終了する。
には、ステップS803に進み、この"Action:<action
>"に記述されている文字列を取得してRAM106のac
tion文字列バッファに格納する。そして、ステップS8
04に進み、取得したaction文字列が"failed"であるか
否かを判定し、取得したaction文字列が"failed"である
ときには、この"failed"が不達を示すので、ステップS
805に進む。
ールが指定された宛先に到達していないことをユーザに
通知するために、警告音をスピーカ124から発生さ
せ、続くステップS806で、このDSNにより不達通知
を受けた電子メールを特定するための情報例えば相手先
メールアドレスなどを操作部102のLCD121に表
示するとともに、エラー状態であることを表すようにL
ED122を点灯する。そして、ステップS807に進
み、記録部104から、このDSNにより不達通知を受け
た電子メールに対する通信結果レポートを出力する。こ
こでは、このDSNにより不達通知を受けた旨、その電子
メールに関する情報を記述した送信結果レポートを出力
する。この送信結果レポートの詳細については後述す
る。そして、本処理を終了する。
tion文字列が"failed"でないと判定されると、取得した
action文字列が"delayed"(遅送)/"delivered"(送信O
K)/"relayed"(中継)/"expanded"(拡張)のいずれか
であるので、ステップS805およびステップS806
をスキップしてステップS807に進み、このDSNを受
けた電子メールに対する通信結果レポートを出力する。
ここでは、このDSNが示す"delayed"(遅送)/"delivere
d"(送信OK)/"relayed"(中継)/"expanded"(拡張)
のいずれかを記述した送信結果レポートを出力する。そ
して、本処理を終了する。
プS804)、この電子メールに対しては、例えば図9
に示す送信結果レポートが出力される(ステップS80
7)。この送信結果レポートには、メールサーバにより
エラーが通知された旨と、そのエラーが通知された電子
メールに関する情報(ここでは、受付番号、相手のアド
レス、相手先略称、開始時刻、通信時間、枚数)と、NG
の通信結果とが記述されている。
した場合(ステップS802)、例えば図10に示す、
異常DSN受信を表す受信結果レポートが出力される(ス
テップS809)。この受信結果レポートには、受信し
たメールが不正なDSNメールであることの旨と、このメ
ールに該当する電子メールに関する情報(ここでは、受
付番号、相手のアドレス、相手先略称、開始時刻、通信
時間、枚数)と、"Action:"ヘッダがないDSNを受信した
ことを示す通信結果とが記述されている。
た電子メールに対してメールサーバ112から返された
DSN(送達通知)を受信すると、受信した送達通知の内
容を解析し、この解析により受信したDSN(送達通知)
が送信された電子メールの不達通知であることが検出さ
れると、この送信された電子メールの不達を表すエラー
通知情報を操作部102のスピーカ124、LCD12
1およびLED122、また記録部104を用いて出力
するので、送信された電子メールが指定された相手先に
到達していないことを確実に知ることができ、ひいては
インターネットを介したファクシミリ送信に対する信頼
を向上させることができる。
を操作部102のスピーカ124、LCD121および
LED122、また記録部104を用いて出力するよう
に構成しているが、これらのいずれか1つ以上を組合せ
てエラー通知情報を出力するようにしてもよい。
第3形態について図11および図12を参照しながら説
明する。図11は本発明の実施の第3形態に係るファク
シミリ装置の構成を示すブロック図、図12は図11の
ファクシミリ装置において出力される通信管理レポート
の一例を示す図である。
に、公衆回線網(PSTN)344に接続されている網
制御装置(以下、NCUという)302を備える。NC
U302は、電話網とのデータ通信などに使用するため
にその回線端末へ接続するなどの電話交換網の接続制
御、データ通信路への切換を行い、公衆回線網344と
電話機304との接続(CMLオフ)、および公衆回線
網344とハイブリット部306との接続(CMLオ
ン)を選択的に切り換える。NCU302と電話機30
4とは信号線302aで接続され、NCU302とハイ
ブリット部306とは信号線302cで接続される。N
CU302の切換動作は後述するCPU322で制御さ
れ、通常状態では、公衆回線網344と電話機304と
の接続が選択されている。
4を介して送信されるファクシミリ送信系からの送信信
号と、公衆回線網344を介して受信されるファクシミ
リ受信系への受信信号とを分離する。
し、読取部314は、原稿情報を読み取り、その読取り
データをバス326に出力する。この読取りデータはR
AM318に一旦格納された後にCPU322により読
み出されて符号化され、該符号化されたデータはバス3
26を介して変復調部308に出力される。
力された符号化データに対し変調処理を施して変調信号
を生成し、またハイブリット部306から信号線306
aを介して取り込まれた受信信号に対し復調処理を施し
て復調データを生成する。この変調処理および復調処理
は、ITU-T勧告V.8,V.21,V.27ter,V.29,V.17,V.34
に基づき行われる。変復調部308による変調、復調処
理の内容はCPU322からバス326を介して与えら
れる信号によって指示され、この指示された変調、復調
処理によって伝送モードが決定される。CPU322か
らバス326を介して変復調部308に与えられる指示
は、送信モード、受信モード、伝送速度などの指示であ
る。
加算部312に信号線308aを介して出力され、加算
部312は、変復調部308からの変調信号と発呼部3
10から信号線310aを介して入力した信号とを加算
してハイブリット部306に信号線312aを介して出
力する。発呼部310は、CPU322からバス326
を介して入力された電話番号情報に応じてDTMFの選
択信号を出力する。ハイブリット部306は加算部31
2からの加算された信号を送信信号としてNCU302
経由で公衆回線網344に送出する。
手装置からNCU302経由で受信した信号がハイブリ
ット部306から信号線306aを介して変復調部30
8に出力される。変復調部308は、上述したように、
信号線306aを介して取り込まれた受信信号に対し復
調処理を施し、復調データを生成する。変復調部308
で生成された復調データは、バス326を介してCPU
322に与えられる。CPU322は、復調データに対
し復号化などの処理を施し、その復号化されたデータを
RAM318にバス326を介して格納し、またはバス
326を介して記録部316に出力する。記録部316
は、バス326を介して取り込んだデータを順次1ライ
ン毎に記録紙に記録する。
ている制御プログラムに従い装置全体の制御を行うとと
もに、伝送制御手順を実行する。このCPU322によ
る制御の作業領域としては、RAM318が用いられ
る。また、RAM318には、後述する通信管理情報テ
ーブルを格納する領域が設けられている。さらに、RA
M318には、メモリ受信する情報を格納する領域が設
けられている。
部320を介して行われる。この操作部320は、機能
設定キー、ワンタッチキー、短縮ダイヤルキー、テンキ
ー、スタートーキー、ストップキー、各種情報登録キー
などを有し、これらのキー操作が行われると、対応する
情報がバス326を介してCPU322に入力される。
また、操作部320には、装置状態、宛先およびその電
話番号情報、警告メッセージなどを表示する表示部(図
示せず)が設けられている。
(A,B,C)328,330,332が収容され、こ
れらプロバイダ(A,B,C)328,330,332
は、インターネット346を介して各プロバイダ(D,
E)334,336およびファクシミリ装置(FAX
B)338に接続可能であるとともに、各プロバイダ
(D,E)334,336を経由してファクシミリ装置
(FAXC,FAXD)340,342に接続可能であ
る。
アルタイムでのインターネットを介してファクシミリ通
信をサポートする。プロバイダBはITU-T T.37のシン
プルモードおよびフルモードでのインターネットを介し
てファクシミリ通信をサポートする。プロバイダCは、
公衆回線網344との間でITU-T T.30に従うファクシミ
リ通信をサポートし、インターネット346との間でIT
U-T T.37のシンプルモードでのファクシミリ通信をサポ
ートする。プロバイダEは、ITU-T T.37のシンプルモ
ードでのインターネットを介してファクシミリ通信をサ
ポートする。ここで、ITU-T T.37のシンプルモードは、
インターネットを介したファクシミリ送信時において相
手機との間で能力確認および送達確認を行うことができ
ない。ITU-T T.37のフルモードおよびITU-T T.38は、イ
ンターネットを介したファクシミリ送信時において相手
機との間で能力確認および送達確認を行うことができ
る。
C,D,Eを経由してファクシミリ送信を行うための複
数の通信機能を有し、通信機能のそれぞれにより各プロ
バイダA,B,C,D,Eを介したファクシミリ送信を
実行した際に、該ファクシミリ送信の通信管理情報を作
成し、RAM318の通信管理テーブル上に格納する。
ここで、ITU-T T.37でのインターネットを介してファ
クシミリ送信を実行した際には、このファクシミリ送信
の通信結果の確認が必要である旨を記述した通信管理情
報を作成する。この通信管理テーブルには、最大40件
分の通信管理情報が格納可能であり、この通信管理テー
ブルに格納された通信管理情報の一欄は、記録部316
により通信管理レポートとして出力することが可能であ
る。
2に示すように、通信番号、送受信の識別情報、相手先
情報、通信結果、確認が必要である通信の各項目を含
む。ここで、例えばインターネットを介した、通信番号
「0002」,「0005」,「0008」のファクシ
ミリ送信は、対応するプロバイダへ送信は正常に終了し
たが、相手先に到達したか否かを判別することができな
い送信であり、これらの送信に対しては、それぞれの通
信結果の欄にOKが記述されるが、実際には相手先に到達
したか否かを判別することができないので、それぞれの
確認が必要である通信の欄に、相手先に情報が到達した
か否かの確認が必要であることを示す「○」印が記述さ
れる。
ては、ITU-T T.37のシンプルモードでのファクシミリ
送信であるときには、相手先に情報が到達したか否かの
確認が必要であることを示す「○」印が記述され、ITU-
T T.37のシンプルモードでのファクシミリ送信である
ときには、相手先に情報が到達したか否かの確認が必要
でないことを示す「−」印が記述される。
37でのインターネットを介してファクシミリ送信を実
行した際には、このファクシミリ送信の通信結果の確認
が必要である旨を記述した通信管理情報を作成するの
で、インターネットを介したファクシミリ送信の内の相
手先に到達したか否かを判別することができないファク
シミリ送信に対しては、相手先に対して情報が到達した
か否かの確認の必要性を容易に知ることができる。
ミリ装置によれば、通信網に収容された電子メールサー
バを経由して電子メールの送受信を行う電子メール手段
と、電子メールの通信管理情報を格納するための記憶手
段と、電子メール手段により電子メールが送信される毎
にその送信された電子メールの通信管理情報を作成して
記憶手段に格納する通信管理情報作成手段と、電子メー
ル手段により電子メールサーバからの送信された電子メ
ールに対する送達通知を受信すると、受信した送達通知
に応じて該送達通知を受けた電子メールの通信管理情報
の内容を更新する更新手段と、記憶手段に格納された通
信管理情報を示す通信管理レポートを出力する通信管理
レポート出力手段とを備えるから、電子メールサーバを
経由して送信された電子メールが正常に相手先に送信さ
れたか否かを確実に知ることができる。
ば、通信網に収容された電子メールサーバを経由して電
子メールの送受信を行う電子メール手段と、電子メール
手段により送信された電子メールに対して電子メールサ
ーバから返された送達通知を受信すると、受信した送達
通知の内容を解析する解析手段と、解析手段の解析によ
り受信した送達通知が送信された電子メールの送信エラ
ー通知であることが検出されると、該送信された電子メ
ールの送信エラーを表すエラー通知情報を出力するエラ
ー通知情報出力手段とを備えるから、電子メールサーバ
を経由して送信された電子メールが正常に相手先に送信
されたか否かを確実に知ることができる。
ば、プロバイダを介してファクシミリ送信を行うための
複数の通信機能をそれぞれ選択的に実行可能な通信手段
と、通信機能のそれぞれにより前記プロバイダを介した
ファクシミリ送信を実行した際に、該ファクシミリ送信
の通信管理情報を作成する通信管理情報作成手段とを備
え、通信管理情報作成手段は、各通信機能の内の特定の
通信機能によるファクシミリ送信に対しては、該ファク
シミリ送信の通信結果の確認が必要である旨を記述した
通信管理情報を作成するから、公衆回線網に収容された
プロバイダを介したファクシミリ送信の内の相手先に到
達したか否かを判別することができないファクシミリ送
信に対して、その情報が相手先に到達したか否かの確認
の必要性を容易に知ることができる。
メールが送信される毎にその送信された電子メールの通
信管理情報を作成して記憶手段に格納する工程と、電子
メールサーバからの送信された電子メールに対する送達
通知を受信すると、受信した送達通知に応じて該送達通
知を受けた電子メールの通信管理情報の内容を更新する
工程と、記憶手段に格納された通信管理情報を示す通信
管理レポートを出力する工程とを有するから、電子メー
ルサーバを経由して送信された電子メールが正常に相手
先に送信されたか否かを確実に知ることができる。
ば、電子メールサーバを経由して電子メールが送信され
た後に該送信された電子メールに対して電子メールサー
バから返された送達通知を受信すると、受信した送達通
知の内容を解析する工程と、解析により受信した送達通
知が前記送信された電子メールの送信エラー通知である
ことが検出されると、該送信された電子メールの送信エ
ラーを表すエラー通知情報を出力する工程とを有するか
ら、電子メールサーバを経由して送信された電子メール
が正常に相手先に送信されたか否かを確実に知ることが
できる。
ば、通信機能のそれぞれによりプロバイダを介したファ
クシミリ送信を実行した際に、該ファクシミリ送信の通
信管理情報を作成する工程と、各通信機能の内の特定の
通信機能によるファクシミリ送信の通信管理情報に該フ
ァクシミリ送信の通信結果の確認が必要である旨を示す
情報を付加する工程とを有するから、公衆回線網に収容
されたプロバイダを介したファクシミリ送信の内の相手
先に到達したか否かを判別することができないファクシ
ミリ送信に対して、その情報が相手先に到達したか否か
の確認の必要性を容易に知ることができる。
置の構成を示すブロック図である。
されている通信管理情報テーブルの構成を示す図であ
る。
送信手順を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
出力例を示す図である。
信結果レポートの一例を示す図である。
信結果レポートの一例を示す図である。
置におけるDSNのメール受信処理の手順を示すフローチ
ャートである。
信結果レポートの一例を示す図である。
受信結果レポートの一例を示す図である。
装置の構成を示すブロック図である。
る通信管理レポートの一例を示す図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 公衆回線網を介してファクシミリ情報の
送受信を行うファクシミリ装置において、通信網に収容
された電子メールサーバを経由して電子メールの送受信
を行う電子メール手段と、前記電子メールの通信管理情
報を格納するための記憶手段と、前記電子メール手段に
より前記電子メールが送信される毎にその送信された電
子メールの通信管理情報を作成して前記記憶手段に格納
する通信管理情報作成手段と、前記電子メール手段によ
り前記電子メールサーバからの前記送信された電子メー
ルに対する送達通知を受信すると、前記受信した送達通
知に応じて該送達通知を受けた電子メールの通信管理情
報の内容を更新する更新手段と、前記記憶手段に格納さ
れた通信管理情報を示す通信管理レポートを出力する通
信管理レポート出力手段とを備えることを特徴とするフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記通信管理情報は、前記送信された電
子メールの送信結果を含み、前記更新手段は、前記受信
した送達通知に応じて該送達通知を受けた電子メールの
通信管理情報の送信結果を更新することを特徴とする請
求項1記載のファクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記電子メールサーバからの前記送信さ
れた電子メールに対する送達通知は、前記送信された電
子メールの送信結果として、不達通知、遅送、送信正常
終了、中継のいずれかを表す通知であることを特徴とす
る請求項2記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記電子メールの送信から一定期間経過
後に前記電子メール手段により前記電子メールサーバか
らの前記送信された電子メールに対する送達通知を受信
したか否かを判定する判定手段を備え、前記更新手段
は、前記判定手段により前記電子メールサーバからの前
記送信された電子メールに対する送達通知を受信したと
判定されると、前記受信した送達通知に応じて該送達通
知を受けた電子メールの通信管理情報の送信結果を更新
し、前記通信管理レポート出力手段は、前記送信された
電子メールの通信管理レポートとして前記送信結果が更
新された通信管理レポートを出力することを特徴とする
請求項2記載のファクシミリ装置。 - 【請求項5】 前記判定手段により前記電子メールサー
バからの前記送信された電子メールに対する送達通知を
受信していないと判定されると、前記通信管理レポート
出力手段は、前記送信された電子メールの送信結果を正
常終了とする通信管理レポートを出力することを特徴と
する請求項3記載のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 公衆回線網を介してファクシミリ情報の
送受信を行うファクシミリ装置において、通信網に収容
された電子メールサーバを経由して電子メールの送受信
を行う電子メール手段と、前記電子メール手段により送
信された電子メールに対して前記電子メールサーバから
返された送達通知を受信すると、前記受信した送達通知
の内容を解析する解析手段と、前記解析手段の解析によ
り前記受信した送達通知が前記送信された電子メールの
送信エラー通知であることが検出されると、該送信され
た電子メールの送信エラーを表すエラー通知情報を出力
するエラー通知情報出力手段とを備えることを特徴とす
るファクシミリ装置。 - 【請求項7】 前記エラー通知情報出力手段は、警告音
を前記エラー通知情報として発する手段からなることを
特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。 - 【請求項8】 前記エラー通知情報出力手段は、前記エ
ラー通知情報を印字して出力する手段からなることを特
徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。 - 【請求項9】 前記エラー通知情報出力手段は、前記エ
ラー通知情報を表示する手段からなることを特徴とする
請求項6記載のファクシミリ装置。 - 【請求項10】 公衆回線網に収容されたプロバイダを
介してファクシミリ送信を行うファクシミリ装置におい
て、前記プロバイダを介してファクシミリ送信を行うた
めの複数の通信機能をそれぞれ選択的に実行可能な通信
手段と、前記通信機能のそれぞれにより前記プロバイダ
を介したファクシミリ送信を実行した際に、該ファクシ
ミリ送信の通信管理情報を作成する通信管理情報作成手
段とを備え、前記通信管理情報作成手段は、前記各通信
機能の内の特定の通信機能によるファクシミリ送信に対
しては、該ファクシミリ送信の通信結果の確認が必要で
ある旨を記述した通信管理情報を作成することを特徴と
するファクシミリ装置。 - 【請求項11】 前記通信管理情報作成手段により作成
された前記通信機能のそれぞれによるファクシミリ送信
の通信管理情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に
格納された通信管理情報の一欄を通信管理管理レポート
して出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項
10記載のファクシミリ装置。 - 【請求項12】 前記各通信機能は、ITU−T勧告の
T.30、T.37、T.38のそれぞれに従う通信機
能であり、前記特定の通信機能は、ITU−T勧告の
T.37に従う通信機能であることを特徴とする請求項
10記載のファクシミリ装置。 - 【請求項13】 通信網に収容された電子メールサーバ
を経由して電子メールの送受信を行うことがファクシミ
リ装置に用いられる通信結果管理方法において、電子メ
ールが送信される毎にその送信された電子メールの通信
管理情報を作成して記憶手段に格納する工程と、前記電
子メールサーバからの前記送信された電子メールに対す
る送達通知を受信すると、前記受信した送達通知に応じ
て該送達通知を受けた電子メールの通信管理情報の内容
を更新する工程と、前記記憶手段に格納された通信管理
情報を示す通信管理レポートを出力する工程とを有する
ことを特徴とする通信結果管理方法。 - 【請求項14】 前記通信管理情報は、前記送信された
電子メールの送信結果を含み、前記受信した送達通知に
応じて該送達通知を受けた電子メールの通信管理情報の
送信結果を更新することを特徴とする請求項13記載の
通信結果管理方法。 - 【請求項15】 前記電子メールサーバからの前記送信
された電子メールに対する送達通知は、前記送信された
電子メールの送信結果として、不達通知、遅送、送信正
常終了、中継のいずれかを表す通知であることを特徴と
する請求項14記載の通信結果管理方法。 - 【請求項16】 前記電子メールの送信から一定期間経
過後に前記電子メールサーバからの前記送信された電子
メールに対する送達通知を受信したか否かを判定する工
程を有し、前記電子メールサーバからの前記送信された
電子メールに対する送達通知を受信したと判定される
と、前記受信した送達通知に応じて該送達通知を受けた
電子メールの通信管理情報の送信結果を更新し、前記送
信された電子メールの通信管理レポートとして前記送信
結果が更新された通信管理レポートを出力することを特
徴とする請求項14記載の通信結果管理方法。 - 【請求項17】 前記電子メールサーバからの前記送信
された電子メールに対する送達通知を受信していないと
判定されると、前記送信された電子メールの送信結果を
正常終了とする通信管理レポートを出力することを特徴
とする請求項15記載の通信結果管理方法。 - 【請求項18】 通信網に収容された電子メールサーバ
を経由して電子メールの送受信を行うファクシミリ装置
に用いられる通信結果管理方法において、前記電子メー
ルサーバを経由して前記電子メールが送信された後に該
送信された電子メールに対して前記電子メールサーバか
ら返された送達通知を受信すると、前記受信した送達通
知の内容を解析する工程と、前記解析により前記受信し
た送達通知が前記送信された電子メールの送信エラー通
知であることが検出されると、該送信された電子メール
の送信エラーを表すエラー通知情報を出力する工程とを
有することを特徴とする通信結果管理方法。 - 【請求項19】 前記エラー通知情報を警告音により出
力することを特徴とする請求項18記載の通信結果管理
方法。 - 【請求項20】 前記エラー通知情報を印字して出力す
ることを特徴とする請求項18記載の通信結果管理方
法。 - 【請求項21】 前記エラー通知情報を表示手段に表示
することを特徴とする請求項18記載の通信結果管理方
法。 - 【請求項22】 公衆回線網に収容されたプロバイダを
介してファクシミリ送信を行うための複数の通信機能を
有するファクシミリ装置に用いられる通信結果管理方法
において、前記通信機能のそれぞれにより前記プロバイ
ダを介したファクシミリ送信を実行した際に、該ファク
シミリ送信の通信管理情報を作成する工程と、前記各通
信機能の内の特定の通信機能によるファクシミリ送信の
通信管理情報に該ファクシミリ送信の通信結果の確認が
必要である旨を示す情報を付加する工程とを有すること
を特徴とする通信結果管理方法。 - 【請求項23】 前記作成された前記通信機能のそれぞ
れによるファクシミリ送信の通信管理情報を記憶手段に
格納する工程と、前記記憶手段に格納された通信管理情
報の一欄を通信管理管理レポートして出力する工程とを
有することを特徴とする請求項22記載の通信結果管理
方法。 - 【請求項24】 前記各通信機能は、ITU−T勧告の
T.30、T.37、T.38のそれぞれに従う通信機
能であり、前記特定の通信機能は、ITU−T勧告の
T.37に従う通信機能であることを特徴とする請求項
22記載の通信結果管理方法。
Priority Applications (7)
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JP2000223706A JP4078020B2 (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | ファクシミリ装置、通信結果管理方法およびプログラム |
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US11/274,144 US7552180B2 (en) | 2000-06-28 | 2005-11-16 | Image communication apparatus, image communication method, and memory medium |
US11/685,599 US9083559B2 (en) | 2000-06-28 | 2007-03-13 | Image communication apparatus, image communication method, and memory medium |
US11/685,581 US8412781B2 (en) | 2000-06-28 | 2007-03-13 | Image communication apparatus, image communication method, and memory medium |
US11/685,588 US8230022B2 (en) | 2000-06-28 | 2007-03-13 | Image communication apparatus, image communication method, and memory medium |
US13/103,980 US8892664B2 (en) | 2000-06-28 | 2011-05-09 | Image communication apparatus, image communication method, and memory medium |
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JP (1) | JP4078020B2 (ja) |
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