JP2015080044A - 情報処理システム、サービス提供システム及び処理結果記録方法 - Google Patents

情報処理システム、サービス提供システム及び処理結果記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メール送信を利用した処理についての正しい処理結果を記録することができる情報処理システム、サービス提供システム及び処理結果記録方法を提供することを課題とする。
【解決手段】電子機器と、電子機器からの依頼に基づきメール送信を利用した処理を行うサービス提供システムとを有する情報処理システムであって、電子機器からの依頼を受け付ける処理受付手段と、依頼を一意に識別できる識別情報を電子メールに付与し、返信先にサービス提供システムのアドレスを設定して電子メールを送信する手段と、電子メールの送信が失敗したときに返信される返信メールの受信を検知し、返信メールに付与されている識別情報に基づき電子機器からの依頼を識別する手段と、依頼を電子機器から受け付けた処理受付手段に依頼の処理結果として失敗を通知する手段とを有し、処理受付手段は依頼の処理結果として失敗を記録することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図4

Description

本発明は情報処理システム、サービス提供システム及び処理結果記録方法に関する。
スキャナからの画像データを電子メールの添付ファイルとして送信する電子メール送信機能を有する画像形成装置は従来から知られている。従来の画像形成装置はメールサーバから配信不能返信メールが帰ってきた場合に、送信者のアドレスに配信不能返信メールを転送していた(例えば特許文献1参照)。
スキャンされた画像データを電子メールの添付ファイルとして送信する電子メール送信機能は、クラウドサービスに代表されるようなWebアプリケーションやサーバ側のアプリケーションの機能(サービス)として提供される場合がある。
例えば画像形成装置においてスキャンされた画像データを電子メールの添付ファイルとして宛先に送信するアプリケーションはメールサーバを利用し、画像データを添付した電子メールの送信を行う。また、アプリケーションは画像データが添付された電子メールの送信結果(成功/エラー)を記録する必要のある場合がある。
しかしながら、宛先の間違いなどにより電子メールが宛先に届かなかった場合、アプリケーションは、送信不能を検知できない場合があった。例えば画像データを添付する電子メールに返信先アドレス(Return−Path)が設定されている場合、宛先の間違いなどにより返信されるエラーメールなどが返信先に転送されてしまい、アプリケーションは電子メールの送信不能を検知できない。したがって、アプリケーションは画像データが添付された電子メールの正しい送信結果を記録できないという問題があった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、メール送信を利用した処理についての正しい処理結果を記録することができる情報処理システム、サービス提供システム及び処理結果記録方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本願請求項1は、電子機器と、前記電子機器からの依頼に基づきメール送信を利用した処理を行うサービス提供システムと、を有する情報処理システムであって、前記電子機器からの依頼を受け付ける処理受付手段と、前記電子機器からの依頼を一意に識別できる識別情報を電子メールに付与し、前記識別情報が付与された電子メールの返信先に前記サービス提供システムのアドレスを設定して前記電子メールを送信するメール送信手段と、前記電子メールの送信が失敗したときに返信される返信メールの受信を検知し、前記返信メールに付与されている前記識別情報に基づき前記電子機器からの依頼を識別する監視手段と、前記依頼を電子機器から受け付けた前記処理受付手段に前記依頼の処理結果として失敗を通知する通知手段と、を有し、前記処理受付手段は、前記依頼の処理結果として失敗を記録することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、メール送信を利用した処理についての正しい処理結果を記録することができる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係るサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。 ジョブログの一例の構成図である。 スキャン設定管理記憶部により管理されるテーブルの一例の構成図である。 企業管理記憶部により管理されるテーブルの一例の構成図である。 ジョブ情報の一例の構成図である。 処理全体の一例を表したシーケンス図である。 スキャン設定処理の一例のシーケンス図である。 プロファイル設定画面の一例のイメージ図である。 グループ設定画面の一例のイメージ図である。 プロジェクト設定画面の一例のイメージ図である。 プロファイル割付画面の一例のイメージ図である。 スキャン実行前までの処理の一例のシーケンス図である。 サービス提供システムへジョブを登録する処理の一例のシーケンス図である。 非同期変換処理部によるファイル形式の変換処理の一例のシーケンス図である。 非同期変換処理部によるメール送信処理の一例のシーケンス図である。 エラーメール検知による処理結果更新処理の一例のシーケンス図である。 ジョブログ確認画面の一例のイメージ図である。 ジョブログ確認画面の他の例のイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、例えばユーザ環境のネットワークN1と、クラウドサービスに代表されるサービス提供システムのネットワークN2と、インターネットなどのネットワークN3とを有する。
ネットワークN1には、1台以上の画像形成装置11、クライアント端末12が接続されている。なお、ネットワークN1とネットワークN3との間には不正なアクセスを検出及び遮断するファイヤウォールなどの機器を設置してもよい。
画像形成装置11は複合機などの画像形成機能を有する装置(電子機器)である。画像形成装置11は、無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。画像形成装置11は、複合機やスキャナなど、原稿からのスキャン(読み取り)を実行する装置である。
クライアント端末12は例えば一般的なOSなどが搭載された情報処理装置によって実現できる。クライアント端末12は無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。クライアント端末12は、タブレットPC、ノートPC、スマートフォンや携帯電話など、ユーザが操作可能な端末である。
また、ネットワークN2には、スキャンアプリサーバ装置21、コールバックサーバ装置22、非同期変換処理サーバ装置23、メールサーバ装置24、企業管理DB(データベース)31、ジョブログ管理DB32、スキャン設定管理DB33、共有ファイルストレージ34が接続されている。なお、ネットワークN2とネットワークN3との間には不正なアクセスを検出及び遮断するアクセス制御装置などの装置を設置してもよい。
スキャンアプリサーバ装置21は画像形成装置11やクライアント端末12とWebAPI経由でやり取りを行う。スキャンアプリサーバ装置21はジョブの内容に従って非同期変換処理サーバ装置23等に処理を依頼する。
コールバックサーバ装置22はメールサーバ装置24を監視し、エラーメールの受信を検知する。コールバックサーバ装置22は受信を検知したエラーメールに紐付くジョブを特定し、ジョブを依頼したスキャンアプリサーバ装置21へ結果通知(コールバック)を行う。なお、エラーメールは電子メールの送信が失敗したときに返信される返信メールの一例である。
非同期変換処理サーバ装置23はスキャンアプリサーバ装置21等から依頼された変換処理やメール送信を非同期で行う。メールサーバ装置24は非同期変換処理サーバ装置23から依頼された電子メールを宛先に送信する処理やエラーメールを受信する処理などを行う。なお、メールサーバ装置24は電子メールの他、Webメールの送受信を行うようにしてもよい。
企業管理DB31は、サービス提供システムを利用する企業やユーザなどの情報を管理する。ジョブログ管理DB32はユーザが実行したジョブのログを管理する。スキャン設定管理DB33は画像形成装置11で行うスキャンやメール送信を行うための設定を管理する。また、共有ファイルストレージ34はサービス提供システム内で使用されるファイル(スキャンされた画像ファイルやOCR後のテキストファイル等)を格納しておくストレージである。
スキャンアプリサーバ装置21、コールバックサーバ装置22、非同期変換処理サーバ装置23及びメールサーバ装置24は、一台以上の情報処理装置によって実現される。スキャンアプリサーバ装置21、コールバックサーバ装置22、非同期変換処理サーバ装置23及びメールサーバ装置24は、一台の情報処理装置に統合して実現してもよいし、複数の情報処理装置に分散して実現してもよい。
同様に、企業管理DB31、ジョブログ管理DB32、スキャン設定管理DB33及び共有ファイルストレージ34も、一台以上の情報処理装置により実現される。企業管理DB31、ジョブログ管理DB32、スキャン設定管理DB33、共有ファイルストレージ34は一台の情報処理装置に統合して実現してもよいし、複数の情報処理装置に分散して実現してもよい。
なお、サービス提供システムに含まれる各種サーバ装置及びDBの一部はネットワークN2以外にあってもよい。また、サービス提供システムに含まれる各種DBはオンラインストレージなど、ベンダーにより提供されるファイル保存用の装置であってもよい。図1のサービス提供システムの構成は一例であって、他の構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
図1のクライアント端末12、スキャンアプリサーバ装置21、コールバックサーバ装置22、非同期変換処理サーバ装置23、メールサーバ装置24は例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。また、企業管理DB31、ジョブログ管理DB32、スキャン設定管理DB33、共有ファイルストレージ34も、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。
図2はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2のコンピュータ100は入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM104、ROM105、CPU106、通信I/F107、及びHDD108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置101及び表示装置102は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置101はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102はディスプレイ等を含み、コンピュータ100による処理結果を表示する。
通信I/F107はコンピュータ100をネットワークN1、N2に接続するためのインタフェースである。これによりコンピュータ100は通信I/F107を介してデータ通信を行うことができる。
HDD108はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには例えばコンピュータ100全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。なお、HDD108は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、コンピュータ100は外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどである。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、コンピュータ100の起動時に実行されるBIOS、OS設定、ネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
図1のクライアント端末12、スキャンアプリサーバ装置21、コールバックサーバ装置22、非同期変換処理サーバ装置23、メールサーバ装置24は例えば図2に示すコンピュータ100のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
図1の画像形成装置11は、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。図3に示した画像形成装置11は、コントローラ201、操作パネル202、外部I/F203、通信I/F204、プリンタ205及びスキャナ206などを備える。
コントローラ201はCPU211、RAM212、ROM213、NVRAM214及びHDD215などを備える。ROM213は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM212はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM214は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD215は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU211は、ROM213やNVRAM214、HDD215などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM212上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置11全体の制御や機能を実現する。
操作パネル202はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F203は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203aなどがある。これにより、画像形成装置11は外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F204は、画像形成装置11をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、画像形成装置11は通信I/F204を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ205は、印刷データを用紙に印刷するための印刷装置である。スキャナ206は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
<ソフトウェア構成>
《サービス提供システム》
第1の実施形態に係るサービス提供システム50は例えば図4に示すようなモジュール及び記憶部を含む処理ブロックにより実現される。図4は第1の実施形態に係るサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。
サービス提供システム50はプログラムを実行することにより、スキャンサーバアプリ51、非同期変換処理部56、メール送受信部57、コールバック処理部58、WebAPI(Application Programming Interface)59a及び59bを実現している。
また、サービス提供システム50はプログラムを実行することにより、ジョブログ管理記憶部52、スキャン設定管理記憶部53、企業管理記憶部54、共有ファイル記憶部55を実現している。
非同期変換処理部56にはデータ変換要求管理部61、メッセージキュー62、1つ以上の変換部63、メール送信部64、ジョブ情報管理記憶部65が含まれている。コールバック処理部58にはメール送受信部監視部66が含まれている。
スキャンサーバアプリ51は画像形成装置11の組み込みアプリ71とWebAPI59b経由でやり取りを行い、各モジュールを繋ぐことを責務に持つ。画像形成装置11の組み込みアプリ71はスキャンサーバアプリ51と通信し、スキャン設定の取得やジョブ登録を行う。スキャンサーバアプリ51はジョブの内容に従って例えば非同期変換処理部56に処理を依頼する。
ジョブログ管理記憶部52は、ユーザが実行したジョブのログを管理している記憶部である。ジョブログ管理記憶部52は管理者やユーザがジョブの実行(処理)結果履歴を参照するときなどに利用される。
スキャン設定管理記憶部53は、画像形成装置11でのスキャンやメール送信を行うための設定を管理する記憶部である。企業管理記憶部54は、サービス提供システム50を利用している企業やユーザの情報を管理する記憶部であり、各モジュールからの問い合わせに応じて情報を提供する。共有ファイル記憶部55は、サービス提供システム50で使用されるファイル等を記憶しておく記憶部である。
非同期変換処理部56はスキャンサーバアプリ51等から依頼された処理を非同期で行う処理部である。非同期変換処理部56のデータ変換要求管理部61はスキャンサーバアプリ51等から依頼された変換処理やメール送信などのジョブの内容に従って、処理の依頼をメッセージキューに送信する。メッセージキュー62はデータ変換要求管理部61から受信した処理の依頼を蓄積する。
変換部63、メール送信部64はメッセージキュー62に蓄積される処理の依頼を監視しており、対象の処理の依頼が蓄積されていれば、対象の処理を行う。変換部63は変換処理を行う手段である。例えば変換部63は、tiffファイルに対してOCR処理を実行し、テキスト付きPDFファイルを生成する等の処理を行う。
メール送信部64はメール送信を行う手段である。メール送信部64はメール送受信部57に対してメールを送信する。ジョブ情報管理記憶部65は、非同期変換処理部56がスキャンサーバアプリ51などから依頼されたジョブのジョブ情報を管理している記憶部である。
メール送受信部57はメール送信部64等から依頼された電子メールを宛先に送信する処理やエラーメールを受信する処理などを行う。コールバック処理部58のメール送受信部監視部66はメール送受信部57を監視し、メール送受信部57によるエラーメールの受信を検知する。コールバック処理部58はメール送受信部監視部66が受信を検知したエラーメールに紐付くジョブを特定し、そのジョブを依頼したスキャンサーバアプリ51等へ結果通知(コールバック)を行う。
WebAPI59a、59bは、要求を受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。画像形成装置11及びクライアント端末12等はWebAPI59bによって公開されている範囲においてスキャンサーバアプリ51の機能を利用可能である。また、スキャンサーバアプリ51はWebAPI59aによって公開されている範囲において非同期変換処理部56等の機能を利用可能である。なお、図4に示したサービス提供システム50の処理ブロックの分類形態は一例である。サービス提供システム50は図4に示されるように分類されていることが必須ではない。第1の実施形態に係るサービス提供システム50の処理を実施できるのであれば図4に示される分類は特定のものに限定されない。
<データ構成>
図5はジョブログの一例の構成図である。ジョブログはデータ項目としてジョブログID、作成日時、変換ジョブID、企業ID、機器ID、実行ユーザ、プロジェクトID、画像ID、送信先、送信元アドレス、返信先アドレス、送信先(宛先)アドレス、ファイル形式、エラー通知先、状態などを有する。
ジョブログIDはジョブログを特定する情報である。作成日時はジョブログが作成された日時である。変換ジョブIDは非同期変換処理部56のジョブ情報管理記憶部65により管理されているジョブ情報を特定する情報である。企業IDは企業、部署などの組織やグループを特定する情報である。なお、企業IDは企業という言語に限定されるものではない。機器IDはジョブ登録を行った画像形成装置11等を特定する情報である。
実行ユーザは画像形成装置11等を操作してジョブ登録を行ったユーザを特定する情報である。プロジェクトIDは後述のプロジェクトを特定する情報である。画像IDは処理の対象である画像ファイル等のファイルを特定する情報である。送信先はファイルを送信する手段としてメール又はSMB(Server Message Block)を表している。
送信元アドレスは送信する電子メールに設定される送信元アドレスである。返信先アドレスは送信する電子メールに設定される返信先アドレスである。また、送信先アドレスは電子メールに設定される宛先アドレスである。ファイル形式は電子メールの添付ファイルのファイル形式である。エラー通知先は電子メールの送信不能をユーザに通知する通知先のアドレスである。状態は、ジョブの処理結果(処理中/成功/エラー(失敗)など)である。
図6はスキャン設定管理記憶部により管理されるテーブルの一例の構成図である。図6にはプロファイルテーブル、グループテーブル、プロジェクトテーブル、機器設定テーブルが含まれる。
プロジェクトテーブルはユーザが画像形成装置11から実行可能なジョブの内容をプロジェクトとして設定するものである。プロジェクトはスキャンを実行し、スキャンした画像データを実行ユーザや他のユーザのメールアドレス宛に送信するジョブ、スキャンを実行し、ローカルサーバに送信するジョブ等である。
図6のプロジェクトテーブルはデータ項目として例えばプロジェクトID、名前、所属グループ、送信先、送信先アドレス、ファイル形式、エラー通知先等を有する。なお、送信先、送信先アドレス、ファイル形式、エラー通知先は図5のジョブログと同様であるため説明を省略する。
プロジェクトIDはプロジェクトを特定する情報である。名前はユーザがプロジェクトを特定するための情報の一例である。所属グループはプロジェクトが所属するグループのグループIDである。グループは1つ以上のプロジェクトを所属させることができる。
グループテーブルはグループを設定するものである。図6のグループテーブルはデータ項目として例えばグループID、名前、所属プロファイル、順序等を有する。
グループIDはグループを特定する情報である。名前はユーザがグループを特定するための情報の一例である。所属プロファイルはグループが所属するプロファイルのプロファイルIDである。順序はプロファイルにおいてグループが表示される順番を表しているものである。プロファイルは1つ以上のグループを所属させることができる。
プロファイルテーブルはプロファイルを設定するものである。プロファイルテーブルはデータ項目として例えばプロファイルID、名前、企業ID等を有する。プロファイルIDはプロファイルを特定する情報である。名前はユーザがプロファイルを特定するための情報の一例である。なお、企業IDは図5のジョブログと同様である。画像形成装置11などの機器は1つのプロファイルと紐付けることができる。
機器設定テーブルはプロファイルと機器とを紐付けるものである。機器設定テーブルはデータ項目としてプロファイルID、機器ID等を有する。機器設定テーブルにより画像形成装置11などの機器は1つのプロファイルと紐付けられる。
図7は企業管理記憶部により管理されるテーブルの一例の構成図である。図7には企業テーブル、ユーザテーブル、機器テーブルが含まれる。
企業テーブルはデータ項目として企業ID、企業名等を有する。企業名はユーザが企業等を特定するための情報の一例である。企業テーブルにより、企業IDは企業名と紐付けられる。
ユーザテーブルはデータ項目としてユーザID、企業ID、名前、メールアドレス、認証トークン等を有する。ユーザID及び名前はユーザを特定する情報である。メールアドレスはユーザのメールアドレスである。認証トークンはログインに成功したユーザに提供する認証トークンである。ユーザテーブルにより、ユーザは企業と紐付けられる。
機器テーブルはデータ項目として機器ID、企業ID、機体番号等を有する。機体番号は画像形成装置11等の機器から取得可能である一意な情報の一例である。機器テーブルにより画像形成装置11等の機器は企業と紐付けられる。
図8はジョブ情報の一例の構成図である。ジョブ情報はデータ項目として変換ジョブID、作成日時、企業ID、実行ユーザ、ファイルURI、送信先、送信元アドレス、送信先アドレス、返信先アドレス、Message−ID、ファイル形式、状態などを有している。
作成日時はジョブ情報が作成された日時である。ファイルURIは処理の対象である画像ファイル等のファイルが記憶されている場所を示す情報の一例である。また、Message−IDはエラーメールとジョブ情報とを後述のように紐付けるための情報の一例である。なお、その他のデータ項目は図5のジョブログと同様であるため説明を省略する。
<処理の詳細>
《全体シーケンス》
図9は処理全体の一例を表したシーケンス図である。ステップS1において、管理者はサービス提供システム50に対して、各スキャン実行ユーザが画像形成装置11から実行するスキャンの設定を事前に行う。管理者により設定されたスキャン設定はスキャン設定管理記憶部53により管理される。ステップS2において、画像形成装置11は電源投入直後など任意のタイミングで、サービス提供システム50のスキャン設定管理記憶部53が管理するスキャン設定と同期させる。
ステップS3において、スキャン実行ユーザはサービス提供システム50と同期されたスキャン設定を用いて、画像形成装置11でスキャンを実行する。また、ステップS4において画像形成装置11はスキャンした画像データ(スキャン画像)と共に、スキャン実行ユーザにより用いられたスキャン設定をサービス提供システム50に送信し、処理を依頼する。
ステップS5において、サービス提供システム50はスキャン設定をもとにファイル変換などの処理を実行する。ステップS6において、サービス提供システム50は一意な識別子であるUUID(Universally Unique IDentifier)を採番し、ステップS4で依頼された処理と紐付けておく。UUIDは依頼された処理を一意に識別できる識別情報の一例である。
ステップS7において、サービス提供システム50はスキャン設定をもとに、宛先に指定されたメールアドレスに電子メールを送信する。ステップS7において送信される電子メールにはステップS5の処理により生成されたファイルが添付されると共に、ステップS6において採番されたUUIDが付与される。送信完了後、サービス提供システム50はステップS8において、図5のジョブログや図8のジョブ情報の状態に示されるジョブの処理結果を成功とする。
宛先の間違いなどにより電子メールが宛先に届かなかった場合、サービス提供システム50にはエラーメールが返却される。ここではエラーメールが返却された場合の処理について説明する。ステップS9において、サービス提供システム50にはエラーメールが返却される。返却されたエラーメールには、ステップS7で電子メールに付与したUUIDが付与されている。
ステップS10において、サービス提供システム50は返却されたエラーメールに付与されているUUIDからステップS4で依頼された処理を特定する。ステップS11において、サービス提供システム50はUUIDから特定した処理に対応する図5のジョブログや図8のジョブ情報の状態に示されるジョブの処理結果をエラーとする。
ステップS12において、サービス提供システム50は特定された図5のジョブログのエラー通知先を参照し、エラー通知先が設定されていれば、実行ユーザへエラー内容が記載されたエラーメールを送信する。
このように、図9のシーケンス図で示した処理では、サービス提供システム50が送信するエラーメールにユニークなIDであるUUIDを付与すると共に、サービス提供システム50においてジョブとUUIDとを紐付けておく。エラーメールが返却された場合はエラーメールに付与されているUUIDからジョブを特定し、そのジョブの処理結果としてエラーを記録できる。
したがって、本実施形態のサービス提供システム50ではメール送信を利用するジョブについての正しい処理結果を記録でき、実行ユーザや管理者に正しい処理結果を認識させることができる。また、本実施形態のサービス提供システム50ではメール送信を利用するジョブについての正しい処理結果を記録できるので、実行ユーザや管理者に電子メールを利用したエラー通知を行うこともできる。
《スキャン設定》
ステップS1に示したスキャンの設定処理は例えば図10に示すように行われる。図10はスキャン設定処理の一例のシーケンス図である。図10のスキャン設定処理は管理者がブラウザを操作して実施する例を示している。
図10のスキャン設定処理を行うことにより、図6のスキャン設定管理記憶部53のプロファイルテーブル、グループテーブル、プロジェクトテーブル、機器設定テーブルに値が格納される。
ステップS21において、管理者は図11に示すプロファイル設定画面からプロファイルの作成を要求する。図11はプロファイル設定画面の一例のイメージ図である。管理者はプロファイル設定画面からプロファイルの名前、ユーザ認証をする/しない、を設定してプロファイルの作成をスキャンサーバアプリ51に要求できる。なお、プロファイル設定画面から設定するユーザ認証は、そのプロファイルを画像形成装置11等で利用するときのユーザ認証である。
ステップS22において、スキャンサーバアプリ51は管理者から作成を要求されたプロファイルの内容のプロファイルテーブルへの保存を、スキャン設定管理記憶部53に要求する。スキャン設定管理記憶部53はプロファイルIDを採番し、そのプロファイルIDと紐付けてプロファイルの内容をプロファイルテーブルに保存する。スキャン設定管理記憶部53は採番したプロファイルIDをスキャンサーバアプリ51に返し、ユーザにプロファイルIDを通知する。
ステップS23において、管理者は通知されたプロファイルIDのプロファイルに所属するグループの作成を、図12に示すグループ設定画面から要求する。図12はグループ設定画面の一例のイメージ図である。管理者は、グループ設定画面からグループの名前を設定して、プロファイルに所属するグループの作成をスキャンサーバアプリ51に要求できる。
また、ステップS24において、スキャンサーバアプリ51は管理者から作成を要求されたグループの内容のグループテーブルへの保存を、スキャン設定管理記憶部53に要求する。スキャン設定管理記憶部53はグループIDを採番し、そのグループIDと紐付けてグループの内容(所属プロファイルを含む)をグループテーブルに保存する。スキャン設定管理記憶部53は採番したグループIDをスキャンサーバアプリ51に返し、ユーザにグループIDを通知する。
ステップS25において、管理者は通知されたグループIDのグループに所属するプロジェクトの作成を、図13に示すようなプロジェクト設定画面から要求する。図13はプロジェクト設定画面の一例のイメージ図である。管理者は、プロジェクト設定画面からプロジェクトの名前、所属グループ、配信先、送信元アドレス、宛先アドレス、エラー通知先、ファイル形式を設定して、プロジェクトの作成をスキャンサーバアプリ51に要求できる。
ステップS26において、スキャンサーバアプリ51は管理者から作成を要求されたプロジェクトの内容のプロジェクトテーブルへの保存を、スキャン設定管理記憶部53に要求する。スキャン設定管理記憶部53はプロジェクトIDを採番し、そのプロジェクトIDと紐付けてプロジェクトの内容をプロジェクトテーブルに保存する。スキャン設定管理記憶部53は採番したプロジェクトIDをスキャンサーバアプリ51に返し、ユーザにプロジェクトIDを通知する。
ステップS27において、管理者は画像形成装置11などの機器にプロファイルを割り付けるためのプロファイル割付画面の表示に必要な、企業IDに紐付く機器一覧の取得を要求する。ステップS28において、スキャンサーバアプリ51は要求された企業IDに紐付く機器一覧を企業管理記憶部54の機器テーブルから取得する。スキャンサーバアプリ51は取得した機器一覧を含む図14に示すようなプロファイル割付画面を表示することで、管理者からプロファイルIDと機器IDとの紐付けを受け付ける。
図14はプロファイル割付画面の一例のイメージ図である。管理者はプロファイル割付画面を利用して画像形成装置11などの機器とプロファイルとを紐付けられる。ステップS29において、管理者はファイル割付画面から機器IDとプロファイルIDとの紐付けをスキャンサーバアプリ51に要求する。
ステップS30において、スキャンサーバアプリ51は管理者から紐付けを要求された機器IDとプロファイルIDとの機器設定テーブルへの保存を、スキャン設定管理記憶部53に要求する。スキャン設定管理記憶部53は、管理者から保存を要求された機器IDとプロファイルIDとを紐付けて、スキャン設定管理記憶部53の機器設定テーブルに保存する。
このように、本実施形態のサービス提供システム50はスキャン設定処理により図6のスキャン設定管理記憶部53のプロファイルテーブル、グループテーブル、プロジェクトテーブル、機器設定テーブルに値を格納できる。
《スキャン実行前まで》
画像形成装置11においてスキャンを実行する前に例えば図15に示すような処理が行われる。図15はスキャン実行前までの処理の一例のシーケンス図である。ステップS41において画像形成装置11の組み込みアプリ71は機器IDを指定してスキャン設定の取得をサービス提供システム50のスキャンサーバアプリ51に要求する。
ステップS42においてスキャンサーバアプリ51はスキャン設定管理記憶部53から機器IDに紐付くスキャン設定を取得し、画像形成装置11の組み込みアプリ71に提供する。このように、画像形成装置11はポーリングなどでサービス提供システム50からスキャン設定を取り込むことで、サービス提供システム50に保存されているスキャン設定と同期させている。
その後、実行ユーザの一例であるスキャン実行ユーザは任意のタイミングで画像形成装置11を利用する。ステップS43において、スキャン実行ユーザは企業ID、ユーザID、パスワードなどの認証情報によるログインを組み込みアプリ71に要求する。組み込みアプリ71はステップS44においてサービス提供システム50のスキャンサーバアプリ51にログインを要求する。
ステップS45において、スキャンサーバアプリ51はログインに利用された認証情報の照合を企業管理記憶部54に要求する。企業管理記憶部54はログインに利用された認証情報と一致するユーザの情報が保存されていれば、そのユーザの情報と紐付けられている認証トークンをスキャンサーバアプリ51に送信する。スキャンサーバアプリ51は受信した認証トークンを画像形成装置11の組み込みアプリ71に送信する。
ステップS46において、スキャン実行ユーザは組み込みアプリ71を操作し、実行したいジョブの内容に対応するプロジェクトを選択する。スキャン実行ユーザは選択したプロジェクトの設定を確認できる。
《サービス提供システムへのジョブの登録》
スキャンを実行してからサービス提供システム50へジョブを登録するまでに例えば図16に示すような処理が行われる。図16はサービス提供システムへジョブを登録する処理の一例のシーケンス図である。
ステップS51において、スキャン実行ユーザは画像形成装置11の組み込みアプリ71にスキャン実行を要求する。ステップS52において、組み込みアプリ71は原稿をスキャン実行ユーザが選択したプロジェクトの設定によりスキャンして、画像データを取得する。その後、組み込みアプリ71はスキャン実行ユーザに完了を通知する。
ステップS53において、組み込みアプリ71は認証トークンと画像データとをサービス提供システム50のスキャンサーバアプリ51に送信し、登録を要求する。ステップS54において、スキャンサーバアプリ51は画像データの保存を共有ファイル記憶部55に要求する。共有ファイル記憶部55は画像データを保存し、その画像データの画像IDを採番する。共有ファイル記憶部55は保存した画像データの画像IDをスキャンサーバアプリ51に通知する。また、スキャンサーバアプリ51は共有ファイル記憶部55に保存された画像データの画像IDを組み込みアプリ71に通知する。
ステップS55において、組み込みアプリ71は認証トークンと、スキャン実行ユーザが選択したプロジェクトの設定に対応するジョブ情報と、通知された画像IDとをサービス提供システム50のスキャンサーバアプリ51に送信し、登録を要求する。ステップS56においてスキャンサーバアプリ51は受信した認証トークンを利用して企業管理記憶部54からスキャン実行ユーザのメールアドレスを取得する。スキャンサーバアプリ51は取得したメールアドレスでジョブ情報のメール設定を更新する。
スキャンサーバアプリ51はジョブ情報の送信先アドレスに例えば<me>が設定されている場合、取得したメールアドレスで送信先アドレスを更新する。スキャンサーバアプリ51はエラーになった電子メールをスキャンサーバアプリ51で検知するため、返信先アドレスにサービス提供システム50のメールアドレスを指定する。
ステップS57において、スキャンサーバアプリ51はジョブ情報と画像IDとを非同期変換処理部56のデータ変換要求管理部61に送信し、登録を要求する。ステップS58において、データ変換要求管理部61はジョブ情報管理記憶部65にジョブ情報と画像IDとを送信し、保存を要求する。ジョブ情報管理記憶部65はジョブ情報と画像IDとを保存し、変換ジョブIDを採番する。ジョブ情報管理記憶部65は採番した変換ジョブIDをデータ変換要求管理部61に通知する。また、ステップS59においてデータ変換要求管理部61はジョブ情報からタスクを確認し、ステップS60においてタスク種別と変換ジョブIDとを指定したメッセージ(要求)をメッセージキュー62に登録する。
例えばジョブ情報から確認されたタスクにファイル形式の変換が含まれている場合にはメール送信する前にファイル形式の変換が必要であるため、タスク種別にファイル形式の変換を表すキーワードを指定し、メッセージキュー62に登録する。
例えばメール送信する前に必要なファイル形式の変換の例としてはTIFFファイルからテキスト付きPDFやアプリケーションファイルへの変換などがある。また、タスク種別に指定するファイル形式の変換を表すキーワードの例としては「img2pdf」などがある。
ステップS61において、データ変換要求管理部61はステップS57の登録の要求に対する応答として、変換ジョブID、ジョブ情報、画像ID、状態「処理中」をスキャンサーバアプリ51に返す。ステップS62において、スキャンサーバアプリ51は非同期変換処理部56から返された変換ジョブID、ジョブ情報、画像ID、状態「処理中」をジョブログとしてジョブログ管理記憶部52に保存させる。ジョブログ管理記憶部52はジョブログIDを採番し、スキャンサーバアプリ51を介して画像形成装置11の組み込みアプリ71にジョブログIDを通知する。
なお、図16では画像データを登録するステップS53の処理とジョブ情報を登録するステップS55の処理とを分けているが、1つの処理にしてもよい。図16ではローカル配信などを考慮し、ステップS53の処理とステップS55の処理とを分けている。
《非同期変換処理部によるファイル形式の変換》
非同期変換処理部56は例えば図17に示すように処理を行う。図17は非同期変換処理部によるファイル形式の変換処理の一例のシーケンス図である。ファイル形式の変換のメッセージキュー62にメッセージが蓄積されている場合、メッセージキュー62を監視している例えば変換部63はステップS71の処理を行う。
ステップS71において、変換部63は監視しているメッセージキュー62からタスク種別と変換ジョブIDとが指定されたメッセージを取得する。ステップS72において変換部63は取得したメッセージの変換ジョブIDを指定して、ジョブ情報管理記憶部65からジョブ情報と画像IDとを取得する。
ステップS73において、変換部63は取得した画像IDを指定して、共有ファイル記憶部55から画像データを取得する。ステップS74において、変換部63は取得した画像データのファイル形式をメッセージのタスク種別に従って変換する。ステップS75において、変換部63はジョブ情報を参照し、続くタスクがあるか確認する。ここでは続くタスクとしてメール送信があるものとして説明を続ける。
ステップS76において、変換部63はファイル形式を変換した変換済みファイルの保存を共有ファイル記憶部55に要求する。共有ファイル記憶部55は変換済みファイルを保存し、その変換済みファイルの画像ID_2を採番する。共有ファイル記憶部55は保存した変換済みファイルの画像ID_2を変換部63に通知する。
ステップS77において、変換部63は変換ジョブID、ジョブ情報、画像ID_2及び状態「処理中」をジョブ情報管理記憶部65に送信し、ジョブ情報管理記憶部65が保存する情報を更新させる。ステップS78において、変換部63はメール送信のタスク種別と変換ジョブIDとを指定したメッセージをメッセージキュー62に登録する。
《非同期変換処理部によるメール送信》
また、非同期変換処理部56は例えば図18に示すように処理を行う。図18は非同期変換処理部によるメール送信処理の一例のシーケンス図である。メール送信のメッセージキュー62にメッセージが蓄積されている場合、メッセージキュー62を監視している例えばメール送信部64はステップS81の処理を行う。
ステップS81において、メール送信部64は監視しているメッセージキュー62からタスク種別と変換ジョブIDとが指定されたメッセージを取得する。ステップS82においてメール送信部64は取得したメッセージの変換ジョブIDを指定して、ジョブ情報管理記憶部65からジョブ情報と画像ID_2とを取得する。
ステップS83において、メール送信部64は取得した画像ID_2を指定して、共有ファイル記憶部55から変換済みファイルを取得する。ステップS84において、メール送信部64はジョブ情報管理記憶部65から取得したジョブ情報から送信先アドレスなどのメール設定を読み出す。また、ステップS85において、メール送信部64はUUIDを生成する。
ステップS86において、メール送信部64はジョブ情報から読み出したメール設定の電子メールを生成し、その電子メールに変換済みファイルを添付する。また、メール送信部64はUUIDをメールヘッダのMessage−IDに付加する。なお、UUIDはメールヘッダのCommentや本文に付加してもよい。
そして、メール送信部64はメール送受信部57にメール送信を依頼する。メール送受信部57はステップS87においてメール送信部64からメール送信を依頼された電子メールを送信する。
メール送受信部57へのメール送信の依頼が成功すると、メール送信部64はステップS88において、ジョブ情報を参照し、続くタスクがあるか確認する。ここでは続くタスクがないものとして説明を続ける。ステップS89において、メール送信部64は変換ジョブID、ジョブ情報、画像ID_2及び状態「成功」をジョブ情報管理記憶部65に送信し、ジョブ情報管理記憶部65が保存する情報を更新させる。
ステップS90において、メール送信部64はジョブID及び状態「成功」をスキャンサーバアプリ51に処理結果として通知する。ステップS91において、スキャンサーバアプリ51は、変換ジョブID及び状態「成功」をジョブログ管理記憶部52に送信してジョブログ管理記憶部52が保存する情報を更新させる。
《エラーメール検知による処理結果の更新》
宛先の間違いなどにより電子メールが宛先に届かなかった場合はエラーメールが返却される。本実施形態のサービス提供システム50は送信する電子メールの返信先アドレスにサービス提供システム50のメールアドレスを指定しているため、エラーメールがメール送受信部57に返却される。エラーメールが返却された場合、サービス提供システム50は図19に示すように処理を行う。図19はエラーメール検知による処理結果更新処理の一例のシーケンス図である。
ステップS101において、メール送受信部57は宛先の間違いなどにより電子メールが届かなかった場合にエラーメールを受信し、受信したエラーメールを保存する。メール送受信部監視部66はメール送受信部57を監視しており、メール送受信部57によるエラーメールの受信を検知する。
ステップS102において、メール送受信部監視部66はメール送受信部57が受信したエラーメールに付与されているUUIDと状態「エラー」とをメール送受信部57から取得する。
ステップS103において、メール送受信部監視部66はUUIDを指定して非同期変換処理部56のジョブ情報管理記憶部65からUUID(Message−ID)に紐付く変換ジョブIDを取得する。ステップS104において、メール送受信部監視部66は変換ジョブIDと状態「エラー」とをコールバック処理部58に通知する。ステップS105において、コールバック処理部58は変換ジョブIDと状態「エラー」とを処理結果としてスキャンサーバアプリ51に通知する。
ステップS106において、スキャンサーバアプリ51は変換ジョブID及び状態「エラー」をジョブログ管理記憶部52に送信してジョブログ管理記憶部52が保存する情報を更新させる。このように、ジョブログ管理記憶部52が管理するジョブログのジョブの処理結果は正しく更新される。
なお、スキャンサーバアプリ51は図5のジョブログのエラー通知先が設定されていればステップS107以降の処理を行う。ステップS107において、スキャンサーバアプリ51はエラー通知先へのエラー内容が記載されたエラーメールの送信をメール送受信部57に依頼する。ステップS108において、メール送受信部57はステップS107においてスキャンサーバアプリ51からメール送信を依頼されたエラーメールをエラー通知先であるスキャン実行ユーザに送信する。なお、スキャンサーバアプリ51がエラー通知先に送信するエラーメールはエラーとなったジョブの詳細を記載することができ、MAILER−DEAMONからのエラーメールより詳細にエラーの原因をスキャン実行ユーザに通知できる。
管理者やスキャン実行ユーザがジョブログを参照する場合、スキャンサーバアプリ51は図20のようなジョブログ確認画面を画像形成装置11やクライアント端末12などに表示させることができる。図20はジョブログ確認画面の一例のイメージ図である。図20のジョブログ確認画面は、処理したジョブの処理結果(状態)がステータスとして表されている。ジョブログ確認画面のステータスはジョブログ管理記憶部52が管理しているジョブログの状態に基づき表示される。
したがって、ジョブログを参照する管理者やスキャン実行ユーザはジョブログ確認画面から正しく更新されたジョブの処理結果を参照できる。また、ジョブログ管理記憶部52が管理するジョブログにおいて、エラーメールが返却された外部のエラーや電子メールを送信する前に生じた内部のエラーを分けて状態に記録しておくことで、ジョブログ確認画面は内部/外部のエラーを区別して表示できる。なお、ジョブログ確認画面は図21に示すように、内部/外部のエラーを区別して表示する他、エラーの詳細も表示するようにしてもよい。この場合、ジョブログ管理記憶部52はジョブログのデータ項目にエラーの詳細を追加して管理する。
(まとめ)
本実施形態に係るサービス提供システム50によれば、ジョブの実行により送信される電子メールごとにUUIDを付与し、また、UUIDをジョブと紐付けてサービス提供システム50に保存しておく。また、サービス提供システム50はメール送信が実行された時点でジョブの状態を「成功」として記録する。
その後、サービス提供システム50のメール送受信部57が宛先の間違いなどによるエラーメールを受信すると、メール送受信部監視部66はエラーメールが受信されたことを検知する。メール送受信部監視部66はエラーメールからUUIDを取得し、UUIDに紐付くジョブを特定できる。
コールバック処理部58は特定したジョブがエラーになったことをスキャンサーバアプリ51に通知する。スキャンサーバアプリ51はジョブの状態を「エラー」に更新(記録し直すことが)できる。
本実施形態に係るサービス提供システム50はスキャン実行ユーザや管理者が正しく更新されたジョブの処理結果を参照できる。また、本実施形態に係るサービス提供システム50はジョブの状態を正しく更新できるので、エラー通知機能によりスキャン実行ユーザなどにエラーメールが返却される機会を損なうこともない。
以上、本実施形態に係るサービス提供システム50によれば、コールバック処理部58及びメール送受信部監視部66を導入したことにより、処理の最終工程で非同期に行われるメール送信に対するエラーメールを検知できる。また、エラーメールに紐付くジョブを特定し、スキャンサーバアプリ51に通知できる。したがって、スキャンサーバアプリ51はジョブの正しい処理結果をジョブログに反映させることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、特許請求の範囲に記載した処理受付手段はスキャンサーバアプリ51等に相当する。メール送信手段はメール送信部64等に相当する。監視手段はメール送受信部監視部66等に相当する。通知手段はコールバック処理部58等に相当する。変換手段は変換部63等に相当する。
1 情報処理システム
11 画像形成装置
12 クライアント端末
21 スキャンアプリサーバ装置
22 コールバックサーバ装置
23 非同期変換処理サーバ装置
24 メールサーバ装置
31 企業管理DB(データベース)
32 ジョブログ管理DB
33 スキャン設定管理DB
34 共有ファイルストレージ
50 サービス提供システム
51 スキャンサーバアプリ
52 ジョブログ管理記憶部
53 スキャン設定管理記憶部
54 企業管理記憶部
55 共有ファイル記憶部
56 非同期変換処理部
57 メール送受信部
58 コールバック処理部
59a、59b WebAPI(Application Programming Interface)
61 データ変換要求管理部
62 メッセージキュー
63 変換部
64 メール送信部
65 ジョブ情報管理記憶部
66 メール送受信部監視部
100 コンピュータ
101 入力装置
102 表示装置
103 外部I/F
103a 記録媒体
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 通信I/F
108 HDD
201 コントローラ
202 操作パネル
203 外部I/F
203a 記録媒体
204 通信I/F
205 プリンタ
206 スキャナ
211 CPU
212 RAM
213 ROM
214 NVRAM
215 HDD
B バス
N1〜N3 ネットワーク
特開2006−164110号公報

Claims (7)

  1. 電子機器と、前記電子機器からの依頼に基づきメール送信を利用した処理を行うサービス提供システムと、を有する情報処理システムであって、
    前記電子機器からの依頼を受け付ける処理受付手段と、
    前記電子機器からの依頼を一意に識別できる識別情報を電子メールに付与し、前記識別情報が付与された電子メールの返信先に前記サービス提供システムのアドレスを設定して前記電子メールを送信するメール送信手段と、
    前記電子メールの送信が失敗したときに返信される返信メールの受信を検知し、前記返信メールに付与されている前記識別情報に基づき前記電子機器からの依頼を識別する監視手段と、
    前記依頼を電子機器から受け付けた前記処理受付手段に前記依頼の処理結果として失敗を通知する通知手段と、
    を有し、
    前記処理受付手段は、前記依頼の処理結果として失敗を記録すること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 前記処理受付手段は、前記依頼の処理結果として一旦成功を記録しておき、前記依頼の処理結果として失敗が通知されると、前記依頼の処理結果として失敗に更新すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記電子機器からの依頼に基づき、前記電子機器から送信された電子データの形式を変換する変換手段、を更に有し、
    前記メール送信手段は、形式を変換した前記電子データを前記電子メールに添付して送信すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記処理受付手段は、前記依頼の処理結果として失敗を通知されると、前記依頼と紐付けられて設定されている通知先に前記依頼の処理結果が失敗であることを通知すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記メール送信手段は、メールヘッダのMessage−IDに前記識別情報を付加すること
    を特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の情報処理システム。
  6. 電子機器からの依頼に基づきメール送信を利用した処理を行うサービス提供システムであって、
    前記電子機器からの依頼を受け付ける処理受付手段と、
    前記電子機器からの依頼を一意に識別できる識別情報を電子メールに付与し、前記識別情報が付与された電子メールの返信先に前記サービス提供システムのアドレスを設定して前記電子メールを送信するメール送信手段と、
    前記電子メールの送信が失敗したときに返信される返信メールの受信を検知し、前記返信メールに付与されている前記識別情報に基づき前記電子機器からの依頼を識別する監視手段と、
    前記依頼を電子機器から受け付けた前記処理受付手段に前記依頼の処理結果として失敗を通知する通知手段と、
    を有し、
    前記処理受付手段は、前記依頼の処理結果として失敗を記録すること
    を特徴とするサービス提供システム。
  7. 電子機器と、前記電子機器からの依頼に基づきメール送信を利用した処理を行うサービス提供システムと、を有する情報処理システムが実行する処理結果記録方法であって、
    前記電子機器からの依頼を処理受付手段が受け付ける処理受付ステップと、
    前記電子機器からの依頼を一意に識別できる識別情報を電子メールに付与し、前記識別情報が付与された電子メールの返信先に前記サービス提供システムのアドレスを設定して前記電子メールを送信するメール送信ステップと、
    前記電子メールの送信が失敗したときに返信される返信メールの受信を検知し、前記返信メールに付与されている前記識別情報に基づき前記電子機器からの依頼を識別する監視ステップと、
    前記依頼を電子機器から受け付けた前記処理受付手段に前記依頼の処理結果として失敗を通知する通知ステップと、
    前記処理受付手段が、前記依頼の処理結果として失敗を記録する記録ステップ
    を有することを特徴とする処理結果記録方法。
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