JP2001320544A - 情報通信装置及び情報通信方法並びに記憶媒体 - Google Patents

情報通信装置及び情報通信方法並びに記憶媒体

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JP2001320544A
JP2001320544A JP2000140806A JP2000140806A JP2001320544A JP 2001320544 A JP2001320544 A JP 2001320544A JP 2000140806 A JP2000140806 A JP 2000140806A JP 2000140806 A JP2000140806 A JP 2000140806A JP 2001320544 A JP2001320544 A JP 2001320544A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要なメッセージだけを再送信することがで
き、受信者の煩わしさを軽減することが可能な情報通信
装置及び情報通信方法並びに記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 インターネットを介したファクシミリ通
信によりメッセージを送信した後、所定時間以上応答が
ない通信があるか否かが判断され(ステップS30
1)、所定時間以上応答がない通信があった場合には、
表示部21に当該応答がない通信の通信番号の情報を表
示する(ステップS302)。ユーザは、操作部20で
そのメッセージをPSTNを介したファクシミリ通信に
より再送信するか否かを判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等の情報通信装置及び情報通信方法並びに記憶媒体に関
し、特にインターネットを介したファクシミリ通信が可
能な情報通信装置及び情報通信方法並びに記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のインターネットを介したファクシ
ミリ通信が可能なファクシミリ装置は、インターネット
を介したファクシミリ通信を実行後、PSTN(公衆交
換電話網)を介したファクシミリ通信により、インター
ネットを介したファクシミリ通信を実行した旨を通知す
るようにしていた。これにより、インターネットを介し
たファクシミリ通信の信頼性の低さをカバーすることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、1つのメッセージを受信するとき
には、常にインターネットを介して受信したファクシミ
リメッセージと、PSTNを介して受信したインターネ
ットを介してファクシミリ通信を実行した旨の通知とを
受信するため、ユーザーは2つのメッセージを受信する
ことになり、非常に煩わしいという問題があった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、必要なメッセージだけを再送信することがで
き、受信者の煩わしさを軽減することが可能な情報通信
装置及び情報通信方法並びに記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を解決する
ため、本発明の情報通信装置は、公衆交換電話網を介し
てファクシミリ通信を行う公衆網ファクシミリ通信手段
と、インターネットを介してファクシミリ通信を行うイ
ンターネットファクシミリ通信手段とを有する情報通信
装置であって、前記インターネットファクシミリ通信手
段により所定の送信先に送信した送信メッセージに対す
る、該送信先からの応答メッセージの受信を識別する応
答メッセージ識別手段と、所定時間内に前記応答メッセ
ージが識別されない場合、所定の指示に基づいて前記送
信メッセージを前記公衆網ファクシミリ通信手段により
前記送信先に再送信する再送信手段と、を備えることを
特徴とする。
【0006】また、上記した目的を解決するため、本発
明の情報通信方法は、公衆交換電話網を介してファクシ
ミリ通信を行う公衆網ファクシミリ通信工程と、インタ
ーネットを介してファクシミリ通信を行うインターネッ
トファクシミリ通信工程とを有する情報通信方法であっ
て、前記インターネットファクシミリ通信工程において
所定の送信先に送信した送信メッセージに対する、該送
信先からの応答メッセージの受信を識別する応答メッセ
ージ識別工程と、所定時間内に前記応答メッセージが識
別されない場合、所定の指示に基づいて前記送信メッセ
ージを前記公衆網ファクシミリ通信工程により前記送信
先に再送信する再送信工程と、を有することを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は、本実施形
態に係る情報通信装置のブロック図である。同図におい
て、2はNCU(網制御装置)であり、電話交換網(P
STN)をデータ通信等に使用するために電話回線の端
末に接続され、電話交換網との接続制御を行ったり、デ
ータ通信路への切換えを行ったり、ループの保持等を行
うものである。また、NCU2は、バス26からの制御
信号により電話回線2aを電話機側に接続(CMLオ
フ)したり、電話回線2aを情報通信装置側に接続(C
MLオン)する。なお、通常状態では、電話回線2a
は、電話機4側に接続されている。
【0008】4は、電話機である。6は、ハイブリッド
回路であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、
後述する加算回路12からの送信信号をNCU2を介し
て電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2
を介して入力し、信号線6aを介して後述する変復調器
8に送出するものである。
【0009】8は、ITU−T勧告V.8,V.21,
V.27ter,V.29,V.17,V.34に基づ
いた変調及び復調を行う変復調器であり、後述するCP
Uからの指示により各伝送モードが指定される。また、
変復調器8は、バス26に出力された送信信号を入力
し、変調データを信号線8aに出力する一方、信号線6
aに出力された受信信号を入力し、復調データをバス2
6に出力する。
【0010】10は、発呼回路であり、バス26からの
信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aにD
TMFの選択信号を出力する。12は、加算回路であ
り、信号線8aを介して変復調器8の情報と信号線10
aを介して発呼回路10の情報とを入力し、加算した結
果を信号線12aに出力する。
【0011】14は、読取部であり、原稿を光学的に読
み取り、光電変換された画像データをバス26に出力す
る。16は、記録部であり、後述するメモリからバス2
6に出力された情報を順次1ライン毎に記録する。18
は、メモリ(RAM)であり、読取部14で読み取った
画像データの生情報や符号化された情報を格納したり、
受信情報或いは復号化された情報等を格納するための領
域の他、後述する通信情報テーブル18aを格納する領
域が確保されている。
【0012】20は、操作部であり、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキ
ー、セットキー、ストップキー、その他ファンクション
キーがあり、押下されたキー情報はバス26に出力され
る。21は、操作内容や通信状況等の情報を表示する表
示部である。
【0013】22は、CPU(中央処理装置)であり、
情報通信装置全体の制御、及びファクシミリ伝送制御手
順等を実行する。24はROMであり、CPU22によ
り実行される制御プログラム24aの他、制御データ等
を格納するメモリである。また、26はバスである。3
2は、ネットワークカードであり、イーサネット(登録
商標)等の信号線32aを介してファクシミリ通信の実
行時にゲートウェイとして制御を行う。
【0014】上記した構成において、ファクシミリ通信
はインターネットを介して行うこともできるし、PST
Nを介して行うこともでき、ユーザはどちらを使用する
かを選択することが可能である。
【0015】本発明の概要は次のとおりである。すなわ
ち、上記した構成において、インターネットを介したフ
ァクシミリ通信を実行後、所定時間(例えば、24時
間)以内にその通信相手からの応答メッセージを受信し
ないとき、その旨を表示部21に表示し、ユーザからの
入力により、同一の情報を同一の宛先にPSTNを介し
てファクシミリ通信を実行するか否かを決定する。ここ
で、インターネットを介したファクシミリ通信の実行に
際しては、ユニークキャラクタを挿入した上でメッセー
ジを送信する。そして、その通信相手からの応答メッセ
ージであるかどうかは、受信メッセージにそのユニーク
キャラクタが含まれているか否かで判断することが可能
である。以上の処理を実現する制御プログラムは、RO
M24に格納され、電源投入後にCPU22により実行
される。
【0016】なお、ファクシミリ送信を行うときには、
通信情報テーブル18aに送信情報が記録される。送信
情報としては、例えば、通信番号、発呼宛先、通信開始
時刻、通信相手からの応答メッセージに関する応答ステ
ータスがある。ここでは、応答ステータスとして、通信
相手からの応答メッセージを受け取っていないことを示
す「応答なし」、通信相手からの応答メッセージを受け
取ったことを示す「応答あり」、通信相手からの応答メ
ッセージの受け取りは不要であることを示す「応答不
要」、の3種類があるものとする。図15は、通信情報
テーブル18aの一例を示す図である。同図において、
例えば、送信されたファクシミリデータの通信番号00
01に対応して、その発呼宛先として、IPアドレス"1
92.abc.1.xyz"、通信開始時刻"2000.03.25.11:45"、応
答ステータスとして「応答なし」が記録されている。
【0017】以下、本発明の情報通信装置の制御につい
て、フローチャートを用いて詳細に説明する。
【0018】図2乃至図5は、実施形態に係る情報通信
装置の制御を示すフローチャートである。
【0019】まず、図2のステップS101で、通信番
号を0001に初期化した後、ステップS102で、バ
ス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0020】次に、ステップS103では、ファクシミ
リ送信が選択されたか否かが判断される。ここで、ファ
クシミリ送信が選択されないときは、ステップS109
に進み、インターネットを介したファクシミリ受信が選
択されたか否かの判断が行われ、Yesの場合には図3
のステップS201に進み、Noの場合には図4のステ
ップS301に進む。
【0021】ステップS103で、ファクシミリ送信が
選択されるとステップS104に進み、RAM18に確
保されている通信情報テーブル18aの、通信番号に対
応する位置に、発呼宛先、通信開始時刻、応答ステータ
スとして「応答なし」を記録する。
【0022】ステップS105では、画信号(メッセー
ジ)の読取り、符号化、RAM24への格納が行われ
る。ステップS106では、イーサネット(信号線32
a)を介して、インターネット経由で、目的の宛先に接
続する。続くステップS107では、メッセージを、例
えば、MH符号化し、TIFFフォーマット化して、S
MTPにより送信する。このとき、通信番号の情報を付
加して送信する。通信番号は、メッセージごとに割り当
てられる固有の番号であるから、送信メッセージを識別
するユニークキャラクタとして利用することができる。
そしてステップS108で、通信番号の値を1つインク
リメントした後、ステップS102に戻り、処理を繰り
返す。
【0023】図3のステップS201では、MH符号化
され、TIFFフォーマット化されたメッセージをSM
TPにより受信する。次に、ステップS202で、受信
メッセージの中から通信番号情報が検出されたか否かが
判断され、通信番号情報が検出されるとステップS20
3に進み、当該通信番号に対応する通信情報テーブル位
置に、応答ステータスとして「応答あり」を記録する。
ステップS202で通信番号情報が検出できない場合に
はステップS102に戻る。
【0024】また、図4のステップS301では、メッ
セージを送信後、所定時間(例えば、24時間)以上応
答がない通信があるか否かが判断され、Yesの場合に
はステップS302に進み、表示部21に当該応答がな
い通信の通信番号の情報を表示して、ステップS303
に進む。ステップS301でメッセージを送信後、応答
メッセージを受信しないまま所定時間が経過した場合に
は、図2のステップS102に戻る。ステップS303
では、バス26を介して、操作部20の情報を入力し、
ユーザから再送信の指定があったか否かが判断され、再
送信の指定があったときは図5のステップS401に進
み、再送信の指定がなければ図5のステップS407に
進む。
【0025】図5のステップS401では、バス26を
介してNCU2のCMLをオンにして、次のステップS
402で、発呼回路10を使用して、指定された宛先へ
PSTNを介して発呼する。次に、ステップS403
で、所定の前手順による処理を行い、ステップS404
で、ユーザから再送信を指定された通信番号の情報を送
信した後、ステップS405で、所定の後手順による処
理を行う。そして、ステップS406で、バス26を介
してNCU2のCMLをオフする。
【0026】ステップS407では、当該通信番号に対
応する通信情報テーブル位置に、通信相手からの応答ス
テータスとして「応答不要」を記録して、図2のステッ
プS102に戻る。
【0027】上述した処理によれば、インターネットを
介したファクシミリ通信によりメッセージを送信した
後、所定時間内にその送信先からの応答メッセージを受
信しないときには、その旨が表示されるので、その表示
に気づいたユーザは、その送信メッセージをその送信先
にPSTNを介したファクシミリ通信により再送信する
か否かを決定することが可能となるため、不必要な再送
信を回避することができ、受信者の煩わしさを軽減する
ことができる。
【0028】また、受信メッセージが送信先からの応答
メッセージであるか否かは、送信時にユニークキャラク
タを付加するので(ステップS107)、受信メッセー
ジにそのユニークキャラクタが含まれているか否かによ
り判定することが可能である。
【0029】[実施形態2]上述した実施形態1におい
ては、受信したメッセージが、ユーザの送信メッセージ
に対する応答メッセージであるか否かは、受信メッセー
ジに付加されたユニークキャラクタとしての当該通信番
号情報を検出できたか否かで判断するようにしていたが
(ステップS202)、これに限るものではなく、以下
に説明するように、受信メッセージの送信元のIPアド
レスやメッセージ内容を検証することにより判定するこ
とも可能である。
【0030】図6乃至図9は、本実施形態に係る情報通
信装置の制御を示すフローチャートである。なお、図2
乃至図5のフローチャートにおけるステップと同一内容
のステップには同じ符号を付してある。
【0031】まず、図6のステップS101で、通信番
号を0001に初期化した後、ステップS102で、バ
ス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0032】次に、ステップS103では、ファクシミ
リ送信が選択されたか否かが判断され、ファクシミリ送
信が選択されるとステップS104に進み、通信情報テ
ーブル18aの、通信番号に対応する位置に、発呼宛
先、通信開始時刻、応答ステータスとして「応答なし」
を記録する。ファクシミリ送信が選択されないときは、
ステップS109に進む。ステップS109では、イン
ターネットを介したファクシミリ受信が選択されたか否
かが判断され、Yesの場合には図7のステップS20
1に進み、Noの場合には図8のステップS301に進
む。
【0033】ステップS105では、画信号(メッセー
ジ)の読取り、符号化、RAM24への格納が行われ
る。ステップS106では、イーサネット(信号線32
a)を介して、インターネット経由で、目的の宛先に接
続する。続くステップS501では、メッセージを、例
えば、MH符号化し、TIFFフォーマット化して、S
MTPにより送信する。実施形態1においては通信番号
情報を付加して送信するようにしたが、ここでは、その
必要はない。そしてステップS108で、通信番号の値
を1つインクリメントした後、ステップS102に戻
り、処理を繰り返す。
【0034】図7のステップS201では、MH符号化
され、TIFFフォーマット化されたメッセージをSM
TPにより受信する。次に、ステップS801で、相手
側のIPアドレスを通信情報テーブル18aの中から検
出できたか否かが判断され、通信情報テーブルから当該
IPアドレスが検出されるとステップS802に進み、
受信したメッセージの一部が、当該IPアドレスに対応
する通信番号のメッセージ内容の一部と一致するか否か
を判断する。この判断の方法としては、例えば、記憶し
てある送信メッセージの所定位置における所定サイズの
データと一致するデータが、受信したメッセージ中から
検出されたか否かにより行われる。この判断の結果がY
esであれば、ステップS203に進み、通信番号に対
応する通信情報テーブルの位置に応答ステータスとして
「応答あり」と記録して、図6のステップS102に戻
る。ステップS802の判断がNoであれば、そのまま
図6のステップS102に戻る。
【0035】また、図8のステップS301では、メッ
セージ送信後、所定時間(例えば、24時間)以上応答
がない通信があるか否かが判断され、Yesの場合には
ステップS302に進み、表示部21に当該応答がない
通信の通信番号情報を表示して、ステップS303に進
む。ステップS301で、メッセージ送信後、応答メッ
セージを受信しないまま所定時間が経過した場合には、
図6のステップS102に戻る。ステップS303で
は、バス26を介して、操作部20の情報を入力し、ユ
ーザから再送信の指定があったか否かが判断され、再送
信の指定があったときは図9のステップS401に進
み、再送信の指定がなければ図9のステップS407に
進む。
【0036】図9のステップS401では、バス26を
介してNCU2のCMLをオンにして、次のステップS
402で、発呼回路10を使用して、指定された宛先へ
PSTNを介して発呼する。次に、ステップS403
で、所定の前手順による処理を行い、ステップS404
で、ユーザから再送信を指定された通信番号のメッセー
ジを送信した後、ステップS405で、所定の後手順に
よる処理を行う。そして、ステップS406で、バス2
6を介してNCU2のCMLをオフする。
【0037】ステップS407では、当該通信番号に対
応する通信情報テーブル位置に、応答応答ステータスと
して「応答不要」を記録して、図6のステップS102
に戻る。
【0038】[実施形態3]本実施形態においては、図
14に示すように、図1に示したブロック構成に、ファ
クシミリ送信を行うにあたってユーザがその送信が重要
であるか否かを設定可能とする重要通信選択ボタン28
及びその設定状態を表示する重要通信表示部30を設け
る。重要通信選択ボタン28が押下されると、信号線2
8aに押下パルスが送出される。重要通信表示部30
は、バス26を介して表示をクリアし、以後、信号線2
8aを介して押下パルスを受信する毎に「表示する」→
「表示しない」→「表示する」を繰り返し、表示してい
るか否かの情報はバス26に出力される。重要通信表示
部30の表示態様としては、LED等で所定の色で点灯
させるものであってもよいし、指定された通信番号を表
示するものであってもよい。
【0039】本実施形態では、上記の構成において、ユ
ーザが重要通信選択ボタン28を押下して重要通信を選
択した場合であって、通信開始から所定時間以上、応答
メッセージが来ないときには、その旨を表示するように
し、重要通信が選択されていない場合には、所定時間以
上応答メッセージが来なくてもその旨の表示は行わない
ようにする。
【0040】図10は、本実施形態に係る情報通信装置
の制御を示すフローチャートである。なお、図2乃至図
9のフローチャートにおけるステップと同一内容のステ
ップには同じ符号を付してある。
【0041】まず、ステップS901で、重要通信表示
部30を消灯しておく。次に、ステップS101で、通
信番号を0001に初期化した後、ステップS102
で、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0042】次に、ステップS103で、ファクシミリ
送信が選択されたか否かが判断される。ここで、ファク
シミリ送信が選択されると、ステップS902に進み、
重要通信選択ボタン28が押下されて重要通信表示部3
0が表示されたか否かが判断される。Yesであれば、
ステップS104に進み、通信情報テーブル18aの当
該通信番号に対応する位置に、発呼宛先、通信開始時
刻、応答ステータスとして「応答なし」を記録して、ス
テップS105に進む。ステップS902の判断がNo
であれば、ステップS903に進み、通信情報テーブル
18aの当該通信番号に対応する位置に、発呼宛先、通
信開始時刻、応答ステータスとして「応答不要」を記録
して、ステップS105に進む。
【0043】ステップS103で、ファクシミリ送信が
選択されないときは、ステップS109に進む。ステッ
プS109では、インターネットを介したファクシミリ
受信が選択されたか否かが判断され、Yesの場合には
図11のステップS201に進み、Noの場合には図1
2のステップS301に進む。
【0044】ステップS105では、画信号(メッセー
ジ)の読取り、符号化、RAM24への格納が行われ
る。ステップS106では、イーサネット(信号線32
a)を介して、インターネット経由で、目的の宛先に接
続する。続くステップS501では、メッセージを、例
えば、MH符号化し、TIFFフォーマット化して、S
MTPにより送信する。そしてステップS108で、通
信番号の値を1つインクリメントした後、ステップS1
02に戻り、処理を繰り返す。
【0045】図11のステップS201では、MH符号
化され、TIFFフォーマット化されたメッセージをS
MTPにより受信する。次に、ステップS801で、相
手側のIPアドレスを通信情報テーブル18aの中から
検出できたか否かが判断され、通信情報テーブルから当
該IPアドレスが検出されるとステップS802に進
み、受信したメッセージの一部が、当該IPアドレスに
対応する通信番号のメッセージ内容の一部と一致するか
否かを判断する。Yesであれば、ステップS203に
進み、通信番号に対応する通信情報テーブルの位置に応
答ステータスとして「応答あり」と記録して、図10の
ステップS102に戻る。ステップS802の判断がN
oであれば、そのまま図10のステップS102に戻
る。
【0046】また、図12のステップS301では、メ
ッセージ送信後、所定時間(例えば、24時間)以上応
答がない通信があるか否かが判断され、Yesの場合に
はステップS302に進み、表示部21に当該応答がな
い通信の通信番号情報を表示して、ステップS303に
進む。ステップS301で、メッセージ送信後、応答メ
ッセージを受信しないまま所定時間が経過した場合に
は、図10のステップS102に戻る。ステップS30
3では、バス26を介して、操作部20の情報を入力
し、ユーザから再送信の指定があったか否かが判断さ
れ、再送信の指定があったときは図13のステップS4
01に進み、再送信の指定がなければ図13のステップ
S407に進む。
【0047】図13のステップS401では、バス26
を介してNCU2のCMLをオンにして、次のステップ
S402で、発呼回路10を使用して、指定された宛先
へPSTNを介して発呼する。次に、ステップS403
で、所定の前手順による処理を行い、ステップS404
で、ユーザから再送信を指定された通信番号のメッセー
ジを送信した後、ステップS405で、所定の後手順に
よる処理を行う。そして、ステップS406で、バス2
6を介してNCU2のCMLをオフする。
【0048】ステップS407では、当該通信番号に対
応する通信情報テーブル位置に、応答応答ステータスと
して「応答不要」を記録して、図10のステップS10
2に戻る。
【0049】本実施形態では、ユーザがその送信が重要
であるか否かを設定可能とする重要通信選択ボタンを設
け、重要通信の場合のみ、インターネットを介したファ
クシミリ通信によりメッセージを送信した後、所定時間
以内にその送信先からの応答メッセージが来ないと、そ
の旨を表示するようにした。その結果、重要な通信に対
しては通信の安全を確保することができ、特に重要では
ない送信メッセージに対しては、応答メッセージが来な
くてもその旨は表示されないので、送信側のユーザの負
担を減らすことが可能となる。
【0050】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0051】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0052】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0053】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図2乃至図5、および
/または図6乃至図9、および/または図10乃至図1
3に示す)フローチャートに対応するプログラムコード
が格納されることになる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
必要なメッセージだけを再送信することができ、受信者
の煩わしさを軽減することが可能な情報通信装置及び情
報通信方法並びに記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る情報通信装置のブロック図であ
る。
【図2】実施形態1に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図3】実施形態1に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図4】実施形態1に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図5】実施形態1に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図6】実施形態2に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図7】実施形態2に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図8】実施形態2に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図9】実施形態2に係る情報通信装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図10】実施形態3に係る情報通信装置の制御を示す
フローチャートである。
【図11】実施形態3に係る情報通信装置の制御を示す
フローチャートである。
【図12】実施形態3に係る情報通信装置の制御を示す
フローチャートである。
【図13】実施形態3に係る情報通信装置の制御を示す
フローチャートである。
【図14】実施形態3に係る情報通信装置のブロック図
である。
【図15】通信情報テーブル18aの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 発呼回路 12 加算回路 14 読取部 16 記録部 18 メモリ(RAM) 20 操作部 21 表示部 22 CPU 24 ROM 26 バス 28 重要通信選択ボタン 30 重要通信表示部 32 ネットワークカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04L 11/20 101C H04N 1/32 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AC39 AC40 AC58 AF01 AF02 BA04 5C075 AB90 BA13 CE09 CF01 CF04 CF05 5K030 HA05 HB04 HC02 JA09 JT01 JT05 LA01 LB02 5K101 KK01 LL01 NN03 NN18 NN21 RR04 RR27 TT06 9A001 CC03 DD10 JJ25 KK56 LL02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆交換電話網を介してファクシミリ通
    信を行う公衆網ファクシミリ通信手段と、インターネッ
    トを介してファクシミリ通信を行うインターネットファ
    クシミリ通信手段とを有する情報通信装置であって、 前記インターネットファクシミリ通信手段により所定の
    送信先に送信した送信メッセージに対する、該送信先か
    らの応答メッセージの受信を識別する応答メッセージ識
    別手段と、 所定時間内に前記応答メッセージが識別されない場合、
    所定の指示に基づいて前記送信メッセージを前記公衆網
    ファクシミリ通信手段により前記送信先に再送信する再
    送信手段と、 を備えることを特徴とする情報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の指示は、使用者によって与え
    られることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記インターネットファクシミリ通信手
    段は、 前記送信メッセージに、メッセージ固有の識別情報を付
    加して送信することを特徴とする請求項1に記載の情報
    通信装置。
  4. 【請求項4】 前記応答メッセージ識別手段は、 送信メッセージに付加した前記識別情報が受信メッセー
    ジに含まれているときに、該受信メッセージが前記送信
    メッセージ対する応答メッセージであると識別すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報通信装置。
  5. 【請求項5】 前記応答メッセージ識別手段は、 受信メッセージの送信元のIPアドレスと前記送信先の
    IPアドレスとが一致し、かつ、該受信メッセージの所
    定部分と前記送信メッセージの所定部分とが一致すると
    きは、該受信メッセージが前記応答メッセージであると
    識別することを特徴とする請求項1に記載の情報通信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間内に前記応答メッセージが
    識別されなかったことを使用者への報知を行う報知手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項に記載の情報通信装置。
  7. 【請求項7】 前記インターネットファクシミリ通信手
    段により送信される送信メッセージごとに、該送信メッ
    セージが重要通信であるか否かを記憶する重要通信記憶
    手段を更に備え、 前記報知手段は、 前記重要通信記憶手段により重要通信として記憶された
    メッセージについてのみ、前記報知を行うことを特徴と
    する請求項6に記載の情報通信装置。
  8. 【請求項8】 公衆交換電話網を介してファクシミリ通
    信を行う公衆網ファクシミリ通信工程と、インターネッ
    トを介してファクシミリ通信を行うインターネットファ
    クシミリ通信工程とを有する情報通信方法であって、 前記インターネットファクシミリ通信工程において所定
    の送信先に送信した送信メッセージに対する、該送信先
    からの応答メッセージの受信を識別する応答メッセージ
    識別工程と、 所定時間内に前記応答メッセージが識別されない場合、
    所定の指示に基づいて前記送信メッセージを前記公衆網
    ファクシミリ通信工程により前記送信先に再送信する再
    送信工程と、 を有することを特徴とする情報通信方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の指示は、使用者によって与え
    られることを特徴とする請求項8に記載の情報通信方
    法。
  10. 【請求項10】 前記インターネットファクシミリ通信
    工程は、 前記送信メッセージに、メッセージ固有の識別情報を付
    加して送信することを特徴とする請求項8に記載の情報
    通信方法。
  11. 【請求項11】 前記応答メッセージ識別工程は、 送信メッセージに付加した前記識別情報が受信メッセー
    ジに含まれているときに、該受信メッセージが前記送信
    メッセージ対する応答メッセージであると識別すること
    を特徴とする請求項10に記載の情報通信方法。
  12. 【請求項12】 前記応答メッセージ識別工程は、 受信メッセージの送信元のIPアドレスと前記送信先の
    IPアドレスとが一致し、かつ、該受信メッセージの所
    定部分と前記送信メッセージの所定部分とが一致すると
    きは、該受信メッセージが前記応答メッセージであると
    識別することを特徴とする請求項8に記載の情報通信方
    法。
  13. 【請求項13】 前記所定時間内に前記応答メッセージ
    が識別されなかったことを使用者への報知を行う報知工
    程を更に備えることを特徴とする請求項8乃至12のい
    ずれか1項に記載の情報通信方法。
  14. 【請求項14】 前記インターネットファクシミリ通信
    工程により送信される送信メッセージごとに、該送信メ
    ッセージが重要通信であるか否かを記憶する重要通信記
    憶工程を更に備え、 前記報知工程は、 前記重要通信記憶工程により重要通信として記憶された
    メッセージについてのみ、前記報知を行うことを特徴と
    する請求項13に記載の情報通信方法。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至14のいずれか1項に記
    載の方法をコンピュータによって実現するための制御プ
    ログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2463958A (en) * 2008-10-02 2010-04-07 Avaya Inc Message correlation system and method

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