JP2003049123A - 水性防汚塗料組成物 - Google Patents
水性防汚塗料組成物Info
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Abstract
期間発揮するものであり、しかも、使用する有機溶剤の
量を大幅に減少させた、環境上好ましい水性防汚塗料組
成物を提供する。 【解決手段】 本発明の水性防汚塗料組成物は、2価の
金属を含有する樹脂(A)と、水と、塩基性化合物とを
含有することを特徴とする。
Description
いた水性防汚塗料組成物に関するものであり、より詳し
くは、水中構築物、漁網、船底への海中生物および海藻
類の付着を防止する塗膜を形成することができる水性防
汚塗料組成物に関するものである。
なる、フジツボ、フナクイムシ、藻類等の海中生物の付
着防止を目的として、海洋構造物や船舶には防汚塗料が
塗布される。このような防汚塗料としては珪素含有樹脂
や2価の金属含有樹脂を使用したものが提案されてお
り、例えば、防汚性能の点で優れる2価の金属含有樹脂
については特開昭62−57464号公報等に開示され
ている。
脂を溶かす有機溶剤を含有するため、臭気や大気中への
有機溶剤の放出という問題が起こることがある。また、
省資源という観点からも問題があるとされている。その
ため、有機溶剤の含有量が少ない水性防汚塗料の出現が
望まれている。
膜は海水中で優れた防汚効果を長期間発揮するものであ
り、しかも、使用する有機溶剤の量を大幅に減少させ
た、環境上好ましい水性防汚塗料組成物を提供すること
を目的とする。
を解決すべく鋭意検討した結果、2価の金属を含有する
樹脂と水と塩基性化合物とを含有する水性金属含有樹脂
組成物から構成されることによって上記課題が解決する
ことを見出し、本発明を完成させた。
発明により解決できる。 (1)2価の金属を含有する樹脂(A)と、水と、塩基
性化合物とを含有する水性防汚塗料組成物。 (2)さらにアルコール系化合物を含有する前記(1)
の水性防汚塗料組成物。 (3)前記2価の金属を含有する樹脂(A)が、2価の
金属を含有する重合性単量体を含む単量体混合物を重合
して得られるものである前記(1)または(2)の水性
防汚塗料組成物。 (4)前記2価の金属を含有する樹脂(A)が、カルボ
キシル基含有樹脂に2価の金属化合物を反応して得られ
るものである前記(1)または(2)の水性防汚塗料組
成物。 (5)前記2価の金属を含有する樹脂(A)中の2価の
金属が、銅、亜鉛、マグネシウムまたはカルシウムのい
ずれか1種以上である前記(1)〜(4)のいずれかの
水性防汚塗料組成物。 (6)前記2価の金属を含有する樹脂(A)中の2価の
金属の含有量が、3〜25質量%である前記(1)〜
(5)のいずれかの水性防汚塗料組成物。 (7)前記2価の金属を含有する樹脂(A)の含有量
が、15〜25質量%である前記(1)〜(6)のいず
れかの水性防汚塗料組成物。 (8)前記塩基性化合物が、アンモニアまたはアミンの
いずれか1種以上である前記(1)〜(7)のいずれか
の水性防汚塗料組成物。 (9)前記塩基性化合物の含有量が、モル比で、前記2
価の金属を含有する樹脂(A)中の2価の金属の量の
0.5〜10倍である前記(1)〜(8)のいずれかの
水性防汚塗料組成物。 (10)有機溶剤の含有量が、25質量%以下である前
記(1)〜(9)のいずれかの水性防汚塗料組成物。
2価の金属を含有する樹脂(A)と水と塩基性化合物と
を含有する水性金属含有樹脂組成物から構成される。こ
の水性金属含有樹脂組成物は、さらにアルコール系化合
物を含有していてもよい。
防汚塗料は、前述の通り、この樹脂を溶かすために有機
溶剤を用いていた。本発明では、塩基性化合物を配合す
ることによって水に樹脂を溶解することを可能とし、環
境上好ましい水性防汚塗料を実現させた。しかも、本発
明の水性防汚塗料組成物から得られる塗膜は、有機溶剤
を用いた従来のものと同等の長期の防汚性を維持してい
る。つまり、本発明の水性防汚塗料組成物は、従来の2
価の金属を含有する樹脂を用いた防汚塗料のもつ優れた
防汚効果を損なうことなく、有機溶剤の使用量を大幅に
減少させた、工業上非常に有益なものである。
30〜50質量%であるのに対し、本発明の防汚塗料の
有機溶剤(塩基性化合物は含まない)の含有量は、好ま
しくは25質量%以下、さらには15質量%以下とする
ことができる。また、有機溶剤をまったく含まないよう
にすることも可能である。
の金属を含有する樹脂(A)は、塩基性化合物を配合す
ることにより水溶性樹脂となるものである。そして、こ
れによって形成される乾燥塗膜は、海水中で徐々に溶解
して自己研磨するものである。
に応じて適宜選択することができるが、水への溶解性の
点から、亜鉛、銅、マグネシウムまたはカルシウムのい
ずれか1種以上であることが好ましく、中でも、長期防
汚性の点から、亜鉛および/または銅であることが特に
好ましい。さらには、得られる樹脂の透明性に優れ、種
々の色を有する防汚塗膜を形成できるので、亜鉛がより
好ましい。
は、形成される塗膜に優れた自己研磨性が付与されるた
め、3質量%以上、特に6質量%以上であることが好ま
しい。また、樹脂(A)成分中の2価の金属の含有量
は、長期の自己研磨性を維持し、防汚効果を向上させる
ため、25質量%以下、特に15質量%以下であること
が好ましい。
法としては、例えば、カルボキシル基含有樹脂等の高酸
価樹脂に2価の金属を付加して得る方法や、2価の金属
を含有する重合性単量体を含む単量体混合物を共重合し
て得る方法がある。特に、防汚塗膜の長期にわたる安定
な自己研磨性の維持のためには、樹脂(A)を2価の金
属を含有する重合性単量体を含む単量体混合物を共重合
して製造することが好ましい。
方法では、例えば、特開昭62−057464号公報や
特開平8−209005号公報等に記載されている公知
の方法に従って、側鎖にカルボキシル基を含む樹脂と、
2価の金属の酸化物、水酸化物または塩化物と、一価の
有機酸または水とを、所望の金属含有樹脂の分解温度以
下で加熱攪拌して反応させ、樹脂(A)を得る。
単量体混合物を共重合する方法では、2価の金属を含有
する重合性単量体(a)とその他のラジカル重合性不飽
和単量体(b)とをモノマーとして使用して、例えば一
般的な溶液重合で樹脂(A)を得る。
価の金属を含有する重合性単量体(a)は、得られる塗
膜に高い自己研磨性を長期間付与し、優れた防汚効果を
発揮させるための成分である。
体(a)の単位量は、特に限定されないが、形成される
塗膜に適度な自己研磨性を付与させるため、10質量%
以上、特に15質量%以上であることが好ましい。ま
た、樹脂(A)中における金属含有重合性単量体(a)
の単位量は、形成される塗膜の防汚性を長期間維持でき
るため、80質量%以下、特に50質量%以下であるこ
とが好ましい。
としては、2個の不飽和基を有する金属含有重合性単量
体(a1)および/または下記の一般式(I)で示され
る金属含有重合性単量体(a2)が好ましい。
を表し、R1は水素原子またはメチル基、R2は有機酸残
基を表す。) 2個の不飽和基を有する金属含有重合性単量体(a1)
としては、例えば、アクリル酸マグネシウム[(CH2
=CHCOO)2Mg]、メタクリル酸マグネシウム
[(CH2=C(CH3)COO)2Mg]、アクリル酸
亜鉛[(CH2=CHCOO)2Zn]、メタクリル酸亜
鉛[(CH2=C(CH3)COO)2Zn]、アクリル
酸銅[(CH2=CHCOO)2Cu]、メタクリル酸銅
[(CH2=C(CH3)COO)2Cu]、アクリル酸
カルシウム[(CH2=CHCOO)2Ca]、メタクリ
ル酸カルシウム[(CH2=C(CH3)COO)2C
a]等を好ましく挙げることができる。中でも、(メ
タ)アクリル酸亜鉛が、得られる重合生成物の透明性が
高いために塗膜の色調が美しく、また、一般的に使用さ
れるアルコール系有機溶剤や水への溶解性が高いために
樹脂の生産性が良好となるので、好ましい。これらの金
属含有重合性単量体(a1)は、1種または2種以上を
必要に応じて適宜選択して用いることができる。
酸またはメタクリル酸のことを意味する。
製造方法としては、無機金属化合物とカルボキシル基含
有ラジカル重合性単量体とを、後述するアルコール系化
合物を含有する有機溶剤中で水とともに反応させる方法
が好ましい。この方法で得られる(a1)成分を含有す
る反応物は、有機溶剤や他の構成成分(アクリル系単量
体等)との相溶性に優れ、これを用いると樹脂(A)の
重合が容易になる。この場合、反応物中の水の含有量が
0.01質量%以上、または、30質量%以下であるこ
とが好ましい。
般式(I)で表されるものである。
中でも、Mg、Zn、CuまたはCa、特にZnまたは
Cuであることが好ましい。
チル基を表す。
有機酸残基としては特に限定されないが、例えば、モノ
クロル酢酸、モノフルオロ酢酸、酢酸、プロピオン酸、
オクチル酸、バーサチック酸、イソステアリン酸、パル
ミチン酸、クレソチン酸、α−ナフトエ酸、β−ナフト
エ酸、安息香酸、2,4,5−トリクロロフェノキシ酢
酸、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、キノリンカルボ
ン酸、ニトロ安息香酸、ニトロナフタレンカルボン酸、
プルビン酸等の一価の有機酸から誘導されるものを挙げ
ることができる。これらは必要に応じて適宜選択して用
いることができるが、中でも、塗膜に可撓性を付与する
ことができるので脂肪酸系残基、具体的には、オクチル
酸、バーサチック酸が特に好ましい。
量体(a2)の具体例としては、例えば、モノクロル酢
酸マグネシウム(メタ)アクリレート、モノクロル酢酸
亜鉛(メタ)アクリレート、モノクロル酢酸銅(メタ)
アクリレート、モノフルオロ酢酸マグネシウム(メタ)
アクリレート、モノフルオロ酢酸亜鉛(メタ)アクリレ
ート、モノフルオロ酢酸銅(メタ)アクリレート、酢酸
マグネシウム(メタ)アクリレート、酢酸亜鉛(メタ)
アクリレート、酢酸銅(メタ)アクリレート、プロピオ
ン酸マグネシウム(メタ)アクリレート、プロピオン酸
亜鉛(メタ)アクリレート、プロピオン酸銅(メタ)ア
クリレート、オクチル酸マグネシウム(メタ)アクリレ
ート、オクチル酸亜鉛(メタ)アクリレート、オクチル
酸銅(メタ)アクリレート、バーサチック酸マグネシウ
ム(メタ)アクリレート、バーサチック酸亜鉛(メタ)
アクリレート、バーサチック酸銅(メタ)アクリレー
ト、イソステアリン酸マグネシウム(メタ)アクリレー
ト、イソステアリン酸亜鉛(メタ)アクリレート、イソ
ステアリン酸銅(メタ)アクリレート、パルミチン酸マ
グネシウム(メタ)アクリレート、パルミチン酸亜鉛
(メタ)アクリレート、パルミチン酸銅(メタ)アクリ
レート、クレソチン酸マグネシウム(メタ)アクリレー
ト、クレソチン酸亜鉛(メタ)アクリレート、クレソチ
ン酸銅(メタ)アクリレート、α−ナフトエ酸マグネシ
ウム(メタ)アクリレート、α−ナフトエ酸亜鉛(メ
タ)アクリレート、α−ナフトエ酸銅(メタ)アクリレ
ート、β−ナフトエ酸マグネシウム(メタ)アクリレー
ト、β−ナフトエ酸亜鉛(メタ)アクリレート、β−ナ
フトエ酸銅(メタ)アクリレート、安息香酸マグネシウ
ム(メタ)アクリレート、安息香酸亜鉛(メタ)アクリ
レート、安息香酸銅(メタ)アクリレート、2,4,5
−トリクロロフェノキシ酢酸マグネシウム(メタ)アク
リレート、2,4,5−トリクロロフェノキシ酢酸亜鉛
(メタ)アクリレート、2,4,5−トリクロロフェノ
キシ酢酸銅(メタ)アクリレート、2,4−ジクロロフ
ェノキシ酢酸マグネシウム(メタ)アクリレート、2,
4−ジクロロフェノキシ酢酸亜鉛(メタ)アクリレー
ト、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸銅(メタ)アクリ
レート、キノリンカルボン酸マグネシウム(メタ)アク
リレート、キノリンカルボン酸亜鉛(メタ)アクリレー
ト、キノリンカルボン酸銅(メタ)アクリレート、ニト
ロ安息香酸マグネシウム(メタ)アクリレート、ニトロ
安息香酸亜鉛(メタ)アクリレート、ニトロ安息香酸銅
(メタ)アクリレート、ニトロナフタレンカルボン酸マ
グネシウム(メタ)アクリレート、ニトロナフタレンカ
ルボン酸亜鉛(メタ)アクリレート、ニトロナフタレン
カルボン酸銅(メタ)アクリレート、プルビン酸マグネ
シウム(メタ)アクリレート、プルビン酸亜鉛(メタ)
アクリレート、プルビン酸銅(メタ)アクリレート等を
好ましく挙げることができる。中でも、亜鉛含有重合性
単量体が、得られる重合生成物の透明性が高いために塗
膜の色調が美しく、また、一般的に使用される有機溶剤
への溶解性が高いために樹脂の生産性が良好となるの
で、好ましい。これらの金属含有重合性単量体(a2)
は、1種または2種以上を必要に応じて適宜選択して用
いることができる。
レートまたはメタクリレートのことを意味する。
製造方法としては、例えば、無機金属化合物と、カルボ
キシル基含有ラジカル重合性単量体と、R2の有機酸残
基に対応する非重合性有機酸とを、後述するアルコール
系化合物等の有機溶剤中で反応させる方法を挙げること
ができる。
記の(a1)成分と(a2)成分とを併用することが、形
成される塗膜の自己研磨性が長期にわたって維持され、
十分な塗膜の消耗度が発現するので、好ましい。中で
も、(メタ)アクリル酸亜鉛と脂肪酸系亜鉛(メタ)ア
クリレートとの組み合わせが好ましい。
の不飽和基を有する金属含有重合性単量体(a1)と上
記の一般式(I)で示される金属含有重合性単量体(a
2)とを併用する場合、共重合体中の(a1)成分単位と
(a2)成分単位とのモル比(a1/a2)は、形成され
る塗膜の十分な自己研磨性が長期間維持されるため、2
0/80以上、特に30/70以上であることが好まし
い。また、共重合体中の(a1)成分単位と(a2)成分
単位とのモル比(a1/a2)は、可撓性に優れた塗膜が
得られるため、80/20以下、特に70/30以下で
あることが好ましい。
(a1)成分と(a2)成分とを併用する場合、無機金属
化合物とカルボキシル基含有ラジカル重合性単量体と非
重合性有機酸とを有機溶剤中で反応させることによって
得られる、(a1)成分と(a2)成分とを含有するモノ
マー混合物を用いることができる。
他のラジカル重合性不飽和単量体(b)と共重合しにく
い固体の反応物が生成しにくくなるとともに、得られる
防汚塗膜に良好な可撓性を付与できるため、非重合性有
機酸の使用量を無機金属化合物に対して0.01倍モル
以上、特に0.3倍モル以上とすることが好ましい。ま
た、得られる防汚塗料の長期の防汚性能が良好となるた
め、非重合性有機酸の使用量を無機金属化合物に対して
0.95倍モル以下、特に0.7倍モル以下とすること
が好ましい。
単量体(a)の製造安定性が良好となるため、アルコー
ル系化合物を含むことが好ましい。アルコール系化合物
としては、特に限定されないが、例えば、エタノール、
イソプロパノール、ブタノール、プロピレングリコール
モノメチルエーテル等を挙げることができる。
系化合物の含有量は、反応生成物の溶剤への溶解性が向
上し、金属含有重合性単量体(a)を安定に製造するこ
とができるとともに、得られる金属含有重合性単量体
(a)の貯蔵安定性が良好となるため、5質量%以上、
特に25質量%以上であることが好ましい。
ジカル重合性不飽和単量体(b)の単位量は、特に限定
されないが、形成される塗膜の可撓性が良好となるた
め、20質量%以上、特に50質量%以上であることが
好ましい。また、ラジカル重合性不飽和単量体(b)の
単位量は、形成される塗膜の長期の自己研磨性が良好と
なるため、90質量%以下、特に85質量%以下である
ことが好ましい。
は、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリ
レート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−(2−エチ
ルヘキサオキシ)エチル(メタ)アクリレート、1−メ
チル−2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、3−
メトキシブチル(メタ)アクリレート、3−メチル−3
−メトキシブチル(メタ)アクリレート、m−メトキシ
フェニル(メタ)アクリレート、p−メトキシフェニル
(メタ)アクリレート、o−メトキシフェニルエチル
(メタ)アクリレート、m−メトキシフェニルエチル
(メタ)アクリレート、p−メトキシフェニルエチル
(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレ
ート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジル(メ
タ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、イ
ソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等
の(メタ)アクリル酸エステル単量体;2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート
等の水酸基含有単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレートとエチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド、γ−ブチロラクトンまたはε−カプロラクトン等
との付加物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
二量体または三量体;グリセロール(メタ)アクリレー
ト等の水酸基を複数有する単量体;ブチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド等の第
一級および第二級アミノ基含有ビニル単量体;ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノブチル(メタ)
アクリレート、ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等の第
三級アミノ基含有ビニル単量体;ビニルピロリドン、ビ
ニルピリジン、ビニルカルバゾール等の複素環族系塩基
性単量体等;スチレン、ビニルトルエン、α−メチルス
チレン、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル等のビニル系単量体;メタクリル酸、ア
クリル酸、クロトン酸、ビニル安息香酸、フマール酸、
イタコン酸、マレイン酸、シトラコン酸等の一塩基酸ま
たは二塩基酸単量体類;マレイン酸モノメチル、マレイ
ン酸モノエチル、マレイン酸モノブチル、マレイン酸モ
ノオクチル、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノエ
チル、イタコン酸モノブチル、イタコン酸モノオクチ
ル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル
酸モノブチル、フマル酸モノオクチル、シトラコン酸モ
ノエチル等の二塩基酸または酸無水物単量体のモノエス
テル類等を挙げることができる。
たはメタクリルのことを意味する。
法は、特に限定されるものではないが、例えば、上記し
た単量体(2価の金属を含有する重合性単量体(a)と
その他のラジカル重合性不飽和単量体(b))を混合
し、この混合物を有機溶剤中、ラジカル開始剤の存在下
に60〜180℃の反応温度で5〜14時間反応させる
ことによって製造することができる。
配合し、脱溶剤することにより完全に水性化するので、
親水性有機溶剤、特にアルコール系化合物を使用するこ
とが好ましい。
いが、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n
−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、ターシャ
リブチルアルコール、2−ブチルアルコール、2−メト
キシエタノール、3−メチル−3−メトキシブタノール
等の一価アルコール類、エチレングリコール、1,2−
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
2,3−ブチレングリコール、2−メチル−2,4−ペ
ンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、2,5−
ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレ
ングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、アセ
トン、メチルエチルケトン、アセチルアセトン等のケト
ン類、メチルエチルエーテル、ジオキサン等のエーテル
類などが挙げられる。
は、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノn−プロピルエーテル、エチレングリコール
モノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノn
−ブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチル
エーテル、エチレングリコールモノターシャリーブチル
エーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、
エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノエチルエーテル、プロピレングリコールモノn−プ
ロピルエーテル、プロピレングリコールモノイソプロピ
ルエーテル、プロピレングリコールモノn−ブチルエー
テル、プロピレングリコールモノイソブチルエーテル、
プロピレングリコールモノターシャリブチルエーテル、
エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコ
ールジエチルエーテル、プロピレングリコールジメチル
エーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノn−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノイ
ソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノn−ブ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノターシャリブチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノn−プロピルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノイソプロピルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノn−ブチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノイソブチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノターシャリブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジ
プロピレングリコールジエチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノ
メチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチル
エーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル等
のグリコールエーテル類、エチレングリコールモノアセ
テート、エチレングリコールジアセテート、エチレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノn−プロピルエーテルアセテート、エチレング
リコールモノイソプロピルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチ
レングリコールモノアセテート、ジエチレングリコール
モノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコール
モノエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールアセ
テート類が挙げられる。
も、2種以上を併用してもよい。
に応じて減圧留去等を行い、共重合体中の有機溶剤量を
調整することもできる。
されず、公知のものを用いることができ、例えば、t−
ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(カヤエ
ステルO)、過酸化ラウリル、過酸化ベンゾイル等の過
酸化物、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,
2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)等のアゾ
系化合物が挙げられる。これらの重合開始剤は、1種を
用いても2種以上を併用してもよい。また、ラジカル開
始剤の使用量は、特に限定されず、適宜決めればよい。
する樹脂(A)の重量平均分子量(Mw)は特に限定さ
れず、適宜決めればよいが、通常、1000〜2000
0であることが好ましい。
るときに用いる塩基性化合物の量を低減することができ
るので、樹脂(A)の構成成分のラジカル重合性不飽和
単量体(b)としてカルボキシル基を有するビニル系モ
ノマー(例えば(メタ)アクリル酸等)を0.1質量%
以上、特に1質量%以上用いることが好ましく、また、
20質量%以下、特に10質量%以下用いることが好ま
しい。カルボキシル基を有するビニル系モノマーの単位
量(含有量)を0.1質量%以上とすると、得られる共
重合体をアミン中和したときの水に対する溶解性をさら
に向上でき、20質量%以下とすると、防汚塗膜の貯蔵
安定性と耐水性の低下とを抑制できるためである。
を樹脂(A)に加えることにより、防汚塗膜の耐水性の
低下をさらに抑制することができる。加える水溶性の金
属化合物の量は、使用したカルボキシル基を有するビニ
ル系モノマーのモル数に対して0.5倍以上、または、
1.1倍以下が好ましい。
(A)に塩基性化合物を配合し、水で希釈することによ
って水溶性樹脂とする。
れないが、例えば、アンモニア(水溶液)、トリエチル
アミン、トリメチルアミン、ブチルアミン等のアルキル
アミン類、エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタ
ノール、トリエタノールアミン、ジエチルエタノールア
ミン、ジメチルエタノールアミン、アミノメチルプロパ
ノール等のアルコールアミン類、モルホリン等が好まし
く挙げられる。中でも、アンモニア、エタノールアミン
が好ましい。塩基性化合物は1種を用いても2種以上を
併用してもよい。
水溶化するのに十分な量で、水で希釈した後に樹脂溶液
が分離しにくいため、モル比で、前記2価の金属を含有
する樹脂(A)中の2価の金属の量の0.5倍以上、特
に1倍以上であることが好ましい。また、これらの塩基
性化合物の含有量は、耐水性の低下を招くため、モル比
で、前記2価の金属を含有する樹脂(A)中の2価の金
属の量の10倍以下、特に6倍以下であることが好まし
い。
2価の金属を含有する樹脂(A)の含有量は、優れた造
膜性が得られるため15質量%以上であることが好まし
い。また、本発明の水性防汚性塗料組成物中における2
価の金属を含有する樹脂(A)の含有量は、優れた防汚
能力を保持させるに十分な量の防汚剤を防汚塗料中に配
合させることが容易になるため50質量%以下であるこ
とが好ましい。
水の含有量は、必要に応じて適宜決めればよいが、通
常、5質量%以上、特に10質量%以上が好ましく、ま
た、40質量%以下、特に30質量%以下が好ましい。
くはアルコール系化合物中で樹脂(A)を製造し、必要
に応じて脱溶剤を行うものである。そのため、通常、ア
ルコール系化合物も含まれているが、その含有量は従来
のものと比べて少なく、また、アルコール系化合物を含
まなくすることも可能である。
れないが、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、タ
ーシャリブチルアルコール、2−ブチルアルコール、2
−メトキシエタノール、3−メチル−3−メトキシブタ
ノール等の一価アルコール類、エチレングリコール、
1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、2,3−ブチレングリコール、2−メチル−
2,4−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオー
ル、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリン等の多価アル
コール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノn−プロピルエーテル、エチレングリコールモ
ノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノn−
ブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエ
ーテル、エチレングリコールモノターシャリーブチルエ
ーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エ
チレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコールモノn−プロ
ピルエーテル、プロピレングリコールモノイソプロピル
エーテル、プロピレングリコールモノn−ブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノイソブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノターシャリブチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエ
ーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノイソ
プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノn−ブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノターシャリブチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノn−プロピルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノイソプロピルエーテル、ジプロピレング
リコールモノn−ブチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノイソブチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノターシャリブチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエー
テル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールジエチルエーテル、トリエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル等の
グリコールエーテル類等が好ましく挙げられる。中で
も、水と相溶し、比較的沸点の低いイソプロピルアルコ
ールやプロピレングリコールモノメチルエーテル等が好
ましい。アルコール系化合物は1種を用いても2種以上
を併用してもよい。
アルコール系化合物の含有量は、塗装時に造膜性が向上
する傾向にあるので、5質量%以上、特に10質量%以
上が好ましい。また、本発明の水性防汚性塗料組成物中
におけるアルコール系化合物の含有量は、水溶化した樹
脂がアルコール含有水溶液中で分離しない傾向にあるの
で、25質量%以下、特に20質量%以下が好ましい。
合性単量体(a)または樹脂(A)の製造に用いる有機
溶剤をそのまま用いることができる。
に、防汚剤としての化合物を配合してもよい。防汚剤と
しては、例えば、亜酸化銅、チオシアン銅、銅粉末等の
銅系防汚剤を始め、鉛、亜鉛、ニッケル等その他の金属
化合物、ジフェニルアミン等のアミン誘導体、ニトリル
化合物、ベンゾチアゾール系化合物、マレイミド系化合
物、ピリジン系化合物などを挙げることができる。中で
も、(社)日本造船工業会等によって調査研究の対象と
され選定されたものが好ましく、例えば、マンガニーズ
エチレンビスジチオカーバメイト、ジンクジメチルジチ
オカーバメート、2−メチルチオ−4−t−ブチルアミ
ノ−6−シクロプロピルアミノ−s−トリアジン、2,
4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、N,N
−ジメチルジクロロフェニル尿素、ジンクエチレンビス
ジチオカーバメイート、ロダン銅、4,5−ジクロロ−
2−nオクチル−3(2H)イソチアゾロン、N−(フ
ルオロジクロロメチルチオ)フタルイミド、N,N’−
ジメチル−N’−フェニル−(N−フルオロジクロロメ
チルチオ)スルファミド、2−ピリジンチオール−1−
オキシド亜鉛塩、2−ピリジンチオール−1−オキシド
銅塩、テトラメチルチウラムジサルファイド、Cu−1
0%Ni固溶合金、2,4,6−トリクロロフェニルマ
レイミド2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチル
スルホニル)ピリジン、3−ヨード−2−プロピニール
ブチルカーバメイート、ジヨードメチルパラトリスルホ
ン、ビスジメチルジチオカルバモイルジンクエチレンビ
スジチオカーバメート、フェニル(ビスピリジル)ビス
マスジクロライド、2−(4−チアゾリル)−ベンツイ
ミダゾール、ピリジン−トリフェニルボラン等を挙げる
ことができる。中でも、2−ピリジンチオール−1−オ
キシド亜鉛塩や2−ピリジンチオール−1−オキシド亜
鉛塩が、特に防汚効果に優れており、好ましい。これら
の防汚剤としての化合物は、必要に応じて1種類以上を
適宜選択して用いることができる。
他、塗膜表面に潤滑性を付与し、生物の付着を防止する
目的で、ジメチルポリシロキサン、シリコーンオイル等
のシリコン化合物や、フッ化炭素等の含フッ素化合物等
を配合してもよい。さらに、本発明の水性防汚塗料組成
物には、体質顔料、着色顔料、可塑剤、消泡剤、レベリ
ング剤、造膜助剤、各種塗料用添加剤、その他の樹脂等
を必要に応じて配合することができる。
種漁網、港湾施設、オイルフェンス、橋梁、海底基地等
の水中構造物などの基材表面に直接に、あるいは、基材
にウオッシュプライマー、塩化ゴム系またはエポキシ系
等のプライマー、中塗り塗料等を塗布した塗膜の上に、
刷毛塗り、吹き付け塗り、ローラー塗り、沈漬塗り等の
手段で塗布されるものである。塗布量は適宜決めればよ
いが、一般的には、乾燥塗膜として50〜400μmの
厚さになるような量である。塗膜の乾燥は一般的には室
温で行われるが、加熱乾燥を行ってもかまわない。
らに詳しく説明するが、本発明はこれらによって何ら限
定されるものではない。なお、実施例および比較例中の
部は質量部を、%は質量%を表す。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)85.4部および酸
化亜鉛40.7部を仕込み、撹拌しながら75℃に昇温
した。続いて、滴下ロートからメタクリル酸(MAA)
43.1部、アクリル酸(AA)36.1部および水5
部からなる混合物を3時間で等速滴下した。滴下終了
後、反応溶液は乳白色状態から透明となった。さらに2
時間撹拌した後、PGM36部を添加して透明な金属含
有モノマー混合物M1を得た。2価の金属を含有する重
合性単量体の含有量は44.8%であった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)72.4部および酸
化亜鉛40.7部を仕込み、撹拌しながら75℃に昇温
した。続いて、滴下ロートからメタクリル酸30.1
部、アクリル酸25.2部およびバーサチック酸51.
6部からなる混合物を3時間で等速滴下した。滴下終了
後、反応溶液は乳白色状態から透明となった。さらに2
時間撹拌した後、PGM11部を添加して透明な金属含
有モノマー混合物M2を得た。2価の金属を含有する重
合性単量体の含有量は59.6%であった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにIPA(イソ
プロピルアルコール)85.4部および酸化亜鉛40.
7部を仕込み、撹拌しながら75℃に昇温した。続い
て、滴下ロートからメタクリル酸38.7部、アクリル
酸32.4部、酢酸6部および水5部からなる混合物を
3時間で等速滴下した。滴下終了後、反応溶液は乳白色
状態から透明となった。さらに2時間撹拌した後、IP
A33.6部を添加して透明な金属含有モノマー混合物
M3を得た。2価の金属を含有する重合性単量体の含有
量は44.8%であった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)50部およびエチル
アクリレート(EA)4部を仕込み、撹拌しながら11
0℃に昇温した。続いて、滴下ロートからメチルメタク
リレート(MMA)1部、エチルアクリレート66.2
部、2−メトキシエチルアクリレート(2−MTA)
5.4部、製造例M1で得た金属含有モノマー混合物
(M1)52.2部、連鎖移動剤(日本油脂社製、ノフ
マーMSD)1.5部、AIBN(アゾビスイソブチロ
ニトリル)2.5部およびAMBN(アゾビスメチルブ
チロニトリル)7部からなる透明な混合物を6時間で等
速滴下した。滴下終了30分後にt−ブチルパーオクト
エート0.5部を添加し、さらに1時間30分撹拌した
後、昇温し、120〜130℃の温度で29部脱溶剤し
た。その後、70℃に温度を下げ、28%アンモニア水
溶液25.7部およびイオン交換水31.9部を加え
て、加熱残分50.1%、ガードナー粘度−Uを有する
淡黄色透明な水性金属含有樹脂組成物P1を得た。
であり、塩基性化合物の使用量は樹脂中の亜鉛の4倍モ
ルであった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)50部およびエチル
アクリレート4部を仕込み、撹拌しながら110℃に昇
温した。続いて、滴下ロートからメチルメタクリレート
18部、エチルアクリレート61部、製造例M1で得た
金属含有モノマー混合物(M1)37.9部、連鎖移動
剤(日本油脂社製、ノフマーMSD)1.5部、AIB
N2.5部およびAMBN7部からなる透明な混合物を
6時間で等速滴下した。滴下終了30分後にt−ブチル
パーオクトエート0.5部を添加し、さらに1時間30
分撹拌した後、昇温し、120〜130℃の温度で30
部脱溶剤した。その後、70℃に温度を下げ、28%ア
ンモニア水溶液18.6部、エタノールアミン2.4部
およびイオン交換水46.8部を加えて、加熱残分5
0.6%、ガードナー粘度−Sを有する淡黄色透明な水
性金属含有樹脂組成物P2を得た。
であり、塩基性化合物の使用量は樹脂中の亜鉛の4.5
倍モルであった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)50部およびエチル
アクリレート4部を仕込み、撹拌しながら110℃に昇
温した。続いて、滴下ロートからメチルメタクリレート
14.6部、エチルアクリレート52.6部、n−ブチ
ルアクリレート(n−BA)7.5部、製造例M1で得
た金属含有モノマー混合物(M1)47.5部、連鎖移
動剤(日本油脂社製、ノフマーMSD)1.5部、AI
BN2.5部およびAMBN10部からなる透明な混合
物を6時間で等速滴下した。滴下終了30分後にt−ブ
チルパーオクトエート0.5部を添加し、さらに1時間
30分撹拌した後、昇温し、120〜130℃の温度で
16部脱溶剤した。その後、70℃に温度を下げ、28
%アンモニア水溶液11.7部およびイオン交換水3
1.6部を加えて、加熱残分50.4%、ガードナー粘
度+Vを有する淡黄色透明な水性金属含有樹脂組成物P
3を得た。
であり、塩基性化合物の使用量は樹脂中の亜鉛の2倍モ
ルであった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)50部およびエチル
アクリレート3部を仕込み、撹拌しながら110℃に昇
温した。続いて、滴下ロートからメチルメタクリレート
9部、エチルアクリレート58部、製造例M2で得た金
属含有モノマー混合物(M2)50.3部およびAMB
N5部からなる透明な混合物を5時間で等速滴下した。
滴下終了30分後にt−ブチルパーオクトエート0.5
部を添加し、さらに1時間30分撹拌した後、昇温し、
120〜130℃の温度で20部脱溶剤した。その後、
70℃に温度を下げ、28%アンモニア水溶液26.4
部およびイオン交換水31部を加えて、加熱残分50.
3%、ガードナー粘度+Rを有する淡黄色透明な水性金
属含有樹脂組成物P4を得た。
であり、塩基性化合物の使用量は樹脂中の亜鉛の4倍モ
ルであった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにIPA(イソ
プロピルアルコール)50部およびエチルアクリレート
4部を仕込み、撹拌しながら110℃に昇温した。続い
て、滴下ロートからメチルメタクリレート18部、エチ
ルアクリレート58部、製造例M3で得た金属含有モノ
マー混合物(M3)37.9部、メタクリル酸3部、連
鎖移動剤(日本油脂社製、ノフマーMSD)1.5部、
AIBN2.5部およびAMBN9部からなる透明な混
合物を4時間で等速滴下した。滴下終了後、1時間撹拌
した後、70℃に温度を下げ、エタノールアミン18.
9部およびイオン交換水60部を加えた。その後90℃
に加温してIPA70.9部を脱溶剤し、イオン交換水
21部を加えて、加熱残分49.8%、ガードナー粘度
+Z1を有する淡黄色透明な水性金属含有樹脂組成物P
5を得た。
であり、塩基性化合物の使用量は樹脂中の亜鉛の2.5
倍モルであった。
トおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プロ
ピレングリコールメチルエーテル)60部を仕込み、撹
拌しながら110℃に昇温した。続いて、滴下ロートか
らアクリル酸エチル60部、アクリル酸2−エチルヘキ
シル(2−EHA)25部、アクリル酸(AA)15部
およびAMBN9部からなる混合物を3時間で等速滴下
した。滴下終了後、2時間撹拌して120℃まで昇温
し、ナフテン酸50部および水酸化銅17.5部を加え
てさらに2時間攪拌した後、70℃に温度を下げ、28
%アンモニア水溶液30部を加えて、加熱残分49.7
%、ガードナー粘度+Yを有する緑色の水性金属含有樹
脂組成物P6を得た。
あり、塩基性化合物の使用量は樹脂中の銅の4.4倍モ
ルであった。
口フラスコにPGM(プロピレングリコールメチルエー
テル)60部を仕込み、撹拌しながら110℃に昇温し
た。続いて、滴下ロートからアクリル酸エチル60部、
アクリル酸2−エチルヘキシル25部、アクリル酸15
部およびAMBN9部からなる混合物を3時間で等速滴
下した。滴下終了後、2時間撹拌して70℃に温度を下
げ、28%アンモニア水溶液30部およびイオン交換水
10部を加えて、加熱残分49.9%、ガードナー粘度
−Lを有する透明な水性樹脂組成物P7を得た。
口フラスコにPGM(プロピレングリコールメチルエー
テル)15部、キシレン57部およびエチルアクリレー
ト4部を仕込み、撹拌しながら100℃に昇温した。続
いて、滴下ロートからメチルメタクリレート1部、エチ
ルアクリレート66.2部、2−メトキシエチルアクリ
レート5.4部、製造例M1で得た金属含有モノマー混
合物(M1)52部、キシレン10部、連鎖移動剤(日
本油脂社製ノフマーMSD)1部、AIBN2.5部お
よびAMBN7部からなる透明な混合物を6時間で等速
滴下した。滴下終了後にt−ブチルパーオクトエート
0.5部およびキシレン7部を30分で滴下し、さらに
1時間30分撹拌した後、キシレンを4.4部添加し
て、加熱残分45.6%、ガードナー粘度−Yを有する
不溶解物のない淡黄色透明な金属含有樹脂組成物P8を
得た。
マー混合物(M1〜M3)の仕込み量(モル比)、金属
含有モノマー混合物中の金属含有量(質量%)、2価の
金属を含有する重合性単量体の含有量(質量%)を示
す。
物(P1〜P7)と溶剤系樹脂組成物(P8)の仕込み
量(質量比)、得られた水性樹脂組成物(P1〜P7)
と溶剤系樹脂組成物(P8)の粘度(ガードナー)、固
形分(ポリマー)の量(%)、樹脂の重量平均分子量
(Mw)、および、樹脂中の2価の金属の含有量(%)
を示す。表2の金属含有モノマーのカッコ内の値は、金
属含有モノマー混合物の使用量である。
金属含有樹脂の分子量を、東ソー製カラムTSK−ge
l αタイプ(α−M)2本を用いて20mM LiB
rを添加したDMF溶離液で測定した。重量平均分子量
は、ポリスチレン換算として求めた。また、測定サンプ
ルは、105℃で2時間乾燥したものを使用した。
にして得られた金属含有樹脂組成物P1〜P6を用い
て、表3に示す配合割合により各成分を添加、攪拌し、
本発明の水性防汚塗料組成物(実施例1〜6)を調製し
た。また、水性樹脂組成物P7と溶剤系樹脂組成物P8
を用いて、表3に示す配合割合により比較例1の水性防
汚塗料組成物と比較例2の溶剤系防汚塗料組成物を調製
した。ここで、表3のディスパロン4200は、楠本化成
(株)製のタレ防止剤である。
金属を含有する樹脂の含有量は18.1質量%、アルコ
ール系化合物の含有量は11.9質量%、水の含有量は
14.9質量%である。
金属を含有する樹脂の含有量は18.1質量%、アルコ
ール系化合物の含有量は10.1質量%、水の含有量は
16.7質量%である。
金属を含有する樹脂の含有量は18.1質量%、アルコ
ール系化合物の含有量は13.4質量%、水の含有量は
12.8質量%である。
金属を含有する樹脂の含有量は18.1質量%、アルコ
ール系化合物の含有量は11.6質量%、水の含有量は
14.5質量%である。
金属を含有する樹脂の含有量は17.9質量%、アルコ
ール系化合物の含有量は18.5質量%、水の含有量は
11.3質量%である。
金属を含有する樹脂の含有量は17.9質量%、アルコ
ール系化合物の含有量は18.5質量%、水の含有量は
11.3質量%である。
用い、下記のようにして塗料の貯蔵安定性試験、塗膜の
消耗度試験、防汚性試験を行った。
度と、40℃で1ヶ月間恒温水槽中で保管した後の塗料
粘度とを測定した。その結果を表4に示す。塗料粘度
は、B型粘度計で測定した。
m×2mm(厚さ)の硬質塩化ビニル板に、乾燥膜厚2
40μmになるようにアプリケーターで塗布し、室温で
乾燥させて塗膜を形成した。そして、この塗膜を形成し
た硬質塩化ビニル板を海水に設置した回転ドラムに取り
付け、周速15ノットで回転させて3ヶ月間毎の消耗膜
厚を測定した。その結果を表5に示す。実施例1と実施
例3と比較例2については24ヶ月後に、実施例4につ
いては15ヶ月後には塗布した約240μmの塗膜は全
て消耗した。
料を塗布してあるサンドブラスト鋼板(縦150mm×
横70mm×厚さ1mm)に、乾燥膜厚が240μmに
なるようにアプリケーターで塗布し、室温で乾燥させて
塗膜を形成した。そして、この試験板を広島県広島湾内
で36ヶ月間静置浸漬し、6ヶ月毎に付着性物の付着面
積(%)を調べた。その結果を表6に示す。
例1の塗料は、貯蔵安定性が低く、また、得られる塗膜
の長期にわたる安定的な自己研磨性と防汚効果とが見ら
れなかった。
た実施例1〜6の塗料は、貯蔵安定性が良好であり、ま
た、得られる塗膜も適切な速度で、かつ、均一に海中へ
溶解し、長期にわたって自己研磨性を維持し、比較例2
の溶剤系防汚塗料と同等な優れた防汚効果を示した。
で優れた防汚効果を長期間発揮するものであり、しか
も、使用する有機溶剤の量を大幅に減少させた、環境上
好ましい水性防汚塗料組成物を提供することができる。
Claims (10)
- 【請求項1】 2価の金属を含有する樹脂(A)と、水
と、塩基性化合物とを含有することを特徴とする水性防
汚塗料組成物。 - 【請求項2】 さらにアルコール系化合物を含有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項3】 前記2価の金属を含有する樹脂(A)
が、2価の金属を含有する重合性単量体を含む単量体混
合物を重合して得られるものであることを特徴とする請
求項1または2に記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項4】 前記2価の金属を含有する樹脂(A)
が、カルボキシル基含有樹脂に2価の金属化合物を反応
して得られるものであることを特徴とする請求項1また
は2に記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項5】 前記2価の金属を含有する樹脂(A)中
の2価の金属が、銅、亜鉛、マグネシウムまたはカルシ
ウムのいずれか1種以上であることを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項6】 前記2価の金属を含有する樹脂(A)中
の2価の金属の含有量が、3〜25質量%であることを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の水性防汚塗
料組成物。 - 【請求項7】 前記2価の金属を含有する樹脂(A)の
含有量が、15〜25質量%であることを特徴とする請
求項1〜6のいずれかに記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項8】 前記塩基性化合物が、アンモニアまたは
アミンのいずれか1種以上であることを特徴とする請求
項1〜7のいずれかに記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項9】 前記塩基性化合物の含有量が、モル比
で、前記2価の金属を含有する樹脂(A)中の2価の金
属の量の0.5〜10倍であることを特徴とする請求項
1〜8のいずれかに記載の水性防汚塗料組成物。 - 【請求項10】 有機溶剤の含有量が、25質量%以下
であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
の水性防汚塗料組成物。
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